JPS59202378A

JPS59202378A - 横型コンタクトフリ−ザ

Info

Publication number: JPS59202378A
Application number: JP58077397A
Authority: JP
Inventors: 青木　繁忠; 碓井　正彦; 北野　小十郎
Original assignee: Mayekawa Manufacturing Co; Taiyo Fishery Co Ltd
Current assignee: Mayekawa Manufacturing Co; Maruha Nichiro Corp
Priority date: 1983-05-04
Filing date: 1983-05-04
Publication date: 1984-11-16
Also published as: SE8402370D0; NO841775L; JPH0345309B2; NO161994C; SE8402370L; KR890000353B1; KR840008965A; DK219584D0; US4558572A; SE457910B; NO161994B; DK219584A; DK160725C; DK160725B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は魚介類を冷凍する横型コンタクトフリーザに係
り、特に各フラットタンクへの冷凍・ソンの出し入れ高
さを一定にし、作業員が楽な姿勢でもって冷凍ノセンの
出し入れ作業を行える横型コンタクトフリーデに関する
。

例えば、漁船により捕獲した魚介類を船内で直ちに冷凍
する装置として横型コンタクトフリーデがある。この横
型コンタクトフリーザは、第１図ないし第３図に示すよ
うに、多段（図示では有効１２段）のフラットタ／り１
と、該フラットタンク１の両側に設置される２本１組の
フラットタンク昇降用の油圧シリンダ２と、各フラット
タ／り１上に載置される冷凍パン３と、これらを納める
凍納室４とを備えている。前記のフラットタンク１はボ
ルト５を介して次々に懸垂接続されていると共に、最上
段のフラットタンク１には取付金具６が装着されている
。前記油圧シリンダ２は、そのロッド２ａ先端部を前記
取付金具６に連結式亡でいて、ロッド２ａを同期して伸
縮させることによりフラットタンクｌの昇降を行えるよ
うになっている。そして、第３図に示すように油圧シリ
ンダ２が全ストローク伸長した時には、全てのフラット
タ／りｌが懸垂されると共に、冷凍パン３の出し入れを
行えるようにフラットタンク相互の間隔が冷凍・やン３
の高さ寸法よりも大きい寸法に保たれる。このフラット
タンク相互の間隔は前記ポルト５の長さにより決められ
る。また第１図に示ｔように油圧シリンダ２が全ストロ
ーク縮小した時には、各日？ルト５が遊びの状態となり
、各フラットタンク１が冷凍パン３の上面に、該冷凍・
２ン３を圧縮状態で密着し、冷凍パン３内部の被冷凍体
（魚介類等）の凍結作用を促進させられるようになって
いる。

ところで、前述の横型コンタクトフリーザにおいては、
各フラットタンク１への冷凍・そン３の出し入れを第３
図の状態で行っている。

しかし、一般に採用されているフラットタンクの高さに
ついてみると、最下段のフラットタンクは装置の基礎台
に接するところの低い位置にあり、−まだ最上段のフラ
ットタンクは作業員が傍に立って手のとどく程度の高い
位置にある、というように各段のフラットタンクの高さ
位置がそれぞれ異なっているので、高い段あるいは低い
段への冷凍・やンの出し入れを行う場合、作業者は身体
を屈伸して行うことを余儀なくされている。中でも低い
段への冷凍パンの出し入れに伴なう屈伸は作業者の腰痛
の原因になってきている。しかもコンタクトフリーザを
囲む荷役作業室は、通常Ｏ℃以下−１０℃位の低温にな
っていて、かつ高湿度になるので、作業者にとっては好
ましい環境ではないので、前記冷凍パンの出し入れ作業
ゆ一層過酷なものとなる。

本発明の目的は、全てのフラットタンクへの冷凍パンの
出し入れを、作業者の腰または胸近辺の高さ位置で行え
るようにして、冷凍パンの出し入れ作業を容易に行える
横型コンタクトフリーザを提供することにある。

この目的を達成するために、本発明の横型コンタクトフ
リーザは、フラットタンクの両側に設置され、かつフラ
ットタンクの昇降方向に沿、って移動可能な可動部をも
つフラットタンク高さ変更用手段と、その高さ変更用手
段の可動部に設けられ、特定のフラットタンクと係合し
てこれを支えることができる係合手段とを備え、全ての
フラットタンクが）節季された状態において、前記高さ
変更用手段の可動部の上昇作動により前記係合手段にて
支えられるフラットタンクを上昇させたとき、最下段の
フラットタンクの位置を、作業者の腰または胸近辺の高
さ位置まで変更できるように構成したことを特徴とする
。

以下、本発明の一実施例を図面に従って具体的に説明す
る。第４図及び第５図は有効１２段のフラットタンク（
フラットタンク数１３枚）を設けた本発明による横型コ
ンタクトフリーザの構成を示し、第４図はフラットタン
クを下降させた状態（全圧縮）の正面図、第５図はフラ
ットタンクを上昇さぜた状態（懸垂）の正面図を表わし
ている。図において、第１図ないし第３図と同一符号の
ものは同じもの、もしくは相当するものを示しているの
で、その説明を省略する。本発明による横型コンタクト
フリーザは、フラットリンク昇降用油圧シリンダ２の内
側においてフラットタンク１の両側に設置されるフラッ
トタンク高さ位置変更用の２段式油圧シリンダ７と、そ
の２段式油圧シリンダ７の第１０ンド７Ａ先端部と７ラ
ツトタンク１との係脱を行う第１係脱機構８及び第２０
ツド７Ｂ先端部、とフラットタンク１との係脱を行う第
２係脱機構９とを備えている。

前記２段式油圧シリンダ７は、伸長時には第１０ツド７
Ａが最初に伸長し、次いで第２０ツド７Ｂが伸長するよ
うになっている。また縮小時には第１０ンド７Ａの先端
部が第２０ツド７Ｂの先端部よりも突出した状態となっ
ている。

前記第Ｊ係脱機構８は、第６図及び第７図に示すように
、前記２段式油圧シリンダ７の第１０ツド７Ａ先端部に
デルト１０によシ取付けたフック取付本体１１と、その
フック取付本体１１に支点ピン１２により回動可能に取
付けたフック１３と、そのフック１３０両！ｉ！ｌｊに
取付けたローラ１４と、そのローラ１４を転動させ力、
がら案内するローラガイド１５と、前記第Ｊロッド７Ａ
の伸縮方向に沿って設置された前記ローラガイド】５の
コ字型受は金具１６とを備えた構成となっている。そし
て、第１０ンド７Ａの伸長により前記フック取付本体１
１が上昇すると、ローラ１４がｒＪ−ラガイド１５に沿
って移動して、フック１３が第７図の実線のような支え
位置となって該フックＬ３の先端部がフラットタンク１
と係合する。また第１０ンド７人の縮小によりフック取
付本体１１が下降し７てフック１３の後端部が前記受は
金具１６に取付けＣあるピン１７に衝突すると、該フッ
ク１３が第７図の仮想線のように支点ピン１２を中心と
して頌動し、フラットタ／り１から外れるようになって
いる。

また前記第２係脱機構９も、前記第１係脱機構８と同様
な構成となっていて、油圧シリンダ７の第２０ツド７Ｂ
先端部とフラットタンク１との係脱を行えるようになっ
ている。尚、第２係脱機構９におけるローラガイドは、
第１係脱機構８の受は金具１６に取付けられる、つまり
受は金具１６は第２係脱機構９の受は金具も兼ねている
。

次に本発明による横型コンタクトフリーデを、成る漁船
におけるコンタクトフリーデにみたてて、各７ラツトタ
ンクへの冷凍パンの出し入れを行う場合の作用について
説明する。

ここで、前記トロール漁船においては、フラットタンク
の作動有効高さＨｌ　　を下部の基準面りから約２４０
０　ｍｍ　とることができるので、該作動有効高さＨｌ
　をその寸法にしである。またそのときのフラットタン
ク相互の間隔Ｓを１３０羽としである。

そして、冷凍／ＩＰンの出し入れを全て作業員の腰また
は胸近の高さで行えるように、荷役レベル高さＩ■２　
　を下部基準面りから１２００　ｍｍ　の高さに設定し
である。

また、以上の設定により、フラットタンク昇降用の油圧
シリンダ２及びフラットタンク高さ変更用の２般式油圧
シリンダ７０寸法（朋）を、次のように選定しである。

まず、油圧シリンダ２を全ストローク伸長させて、第５
図に示すように全てのフラットタンク１を懸垂させる。

このとき、荷役レベル高さ１１！　を満足するのは最上
段から７枚目のフラットタンクまでとなる。次に油圧シ
リンダ７の第１０ツド７Ａを伸長させると、第６図、第
７図で示した第１係脱機構８のフック１３が上段から５
枚目のフラットタンクｌに係合し、かつこれを支えて上
昇し、前記第１０ンド７Ａが全ストローク伸長すると、
第８図に示すように荷役レベル高さＨ２を満足するのは
上段から９枚目の７ラツトタンクまでとなる。前記第１
ロツｌ’７Ａの動作に続いて第２０ンド７Ｂを伸長させ
ると、第２係脱機構９のフックが上段から１０枚目のフ
ラットタンクを支えて上昇し、第２０ンド７Ｂが全スト
ローク伸長すると、第９図に示すように最下段の７ラツ
トタンクも荷役レベル高さＨ２を満足する高さとなる。

即ち、全てのフラットタンクが荷役レベル高さＨ２を満
足することになる。

従って、冷凍・ぐンの出し作業は、各シリンダの前述の
順に行う伸長行程中において、全てのフラットタンクか
ら、荷役レベル高さＨ２で行うことができるので、作業
者は身体をそれ程屈伸させることなく行うことができる
。

また、冷凍・やンの入れ作業は２段式油圧シリンダの第
２０ツド７Ｂ　、第１ロンドアＡ　、油圧シリンダとの
順に縮小することにより、全てのフラットタンクを下降
させ、同じ荷役レベル高さＨ２で出すことができる。

尚、前述の実施例は漁船向はコンタクトフリーザの例に
ついて説明したが、それ以外のコンタクトフリーザとし
ても適用できることは勿論である。

また、フラットタンク高さ変更用手段としで、２段式油
圧シリンダを用いた例を示したが、何もこれに限定され
るものではなく、例えば第１０図及び第１２図に示した
手段を用いることもできる。

即ち、第１Ｏ図に示したものは、フラットタンク１両側
の上下位置にそれぞれ設置した従動スフ０ロケツト１８
及び駆動スプロケット１９と、両スフ０ロケット１８，
１９に掛は回わしたエンドレスチェーンかとを備え、前
記チェーン加に特定のフラットタンクを係合させた構成
となっていて、前記駆動スプロケット１９の駆動（電動
機等による駆動）に」：リチェーン加を矢印方向に移動
させて特定のフラットタンクを昇降させることによシ、
最下段のフラットタンクまでを荷役レベル高さくＨ２）
に高さ変更できるものである。

また第１１図に示したものは、天井２１に装着した油圧
シリング２２と、その油圧シー・リンダａの［１ツド２
２ａにそれぞれ一端を係止した２本のチェーン乙。

冴とを備え、一方のチェーンるの途中を天井２１　＠ｌ
ｌに取付けたガイドスゾロケツ）２５．２６．２７に案
内させて他端を特定のフラットタンク１の一端側に係止
し、かつ他方のチェーンムの途中を天井２１側に取付け
たガイドスプロケット２８に案内させて他端を特定のフ
ラットタンク１の他端側に係止させた構成となっている
。そして、前記油圧シリンダ２２のロッド２２ａを伸縮
させ前記の両チェーンｎ。

２４を介して特定のフラットタンクｌを昇降させること
により、最下段のフラットタンクまでを荷役レベル高さ
く■２）に高さ変更できるものである。

また、本発明において、フラットタンク昇降装置が第１
２図に示すように、ラック付支柱２９と、その支柱２９
のラックに噛合うビニオン刃と、そのビニオンＩを駆動
する油圧モータ３１とから構成されている場合には、フ
ラットタンク高さ変更用手段として、第１２図及び第１
３図に示すように、前記支柱四のラックに噛合うビニオ
ン３２及びこれを駆動する油圧モータおで構成し、油圧
モータおの駆動によりビニオン３２を支柱四に沿って上
下移動させることにより、フラットタンク１の高さを変
更させるようにしてもよい。

以上説明したように、本発明によれば、全てのフラット
タンクへの冷凍パンの出し入れを、作業者の腰または胸
近辺の高さ位置で行えるから、冷凍・やンの出し入れ作
業がきわめて容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は従来の横型コンタクトフリーザの
構成を示し、第１図はフラットタンクを下降させた状態
の正面図、第２図は第１図のＸ　−Ｘ′矢視図、第３図
はフラットタンクを上昇させた状態の正面図、第４図な
いし第９図は本発明の一実施例として漁船向けの横型コ
ンタクトフリーザの構成を示し、第４図はフラットタン
クｔ　下＋４させた状態の正面図、第５図はフラットタ
ンクを上昇させた状態の正面図、第６図は本発明におけ
る第１係脱機構の詳細を示す平面図、第７図は第６図の
正面図、第８図及び第９図はフラットタンクの高さを変
更させた状態の正面図、第１０図ないし第１２図はフラ
ットタンク高さ変更用手段の他の例を示す正面図、第１
３図は第１２図のＹ−Ｙ’矢視図である。１・・・フラットタンク５２・・・油圧シリンダ、２ａ
・・・油圧シリンダのロッド、３・・・冷凍・千ン、４
・・・凍結室、５・・・デルト、７・・・２段式油圧シ
リンダ、７Ａ及び７Ｂ・・・２段式油圧シリンダの第１
０ンド及び第２０ンド、８・・・第１係脱機構、９・・
・第２係脱機構、１１・・・フック取付本体、１２・・
・支点ビン、１３・・・フック、１４・・・ローラ、１
５・・・ローラガイド、１６・・・ローラガイドの受は
金具、１７・・・ビン、１８・・・従動スプロケット、
１９・・・駆動スゲロケット、加・・・エンド１／Ｘチ
エーン、２２・・・油圧シリンダ、２２ａ・・・油圧シ
リンダのロッド、２３．２４・・・チェーン、５〜２８
・・・ガイドスプロケット、２９・・・ラック付支柱、
３０・・・ビニオン、３１・・・油圧モータ、３２・・
・ビニオン、３３・・・油圧モータ、Ｈｌ・・・フラッ
トタンクの作動有効高さ、Ｈ，・・・荷役レベル高さ、
Ｌ・・・下部基準面、Ｓ・・・フラットタンク相互の間
隔。第１２図２９第１３図

Claims

【特許請求の範囲】

デルトを介して次々に接続された多段のフラットタンク
と、そのフラットタンクの両側に配設されたフラットタ
ンクの昇降装置と、各フラットタンク上に載置される冷
凍パンとを備え、前記昇降装置の最終上昇時には全ての
フラットタンクが懸垂されると共に各フラットタンク相
互の間隔が冷凍・母ンの高さよυも高い寸法に保たれ、
かつ昇降装置の最終下降時には各フラットタンクが冷凍
・臂ンの上面に、該冷凍パンを圧縮状態で密着して冷凍
・やン内部の被冷凍体の凍結作用を促進させられるよう
になっている横型コンタクトフリーザにおいて、フラッ
トタンクの両側に設置され、かつフラットタンクの昇降
方向に沿って移動可能な可動部をもつフラットタンク高
さ変更用手段と、その高さ変更用手段の可動部に設けら
れ、特定のフラットタンクと係合してこれを支えること
ができる保合手段とを備え、全てのフラットタン・りが
懸垂された状態において前記高さ変更用手段の可動部の
上昇作動により前記係合手段にて支えられるフラットタ
ンクを上昇させたとき、最下段のフラットタンクの位置
を所望の高さ位置まで変更できるように構成したことを
特徴とする横型コンタクトフリーデ。