JPS59196767A - エレクトラムの選鉱法 - Google Patents
エレクトラムの選鉱法Info
- Publication number
- JPS59196767A JPS59196767A JP58069039A JP6903983A JPS59196767A JP S59196767 A JPS59196767 A JP S59196767A JP 58069039 A JP58069039 A JP 58069039A JP 6903983 A JP6903983 A JP 6903983A JP S59196767 A JPS59196767 A JP S59196767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrum
- ore
- magnetic
- magnetic field
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/002—High gradient magnetic separation
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
する鉱石から、エレクトラムを磁気分離して濃縮回収す
るエレクトラムの選鉱法に関する。
るエレクトラムの選鉱法に関する。
従来、エレクトラムの選鉱は、毒化法、混コウ法、比重
送砿法、浮選法あるいはこれらを組合せた方法によって
？Ｔなわれ、磁力選鉱によって行なわれることはなかっ
た。その理由は、金及び銀の単体と化合物はごく一部の
例外を除いて反磁性物として認められ、金と銀の合金で
あるエレクトラムを磁着回収することは不可能と見なさ
れていたこ・とにある。
送砿法、浮選法あるいはこれらを組合せた方法によって
？Ｔなわれ、磁力選鉱によって行なわれることはなかっ
た。その理由は、金及び銀の単体と化合物はごく一部の
例外を除いて反磁性物として認められ、金と銀の合金で
あるエレクトラムを磁着回収することは不可能と見なさ
れていたこ・とにある。
本発明者博は種々試験１ｉＪｆ究を爪ねた結末、Ａ５と
ろくべきことに鉱石中に含有されるエレクトラムか反磁
性でなく常磁性であることを発見し７・本発明に到達し
たものである。
ろくべきことに鉱石中に含有されるエレクトラムか反磁
性でなく常磁性であることを発見し７・本発明に到達し
たものである。
本発明は従来複雑な工程を経て回収さ２］てＩ／Ａたエ
レクトラムの形で鉱石中に含有されて（７する金・銀を
単純な磁選工程のみによって経済的に高ｌｊ）実収率で
濃縮回収することを目的とする，、この目的を達成する
ために本発明（、ｉ、エレクトラムを含有する鉱石を微
粉砕し、これを空芯磁場内にマトリンクスエレメントを
充填した高勾配磁気分離装置に通すことによってルクト
ラムを磁着物として回収することを特徴とするエレクト
ラムの選鉱法を提供する。
レクトラムの形で鉱石中に含有されて（７する金・銀を
単純な磁選工程のみによって経済的に高ｌｊ）実収率で
濃縮回収することを目的とする，、この目的を達成する
ために本発明（、ｉ、エレクトラムを含有する鉱石を微
粉砕し、これを空芯磁場内にマトリンクスエレメントを
充填した高勾配磁気分離装置に通すことによってルクト
ラムを磁着物として回収することを特徴とするエレクト
ラムの選鉱法を提供する。
エレクトラムは鉱石中にＯｇ ｆ，’を子状で音泊″さ
れているので、これを磁着回収するためにはけぼ／１０
μｍ程度以下に粉砕する必要がある。この粉砕は通常ノ
方法、例えばボールミル等を用いて行なえば良いか、そ
の場合使用するボールは非磁性のアルミナホール等を用
いることが、ボールの摩耗によって生ずる粉末が後段の
磁気分離において磁着物中に入り磁着物の品位を下げる
ことがないので好ましい。こうして粉砕されたエレクト
ラム含有鉱石に水を加えてバルブとし、必要に応じて分
散剤を添加して粒子を分散させ、高勾配磁気分離装置に
供給する。高勾配磁気分離装置は磁場を発生させる電磁
石のつくる磁場内に磁力線を集中せしめる強磁性細線か
らなるマトリックスエレメントを充填した装置であって
、本発明にあっては空芯磁場の強さを９０００工ルステ
ツド以上とすることが必要であり、それ以下ではエレク
トラムの回収率が低下する。また、空芯磁場の強さを２
００００工ルステンド以上とすることは特に必要でなく
、装置の製作や消ｔＶ電力の点で経済的に不利であり、
従って最も好ましい空芯磁場の強さはワθ００〜２００
００ エルステッドである。なお、磁場内に充填するマ
） ＩＪラックスレメントは、径が３００μｍ以下の強
ｍ 性ｍ雄状細線を用いるのが良く、これより径の大き
い細線を用いたのではエレクトラムの回収率が低くなる
。また、磁気分離装置中ての選別室通過速度は７０〜り
□ ｍ／ｈの範囲とするのがよく、１０ｍ／ｈより低い
選別室通過速度では充填されている繊維状のマトリック
スエレメントにエレクトラム以外のものが付着して補数
され、回収される精鉱の品位を下げる結果となり１．Ｈ
）ｍ／ｈより高い選別室通過速度ではエレクトラムの回
収率が低下するので好ましくない〇 上記のようにしてエレクトラムを含有する鉱石を高勾配
磁気分離装置に通せば、エレクトラムは磁着物として濃
縮回収され、反磁性の脈石、母岩等は非磁着物として分
離される。また必要に応して、前記磁着物を繰り返して
高勾配磁気分離装置６に通して精選すれば、より高品位
の精鉱と片刃鉱に分離することができる。
れているので、これを磁着回収するためにはけぼ／１０
μｍ程度以下に粉砕する必要がある。この粉砕は通常ノ
方法、例えばボールミル等を用いて行なえば良いか、そ
の場合使用するボールは非磁性のアルミナホール等を用
いることが、ボールの摩耗によって生ずる粉末が後段の
磁気分離において磁着物中に入り磁着物の品位を下げる
ことがないので好ましい。こうして粉砕されたエレクト
ラム含有鉱石に水を加えてバルブとし、必要に応じて分
散剤を添加して粒子を分散させ、高勾配磁気分離装置に
供給する。高勾配磁気分離装置は磁場を発生させる電磁
石のつくる磁場内に磁力線を集中せしめる強磁性細線か
らなるマトリックスエレメントを充填した装置であって
、本発明にあっては空芯磁場の強さを９０００工ルステ
ツド以上とすることが必要であり、それ以下ではエレク
トラムの回収率が低下する。また、空芯磁場の強さを２
００００工ルステンド以上とすることは特に必要でなく
、装置の製作や消ｔＶ電力の点で経済的に不利であり、
従って最も好ましい空芯磁場の強さはワθ００〜２００
００ エルステッドである。なお、磁場内に充填するマ
） ＩＪラックスレメントは、径が３００μｍ以下の強
ｍ 性ｍ雄状細線を用いるのが良く、これより径の大き
い細線を用いたのではエレクトラムの回収率が低くなる
。また、磁気分離装置中ての選別室通過速度は７０〜り
□ ｍ／ｈの範囲とするのがよく、１０ｍ／ｈより低い
選別室通過速度では充填されている繊維状のマトリック
スエレメントにエレクトラム以外のものが付着して補数
され、回収される精鉱の品位を下げる結果となり１．Ｈ
）ｍ／ｈより高い選別室通過速度ではエレクトラムの回
収率が低下するので好ましくない〇 上記のようにしてエレクトラムを含有する鉱石を高勾配
磁気分離装置に通せば、エレクトラムは磁着物として濃
縮回収され、反磁性の脈石、母岩等は非磁着物として分
離される。また必要に応して、前記磁着物を繰り返して
高勾配磁気分離装置６に通して精選すれば、より高品位
の精鉱と片刃鉱に分離することができる。
以上に説明したように本発明のエレクトラムの選鉱法に
よれば、従来磁選法によっては回収できないと見なされ
ていた鉱石中に含まれているエレクトラムを高い濃縮率
と実収率で回収することかできるので、得られた高品位
の精鉱は銅精錬等の金、銀回収工程を含む製錬工程で処
理するのに適しており、片刃鉱は別途前止製錬処理する
こともでき、経済的に大きな効果がある。
よれば、従来磁選法によっては回収できないと見なされ
ていた鉱石中に含まれているエレクトラムを高い濃縮率
と実収率で回収することかできるので、得られた高品位
の精鉱は銅精錬等の金、銀回収工程を含む製錬工程で処
理するのに適しており、片刃鉱は別途前止製錬処理する
こともでき、経済的に大きな効果がある。
実施例／
エレクトラムを含有する珪酸鉱、２００ ｇをロッドミ
ルとステンレスボールを使用するボールミルで９０μｍ
以下に微粉砕し、水を加えて３１のバルブとし、分散剤
として珪酸ソーダ５１＋ｇ／ｌを添加して、空芯磁場の
強さ１ｔｉｏｏｏエルステンドで径３００μｍ以下の強
磁性繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装置に選別室
通過速度、２０ｍ／ｈとなるように供給し、磁着物と非
磁着物とに分離した。次いで前記磁着物を、空芯磁場の
強さ９０００エルステツドで径３００μｍ以下の強磁性
繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装置に選別室通過
速度’ｌＯｍ／ｈになるように供給して精選し、精鉱（
磁着物）と片刃鉱に分離した。その結果を第１表に示す
。
ルとステンレスボールを使用するボールミルで９０μｍ
以下に微粉砕し、水を加えて３１のバルブとし、分散剤
として珪酸ソーダ５１＋ｇ／ｌを添加して、空芯磁場の
強さ１ｔｉｏｏｏエルステンドで径３００μｍ以下の強
磁性繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装置に選別室
通過速度、２０ｍ／ｈとなるように供給し、磁着物と非
磁着物とに分離した。次いで前記磁着物を、空芯磁場の
強さ９０００エルステツドで径３００μｍ以下の強磁性
繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装置に選別室通過
速度’ｌＯｍ／ｈになるように供給して精選し、精鉱（
磁着物）と片刃鉱に分離した。その結果を第１表に示す
。
第１表から、本発明方法によって極めて高い実収率で高
品位の精鉱が得られていることが判る。
品位の精鉱が得られていることが判る。
第 ／ 表
実施例コ
エレクトラムを含有する珪酸鉱ｑｏｏ ｇをロッドミル
とアルミナボールを使用したボールミルで、−７０μｍ
が９７％になるように微粉砕し、水を加えてＳｔのバル
ブとし、分散剤として珪酸ソーダＳｋｇ／ｌを添加して
、空芯磁場の強さ１ｑｓｏｏエルステツドで径３００μ
ｍ以下の強磁性繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装
置に選別室通過速度、：ｌＱ ｍ／ｈになるように供給
し、磁着物と非磁着物とに分離した。次いで前記磁着物
を再び前記と同様の磁場の強さと同じ径の強磁性細線を
充填した高勾配磁気分離装置に、同し選別室通過速度で
供給して精選し、精鉱（磁着物）と片刃鉱に分離した。
とアルミナボールを使用したボールミルで、−７０μｍ
が９７％になるように微粉砕し、水を加えてＳｔのバル
ブとし、分散剤として珪酸ソーダＳｋｇ／ｌを添加して
、空芯磁場の強さ１ｑｓｏｏエルステツドで径３００μ
ｍ以下の強磁性繊維状細線を充填した高勾配磁気分離装
置に選別室通過速度、：ｌＱ ｍ／ｈになるように供給
し、磁着物と非磁着物とに分離した。次いで前記磁着物
を再び前記と同様の磁場の強さと同じ径の強磁性細線を
充填した高勾配磁気分離装置に、同し選別室通過速度で
供給して精選し、精鉱（磁着物）と片刃鉱に分離した。
その結果を第−表に示す。第２表から、極めて高い濃縮
率と実収率か得られていることか判る。
率と実収率か得られていることか判る。
第 ノ 表
Claims (1)
- （１） エレクｉ・ラム（銀含有天然金）を含有する
鉱石を微粉砕し、これを空芯磁場内にマ） ＩＪツクス
エレメントを充填した高勾配磁気分離装置に通ずことに
よってエレクトラムを磁着物として回収することを特徴
とするエレクトラムの選鉱法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069039A JPS59196767A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | エレクトラムの選鉱法 |
| CA000451199A CA1213257A (en) | 1983-04-19 | 1984-04-03 | Method of electrum beneficiation |
| AU26415/84A AU558638B2 (en) | 1983-04-19 | 1984-04-04 | Electrum beneficiation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069039A JPS59196767A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | エレクトラムの選鉱法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196767A true JPS59196767A (ja) | 1984-11-08 |
| JPS615778B2 JPS615778B2 (ja) | 1986-02-21 |
Family
ID=13391040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58069039A Granted JPS59196767A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | エレクトラムの選鉱法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196767A (ja) |
| AU (1) | AU558638B2 (ja) |
| CA (1) | CA1213257A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112759U (ja) * | 1978-01-30 | 1979-08-08 | ||
| JPS57159264A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-01 | Elvo Elektronik Ag | Device for cleaning nose of soldering iron |
-
1983
- 1983-04-19 JP JP58069039A patent/JPS59196767A/ja active Granted
-
1984
- 1984-04-03 CA CA000451199A patent/CA1213257A/en not_active Expired
- 1984-04-04 AU AU26415/84A patent/AU558638B2/en not_active Ceased
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112759U (ja) * | 1978-01-30 | 1979-08-08 | ||
| JPS57159264A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-01 | Elvo Elektronik Ag | Device for cleaning nose of soldering iron |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU2641584A (en) | 1984-10-25 |
| CA1213257A (en) | 1986-10-28 |
| AU558638B2 (en) | 1987-02-05 |
| JPS615778B2 (ja) | 1986-02-21 |
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