JPS5919557Y2 - 溶融物給送管における溶融物流動および凝固堆積状態検出装置 - Google Patents

溶融物給送管における溶融物流動および凝固堆積状態検出装置

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JPS5919557Y2
JPS5919557Y2 JP122379U JP122379U JPS5919557Y2 JP S5919557 Y2 JPS5919557 Y2 JP S5919557Y2 JP 122379 U JP122379 U JP 122379U JP 122379 U JP122379 U JP 122379U JP S5919557 Y2 JPS5919557 Y2 JP S5919557Y2
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melt
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melt flow
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正太郎 高田
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Description

【考案の詳細な説明】 本願の考案は、低圧鋳造又は金型鋳造等における溶融物
の分配とくにアルミニウム或いは亜鉛等のダイカスト射
出成型作業において、繰返し注がれる溶融物が給送管内
を流動通過する状態および凝固堆積して通過しない状態
を監視する検出装置に関するものである。
従来、アルミニウムおよぶ亜鉛等のダイカスト成型作業
において、繰返し注がれる溶融物は、1フオークリフト
又は台車に載せたルツボの溶湯をダイキャストマシンの
付近に設けた保持炉へ補充するか又は、2、集中溶解炉
と保持炉との間に給送管を設はポンプを介して保持炉へ
分配補充されることが知られている。
上記1のルツボを移動して溶融物を補充する方法は、溶
融物運搬中危険発生のおそれがあり、とくに地震、火災
等の発生時には装置の破壊等によって災害が二次的に増
大されるばかりでなく、溶融物がその運搬、変位中に酸
化を金蓋なくされ、かつ又、溶融物の温度低下をも免れ
ない。
そこで、上記2による給送管による溶融物補充方法が提
案され、使用されるようになった。
しかし、これら公知の給送管によるときは、溶融物の補
充中に溶融物が、給送管内において凝固堆積状態となり
、流動を停止した場合、その保持炉に連繋した成型機の
成型作業を一旦中断し、溶融物の凝固堆積した給送管全
部を交換した上、成型作業を再開せざるを得ないことと
なり、著しく生産性を阻害される欠点を免れなかった。
上記に鑑み、本願の考案者は研究の結果本考案を完成し
たものである。
したがって、本考案の目的は給送管に送出される溶融物
が給送管内において、円滑に流動通過したか又は、溶融
物が給送管を流動中に凝固堆積して流動が停止したか等
の状態を速かに検知し、もし、溶融物の流動停止の場合
には、その全給送管のうち溶融物の凝固堆積部位の給送
管に対応する予め準備した別の給送管と交換して故障を
排除修復し、速かにその機能を回復し、生産性の向上を
期することのできる装置を供することである。
本考案の上記のおよびその他の目的ならびに特徴は次の
説明によって知ることができる。
以下実施例を示す添付図面につき、本考案の構造を述べ
れば次の通りである。
本願の考案は、手元炉と集中溶解炉間に配置した給送管
の長手方向に、適宜の間隔毎に対の電極を配置して構成
した表示回路、保持炉又は手元炉に取付けた溶融量検知
装置の感応により作動するタイミング発生器および開閉
弁制御機構の連繋からなり、その表示回路の短絡時間中
はタイミング発生器の作動を停止するように構成されて
おり、第1図は本考案による検出装置がアルミニウムダ
イキャスト成型装置に組み込まれ、その手元炉34と集
中溶解炉11間に配置した場合の総合的ブロック図で、
第1図において、適宜の加熱装置を具え溶融物12を収
容する集中溶解炉11と成型装置の手元炉34との間に
適宜の長さに区分され、その開口端部に設けた鍔部13
.13において、互いに着脱自在に連結し、その末端開
口端部を手元炉34に開放させた給送管13を配置し、
その集中溶解炉11に近接した位置には、ソレノイドに
よって作動するようにした公知の方向切替弁によって、
機械的に連動せしめた開閉弁14を装着してあり、給送
管13は上流より下流に向って傾斜せしめて配置するこ
とが望ましく、これによって管内に送り込まれた溶融物
を自重で1然に流下せしめると共に、該給送管13の長
手方向に適当な間隔をおいて、(区分された給送管毎に
少なくとも1個所が望ましい。
)電極組立16.−16’−を対として、上流より下流
に向い第1ゲート31.第2ゲート32、第3ゲート3
3、毎に順に取り付け、その際各ゲート毎の電極組立1
6.16’は、給送管13の下側中央線に沿い、又は中
央線の両側において流れ方向に並列に位置させて、内側
上部に頭部25を有する導電性材料からなる電極棒26
と、電極棒26を包囲して給送管13の壁に加工された
孔に挿嵌されていて、電極棒26を給送管13から電気
的に絶縁している絶縁管27と、絶縁カラー28と、座
金29と、そして止め具30とから構成され、各電極組
立16.16にはリード線17が設けられていて、対と
しての電極組立16.16’の検出信号を表示回路18
へと導く。
上記電極組立16.16’を下側中央線の両側に並例に
する場合、左右の電極の高さを変えて配置することもで
きる。
(但し、図示を省略する)表示回路18は判定回路18
′、時間計測回路18″を含み、対にある電極組立16
.16’が溶融物の流動により短絡された場合には、常
に各ゲー) 31.32゜33、において個々にランプ
又は警報表示をすると同時に、その表示の論理和を開閉
弁制御機構19に供給する。
即ち、溶融物が給送管13内に送出され、第1〜第3ゲ
ートにおける対の電極組立16.16’を経て順調に流
動した場合は(単なる通過)、判定回路18′の信号は
開閉弁制御機構19に送られ、タイミング発生器20か
らのタイミングパルスの送出信号を受は入れ3態勢とな
り、もし、給送管13内に送出された溶融物が凝固堆積
されたため第1〜第3ゲートの何れかの電極16.16
’が導通状態のままで一定時間以上継続された場合には
、時間計測回路18″の信号を開閉弁制御機構19に送
り、これを開閉弁制御機構19よりタイミング発生器2
0に信号し、そのタイミングパルスの送出を中断させ、
開閉弁制御機構19の作動を停止せしめる。
この場合、表示回路18に警報装置を設は一定時間を越
えた溶融物不通過状態を速報させ、給送管13の故障排
除作業の必要性を告知させることができる。
結線は、第4b図に示すように判定回路18′、時間計
測回路18“を含む表示回路18は、タイミング発生器
20、開閉弁制御機構19に連繋されており、開閉弁1
4が開かれて、溶融物が第1ゲート31の電極組立16
.16’を通過する際に開閉する開閉スイッチ35、リ
レーのコイルR1、第2ゲート32の開閉スイッチ36
、リレーコイルR2、第3ゲート33の開閉スイッチ3
7、リレーのコイルR3、を並例に結線し、上記リレー
のコイルR1には表示回路スイッチS1を、リレーのコ
イルR2には表示回路スイッチS2を、リレーのコイル
R3には表示回路スイッチS3をそれぞれ結線し、これ
らを判定回路18′を経て、開閉弁制御機構19、タイ
ミング発生器20へ結線すると共に、上記表示回路スイ
ッチS1は表示回路18および時間計測回路t1と、表
示回路スイッチS2は表示回路18および時間計測回路
t2と、表示回路スイッチS3は表示回路18および時
間計測回路t3とをそれぞれ結線し、それら時間計。
測回路t1.t2.t3をそれぞれ開閉弁制御機構19
に結線し、タイミング発生器20にも結線する。
したがって、タイミング発生器20は手元炉34に設け
た溶融量検知装置の感応により開閉弁制御機構19を作
動して、開閉弁14ソレノイドを導通し開閉弁14を開
き、所定量の溶融物を給送管13内に送出后ソレノイド
が開路し開閉弁14を閉じ、溶融物の送出を停止せしめ
、送出后の溶融物が給送管13内を流下することによっ
て、その第1ゲート31の電極組立16.16’を短絡
し、開閉スイッチ35を閉じてリレーのコイルR1より
表示回路スイツチS1を閉じ、表示回路18の信号灯を
点灯すると共に、判定回路18′を経て開閉弁制御機構
19に信号を送り、溶融物が通過してその第1ゲート3
1の電極16.16’を開いた際表示回路18の表示信
号が断たれる。
同様に、溶融物が流動して第2ゲート32、第3ゲート
33に達した際、第2、第3ゲー1−32.33の電極
が導通して表示回路18の信号灯を点灯し、その通過に
よって、電極組立を開路し信号灯を消灯し、溶融物が給
送管13を単に通過した場合は、判定回路18′の判定
により、その結果を開閉弁制御機構19に信号し、さら
に、タイミング発生器20に信号し、継続して発せられ
るタイミングパルスの送出に対応せしめる。
もし、送出された溶融物が給送管13内において凝固堆
積状態となり、第1乃至第3ゲート31〜33の電極1
6.16’の電路を閉じたままの状態が一定時間以上継
続している場合においては、凝固堆積した第1乃至第3
ゲート31〜33のいずれかの又は全部の電極16.1
6’の閉路状態を、時間計測回路t1.t2.t3によ
って開閉弁制御機構19に信号し、これをさらに、タイ
ミング発生器20に信号し、そのタイミングパルスの送
出を中断せしめる。
なお、開閉弁制御機構19およびタイミング発生器20
には手動操作回路21を結線し、開閉弁14の開閉動作
を行わしめることができる。
本願の考案は上記の構成によるので、手元炉34に設け
た溶融量検知装置の感応によりタイミング発生器20が
タイミングパルスを送出することによって、開閉弁制御
機構19が作動し、開閉弁14を開き溶融物の所望量を
給送管13に送出後、溶融物が給送管13の第1〜3ゲ
ート31〜33の電極16゜16′の電路を閉じ、表示
回路18の信号表示をし、溶融物通過後信号を消し、順
次下流に向かって流動し、第2、第3ゲートにおいて同
様に電路を閉じ、信号表示をし、その通過によって信号
表示を止めるが、その溶融物が単に通過した場合は、判
定回路18′により、開閉弁制御機構19に単なる通過
を知らしめ、タイミングパルスの発信を断続せしめるが
、万一溶融物が給送管13内において、凝固堆積状態と
なった場合は、時間計測回路18″によって開閉弁制御
機構19に信号し、タイミング発生器20のタイミング
パルスの送出を中断せしめ、開閉弁制御機構19の作動
を中断し、警報を発せしめることができるので、開閉弁
制御機構19の作動中断の原因となった溶融物の凝固堆
積した給送管13の故障の部位を確認することができ、
その補修作業を速かに行うことができる。
したがって、ダイキャストマシンを連装した場合等にお
いて、ダイキャストマシンの各機構に設けた表示回路1
8を集中的に配置し、特定のダイキャストマシンの給送
管13の何れの部位に故障が生じたかを判別することが
でき、該当の給送管13を速かに補修して成型作業を再
開継続し生産性を昂めることができる。
さらに給送管は適宜の長さに区分し、その開口端部間を
、互いに着脱自在に連結してあり、少なくともその一区
分毎に、対の電極を設けたことによって、溶融物が凝固
堆積した状態となった電極を含む区分された給送管を、
これと隣接する給送管より分離した後、予め準備した予
備の対応する給送管を代りに連結して補修を行うことが
できるので、給送管の全部を交換補修することに比し、
経済的であり、かつ省力的に成型作業の再開ができ、生
産性を昂めることができる等種々の工業的効果を有する
考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による検出装置が射出成型機と連動して
用いられた場合の総合的ブロック図、第2a図および第
2b図は第1図の検出装置に用いられている電極組立の
部分的拡大断面図、第3a図は給送管の電極組立部の拡
大横断面図、第3b図は同第3a図A−A線における一
部欠截中央縦断拡大平面図、第4a図は表示回路の開閉
スイッチの結線図、第4b図は判定回路、時間計測回路
を含む表示回路と開閉弁制御機構、タイミング発生器間
の連繋回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶融物給送管における溶融物流動および凝固堆積状態検
    出装置において、適宜の長さに区分し着脱自在に連結し
    た給送管の長手方向に適宜の間隔毎に対の電極を配置し
    、対の電極間が導通状態になった時、信号を出力する検
    出部と、その出力と弁の開閉とから溶融物流動状態と堆
    積状態とを判別する判別回路とを有し、堆積状態と判定
    した時に、湯面検出による弁の開閉を行う制御回路を遮
    断するようにしたことを特徴とする溶融物給送管におけ
    る溶融物流動および凝固堆積状態検出装置。
JP122379U 1979-01-12 1979-01-12 溶融物給送管における溶融物流動および凝固堆積状態検出装置 Expired JPS5919557Y2 (ja)

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JPS55103055U JPS55103055U (ja) 1980-07-18
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