JPS5921021Y2 - 製本装置 - Google Patents

製本装置

Info

Publication number
JPS5921021Y2
JPS5921021Y2 JP1975070475U JP7047575U JPS5921021Y2 JP S5921021 Y2 JPS5921021 Y2 JP S5921021Y2 JP 1975070475 U JP1975070475 U JP 1975070475U JP 7047575 U JP7047575 U JP 7047575U JP S5921021 Y2 JPS5921021 Y2 JP S5921021Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheets
tape
adhesive
rod
platen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1975070475U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50150413U (ja
Inventor
ジエイ サ−リング ア−ネスト
Original Assignee
ゼロツクス コ−ポレ−シヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼロツクス コ−ポレ−シヨン filed Critical ゼロツクス コ−ポレ−シヨン
Publication of JPS50150413U publication Critical patent/JPS50150413U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5921021Y2 publication Critical patent/JPS5921021Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C9/00Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding
    • B42C9/0056Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets
    • B42C9/0062Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets the tape being fed from a roller
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10S156/908Laminating sheet to entire edge of block and both adjacent opposite surfaces, e.g. bookbinding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S412/00Bookbinding: process and apparatus
    • Y10S412/90Activating previously applied adhesive

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は製本装置に関し、特に所定の範囲内の厚さを持
つ積層シート群に接着テープを貼付けることができる装
置に関する。
積層シート群のエツジを支持表面上に置いてクランプし
、このエツジおよびエツジと隣接するシート群の側面部
分へ加熱プラテンで接着テープを押圧する、米国特許第
3,531,358号記載のような製本装置は公知であ
る。
一般的には、プラテンと本のエツジとの間の所定量の相
対運動によってテープをエツジに固定し、この相対運動
の方向と直角の方向に側方プラテンを動かしてテープを
本の上記側面部分に固定する。
かかる装置では、特別な厚さの積層シート群を製本する
場合に側方プラテンと十分に係合するような幅を持つ接
着テープは厚さがこれより薄いシート群の場合にはテー
プの一部分が側方プランテンと係合しなくなるのでかか
る薄いシート群の製本には適さないことが認められてい
る。
また、積層シート群の厚さがもつと厚い場合には、加熱
側方プラテンがテープからはみ出した接着剤およびシー
ト群の側面と直接接触することにより製本された本の外
観が悪くなってしまう。
従って、体裁のよい本を製本するには、使用する接着テ
ープの幅を製本しようとする積層シート群の厚さに合わ
せて調節しなければならない。
従って、本考案の目的はある範囲内の厚さの積層シート
群を製本して体裁の良い外観を持つ本をつくるための製
本装置を提供することである。
本考案のもう1つの目的はクランプ手段を積層シート群
の側面に押し付けてシート群を保持し、積層シート群の
厚さに反比例してクランプ手段を回転させる手段を用い
ることによって所定の幅の接着テープをシート群にしつ
かり貼付けることができる位置へシート群のエツジを動
かして製本することから戊る製本装置を提供することで
ある。
要するに、本考案は積層シート群に接着テープを貼付け
る装置を提供する。
構造上、本考案の装置は回転回連なツーピース型クラン
プ手段、クランプ手段を積層シート群に当接させるため
に押圧してシート群を圧縮、保持するための押圧手段、
接着剤支持面を積層シート群のエツジに向けて接着テー
プを支持する手段、プラテン装置、シート群を接着テー
プの接着剤支持面に対して直線的に駆動し且つ接着テー
プの裏面を少なくとも1個のプラテンに押付けるために
クランプ手段を回転させる手段、およびプラテン装置の
プラテンを上記接着テープの裏面に押圧して接着テープ
をシート群に固定させて製本するための押圧手段がら成
る。
本考案のその他の目的および特徴は付属図面に関する以
下の説明を読むことにより明らがとなるであろう。
第1図は本考案を実施する製本装置10の斜視図である
この装置10では、積層紙シー1〜群のエツジに適当な
長さと幅の接着テープを貼付けて製本することができる
以下では、まず装置10の作動方法を機能的に記述し、
次いで各機能を遂行するために適した構造について詳し
く述べる。
まず、第1図と第3図を説明する。
装置10を作動させる際、パワースイッチ11を入れる
と装置のハウジング15内のプラテン12〜14が加熱
コイル(図には示してない)で加熱される。
モニター装置(図には示してない)でプラテンの温度を
測定し、プラテン温度が所定温度に達した時、指示ラン
プ16がつき、装置がいつでも製本サイクルに入れるこ
とを示す。
製本するには、まず製本すべき積層紙シート群17をハ
ウジング15の細長いスロット20の最左端の所でシー
ト案内部材18と19の間に置く (第1図中点線で示
す)。
この位置で、シートはハウジング内の可動プレート21
上にある。
ノブ22は滑りクラッチとリンク装置によってシート案
内部材に連結している(これについては後で詳しく説明
する)ので、ノブを矢印25の方向に回すとシート案内
部材18および19が互いに近づく方向に移動してそれ
ぞれのシート案内部材18および19に取付けである1
対のキャリパ部材23および24がシー1へ群17に当
接してシート群を圧縮する。
その後、圧縮されたシート群が示す抵抗および滑りクラ
ッチの使用のためにそれ以上ノブを矢印25の方向に回
してもシート案内部材18と19の間およびキャリパ部
材23と24の間の間隔はほとんど変化しない。
シート案内部材18と19およびキャリパ部材23と2
4とが互いに近づく運動と同時に、ノブ22の矢印25
の方向への回転によって加熱プラテン12および13(
第3図参照)が互いに接近し、その結果、プラテン12
と13との間の間隔は圧縮された積層シート群の厚さに
よって決定される。
このことは、プラテン12と13との間の距離をこのよ
うに決定することによりプラテンを僅かに動かすだけで
種々の厚さの積層シート群を接着して製本することがで
きるので重要で゛あることは明らかで゛あろう。
リニヤクラッチ(後で詳しく説明する)でシート案内部
材18および19ならびにプラテン12および13を上
記の位置に保持しながらノブ22を反対方向に回すと積
層紙シート群17をクランプするためのツーピース型ク
ランプ手段27および27 aがクランプする位置に動
き、接着テープ案内部材28および29が適当な長さの
接着テープ30を受取る位置(第3図参照)へ移動する
後で明らかになるように、本実施例では、3つの選択可
能な幅の接着テープを受取るために3つの上記のような
位置があり、おのおのの幅のテープをそれぞれ対応する
所定範囲内の幅の積層シート群を接着して製本するため
に使用することかで゛きる。
積層シート群は上記のようにクランプされた後、第1図
の矢印32の方向に細長いスロット20の右端へ移動し
、検知装置(図には示してない)を作動して、適当な幅
の接着テープを有するカートリッジ57が装置10と作
動係合する場合に指示ランプ31がつく。
接着テープ30の断面図(第2図)かられかるように、
接着テープ30は通常比較的硬質の紙料の成形可能な基
材33と接着剤層34および35とから戊る。
接着剤層34および35は2種の熱活性化(heat
activated)接着剤型から成る複数のストノ
ツプ状の形状を構成している。
熱活性化接着剤は弱粘着性または強粘着性のいずれの型
の接着剤でもよい。
弱粘着性接着剤は、加熱した時閉らかに溶融しすなわち
流動性となり、従って極めて少ない圧力または熱を与え
ることによって高度の表面湿潤性を示す、接着剤である
典型的な弱粘着性接着剤はエチレン:酢酸ビニルの比が
90%のエチレン・酢酸ビニル共重合体約80重量%と
ロジン酸エステル約20重量%との混合物である。
強粘着性接着剤は加熱した時高度の粘稠性を保ちある程
産卵流動性であるので接着すべき表面を湿潤するために
は一定量の熱を加える必要がある接着剤から成る。
典型的な強粘着性接着剤はポリエチレン、ロジン酸、カ
ルボン酸金属塩が80 : 10 : 10の重量比で
存在する混合物である。
強粘着性接着剤は熱および圧力を加えた時直ちに高度の
強度を持つ接着が得られる利点がある。
これに対して、弱粘着性接着剤は熱および圧力を加えた
時接着剤が容易に流動しすなわち接着すべきシート群の
エツジ中に浸透するという利点がある。
接着テープ30は好ましくは基材33に強粘着性接着剤
35が一様に塗ってあり、基材の中心線に沿って強粘性
接着剤層よりも比較的厚い層で弱粘着性接着剤34が塗
っである。
典型的には、接着剤層34の幅は接着すべき圧縮された
積層シート群の全厚さにほぼ等しいかあるいは僅かに大
きい。
接着テープについてのより詳細な記載は米国特許出願第
196.446号米国特許第3853489号明細書に
ある。
再び第1図を説明する、とカートリッジ中に適当な接着
テープを入れ、°゛製本作動ボタゾ゛36を押する自動
的製本サイクルが開始する。
詳しく言うと、ボタン36を押すと主駆動モータ37(
第3図)が付勢され、装置の主駆動軸38が回転する。
主駆動軸に付いているカム39によって適当なリンク機
構40が働いてクランプ手段27および27 aを第4
図の矢印41および42のように動かし、シート群17
がクランプされる。
このためには、シート案内部材には適当な孔がおいてい
て、この孔を通してクランプ手段の部分が動くようにな
っている。
クランプした後、主駆動モータ37はタイミング回路2
6によって所定時間自動的に除勢され、米国特許出願第
392,583号米国特許第3902646号明細書記
載のような自動式テープ挿入子が溝型案内部材28およ
び29中へテープ30の定寸法部分を挿入できるように
する。
モータ37の再付勢により、軸38に付いているカム4
3がリンク機構44を駆動してクランプ手段を回転させ
、シート群17を可動プレート21から十分に持上げる
ので、軸38に付いていてリンク機構46でプレート2
1に連結しているカム45によってシート保持位置から
プレート21を引っこめることかで゛きる。
その後、シート群17は加熱プラテン12〜14の方向
に突っ込むことができる。
第5図において、プレート21を引っ込め(矢印50の
方向)、シート群17を持ち上げ且つ次のシート群の下
方への運動(矢印51〜53参照)と同時に、軸38上
のカム48とリンク機構49とによってプラテン12お
よび13が互いに接近する(矢印54および58参照)
カム39および48はシート群をテープ部分47と当接
させるようにし且つテープ部分47を加熱プラテン12
および13に押し付けるように設計されている。
テープ部分47は予熱されて軟化するのに十分な時間加
熱プラテン12および13の上側表面に接触状態に保た
れる。
テープ部分47が加熱された後、カム43と48の働き
でシート群が僅かに持上がり且つプラテン12と13と
が十分に離れて圧縮されたシート群およびテープ部分の
厚さをスムースに受入れるようになる。
次に、シート群17は押下げられ(第6図参照)、テー
プ部分47は加熱され且つ弾性的に取付けである底部プ
ラテン14に接触するよう押つけられる。
次に、プラテン12および13を十分な時間テープ部分
に押圧して強粘着性接着剤を軟化させ、シート群の側面
にテープ部分を固着させる。
強粘着性接着剤を軟化した後、プラテン12および13
をある程度開き、弱粘着性接着剤の加熱を所定時間続行
する。
この時間の間型駆動モータはタイミング回路26によっ
て停止している。
次に、主駆動モータが再付勢され、プラテン12と13
とはカム48およびリンク機構49によって十分に開か
れる。
次に、製本された本はプレート21から僅かに上へ持上
げられ、プレート21を本の支持位置へ戻し、本を下げ
てプレート上に置く。
次に、クランプ手段27および27 aを本との保合位
置から引っ込め、主駆動モータを除勢する。
ここで本を製本装置から取出すことができる。
シート群を押下げるとき、クランプ手段はテープ案内部
材28および29のそれぞれに取付けた当接手段55お
よび56に当接する点に注目すべきで゛ある。
また、当接手段55および56は傾斜していてシート群
の厚さに比例して押し下げの度合を制限するようになっ
ている。
この機構のためプラテン12および13は常にテープ部
分の端部をシート群の側面に固着させる。
従って単一幅のテープ部分を所定の厚さ範囲内の積層シ
ート群の接着、製本に使用することができる。
装置10は構造上ハウジング内に、タイバー62−65
およびファスナによって平行に保持されt−直方フレー
去フ0レート60お上γメ゛61か^F#乙フレームを
含む(第8図参照)。
第8および9図において、各タイバー62および63は
1対のフランジ付軸受70および71(各村の一方のみ
を示す)を含んでおり、軸受70および71は水平ラッ
ク73を支持する被駆動プレート72を支持している。
ラック73はフレームプレート(図には示してない)に
連結している軸78に回転自在に取付けである歯車74
と係合し、歯車はラックの上にある。
歯車74とタイバー62に連結したブラケット (図に
は示してない)で支持され、プレート72の上面と係合
するフランジ付軸受67とがプレート72を抑えつけて
いる。
歯車74は1対のフランジ付軸受75(1個しか示して
ない)を支持しているタイバー64と共に被駆動プレー
ト76を支持し、プレート76の下端には歯車74と係
合する水平ラック77がある。
ラック77を歯車74と係合させておくため、タイバー
63と軸78とに連結した1対のブラケット79(一方
のみを示す)のおのおのがフランジ付軸受80(一方の
みを示す)駆動プレート76の上側に対して回転自在に
支持する。
また、タイバー64に連結するブラケット(図には示し
てない)で支持されたフランジ付軸受68はフランジ付
軸受75と共働してプレート76を抑えつけている。
プレート72および76にはそれぞれ支持プレート84
および83を水平面内に保持するスペーサ81および8
2が付いている。
また、プレート83および84はそれぞれシート案内部
材18および19を支持している(第3図参照)。
かくして支持プレート83が矢印41の方向に動くとラ
ック77が歯車74を回転させ、歯車74がシート案内
部材19をシート案内部材18の方へ近づける。
支持プレート83が矢印41の反対方向に動くと、シー
ト案内部材は離れる。
プレート72および76が矢印41に対して横方向に動
くことは図に示しである1組のプレート端部と係合して
いるフランジ付軸受および図には示してないフランジ付
軸受と他方の組のプレート端部との保合によって防止さ
れる。
支持プレート83はプレート83と84との水平間隔を
調節する手段86に連結している。
第10図において、調節手段86はフレームプレート6
0および61に回転自在に連結している(一部分を示す
)水平ロッド88を含んでいる。
ロッド88はロッド88と孔91とに平行なピン90を
有する放射リンク89を回転自在に支持する。
また、ロッド88は直径方向の横長孔94と間隙をあけ
て孔91を通って突出しているピン93とを有するラチ
ェット92を支持している。
ピン90はねし100などで支持プレート83に固定さ
れたエルボ形部材99中の孔98を通って滑動自在に突
出しており、滑りクラッチ96でツブ22に連結してい
るオフセットリンク95は横長孔94を通って水平に且
つ滑動自在に突出している円筒形ピン97を含んでいる
かくして、矢印25の方向の回転により、ピン97は横
長孔94中を滑り、ラチェット92は回転し、ピン93
はリンク89に当接してこのリンクを駆動する。
その結果リンク89が回転してプレート83を矢印41
の方向に直線的に駆動する。
フレームプレート61は爪101を回転自在に支持し、
爪101は爪とプレート61とに連結している引張りば
ね103によってラチェット92上の歯102に押圧さ
れる。
その結果、ノブ22を矢印25の方向に回した後反対方
向に回すと、ピン97がラチェット92を回転させ、歯
102の1個の前端が爪101と係合する。
その後、さらに反対方向へ回すとクラッチ96がスリッ
プする。
ラチェット92が反対方向に回転する時、ピン93は孔
91中で動くがノンク89は回転しない。
それは孔91の幅が1つの歯と爪101とが係合するま
でにピン93が移動する距離よ”り一大きいからである
調節手段86はクランツチ87をも含んでいる。
クラッチ87はフレームプレート61の一方の側に固定
された取付はブロック105で支持される。
フレームプレート61の他方の側は孔107がおいてい
るブラケット106を支持しており(第10および13
図参照)、該ブラケット106はフレームプレート61
の孔108と整合している孔107を有していて、孔1
07と108とを通って突き出している円筒形リンク1
09を回転自在に支持できるようになっている。
リンク109の一端はこのリンクを回転させるためのバ
ンドル110に固定してあり、他端111はこのリンク
から直径方向に突出している継手112に固定されてい
る。
継手112の両端には突出している円筒形ロッド113
と114とがある。
ロッド113および114はリンク109に平行であり
、以下に詳しく説明するように、バンドルを矢印115
の方向に回すときクラッチ87を離して爪101をはず
すために用いられる。
エルボ部材9つはクラッチの円筒形ロッド118の一端
にある孔117とスムースに係合するピン116を支持
している。
ロッド118の少なくとも一部分は孔117に近い方の
端にフランジ120がある円筒形スリーブ119中に摺
動自在に取付けてあり、その両端間には複数の隔置孔1
21がある。
第10、11.12.14図において、孔121の軸は
半径方向にスリーブ内へ伸び、スリーブの軸に対して垂
直な理論的平面内にある。
また、相隣る孔間の距離は等しく、番孔はテーパ一部分
122を含む。
テーパ一部分は当接部となり、以下で詳しく説明するよ
うに、孔121中に摺動自在に且つスムースに入るベア
リング123をスリーブを通して突出さしてロッド11
8に接触させるがロッド118を取除いた場合スリーブ
の中心へベアリングが突き抜けないようにしている。
孔121とフランジ120との間にあるスリーブ119
の外表面の部分は円筒形部材125の孔の円筒形部分1
24と摺動自在に係合しており、スリーブの一部分のま
わりにある圧縮ばねの形の弾性手段126は一端がフラ
ンジ120と、他端が部材125の端127と当接して
いる。
円筒形部材125の孔にはテーパ一部分128があり、
円筒形部分124と整合しており、フランジから離れる
につれて円筒形部分から広がっており、ベアリング12
3.の直径はスリーブの壁の厚さより大きくなっている
従って、ばね126を所望なだけ十分圧縮すると、ベア
リングはロッド118およびテーパ一部分128に当接
するようになる。
部材125の端129にはベアリング123が通過でき
るように十分大きいノツチがある。
クラッチの組立て時にこのノツチを用いて孔121にベ
アリングを入れることができる。
詳しく言うと、ベアリングを入れる場合、フランジ12
0を端127の方に近づけ、孔121の1つをノツチの
下に持って行き、孔の中にベアリングを落とし、スリー
ブ゛119を回転して次の孔をノツチと整合させる。
この装置では孔121に係合したベアリング123は他
の孔にベアリングを入れる際テーパ一部分128で維持
されている。
取付はブロック105には部材125と摺動係合してい
る大口径孔131とこの孔131と整合する小口径孔1
32とがあり、孔132はスリーブ119と摺動係合し
ている。
部材125の外表面には環状溝133があり、取付はブ
ロックを通して突出している止ねじ134がこの溝と係
合して部材125を取付はブロックに締付ける役目をし
ている。
ロッド118、スノーブ119、円筒形部材125は族
プレート83の移動方向に平行な共通軸を持っている。
作動時にはピン90が矢印41の方向にエルボ部材99
に力を加えると、この力はピン116を経てロッド11
8に伝わり、その結果上じるロッド118とベアリング
123との間の摩擦力でスリーブは矢印41の方向に移
動する(第10および11図参照)。
主として第11図において、ベアリングがテーパ一部分
から離間して係合しなくなると、ロッド118は容易に
矢印41の方向に摺動し、ロッド118とスリーブ11
9との間の摩擦力はばね126と釣合う。
従って、ロッドがスリーブ中を摺動するときスノーブ1
19は初め僅かに動く。
次に第12図において、ロッドを静止させると、ばね1
26がスリーブを矢印42の方向に動かし、ベアリング
を再びロッドおよびテーパ一部分と接触する位置へ戻す
もしプレート83を逆方向へ戻そうとする力を与えると
、この力はロッド118へは伝わるがロッドとベアリン
グとの間の摩擦力およびくさび作用で増大するベアリン
グとテーパ一部分との間の摩擦力がロッドの運動を防止
する。
従って、ロッド118はクラッチ87の係合される部材
であり、このロッドを保合状態に置くと支持プレート8
3と84とを分離させることはできないことがわかる。
孔121が隔置され且つ整合しているので、当然、ロッ
ドの保持力が均等に分布し、従って局所が過度に摩耗す
ることが極めて少ない。
また、スリーブ119と部材125とロッド118の間
の相対的な回転運動を利用してロッドをクラッチするた
めに用いる接触表面を定期的に変え、従って局部的摩耗
を最少限にすることができる。
好ましくは、テーパ一部分128、ロッド118、ベア
リングを硬化鋼でつくり、クラッチの寿命をさらに長く
することができる。
次に、第1.13.14図において、プレート83を逆
方向へ移動させたい場合、ハンドル110を矢印115
の方向に回すと、ロッド113がフランジ120の円錐
表面136にぶつかり、スリーブを摺動させ、その結果
ばね126が圧縮され、ベアリング123がテーパ一部
分122からはずれる。
さらに、ロッド114が爪101を持ち上げてラチェッ
ト92の歯102との係合がはずれる。
この結果、ロッドは保合されない状態となり、ノブ22
を回すことによってプレート83を動かすことができる
バンドルを元に戻すと、ばね126がスリーブを動かし
、ロッドは再び係合される。
ベアリングは孔中に摺動自在にスムースに入っているの
でロッドが係合されるときのバツクラツシが極めて少な
いことは言うまでもない。
第1図および第10図において、プレート83および8
4はそれぞれシート案内部材18および19を支持し、
シート案内部材18および19はそれぞれキャリパ部材
23および24を支持しているので、ノブ22を矢印2
5の方向に回すと当然キャリパ部材が積層紙シート群と
当接し、シート群をキャリパ間に圧縮する。
この圧縮のためシート群は十分な抵抗を生じてクラッチ
96がスリップし、それ以上ノブを同方向に回してもブ
レート83と84とは近づかず、バンドル110を動か
さなければノブ22を反対方向に回してもプレートは離
れない。
第15図かられかるように、テープ案内部材28および
29にはスロワ) 139.140(図には全部は示し
てない)およびファスナ141があり、ファスナ141
はスロットを通って突出しており、テープ案内部材28
および29をそれぞれプレート83および84に摺動自
在に連結している。
スロットはテープ案内部材28と29とが互いに近づい
たり遠のいたりできるようにつくられている。
第15図および16図について、案内部材間の運動を次
に説明する。
ラチェット92の歯102とは反対側の端部にはターン
バックル142の一端が回転自在に取付けてあり、ター
ンバックルの他端はL型リンク143の長脚の端および
リンク144の端に回転自在に取付けである。
リンク144はL形すンク145の短脚の端に回転自在
に取付けられ、両端間の一点でフレームプレートト61
に固定しであるピン146に回転自在に取付けである。
L形すンク145の長脚の端は直線リンク147に回転
自在に取付けである。
ノンク147はその両端間の一点でフレームプレート6
1に固定されたピン148で回転自在に取付けてあり、
L形すンク143の短脚の端にあるノツチ150と摺動
係合するピン149を支持している。
リンク143および145のエルボ部分はそれぞれエル
ボリンク154,155を駆動するためピン152およ
び153で回転自在に取付けである。
また、リンク154および155中の細長いスロット1
56および157は押圧リンク159のピン158と摺
動係合している。
ピン158を定着させてノブ22を矢印25の方向に回
すとラチェット92がターンバックル142を引っ張り
、ピン152および153がそれぞれリンク154およ
び155と共に互いに接近する。
第15図かられかるように、テープ案内部材28および
29はスロット付き延長部159および160を含み、
これらの延長部はそれぞれピン153および152と摺
動係合する。
かくして、ノブ22を矢印25の方向に回すと、上述の
ように積層シート群17の抵抗でクラッチ96がスリッ
プするまでテープ案内部材が互いに近づく。
以上のことから明らかなように、ノブ22を矢印25の
方向に回し且つクラッチ96がスリップした場合、テー
プ案内部材28と29の間隔および゛プレート83と8
4の間隔が積層シート群の厚さによって決まる。
積層シート群17が係合された後、ノブ22を矢印25
の方向に回すことにより、爪101がラチェット92の
回転によって進んで来る歯102の前端と係合し、シー
ト案内部材28と29とはほぼ固定位置へ分離される。
ラチェット92によって3つの前端が与えられ、従って
、シート案内部材に対して3つの異なった分離が決まり
、異なるシート群幅の範囲に対してそれぞれ異なった3
つの分離ができる。
これに関連して、言うまでもなく、分離の大きさは装置
の組立時においてターンバックル142を適当に回転さ
せることにより決定することができる。
積層シート群17のクランプおよび押し下げ機構はツー
ピース型クランプ手段、クランプ手段を積層シート群と
当接させたり当接からはずしたりするための駆動手段お
よびシート群をプラテンに近づけたりプラテンから遠ざ
けたりするためクランプを動かす手段から戊る。
第8図において、クランプ手段27および27 aはフ
レームプレート60および61に回転自在に連結する一
対の平行ロッド163および164を含み、ロッド16
3と164のおのおのは上記のクランプを動かす手段に
よってロッドが適当に回転するときシート群17を上下
動させる部分を支持する。
構造上、ロッド163はそれぞれフレームプレー) 6
0および61中の水平スロット165および166を通
って垂直に突出しており(第19図および16図参照)
、ロッド163に連結したフランジがロッドの軸方向の
移動を阻止するが、上記動かす手段による回転は妨げな
い。
ロッド163に回転自在に取付けである一対のアーム1
65と166はそれぞれ山形鉄棒169の端部167お
よび168に連結しており、ロッドに連結している一対
のアーム170および171はそれぞれ端部167およ
び168に引張りばね172および173で連結されて
いる。
アーム170および171の端はエルボ形であり、それ
ぞれアーム165および166の下方へ伸びている。
それ故、ロッド163によるアーム170および171
の下方への回転によってばね172および173が引張
られ、その結果、山形鉄棒169はその両端で下方に引
張られる。
アーム170および171が上方に回転するとそれらの
エルボ端部はそれぞれアーム165および166と当接
し、それによって山形鉄棒169は上へ動かされる。
山形鉄棒169は複数の同じようなシート駆動装置17
4−177を支持している。
第8.17.18図のシート駆動装置177について説
明すると、各駆動装置にはU形部材178があり、この
部材の一方の脚は山形鉄棒169に固定され、他方の脚
は一対の延長部179および180を有し、延長部18
0にはピン181が山形鉄棒169に平行な状態で適当
に固定されている。
ピン181は素子182を回転自在に支持し、素子18
2には積層シート群と係合するためのフラットな摩擦パ
ッド183が付いている。
素子182はその下端にストップ184を含んでおり、
ストップ184はワイヤスプリング185でU形部材に
当接するようになっており、ストップ184はスプリン
グ185と共働してパッド183をシート群との保合前
にほぼ垂直な位置に保つことができるようになっている
山形鉄棒とねじ込み係合しているねじ186とU形部材
178の上記一方の脚とはU形部材を強化し、クランプ
手段がシート群と当接するときU形部材が変形しないよ
うに且つパッド183を山形鉄棒169から所定の距離
に保つようにする働きがある。
ねじ186はナツト187で締付けである。
ロッド164も同様に固定アーム、山形鉄棒に固定した
回転自在アームミブラケット引張り用ばねおよびブラケ
ットに固定された駆動装置を支持しており、各駆動装置
はそれぞれ駆動装置174−177の1つと向かい合っ
ている。
かくして、クランプ手段27および27 aが作動され
ると、垂直に置かれた積層紙シート群は向かい合って隔
置された駆動装置の組によって圧縮される。
クランプ工程では、摩擦パッドはほぼ垂直に配置されて
いるので、シート群に上下運動は起こらない。
山形鉄棒はその両端部で駆動され且つその結果、自動式
製本サイクルにおいては隔置された駆動装置の組がシー
ト群のエツジをテープ部分の弱粘着性接着剤に一様に押
し付けることができる点に注目すべきである。
積層シート群をプラテンに近づけたりプラテンから遠ざ
けたりする駆動手段は第8図および第19図に示しであ
るが、この駆動手段はモータ37(第3図参照)で駆動
される軸38、軸38に付いているカム43およびリン
ク機構44から成る。
第19図でわかるように、リンク機構44はステム部分
に垂直スロット191があり且つアーム部分に水平スロ
ット192および193があるTバー190から成る。
Tバー190はボルト194でフレームプレート60の
外側に摺動自在に連結されており、ボルト194はスペ
ーサ(図には示してない)、スロット191、ワッシャ
195を順次通って突出しており、ロックワツンヤ19
6で止めである。
丁字形バー190はまたボルト197でフレームプレー
ト60の外側に摺動自在に連結されており、ボルト19
7はスペーサ199(第8図参照)およびフレームプレ
ート60の垂直スロット198を順次突き抜けてロック
ワッシャで止められている。
従って、丁字形バー190は上下に移動できる。
従動リンク201は一端がプレート60に回転自在に連
結し、他端がTバー190のステムに摺動自在に連結し
ており、フレームプレー)Tバーとに連結した引張りば
ね203によってカム43に対して下方へ押圧される従
動子202を含んでいる。
この結果、丁字形バーの垂直位置はカム43で調節され
る。
ロッド163に固定されているクランクアーム205は
ボルト206で丁字形バー190に摺動自在に連結して
いる。
ボルト206は順次にスロット193、ワッシャ208
(第8図参照)、クランプアームの孔(図には示してな
い)を通り抜はナラ) 209で止められている。
同様に、ロッド164に固定されているクランクアーム
221はボルト210でT字形バー190に摺動自在に
連結しており、ボルト210はスロット192、ワッシ
ャ212(第8図参照)、クランクアームの孔(図には
示してない)を順次突き抜けてナツト226で止められ
ている。
かくして、丁字形バーが定置の場合にはクランプ手段2
7および27 aは回転できないが互いに近づいたり離
れたりすることはできる。
事実、第16図を見ると、エルボリンク154および1
55はそれぞればね213および214でロッド164
および163に連結しており、ノブ22を矢印24の方
向に回すとクランプ手段は互いに近づく。
その後、テープ案内部材をセットするためノブ22を反
対方向に回すとばねの張力がゆるみ、クランプ手段はこ
のクランプ手段を積層シート群と当接させる手段の作用
を受ける位置になる。
クランプ手段をシート群と当接させる手段はモータ37
(第3図参照)で駆動される軸38、軸38に付いてい
るカム39およびリンク機構40から戒る。
第16図において、リンク機構40はリンク159と摺
動係合するためフレームプレート61に固定されている
ブラケット215、リンクを上方に引張るためブラケッ
トとリンクに連結している引張りばね216、下方に向
かい且つナツト218を支持しているねじ付きリンク延
長部217および一端が回転自在に連結され且つ他端が
ナツト218と当接している従動リンク219から成る
作動リン・夕は引張りばね216の作用でカム39と当
接状態に保たれている従動子220を含む。
延長部217上のナツト218の位置を変えることによ
ってばねの張力を調節することができる。
以上のことかられかるように、カム39を回転させるこ
とによりリンク159を下方へ駆動し、エルボリンク1
54および155をそれぞれピン152および153の
まわりに回転させることができる。
かかる回転によってクランプ手段はその間でシート群と
当接するように駆動され、リンク機構に応力が加わる。
第16図に示すようにリンク機構に応力が加わった状態
では、製本サイクル毎にピン152および153の位置
が反復可能であり、従ってテープ案内部材間の間隔は標
準サイズの接着テープ部分の使用に好都合となる。
上記のように本がクランプされると、テープ部分47が
挿入され、クランプ手段がシート群を持上げ、シート群
が載っていたプレート21はモータ駆動軸38に付いて
いるカム45とリンク機構45(第5図参照)とによっ
て取除かれる。
二、三の装置構成部分について言うと、テープ案内部材
28および29ならびにロッド163および164は細
長い部材であり、装置の作動中、互いに近づいたり離れ
たりするが相互に平行状態に保たれる。
この平行状態は例えば第16図に示すような近接フレー
ムプレート60リンク機構を与えることにより、ラチェ
ット92とカム39とによって与えられる駆動装置をリ
ンク機構に連結することにより、およびリンク機構をロ
ッドおよびテープ案内部材の近接部分に連結することに
よって保持される。
次に第8図について説明すると、プレート21はボルト
222および223によってフレームプレート60およ
び61に平行なスロット224および225に摺動自在
に連結している。
ばねおよびモータ駆動軸38に応動する上記の詳細な構
造がら見て、且つリンク機構45が同様に支持体、支持
体に回転自在に連結するリンク、上記リンクが一端でプ
レート21と連結し且つ他端でカム従動子と連結するこ
と、およびカム従動子をカム45に対して押圧するため
のリンクから威っている点から見て、当業者はここに示
したリンク機構45の特殊な構造および形状以外の構造
や形状を与えることができると考える。
プレート21がひっこめられ且つシート群が上下に動か
されるとき、プラテン12および13(第9図参照)は
モータ駆動軸38に付いているカム48とリンク機構4
9(第5図参照)とによって動かされる。
第9図において、エルボリンク227および228がそ
れぞれ軸229および230に固定されており、軸22
9および230はそれぞれプレート72および76によ
って回転自在に支持される(図には示してない)。
リンク227および228にはそれぞれスロワl−23
1および232があり、これら2つのスロットは両方の
スロットを通って突出しているピン233で水平に保た
れている。
ピン233はフレームプレートに連結した軸235によ
って回転自在に支持されている従動リンク234に固定
されており、従動リンクにはカム48と接触する従動子
236が付いている。
軸229はアーム238を支持し且つスロット付きリン
ク239を回転自在に支持し、リンク239とアーム2
38とはばね240で連結されている。
同様に、軸230はアーム241を支持し且つスロット
付きリンク242を回転自在に支持し、リンク242と
アーム241とはばね243で連結されている。
スロット付きリンク239および242はそれぞれプラ
テン13および12上のピンに摺動自在に連結している
プラテン13および12はプラテン中のスロワl−24
6(図には1つしか示していない)を通って突き出して
いるファスナ141によってそれぞれプレート84およ
び83に摺動自在に連結されている。
かくして、従動子236がカム48で下方へ押し下げら
れると、エルボリンク227および228が回転し、ス
ロット付きリンク239および242かそれぞればね2
40および243によって回転され、プラテン12と1
3は近づけられる。
また、この従動子236の下方への運動により、従動リ
ンクがフレーム60(図には示してない)上のピン24
5に連結したばね244を引張る。
従って、従動子がカム48で下に押し下げられないとき
には、このばね244によってリンク機構49は第9図
に示す位置に戻る。
リンク機構が戻ると、アーム238および241それぞ
れスロット付きリンク上の延長部249および250に
当接し、プラテン12と13を最も離れた位置に引離す
上記リンク機構が一端でプラテンに連結し且つ同様なリ
ンク機構が他端に連結(図には示してない)していてプ
ラテン12および13の長さ全体にわたってほぼ同じ間
隔を保っている点に注目すべきである。
第9図から明らかなように、プラテン12と13との間
の最大間隔は支持プレート83と84との間の分離距離
で定まり、この支持プレート間の分離距離は前述のよう
に製本すべきシート群の厚さで定まる。
カム48はそのロープ48 aの1つがプラテンを駆動
して互いに接近させ、テープ部分を予熱できるように設
計しである。
その後、カム部分48 bがプラテンを僅かに引゛離す
この位置では、プラテンはシート群およびjテープ部分
が入ることによって僅かに引離されることができ、従っ
てシート群のエツジをテープでスムースに包むことがで
きる。
次にロープ48 Cの所でプラテン12および13をテ
ープに押圧してテープをシート群に固着させる。
以上のことから、カム駆動Tバー機構を用いることによ
り、クランプ手段を積層シート群を押圧するように動か
すことができ且つクランプ手段27および27 aをそ
れぞれ当接部材55および56に当接させるのに所要な
だけクランプ手段を回転させる(第7図参照)ことは明
らがである。
また、クランプ手段が当接部材55および56に接触し
、プラテン12および13が接着テープを押圧するとき
、この押圧は少なくともテープの上部に対して行われ、
従って製本された本にテープ端のはがれが起こらず且つ
ストリップからはみ出した接着剤でプラテンが汚れる可
能性も極めて少ない。
プラテンが汚れないので次に製本される本が接着剤で汚
れることも防止できることになる。
以上、本考案を好ましい実施例について説明したが、本
考案を定義する実用新案登録請求の範囲および実施態様
がこの実施例で限定されるものでないことは言うまでも
ないことである。
本考案の実施態様は以下の通りである。
1 上記のクランプ手段を回転させる手段がフレームに
摺動自在に連結する押圧手段および押圧手段を動かすた
めのモータに応動する手段を含む、実用新案登録請求の
範囲記載の装置。
2 上記押圧手段がTバーおよびTバーをフレームに連
結させる弾性部材を含み且つモータ応動手段がモータに
連結したカムおよびTバーに連結したカム従動子を含む
、前記第1項記載の装置。
3 クランプ手段がTバー中の一対の整合スロットに摺
動自在に連結され、上記スロットがTバーがモータによ
って動かされる方向に対してほぼ垂直である、前記第2
項記載の装置。
4 上記のクランプ手段を回転させる手段が製本される
べき積層シート群の厚さに応動してクランプ手段の回転
を制限する手段を含む、前記第3項記載の装置。
5 上記のクランプ手段の回転を制限する手段が接着テ
ープの支持手段で支持される、前記第4項記載の装置。
6 上記のプラテンの押圧手段がモータおよびプラテン
装置の2個のプラテンに連結する第2のカムを含み、上
記のクランプ手段の回転を制限する手段がクランプ手段
の回転を制限したとき上記の第2のカムが上記の2個の
プラテンをテープの裏面に押しつけるように上記の両方
のカムが整合している、前記第5項記載の装置。
7 接着テープの接着剤が感熱性であり、上記プラテン
が上記接着テープの裏面に押圧されたとき接着剤がプラ
テンによって活性化される、前記第6項記載の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を含む製本装置の斜視図であり、第2図
は積層紙シート層を接着して製本する装置で使用できる
接着シートの断面図であり、第3〜7図は製本装置の各
構成部分および製本サイクル中の各構成部分の運動を示
す概略図であり、第8図は製本装置の構造の平面図であ
り、構造の一部分を取除いて積層シート群の支持手段、
シート群のクランプ手段およびシート群の上下動手段を
明瞭に示したものであり、第9図は製本装置の構造の側
面図で、プラテンおよび装置内で同期的に可動な支持プ
レートに取付けである接着テープ案内部材およびプラテ
ンの駆動手段を明瞭に見せるため構造の一部分を取除い
てあり、第10図は支持プレート間および接着テープ案
内部材間の水平間隔を調節する手段の部分斜視図で、そ
の手段の構成部分であるクラッチの内部構造を示すため
にその一部分を取除いてあり、第11図はクラッチのロ
ッドが一方向に摺動している場合のクラッチの断面図で
あり、第12図はロッドが反対方向に押圧される場合の
クラッチの断面図であり、第13図は作動位置にある調
節手段の解放機構を示す、構造の部分平面図であり、第
14図は第13図の線14−14についての断面図であ
り、第15図は支持プレートおよび調節手段に応動して
テープ案内部材間の水平距離を定めるためのリンク機構
の部分断面図であり、第16図は調節手段とクランプ手
段とを連結するリンク機構およびクランプ手段を積層シ
ート群と係合させた保合から離したりするための手段の
側面図であり、第17図は積層シート群をクランプする
ための手段の一部分を形成するシート駆動装置の斜視図
であり、第18図は内部構造を見せるために一部分を取
除いであるシート駆動装置の斜視図であり、且つ第19
図は積層シート群を上下動させる手段の側面図である。 10:製本装置、30:接着テープ、27.27 a
: ’7−ピース型クランプ手段、17:積層シート群
、12〜14ニブラテン、28.29 :接着シート案
内部材、23.24:キャリパ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 積層シート群に接着テープを貼付ける装置において、 (a) 回転可能なツーピース型クランプ手段、(b
    ) クランプ手段を積層シート群と当接するように押
    圧してシート群を圧縮し、保持するための手段、 (C) 接着剤支持面を積層シート群のエツジの方に
    向けて接着テープを支持する手段、 (d) プラテン装置、 (e) 積層シート群を接着テープの接着剤支持面に
    対して直線的に駆動し且つ接着テープの裏面を少なくと
    も1個のプラテンに押し付けるためクランプ手段を回転
    する手段、 (f) プラテン装置のプラテンを上記接着テープの
    裏面に押圧して接着テープを積層シート群に固定するこ
    とによって製本するための押圧手段、から成る装置。
JP1975070475U 1974-05-30 1975-05-23 製本装置 Expired JPS5921021Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US474510A US3928117A (en) 1974-05-30 1974-05-30 T-bar actuated bookbinder
US474510 1974-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50150413U JPS50150413U (ja) 1975-12-15
JPS5921021Y2 true JPS5921021Y2 (ja) 1984-06-19

Family

ID=23883840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975070475U Expired JPS5921021Y2 (ja) 1974-05-30 1975-05-23 製本装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US3928117A (ja)
JP (1) JPS5921021Y2 (ja)
CA (1) CA1033110A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295224A (en) * 1976-02-05 1977-08-10 Canon Inc Flash illumination means
SE405463B (sv) * 1977-04-21 1978-12-11 Sahlin Olof Forfarande och maskin for ryggbindning av en inlaga medelst vermeherdbar tejp
JPH0777834B2 (ja) * 1988-04-30 1995-08-23 ホリゾン・インターナショナル株式会社 製本装置
US6405152B1 (en) * 1998-05-18 2002-06-11 Prim Hall Enterprises, Inc. Precision calipering system
CN111645439A (zh) * 2019-03-04 2020-09-11 江苏海事职业技术学院 一种多功能试卷装订机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US772908A (en) * 1903-12-09 1904-10-18 Wilmarth & Morman Company Flashing device for incandescent electric lamps.
US2362696A (en) * 1944-03-13 1944-11-14 Morgan Engineering Co Ingot stripper
US2660148A (en) * 1951-07-28 1953-11-24 Mccall Corp Adhesive extruder for bookbinding machines
US2911659A (en) * 1955-09-15 1959-11-10 Printing Ind Equipment Inc Book rounding and backing machine
US3590647A (en) * 1968-12-18 1971-07-06 Sterer Engineering And Mfg Co Snap-action switch-operating mechanism
JPS5015174B1 (ja) * 1969-07-24 1975-06-03
US3616074A (en) * 1969-10-20 1971-10-26 Wally Charles Hoff Binding machine
US3715260A (en) * 1970-12-17 1973-02-06 Usm Corp Apparatus for binding sheets
BE792361A (fr) * 1971-12-06 1973-06-06 Xerox Corp Procede et appareil de reliure d'une pile de

Also Published As

Publication number Publication date
US3928117A (en) 1975-12-23
JPS50150413U (ja) 1975-12-15
CA1033110A (en) 1978-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5921020Y2 (ja) 製本装置
CA1040360A (en) Bookbinder having resettable strip guides
US3788921A (en) Apparatus and method for binding a stack of sheets
US5536044A (en) Hot melt adhesive bound book
US5938890A (en) Adhesive components peel and apply apparatus and method
US3911517A (en) Pusher linkage, inserter
JPH0334895A (ja) 製本装置及び製本方法
JPS5921021Y2 (ja) 製本装置
WO2008082197A1 (en) Sheet gripping device
US3954548A (en) Binding strip applicator
JPS59233Y2 (ja) セイホンソウチ
CA1040361A (en) Bookbinder having rotatable clamping means
US3902646A (en) Automatic strip inserter
US3719542A (en) Apparatus for connecting the trailing end of one metal strip to the leading end of a succeeding metal strip
JPS58219094A (ja) 製本装置
US3690936A (en) Adhesive material for bonding vinyl chloride polymers to substrates
US3946919A (en) Binding strip feed terminator
WO2018035918A1 (zh) 一种便于封面脱离的书籍档案封面固定方法及锁固装置
US3944121A (en) Bookbinder with a damped-adhesive strip inserter
CN219892046U (zh) 一种变压器贴胶带机构
WO2018035914A1 (zh) 一种书籍档案封面的固定方法及锁固装置
CN218504334U (zh) 一种在金属件折弯边上精密贴胶膜的夹具
CN221049335U (zh) 一种胶订机的纸张限位机构
CN114778442A (zh) 一种蹄铁摩擦片剪应力检测装置及方法
JPH075086Y2 (ja) 連続貼着装置