JPS59198970A - ハイブリドーマ細胞系 - Google Patents

ハイブリドーマ細胞系

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JPS59198970A
JPS59198970A JP59059300A JP5930084A JPS59198970A JP S59198970 A JPS59198970 A JP S59198970A JP 59059300 A JP59059300 A JP 59059300A JP 5930084 A JP5930084 A JP 5930084A JP S59198970 A JPS59198970 A JP S59198970A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/10Cells modified by introduction of foreign genetic material
    • C12N5/12Fused cells, e.g. hybridomas
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    • C12N5/163Animal cells one of the fusion partners being a B or a T lymphocyte

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明はハイブリッド細胞系および抗体製造における該
細胞系の利用に関するものである。より詳細には、本発
明はヒトハイブリドーマの生成およびそれによるモノク
ローナル抗体の産生に関するものである。
(従来技術) 1975年にケーラー(K6hler )とミルスタイ
ン(Milstein )はモノクローナル抗体を分泌
するマウスハイブリドーマ細胞系を産出する方法を確立
した(ネイチャー(Nature )、256.495
 (1975) )。マウスハイブリドーマ細胞系の研
究は急速に進歩したが、その理由は融合させる相手とな
る誘発性マウスプラズマ細胞腫(1nducible 
mouse plasmacy−tr>mas  )の
入手が容易であることに少なくともある程度は起因する
ものである。容易に入手可能なマウス骨髄腫は生体内(
in  vivo )で自由自在に誘発させ、試験管内
(in vitro )で増殖させることができる。例
えば、米国特許第4,172,124号、同第4,19
6,265号、同第4.361,509号、同第11,
361,549刊および同第4.361..550号;
ケーラー他、l>u r J、Irrmuno I 0
.6.5 ] ] (1976);ミルスタイン他、土
イチャー、266.550 (1,977) ;コブロ
ウスキ(Koprowski )他、Proc、 Na
tl、 Acad。
5ci0.74.2985 (1977):ウエルシュ
(Welsh  )、ネイチャー、256.495(1
977) ;メルチャーズ(Melchers )他線
[リンパ球ハイブリドーマ。微生物学および免疫学にお
ける最近の話題(1,ymphocyteHybrid
omas、Current  Topics  in 
 Microbiologyand  Tmnunol
ogy ) J、第81巻、スプリンガ−−7ff−7
ラーク(Springer −Verlag )、ベル
リン、1978を参照。
モノクローナル抗体に関する研究の多くはヒトー′マウ
スハイブリドーマの産出に係わるものであった。例えは
、クローチェ(Croce )他、Proc、 Na1
l、 Acad  5ci−175,3416(197
9);レイン(Lane )他、ユニー沖世工、155
.333 (1982) :およびピッカリング(Pi
ckering )他、J、Tmmt−+no10.1
28.406 (1982)を参照。ヒトモノクローナ
ル抗体を分泌する種間ハイブリドーマに関する主要な問
題は安定性の欠如である。
このようなハイブリドーマは特にヒト染色体を失う傾向
を有している。この件に関しては、クローチェ他、Bu
r、 J、 Imrrrunol、、10.486 (
1980) 全参照。マウス−マウスハイブリドーマに
おいて認められるように、種内細胞ハイブリッドはこの
ような不安定性を示さない。
ヒト−ヒトハイブリドーマ細胞系の開発は遅れていたが
、その理由は主として適当なヒト骨髄腫細胞系が入手困
難なためである。
1968年以降報告された新規のヒト骨髄腫細胞系は1
種のみである。カブラス(Kapras )  −他、
サイエフ ス(5cience )、216.997(
1982)参照。
しかしながら、ヒト−ヒトハイブリドーマに関する研究
が全く行たわわなかったという訳ではない。例えば、オ
ルソン(01sson) 他、Proc、Na11.A
cad、 5ci0.77.5429 (1980)、
およびクローチェ他、ネイチャー、288.488 (
1980)はヒトモノクローナル抗体を分泌するヒトハ
イブリドーマの生成を報告しJこ。使用さねたヒト骨髄
腫細胞ばそわぞわヒトB細胞系U 266およびGM1
500の突然変異体であった。また、英国特許明細書G
B2.086,937 Aを参照。さらに、ARH−7
7プラズマ細胞白血病由来系の高速増殖突然変異体[基
づくヒト−ヒトハイブリドーマ系がエドワーズ(Edw
ards )他、Eur、 J、 hrmunol、。
12.641 (1982)匠記瞳さねた。
このように、より効率的にヒトハイブリドーマ細胞系を
産出するために、リンパ球、特にヒトリンパ球と融合す
ることのできるヒト骨髄腫細胞系が要望さねている。
(発明の目的) 本発明の目的は上記要望に鑑み、連続的に増殖する、す
なわち永続する新規なヒト骨髄腫由来細胞系を提供する
ことにある。
また本発明の目的は、新規な永続するヒト骨髄腫由来細
胞系のヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損突然
変異体であってリンパ球とハイブリッド化させることの
できる突然変異体を提供することにある。
さらに本発明の目的は、リンパ球および骨髄腫由来細胞
からハイブリッド細胞系を産出する改良された方法を提
供することにある。
また本発明の目的は、ヒト骨髄腫由来細胞系の細胞を、
免疫源を感作させたリンパ球に融合することによって得
られるノ・イブリッド細胞系を提供することにある。
さらに本発明の目的は、ノ\イブリッド細胞系によるモ
ノクローナル抗体の製造法を提供することにある。
また本発明の目的は、リンパ球をトランスフェクション
するための改良された方法を提供することにある。
とわらの目的および他の目的は本明細書および特許請求
の範囲を考慮することにより当業者にとって明らかとな
るであろう。
(発明の構成および主たる作用) 本発明は、アメリカ模式菌培養収集(theAmeri
can  Type  Cu1ture  Co11e
ction(ATCC)、12301 Parklaw
n I)rive 1Rnckville、 Mary
 −1and )  に寄託さilだATCC登録番号
CR,L−8220を・有する、はぼ純粋なヒト骨髄腫
由来細胞系を提供するものである。
また本発明は、A ’r’ CC登録番号CR,L −
8220を有するヒト骨髄腫由来細胞系の娘系(dau
ghter 1ine )を提供するものである。
なお本発明において、ATCC登録番号CRL−822
0を有する細胞系から突然変異もしくはハイブリッド化
等によって派生する細胞系は前者の娘系と考えらねる。
本発明の一天施態様は突然変異細胞系を提供するもので
あり、この突然変異細胞系はリンパ球とハイブリッド化
することが可能であッテ、ATCC登録番号CRL−8
220を有する細胞系を維持できないような条件下でも
増殖可能であるような該細胞系とは異なった特性を少な
くとも1つ有している。このような突然変異細胞系にお
いてヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素を欠損させ
ることも可能である。このような細胞系の一例はアメリ
カ模式菌培養収集に供託された、ATCC登録番号CR
L−8221を有する細胞系である。
本発明の別の実施態様においては、免疫源を感作させた
リンパ球に突然変異細胞系を融合させて得た細胞から生
成されたハイブリッド細胞系が提供される。前記突然変
異細胞系はATCC登録番号CRI、−8220を有す
る細胞系に由来し、リンパ球とハイブリッド化すること
が可能であり、ATCC登録番号CI’(L−8220
を有する細胞系を維持できないような条件下でも増殖可
能であるような該細胞系とは異なった特性を少な(とも
1つ有している。このような突然変異細胞系においてヒ
ボキサンチン燐酸リボシル基転移酵素を欠損させること
も可能である。このような細胞系の一例はアメリカ模式
菌培養収集に寄託さ牙]た、ATCC登録番号CR,L
−8221を有する細胞系である。好ま(〜い実施態様
において前記リンパ球はヒトリンパ球である。
本発明のもう1つの実施態様においては、好ましくはヒ
トリンパ球であるリンパ球に前記ハイブリッド細胞系の
細胞が融合される。
本発明のまた別の実施態様においては前記)・イブリッ
ド細胞系の細胞を、ATCC登録番号CR,L −82
20を有する細胞系と異なる少なくとも1つの特性を回
復するように逆選択(back −5elect ) 
している。前記少な(とも1つの特性はヒポキサンチン
燐酸リボシル基転移酵素欠損性とすることができる。こ
のようKして得ら」する逆選択細胞から突然変異体を派
出し、好ましくはヒトリンパ球であるリンパ球と融合さ
せることもできる。
さらに本発明は、リンパ球を骨髄腫由来細胞に融合させ
て抗体産生融合細胞ハイブリッドを得ることからなるハ
イブリッド細胞系の製造法において、A T CC登録
番号CRL −8220を有するヒト骨髄腫由来細胞系
に由来する細胞を細胞突然変異促進手段で処理した後、
この処理された細胞を前記骨髄腫由来細胞系と異なる少
なくとも1つの特性を有する細胞を同定する適当な試薬
で選択することによって得た、突然変異細胞系であって
ATCC登録番号CI(L−8220を有する細胞系の
維持が不可能な条件下でも増殖可能である永続骨髄腫由
来細胞系に由来するヒト骨髄腫由来細胞を用いることを
特徴とする改良さねた方法を提供する。本発明の一実施
態様において、このような突然変異細胞系はヒポキサン
チン燐酸リボシル基転移酵素を欠損したものである。本
発明の別の実施態様において前記突然変異細胞系は、A
TCC登録番号CRL−8221を有するヒポキサンチ
ン燐酸リボシル基転移酵素欠損細胞系である。本発明の
一実施態様において前記細胞突然変異促進手段はエチル
メタンスルフォン酸塩であり、前記選択用の試薬は6−
チオグアニンである。好ましい実施態様において前記リ
ンパ球はヒトリンパ球である。
さらに本発明は、ATCC登録番号CRL−8220’
i有する細胞系に由来し、リンパ球とのハイブリッド化
が可能であり、前記細胞系の維持が不可能な条件下にお
いても増殖が可能な前記細胞系と異なる少なくとも1つ
の特性を有する突然変異細胞系の細胞を、免疫源を感作
させたリンパ球に、このような細胞の融合促進手段の存
在下において融合せしめることからなるハイブリッド細
胞製造法を提供する。とのような突然変異細胞系はAT
CC登録番号C4L−8221を有する細胞系等、ヒボ
キザンチン燐酸すボシル基転移酵素欠損細胞系とするこ
とができる。本発明の一実施態様において、前記融合促
進手段はポリエチレングリコールである。本発明の別の
実施態様において、前記リンパ球は試験管内で感作“さ
れる。好ましい実施態様において、前記リンパ球はヒト
IJンバ球である。他の実施態様においては前記ハイブ
リッド細胞系の細胞を、免疫源を感作させたリンパ球に
、とのような細胞の融2合促進手段の存在下において融
合させることにより、ハイブリッド細胞系が産出さJす
る。
また本発明は、前記ハイブリッド細胞系の細胞を培地中
で培養した後に該細胞の産生じた抗体を該培地から分離
することからなる抗体製造法を提供する。
さらに本発明はリンパ球のトランスフェクション法にお
いて、ATCC登録番号CR,L−8220を有する細
胞系の細胞に由来するデオキシリボ核酸を使用すること
を特徴とする改良さ、lまた方法を提供する。
また本発明は、前記ハイブリッド細胞系により製造され
るモノクローナル抗体を提供する。
(発明の効果) A T CC登録番号CRT、8220を有するヒト骨
髄腫細胞は抗体を産生ずることのできるハイブリッド細
胞系もしくはハイブリドーマを生成す右上で有用である
。一方、こうして得られるハイブリッド細胞系はリンパ
球の増殖、制御および分化;リンパ球に表現される遺伝
子座の決定;および新生物変性の生化学的要因の検査等
の研究モデルとして有用である。このようなハイブリッ
ド細胞系から産生されるモノクローナル抗体は実験的お
よび臨床的免疫学、分子生物学および細胞生物学におい
て実用的であり、臨床分析、特に体液および組織中にお
ける微量のハプテンおよび抗原の免疫検定に有用である
(好ましい実施例の説明) 本発明により、連続的に増殖する(すなわち永続的な)
ヒト骨髄腫由来細胞系が樹立された。この細胞系は多発
性骨髄腫を有すると診断さねた64才の白人男性より得
た末梢血液リンパ球の培養液に由来するものでA HM
−■と命名された。
この患者から得た血清を分析すると、高いIgQ値(1
1,200mg / cal、平常値は660〜176
0 my/cJ/) )オヨび若干高イIgA値(60
0m9/dl、平常値は60〜320m9/dl;)が
認められた。また血清電気泳動によって、ラムダL鎖を
有するIgG型のM成分(an M −compone
nt of the IgG type with l
ambdalight chains )の存在するこ
とが明らかとなった。骨髄を生検すると、プラズマ細胞
様を呈する細胞による腫瘍に冒さJlていることが認め
られた。
この患者より得た血液をフィコル勾配(aFicoll
 gradient )土で分別した。界面の細胞は洗
浄し、20%の牛脂仔血清と2mMのグルタミンと50
 td! / mlJのゲンタマイシンとを含有するR
P%iI 1640培地中に浮遊させた。
こうして得た培養液は湿潤した5%CO2雰囲気中(F
おいて37℃で6週間培養した。この培養期間の〕υ後
において、培養液中に細胞の凝集が観察され、こJlら
は実在するリンパ芽球と考えらJまた。こ才9らの細胞
を採取し、10m1の新鮮な培地に再び浮遊させ、37
℃で8日間培養した。こうして得た培養液に含まわる総
生細胞数は7 X 105個であり、こJlらの細胞は
新鮮ソ、f培地匠再び接打した。そして、継代比率1:
10〜1.15で連続して継代を行なった。このAI−
IM−Tと命名さ牙また細胞系は12力月間培地中で連
続継代した。倍加時間は24〜48時間であると思わね
る。
この細胞系は供給細胞(feeder cells )
  の不在下で限界稀釈することによってクローニング
しIこ。
光学および電子顕微鏡の示すところによりばA HM 
−Iはヒトリンパ芽球細胞系であると思わ」する。この
細胞は付着性もしくは固着依存性ではなく、浮遊培養液
中で増殖する。
培養液中において細胞は凝集する傾向があり、数十個の
細胞からなる凝集塊となることがある。接種濃度5×1
0細胞/ mlの細胞系は大体6日後に2×10細胞/
 mlに増殖する。
老廃したA I−I M −I培養液上澄を免液沈降さ
せたところ、この細胞系はラムダし鎖を有するIgAを
分泌することが明らかとなった。
細胞表面上にはIgAlの11鎖が検出された。
IgGは培養液上澄中においても細胞表面上においても
検出さ、l′Iなかった。
2つのヒトBリンパ球標織、すなわちトILA−DRお
よびBl(メタンx ンコ(5tashenko)他、
J、 Tmmunolo、125.1678 C198
0) )がA I(M −I細胞の表面上に検出された
。また酵素分析匠よっても、この細胞系がヒト由来のも
のであることが確認された。A I−I M −■は以
下のヒト酵素、すなわちヌクレオシドフォスフォリラー
ゼ、グルコース−6−燐酸脱水素酵素、リンゴ酸脱水素
酵素、マンノース燐酸異性化酵素、ペプチターゼB1ア
スパラギン酸アミン基転移酵素および乳酸脱水素酵素を
含むことが認めらねた。
A I−(M−Iのヒボキザンチン燐酸すボシル基転移
酵素欠損(HPR,T欠損)突然変異体はエチルメタン
スルフォン酸塩を用いる公知の突然変異誘発法によって
樹立した。突然変異の誘発後、6−チオグアニン葡7.
5 X 10 ’M金含有る培地中でこの濃度を1. 
X 10 ’Mまで緩慢に増加させながら細胞を増殖さ
せることによってI−I P R,T欠損変種を選択し
た(ウェルシュ(\’Velsh )、ネイチャー、2
56.495(1977) )。I−IPR,T欠損突
然変異体はA)IM−rと異なり、ヒポキサンチン(I
Xl、OM)とアミノプリテン(4X 10−7M )
とチミジン(16XIO’M)とを含有する培地(+−
I A T培地)中では増殖しない。
現在までK A HM −TのI(P RT欠損突然変
異体は50〜100種樹立された。このような突然変異
体の1つでA I−I N −3D 3と命名さ、hた
ものは詳細に研究さJまた。一般K、AHM−3D3は
ヒト末梢血管リンパ球、該リンパ球から分離さねた89
77球、およびヒトリンパ節に由来するリンパ球と融合
することができる。
細胞系ARM−IおよびAI−TM−3D3は1983
年3月10日にアメリカ模式菌培養収集(the Am
erican Type Cu1ture Col I
ection。
12301 Parklawn Drive、 Roc
kville、Maryland。
20852 )に供託さね、そわぞれATCC登録番号
CRL−8220およびCRL−8221として登録さ
れた。
本発明は、ATCC登録番号CR,L−8220を有す
る細胞系であるA I−(M =Iの全ての娘系を一般
に包含するものである。AHM−Iかも突然変異もしく
はハイブリッド化等によって派生した細胞はAHM−I
の娘系であると考えられる。本発明において1派生した
細胞」とはAHM−I細胞系をその系統に含む細胞系全
てを意味する。
上述のようにA、HM−Iから突然変異によって細胞系
を派生させることができる。このような突然変異は自然
突然変異であっても公知の方法である細胞突然変異促進
手段の使用によるものであってもよい。踊記手段として
は様々なものが当業者に公知であるが、一般に使用さJ
するのはエチルメクンスルフオン酸塩である。しかしな
がら、紫外性照射、メチルメタンスルフォン酸塩、N−
メチル−N/−ニトロ−N−ニトロソグアニジン、およ
びエチルニトロソ尿素等、他の手段を使用することもで
きる。ジャコピ(Jakoby )およびバスタン(P
a5tan )編、[酵素学の方法。細胞培養(Met
hods In Enzymology Cel I 
Cul −1ure )J、第58巻、アカデミツクプ
レス(Academic Press )、ニューヨー
ク、1979、p、 308参照。望まれる特性を有す
る細胞のスクリーニングを容易にするため、典型的には
適当な試薬で細胞を選択する。例えば、前記特性がヒポ
キザンチン燐酸すボシル基転移酵素欠損性である場合に
適当な試薬の典型的なものは6−チオグアニンである。
A I(M −Iから突然変異によって得もねる細胞系
の特性はリンパ球とのハイブリッド化もしくは融合にお
ける適性を除いて一般に重要ではない。しかしながら、
実用上、このような突然変異細胞系はA、 I(M −
Iを維持できない条件下でも増殖する(すなわち、連続
培養が可能である)ようにA l−(M −Iと異なっ
た少なくとも1つの特性を有するべきである。
この特性により、突然変異細胞をA l−I M −I
細胞から容易に分離することが可能になる。
このような特性として様々なものが当業者に公知である
が、特に有用かつよく知られている特性はヒポキサンチ
ン燐酸リボシル基転移酵素欠損性である。A、 I(M
 −Iから派生し、ヒポキサンチン燐酸リボシル基転移
酵素欠損性を示す突然変異細胞系の一例はATCC登録
番号CRL−8221を有する細胞系A HM−3D3
である。
またAHM−Iからハイブリッド化によって細胞系を派
生することも可能である。この場合、一般に公知の方法
により、融合促進手段の存在下でA、 HM −I突然
変異細胞系由来の細胞をリンパ球に融合させる。%に好
ましい融合促進手段は分子量的1000のポリエチレン
グリコールである。もちろん他の手段、例えば電場パル
ス(タイシー(Tc1ssie )他、−1Δ」二乙ヱ
エ、216.537(198,2))およびセイダイウ
イルス(ダビッドソン(David−son) 、エク
スペ1メンタルセルリサーチ(Ex−erimenta
l Ce旦Re5earch ) 、55.424(1
,969) )等を使用することも可能である。
あらゆる突然変異細胞系に由来する細胞を使用すること
が可能であるが、 A、 I(M −3D 3等、ヒボ
キサンチン燐酸リボシル基酵素欠損性を有する突然変異
細胞系が特に有用である。
使用さ牙するリンパ球の由来は一般に重要でない。すな
わち、こわらのリンパ球はマウス、ラット、ヒトするい
は他種のリンパ球とすることができる。ある種の適用、
例えば体液中の微量なハプテンもしくは抗原の免疫検定
に使用さ牙するモノクローナル抗体の製造等には、マウ
スもしくはラットのリンパ球が好ましいかも知ねない。
しかしながら、他の場合にはヒトリンパ球が望まねるこ
とが多く、一般にヒトリンパ球の使用が好ましい。
リンパ球の供給源も重要ではない。リンパ球がヒト由来
のものである場合には、末梢血液リンパ球、末梢血液リ
ンパ球から分離された8977球、あるいはリンパ節も
しくは牌臓から分離されたリンパ球とすることができる
ハイブリッド細胞系をモノクローナル抗体の製造に使用
しようとする場合にはリンパ球を免疫源に感作させるこ
とが典型的である。
本発明において「免疫源」とは抗原およびハプテンの双
方を意味するものである。このような感作は当業者に公
知の方法で行なわれる。
実用上、ヒト由来のリンパ球を用いて試験管内で感作を
行なうことが典型的である。また、ヒト以外のリンパ球
を用いる場合には生体内で感作を行なうことが典型的で
ある。
場合V(よっては、AHM−1と妥なる少な(とイ、1
つの特性、例えばヒボキザンチン燐酸すボシル基転移酵
素久損性を回復させるよ5 yc突然変異細胞系から公
知の方法により細胞を逆選択することが望ましいかも知
牙1ない。
例えばシュルマン(Shulman )他、ネイチャニ
、276.269 (1978)を参照。こうして得ら
Aする回復さJまた細胞をさらに突然変異させると、回
復さ」また細胞を維持できない条件下でも増殖できるよ
うに前記細胞とは異なった少な(とも1つの特性を有し
ており、リンパ球とハイブリッド化することのできる新
しい突然変異細胞系を産出することができる。そして、
この新しい突然変異細胞系は上述のよ5[免疫源匠感作
させたリンパ球と融合させることができる。
A HM −T細胞から得られるデオキシリボ核酸は公
知の方法によってリンパ球のトランスフェクションに用
いることができる。例えばジョナク(Jonak )他
、ハイプリドーマ立乃±吐凸町り、ユ、124 (19
82)およびクーパー(Cooper )、サイエンス
、218.801(1,982)を参照。
以下に示す非制限的な実施例により本発明の詳細な説明
する。%に断わりのない限り、温度は摂氏であり、割合
は重量%である。
正常な血液をフイコル勾配遠心分離(Ficol 1g
radient centrifugation) し
て得た1子方個のヒト末梢血液リンパ球をI X 10
7個のA l(M−3D3細胞と混合し、得もねた細胞
混合物はsooxgで10分間遠心分離することにより
ペレット化した。ペレットは徐々に粉砕し、37°まで
加熱した。分子量1000037%ポリエチレングリコ
ール(コツホ−ライト7 yj−” 7トリ一ズ社(K
och −Light Laboratories。
Li (1、)製) (1,5mlを粉砕ペレツ1−[
50秒間にわたって伶拌しながら添加した。こうして得
らねた融合混合物は5.0mlの無血清H,PMI −
1640培地(R,PIlv+T −1640、2mM
のグルタミン、50 jj / mlのゲンタマイシン
、および5×10 へ4の2−メルカプトエタノール)
で2分間にわたって徐々に稀釈した。次の1分間r(わ
たって、さらK 5. Omlのo11記培地を添加し
た。■・9合理合物は遠心分νi「シ、k…4胞を50
m1の無血清培地で2回洗浄した。そして、細胞を5×
10 細胞/mzの濃度で、20%牛脂仔血清を含有す
るRPMT−1,6/10培地中に浮遊させた。
501tlの上記細胞浮遊液(2,5X10  細胞)
をそ」1ぞ4124時間前[4X 10  個のBa1
b / cマウス腹膜浸出細胞と50μlの20%牛脂
仔血清含有RPMI −1640培地からなる培養液を
接種しておいた96ウエルマイクロタイタープレート(
a  96−wellmicrotiter plat
e)の各ウェル中に分散した。
プレートは湿潤5%CO2を保つ培養器内で37℃にお
いて一晩培養した。−晩の培養後、2倍濃縮トTAT(
2X10’Mのヒポキサンチン、8X10Mのアミノプ
リテン、および3.2X10−5Mのチミジン)を補給
した100μlの血清含有培地を各ウェルに添加し、さ
ら[5日間培養した。その後、1日置きに培地の一部を
新鮮な通常濃度HAT培地と交換することによって培養
液を補給した。
融合後3〜4週間目において培地のいくつかには活発に
増殖する細胞が存在しており、AHM−3D3とヒトリ
ンパ球との間の融合が成功したことが示された。これら
の融合細胞産生物はAHM−3D3が増殖しないHAT
含有培地中においても増殖し続けた。
正常なヒト末梢血液リンパ球の他、ヒトリンパ節由来の
リンパ球、および8977球に富んだ末梢血液リンパ球
群をA I−I M −3D 3と融合した。WI表は
これら3つの実験結果を要約するものである。
第、1表 1  末梢血液リンパ球 72   5   1 / 
1.8X1062  リンパ節由来リンパ球 81  
 14    1/7.2X]053  府内血液由来
Bリンパ球 13    6    1/2.5X10
5現在までに行なわ、lまた融合実験の示すところによ
」1ばA II M −3D 3と末梢血液リンパ球と
の融合頻度は供給したリンパ球1〜3X10  個に対
して1回であった。一方、リンパ節細胞に対する融合頻
度は供給リンパ球7X10 〜1×10 個に対して1
回であった。分離したB細胞を使用する場合、融合頻度
は供り、3977球2〜3 x 10”個に対して1回
に増加し、マウス融合系とほぼ匹敵する値となり、報告
さねた最新のヒト−ヒトハイブリッド形成率、すなわち
供給リンパ球106〜108個に対して1回という値(
エドワーズ(Edwards)他、ヨーロッパ免疫字詰
(European Journal立り肋見凹旦見1
L)、ユ、641.(1982))よりも明らかに優ね
ている。
実施例1で得た10個のハイブリドーマに対して、母細
胞系AHM−3D3により製造されたものとは異なる免
疫グロブリンの合成試験を行なった。各ハイプリドーマ
細胞系ノ細胞は、5μCi / m7の+4c−標識ロ
イシンを添加した無ロイシンRP M I −1,64
0培地中で48時間培養した。各培養液の上澄は分離し
、公知の方法によって様々な免疫グロブリンアイソタイ
プ特異性抗血清を用いる免疫沈降(immunopre
cipitation )を行なった。
こうして得た免疫沈澱物は洗浄し、10%のグリセロー
ルと2%のドデシル硫酸ナトリウムと5%の2−メルカ
プトエタノールとを含有するpH6,8のトリスHC7
緩衝液を添加し、2分間煮沸することにより溶離させた
そして試旧ニ対し、0.192Mのグリシンと01%の
ドデシル硫酸ナトリウムとを含有する0、25 M、 
pH8,3のトリス緩衝液中の5〜20ポリアクリルア
ミド勾配ゲル上で電気泳動を行なった。電気泳動の後、
50%のメタノールと10%の氷酢酸とを含む0125
%クーマシーブルー水溶液でゲルを染色固定した。
そして、ゲルはジメチルスルフオキシドに浸漬して水分
を除去した。ジメチルスルフオキシドは、25−ジフェ
ニルオキサゾール(ppo)を222%(重量/体積)
含むジメチルスルフオキシド溶液で置換した。環境温度
で2時間培養を行なった後、PPO溶液を除去し、蒸留
水で1時間置換した。そしてゲルは乾燥し、−70℃に
おいて一晩にわたり、デュポ7フイトニングプラス■(
Dupont LighteningPluS@))増
感紙上ノヨダック(Kodak ) XA、R−5X線
フイルムに露出した。
ゲルから得た電気泳動パターンにより、10個のハイブ
リドーマ細胞系のうち9個までが、カッパL @ (k
appa light chains )を有するIg
M分子を分泌することが明らかになった。
10査目のハイブリドーマはカッパL鎖を有するIgA
分子を分泌した。こ、11.c対し、AHM−3D3は
ラムダし鎖を有するIgAを分泌するものである。
第1頁の続き oInt、 C1,3識別記号   庁内整理番号(C
12P  21100 C12R1/91 ) 0発 明 者 マイケル・アレン・ハーベイアメリカ合
衆国ニューヨーク州 ペインテッド・ポスト・ウェス ト・ヒル・ロード202 0発 明 者 アルバート・オーガスト・ループラー アメリカ合衆国ニューヨーク州 コーニング・ボッ・ロード・ピ ーオー・ボックス96エー・アー ル・ディー・ナンバー3 425−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ])  A’l”CC登録査号CRL−8220を有す
    るほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞系、 2)  ATCC登録名号CR,L −8220を有す
    るほぼ純粋なヒト骨髄肺由来細胞系から派生した細胞系
    。 3) 前記ヒト骨髄腫由来細胞系から突然変異によって
    派生したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    細胞系。 4) リンパ球とノ・イブリッド化することが可ね!キ
    であり、前記ヒト骨髄昨由来i、…胞系を維持できない
    条件下においても増殖できるような、該細胞系とは異な
    った少なくとも1つの特性を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の細胞系。 5) 前記少なくとも1つの特性がヒポキサンチン燐酸
    リボシル基転移酵素欠損性であることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項記載の細胞系。 6)  ATCC登録番号CRL−8221を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の細胞系。 7) 前記ヒト骨髄腫由来細胞系からハイブリッド化に
    よって派生したことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の細胞系。 8) 前記ヒト骨髄腫由来細胞系から派生し、かつ該細
    胞系の維持が不可能な条件下においても増殖できるよう
    な該細胞系とは異なった少な(とも1つの特性を有する
    突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球
    と融合させてなることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項記載の細胞系。 9) 前記突然変異細胞系の少なくとも1つの特性がヒ
    ポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損性であること
    を特徴とする特許請求の範囲第8項記載の細胞系。 10)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CR
    ,L −8221を有するものであることを特徴とする
    時的゛請求の範囲第9項記載の細胞系。 11)  前記リンパ球がヒトリンパ球であることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項記載の細胞系。 】2)  前記ヒト骨髄腫由来細胞系から派生し、かつ
    該細胞系の維持が不可能な条件下でも増殖できるような
    該細胞系とは異なった少な(とも1つの特性を有する突
    然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と
    融合させてなるハイブリッド細胞系の細胞を、免疫源に
    感作させたリンパ球と融合させてなることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の細胞系。 13)  前記突然変異細胞系の少な(とも1つの特性
    がヒボキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損性である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の細胞系
    。 14)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CI
    ’(L−8221を有するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第13項記載の細胞系。 15)  前記リンパ球がヒトリンパ球であることを特
    徴とする特許請求の範囲第14項記載の細胞系。 16)  前記ハイブリッド細胞系の細胞が、ATCC
    登録召号CR,I、−8221を有する細胞系とは異な
    った少な(とも1つの特性を回復するように逆選択され
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第12項
    記載の細胞系。 17)  前記少なくとも1つの特性がヒポキサンチン
    燐酸リボシル基転移酵素欠損性であることを特徴とする
    特許請求の範囲第16項記載の細胞系。 18)  前記骨髄腫由来細胞から派生し、かつ該細胞
    系を維持できない条件下でも増殖できるような該細胞系
    とは異なった少なくとも1つの特性を有する突然変異細
    胞系の細胞を、免疫源匠感作させたリンパ球ど融合させ
    てなる細胞系から前記骨髄腫由来細胞系とは異なった少
    な(とも1つの特性を回復するように逆選択された細胞
    を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させてなるハイ
    ブリッド細胞系の突然変異細胞系であって、リンパ球と
    ハイブリッド化することが可能であり、前記ハイブリッ
    ド細胞系を維持できない条件下でも増殖できるtうな該
    ハイブリッド細胞系とは異なった少なくとも1つの特性
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    細胞系。 19)  前記ハイブリッド細胞系とは異なった少なく
    とも1つの特性がヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵
    素欠損性であることを特徴とする特許請求の範囲第18
    項記載の細胞系。 20)  前記骨髄腫由来細胞から派生し、かつ該細胞
    系を維持できない条件下でも増殖できるような該細胞系
    とは異なった少な(とも1つの特性を有する突然変異細
    胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させ
    てなる細胞系から前記骨髄腫由来細胞系とは異なった少
    な(とも1つの特性を回復するように逆選択さねた細胞
    を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させてなるハイ
    ブリッド細胞系の突然変異細胞系である、リンパ球とハ
    イブリッド化することが可能であり、前記ハイブリッド
    細胞系を維持できない条件下でも増殖できるような該ハ
    イブリッド細胞系とは異なった少なくとも1つの特性を
    有する突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリ
    ンパ球と融合させてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項記載の細胞系。 21)  前記骨髄腫由来細胞から派生し、かつ該細胞
    系を維持できない条件下でも増殖できるような該細胞系
    とは異なった少なくとも1つの特性を有する突然変異細
    胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させ
    てなる細胞系から前記骨髄腫由来細胞系とは異/、ヘ一
    つだ少なくとも1つの特性を回ゆするように逆選択さね
    た細胞を、免疫源に感イl[させたリンパ球と融合させ
    てなる)・イブリッド細胞系の突然変異細胞系である、
    リンパ球とハイブリッド化することが可能。 であり、前記ノ・イブリッド細胞系を維持できない条件
    下でも増殖できるような該ノ・イブリッド細胞系とは異
    なった少なくとも1つの特性を有する突然変異細胞系の
    細胞を。 免疫源rr感作させたリンパ球と融合させて/、cるハ
    イブリッド細胞系の細胞を、免疫源匠感作させたリンパ
    球と融合させてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    7項記載の細胞系。 22〕リンパ球を骨髄腫由来細胞と融合し、抗体産生融
    合細胞ハイブリッドを得ることからなるハイブリッド細
    胞系の製造法において、 ATCC登録番号CR,L −8220を有するヒト舎
    髄腫由来細胞系の細胞を細胞突然変異促進手段で処理し
    、処理した該細胞を前記ヒト骨髄腫由来細胞の維持が不
    可能な条件下においても増殖できるような該ヒト骨髄腫
    由来細胞とは異なった少な(とも1つの特性を有する細
    胞を同定するに適した試薬で処理することによって選択
    した細胞から得た永続的なヒト骨髄肺由来細胞系に由来
    するヒト骨髄腫由来細胞を使用することを特徴とする方
    法。 23)  前記少な(とも1つの特性がヒポキザンチン
    燐酸すボシル基転移酵素欠損性であることを特徴とする
    特許請求の範囲第22項記載の方法。 24)  前記融合促進手段がエチルメタンスルフォン
    酸塩であり、前記試薬が6−チオグアニンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第23項記載の方法。 25)  前記突然変異細胞系がA T CC登録番号
    CRL−8221を有するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第2/I項記載の方法、 26)  前記リンパ球がヒトリンパ球であることを特
    徴とする特許請求の範囲第25項記載の方法。 27)  突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させ
    たリンパ球と、該細胞の融合促進手段の存在下において
    融合することからなるノ・イブリッド細胞系の製造法に
    おいて、 前記突然変異細胞系が、ATCC登録番号CII 1.
    −8220を有するほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞系か
    ら派生し、リンパ球とのハイブリッド化が可能であり、
    該ヒト骨髄腫由来細胞系の維持が不可能な条件下におい
    ても増殖できるような該ヒト骨髄腫由来細胞系とは央な
    った少なくとも1つの特性を有するものであることを特
    徴とする方法、 28)  前記突然変異細胞系の少な(とも1つの特性
    がヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損性である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第27項記載の方法。 29)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CR
    L−8221を有するものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第28項記載の方法。 30)  前記融合促進手段がポリエチレングリコール
    であることを特徴とする特許言肯求の範囲第29項記載
    の方法。 31)  前記リンパ球がヒトリンパ球であることを特
    徴とする特許請求の範囲第29項記載の方法。 32)  前記リンパ球の感作を試験管内で行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第27項もしくは第31項
    に記載の方法。 33)  ハイブリッド化された細胞系を、免疫源に感
    作させたリンパ球と融合することからなる新規なハイブ
    リッド細胞系の製造法において、 前記ハイブリッド化さJまた細胞系が、ATCC登録番
    号CRI、−8220を有するほぼ純粋なヒト骨髄腫由
    来細胞系から派生し、かつ該ヒト骨髄肺由来細胞系の維
    持が不り]能な条件下においても増殖できるような該ヒ
    ト骨髄肺由来細胞系とは異なった少な(とも1つの特性
    を有する突然変異細胞糸の細胞を、免疫源に感作させた
    リンパ球に融合してなるものであることを特徴とする方
    法。 37I)  前記突然変異細胞系の少なくとも1つの特
    性がヒボギザンチン燐酸すボシル基転移酵素欠損性であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第33項記載の方法
    。 35)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CR
    L−8221を有するものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第34項記載の方法。 36)  A T CC登録番号CR,L−82,20
    を有するほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞系から派生し、
    かつ該細胞系の維持が不可能な条件下においても増殖で
    きるような該細胞系とは異なった少なくとも1つの特性
    を有する突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させた
    リンパ球と融合して得たハイブリッド細胞系の細胞を培
    地中で培養し、前記細胞の産生じた抗体を前記培地から
    分離することからなる抗体製造法。 37)  前記突然変異細胞系の少なくとも1つの特性
    がヒポキザンチン燐酸すボシル基転移酵素欠損性である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第36項記載の方法。 38)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CR
    L −822]を有するものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第37項記載の方法。 39)  A、TCC登録番号C4L−8220を有す
    るほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞から派生し、かつ該細
    胞系の維持が不可能な条件工匠おいても増殖できるよう
    な該細胞系とは異フエつだ少なくとも1つの特性を有す
    る突然変異細胞系の細胞を、免疫源匠感作させたリンパ
    球と融合して得たハイブリッド細胞系の細胞を、免疫源
    に感作させたリンパ球と融5合してなる細胞系の細胞を
    培地中で培養し、前記細胞の産生じた抗体を前記培地か
    ら分離することからなる抗体製造法。 40)  前記突然変異細胞系の少なくとも1つの特性
    がヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損性である
    ことを特徴とする特許請求の範囲節39項記載の方法。 41)  A T CC登録番号CRL−8220を有
    するほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞系の細胞より荘ら、
    lするデオキシリボ核酸を用いることを特徴とするリン
    パ球のトランスフェクション法。 42)  A T CC登録番号CI(L−8220を
    有するほぼ純粋なヒト骨髄腫由来細胞系から派生したハ
    イブリッド細胞系によって産生されたことを特徴とする
    モノクローナル抗体。 43)  前記ハイブリッド細胞系が、前記骨髄腫由来
    細胞系から派生し、かつ前記骨髄腫由来細胞系の維持が
    不可能な条件下においても増殖できるような前記骨髄腫
    由来細胞系とは異なった少な(とも1つの特性を有する
    突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球
    と融合させてなるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第42項記載の抗体。 44)  前記突然変異細胞系の少な(とも1つの特性
    がヒポキサンチン燐酸リボシル基転移酵素欠損性である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第43項記載の抗体。 45)  前記突然変異細胞系がATCC登録番号CR
    L−8221を有するものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第44項記載の抗体。 46)前記リンパ球がヒトリンパ球であることを特徴と
    する特許請求の範囲第45項記載の抗体。 47)  前記ハイブリッド細胞系が、前記骨髄腫由来
    細胞系から派生し、かつ前記骨髄腫由来細胞系の維持が
    不可能な条件下においても増殖できるような前記骨髄腫
    由来細胞系とは異なった少なくとも1つの特性を有する
    突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球
    と融合させて得た細胞系の細胞を、免疫源に感作させた
    リンパ球と融合させてなるものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第42項記載の抗体。 48)  前記ハイブリッド細胞系が、前記骨髄腫由来
    細胞系から派生し、かつ前記骨髄腫由来細胞系の維持が
    不可能な条件下においても増殖できるような前記骨髄腫
    由来細胞系とは異なった少な(とも1つの特性を有する
    突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球
    と融合させてなる細胞系から前記骨髄腫由来細胞系とは
    異なった少なくとも1つの特性を回りするように逆選択
    さねた細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させ
    て得た細胞系の突然変異細胞系である、リンパ球とハイ
    ブリッド化することが可能であり、前記融合させて得た
    細胞系の維持が不可能な条件下においても増殖できるよ
    うな前記融合させて得た細胞系とは異なった少なくとも
    1つの特性を有する細胞系の細胞を、免疫源に感作させ
    たリンパ球と融合させてなるものであることを特徴とす
    る特許請求°の範囲第42項記載の抗体。 49)  前記ハイブリッド細胞系が、前記骨髄腫由来
    細胞系から派生し、かつ前記骨髄腫由来細胞系の維持が
    不可能な条件下においても増殖できるような前記骨髄腫
    由来細胞系とは異なった少なくとも1つの特性を有する
    突然変異細胞系の細胞を、免疫源に感作させたリンパ球
    と融合させてなる細胞系から前記骨髄腫由来細胞系とは
    異なった少なくとも1つの特性を回復するように逆選択
    さ牙1だ細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と融合さ
    せて得た細胞系の突然変異細胞系である、リンパ球とノ
    ・イブリッド化することが可能であり、前記融合させて
    得た細胞系の維持が不可能な条件化においても増殖でき
    るようなMii記融合させて得た細胞系とは異なった少
    lぶくとも1つの特性を有する細胞系の細胞を、免疫源
    に感作させたリンパ球とhlJ1合させてなる細胞系の
    細胞を、免疫源に感作させたリンパ球と融合させてなる
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第42項記
    載の抗体。
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