JPS58219094A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

Info

Publication number
JPS58219094A
JPS58219094A JP58095844A JP9584483A JPS58219094A JP S58219094 A JPS58219094 A JP S58219094A JP 58095844 A JP58095844 A JP 58095844A JP 9584483 A JP9584483 A JP 9584483A JP S58219094 A JPS58219094 A JP S58219094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
wall
page
bottom plate
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58095844A
Other languages
English (en)
Inventor
ウオルフガング・ホ−ゲス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURAUSU KEENITSUHI KG
Original Assignee
KURAUSU KEENITSUHI KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURAUSU KEENITSUHI KG filed Critical KURAUSU KEENITSUHI KG
Publication of JPS58219094A publication Critical patent/JPS58219094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C9/00Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、未綴じのページが束ねられたページ束を締め
具により把持し、接着片を用いて製本する製本装置に関
する。この装置はページ束の背の厚みに応じて調整可能
な凹みを有する。この凹みは底板と2つの壁部により形
成される。この装置は、未綴じのページ束が締め具が開
放されている状態で合板上に各ページの端を揃えて押込
まれ、かつ上記締め具で締め付けられ、上記接着片が上
記凹みを覆う位置に供給された状態で上記ページ束の背
が一ヒ記凹みの中に挿入され、上記接着片がこの背によ
り凹みの中に押込まれて接着片が背に接着した後、この
凹みから引出されるように構成される。
この種の製本装置は、西ドイツ特許出願第15H411
9号に開示される。この装置は融解型の接着剤を帯びた
接着片を加工するために用いられるものである。この装
置はページ束を把持する締め具を有し、この締め具は高
さに関しては固定される。この締め具の下には枠が配置
される、この枠の回りには接着片が置かれる。接着片は
ページ束の背に接着する。上記枠は底板とこの底板上に
設けられた2つの壁部からなり、この枠は、最初はペー
ジ束の各ページの端を揃える合板として用いられる。こ
のページ束の各ページの端を揃えるために、一方の壁部
は他方の壁部に接触するまで移動する。これにより壁部
の各表面が連続した合板が形成される。ページ束が各ペ
ージの端を揃えるためにこの合板の上の押込まれ、次い
で締め具によってページ束が把持されると、枠は把持さ
れたページ束から下降する。これによりページ束の背と
2つの壁部の各表面との間に空間ができる。次に未だ一
体となっている2つの壁部の上に接着片が側方から供給
され、この接着片はページ束の背の下方に位置する壁部
の上に載置られる。次に接着片は一方の壁部の上に固定
され、同時に他方の壁部は前記一方の壁部から離れ去る
。これにより2つの壁部は凹みを形成する。この凹みに
は前記接着片が回りに置かれていて、この接着片はペー
ジ束の背に押し付けられる。この操作で接着片は最初に
凹みを覆い、最終的に凹みはページ束から離れ去った方
向とは反対のページ束の背の方向に移動する。これによ
りページ束の背は2つの壁部の間で形成された凹みの中
に押込まれる。上記操作が終了すると、接着片の両端は
ページ束の背の回りに置かれ、これらの両端は凹み面と
なる各壁部の側壁で、ページ束の最外側のページを押し
付ける。凹みを加熱すると、接着片の接着剤が融解する
、これにより接着片はページ束に接着する。
最後に凹みを再び下降させることによって、ページ束の
接合した背が凹みから引出される。これによりページ束
の接合操作は終了する。
上述の知られた装置では、ページ束の背は凹みの中とそ
の上方の両方の直線上に位置する。このページ束の背の
位置のために凹みに接近することは極めて難しい。すな
わち凹みの中にはみ出た接着剤を除去するために凹みを
清掃しなければならないとき、特に不都合となる。さら
に締め具で把持されたページ束゛のために壁部に置かれ
た接着片を見ることができない。すなわち接着片は、凹
みに供給された後では、接着片の視野を妨害し続ける締
め具の傍でずっと保持される。この結果として、接着操
作の前に、接着片の位置が正しいか否か確認することは
難しく、また正しい位置に接着片を修正することも困難
であり、そのために接着片の位置確認が見落されること
もある。このことは所定の長さに切断された接着片が長
さ方向にずれた後に、所定の場所で接着されると、ペー
ジ束の背の一端が接合されない結集を生じるおそれがあ
る。同時に他端は接着片の不要のパリが出るため、次に
切り落さなければならない。
本発明の目的は、凹みへ接近することが容易で、操作位
置に押込まれる接着片を連続して観察し得る製本装置を
提供することにある。
本発明によれば、合板は壁部より高い位置で凹部の側方
に平行に置かれ、締め具は底板の面に平行かつ垂直に移
動し得る摺動手段の上に搭載され、この締め具の平行移
動は合板から凹みの上方まで行われ、また締め具の把持
したページ束の背の垂直移動は合板の高さから底板まで
行われる。
合板が凹みの側方に平行に置かれることから、凹みは少
なくともページ束が各ページの端を揃えるために押込ま
れている間、自由に接近することができ、これにより所
定の場所に置かれる接着片は容易に観察することができ
、凹みは容易に清掃され、しかも凹みに供給された接着
片が次の接着操作に対して正しい位置にあるか否か容易
に確認することができる。合板を壁部より高い、位置に
配置することにより、ページ束を把持した締め具の移動
に関してページ束の背は側方から凹みの上にかけて、そ
の背が操作中いかなる構成部分りを滑ることなく、自由
に導くことができる。イ反にページ束の背が操作中に構
成部分上を滑るとすれば、ページ束の各ページの端が扇
状に拡がることになる。このことは次の凹みにページ束
を挿入するのを困難にし、ページ束の不完全な接合を招
来することになる。摺動手段は締め具を1つの位置から
凹みの上に及ぶ位置まで水平移動する。また摺動手段は
締め具を合板の高さから底板までページ束の背を垂直移
動する。
上述の装置は、自己接着型の接着剤付き接着片か、また
は融解型の接着剤付き接着片で処理されるのが通例であ
る。特にこの装置は後に詳しく述べる融解型の接着剤付
き接着片を用いることを特徴とする。
凹みの上に覆われた接着片を所定の位置の押込み保持す
、るために、ページ束の背が押込まれる前に、壁部の上
面を覆う2枚の案内板を備えることが望ましい。これら
の案内板は底板から離れて位置し、案内板と底板との間
に接着片が供給される。この場合、接着片は案内板の両
側で保持される。2枚の案内板には壁部の上方に位置す
る各端部に接着片を収容する凹部を設けることが望まし
い。この凹部は好ましくは溝の形状がよい。これらの案
内板の間に接着片を挿入ル易くするために、案内板は接
着片が挿入される端部に、四部をじょうご状に拡げた上
方に湾曲する湾曲部を設けることが望ましい。これによ
り接着片を案内板の入口から案内板に容易に挿入するこ
とができる。
このことは接着片が装置の側方に置かれたロールから引
出されるときに、特に重要である。凹みにページ束の背
を挿入し易くするために、壁部にはじょうご状の凹みを
拡げる斜面を形成することが望ましい。ページ束の背が
凹みの中に挿入されるときに、壁部がページ束の背に作
用する抵抗力が背の全長にわたって均一に及ぶように、
斜面は壁部の長さ方向に先細りして形成されることが望
ましい。また壁部の上面を底板に対して壁部の長さ方向
に僅かに傾斜して設けることが望ましい。これによりペ
ージ束の背が挿入されると、ページ束の背に沿って均一
に漸進的な力が作用する。
ページ束を凹みの中に挿入し易くし、かつ凹みの中から
引出し易くするために、少なくとも一方の壁部は横方向
に移動可能に設けられ、この壁部には、ページ束が挿入
される前とページ束が引出される前とにおいて、ページ
束からこの壁部を引離し、かつこの2つの段階の間では
壁部をページ束に加圧する移動装置を接続することが望
ましい。この構成によりページ束の挿入と引出し操作時
に、ページ束に対して壁部からの圧迫作用はない。ペー
ジ束への圧迫力は壁部がページ束へ移動しているときだ
け、すなわちページ束が凹みに挿入された後及びページ
束が引出される前だけである。移動装置は壁部でページ
束を圧迫させるために、移動装置自身の力だけでなく、
移動装置が壁部を引き戻すのに抗するバネの歪み力によ
ることができる。
以上述べたように、本発明の装置は融解型の接着剤付き
接着片を処理して用いられる。この場合、底板には加熱
手段を備えることが望ましい。
また壁部が加熱手段で過剰に加熱されないように、壁部
は、壁部の長手方向に分割して設けられた突起部により
、底板に対して支持されるように構成することが望まし
い。これにより加熱された底板から壁部には、僅少な熱
移動しか生じない。
壁部の領域より底板の領域の方がより一層加熱されるこ
とから、融解型の接着剤はページ束の領域で、ページ束
の各ページの間に浸透することができ、同時にページ束
の外側のページの領域では緩やかに加熱される接着剤が
、その外側のページに接着片が接着する程度に加熱され
るだけである。
特に融解型の接着剤付き接着片を用いる場合には、ペー
ジ束が凹みの中に挿入される前に接着剤が不必要に加熱
されないように、案内板は壁部の上面から間隔をおいて
保持されることが望ましい。これにより、壁部から案内
板への熱移動は実質的に生じない。その結果、案内板の
間に保持される接着片は全く加熱されない。
本発明の他の目的及び特徴は以下に述べる一実施例及び
図面により明らかになる。
第1図は本発明実施例装置のページ束lが合板2上に各
ページの端を揃えて押込まれる最初の模作段階における
要部構成を示す。この操1作段階では、まずページ束1
は、第1図では詳細に示されないが(第9図及び第10
図参照)、締め具の2つの押え部3と4との間で弛〈保
持される。台板2はキャリア5の上に載置される。この
キャリア5は後述するプレート6を介してブロック7上
に支持される。このブロック7は底板8に固着される。
この底板8上のブロック7の側方でかつページ束1の前
には2つの壁部9と10とが移動可能に設けられる。壁
部9は押し棒11に取付けられる。この押し棒11はブ
ロック7を貫通し、かつ移動装置12によって間欠的に
往復移動する。移動装置12は例えば、ソレノイドで構
成される。
押し棒11は、図の位置で押し棒11に固着された止め
具13によって制止される。止め具13はこの位置でブ
ロック7に突き当たる。ブロック7と壁部9との間の押
し棒11には圧縮バネ14が巻回される。この圧縮バネ
14のバネ力により壁部9は図の位置に移動させられる
。壁部lOはネジ15によって選択的に往復移動する。
この壁部lOは、接合するページ束1の厚さに応じて移
動し調整される。ネジ15は公知Ω方法でその一端が壁
部10に取付けられ、かつブロック16を貫通する。こ
のブロック16には酸ネジが切られ、ネジ15が回転す
ると、ネジ15がブロック16に対して移動し、相対的
に壁部lOを移動させる。、ブロック16はブロック7
と同様に底板8に固着される。
2枚の案内板17及び18が壁部9及び1oの上方に設
けられる。すなわち案内板17はプレート6に、案内板
18はプレー)19にそれぞれ取付けられる。プレート
6及び19は壁部9及びlOlの上面62及び63をそ
れぞれ覆う。
ブロック7及び16によってそれぞれ移動するプレート
6及び19は壁部9及びloの方向にそれぞれ突出し、
それぞれの突出端に案内板17及び18を備える。この
位置で案内板17及び18は、壁部9及び10から間隔
をおいて支持される。案内板17及び18は内側にπい
に対向する溝20及び21を有する。溝20及び21の
間には接着片22が挿入され、接着片22はその位置で
案内板17及び18に支持される。壁部9及びlOの中
間の底板8には、ヒートカートリッジ23が設けられる
。このヒートカートリッジ23は、融解型の接着剤を帯
びた接着片を接着処理するときに底板8に所望の熱を供
給する。ヒートカートリッジ23から発生する熱は、接
触により壁部9及び10に伝わる。しかし図から明らか
なように、案内板17及び18は壁部9及び10から間
隔をおいているため、案内板17及び18には一ヒ記ヒ
ートカートリッジ23から発生する熱は伝導し得ない。
ブロー、り7.16及びプレート6.19からは案内板
17及び18に全く熱の移動は生じない。ブロック7及
び16は断熱材で構成することができる。
第1図に示される装置は、ヒートカートリッジ23が配
置されるため、融解型の接着剤を有する接着片で処理す
るようになっている。自己接着型の接着片を用いるとき
には、ヒート、1カートリツジ23は省略することがで
きる。またこの場合、壁部9、lO及び案内板17.1
8との間は、間隔を開けておく必要はない。
ページ束lが合板2上に各ページの端を揃えて込まれた
後で(第1図参照)、2つの押え部3及び4は後述する
締め具によって一緒に移動し、ページ束lを堅固に締め
付ける6次いで押え部3及び4を備えた締め具は、押え
部3及び4が底板8に平行に移動することにより、水平
に移動して第2図に示す位置に到達する。押え部3.4
は最終的に第2図に示す位置にページ束1を保持する。
これによりページ束1の背24はページ束1のページが
互いにずれることなく台板2から離れる。台板2が壁部
9及び1oより高い位置に配置され、しかも壁部9.1
o及び底板8で形成される凹み25の側方に配置される
ため、ページ束1が第2図に示す位置まで移動するのに
障害物は全くない。
第3図は、押え部3,4の締め具が凹み25の中に降下
する次の操作段階を示す。この降下により押え部3.4
はページ束lの背(第2図の符号24で示す)を接着片
22に載せて接着片22を凹み25の中に押込む。この
とき接着片22の側端は案内板17及び18の溝20及
び21から滑り出す。この操作で押え部3.4は底板8
に垂直に移動する。
凹み25内にページ束1が容易に導入されるように、押
え部3.4が降下する前に、壁部9は移動装置12によ
り、第1図及び第2図に示す位置より引込められ、止め
具13は第3図に示すように、このブロック7から離れ
る。凹み25の幅を拡げ、かつ壁部9及び10に斜面2
6及び27を設けて、凹み25をじょうご状に拡げるこ
とによって、接着片22が付随的に導入し易くなる。
押え部3.4の締め具は、ページ束lの背24が底板8
に最終的に到達するまで下降し、接着片22が背24と
底板8との間で挟持される。(第4図からは接着片と背
を示す符号22及び24は省略している。)第4図はペ
ージ束1が最終的に到達する位置を示す。押え部3.4
の締め具は、ページ束1の背を底板8に押え付け、背2
4と接着片22とがともに密着するまて下降する。さら
にページ束lが第4図に示す位置に到達した後で移動装
置12が起動し、圧縮バネ14は、止め具13がブロッ
ク7に到達するまで、押し棒11を左方向に移動させブ
ロック7から離れる。この位置で圧縮バネ14の力は十
分効果的に壁部9を押し出すため、この圧縮バネ14の
力は接着片22の折り曲げられた部分に作用して、この
部分をページ束lの背の外縁にしっかりと接着する。
第4図に示すようにページ束1の背が接着する段階は、
接着片が融解型の接着剤が自己接着型の接着剤を有する
か否かにかかわらず、必ず行われる。ただし融解型の接
着剤を用いるときには、底板8を適当に加熱しなけてば
ならない。このことは第1図に関する説明で述べたとこ
ろである。
接着操作が完了した後で、移動装置12は第3図に示す
位置に壁部9を引き付ける。これによりページ束lは解
放され、ページ束1は壁部9と10との間の凹み25か
ら底板8の平面に対して垂直に移動することにより、引
き出すことができる。この目的のために、押え部3.4
の締め具は垂直方向に移動される。以上の操作によりペ
ージ束lの接合作業は完了する。押え部3.4の締め具
は次のページ束を接合するために第1図に示す位置に戻
る。
第1図から明らかなように、凹み25は第1図に示す最
初の位置に容易に動かすことができる。
特に接着片22が案内板17と18との間に未だ挿入さ
れないときには、容易に移動可能である。
スタート位置では、あふれ出た過剰の接着剤を容易に凹
み25から清掃することができる。さらに、この位置で
は容易に接着片22を見ることができ、必要あれば接着
片22の位置を修正することもできる。この接着片22
はページ束1を上述の凹み25の位置に移動している間
、他からの接触や移動がないため、接着片22がずれる
可能性は全くない。接着片22が案内板17と18で保
持された位置から押し出されるのは、ページ束1が第3
図に示すように、凹み25に挿入されるときだけである
。しかしこの場合、ページ束lの下降動作は急速に行わ
れ、ページItの背24と接着片との間に相対的な移動
は全くない。この接着片22は通常の方法でロールから
引き出され、案内板17と18との間の空間に挿入され
る。しかしこのための装置は、本発明に従った装置が接
着片の供給方法に依存せず、本発明に全く関係ないため
、説明を省略する。ただ接着片に必要なことは、適当な
長さの接着片22の形でページ束lの背24の下に正し
い位置で移動されることである。
第5図は、本実施例装置の壁部9.10とページ束1と
ともに底板8を、他の構成部分を省いて示す、第5図に
示すように、壁部10は突起部28.29.30を有す
る。壁部9も同様の突起部を有するが、ここでは突起部
31だけが現れる。
これらの突起部は、壁部9と10の長さ方向に均等に割
当てられて、加熱した底板8に対して壁部9と10とを
支持部材となる。これらの突起部により、底板8から壁
部9.10に伝わる熱は僅少となる。以上のことから、
壁部9、lOは底板8より低い温度で支持される。
また第5図は、壁部9、IOが底板8に対して底板8の
長手方向に、特に壁部9.10と同一方向に沿って僅か
に傾斜した角度で伸びていることを示す。この結果、ペ
ージ束1が壁部9.10の間に挿入されるときに、壁部
9.10が底板8に平行に伸びていなくても、ページ束
1への圧力はページ束lの背に、背の全長にわたって漸
進的に作用する。もしページ束lの挿入時に、ページ束
1が全長にわたって、突然、力を受けると、ページ束l
の挿入に有害の影響を与えるだろう。
壁部9.10のじょうご状の斜面が、第6図の32.3
3に示すように壁部9.10の長手方向に先細りさせる
と、ページ束lの長さ方向に漸進的に作用する力ととも
に、壁部9.10により加えられる力を均等に分配する
効果を生じる。この斜面32と33の先細り形態は、ペ
ージ束lが壁部9.10の間に挿入されるとき、壁部9
、lOにより束lに加わる力を漸進的に作用させる。
第7図は溝20と21とを有する案内板の斜視図である
第8図は一方の案内板17を示す。この案内板17は、
溝20の上部壁34が上方に曲がった湾曲部35を有す
る。この湾曲部35は、接着片を挿入するためにじょう
ご状に拡げられる。この湾曲部35は、湾曲部35が設
けられた端部から溝の中に接着片を挿入し易くする。対
向する溝(図示せず)にも同様な湾曲部が設けられる。
第9図と第10図は本実施例装置を示す。第9図には図
を簡明にするために底板8上に位置する構成部分を除い
である。第10図にはそれらの構成部分を含めて示す。
第9図と第10図は本実施例装置が基板36上に搭載さ
れていることを示す。この基板36には底板8を所定の
高さで支える支持柱37.38.39(第4の支持柱は
図から見えない)が垂設される。第10図には第1図な
いし第4図に示したように、壁部9.10が底板8上に
配置されるのが示される。底板8、壁部9.10とこれ
らに関係する構成部分についての詳細な説明は第1図な
いし第4図に関する説明でなされた。
第9図と第10図には押え部3.4の締め具40が示さ
れる。押え部4の前部には回転レバー42を備えた支持
棒41が設けられる。この回転レバー42は傾斜面43
を端面とする。回転レバー42を回転させると、この傾
斜面43は軸回転可能なビン44に対して大小様々な力
で押す。このビン44は支持棒41を貫通し、傾斜面4
3から離れた端部によって、押え部4を押す。レバー4
2の回転により、押え部4は押え部3に押し付けられる
。この結果、押え部3.4の間に挿入されたページ束l
を締め付ける。
締め具40は支柱45.46及びブツシュ47.48を
介して2木の円筒シャフト49.501 に支持される。このシャフト49.50はその両端が固
着される。この構成により締め具40はシャフト49と
50の方向に摺動可能となる。支持部材51.52及び
53.54は、キャリア板55上に搭載される。このキ
ャリア板55は円柱56.57上に交代して置かれる。
円柱56.57はブツシュ58.59の中を未設するた
め、円柱56.57はブツシュ58.59に対して軸回
転可能である。
締め具40を上記のように搭載した゛結果、締め具40
は一方では水平に移動し、他方では垂直に移動する。こ
れによりページ束1は第1図に示す位置から他の操作位
置に移動するに必要な可動性を備えることができる。
実施例が示すように、締め具40は手動でシャフト49
.50に沿って水平に移動し得る。キャリア板55とこ
れに固着する締め具4oの垂直の移動は、偏心駆動装置
60でなされる。この偏心駆動装置60は公知の方法で
キャリア板55を駆動する。偏心駆動装置60が回転す
ると、キャリV1\ ア板55は上下動する。
以上述べたように、本発明によれば、締め具に把持され
たページ束の背により接着片の視野が妨げられることは
なく、2つの壁部と底板とにより形成される凹みへ接近
することが容易で、操作位置に押込まれる接着片を連続
して観察することができ、接着片の位置修正や、はみ出
た接着剤の清掃も簡単に行うことができる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置のページ束が各ページの端を
揃えて押込まれる操作段階の要部構成図。 第2図は同じくページ束が凹みの中に挿入される前の操
作段階の要部構成図。 第3図は同じくページ束が凹みの中に挿入される操作段
階の要部構成図。 第4図は同じくページ束が完全に凹みの中に挿入された
操作段階の要部構成図。 第5図は長手方向に僅かに傾斜して伸び、斜面を有する
2つの壁部を備えた凹みの斜視図。 第6図は同じく長手方向に先細りする斜面を有する2つ
の壁部を備えた凹みの平面図。 第7図は同じく溝の形状をした凹部を有する一対の案内
板の斜視図。 第8図は同じく凹部をじょうご状に拡げて上方に湾曲さ
せた湾曲部を有する案内板の要部斜視図。 第9図は同じく本実施例装置の締め具を2方向に移動さ
せる摺動手段を備え、底板上の構成部分は省略した斜視
図。 第1O図は底板上に配置される案内板と壁部とを備えた
第9図の実施例装置の側面図。 l二ページ束、2二台板、8:底板、9.10=壁部、
12:移動装置、17.18二案内板、20.21:溝
、22:接着片、23:ヒートカートリッジ、25:凹
み、26 、27 :壁部の斜面、28,29,30,
31:壁部の突起部、32.33:壁部のじょうご状の
斜面、35:案内板の溝の湾曲部、47 、48 、5
8 、59 :プッシュ、49 、50 :シャフト、
j6.57:円柱、62 、63 :壁部の上面。 FIG、 7 FIG、 8 ]5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)未綴じのページが束ねられたページ束(1)を把持
    する締め具(40)と、底板(8)と2つの壁部(8,
    10)とにより構成され上記ページ束の背の厚さに応じ
    て調整可能な凹み(25)と、この凹みを覆うように接
    着片を保持する手段と、上記壁部より高い位置で上記凹
    みの側方にこの凹みに平行に配置された合板(2)と、
    上記締め具を搭載しこの締め具を底板の表面に平行にか
    つ垂直に移動することができる摺動手段(47/49.
    4B150 、513158 、’57159)とを含
    み、上記摺動手段の上記締め具の平行移動は上記台板の
    位置から上記凹みの上方まで行われ、かつ上記摺動手段
    の上記締め具によるページ束の背の垂直移動は上記台板
    の高さから上記底板まで行われ、上記ページ束は上記締
    め具が開放されている状態で合板上に各ページの端を揃
    えて押込まれ、かつ上記締め具で締め伺けられ、上記接
    着片が上記凹みを覆う位置に供給された状態で上記ペー
    ジ束の背が上記凹みの中に挿入され、L記接着片がこの
    背により凹みの中に押込まれて接着片が背に接着した後
    、この凹みから引出されるように構成されたことを特徴
    としてなる製本装置。 2)壁部(9,10)の上面(82、Ei3)は底板(
    8)から離れて設けられ、かつ接着片(22)が間に設
    けられる2枚の案内板(17、18)によって覆われる
    ように構成された特許請求の範囲第1項に記載の製本装
    置。 3)2枚の案内板(17、18)は壁部(8,10)の
    上面(82、83)に位置するそれぞれの端部(20、
    21)に接着片(22)を収容する凹部を備えた特許請
    求の範囲第2項に記載の製本装置。 4 )−M”一部は溝(20、21)の形状をなす特許
    請求の範囲第3項に記載の製本装置。 5)案内板(17、18)は接着片(22)が挿入され
    る端部に、凹部をじょうご状に拡げた上方に湾曲する湾
    曲部(35)を備えた特許請求の範囲第3項または第4
    項に記載の製本装置。 6)壁部(9,10)には凹み(25)をじょうご状に
    拡げる斜面(28、27)が形成された特許請求の範囲
    第1項ないし第5項のいずれかに記載の製本装置。 7)壁部(9,10)の斜面(32、33)は壁部の長
    手方向と同一方向に先細りするように形成された特許請
    求の範囲第6項に記載の製本装置。 8)壁部(8,10)の上面(82、E13)は底板(
    8)に対し、この底板の長手方向の沿って、かつ壁部の
    長手方向と同一方向に沿って僅かに傾斜して形成された
    特許請求の範囲第6項または第7項に記載の製本装置。 9)少なくとも一方の壁部(9)は横方向に移動可能に
    設けられ、この壁部にはページ束(1)が挿入される前
    とページ束が引出される前とにおいて、この壁部をペー
    ジ束から引き離し、かつこの2つの段階の間で上記壁部
    をページ束に加圧する移動装置(12)が接続された特
    許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の製
    本装置。 10)融解型の接着剤を帯びた接着片(22)を用いる
    だめに底板(8)に加熱手段(23)を備えた特許請求
    の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載の製本装置
    。 11)壁部(9,10)は、熱伝導をなくするために壁
    部の長手方向に分割して設けられた突起部(28,29
    ,30,31)によって底板(8)上に載置された特許
    請求の範囲第1O項に記載の製本装置。 12)案内板(17、18)は壁部(8、to)の上面
    (B2 、63)から間隔を開けて支持された特許請求
    の範囲第10項または第11項に記載の製本装置。
JP58095844A 1982-06-02 1983-06-01 製本装置 Pending JPS58219094A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE32206941 1982-06-02
DE3220694A DE3220694A1 (de) 1982-06-02 1982-06-02 Vorrichtung zum klebebinden von blattstapeln

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58219094A true JPS58219094A (ja) 1983-12-20

Family

ID=6165060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58095844A Pending JPS58219094A (ja) 1982-06-02 1983-06-01 製本装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4531874A (ja)
EP (1) EP0096226A3 (ja)
JP (1) JPS58219094A (ja)
DE (1) DE3220694A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0654360B1 (en) * 1989-05-10 1997-10-22 PARKER, Kevin P Apparatus and method of binding a book
US5052873A (en) * 1989-05-10 1991-10-01 Parker Kevin P Apparatus and method of binding a book
US5193962A (en) * 1989-05-10 1993-03-16 Parker Kevin P Tape handling mechanism and method for use with book binding machine
SE500504C2 (sv) * 1989-09-15 1994-07-04 Jan Tholerus Anordning för tjockleksbestämning av föremål, företrädesvis vid häftning av ark
EP0602710A1 (en) * 1992-12-14 1994-06-22 Sisam Sa Device for binding bundles of sheets
BE1006480A3 (nl) * 1992-12-14 1994-09-06 Sisam Sa Inrichting voor het inbinden van bundels bladen.
US5452920A (en) * 1994-02-16 1995-09-26 Parker; Kevin P. Adhesive binding strip and method of making the same
US5632853A (en) * 1995-04-26 1997-05-27 International Binding Corporation Adhesive cartridge for a desktop book binder
US5733087A (en) * 1995-06-02 1998-03-31 Gwyn; Bruce A. Binder assembly system with separate guide member
DE102016218045B4 (de) 2016-09-20 2020-11-12 Bundesdruckerei Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Passbuchblocks für ein buchartigen Ausweis-, Wert- oder Sicherheitsdokument, System zur Herstellung eines buchartigen Ausweis-, Wert- oder Sicherheitsdokument und buchartiges Ausweis-, Wert- oder Sicherheitsdokument
CN106427267B (zh) * 2016-11-29 2017-12-22 湖州佳宁印刷有限公司 装订方便的桌面胶装机
CN106808822B (zh) * 2017-03-28 2018-05-25 江苏海事职业技术学院 一种会计用涂胶装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1536499C3 (de) * 1966-04-26 1973-12-13 Planatolwerk Willy Hesselmann Chemische Und Maschinenfabrik Fuer Klebetechnik, 8200 Rosenheim Vorrichtung zum Klebebinden von Blattstapeln
US3757736A (en) * 1971-04-12 1973-09-11 Magnamatrix Corp Semi-automatic bookbinder
US3926712A (en) * 1971-09-02 1975-12-16 Hesselmann Planatolwerk H Apparatus for binding piles of sheets or leaves
US3804694A (en) * 1972-03-20 1974-04-16 Brackett Stripping Machine Co Binding apparatus
US3911517A (en) * 1973-08-29 1975-10-14 Xerox Corp Pusher linkage, inserter
NL7410262A (ja) * 1973-08-29 1974-10-25
US3980514A (en) * 1974-02-14 1976-09-14 Rosette Alan S Adhesive binding apparatus
US3928119A (en) * 1974-05-30 1975-12-23 Xerox Corp Bookbinding machine
NL179888C (nl) * 1974-05-30 1986-12-01 Xerox Corp Boekbindinrichting met instelbare plakstrookgeleidingen.
US3953277A (en) * 1974-05-30 1976-04-27 Xerox Corporation Bookbinder having resettable strip guides
SE406297B (sv) * 1977-06-27 1979-02-05 Asteroe & Stockhaus Inbindningsanordning

Also Published As

Publication number Publication date
EP0096226A2 (de) 1983-12-21
DE3220694A1 (de) 1983-12-08
US4531874A (en) 1985-07-30
EP0096226A3 (de) 1985-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5314283A (en) Apparatus for applying hard and soft covers to bound or unbound documents
JPS58219094A (ja) 製本装置
GB2145033A (en) Binding sheets of paper or the like
JP2911445B1 (ja) 身分証明用冊子の個人データ記録面に保護フィルムを貼布する装置
US7326019B2 (en) Method for binding a sheet stack into a binder, binding apparatus for carrying out that method, and a binder suitable therefor
WO1987005565A1 (en) A booklet or the like, method and apparatus for producing the same
US5580097A (en) Cover and method and device for manufacturing the same
JPS6060223U (ja) 帯状材料製伝動・搬送ベルトの製造装置
JP2794935B2 (ja) 加熱板の接合方法およびその装置
US4477306A (en) Laminated core, apparatus and methods
JPS6039347A (ja) コイル成形装置
US1366172A (en) Method of forming sheets by gluing pieces edge to edge
JP4544409B2 (ja) 製本装置
CN212046525U (zh) 会计用热熔封套机
JP3263042B2 (ja) 冊子移送装置
US6899506B2 (en) Conveyor and method for moving booklets
JP2740639B2 (ja) 接着剤の養生方法
JP3329533B2 (ja) 異方性導電膜の接着装置
JPH0444621Y2 (ja)
JPH0739223B2 (ja) かがり本の均し方法及び装置
JPS584688Y2 (ja) 製本機
CA1114804A (en) Apparatus and method for replacement of file folders having fasteners
JP2000042842A (ja) 熱交換器の組付装置
JP2000042998A (ja) 用紙とじ具付き用紙穴開け具
JPH075086Y2 (ja) 連続貼着装置