JPS5920135Y2 - 装飾性床敷体 - Google Patents

装飾性床敷体

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JPS5920135Y2
JPS5920135Y2 JP1977090989U JP9098977U JPS5920135Y2 JP S5920135 Y2 JPS5920135 Y2 JP S5920135Y2 JP 1977090989 U JP1977090989 U JP 1977090989U JP 9098977 U JP9098977 U JP 9098977U JP S5920135 Y2 JPS5920135 Y2 JP S5920135Y2
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JP
Japan
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floor covering
sheet
laminated
width
strip
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Application number
JP1977090989U
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JPS5419275U (ja
Inventor
隆三 川口
Original Assignee
ロンシール工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建遣物或いは車輛などの床面上に接着剤を用い
全面的に接着敷設されその上面を多数の人が歩行又は踏
みつける床敷体で装飾性を有士る軟質合成吉脂製広幅長
尺床敷体に関するものであり、幅ケ長尺タイプのシート
状のものであって、その表面に該床敷体1の幅寸法1の
1/12〜1/6の輻寸法bを宵し、且つ床敷体の表面
色とは異なった着色を施した帯状シート2を所定の間隔
を保って平行に積層した後、その上面より全面に渉つて
透明な樹脂溶液を塗布して帯状シートの上面を薄く、そ
の非積層部を厚くした透明層3を被覆してなる装飾性床
敷体である。
軟質合成樹脂製床敷体1は主として塩化ビニル柑脂系の
ものであり、具体的には塩化ビニルの阜独重合体、塩化
ビニルー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルーエチレン共
重合体などの柑脂に液状可盟剤、充填剤及び安定剤、着
色剤などの添加剤を配合した組成物を原料とし、これを
カレンダー法又は押出法により1〜2mmの厚さのシー
ト状に加工した物を用いる。
この場合、表面には酎摩耗性又は着色を鮮明にするため
に充填剤の少ない又は他種の耐摩耗性樹脂をブレンドし
た表面層を別に積層しても良く、又裏面に圧延作業上及
び敷設体としての性能を充分発揮せしめるために基布な
どの裏打材を裏打ちしたものを用いても良い。
この種の工幅長尺敷設体1は一般に180cm幅のもの
が多いが、こ江らの他に150cm、120cmのもの
礪ぴ最低としては90cm程度のものも使用されている
. これらの広幅長尺床敷体1の表面に該床敷体1の表面色
とは異なった着色を施した所定厚さの帯状シート2を所
定の間隔を保って平行に積層する。
帯状シート2は上記広輻長尺床敷体1の表面色とは異な
った着色を有し、且っ該床敷体1の幅aの1/12〜1
/6の輻寸法bであって、この幅寸法のうち、どの様な
寸法にするかは広幅長尺敷設体1の幅寸法と、それに対
して帯状シートを河枚(列)積層するがによって缶意に
進択されるべきであって、図面に示した例に限定される
ものではない. 帯状シート2を床敷体表面にどの様に配置するかは勿論
、そめ使用目的や美観上がら決定されるべきであるが、
原利としては帯状シートを連宜間隔を保って配列、積層
するもので、その配列の方法として二方法が適している
即ち、その一方法はまず床敷体の幅を6分割、8分割、
10分割というように偶数区画に分割して帯状シートを
積層する方法である。
偶数分割は更に均等分割と非均等分割とに分:ナられる
,第12は末敷体の幅aをa1,a2……a6の6均等
分割し、その偶数番の区画、即ちa2,a4,a6の区
画にのみ帯状シート2を積層した例である。
非均等分割の場合に(土例えば奇数番力区画を、偶数番
の区画の幅よりは狭くし、各々のグレーブでは開−の幅
で、その偶数番区画に帯状シート2を積層することも出
釆るのである.帯状シート2の積署は上記の如く偶数番
区Iのみに行われるのではなく、奇数番区亘にのみ積層
しても良く、要するにいずれか一方式に統一すべきであ
る。
これは第2図及び第3図に示すように本考案の装飾性床
敬体そ床面に並列敷設する場合、第2図め如く同一方向
に敷設する際は、床敷体1の幅a,aの接合部は帯状シ
ート積層部と、帯状シートが積層されていない非積層部
とが相隣れる位置で接合され、第3図の如く対向方冑で
並列敷設する場合はその接合部は帯状シートが積層され
ていない非積層部間志、又は積層部同志が相隣れる様に
接合されるため、床敷体として統一された摸様を現出し
、外観的にすぐれたものとなる。
Lかしながら帯状シートが無万式且つ任意の区亘に任意
の輻で積層される場合は1枚のシートとしての外観は良
いとしても、それを床面に敷設した場合、接会部での模
様合わせが不可能となり、結果として嘆様が不統一で外
観上好ましくないものとなる。
第二の方法は床敷体1の幅aを5.7,9.11……と
いうように奇数区画に分割してその奇数番の区画a1,
a3,a5,a7,agのみ又は偶数番の区画a2,a
4,a5,a8のみ:こ帯状シートを積層士る方1去で
本賀的には前記第一の方法と変らないが、第4図に示す
ように奇数番区亘が両端に位置するため、これを床面に
並列敷設した場合の接合部は敷設の方句に関わらず、常
に同一粂件となるという利点を有する。
勿論、上記の方法のいずれを選択するか、もしくは混合
方法を用いるかは任意に選択されるべきであるが、床面
撲様の絖一性からはいずれか一方法を限定した方がより
好ましいものは言うまでもな帯状シート2の輻bは前記
の如く床敷体の輻aの1/12〜1/6の範囲が適して
いるが、非積層部Cの間隔Cもまた重要である。
帯状シート2の幅bと非積層郁Cの間隔Cとが同一の場
合、即ち均等分割の堝合は元の床敷体1の表面色と、帯
状シート2の色とが均等に分布されている為、美観的に
安定したものとなるが、非積層部Cの間隔が帯状シート
の幅bに対して著しく狭くなると、帯状シートに討して
非積層部が模櫟の構成部分となり、待異な外観を有する
裟飾性床敬体が得られる。
非積層部Cの間隔Cをどの程度にするかは要求するデザ
イン及び用途に応じて任意に設定されるべきである。
帯状シート2の材質は本質的には非積層体である床敷体
の材質と同〜のものが好ましいが、耐摩耗性を内上させ
る為にポリウレタンやボリエステル、NBRなどの改貿
剤を添加した組成物も遁している。
床敷体1上への帯状シートの積層はカレンダー法により
押圧、転写方式が遺一ている。
即ち、カレンダーのNO、4ロール上にある所定写さに
田延されたシート面に所定の間隔でセットした多数のη
ツターをあてて、そのシートをスリットし、1枚おきに
シートをロール面から剥してこれは循環して再使用する
スリットされ、ロール面に密着しているシート、即ち帯
状シートはその溢ロール下部に運ばれ、その最下部で床
敷体表面に押王、転写される。
この状態では帯状シートは圧延特の温度、即ち150〜
180℃の高温下で溶融状態にあるので押圧によって床
敷体景面に狽めて良好に密着し、ロール面から転写され
る。
この様にして得られた床敷体は次いでその上面から透明
な樹脂層3が被覆される。
帯状シート2は第2図〜第4図に見る様に、直線平行を
原則とするが、前記のカツターを左右に一定.司期で摺
動させろ二とによって、帯状シートはヨロメキ模様の曲
線平行模様とすることも出来る。
この場合は末敷体の幅の中に全ての山及び谷模様が含ま
れるように制御すべきであり、あまり大きなヨロメキを
行なうと接合部での連続性が徂害される恐れがあるので
注意を要する。
透明層3の被覆は、透明なぎ脂溶液を塗布することによ
って形枚するが、使用される樹脂は塩化ビニル樹脂のペ
ーストが最適であり、この場合第1図に示丁罎に帯状シ
ート2の状面3′よりも、二の箭状シート2の積層谷れ
ていない禾敷体1の上面すなわち非積唱部3″の方を9
く彩咬し−、両部がなだらかな傾斜の連続塗膜とする。
したがって、帯状シートと非積層部の透明層との境目に
目開きや亀裂が生ぜず清掃やワック又がけ時に汚れや喜
埃が入り込まず、それらがスムーズに行い得る。
本考案における裟飾性床敷体は種々の利点、特徴を有す
るが、その第1の特徴は広幅宋敷体の表面にその幅1/
12〜1/6の幅寸法を有する帯状シートを積層した、
いわば非常に大柄が槙様を有し、従釆にない特異な装飾
性床敷体である。
又、着色を施した帯状シートが積層されているためそれ
自体が床敷板の一部分を構成する所定の享さを有するの
で失敷体上を多数の人々が歩行及び移動しても、その槙
様は摩耗により消滅しずらい。
この点、印刷や塗布により模様を構成した場合には、短
時巳間で摩粍してしまうので床敷体には不這である。
この帯状シートの配列は直線状又は曲線状に平行的に配
列されている為、床面に敬設した俊はこの模様を基準線
として家具や置物の配列が容易に行なえるという利点を
有する。
又、通常の床敷体の敷設床面の通路部のみに本考案の装
飾性敷体を用いることにより、通路区分や人の流れを制
御することが出来、極めて便利である。
本考案の装飾性床敷本の第2の特徴は、床敷体1の表面
色と異なった着色を有する情状シートを用いた点で、こ
れにより前記第1の特徴がより鮮明になる。
又配列の仕方、非積層部の間隔のとり方によっては同一
の技術的乎法でありなから,全く装飾効果の異なった床
散体を得ることが出来るものも、この特徴を有するがた
めである。
本考案の第3の待撤は、帯状シートの積層区画に一定の
規則性そ持たしめた点で、これにより床面に敬設する堝
合力喚様の統一性及びすぐれた外観保持を容易にした事
である。
更に本考案の装飾性床敷体の第4の特徴は、帯状シート
を積層後、その上面に透明な樹脂溶液を塗布して、該シ
ートの上面は薄く、非積層部は厚くなるように全面を透
明層で被覆したことにょり、帯状シートの積層部と非積
層部との境が、なだらかな傾斜の連続塗膜となり清掃や
ワックスがけがスムーズに行えると共に、該シートの積
層部と非積層部とに過度の凹凸が生ぜず歩行に支障を起
すことほない.この点、同じ厚さの透明層の場合には、
シートの厚さ分の凹凸が出来、歩行しにくいと云う欠点
を生ずる。
又、帯状シートの積層部に透明層が全〈なく、非積層部
の凹部のみに透明層を塗布・充填すると、この透明樹脂
層と帯状シートとの境目は、折り曲げや彎曲した際に、
目開き(亀裂)が発生したり、又便用期間中に透明層あ
るいほ帯状シートの収縮によって同様に境目に目開藩が
生ご、清掃やワツクスがけ時に汚れや塵埃が入り込むこ
とになるけれども、本考案の如く、帯状シートの上部を
薄く、非積層部を厚く透明層を設けることによって、こ
のような欠点は生ずることがなく、非積層郁への汚れの
滞溜も防止出未る。
更に、摸様が保護され長期に亙る酎摩粍性と美観保持が
得られ、摩耗に対しても甑めて強靭なものとなり床敷体
として極めて優れた特性を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装飾性床敷1木の実施例を示すもので、第
1図は断面図、第2図乃至第4図は工列敷設した状聾の
干面図であり、図中、1は軟質合成甜指製広幅長尺宋敷
体、2は帯状シート、3は透明な樹指層、aは1の幅、
bは2の輻、Cは2の非積層部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質合成鉗指製広い幅長尺床数体1の表面に、該床敬体
    の幅寸法aの1/12−1/6の輻寸法bを有し且つ床
    敷体1の表コ色とは異なった着色を施した帯状シート2
    を、所定の間濠を保って平行に積層し、その上面から全
    面にわたって透明な甜脂溶液を塗布して該帯状シート2
    の上面を薄く非積層郁を厚くなるように透明層3を設け
    てなる装飾性床敷体。
JP1977090989U 1977-07-09 1977-07-09 装飾性床敷体 Expired JPS5920135Y2 (ja)

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JP1977090989U JPS5920135Y2 (ja) 1977-07-09 1977-07-09 装飾性床敷体

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JP1977090989U JPS5920135Y2 (ja) 1977-07-09 1977-07-09 装飾性床敷体

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Publication Number Publication Date
JPS5419275U JPS5419275U (ja) 1979-02-07
JPS5920135Y2 true JPS5920135Y2 (ja) 1984-06-11

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ID=29019847

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JPS535501Y2 (ja) * 1973-07-25 1978-02-10

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