JPS5921351Y2 - 配管用伸縮性プラスチツク管状ライナ− - Google Patents
配管用伸縮性プラスチツク管状ライナ−Info
- Publication number
- JPS5921351Y2 JPS5921351Y2 JP1980050168U JP5016880U JPS5921351Y2 JP S5921351 Y2 JPS5921351 Y2 JP S5921351Y2 JP 1980050168 U JP1980050168 U JP 1980050168U JP 5016880 U JP5016880 U JP 5016880U JP S5921351 Y2 JPS5921351 Y2 JP S5921351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular body
- pipe
- plastic tubular
- piping
- deposits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配管内壁に流体を送るのに障害となり、且つ除
去することの困難な沈着物が生ずる様な配管内に挿入し
、配管内壁に接触してライニングの役目を果たす伸縮性
のあるプラスチック管状体に関する。
去することの困難な沈着物が生ずる様な配管内に挿入し
、配管内壁に接触してライニングの役目を果たす伸縮性
のあるプラスチック管状体に関する。
下水処理装置における下水の輸送管、その他工場内の廃
水管などに於いて物理的又は化学的な要因で沈着物を生
じ流体を流すのに障害を起す箇所が多くあり問題となっ
ている。
水管などに於いて物理的又は化学的な要因で沈着物を生
じ流体を流すのに障害を起す箇所が多くあり問題となっ
ている。
その対策として大口径管では入力、機械力によって沈着
物をかき落し又は削り落しによって或は高圧水でがき落
すことが行われているが、これにはかき落し、削り落し
の費用のみならず装置を止めるために副次的に生ずる費
用と相俟って相当な額の費用を要している。
物をかき落し又は削り落しによって或は高圧水でがき落
すことが行われているが、これにはかき落し、削り落し
の費用のみならず装置を止めるために副次的に生ずる費
用と相俟って相当な額の費用を要している。
特に沈着物が比較的硬度となる場合の費用は極めて大き
い。
い。
大目径管の場合は費用をがければ沈着物を除去できるが
小口径の管の場合には費用をかけても沈着物を除去する
すべがないため沈着物の詰った管をそのまま廃棄せねば
ならない。
小口径の管の場合には費用をかけても沈着物を除去する
すべがないため沈着物の詰った管をそのまま廃棄せねば
ならない。
そんな廃棄物は高価な金属管を棄てることになるので処
理費用が嵩むのみならずそんな廃棄物は何処でも厭から
れ棄て場所が見付からない。
理費用が嵩むのみならずそんな廃棄物は何処でも厭から
れ棄て場所が見付からない。
特殊な機械を使用ｔで除去を計っても、時間的経済的損
失が大きく実用性にとぼしい。
失が大きく実用性にとぼしい。
又化学的腐蝕薬品を使って除去を試みても厳しい汚水処
理の問題にはばまれて実施することができない。
理の問題にはばまれて実施することができない。
本考案の目的は配管内壁に沈着して流体を送る障害とな
り、しかも除去することの困難な沈着物を容易に安価に
除去することを可能にする装置を提供することである。
り、しかも除去することの困難な沈着物を容易に安価に
除去することを可能にする装置を提供することである。
上記の目的は本考案の配管中に挿入された伸縮性のある
プラスチック管状体によって達成される。
プラスチック管状体によって達成される。
本考案の管状体はその一端又は両端を配管のフランジ部
分に固定し、ライナーを実質上配管用の一本の管の少な
くとも全長にわたって延びかつ管の中に収まる様に配置
させ、中央部及び他端は固定せず、又は両端をフランジ
に固定するときは中央部のみを固定しないでおき、流体
を流して膨張させた時配管の内壁に接触してライニング
の役目をする様に配管中に挿入した伸縮性プラスチック
ス製の管状体ライナーである。
分に固定し、ライナーを実質上配管用の一本の管の少な
くとも全長にわたって延びかつ管の中に収まる様に配置
させ、中央部及び他端は固定せず、又は両端をフランジ
に固定するときは中央部のみを固定しないでおき、流体
を流して膨張させた時配管の内壁に接触してライニング
の役目をする様に配管中に挿入した伸縮性プラスチック
ス製の管状体ライナーである。
本考案のプラスチックス製の管状体が挿入される下水等
を処理する管は普通定尺物の場合長さ５ｍで内径１５０
ｍ／ｍ〜５００ｍ／ｍの鋼管、鋳鉄管等であるが管状
体の挿入される管の材質寸法には特別制限があるわけで
はない。
を処理する管は普通定尺物の場合長さ５ｍで内径１５０
ｍ／ｍ〜５００ｍ／ｍの鋼管、鋳鉄管等であるが管状
体の挿入される管の材質寸法には特別制限があるわけで
はない。
プラスチック製の管状体の外径は勿論挿入される管の内
径より小さいものが使用されるが固定部以外少し大きい
径のものでも使用できる。
径より小さいものが使用されるが固定部以外少し大きい
径のものでも使用できる。
厚味は０．１〜Ｑ、２ｍ／ｍ程度のものが使用されるが
もつと厚いものも使用できる。
もつと厚いものも使用できる。
プラスチックスの材料としては平滑な壁を与え処理液に
耐える熱可塑性樹脂が好ましい材料である。
耐える熱可塑性樹脂が好ましい材料である。
軟質ポリエチレン、軟質ポリビニルクロライドが代表的
な好ましい材料である。
な好ましい材料である。
本考案のプラスチックス管状体を使用するにはフランジ
付の端を外管のフランジ等締付は部分の間にはさみ固定
し、中央部は固定せずに自由な状態にし流体が流れる際
膨張して外管の内壁に接触させてライナーの働きをさせ
る。
付の端を外管のフランジ等締付は部分の間にはさみ固定
し、中央部は固定せずに自由な状態にし流体が流れる際
膨張して外管の内壁に接触させてライナーの働きをさせ
る。
外管の一方が開管の場合開管部ではプラスチックス管状
体を固定する必要がない。
体を固定する必要がない。
沈着物がプラスチック管状体の内部に溜って来たら管状
体を外管から簡単に引き抜いて袋状にして棄てればよい
から沈着物の取除きは従来の外管に沈着させた場合に較
べて極めて容易で費用も安くなる。
体を外管から簡単に引き抜いて袋状にして棄てればよい
から沈着物の取除きは従来の外管に沈着させた場合に較
べて極めて容易で費用も安くなる。
本考案のプラスチック管状体の利点は次の如く要約でき
る。
る。
］−外管の保護ができる、これは材質の如何を問わず使
用でき又外管の長さ、厚さの節約が達成できる。
用でき又外管の長さ、厚さの節約が達成できる。
２ 着脱容易で取換えできる。
３ 清掃ができる。
特に剥離性の良い材料を使用することが好ましい。
４ 洩れ防止ができる。
バッキングの兼用ができ、継手部のシール効果が得られ
る。
る。
５ 既設管に取付けできる。
６ 使い捨てができる。
しかも袋状で棄てられる。７ 曲り管部にも取り付けで
きる。
きる。
等本考案のプラスチック管状体の取付は状況を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第１図は本考案のプラスチックス管状体の装着前の下水
用外管を示す。
用外管を示す。
第２図は外管に挿入する片端フランジ付き本考案のプラ
スチックス管状体を示し第３図は両端フランジ付き本考
案のプラスチックス管状体を示し、第４図は装着して流
体不通時の状況を示し、第５図は装着して流体を通過さ
せた時の状況を示す。
スチックス管状体を示し第３図は両端フランジ付き本考
案のプラスチックス管状体を示し、第４図は装着して流
体不通時の状況を示し、第５図は装着して流体を通過さ
せた時の状況を示す。
第６図は従来管に沈着物が付着した状況を示す。
第１図は本考案のプラスチックス管状体を装着する前の
下水用外管の長さ方向の断面図、第２図は外管に挿入す
べき片端フランジ付きの本考案のプラスチックス管状体
の長さ方向の断面図、第３図は両端フランジ付き本。 考案のプラスチックス管状体の長さ方向の断面図、第４
図は本考案のプラスチックス管状体を外管に装着し流体
を通さない時の状況を示す長さ方向の断面図、第５図は
本考案のプラスチックス管状体を外管に装着し、流体を
通した時の状況を示す長さ方向の断面図、第６図は従来
の管に沈着物が付着した状況を示す長さ方向の断面図を
それぞれ示す。 １：外管、１′：外管フランジ、２：プラスチックス管
状体（収縮時）、２″：プラスチックス管状体のフラン
ジ、２“′：プラスチックス管状体（膨張時）、３：従
来管で生成した沈着物。
下水用外管の長さ方向の断面図、第２図は外管に挿入す
べき片端フランジ付きの本考案のプラスチックス管状体
の長さ方向の断面図、第３図は両端フランジ付き本。 考案のプラスチックス管状体の長さ方向の断面図、第４
図は本考案のプラスチックス管状体を外管に装着し流体
を通さない時の状況を示す長さ方向の断面図、第５図は
本考案のプラスチックス管状体を外管に装着し、流体を
通した時の状況を示す長さ方向の断面図、第６図は従来
の管に沈着物が付着した状況を示す長さ方向の断面図を
それぞれ示す。 １：外管、１′：外管フランジ、２：プラスチックス管
状体（収縮時）、２″：プラスチックス管状体のフラン
ジ、２“′：プラスチックス管状体（膨張時）、３：従
来管で生成した沈着物。
Claims (1)
- 一端又は両端にある各配管用管の継手部分で１定される
ためのフランジ部と、このフランジ部がら延び、各配管
用管の全長に等しいが又はより長い長さを有する柔軟な
伸縮性プラスチック管状体とからなり、上記フランジ部
を少なくとも管の上流端に於て配管継手部分で固定し、
上記一端に対する他端及び中央部は固定せずに配管内部
に収まる様にし、流体を流したときにプラスチック管状
体が配管内壁でライナーとなる様にした伸縮性プラスチ
ック製管状体のライナー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980050168U JPS5921351Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 配管用伸縮性プラスチツク管状ライナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980050168U JPS5921351Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 配管用伸縮性プラスチツク管状ライナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56157497U JPS56157497U (ja) | 1981-11-24 |
| JPS5921351Y2 true JPS5921351Y2 (ja) | 1984-06-22 |
Family
ID=29645119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980050168U Expired JPS5921351Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 配管用伸縮性プラスチツク管状ライナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921351Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5568359B2 (ja) * | 2010-04-12 | 2014-08-06 | パナソニック株式会社 | 配水用管体、並びにそれを用いたスケール堆積防止方法及びスケール除去方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5192092A (ja) * | 1975-01-11 | 1976-08-12 |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP1980050168U patent/JPS5921351Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5192092A (ja) * | 1975-01-11 | 1976-08-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56157497U (ja) | 1981-11-24 |
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