JPS5920760Y2 - 水切りスリ−プ接続部 - Google Patents
水切りスリ−プ接続部Info
- Publication number
- JPS5920760Y2 JPS5920760Y2 JP16936479U JP16936479U JPS5920760Y2 JP S5920760 Y2 JPS5920760 Y2 JP S5920760Y2 JP 16936479 U JP16936479 U JP 16936479U JP 16936479 U JP16936479 U JP 16936479U JP S5920760 Y2 JPS5920760 Y2 JP S5920760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- repellent
- conductor
- gap
- viscous material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電線導体の先端空隙部を撥水性粘性材料によっ
て充填した水切りスリーブ接続部に関する。
て充填した水切りスリーブ接続部に関する。
寒冷地では、水切りスリーブ接続部に侵入した水が氷結
すると、体積膨張して電線導体の先端と該スリーブとの
間の空隙部を押し拡げ、この現象が繰り返えされること
により、該空隙部が次第に大きくなっていって最終的に
電線導体が該スリーブから脱落することがある。
すると、体積膨張して電線導体の先端と該スリーブとの
間の空隙部を押し拡げ、この現象が繰り返えされること
により、該空隙部が次第に大きくなっていって最終的に
電線導体が該スリーブから脱落することがある。
これを防ぐために、電線導体先端の空隙部に非吸水性の
緩衝体を設け、侵入した水の氷結による体積膨張を該緩
衝体によって吸収する試みが提案されている。
緩衝体を設け、侵入した水の氷結による体積膨張を該緩
衝体によって吸収する試みが提案されている。
しかし、この提案によれば、空隙部に緩衝体を挿入して
所定の姿勢で位置されることが比較的難しく、空隙部を
完全に充填することが困難である。
所定の姿勢で位置されることが比較的難しく、空隙部を
完全に充填することが困難である。
本考案は、上記に鑑みて為されたものであり、電線導体
の先端空隙部を粘性導電性コンパウンドより戊る撥水性
粘性材料によって完全に充填することにより侵入氷結に
よる電線導体の脱落を確実に防ぐ水切り接続部を提供す
るものである。
の先端空隙部を粘性導電性コンパウンドより戊る撥水性
粘性材料によって完全に充填することにより侵入氷結に
よる電線導体の脱落を確実に防ぐ水切り接続部を提供す
るものである。
即ち、本考案による水切りスリーブ接続部によれは゛、
挿入口を有する水切りスリーブと、
前記挿入口に挿入されて前記水切りスリーブと圧縮接続
される電線導体と、 該電線導体と前記挿入口との間の空隙部を充填した撥水
性粘性材料とを具備しており、撥水性粘性材料として粘
性導電性コンパウンドを使用し、且つコンパウンドを収
納する挿入袋とを備えている。
される電線導体と、 該電線導体と前記挿入口との間の空隙部を充填した撥水
性粘性材料とを具備しており、撥水性粘性材料として粘
性導電性コンパウンドを使用し、且つコンパウンドを収
納する挿入袋とを備えている。
以下、第１図イ５口および第２図イ５口によって本考案
の実施例を詳細に説明する。
の実施例を詳細に説明する。
第１図イは、本考案の一実施例を示し、接続される電線
１と、電線１の導体２と、導体２の挿入口３ａを有した
水切りスリーブ３と、導体２の先端と水切りスリーブ３
の挿入口３ａとの間の空隙部に充填された撥水性粘性材
料５と、撥水性粘性材料５を所定の位置まで案内する挿
入袋４と、水切りスリーブ３を圧縮して導体２を接続固
定した後、外周全体に設けられるモールドコーン６とを
有している。
１と、電線１の導体２と、導体２の挿入口３ａを有した
水切りスリーブ３と、導体２の先端と水切りスリーブ３
の挿入口３ａとの間の空隙部に充填された撥水性粘性材
料５と、撥水性粘性材料５を所定の位置まで案内する挿
入袋４と、水切りスリーブ３を圧縮して導体２を接続固
定した後、外周全体に設けられるモールドコーン６とを
有している。
第１図口は、挿入袋４を示し、ゴム、プラスチック等の
材質で構成され、先端に撥水性粘性材料を注入する開口
４ａを有している。
材質で構成され、先端に撥水性粘性材料を注入する開口
４ａを有している。
以上の構成において、挿入袋４の開口４ａから撥水性粘
性材料５を注入し、これを導体２と同時に、あるいはそ
れに先立って水切りスリーブ３の挿入口３ａに挿入する
。
性材料５を注入し、これを導体２と同時に、あるいはそ
れに先立って水切りスリーブ３の挿入口３ａに挿入する
。
その後、前述のように、水切りスリーブ３を外部から圧
縮して導体２を接続固定する。
縮して導体２を接続固定する。
水切りスリーブ３は、例えば、開閉器等の目出線として
の内部の電極と電気的に接続されており、その水切り構
造によって機器内へ走水によって侵水するのを確実に防
ぐことができる。
の内部の電極と電気的に接続されており、その水切り構
造によって機器内へ走水によって侵水するのを確実に防
ぐことができる。
導体２と水切りスリーブ３の挿入口３ａとの間の空隙部
に撥水性粘性材料５が充填されているので、空隙部の形
状に順応して微小な空隙をも完全に潰すことができる。
に撥水性粘性材料５が充填されているので、空隙部の形
状に順応して微小な空隙をも完全に潰すことができる。
そのため、水が侵水してもそこに溜ることができないた
め、氷結による体積膨張が発生せず、電線が脱落する恐
れがなくなる。
め、氷結による体積膨張が発生せず、電線が脱落する恐
れがなくなる。
ここで、撥水性粘性材料５として、例えば、鉱油、シリ
コンカーバイト、亜鉛等を主体とする導電性コンパウン
ドが使用される。
コンカーバイト、亜鉛等を主体とする導電性コンパウン
ドが使用される。
第２図イ１口は、本考案の他の実施例を示し、導体２の
先端に撥水性粘性材料５を封入した挿入袋４を嵌合した
状態で水切りスリーブの挿入口に挿入する例を示す。
先端に撥水性粘性材料５を封入した挿入袋４を嵌合した
状態で水切りスリーブの挿入口に挿入する例を示す。
挿入袋４は開口４ａを有し、その内径を、導体２の外径
より若干小さくすることによって導体２の先端に簡単に
嵌合することができる。
より若干小さくすることによって導体２の先端に簡単に
嵌合することができる。
この実施例によれば、撥水性粘性材料５が導体２の撚線
間にも充填されるため、撚線間の走水をも有効に防ぐこ
とができ、より確実に侵水を防ぐことができる。
間にも充填されるため、撚線間の走水をも有効に防ぐこ
とができ、より確実に侵水を防ぐことができる。
以上説明した通り、本考案による水切りスリーブ接続部
によれば、電線導体先端と水切りスリーブ挿入口奥部と
の間の空隙部を粘性導電性コンパウンドより成る撥水性
粘性材料で充填し、且つ前記撥水性粘性材料を所定の位
置まで案内する挿入袋を使用したため、撚線間の走水を
防ぎ、且つ侵水による氷結を防止して電線導体の脱落を
確実に防ぐことができる。
によれば、電線導体先端と水切りスリーブ挿入口奥部と
の間の空隙部を粘性導電性コンパウンドより成る撥水性
粘性材料で充填し、且つ前記撥水性粘性材料を所定の位
置まで案内する挿入袋を使用したため、撚線間の走水を
防ぎ、且つ侵水による氷結を防止して電線導体の脱落を
確実に防ぐことができる。
第１図イは本考案の一実施例を示す断面図。
第１図口は挿入袋を示す断面図。
第２図イは本考案の他の実施例を示す断面図。
第２図口は第２図イの挿入袋を示す断面図。
符号の説明、１・・・・・・電線、２・・・・・・導体
、３・・・・・・水切りスリーブ、３ａ・・・・・・挿
入口、４・・・・・・挿入袋、５・・・・・・撥水性粘
性材料、６・・・・・・モールドコーン。
、３・・・・・・水切りスリーブ、３ａ・・・・・・挿
入口、４・・・・・・挿入袋、５・・・・・・撥水性粘
性材料、６・・・・・・モールドコーン。
Claims (1)
- 挿入口を有する水切りスリーブと、前記挿入口に挿入さ
れて前記水切りスリーブと圧縮接続される電線導体と、
該電線導体と前記挿入口との間の空隙部を充填した撥水
性粘性材料とを具備し、前記撥水性粘性材料が前記空隙
部の形状に応じて変形する挿入袋に収納された粘性導電
性コンパウンドより構成されることを特徴とする水切り
スリーブ接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16936479U JPS5920760Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 水切りスリ−プ接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16936479U JPS5920760Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 水切りスリ−プ接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5686767U JPS5686767U (ja) | 1981-07-11 |
| JPS5920760Y2 true JPS5920760Y2 (ja) | 1984-06-16 |
Family
ID=29680203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16936479U Expired JPS5920760Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 水切りスリ−プ接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920760Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP16936479U patent/JPS5920760Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5686767U (ja) | 1981-07-11 |
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