JPS59209121A - 熱可塑性樹脂バンドの製造方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂バンドの製造方法Info
- Publication number
- JPS59209121A JPS59209121A JP7074584A JP7074584A JPS59209121A JP S59209121 A JPS59209121 A JP S59209121A JP 7074584 A JP7074584 A JP 7074584A JP 7074584 A JP7074584 A JP 7074584A JP S59209121 A JPS59209121 A JP S59209121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular
- width direction
- length direction
- stretching
- stretched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/28—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of blown tubular films, e.g. by inflation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
１）産業上の利用分野
本発明は、熱可塑性樹脂バンドの製造方法に関し１、さ
らに詳しくハ、長さ方向および幅方向に延伸してなる熱
可塑性樹脂バンドの製造方法に関する。
らに詳しくハ、長さ方向および幅方向に延伸してなる熱
可塑性樹脂バンドの製造方法に関する。
２）従来の技術
熱可塑性樹脂バンドは、従来より、熱可塑性樹脂を帯状
に押出して長さ方向に延伸することにより製造され、輸
送梱包物の結束材とＬ７て汎用されている、しかしなが
ら、かかるバンドは、延伸方向である長さ方向に対して
直角の幅方向の強度が小さく、長さ方向に沿って割れを
生じ易い欠点があり、それが梱包結束時および輸送時の
様々な問題となっている。壕だ、この割れを防止するた
めに、前述の帯状押出体を長さ方向に延伸した後、表面
にエンボスを施す方法があるが、かかる方法もその割れ
を防止するには不十分であり、また、前述の帯状押出体
を圧延ロールで幅方向に圧下した後、長さ方向に延伸す
る方法があるが、かかる方法においても、圧延時の圧下
刃がロールの幅方向の摩擦抵抗により帯状体の幅方向に
は働きに〈〈主に長さ方向に働くため、幅方向の分子配
向を殆ど生ぜしめ得す、特に幅方向に高度の分子配向を
生せしめることは不可能であり、その割れを十分に防止
し得てはいない。
に押出して長さ方向に延伸することにより製造され、輸
送梱包物の結束材とＬ７て汎用されている、しかしなが
ら、かかるバンドは、延伸方向である長さ方向に対して
直角の幅方向の強度が小さく、長さ方向に沿って割れを
生じ易い欠点があり、それが梱包結束時および輸送時の
様々な問題となっている。壕だ、この割れを防止するた
めに、前述の帯状押出体を長さ方向に延伸した後、表面
にエンボスを施す方法があるが、かかる方法もその割れ
を防止するには不十分であり、また、前述の帯状押出体
を圧延ロールで幅方向に圧下した後、長さ方向に延伸す
る方法があるが、かかる方法においても、圧延時の圧下
刃がロールの幅方向の摩擦抵抗により帯状体の幅方向に
は働きに〈〈主に長さ方向に働くため、幅方向の分子配
向を殆ど生ぜしめ得す、特に幅方向に高度の分子配向を
生せしめることは不可能であり、その割れを十分に防止
し得てはいない。
３）発明が解決しようとする問題点
本発明は、従来の熱可塑性樹脂バンドのかかる欠点に着
目してなされたもので、その目的とするところは、長さ
方向はもとより幅方向にも延伸することにより長さ方向
はもとより幅方向にも高度の分子配向を生せしめ、長さ
方向に沿って割れを生じ易いという従来の欠点を解消し
た熱可塑性樹脂バンドの製造方法を提供するにある。
目してなされたもので、その目的とするところは、長さ
方向はもとより幅方向にも延伸することにより長さ方向
はもとより幅方向にも高度の分子配向を生せしめ、長さ
方向に沿って割れを生じ易いという従来の欠点を解消し
た熱可塑性樹脂バンドの製造方法を提供するにある。
４）問題点を解決するための手段
本発明の熱可塑性樹脂バンドの製造方法は、以下詳述す
れは、熱可塑性樹脂の管状押出体よりなるバンド素材を
管状状態で内部マンドレルにより円周方向に延伸し、次
いで帯状状態となした後、長さ方向に延伸することを特
徴とする。
れは、熱可塑性樹脂の管状押出体よりなるバンド素材を
管状状態で内部マンドレルにより円周方向に延伸し、次
いで帯状状態となした後、長さ方向に延伸することを特
徴とする。
本発明における熱可塑性樹脂とは、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、エチレン−プロピレン共重合体等のオレフ
ィン単独重合体および共重合体、あるいはポリアミド、
ポリエステル等であり、これらは単独であるいは混合状
態で用いることができる。また、これらには安定剤、滑
剤、帯電防止剤、発泡剤、顔料、充填剤等の添加も可能
である。
リエチレン、エチレン−プロピレン共重合体等のオレフ
ィン単独重合体および共重合体、あるいはポリアミド、
ポリエステル等であり、これらは単独であるいは混合状
態で用いることができる。また、これらには安定剤、滑
剤、帯電防止剤、発泡剤、顔料、充填剤等の添加も可能
である。
延伸に供するバンド素材は、前記熱可塑性樹脂を通常の
方法により、押出機で加熱溶融し管状ダイを通して管状
に押出すことにより成形される。
方法により、押出機で加熱溶融し管状ダイを通して管状
に押出すことにより成形される。
前記管状押出体の延伸は、長さ方向はもとより幅方向に
ついても行う必要がある。その延伸方法としては、前記
管状押出体を管状に保持した状態で円錐台形状の内部マ
ンドレルにより円周方向（幅方向）に延伸し、しかる後
、周速度の異なるロール間等公知の手段で長さ方向に延
伸することによる逐次二軸延伸方法を採る。その際の長
さ方向の延伸は、幅方向延伸管状体の内表面を内部マン
ドレル等により選択的に加熱してニップロールにより扁
平化、圧着して一枚の帯状状態で行うか、または該管状
体の対向部を長さ方向に二個所切断して二枚の帯状状態
で行う。また、長さ方向の延伸は、長さ方向延伸時の幅
方向の収縮が小となるような短区間にて行うことが好寸
しい。
ついても行う必要がある。その延伸方法としては、前記
管状押出体を管状に保持した状態で円錐台形状の内部マ
ンドレルにより円周方向（幅方向）に延伸し、しかる後
、周速度の異なるロール間等公知の手段で長さ方向に延
伸することによる逐次二軸延伸方法を採る。その際の長
さ方向の延伸は、幅方向延伸管状体の内表面を内部マン
ドレル等により選択的に加熱してニップロールにより扁
平化、圧着して一枚の帯状状態で行うか、または該管状
体の対向部を長さ方向に二個所切断して二枚の帯状状態
で行う。また、長さ方向の延伸は、長さ方向延伸時の幅
方向の収縮が小となるような短区間にて行うことが好寸
しい。
なお、通常のフィルムより厚いバンド素材を延伸するの
であるから、内部マンドレル法は、管状体内に気体を圧
入するインフレーション法等に比し、容易に、かつ確実
に安定して延伸を施すことができるという利点を有する
。
であるから、内部マンドレル法は、管状体内に気体を圧
入するインフレーション法等に比し、容易に、かつ確実
に安定して延伸を施すことができるという利点を有する
。
前記延伸の倍率は、長さ方向については通常用いられて
いる倍率を採り得るが、幅方向については１４１倍以上
が必要であり、１．２倍以上が好ましく、さらに好まし
くは１．５倍以上である。
いる倍率を採り得るが、幅方向については１４１倍以上
が必要であり、１．２倍以上が好ましく、さらに好まし
くは１．５倍以上である。
本発明の製造方法において、滑りの改良等のために、延
伸抜上らにエンボスを施してもよい。
伸抜上らにエンボスを施してもよい。
５）作用
本発明の製造方法によれは、熱可塑性樹脂バンドに、幅
方向にも延伸が施されることから、長さ方向はもとより
幅方向にも高度の分子配向を生せしめ得るのである。
方向にも延伸が施されることから、長さ方向はもとより
幅方向にも高度の分子配向を生せしめ得るのである。
６）実施例
メルトインデックス２．３のポリプロピレン（三菱油化
ノーブレンＦＹ−６）を管状ダイより押出し、水冷によ
り直径２５朋、厚み１．９闘の管状体を成形した。引続
いて、該管状体を円筒状マンドレルで１２５℃に予熱し
、円倍延伸し、さらに、一方の端面が円筒状で他方の端
面が扁平状の１７５℃に加熱されたマンドレルに該管状
体の内表面を接触させてから低速側ニップロールで扁平
化、内面同志を圧着した後、高速側ニップロールとの間
で長さ方向に７倍に延伸した。その後、熱処理して幅３
０聴、厚み０．７ｍｍのバンドを製造した。
ノーブレンＦＹ−６）を管状ダイより押出し、水冷によ
り直径２５朋、厚み１．９闘の管状体を成形した。引続
いて、該管状体を円筒状マンドレルで１２５℃に予熱し
、円倍延伸し、さらに、一方の端面が円筒状で他方の端
面が扁平状の１７５℃に加熱されたマンドレルに該管状
体の内表面を接触させてから低速側ニップロールで扁平
化、内面同志を圧着した後、高速側ニップロールとの間
で長さ方向に７倍に延伸した。その後、熱処理して幅３
０聴、厚み０．７ｍｍのバンドを製造した。
得られたバンドの長さ方向の割れの評価結果および他物
性の測定結果を表に示す。なお、本実施例のバンドと同
一形状で、帯状押出体を長さ方向に７倍延伸後、エンボ
スを施したバンドを比較例１として、また、帯状押出体
を圧延ロールで圧下した後、長さ方向に７倍延伸したバ
ンドを比較例２として表に併記した。表中、長さ方向の
割れの評価は、長さ５０ｍのサンプルを全長に渡って幅
方向に衝撃的に折抄曲げた際の割れ発生の程度を観察す
ることにより行った。
性の測定結果を表に示す。なお、本実施例のバンドと同
一形状で、帯状押出体を長さ方向に７倍延伸後、エンボ
スを施したバンドを比較例１として、また、帯状押出体
を圧延ロールで圧下した後、長さ方向に７倍延伸したバ
ンドを比較例２として表に併記した。表中、長さ方向の
割れの評価は、長さ５０ｍのサンプルを全長に渡って幅
方向に衝撃的に折抄曲げた際の割れ発生の程度を観察す
ることにより行った。
また、前述の実施例と同一の方法により得た幅方向延伸
管状体から、その対向部を長さ方向に二個所切断して長
さ方向に延伸して製造したバンドにおいても、前述の評
価方法による割れの発生は認められなかった。
管状体から、その対向部を長さ方向に二個所切断して長
さ方向に延伸して製造したバンドにおいても、前述の評
価方法による割れの発生は認められなかった。
７）発明の効果
以上のごとく本発明による熱可塑性樹脂バンドの製造方
法は、長さ方向はもとより幅方向にも延伸するので、長
さ方向はもとより幅方向にも高度の分子配向を生ぜしめ
、従って、長さ方向に沿って割れが生ずることがなく、
長さ方向および幅方向の強度バランスがとれているとい
う利点を有する熱可塑性樹脂バンドを製造できる１もの
である。
法は、長さ方向はもとより幅方向にも延伸するので、長
さ方向はもとより幅方向にも高度の分子配向を生ぜしめ
、従って、長さ方向に沿って割れが生ずることがなく、
長さ方向および幅方向の強度バランスがとれているとい
う利点を有する熱可塑性樹脂バンドを製造できる１もの
である。
特許出願人 三菱油化株式会社
代理人 弁理士 古 川 秀 利
（ほか１名）
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂の管状押出体よりなるバンド素材を管状状
態で内部マンドレルによね円周方向に延ｉＬｌ］ ＋、
、、、次いで帯状状態となした後、長さ方向に延伸する
ことを特徴とする熱可塑性樹脂バンドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074584A JPS59209121A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 熱可塑性樹脂バンドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074584A JPS59209121A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 熱可塑性樹脂バンドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59209121A true JPS59209121A (ja) | 1984-11-27 |
Family
ID=13440354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7074584A Pending JPS59209121A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 熱可塑性樹脂バンドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59209121A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352580A (en) * | 1976-10-25 | 1978-05-13 | Asahi Chemical Ind | Method of and apparatus for forming biaxially oriented sheet |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP7074584A patent/JPS59209121A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352580A (en) * | 1976-10-25 | 1978-05-13 | Asahi Chemical Ind | Method of and apparatus for forming biaxially oriented sheet |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6529543B2 (ja) | 織物の特性を示すフィルム材料、その製造のための方法および装置 | |
| KR970000930B1 (ko) | 중합체 쉬이트 재료의 압축 횡방향 스트레칭을 위한 공정 및 장치 | |
| US4101625A (en) | Method for making corrugated molecularly oriented plastic strapping | |
| JP3599335B2 (ja) | 積層フィルム | |
| FI85245C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av ett foliematerial av hoeg styrka. | |
| US4668463A (en) | Method of making linear low density polyethylene film | |
| US4626574A (en) | Linear low density polyethylene film and method of making | |
| US3380868A (en) | Method for producing and orienting polypropylene films | |
| JP2002533237A (ja) | 改善された光学特性及びヒートシール適性特性を有する二軸延伸ポリエチレンフィルム | |
| EP0115917B1 (en) | Plastics strap and method of manufacturing the same | |
| RU2412812C2 (ru) | Способ изготовления ориентированных полимерных полос | |
| JP2571612B2 (ja) | フィルムの製造方法 | |
| JPS59209121A (ja) | 熱可塑性樹脂バンドの製造方法 | |
| GB1598738A (en) | Receptacle formed from a tubularly-formed sheet of a thermo-plastic material | |
| US4503007A (en) | Polypropylene strap and method of manufacturing the same | |
| IL29220A (en) | Process for preparing a strip of plastic material and a strip prepared thereby | |
| JPS6127177B2 (ja) | ||
| SU454238A1 (ru) | Способ изготовлени полиэтилентерефлатной пленки,дублированной полиэтиленом | |
| JPS6083824A (ja) | 易分繊性一軸延伸配向体の製造方法 | |
| JPS5923983B2 (ja) | 熱可塑性樹脂製バンドの製造方法 | |
| JPS605458B2 (ja) | 熱可塑性樹脂製バンドの製造方法 | |
| CA2192917A1 (en) | Process for longitudinal stretching in the production of oriented polypropylene films | |
| JPS5842012B2 (ja) | 重梱包用合成樹脂バンドの製造方法 | |
| MX9601682A (es) | Procedimiento para la fabricacion de laminas de polipropileno y su utilizacion. | |
| MXPA96006449A (en) | Procedure for longitudinal steering stretching in the manufacture of oriented polipropil sheets |