JPS59202269A - 水性塗料組成物 - Google Patents

水性塗料組成物

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JPS59202269A
JPS59202269A JP7798283A JP7798283A JPS59202269A JP S59202269 A JPS59202269 A JP S59202269A JP 7798283 A JP7798283 A JP 7798283A JP 7798283 A JP7798283 A JP 7798283A JP S59202269 A JPS59202269 A JP S59202269A
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JP
Japan
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resin
basic compound
aqueous
coating
boiling point
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JP7798283A
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English (en)
Inventor
Sakuichi Konishi
小西 「さく」一
Matsuo Shibayama
芝山 松雄
Naohito Shingo
新郷 直仁
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボキシル基を有する樹脂微粉末、塩基性化
合物、水性樹脂を含む水性塗料組成物の改善に係り、さ
らに詳しくは前記組成の貯蔵安定性に優れた粉体分散型
水性塗料組成物で、ワキ、タレ等の作業性が格段に改善
された水性塗料組成物に関するものである。
本発明者らはさきに、カルボキシル基を有する樹脂微粉
末(■)、塩基性化合物(■)、水性樹脂(1)および
必要により(I)および/または(III)と相互に反
応する化合物(IV )を含み、塩基性化合物(II)
を(I)および(III)のカルボキシル基総量に対し
て0.3〜1.2当量の割合で含有させることにより水
性媒体中に樹脂微粉末(I)を分散させ且つ水性樹脂(
I[[)を溶解ないし分散せしめ、樹脂微粉末(■):
水性樹脂(III)の固形分重量比が2二98〜98:
2であることを特徴とする水性塗料組成物が、調製容易
で、且つ貯蔵安定性に優れていることを知り特許出願し
た(特願昭56−156886)。
同発明は水性樹脂、特に塩基中和型水性樹脂ワニスを使
用し粉体樹脂を分散させる従来技術の欠点を完全に克服
し、かなりの高温に対しても分散体が増粘、ゲル化等の
経時劣化を示さない安定な塗料組成物を提供するもので
あって、塗装作業性の良好な粉体分散型水性塗料組成物
として極めて優れたものである。
通常かかる塗料組成物は塗装後、焼付けにより硬化塗膜
を得るものであり、この時水分蒸発と共に中和剤の塩基
性物質が揮発し硬化塗膜を形成覆るものと考えられてい
る。
そこで粉体樹脂(I>および水性樹脂(III)のカル
ボキシル基の中和に使用せられる塩基性化合物(II)
として前記出願にかかる発明においでは、有機の塩基性
化合物就中、塗膜中に残存しない沸点40〜180℃の
ものが特に好ましいものとして推奨されていたのである
しかしながらその後の研究により、前記水性塗料組成物
の作業性特にワキ、タレの点で効果が必ずしも一定せず
、さらに改善の望ましいことが見出されるに至った。そ
こで本発明者らは塩基性化合物(IF)の種類、沸点と
硬化速度、作業性(ワキ、タレ)との関連について鋭意
研究を進めた結果、高沸点塩基性化合物を選択使用する
ことにより、作業性が格段に改善される事実を見出し本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明に従えば、水性媒体中にカルボキシル基を
有する樹脂微粉末(■)、塩基性化合物(■)、水性樹
脂(1)および必要により(I)Jjよび/または(I
[[)と相互に反応する化合物(IV )を含み前記塩
基性化合物(I[)の割合が(I)および(nl)のカ
ルボキシル基総量に対し0.3〜1.2当量であり、(
I) : (n[)の固形分重量比が2二98〜98:
2である水性塗料組成物において、塩基性化合物([)
の少なくとも20%が沸点150℃以上の高沸点塩基性
化合物であることを特徴とする水性塗料組成物が提供せ
られる。
本発明においては、このように先願発明の前記特願昭5
6−156886号記載の水性塗料組成物の塩基性化合
物(I)をその少なくとも20%が沸点150℃以上、
好ましくは150°〜400′Gの高沸点塩基性化合物
からなる如く特定することにより、貯蔵安定性、塗膜硬
化性、塗膜性能を優れた水屋に保持すると共に、作業性
を格段に改善するものであって、その意味に於て前記先
願発明の選択発明乃至は改良発明と目さるべきものであ
る。本発明に於て、特に選択使用せられる塩基性化合物
は、沸点が150″C以上、好ましくは150°C〜4
00 ’Cの高沸点塩基性化合物で具体的、例えばジエ
チルエタノールアミン(163℃)、2−(ジメチルア
ミノ)−2−メチルプロパツール(DMAMI)160
℃)、ジインプロパツールアミン(249℃)、ジメチ
ル−2−(2’−ヒトL]キシエトキシ)エチルアミン
(DMAEE200℃)、アミノエチルエタノールアミ
ン(244℃)、ジェタノールアミン(268℃)、ト
リエタノールアミン(360℃)等があげられる。
使用せられる塩基性化合物としては勿論これらのみに限
定されるものではなく所定沸点以上の高沸点化合物であ
る限り任意の塩基性化合物を使用することかできる。
本発明ではかかる高沸点化合物が塩基性化合物成分の少
なくとも20%、好ましくは少なくとも50%、の割合
で使用せられる。
既に述べた如く、塩基性化合物はカルボキシル基を有す
る樹脂微粉末(I)と水性樹脂(III)のカルボキシ
ル基を中和し、樹脂微粉末(1)を水性媒体に分散させ
、水性樹脂(I[[)を水溶性、水分散性にするため使
用されるのであるが、当初この塩基性化合物は焼付温度
を上まわることのない比較的低沸点のものが好ましいと
考えられていた。
これは沸点が高すぎると揮発し難く、硬化度が遅いし、
また残存すると反応速度を抑止し、良好な塗膜性能が得
られないと考えられたからであった。
また本発明者らは前記水性塗料組成物の硬化において作
業性効果が一定しない原因として、塗料から塩基性化合
物が揮発消失し、中和率が低下し、粘性増大に至る経過
で、塩基性化合物の系外への除去が早きにすぎると塗膜
増粘によりかえって水分の蒸発が妨げられワキ現象が生
ずることによることを見出している。
しかるに焼(=J温度を上まわる、沸点150℃以上の
高沸点塩基性化合物を使用し7j場合、焼付初期におい
ては揮発速度が比較的遅いことにより系の反応速度の抑
止効果は大きいが、中期以降の硬化領域においては意外
にも反応性が向上する場合が多く、また水の蒸発を促進
させる共溶媒効果も認められるところから、ワキ、タレ
等の作業性に格段の改善がみられ、作業性の経時劣化も
防止されることが判明し、それが本発明の基礎とされた
ものである。
通常150℃以」二の沸点を有する塩基性化合物にかか
る効果が認められ、かなり高沸点のものであっても作業
性改善には何ら支障なく用いることができる。勿論沸点
の上昇につれ硬化反応性は低下するので、硬化時間等の
点から、150℃以下の塩基性化合物と併用することが
実用上好ましい。
また本発明目的に対し、沸点150℃以上の高沸点塩基
性化合物は塩基性化合物成分(II)の少なくとも20
%使用する必要があり、好ましくは少なくども50%、
勿論かかる高沸点化合物のみを使用することもできる。
本発明で使用せられる他の成分に関しては既に先願発明
で述べた通りである。1すなわちカルボキシル基を有す
る樹脂微粉末(I)の種類としては、例えばポリエステ
ル樹脂やアクリル樹脂が挙げられる。それら9粒径は、
塗料の杆時安定性や塗装作業性、塗膜の外観に影響を与
えるので3〜60μ、好ましくは5〜25μであればよ
い。カルボキシル基の量に関する樹脂の酸価は15〜3
00、好ましくは30〜100であればよい。酸価値が
過少であれば、塗料が三次元硬化反応をせず、過大であ
ると、遊離のカルボキシル基が残存し、塗膜を形成して
もその耐水性が劣る。
本発明で使用する水性樹脂(II[)は、前述の如き塩
基性化合物(II)でもって常法に従い含有カルボキシ
ル基を中和することによって、該樹脂が水性媒体中に溶
解ないし分散されて安定な水性樹脂ワニスを形成するも
のであればよく、例えばアルキド系、ポリエステル系、
マレイン化油系、マレイン化ポリアルカジエン系、エポ
キシ系、アクリル系、ウレタン系が挙げられる。
具体的には、アルキド系およびポリエステル系にあって
は、多塩基酸と多価アルコールとの反応段階でノJルボ
キシル基が導入されて水性樹脂となるものて゛よい。マ
レイン化油系にあっては、乾性油(例:アマニ油、ヒマ
シ油、ダイズ油、キリ油)を無水マレイン酸で処理する
ことによりカルボキシル基が導入されて水性樹脂となる
ものでよい。
マレイン化ポリアルカジエン系にあっては、例えばポリ
ブタジェン(例:1,2−ポリブタジェン、1.4−ポ
リブタジェン、1,2−と1,4−の共重合ポリブタジ
ェン)、ポリイソプレンまたはポリシクロペンタジェン
に例えばその二重結合に不飽和カルボン酸(例:無水マ
レイン酸、無水ハイミック酸、フマール酸、イタコン酸
)を付加さけることによってカルボキシル基が導入され
て水性樹脂となるものでよい。エポキシ系にあっては、
ビス7−[ノールAとエピクロルヒドリンの反応によっ
て代表される各種エポキシ樹脂に加えて、他のエポキシ
基を有する各種化合物が使用できる。
これらは本来水溶性を有するものではそのまま使用でき
、あるいはオキシラン基の一部または全部に酸性基を導
入されて水溶性ないし水分散性となるものでよい。アク
リル系にあっては、α、β−不飽和カルボン酸(例ニア
クリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、クロトン酸、フマル
酸、シトラコン酸、無水マレイン酸)とアクリル酸エス
テル(例:メチルエステル、エチルニスデル、プロピル
ニスデル、ブチルエステル、ヘキシルエステル、ラウリ
ルエステル)および/またはメタクリル酸エステル(例
:メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル
、ブチルエステル、ヘキシルエステル、ラウリルエステ
ル)、必要に応じて他の重合性上ツマ−を重合させるこ
とによって得られる塩基中和型の水性樹脂であればよい
。ウレタン系にあってはジイソシアネート化合物(例:
ヘキサメヂレンジイνシアネートトリレンジイソシアネ
ート、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、4. I!I’−メチレ
ンどス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソボロン
ジイソシアネート)を骨格溝道とする塩基中和型の水性
樹脂が挙げられる。
上記水性樹脂にあって、カルボキシル基の中和には塩基
性化合物の使用が好ましい。
既に述べた如く、塩基性化合物として沸点150℃以上
の化合物以外に本発明においては沸点が150℃未満の
塩基性化合物を併用することが可能である。かかる塩基
性化合物(It)としては樹脂微粉末(1)のカルボキ
シル基を中和し得るものであれば、無機または有機の化
合物であってよく、例えば水酸化リヂウム、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、アンモニア、モノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、hジメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、モノエタノールアミ
ン、モノイソプロパツールアミン、ジメチルエタノール
アミン、2−アミノ−2−メチルプロパツール、モルボ
リン、n−メチルモルホリン、n−エチルモルボリン、
ピペラジン等があげられる。
高沸点塩基性化合物を含むかかる塩基性化合物(n)は
、上記樹脂微粉末(I)のカルボキシル基と水性樹脂(
I[[)のカルボキシル基の総量に対して0.3〜1.
2.当恒、好ましくは0.5〜1゜0当量の割合で使用
すればよい。これによって、上記(I)の水性媒体への
優れた分散性が得られ、安定性が良好な塗料が得られる
。なお、当該化合物(IF)の使用量が過少であると、
上記(I)のカルボキシル基を中和するのに要する当該
化合物(II)の絶対量が不足して上記(I)の粒径が
小さくならず、分散後層分離を来たし易い、他方、過剰
であると、上記(I)の粒子が水性媒体に可溶化されて
樹脂微粉末を使用する意義がなくなり、また塗膜形成時
に発泡が顕著になる問題を起生ずる。
本発明塗料にあっては、上記樹脂微粉末(1)二本性樹
脂(1)を固形分重量比において2:98〜98:2、
好ましくは2:98〜60 : 40の割合で配合リ−
ればよい。前者<I)の石が過少であると、塗装作業性
が劣り、他方過剰であると、塗膜のフロー性が不良とな
る。好ましくは後者(II[)の割合が40以上になる
と、塗料の塗装作業性、塗膜の外観や光沢が良好となる
本発明塗料においては、必要に応じて、上記樹脂微粉末
(I)おにび/または水性樹脂(III)と゛   相
互に反応覆る化合物(IV )を含有していてよい。
かかる化合物(IV)としては、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂、多価の金属塩(例:ナフテン酸コバルト、ナフ
テン酸鉛、ナフテン酸亜鉛)、1−リグリシジルイソシ
アヌレート(丁GIG)、ジシアンジアミドが例示され
る。当該化合物の配合量は、固形分重量比で(Il(I
V)が100:O〜20:80でよい。かかる化合物の
混入によって、三次元架橋反応が進み更に高度な塗膜性
能が達成される。
本発明は水(好ましくは脱イオン水)を媒体とする水性
塗料組成物およびその製造法に関するものであるが、必
要に応じて少量の有機溶剤(例:]ニチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、5ec−ブチルアルコール、t−ブチ
ルアルコール、ジメチルホルムアミド)を使用してもよ
い。
本発明にあっては上述の各成分に加えて、必要に応じて
各種の顔料および添加剤(例:改質剤、分散剤、表面調
整剤)を使用することができる。
これらは樹脂微粉末(I)または水性樹脂(I[[>も
しくはその両者に配合してよい。
本発明の塗料組成物は、先願発明と同様以下の2つの方
法によって製造することができる。
(a)η」ち、塩基性化合物(II)の全量または一部
を使用して常法に従い水性樹脂(III)のりニスを製
造し、このワニスに樹脂微粉末(I)および要すれば残
余の塩基性化合物(I)を混入し、これを加熱攪拌分散
すればよい。
(b)他方、樹脂微粉末(■)、塩基性化合物(II)
および水性樹脂(III)を同時に水性媒体に混入し、
加熱1党拌分散すればよい。
しかして、上記加熱攪拌分散は35〜95℃で実施りる
ことか望ましく、また得られた塗料系における中和率(
総量)は30〜120%、好ましくは50〜100%で
あることが望ましい。上記温度が低ずぎると、上記(I
)の粒径が小さくならず、分散後層分離を来たし、使方
高ずきると、熱エネルギー的に不利である。上記中和率
が低すぎると、上記(I)の粒径が小さくならず、分散
後層分離を来たし、他方高すぎると、上記(I)が、水
性媒体に可溶化されて樹脂微粉末を使用する意義がなく
なり、また塗膜形成時に発泡が顕著になる問題を起生ず
る。
かかる製法によれば、塗料組成物の高不揮発分化が可能
となってタレ膜厚限界値が上昇し、また形成塗膜の発泡
が少なくなってビン膜厚限界値も上昇して、塗装作業性
が向上する。なお、後者(b )の方法は前者(a )
の方法に比べて塗料製造工程が短縮されるという有利点
がある。
なJ3、顔料着色塗料組成物を製造する場合にあっては
、上記(a )の方法では、塩基性物質(ff>で中和
した水性樹脂(1)ワニスの一部屯を使用しτ°常法に
従い顔料ペーストを調整し、他方、残余の水性樹脂<m
>ワニスでもって上述の加熱攪拌分散法に従い樹脂微粉
末(I)の分散液を調整し、この分散液に上記ペースト
を常法に従い混合するかまたは上述の如く加熱攪拌分散
すればよい。
また水性樹脂(117ンワニスの仝mでもって顔料ペー
ストを調製し、これに上述の加熱攪拌分散法に従い樹脂
微粉末(I)を混入してもよい。かかる場合、塩基性物
質(II)を顔料ペースト調製用と樹脂微粉末のそれ用
とを各々異種のものにしてもよい。その際、本願の高沸
点塩基性化合物をそのいずれ力)一方に含ませるか、両
方に含ませるかは、組成などにより適宜選択されてよい
また上記(b)の方法では、水性樹脂(I[[)の−郡
山で顔料ペーストを調製し、他方、残余の水性樹脂(■
)、塩基性化合物(It)および樹脂微粉末(I)でも
って上述の加熱攪拌分散法に従いその分散液を調製し、
この分散液に上記ペーストを常法に従い混合づればよい
。また顔料も同時に(I>、(II)、(III)と共
に加熱攪拌分散に供して調製してもよい。
なa3、化合物(IV )については、室温で固体の場
合は樹脂微粉末(1)製造時に予め溶融混入すればよく
、また室温で液体の場合は塗料調製時に混入づ−ればよ
い。
以−「の構成から成る本発明によって、貯蔵安定性なら
びに作業性において特に優れた粉体分散型水性塗料組成
物が得られる。この塗料組成物は常法に従って塗装に供
されてよい。例えば、必要であれば適当な粘度となるよ
うに水で希釈し、エアスプレー、エアレススプレー、静
電塗装、ロール塗装、刷毛塗り、浸漬塗装等の通常の塗
装法が採用されてよい。
次に参考例、実施例および比較例を挙げて本発明を具体
的に説明する。なお、部とあるは重量部を意味する。
参考例1 顔料分散ペースト(1)の調整: 第1表に示ず水性樹脂ワニス(1)の46aに対し脱イ
オン水30gとルチル型酸化チタン顔料90(Jを加え
、予備混合を行った俊ペイントコンディショナーにてガ
ラスピーズ媒体中で室温で40分間混合分散して、ペー
ストを調整した。このペーストは粒度1oμ以下でよく
分散されており、粘度(スト−マー)100ku/25
℃、不揮発分68wt%であった。
第1表 実施例1 塗料組h′物(1)の調整: 第1表の水性樹脂ワニス(1〉の46gを脱イオン水3
0(+で溶解し、加熱攪拌しながら第2表の樹脂微粉末
(1)の31を徐々に加え、添加後温度り0℃′c15
分間保持して攪拌分散した。
その結果、安定性のよい分散液が得られ、該液の中和率
(総量)は47%であった。
上記分散液に上記参考例の顔料分散ペース1〜(1)の
166gを加えよく攪拌し、更にHMMMヘキザメ1〜
キシメチロールメラミン)20gを加え混合し、塗料組
成物を得た。このものは不揮発分64 wt%、粘度(
スt−−v−) 110ku/25℃、(樹脂微粉末)
/(水性樹脂ワニス)の固形分重量比34/66であっ
た。
(以下余白) 第2表 実施例2〜9及び比較例1〜3 実施例1と同様に第1表の水性ワニス、第2表の樹脂微
粉末を用いて、塗料を作成した。(第3表参照) 実施例1〜9および比較例1〜3で得られた各塗料組成
物を40℃で10日間貯蔵してその安定性を試験した。
その結果を第4表に示す。また、上記塗料組成物の梨地
鋼板における塗装作業性を評価したところ、第4表に示
す結果が得られた。
なお、表中の塗料安定性は (以下余白) (第3表続き) 第  4  表 ※40℃X20日での1直

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水性媒体中に、カルボキシル基を有する樹脂微粉
    末(1)、塩基性化合物(■)、水性樹脂(III)お
    よび必要により(I)および/または(Il[)と相互
    に反応する化合物(、IV )を含み、前記塩基性化合
    物(II)の割合が(I)および(I[[)のカルボキ
    シル基総量に対し0.3〜1.2当量であり、(I) 
    : (I[)の固形分重量比が2=98〜98:2であ
    る水性塗料組成物において、塩基性化合物(I)の少な
    くとも20%が沸点150℃以上の高沸点塩基性化合物
    であることを特徴とする水性塗料組成物。
  2. (2)高沸点塩基性化合物が沸点150°〜400℃の
    塩基性化合物である特許請求の範囲第1項記載の組成物
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63213577A (ja) * 1987-02-28 1988-09-06 Kitagawa Kako Kk 防曇用コ−テイング剤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857475A (ja) * 1981-09-29 1983-04-05 Nippon Paint Co Ltd 水性塗料組成物の製法

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