JPS5919822B2 - タイプライタ−用印字装置 - Google Patents

タイプライタ−用印字装置

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JPS5919822B2
JPS5919822B2 JP55094939A JP9493980A JPS5919822B2 JP S5919822 B2 JPS5919822 B2 JP S5919822B2 JP 55094939 A JP55094939 A JP 55094939A JP 9493980 A JP9493980 A JP 9493980A JP S5919822 B2 JPS5919822 B2 JP S5919822B2
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lever
rocker bracket
rotates
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JP55094939A
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ジヤン・ピエロ・バロツツイ
ジヤンカロル・オレスキ
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Juki Corp
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Tokyo Juki Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J7/00Type-selecting or type-actuating mechanisms
    • B41J7/92Impact adjustment; Means to give uniformity of impression
    • B41J7/94Character-by-character adjustment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J7/00Type-selecting or type-actuating mechanisms
    • B41J7/92Impact adjustment; Means to give uniformity of impression

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイプライター用印字装置に関し、特に、ボー
ル状タイプヘッドを備えたタイプライターにおいて、各
文字(記号を含む)の印字面積に応じて印字圧力を調節
しうる印字圧力調節機構を合せ備えた印字装置に関する
なお、前記タイプライターは、各種型式のタイプライタ
ー、テレタイプその他類似のタイプを含み、前記ボール
状タイプヘッドは、通常の球状ヘッドのみならずこれに
類似した形状および円筒状タイプヘッドをも含むものと
する。
ボール状タイプヘッドを備えたタイプライターにあつて
は、文字選択機構によつてタイプヘッドの上下および回
転方向位置を割り出して所定文字J を印字するように
なつている。
ポイント、ガンマ、アンダーライン、セミコロン等の印
字面積の小さな文字は、他の比較的印字面積の大きな文
字と同じ印字圧力で印字すると、紙やカーボン紙を破い
たり他の文字より濃く印刷フ されて外観が著しくわる
くなる。
また、リボンも変形され易く長期間にわたつて同じリボ
ンを使用することができず、頻ばんに交換せねばならな
いという欠点がある。したがつて、これらの欠点を解消
するために印字面積の小さな文字は印字圧力0 を小さ
くしてやる必要がある。この目的のための印字圧力調節
装置は従来も提案されているが、従来の装置では、キー
レバーあるいは大文字と小文字とのシフトレバーを押す
ことにより印字圧力調節機構を作動させ、この作動”5
力を印字機構まで伝達し、印字機構部分で印字圧力を
変化させていた。
このため、印字圧力調節装置内にキーレバー機構から印
字機構までを連結する機構を設けなければならず、その
構造が複雑になるという欠点があつた。本発明の目的は
、このような従来技術の欠点を解消し、印字機構内に印
字圧力調節機構を全て組込み、キーレバー機構とは無関
係にしてキーレバー機構から印字機構までの伝達機構を
なく―構造が簡単で確実に作動する印字圧力調節装置を
備えたタイブライタ一用印字装置を提供することである
すなわち、本発明によれば、キーを押したとき回転する
カムにより印字方向に回動するロツカーブラケツトと、
該ロツカーブラケツトに上下動および回転可能に支持さ
れたタイプヘツドと、ロツカーブラケツトに取付けられ
るとともに文字選択機構に連結され、キーにより選択さ
れた文字に応じて所定量だけ回動される上下動用プーリ
および回転用ブ一りと、上下動用ブ一りの動きをタイプ
ヘツドに伝達して該タイプヘツドを上下動させる機構と
、回転用プーリの動きをタイプヘツドに伝達して該タイ
プヘツドを回転させる機構とを備えたタイプライター用
印字装置において、前記ロツカーブラケツトに離脱可能
に係合するトリカーを軸支しかつ前記カムに当接して回
動して該ロツカーブラケツトを回動させるプリンテイン
グアームと、前記上下動用プーリの回動量に応じて所定
位置に移動する上下方向選定手段と、前記回転用プーリ
に設けられた回転方向選定手段と、前記上下方向選定手
段および回転方向選定手段の動きに応じて移動させられ
るとともに前記トリカーの移動経路内に少なくとも2個
の当接部を有する印字圧力制御部材とを備え、該印字圧
力制御部材の位置を前記各選定手段により設定し、前記
トリカーを前記当接部のうちの選定された部分に衝突さ
せることにより、前記ロツカーブラケツトの釈放位置を
調節し、もつて、印字圧力を調節することを特徴とする
タイブライタ一用印字装置が提供される。
以下、第1図〜第6図を参照して本発明の一実施例を説
明する。図面に示す如く、タイプライターの機枠に軸承
されモータによつて回転駆動されるメインシヤフト1に
キヤリツジ2が摺動可能に支持されている。
ギアリン2はフレーム3と前記メインシヤフト1によつ
て回転駆動されるカムスリーブ4とを有しており、該カ
ムスリーブにはプリンテイングカム5およびデテントカ
ム6が設けられている。フレーム3には中間部に切欠き
が形成された中空パイプ状のロツカ一軸7が固定されて
おり、該ロツカ一軸にはプリンテイングカム5によつて
揺動されるプリンテイングアーム8が軸支されている。
アーム8の先端にはプリンテイングカムに接触するカム
フオロア一9が軸支されている。カムフオロア9の軸支
には、スプリングで第2図〜第4図中右回転方向に付勢
されたトリカー10が遊嵌されている。このトリカー1
0は前記プリンテイングアーム8に係合する係合部10
Aを有し、第2図の待期時には該係合部がプリンテイン
グアーム8に係合することにより回り止めされている。
また、トリカー10には、作動時に他の部材(以下に説
明する)に係合当接する係合部10B,10Cが形成さ
れている。前記プリンテイングアーム8はフレーム3と
の間に張設されたスプリング11によつて右回転方向に
付勢されており、したがつて、カム5の回転に伴ないそ
のカム形状に追従して円弧上を揺動運動する。
前記ロツカ一軸7にはロツカーブラケツト12が回転可
能に軸支されている。
該ロツカーブラケツトは両側にプレート部12A,12
Bを有し、これらのプレート部で前記ロツカ一軸7に軸
支されている。前記プレート部12Aの先端部は、前記
トリカー10の係合部10Bと係合しうる位置にあり、
プリンテイングアーム8が上方へ揺動するときに係合さ
れてロツカーブラケツト12全体も上方(右回転方向)
へ回動するようになつている。
すなわち、該ロツカーブラケツト12の上部に取付けら
れたボール状のタイブヘツド13をプラテン14上の紙
15方向へ回動させて印字するようになつている。ロツ
カーブラケツト12の上部にはヨーク16が固定されて
いる。
ロツカーブラケツト12にはロテートシヤフト17が回
動可能に軸支され、該シヤフトの下部にロテートブ一り
18が取付けられ、該プーリには文字選択機構へ接続さ
れた口テートテープ19の一端が連結されている。
ロツカーブラケツト12の背部には軸20を中心に回動
可能なチルトブ一り21が軸支され、該プーリには文字
選択機構へ接続されたチルトテープ22の一端が連結さ
れている。
前記ロテートプ一り18とロツカーブラケツト12との
間にはゼンマイ23(第5図参照)が設けられ、口テー
トテープ19に所定の張力が与えられている。
また、前記チルトプ一り21とロツカーブラケツト12
との間にもスプリング24(第5図)が張設され、チル
トテープ22に所定の張力が与えられている。前記ロツ
カーブラケツト12上のヨーク16に設けられた支軸2
5にはチルトリンク26が前後方向揺動可能に支持され
ている。
また、このチルトリンク26の上面にはボールソケツト
27が垂直軸まわり回動自在に取付けられている。この
ボールソケツトにはボール状(球面を有する)のタイプ
ヘツド13が着脱可能に所定の位置関係で装着されてい
る。しかして、前記ヨーク16上のチルトリンク支軸2
5の位置は、その軸心がタイプヘツド13の球面の中心
を通るように選定されている。前記チルトプ一り21の
回転中心から偏れた側部(第5図中の左側部分)に設け
たピン28と前記チルトリンク26に設けたピン29と
の間に連結アーム30が連結され、チルトプ一り21の
揺動運動に応じてチルトリンク26を上下動させ、タイ
プヘツド13を上下動させうるようになつている。
これは、タイプヘツド13の上下方向の文字の選択を行
なうための運動である。前記ロテートシヤフト17の上
端部にはピン31が設けられ、前記ボールソケツト27
の下部にもピン32が設けられ、これらのピン31,3
2間にポールジョイント33が連結されている。
該ポールジョイントにより、ロテートシヤフト17の回
転運動はボールソケツトに確実に伝達するが、該ボール
ソケツトの上下動(前後方向揺動)は許するように連結
されている。したがつて、ロテートプ一り18の回転揺
動は前記タイプヘツド13に確実に伝達される。これは
、タイプヘツド13の回転方向の文字の選択を行なうた
めのものである。次に、タィブヘツド13の上下動卦よ
び回転時のデテント(位置決め)機構について説明する
ギアリンのフレーム3の左側に設けられた支軸34にベ
ルクランク状のカムフオロア35が揺動ノ可能に支持さ
れており、このカムフオロアはスプリングによつて左回
転方向に付勢されており、その一端が前記デテントカム
6のカム表面に当接されている。
カムフオロア35の他端はリンク36(第3図)の下端
に連結されている。
一方、ヨーク16に設けた支軸37にはチルトデテント
レバ一38が揺動可能に軸支されている。チルトデテン
トレバ一38は二股状になつており、一方(上方)の先
端部は前記リンク36の上端部近傍の孔に係合しており
、他方の端部39は前記チルトリンク26に形成された
複数個の溝40のいずれかに掛止しうるようになつてい
る。
前記チルトリンク26に設けた支軸41にはロテートギ
テントレバ一42が揺動可能に軸支されるとともにスプ
リング43によつて反時計方向に付勢されている。この
ロテートデテントレバ一42の先端部44はチルトリン
ク26の溝部45に沿つて上下方向に案内されるととも
にタィブヘツド13の溝(図示せず)に係合しうるよう
になつている。チルトデテントレバ一38の端部39が
チルトリンク26の溝40のいずれかに掛止することに
より、タイプヘツド13の上下動の位置決めが行なわれ
る。
また、ロテートデテントレバ一42の先端部44がタイ
プヘツド13の溝に掛止することにより、タイプヘツド
の回転方向の位置決めが行なわれる。しかして、ロテー
トデテントレバ一42とチルトデテントレバ一38との
間にはリンク46が設けられている。
リンク46は、その上端でピン47によりロテートデテ
ントレバ一42に連結され、その下端近傍に形成された
長孔48にチルトデテントレバ一38のピン49が嵌合
されている。以上印字装置の構成について説明したが、
次に印字圧力調節装置の構成について説明する。ギアリ
ンのフレーム3の右側面外側に、該フレームに設けた支
軸50まわりを揺動可能なベロシテイレバ一51が設け
られている。このベロシテイレバ一はスプリング52に
よつて時計(右回転)方向に付勢されるとともにその先
端部53がロツカーブラケツト12の下面に当接してス
トツプしうるように取付けられている。また、ベロシテ
イレバ一51の内側には所定長さの案内ロツド54が固
定されている。ロツカーブラケツト12の両側には内方
へ突出した所定長さの案内ロツド55,56が設けられ
、これらの案内ロツドに沿つて左右移動可能なベルクラ
ンク57が設けられている。
このベルクランクの左右連結部には溝孔58が形成され
、該溝孔58には前記チルトプ一1121のピン59が
嵌合されている。したがつて、チルトプ一り21が揺動
すると、これに応じてベルクランク57が案内ロツド5
5,56に沿つて左右動するようになつている。このベ
ルクランク57の一側には前記ロツカ一軸7を中心とす
る円弧状の長孔60が形成され、この長孔60には前記
ベロシテイレバ一の案内ロツド54が嵌合している。こ
の長孔60はベルクランク57が左右動しても常に案内
ロツド54が嵌合するようになつている。また、ベルク
ランク57の右側下端部には係合部61が形成されてい
る。前記ロテートブ一り18には、タイプヘツド13上
の文字(印字面積が小さい文字)の回転方向位置を考慮
して選定された円周方向特定位置に形成された凹部62
が設けられている。
ロツカーブラケツト12の下面には枢軸63が設けられ
、該枢軸63には前記ロテートプ一りの凹部62に対応
した外周に高さ方向に重ね合せ関係に配置された4枚の
セレクシヨンレバ一64が揺動可能に枢着されている。
各セレクシヨンレバ一64には、第6図に示す如く、左
右方向にずれた位置に当接部65A,65B,65C,
65Dがそれぞれ形成されている。なお、4枚のセレク
シヨンレバ一64はタイブヘツド13上の上下方向4列
の文字列に対応するものである。また、前記チルトプ一
り21の凹部62はタイプヘッド13の上下4列の各列
の回転方向の各文字位置から選定される特定文字に対応
するものである。しかして、ベルクランク57が前記4
枚のセレクシヨンレバ一64のいずれかの当接部(65
A〜65Dのうちのいずれか)に対向する左右位置に移
動し、そのときロツカーブラケツト12が上方へ回転し
ている(印字段階)場合には、前記ベロシテイレバ一5
1がスプリング52によつて時計方向に回動し,、その
案内ロツド54に嵌合しているベルクランク57を案内
ロツド55,56まわりで反時計方向に回動させる。こ
のため、ベルクランク57の下端係合部61が選択され
たセレクシヨンレバ一64の当接部(65A〜65Dの
いずれか)を後方へ押圧して該セレクシヨンレバ一を後
方へ付勢する。このとき、もしこのセレクシヨンレバ一
64の凸部66に対応する前記ロテートプ一り18の円
周位置に前記凹部62が存在すると、該凸部66が該凹
部62内へ進入して該セレクシヨンレバ一64が第6図
中で時計方向に回動する。このため、長孔60および案
内ロツド54を介して係合されたベロシテイレバ一51
はさらに時計方向に回動する。しかして、ベロシテイレ
バ一51の上端近傍には係合孔67が形成され、該係合
孔にはコントロールレバー68の後端部が係合されてい
る。
該コントロールレバー68の前端部には、前記プリンテ
イングアーム8の先端の軸に嵌合された前記トリカー1
0の当接部10Cの上向き運動経路を含め前後方向鉛直
面内に位置する段差状の当接部69A,69Bが形成さ
れている。印字時、プリンテイングアーム8が上方へ回
動する際、初期の段階ではトリカー10の係合部10B
によつてロツカーブラケツト12も同時に上方へ回動す
る。
しかし、ある程度まで回動すると、トリカー10の当接
部10Cがコントロールレバー68の段差状当接部69
A,69Bのいずれかに衝突し、該トリカーが時計方向
に回動されてその係合部10Bがロツカーブラケツト1
2から離脱し、該ロツカーブラケツト12が釈放され自
由になる。このため、ロツカーブラケツト12は、自由
になつた後では、釈放時に保有する運動エネルギーでさ
らに上方へ回動し、タイブヘツド13をブラテン14上
の紙へ押付けて印字する。したがつて、トリカー10の
当接部10Cがコントロールレバー68の低位置(近い
方の位置)の当接部69Aに衝突する場合は、ロッカー
ブラケツト12は早い時期すなわち運動エネルギーが比
較的小さい時期に釈放されることになり、タイプヘツド
13の印字圧力は比較的小さくなる。これに反して、ト
リカー10の当接部10Cが高位置(遠い方の位置)の
当接部69Bに衝突する場合は、ロツカーブラケツト1
2は遅い時期すなわち運動エネルギーが比較的大きくな
つた時期に釈放されるので、タイプヘツド13の印字圧
力は比較的大きくなる。このため、選択されたセレクシ
ヨンレバ一64の凸部に対応する位置にロテートプ一り
18の凹部62が来ると、当該セレクシヨンレバ一の係
合部61が深く後方へ移動しうる状態になり、したがつ
て、当該セレクシヨンレバ一の当接部に対向する位置に
あるベルクランク57も反時計方向に回動しうる吠態に
なる。
したがつて、ベロシテイレバ一51が時計方向に回動す
るとともにベルクランク57が反時計方向へ回動し、該
ベロシテイレバ一51の係合孔67に係合されたコント
ロールレバー68が右方(後方)へ移動し、トリカー1
0が当接部69Aに衝突する状態(第4図の状態)にな
る。他方、セレクシヨンレバ一64の凸部66に対向す
る位置にロテートプ一り18の凹部62がないときには
、ベルクランク57の係合部61がセレクシヨンレバ一
64に当接してもその移動量はわずかであるので、ベロ
シテイレバ一51は充分に時計方向に回動せず、したが
つてコントロールレバー68は前方位置(左方位置)に
あり、トリカー10は高位(遠い)当接部69Bに衝突
する状態、すなわち印字圧カカ寸讃的大きい状態になる
上下方向の文字の印字圧力調節は4枚のセレクシヨンレ
バ一64によつて選択することができ、回転方向の文字
の印字圧力調節は口テートプーリ18の凹部62の円周
方向位置によつて選択することができる。
前記コントロールレバー68には長孔70が形成され、
該長孔にはギアリンのフレーム3の支軸71に軸支され
たマニユアルレバー72の先端部73が係合している。
したがつて、マニユアルレバー72の上端ノブを矢印A
方向に手動調節することにより、コントロールレバー6
8を上下動Aせうるようになつている。すなわち、マニ
ユアルレバー72を操作することにより文字全体に共通
の印字圧力レベル自体を調節しうるようになつている。
以上説明したタイプライター用印字装置の作動は以下の
と訃りである。
キーを押すとメインシヤフト1が回転し、プリンテイン
グカム5およびデテントカム6が回転する。
プリンテイングカム5に追従してプリンテインノグアー
ム8が土方へ回転しロツカーブラケツト12も共に上方
へ回転する。
文字選択機構に連結されたチルトテープ22が所定の長
さだけ引張られるか戻されるかによつて、チルトプ一り
21が所定方向に所定量だけ回動する。
チルトプ一り21の回動に応じて連結アーム30が所定
量上下動し、チルトリンク26上のタイプヘツド13を
所定量だけ上下動させる。こうしで卜下方向の文字の選
択が行なわれる。文字選択機構に連結された口テートテ
ープ19が所定の長さだけ引張られるか戻されるかによ
つて、ロテートプ一り18}よびロテートシヤフト17
が所定量だけ回動する。
このため、ポールジョイント33によつて回転伝達可能
に連結されたボールソケツト27およびタイプヘツド1
3が所定量だけ回動し、回転方向の文字の選択が行なわ
れる。以上の上下方向および回転方向の運動が終りキー
の文字と同じタイブヘツド13の文字が選択されたとき
、第3図に示す如く、デテントカム6の凹部形状により
カムフオロア35が下がる(反時計方向に回動する)。
この動きにより、リンク36が上方に動きチルドデテン
トレバ一38が支軸37まわりで反時計方向に回動し、
該チルトデテントレバ一38の端部39がチルトリンク
26の溝40(4個の溝のうち選択された溝)内に係合
し、タイプヘツド13の上下動の位置決めが行なわれる
。また、チルドデテントレバ一38の前記反時計方向の
回動に伴ない、該レバーのピン49がリンク46の長孔
48に沿つて上昇して該リンク46の上向き移動を自由
にする。
このため、リンク46に連結されたロテートデテントレ
バ一42も支軸41まわりを反時計方向に所定量だけ回
転しうる状態になる。こうして、ロテートデテントレバ
一42が反時計方向に回動し、その先端部44がタイプ
ヘツド13の溝内に進入して該タイブヘッドの回転方向
の位置決めを行なう。以上の過程で、タイプヘツド13
の文字が選択され位置決めされ、ブラテン14の表面の
紙15がインクの付いたリボンを介して該タイプヘツド
で叩かれるので、印字される。
印字後、タイプヘツド13を支持しているロツカーブラ
ケツト12は、印字時の反動と戻しバネの力によつて元
の位置(第2図)に戻される。
また、デテントカム6が回転して凸部になるので、カム
フオロア35が時計方向に回動しリンク36が下がる。
このため、チルドデテントレバ一38が時計方向に回動
し、チルトリンク26の溝40に係合していた端部39
が外れる。これと同時に、リンク46を介してロテート
デテントレバ一42が支軸41まわりを時計方向に回転
させられ、タイプヘツド13の溝から外れる。
これにより、タイプヘツド13の上下方向および回転方
向とも自由になり、チルトテープ22および口テートテ
ープ19が文字選択機構の待期位置に戻され、連結され
た各部品が待期位置(第2図)に戻り、タイプヘツド1
3も元の位置に戻される。上下方向の文字を選択すると
きチルトプーリ21が回動する。
各文字の印字圧力の自動調節はこのチルトプ一りの回動
を利用して行なわれる。すなわち、チルトブ一1121
が回動すると、該チルトプ一り上のピン59に係合して
いるベルクランク5Tが案内ロツド55,56に沿つて
左右方向に選択的にスライド運動する。このスライド運
動によりペルクランク57の係合部61が4枚のセレク
シヨンレバ一64それぞれの当接部65A〜65Dのう
ちの選択されたいずれかに対向する位置に来る。この左
右位置は上下方向の文字位置に対応している。印字時に
ロツカーブラケツト12が上方に回動すると、該ベルク
ランク57の長孔60に嵌合した案内ロツド54を有す
るベロシテイレバ一51がスプリング52で時計方向に
回動するよう付勢されているので、該ベルクランク57
は案内ロツド55,56を中心に反時計方向に回動する
このとき、ベルクランク57の係合部61がセレクシヨ
ンレバ一64の当接部(65A〜65Dのいずれか)を
押圧するので、口テートプーリ18が回動して文字を選
択したときにその凹部62がセレクシヨンレバ一64の
凸部66に対向する位置にある場合(印字圧力を小さく
する文字が選択されている場合)には、該セレクシヨン
レバ一64が凹部62内へ進入し、ベルクランク57は
案内ロツド55,56を中心にさらに反時計方向に回動
する。この場合、ベロシテイレバ一51はさらに時計方
向に回動できるので、該ベロシテイレバ一の時計方向回
動に伴ないこれに係合ているコントロールレバー68が
右方向へ引張られて第4図の状態になる。この状態では
、印字操作によりプリンテイングアーム8が上方へ回動
するとき、トリカー10は低い方の当接部69Aに衝突
するので、印字圧力は弱くなる。
これから明らかなように、セレクシヨンレバ一64の凸
部66に対向するロテートブ一り18の円周位置に凹部
62がない場合は、コントロールレバー68が右方へ引
張られず左側位置に止つているので、トリカー10は高
い位置の当接部69Bに衝突することになり、印字圧力
は強いままである。
印字時には、プリンテイングアーム8はスプリング11
によつて上向き回動方向に加速され、これに係合したロ
ツカーブラケツト12も同様に加速される。
トリカー10が衝突してロツカーブラケツト12力迫由
になると、釈放時の運動エネルギーは反対方向に付勢す
るスプリング74等により減速される。したがつて、ロ
ツカーブラケツト12の釈放時期が早いか遅いか、すな
わちトリカー10の衝突が早いか遅いかによつて、タイ
ブヘツド13の印字圧力を調節することができる。また
、紙の質やコピーの枚数等により文字全体に共通な印字
圧力レベルを調節する場合は、マニユアルレバー72を
回動操作してコントロールレバー68の高さを調節する
。以上説明した実施例によれば、上下方向の文字の印字
圧力調節はタイプヘツド13の上下方向の列の数(図示
の例では4枚)のセレクシヨンレバ一64によつて選択
することができ、回転方向の文字の印字圧力調節はロテ
ートプ一1月8の凹部62の円周方向位置によつて選択
することができる。
印字圧力調節のための機構は全てギアリンの印字機構内
に組込まれているので、キーレバー機構とは無関係であ
り、複雑な伝達機構を必要とせず、したがつて、構造が
簡単で確実に作動する印字圧力調節装置を得ることがで
きる。
また、印字圧力調節のために動作する部品点数が少なく
、上下方向および回転方向の位置決め部分(チルトプ一
り21およびロテートプ一り18)から直接選択して動
作するので、誤動作のない印字圧力調節装置が得られる
さらに、タイプヘツド13の印字面積の小さい文字の位
置とロテートプ一り18の凹部62の円周位置とを合せ
ておくだけで、どんなタイブヘツドに対しても簡単で確
実に印字圧力調節を行なうことができる。
したがつて、製造するときも、タイプヘツド13の仕様
により前記凹部が形成されたカム部を交換するだけで簡
単に印字圧力調節機能を与えることができ、多数の部品
を交換する必要がなく製造が容易である。さらにまた、
タイプヘツド13の上下方向の文字を選択させる機構(
チルトプ一り21)から印字圧力調節機構に連結させる
部品は、スプリング力を受けていないので、作動が円滑
であり、上下方向の文字選択機構にもほとんど負荷が加
わらないので構造が簡単になる。
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、印字機
構とともにギアリン内に組込まれ、構造を簡単化するこ
とができかつ確実に作動しうる印字圧力調節装置を備え
たタイプライター用印字装置が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のタイプライター用印字装置の一実施例
の平面図、第2図は第1図中の線−に沿つた側面図であ
り待期時の状態を示す図、第3図は第1図中の線一に沿
つた側面図であり印字時期の状態を示す図、第4図は第
1図中の線−に沿つてフレームを削除した側面図であり
印字圧力が弱く調節された状態を示す図、第5図は第1
図中の線−から見た背面図、第6図は第1図の底面図で
ある。 1・・・・・・メインシヤフト、2・・・・・・ギアリ
ン、3・・・・・・ギアリンのフレーム、5・・・・・
・プリテイングカム、6・・・・・・デテントカム、8
・・・・・・プリンテイングアーム、10・・・・・・
トリカー 12・・・・・・ロツカーブラケツト、13
・・・・・・タイプヘツド、17・・・・・・ロテート
シヤフト、18・・・・・・ロテートプ一り、19・・
・・・・口テートテープ、21・・・・・・チルトプ一
り、22・・・・・・チルトテーブ、26・・・・・・
チルトリンク、27・・・・・・ボールソケツト、30
・・・・・・連結アーム、33・・・・・・ポールジョ
イント、35・・・・・・カムフオロア、36・・・・
・・リンク、38・・・・・・チルトデテントレバ一4
0・・・・・・溝、42・・・・・・ロテートデテント
レバ一、46・・・・・・リンク、51・・・・・・ベ
ロシテイレバ一52・・・・・・スプリング、57・・
・・・・ベルクランク、62・・・・・・凹部、64・
・・・・・セレクシヨンレバ一66・・・・・・凸部、
68・・・・・・コントロールレバー、69A,69B
・・・・・・当接部、72・・・・・・マニユアルレバ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キーを押したとき回転するカムにより印字方向に回
    動するロッカーブラケットと、該ロッカーブラケットに
    上下動および回転可能に支持されたタイプヘッドと、ロ
    ッカーブラケットに取付けられるとともに文字選択機構
    に連結され、キーにより選択された文字に応じて所定量
    だけ回動される上下動用プーリおよび回転用プーリと、
    上下動用プーリの動きをタイプヘッドに伝達して該タイ
    プヘッドを上下動させる機構と、回転用プーリの動きを
    タイプヘッドに伝達して該タイプヘッドを回転させる機
    構とを備えたタイプライター用印字装置において、前記
    ロッカーブラケットに離脱可能に係合するトリガーを軸
    支しかつ前記カムに当接して回動して該ロッカーブラケ
    ットを回動させるプリンテイングアームと、前記上下動
    用プーリの回動量に応じて所定位置に移動する上下方向
    選定手段と、前記回転用プーリに設けられた回転方向選
    定手段と、前記上下方向選定手段および回転方向選定手
    段の動きに応じて移動させられるとともに前記トリガー
    の移動経路内に少なくとも2個の当接部を有する印字圧
    力制御部材とを備え、該印字圧力制御部材の位置を前記
    各選定手段により設定し、前記トリガーを前記当接部の
    うちの選定された部分に衝突させることにより、前記ロ
    ッカーブラケットの釈放位置を調節し、もつて、印字圧
    力を調節することを特徴とするタイプライター用印字装
    置。
JP55094939A 1980-07-11 1980-07-11 タイプライタ−用印字装置 Expired JPS5919822B2 (ja)

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JP55094939A JPS5919822B2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 タイプライタ−用印字装置
US06/279,074 US4445797A (en) 1980-07-11 1981-06-30 Impact control for carrier mounted serial printers
DE3127142A DE3127142C2 (de) 1980-07-11 1981-07-09 Vorrichtung zur Anschlaghärteeinstellung einer Kugelkopf-Schreibmaschine

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ID=14123916

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DE3127142A1 (de) 1982-03-25
JPS5729474A (en) 1982-02-17
US4445797A (en) 1984-05-01
DE3127142C2 (de) 1986-05-07

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