JPS59210891A - 酵素を用いる方法 - Google Patents

酵素を用いる方法

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JPS59210891A
JPS59210891A JP59077623A JP7762384A JPS59210891A JP S59210891 A JPS59210891 A JP S59210891A JP 59077623 A JP59077623 A JP 59077623A JP 7762384 A JP7762384 A JP 7762384A JP S59210891 A JPS59210891 A JP S59210891A
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イツハク・ルソ−
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P37/00Preparation of compounds having a 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring system, e.g. penicillin
    • C12P37/06Preparation of compounds having a 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring system, e.g. penicillin by desacylation of the substituent in the 6 position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/18Multi-enzyme systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P1/00Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プロトンを生ずる生成物の生成を触媒する酵
素を含み、且つプロトンを消費する生成物の生成を触媒
する酵宮を含む固定された生体触媒を、該固定された生
体触媒中に存する酵素のだめの基質を含む媒体に接触さ
せるN’素方法を行なうための方法に印する。
Eur、 J、Biochem、 36 (1973)
、89〜966:5で印刷発表された研究では、ちる酵
素によるプロトンの生成又は消量が他の酵素へ及#fす
影荷について研究されていた。大部分の実験は、ポリア
クリルアミド粒子中に相互陥入(co−entrα−p
ped)2つのC4Z Ry、用いることにより、そし
て5*tJ/緩絢液中の該酵素の7) 11に依存した
活性曲線を測定することにより行ガわれた。該実腺のう
ちの1では、グルコースオキシダーゼがウレアーゼとと
もに相互陥入され、グルコースに対するグルコースオキ
シダーゼ活性は、基質トシてグルコースのみを用い次の
実験忙おいてはグルコースと尿素を用いて、5−rIL
M緩衝液中の種々のpH値で測定した。グルコースオキ
シダーゼ活性のpH最高値は、ウレアーゼ活性があると
酸性側にずれるようであった。使用する緩衝液のモル濃
度を5から50mMK増やすと、活性曲線のpHのずれ
が見服できた。
B、7トキy 77 (A tkinson )、J、
ロフト(,7?oH)及び1.ルソー(Rosssec
tu ) (−Bio−1echnoLogyαnd 
Bioanginegring、第xtxa1037〜
1063頁(19τ7)〕並びにB。
アトキンソ/及び1.ルソー〔同書、1065〜108
6頁(1977))は、尿素溶液と接触した固定された
ウレアーゼグル粒子の内部pHは1基質溶液の外部pB
*が&83の範囲でない限シ、一般に該外部pJI本と
り3:なることを示12ている。
該内部p ;I i i、tXIま崇加水分解反応生成
ζウノ、すなわちアンモニウム及び二I、’:I゛:化
炭素の自己綬衝作用能力の結果でちる。
本発明の方法は、1つの、補助的醇禾反応を、第2の、
−生産的醇二(反応に有利力内部plfiを生成するた
めに用いることの可能性を見出したことに基づく。内部
pRiは、もつほら補助的反応の反応条件を7::、3
 j、;1することにより維持することができ、一方、
例えは基質1八体へのアルカリ、「傭又はI;さ衝剤の
添加による外部p 、// tJ:;節は用いられない
したがって、ゾロトンを生ずる生成物の生成を触t/、
&する[唇ヲ・;を含み且つプロトンを111費する生
成物の生成を触が5する[孝;::を含む同定された生
体触IJりを、該固定された生体n二虞中に存するCI
’ 索のための基質を含む媒体に(どこ鳴させる本発明
の方法において、:″−′:f、累反応のうちの1つに
有利なpH色件を、基質媒体に緩衝剤を加えずに他の酵
素反応の反応伯仲を調節することにより維持する。
不方法では、プロトンを生ずる生成物の生成を;凶媒可
能ないかなる酵素でも、グロト/を消費する生成物の生
成を触媒可能な他のいかなる酵素とともに用いることが
できる。精製した酵素調製物も使用できるが、生長可能
又は生長不能な@素的【で活性な微生物細胞も同様に使
用できる。工業上重要な系は、炭素−窒素結合を加水分
解するアシラーゼ、f’Jtはペニシリンアシラーゼ、
セファロスポリンアシラーゼ及びD−父はL−アミノ酸
アシラーゼである。これらの酵括は大規模で用いられて
いる。グロト/を生ずる生成物の生成を触媒すると素の
さらに重要な群は、エステルヒドロラーゼ及びグロテア
ーゼ、例えばα−キ七トリグンン、パ・ぐイン等である
。プロトンを消量する生成物の生成を触媒する重要な#
素は、ウレアーゼである。
S = ’/ IJ :/ 7 ’/ ラ−セは一般に
Escherichiacoliから得られ、ペニシリ
ン、特にベンジルペニシリン又はフエノギシ被ニシリン
ヲ脱アシル化する九上媒として用いられる。これは、6
−アミツベニシラン+J (6−amino peni
cillanicαcid、  G−APA )を生成
し、この酸はペニシリンの半合成IC重要か出発原料で
ある。ベンジルペニシリンの脱アシル化反応は、6−A
PAとフェニル酢酸を生成する。この酵素反応の最適p
R1ずなわちp II 9.0では、フェニル酢酸は主
として解番しプこ形で存在する。したがって、従来技術
の゛  方法では、一定のpalは、塩基を加えるか又
は多量の緩碕剤を用いることによってのみ維持し得る。
pHを最適値に維持する心壁がある。なぜなら、さもな
ければ酵素の活性及び安定性が低下するからである。
ウレアーゼは、プロトン消費生成物の生成を触媒する酵
素として本発明で使用される好ましい酵素である。ウレ
アーゼは尿素のアンモニア及び二酸化炭素への加水分解
を触媒し、生成物は、大きな緩衝作用能力を有する溶液
を形成する。プロトンを生ずる生成物を生成する系、例
えばペニシリンアシラーゼ、セファロスポリンアシラー
ゼ若しくハ他のアシラーゼ、エステルヒドロラーゼ又ハ
ブロチアーゼが対応する基質と接触する系、のpHを調
節するために、尿素の加水分解生成物による固定された
酵素の内部緩衝作用を用いることは非常に有利である。
この方法では、ウレアーゼ及びペニシリンアシラーゼを
固体担体の細胞質基質(matrix)中に含有する固
定された生体触媒での内部pHを調節できる。これは、
固定されたアシラーゼの活性及び安定性の重要な改良を
もたらす。
本方法において用いられる固定された生体触媒はいかな
る公知の固定化技法によっても製造できる。一般忙かか
る技法には、セルロース又はアノパーライトのような、
不溶性担体への共有結合、べ/トナイトのよう々、不溶
性担体への吸着、又は不溶性細胞質基質への陥入が含ま
れる。くぼんだ合成樹脂繊維への又はrル粒子への陥入
は広く用いられる。好ましいケ゛ル細胞質基質は、ぼり
アクリルアミドケ゛ル及びグルタルアルデヒド架橋ゼラ
チン粒子ルでるる。架橋したゼラチン粒子への陥入は、
その方法が111j便で良好な結果を与えるため、最も
好ましい。
本発明はさらに、ペニシリンアシラーゼと尿素を含有す
る固躍された生体は媒を用いる方法によりし・l証され
る。i〜かしながら、本発明がこの方法に限定されない
ことは、明白であらねばならない。
最も商業的なウレアーゼ旦・2造の最適pHは、6.3
から6.5の間におかれる。ペニシリンの活性は、基質
、例えばベンジルペニシリンの濃度により影像される。
この酵素の最適pHはp if = 8である。該酵素
は、生成物、6−アミノペニシラン飯及びフェニル酢酸
によっても阻害される。6−アミツペニシラニ/酸は非
拮抗阻害剤として作用し、フェニル酢?!4&Ji拮抗
阻害剤である。おそらくフェニル酢酸の解離した形が阻
害剤でちる。ベンジルペニシリン濃度が0.0IAfよ
り高いときは、生成物による阻害の結果として反応速度
は低下する。
有利で一定なpH条件を維持できるようにしてこれらの
酵素系をいっしょにすることが可能かどうかを決めるよ
うにするため、実験は緩衝剤のない争件下での酵素反応
中のpH変化を求めるため可溶性の尿素及びペニシリン
アシラーゼを用いて行なわれた。
pH変化は記録n1とつながったpJIメーターでと)
1f足した。反応はウレアーゼ及び1μグ/ rarr
濃度のベニシリ/アシラーゼを用いて行なった。尿素ト
(/シルベニシリ/の濃度は0.013fであった。
該基質を蒸留水にむかした。6′o、のpHを酸又はア
ルカリのどちらかを用いて初期p、H7−0に調節した
。ウレアーゼのみを上記混合した基質溶液に加えると、
反応生成物、アンモニアはプロトン濃度の減少を起こし
、pRを1lL77へ#J加させた。
ペニシリンアシラーゼのみをpH7の混合基質溶液に加
えると、p/7ii4.91の値に低下した。
尿素の酵曇的加水分解の生成物、すなわちアンモニアと
二酸化炭素は、pH9,0で自己緩衝作用能力を有する
溶液を生成し、ベンジルペニシリンの脱アシル化生成物
は、p 114.5で緩衝作用能力を有する溶液を形成
する。
10μY / wfの濃度のウレアごゼ及び100μt
/ m/ f15度のベニシリ/アシラーゼを用いて該
2つの酵素の反応を同時に行なうと、溶液のpHは20
分で7.8の値に達する。ベニシリ/アシラーゼ濃度を
200μf / II+/に増やすとpH変化を抑え、
pHは20分以上7.0の値に保たれた。これらの実験
は、2つの酵素をいっしょにすると、p 11変化を抑
え得る系を提供することを実証してbる。
本発明に従う酵素反応を行なうときけ、基質のモル比は
最適生産性範囲での、H値を維持するようにして選択さ
れる。ペニシリンアシラーゼとウレアーゼの場合は、等
モル比のペニシリンを尿素基質が、ベンジルペニシリン
の脱アシル化に最適範囲でのほぼ一定なpHをもたらす
基質媒体中の基質濃度は臨界的でない。当然最も可能性
のある濃度が用いられる。約0.2モルのベンジルペニ
シリン濃度を用いると良好な結果が得られた。
rF素反応はバッチ式又は連続的に行なうことができる
。連続的(、七作は、流動層反応器又は固定層反応器で
行なうことができる。固定層反応器が、固定されたmネ
ガ法において最も利用される反応器の型である。151
定層反応器が好適であるのにはいくつかの理由がるる。
これらの理由とけ、高い効率、簡ヰ9女設舊及び操作の
しやすさである。従来技術の固定rM″、反応器での酵
素を用いた方法の事大な欠点d: 、  p // r
、+−!節が動差的でないことである。
べ二シリノの脱アシル化は、脱アシル化中に形成される
フェニルt!、′l:rJ:、又は他の9により生じる
軸方向へのp〕lの低下により起こる著しい活性及び酵
素安定性の低下ために、単一段階固定片“;反応器では
行なうことができない、、 IJiotec、hnol
ogy andHioengineering  @ 
XX V巻、  1873〜1895B (1983)
に記載されるように、反応器の間でpEを調整する多段
階固定層、反応器が使用されねばならない。この従来技
術方法の欠点は、固定された酵素粒子での内部pH調節
を用いる本方法によシ取除かれる。本方法は、単一段階
の固定層反応器でうま〈行なうことができる。
相互固定された( co −immobil jzgd
 )酵素系の連続的操作は、長時間にわたシ維持するこ
とができる。ペニシリンアシラーゼ活性は、800時間
たつと極めてわずか低減する。この時、該酵素活性忙お
いて104の損失が起きる。したがって、両酊素とも内
部pn調整を維持しつつ長時間にわたり同時に反応する
ことができる。ウレアーゼの反応生成物は、ペニシリン
アシラーゼにとって最適に近いミクロ環境的pH条件を
提供する。
粒子内pE調節に加えて、相互固定された系は固定層カ
ラムの軸方向に沿ってのpHANfJを提供する。内部
pH調節によシ、高変換率でペンジルベニシリ/の高n
度の脱アシル化がなされる。ペニシリンの酵素的脱アシ
ル化の改良は、生成物の実質的コスト低下及び6−AP
Iの回収をもたらす。
両基質を等モル礎度で用いると、相互固定された酵素系
を最71pu付近にすることができる。尿素濃度が低下
すると、pHは低下し、したがって脱アシル化速度の低
下をもたらす。
尿素加水分解生成物の炭酸アンモニウム及び炭酸水累ア
ンモニウムを比較的高濃度、すなわち0.4Mで入れて
も、粒子内pHを必要な値に維持することができなかっ
た。このことは明らかに、p I!調節イ万/種の内部
発生と外部拡散の有効性を実証している。
本方法の他の利点は、変換に影響を与えずに、p Il
に依存して起こる副反応を無視できる値に供給溶液中の
pHを維持できることである。
以下の実施N#i、本発明の方法を例証する。これらの
実施例は、本方法を行なういくつかの可能な方法を示す
ためにのみ例示するものである。
実施例1 固定された生体触媒の製造 ゼラチン溶液は、0、IMのホスフェート緩衝液、p 
、H= 6.0、に20壬(W/V)のゼラチンを溶解
することによ#)製造した。溶液を溶解を促進するため
に60℃に加熱した。
ペニシリンアシラーゼ(1o o*9/7り トウvア
ーゼ(30即/−)をホスフェート緩衝液pH= 6.
0 、にG解した。ペニシリンアシラーゼ′fA製物か
ら細胞破片を取シ除くために遠心分離した・ゼラチンと
酵素溶液を等容量で40’C&Cて混合した。混合物を
冷たい酢酸ブチル(氷浴)に−滴ずつ加え、約3龍の直
径を有する球状グル粒子を形成した。グル粒子を酢酸ブ
チル炊ら取除き、2憾(F / V ) f31(のグ
ルタルアルデヒド中で室温(約18℃)又は4“Cて3
0分間架橋させた。
架橋した酵素グル粒子をホスフェート緩衝液、pH=f
、、T絃[iEl&浄L、同シ緩g3Jrri中K 4
℃で貯蔵した。粒子は、10 t+ (IV/V ) 
セ−y−f−/、501nり/2ペニシリンアシラーゼ
及びl 5 W、7/タウレアーゼを含イ1(うていた
固定された生体触媒の使用 上記記載の方法で製造された粒子1.Of’のパッチを
50−の反応器に入れた。基質溶液(2s =p、 )
を加え、温度を37℃(て保った。6−アミツベニシラ
ン蔽(6−/I P A )の5%11Σは時間の閏斂
として決めた。見出された値を第1図に示す。
最靭の実験では、基質j′h液は0.02 Mの蒸留水
中ぺ/ジルペニシリンであり、pHはアルカリを加える
ことによりF’−QにVL持した。結果は第1図の曲線
lで与えられる。その曲線は6−APAの生成が時間と
ともに急激に減少することを示す。
この実験での時間の関数としてのフェニル酢酸の生成は
、第4図に示される。フェニル酢酸の濃度は加えられた
アルカリの量から計算した。
第2の実験では、基質溶液は、蒸留水中の0.02Mの
ベンジルペニシリンと0. OI Mの尿素、25me
であった。第1図に曲線2で示されるように、ペニシリ
ンアシラーゼの活性は、25倍に増えた。
本実駿の反応中のpH変化は、第2図に示される。
はじめに、pHは15分でp H8,5〜9.0、尿素
加水分解生成物が自己緩衝作用能力を示す値に増加した
。増加したpHは、尿素がベンジルベニシリ/よりも拡
散しやすいという事実の結果であると推測できる。次い
でpHは170分で&15に徐々に低下した。
続く実験では、基質溶液は、蒸留水中の0.2Mのぺ/
ジルペニシリンと0.005&の尿素であつた。これは
、第1図の曲線3により示されるように、ベニシリ/ア
ンラーゼの活性の3倍の増加をもたらした。対応するp
H−グラフ、第3図は、pHが45分で8.0に徐々に
増加し、次いで7.5にゆっくりと低下することを示す
固定された酵素粒子は、200時間の連続的使用の後で
も活性の損失を示さなかった。第1図に示された結果は
明らかに、酵素的尿素加水分解の反応生成物での緩衝作
用の結果としての内部pH調節が、固定されたペニシリ
ンアシラニゼ活性の増加をもたらすことを示している。
実施例 連続的攪拌反応器(C5TR) 本実施例は、50mffの恒温(37’C)に保たれた
連続的攪拌反応器(CSTR)中でのペンジルペニシI
77 (B P )の脱アシル化について記載する。反
応のp77を、ベンジルペニシリンとともに尿素を供給
することによシ内部的に調節した。C5TRで使用され
る操作パラメーターは第1表に載せた。
架橋したゼラチングル粒子は実施例1で記載したように
して製造した。グル粒子中の溝素濃度は、第1表に示す
汚染を避けるために、反応器を高圧減菌し、基質溶液を
0.22μ飢フイルターで濾過した。グル粒子を無菌で
グルタルアルデヒド溶液から反応器中に移した。
’J?−5図ハ、lOrnMのぺ/ジルペニシリンと1
0m、Afの尿素をさらした相互固定された系を740
時間以上無菌作用したものを示す。AFiバルク(bu
lk)溶液21本を示し、Bは尿素の濃度と変換を示し
、Cは6−APIの濃度と変換を示す。他の実数パラメ
ーターは第1表に与えられる。
ベニシリ/アシラーゼの濃度は1■(酵素)/fCグル
)でおった。約85cf)の変換が作用するはじめの5
50時間で観測された。その後徐々に変換の低下が起こ
った。、pHは、800時間の作用中に約80の一定値
に維持きれた。第5図は明らかに、2つの固足された酵
素が長期間にわたり同時に反応かつ作用できることを実
証している。
実施例3 この実施トリでは、ぺ/ジルペニシリンの脱アシル化を
固定層反応器で行なった。これは、恒温(37’G)に
保たれた高さ14.5 c7n内径Z4cyのクロマト
グラフィーカラムであり、はじめにそれに5 anの局
のガラスピースを満だ【7だ。ビーズの上にグル粒子を
元てんし、た。輸励性ボ/ゾを用いて、供給浴数を一定
速度で送った。溶出液の流れを試料採取器に呆め、試料
のpH,6−APAとNil、−形成を分析した。反応
器は、11.54r+/の液体容積と17. Ofのグ
ル層を有した。これらの実検では相互固定された系に、
100mAfのぺ/ジルペニシリンをさらした。本実駿
に含まれる種々の実験・ぞラメ−ターは第1表及び第2
表に要約する。
供給液の尿素濃度変化が反応器バルクpH*へ、したが
って基質変換へ及ぼす影響は、6.5時間で第2表に示
す。100mMのベンジルペニシリン一定濃度において
、尿素濃度を100m、Mから50mMに減少すると、
12本は8.5から6.5に低下し、約38.7 ’l
の低い基質変換度となる。
高い基質濃度で固定層カラムの性能を試験するために、
イノジルベニシリ/と尿素の濃度を200mMK増加し
た。30時間での第2表は、同様の流出速度を用いて、
1100rnのべ/ジルペニシリンと比較すると、低い
変換(約40憾)がこれらの高濃度とともに得られたこ
とを実証している。
この低い変換値は、おそらくカラム中の低い酵素充填、
シたがってベニシリ/アシラーゼの不十分な活性に依る
。17かしながらウレアーゼの活性は、8.5の一定p
H値を維持するのに十分でおった。
空間速度として表わされる供給流出速度の基質変換への
影響は、第2表の37.44.52及び81時間での値
により例証される1、カラ人中の流体空間速度が増加す
ると、期待通り、低い変換度をもたらす、3.6h−”
の空間速度では、524弓の変換しか100mMベンジ
ルペニシリンとともに得られなかった。低い基質変換は
、通常バルク溶液pH*の増加と関連していた。、これ
は、粒子中に過剰に存在し、高い比活性を有するウレア
ーゼがより高い空間速度を許容できるからである。
したがって、晶空間速期でよりよい性能を得るためには
、高濃度のペニシリンアシラーゼを用いるべきである。
外部級衝作用の固定層カラムへの効果は、第2表での2
2及び88時間での値により示される。
各々0.1 M及び0.3 Mのトリス緩衝液を用いた
0、1AIのトリス緩衝液を使用しても、脱アシル化に
より生成される酸を打消せなかった;したがってpll
は6.0以下に低下し、35.04の低変換が得られた
。緩衝液の濃度を0.3Mに増すと、溶液の緩衝能力は
改良され、約50冬の変換を得ることができた。0.3
Mの濃度のトリス緩衝液もなお、約7.2に減少した溶
液pH本によシ反映されるように、反応中に形成される
フェニル酢酸を打ち消すことができなかった。
カラムを用いた最後の実験では、全部で120時間の作
用後、該層を100−のべ/ジルペニシリンのみにさら
し、緩衝液又は尿素を取υ除いた。
p IIの約50への低下が26時間後に観測され、ベ
ンジルベニシリ/の変換は10係以下であった。
9H−調節のない状態では、べ/ジルペニシリン脱アシ
ル化生成物はp If * = 4.5で緩衝液を形成
する1゜ 実施例 前述の一連の実験においては、34.0岬(酵素)/カ
ラムのイニンリ/アシラーゼ充填は200mMのベンジ
ルペニシリンの高変換を維持するのに十分でないことが
認められた。該反応器の変換を高めるために、その11
体積を57.09に増し、且つベニシリ/アシラーゼの
充j/lを5η(酵素)/2(グル)に増やした。本固
定R1の実験パラメーターのもつと詳細なことは、第1
表に与える。
供給流出速度の供給液中の、200mMベンジルペニシ
リンの変換への影響を、第3表に示す、。
6.0/L−’の空間速度では、80鴫以上のベンジル
ペニシリン変換が得られた。流出速度の増加は変換度の
減少と関連した。したがってフェニル酢酸の生成の減少
は、尿素加水分解の同様の減少につながらず、第3表に
示した如くバルク溶液pR*の増加をもたらす。
一定流出速度において異なる(より低い)尿素fQ度で
カラムを作用させると、ベンジルペニシリン変換度は鋭
く減少する。この減少は、系の緩衝能力の減少の結果で
ある。したがって、グル粒子内のpHiの低下は、ベニ
シリ/アシラーゼの反応速度に重要な影響を及ぼす。供
給液中に加水分解生成物A’H4// CO、により尿
素を置き換えた結果を第3表に示す。(#7/4) t
c Os又はNH,lIC0,のどちらを加えても、十
分な緩衝てれた系は得られず、したがって、より低いp
H*値と変換が、固定層反応器により得られた。#f4
HCO,の場合は、変換は0.2 M及び0.4Mを用
いて各々35.0係及び39.64であったC第3表参
照)。0.2M又は0.4Mの(Nl14) l C0
3を用いたときは、変換は各々366係及び40.0イ
・であった。(Nll、) 2CO。
はより良好な緩価作用能力を有し、上記濃度を用いて、
7.5〜83の711114.%に維持できる。
75時間以上カラムを操作すると、との掃作条件下では
約25もの活性の損失が生じた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、時間の1ジj舷としての6−アミンベニシラ
/酸の数匹変化を表わす。ここで各曲線は、基質溶液と
して、0.02Mのべ/ジルペニシリンを用いた場合(
曲線1)、0.01fのベンジルペニシリンと0. O
I Mの尿素を用いた場合(曲線2)、0.2Mのベン
ジルペニシリンと0.05 Mの尿素を用いた場合(曲
線3)を表わす。 第2図は、基質溶液として002Mのベンジルベニシリ
/とOoOIMの尿素を用いた場合の、時間の関数とし
てのpR波化を表わす。 第3図は、基質溶液として0.2 Mのベンジルペニシ
リンと005Mの尿素を用いた場合の、時間の関数とし
ての7) II ’R化を表わす。 第4図は、基質溶液として0.02 Mのベンジルペニ
シリンを用いた場合の、時間の関数としてのフェニル酢
酸のd既を表わす。 第5図は、10mAfのベンジルベニシリ/と1omM
の尿素をさらした相互固定された系を740時間以上無
菌作用したものを示す。Aは、バルク溶液pH*を示し
、Bは尿素の濃度と変換を示し、Cは6−APIの濃度
と変換を示す。 ナトウールペテンシャツペリーク・オ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、7°ロト/を生ずる生成物の生成を触媒するnna
    を含み、渥つプロトンを消費する生成物の生成を融媒す
    るξ7シ・−を含む固定された生体触媒を、該固定され
    た生体fプ、其中(IC存する酵素のための基質を言む
    媒体に接1独させるi!F :H<方法を行なうだめの
    方法でを・つて、【イ字反応のうちの1つに有利なp、
    II糸件を、赳グ1ご餡本K Ii q7jj剤を加え
    ずに他のHp不反応の反応信性をiD’a furlす
    ることによシ痔持することを6(−上とする方法。 ’i−(1%素反応のうちの1′:)、に暦利なpH央
    件を、1(F)、のjニア 素反応のためのノ五質の、
    77、を税をirA節すること1/cよし維持する!(
    腎を請求の籍μ、1犯1項記載の方法。 3、  fi”4J反応のうちの1つのための基質がベ
    ニシリ/又はセファロスポリ/であり、他の酵素反応の
    ための基質が尿素でおる特許請求の範囲第2項記載の方
    法。 4、該基質がベンジルペニシリンと尿素である特εj・
    請求の範囲第3項記載の方法。 5、 ペニシリンアシラーゼ及びウレアーゼヲ含む固定
    された生体触媒がベンジルペニシリン及び尿素を含む媒
    体と接恕し、生体触媒中のウレアーゼラル度及び基質媒
    体中の尿素濃度が、生体触媒中のp Hがベンジルペニ
    シリン脱アシル化のfL逍値付近であるような濃度であ
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、基質媒体中のぺ/ジルペニシリンと尿素の7−2丸
    が丑モルである特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、該固定された生体触媒が、グルタルアルデヒド架橋
    ゼラチングル中に陥入した酵素を含有している特J′l
    −請求の範囲第1項記載の方法。
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DK201484A (da) 1984-10-20
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