JPS59209231A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ガス絶縁開閉装置に関するものであり５と
りわけ、絶縁ガスを封入した密封容器内に相対向する固
定部と可動部を配設し、可動部に設けられた中空円筒状
の可動コンタクトが軸方向に直線動作することにより、
固定部に設けられた固定コンタクトと前記可動コンタク
トとが接離するガス絶縁断路器あるいはガスＰ、峠接地
開閉器のごときガス絶縁開閉装置に関するものである。

以下、ガス絶縁断路器１（ついて説明する。断路器は、
通常は電流をしゃ断１．ないが、配電用賓電所に適用さ
れたり、二重母線の母線切換用に使用される断路器は、
回路のループ電流をしゃ断する機能が必要となる。

従来、この種の断路器として第１図に示す吸込み形のも
のがあった。すなわち、相対向する可動部本体ｌと固定
部本体コが絶縁台３．’Ｉによって取付台Ｓにそれぞれ
支持され、絶縁ガスを封入した密封容器（図示せず）に
収納されている。可動部本体ｌ、固定部本体コにはそれ
ぞれシールド６゜７に囲まれた接触子す、テが配設され
、これら接触子ｆｆ、？の中心軸上にそれぞれ可動コン
タクト１０、アーク接触子／／が配設されている。可動
コンタクトＩＯは中空円筒状のもので、その後端に連結
されたリンク／Ｊを介して絶縁ロッド１３に結合されて
おり、絶縁ロッド１３の揺動によって可動コンタクトＩ
Ｏが直線動作し、接触子デおよびアーク接触゛子／／に
可動コンタクトＩＯが離接する。可動コンタクトＩＯに
は可動部本体ｌに形成された消弧室１５の内壁面をスラ
イドするピストン／ｌＩが固着されている。また、可動
コンタクト／θの側壁には、消弧室ｔｇＫ通じる貫通孔
１６が穿設されている。

かかる構成により、電流をしゃ断するに際しては、絶縁
ロッド１３の揺動がリンク１２を経て可動コンタクトＩ
Ｏに直線動作を与え、可動コンタクト／θとともにピス
トン／ｌが左方へ動き、消弧室ｌｊ内のガス圧な負圧と
する。そうすると。

この負圧になった分だけ、絶縁ガスが矢印で示すよ５に
、可動コンタクトＩＯの先端から貫通孔１６を通って消
弧室１３内に吸込まれる。かようにして可動コンタクト
ＩＯの先端に起こるガス流が、アーク接触子／ｌと可動
コンタク８７０間に発生するアークをしゃ断するもので
あった。

しかし、従来の吸込み形の断路器は以上のような構成に
なっていたため、可動コンタクトのストローク分だけの
消弧室が必要で、結果として断路器の軸方向の寸法Ｌｔ
が大きいという欠点があった。

この発明は、以上のような従来のものの欠点を解消しよ
うとするもので、従来の吸込みを行なう消弧室を排し、
その代りに、可動コンタクトの内部に摺接する固定のピ
ストンを設け、アークにガスを吹付ける吹付は形とし、
小形で経済的なガス絶縁開閉装置を提供することを目的
とするものである。

以下、この発明の一実施例を、第２図に示すガス絶縁断
路器を参照して説明する。図において。

可動部本体／７に配設されてリンク／ｇを介して絶縁ロ
ッド／３に連結された可動コンタクトｌｑは中空円筒状
のもので、その中空部内壁に摺接するピストン：ＬＯが
可動部本体／７に固定されてい（Ｊ） る。

ピストン−〇は第３図に示すように、固定用フランジ、
２０ａとピストン部：ｌＯｂがリプコＯｃによって一体
的に結合構成されている。可動コンタクト１９には第ダ
図に示すように、リプコθＣのその他、第１図と同一符
号で示した部分は同一乃至相当部分であり、説明を省略
する。

次に動作について説明する。

以上の構成により、可動コンタクトｌ？が直線動作する
とき、リブコθＣがスリット／？ａ内を相対移動し、ピ
ストン部コθｂが可動コンタクト／りの中空部の内面を
相対的に摺動するので、可動コンタクトｌりがしゃ断動
作すると、可動コンタクトノ９内のガスがピストン部θ
によって、矢印Ｋ　示すように可動コンタクト１９の先
端に吹付けられ、可動コンタクト１９とアーク接触子１
１間に発生するアークが消弧されるととＫなる。

以上のよ５Ｋ、この発明は、従来のような可動（グ　） コンタクトのストロークに対応する大きさの消弧室を設
ける必要がないので、軸方向の寸法り、２を従来のり、
に比べて著しく短縮でき、小形化に加えて構造が簡単で
経済性を向上する効果を有するものである。

なお、以上の説明は断路器についてであるが。

接地開閉器でもよく、同様の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の要部縦断側面図、第２図はこの発明
の一実施例の要部縦断側面図、第３図。 第ｑ図はこの一実施例におけるそれぞれ一部斜視図であ
る。 コ・・固定部本体、３．４１・・絶縁台、！・・取付台
−Ａ　ｙ　’・・シールド、ｇ、り・・接触子、／ｌ・
・アーク接触子、１３・・絶縁ロッド、／７・・可動部
本体、ｔｔｒ・・リンク、１９・・可動コンタクト、／
９ａ・・スリット、２０・・ピストン、ＪＯａ・・フラ
ンジ、λθｂ・・ピストン部、−〇Ｃ・・リブ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 焔３図 幣４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　絶縁ガスを封入した密封容器内に相対向して
   収納された可動部本体および固定部本体と、この固定部
   本体忙固設されたアーク接触子が摺接する中空部を有し
   前記可動部本体に配設された可動コンタクトを有するガ
   ス絶縁開閉装置において、前記可動部本体に前記可動コ
   ンタクトと同軸上に固定され前記可動コンタクトの直線
   動作に伴い前記中空部内を摺動するピストンを備えてな
   ることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 （コ）　　リブによりピストン部と固定用のフランジが
   一体に結合構成されたピストンと、軸方向に前記リブが
   係入するスリットが形成された可動コンタクトを備えて
   なる特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁開閉装置。