JPS5920548B2 - 真空密着包装容器 - Google Patents
真空密着包装容器Info
- Publication number
- JPS5920548B2 JPS5920548B2 JP8472979A JP8472979A JPS5920548B2 JP S5920548 B2 JPS5920548 B2 JP S5920548B2 JP 8472979 A JP8472979 A JP 8472979A JP 8472979 A JP8472979 A JP 8472979A JP S5920548 B2 JPS5920548 B2 JP S5920548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging
- sushi
- vacuum
- film
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば白杉木材製寿司桶類や、ポーラス質
の素焼磁器製容器などの微小通気孔による通気性周壁と
、同じく微小通気孔による通気性底壁とを有する上部開
口の容器本体の内外全面と、内底全面とに前記各通気性
壁の微小通気孔を通し、ヒータにより加熱軟化させた接
着性ポリエチレンフィルムなどの熱可塑性プラスチック
スフィルムの真空引き作用により密着固定させて包装し
た真空密着包装容器に関する。
の素焼磁器製容器などの微小通気孔による通気性周壁と
、同じく微小通気孔による通気性底壁とを有する上部開
口の容器本体の内外全面と、内底全面とに前記各通気性
壁の微小通気孔を通し、ヒータにより加熱軟化させた接
着性ポリエチレンフィルムなどの熱可塑性プラスチック
スフィルムの真空引き作用により密着固定させて包装し
た真空密着包装容器に関する。
従来、包装容器としでの寿司桶などの木材製桶類の包装
はすべてシーリング包装、即ち木材製桶類の包装はプラ
スチックス包装フィルムにより桶類全体をカバーするよ
うに開口上周縁にほぼ水平に前記包装フィルムを張り繞
らすと共に、外周下部を被包する所謂袋包み式包装であ
る。
はすべてシーリング包装、即ち木材製桶類の包装はプラ
スチックス包装フィルムにより桶類全体をカバーするよ
うに開口上周縁にほぼ水平に前記包装フィルムを張り繞
らすと共に、外周下部を被包する所謂袋包み式包装であ
る。
しかしながらこの包装では単に包装フィルムにより桶類
全体を被包するにすきず、そのために桶類の上部開口縁
部にほぼ水平に張り繞らした包装フィルムの存在により
これが邪魔になり大、小数個の桶類または下部小径のテ
ーパー型桶類を嵌め合せ式に積み重ねることができない
ので嵩高となり、荷作りや搬送や取扱い上、広大なスペ
ースを占める不便と、運賃高となる欠点損失と、桶類の
取扱や販売中に前記桶類の開口縁部に張りめぐらした包
装フィルムが外力により容易に破断して木質素地のまま
の内外壁面や内底面などを塵埃などの異物の付着により
汚損し、商品価値を著しく低下させる欠点があつた。こ
の発明は、これらの欠点損失を排除すべく種種研究と実
験とを重ねた結果、その根本的解決に成功したものであ
る。
全体を被包するにすきず、そのために桶類の上部開口縁
部にほぼ水平に張り繞らした包装フィルムの存在により
これが邪魔になり大、小数個の桶類または下部小径のテ
ーパー型桶類を嵌め合せ式に積み重ねることができない
ので嵩高となり、荷作りや搬送や取扱い上、広大なスペ
ースを占める不便と、運賃高となる欠点損失と、桶類の
取扱や販売中に前記桶類の開口縁部に張りめぐらした包
装フィルムが外力により容易に破断して木質素地のまま
の内外壁面や内底面などを塵埃などの異物の付着により
汚損し、商品価値を著しく低下させる欠点があつた。こ
の発明は、これらの欠点損失を排除すべく種種研究と実
験とを重ねた結果、その根本的解決に成功したものであ
る。
即ち、この発明は真空密着包装する容器本体として、例
えば白杉木材製の寿司桶類の微小通気孔による通気性底
壁の繊維組織部のピンホール微小通気孔や、ポーラス質
容器のピンホール周壁や底壁の微小通気孔を通し、前記
寿司桶類などの内外周全面および内底全面に加熱軟化さ
せた熱可塑性プラスチックスフィルムによる真空引き包
装により、このプラスチックスフィルムを密着固定させ
真空包装容器としてその特徴を発揮せしめたものである
。この発明によると、真空包装容器としての寿司桶類の
上部は開口状態であるから、この上部開口により大、小
径、または下部小径のテーパー型の木製桶類などの嵌め
合せ積み重ねを容易に行つて全体として小体積となすこ
とができる。
えば白杉木材製の寿司桶類の微小通気孔による通気性底
壁の繊維組織部のピンホール微小通気孔や、ポーラス質
容器のピンホール周壁や底壁の微小通気孔を通し、前記
寿司桶類などの内外周全面および内底全面に加熱軟化さ
せた熱可塑性プラスチックスフィルムによる真空引き包
装により、このプラスチックスフィルムを密着固定させ
真空包装容器としてその特徴を発揮せしめたものである
。この発明によると、真空包装容器としての寿司桶類の
上部は開口状態であるから、この上部開口により大、小
径、または下部小径のテーパー型の木製桶類などの嵌め
合せ積み重ねを容易に行つて全体として小体積となすこ
とができる。
従つて、荷造りや搬送、取扱いを小スペース内で簡便に
行い得る利点と、特に木製桶類やポーラス製の素焼磁器
製容器の内外周全面と、内底全面とに密着固定した熱可
塑性プラスチックスフィルムにより、耐ダスト性および
耐水性などの強化膜を形成し、木製桶類やポーラス質容
器の搬送、取扱いおよび販売中の塵埃などの異物の付着
による汚損などの欠点をほとんど完全に防止し、真空密
着包装容器としての木製桶類などの包装容器の商品価値
を著しく高め得るように根本的に改良したものである。
行い得る利点と、特に木製桶類やポーラス製の素焼磁器
製容器の内外周全面と、内底全面とに密着固定した熱可
塑性プラスチックスフィルムにより、耐ダスト性および
耐水性などの強化膜を形成し、木製桶類やポーラス質容
器の搬送、取扱いおよび販売中の塵埃などの異物の付着
による汚損などの欠点をほとんど完全に防止し、真空密
着包装容器としての木製桶類などの包装容器の商品価値
を著しく高め得るように根本的に改良したものである。
以下、この発明を図面に示す実施例について説明すると
、例えば白杉木材製の寿司桶などの木材製桶類やポーラ
ス質の素焼磁器製容器などに適用する真空密着包装容器
として所要の肉厚厚さを有する通気性周壁１と通気性底
壁２とより成る上部開口３を有する容器本体４の前記周
壁１の内外周全面５，６と、内底全面７とに前記各通気
壁１，２の微小通気孔を通しヒータにより加熱軟化させ
た例えば接着性ポリエチレンフイルムなどの熱可塑性プ
ラスチツクスフイルム８を真空引き作用（真空ポンプに
よる負圧空気の吸引作用）により密着固定包装して容器
本体４の内外周壁および内底部を耐水補強性のダストタ
イトに構成することができる。
、例えば白杉木材製の寿司桶などの木材製桶類やポーラ
ス質の素焼磁器製容器などに適用する真空密着包装容器
として所要の肉厚厚さを有する通気性周壁１と通気性底
壁２とより成る上部開口３を有する容器本体４の前記周
壁１の内外周全面５，６と、内底全面７とに前記各通気
壁１，２の微小通気孔を通しヒータにより加熱軟化させ
た例えば接着性ポリエチレンフイルムなどの熱可塑性プ
ラスチツクスフイルム８を真空引き作用（真空ポンプに
よる負圧空気の吸引作用）により密着固定包装して容器
本体４の内外周壁および内底部を耐水補強性のダストタ
イトに構成することができる。
この真空密着包装時に必要に応じて容器本体４を熱可塑
性で例えば通気性のプラスチツクス包装フイルム９を介
して真空ベース（負圧吸気多孔台）上に載置し、前記包
装フイルム９により容器本体４の下周部面を覆着包装す
ると同時にこの下部の包装フイルム９の上周縁部を前記
上部の包装フイルム８の下周部に一体に接着することも
できる。実施例における第４図、第５図、第６図に示す
容器本体４はポーラス質の素焼磁気製の容器であつて、
この容器本体４を前記加熱軟化させた熱可塑性プラスチ
ツクスフイルム８を前記と同様の真空引き密着包装作用
により前記フイルム８を容器本体４の内外周全面および
内底全面に密着固定させることもできる。
性で例えば通気性のプラスチツクス包装フイルム９を介
して真空ベース（負圧吸気多孔台）上に載置し、前記包
装フイルム９により容器本体４の下周部面を覆着包装す
ると同時にこの下部の包装フイルム９の上周縁部を前記
上部の包装フイルム８の下周部に一体に接着することも
できる。実施例における第４図、第５図、第６図に示す
容器本体４はポーラス質の素焼磁気製の容器であつて、
この容器本体４を前記加熱軟化させた熱可塑性プラスチ
ツクスフイルム８を前記と同様の真空引き密着包装作用
により前記フイルム８を容器本体４の内外周全面および
内底全面に密着固定させることもできる。
前記容器本体４としての寿司桶類においては、木質素肌
の内底面のほぼ中央部に予めその製品メーカーのレーベ
ル１０を貼着し、前記のように包装フイルム８による真
空引き包装作用時にレーベル１０の剥離を防止する。
の内底面のほぼ中央部に予めその製品メーカーのレーベ
ル１０を貼着し、前記のように包装フイルム８による真
空引き包装作用時にレーベル１０の剥離を防止する。
図面中１１は各木材片にて周壁および底壁の組立て接着
によつて構成した木材製桶の補強緊締用エンドレスメタ
ルワイヤである。この発明によると、上部開口の容器本
体の通気性周壁と通気性底壁の微小通気孔を通して加熱
軟化させた上方よりの熱可塑性プラスチツクスフイルム
を真空引き作用により吸引し、このフイルムを前記容器
本体の内外周全面および内底全面に密着固定させること
ができる。
によつて構成した木材製桶の補強緊締用エンドレスメタ
ルワイヤである。この発明によると、上部開口の容器本
体の通気性周壁と通気性底壁の微小通気孔を通して加熱
軟化させた上方よりの熱可塑性プラスチツクスフイルム
を真空引き作用により吸引し、このフイルムを前記容器
本体の内外周全面および内底全面に密着固定させること
ができる。
従つて容器本体として例えば寿司店において寿司米飯に
調昧料を混ぜて調味する白杉木材製の寿司桶の製作所に
おいて、その製品である寿司桶の出荷販売の際、または
小売販売先の店頭における陳列販売に際して前記のよう
に熱可塑性プラスチツクスフイルムによる密着固定包装
により木材製寿司桶の内外全面および内底部全面は耐水
およびダストタイト膜にて強化保持されているので塵埃
などの異物による付着汚損を未然に防止して長期間桶内
の清澄を保持することができるし、また木材製寿司桶の
材質悪変を防止して密着包装容器としての寿司桶の商品
価値を著しく高めることができる。
調昧料を混ぜて調味する白杉木材製の寿司桶の製作所に
おいて、その製品である寿司桶の出荷販売の際、または
小売販売先の店頭における陳列販売に際して前記のよう
に熱可塑性プラスチツクスフイルムによる密着固定包装
により木材製寿司桶の内外全面および内底部全面は耐水
およびダストタイト膜にて強化保持されているので塵埃
などの異物による付着汚損を未然に防止して長期間桶内
の清澄を保持することができるし、また木材製寿司桶の
材質悪変を防止して密着包装容器としての寿司桶の商品
価値を著しく高めることができる。
また前記真空引き熱可塑性プラスチツクスフイルムの密
着固定包装により包装容器としての木材製寿司桶の上部
開口は全開状態を保持するので、大、小径数個の寿司桶
または下部が小径でテーパー型の寿司桶を順次嵌め合せ
積み重ねることができる。従つて、これら多数個の寿司
桶の荷作り、搬送、取扱い上嵩張ることがなく、小スペ
ース低運賃で搬送することができる。
着固定包装により包装容器としての木材製寿司桶の上部
開口は全開状態を保持するので、大、小径数個の寿司桶
または下部が小径でテーパー型の寿司桶を順次嵌め合せ
積み重ねることができる。従つて、これら多数個の寿司
桶の荷作り、搬送、取扱い上嵩張ることがなく、小スペ
ース低運賃で搬送することができる。
しかも多数個の清澄化した寿司桶の取扱いを簡便化する
ことができるなど実益が大である。
ことができるなど実益が大である。
図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は真空密着
包装容器としての木材製寿司桶の垂直断正面図、第２図
は同上平面図、第３図は同上一部の拡大破断正面図、第
４図は真空密着包装容器としてのポーラス質素焼き磁器
製容器の垂直断正面図、第５図は同上平面図、第６図は
同上一部の拡大破断正面図である。 １・・・・・・通気性周壁、２・・・・・・通気性底壁
、３・・・・・・上部開口、４・・・・・・熱可塑性プ
ラスチツクスフイルムを真空密着包装する容器本体、５
，６・・・・・・内外周全面、７・・・・・・内底全面
、８・・・・・・熱可塑性プラスチツクスフイルム。
包装容器としての木材製寿司桶の垂直断正面図、第２図
は同上平面図、第３図は同上一部の拡大破断正面図、第
４図は真空密着包装容器としてのポーラス質素焼き磁器
製容器の垂直断正面図、第５図は同上平面図、第６図は
同上一部の拡大破断正面図である。 １・・・・・・通気性周壁、２・・・・・・通気性底壁
、３・・・・・・上部開口、４・・・・・・熱可塑性プ
ラスチツクスフイルムを真空密着包装する容器本体、５
，６・・・・・・内外周全面、７・・・・・・内底全面
、８・・・・・・熱可塑性プラスチツクスフイルム。
Claims (1)
- １ 通気性周壁と通気性底壁を有する上部開口の容器本
体の内外周全面と内底全面とに前記各通気壁の微小通気
孔を通し、加熱軟化した上方よりの熱可塑性プラスチッ
クスフィルムを真空引き作用により密着固定させて包装
した構成を特徴とする真空密着包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8472979A JPS5920548B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 真空密着包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8472979A JPS5920548B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 真空密着包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5613358A JPS5613358A (en) | 1981-02-09 |
| JPS5920548B2 true JPS5920548B2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=13838769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8472979A Expired JPS5920548B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 真空密着包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920548B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100312690B1 (ko) * | 1999-08-25 | 2001-11-03 | 김순택 | 형광표시관 |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP8472979A patent/JPS5920548B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5613358A (en) | 1981-02-09 |
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