JPS59193947A - 酸素中における難燃性樹脂 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸素中で不活性て熱容量の大きい物質をフッ
ソ樹脂に充填した、酸素中において９１！ｐ性な樹脂に
関する。

例えは、酸素製造機笠における酸素コンプレッサ、酸素
配管及び酸素用バルブ等の酸素機器はフッソ樹脂及びフ
ッソ樹脂にクラスファイバＡ、；Ｃを充填した樹脂をパ
ツキン及びその他の機器構成部品として使用している。

しかし、燃焼事故がこれらの樹脂部分から発生した例が
いくつか報告されている。

本発明者は、酸素中で難燃性の樹脂を酸素用ζ＜、　Ｊ
、ｉｊ機器に使用することにより、酸素機器の燃焼事故
を防止すべく、往来存在しなかった酸素中における朋燃
性樹脂の研究を重ね本発明を完成した。すなわち、本発
明はフッソ樹脂に熱容量の大きい金）ｆＳ、　０６化物
を１０重量％以」二の割合で充填してなることを特徴と
する酸素中における難燃性樹脂にかかるものである。

例えば四フッ化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹
脂等のフッソ樹脂は空気中では弁常に安定であり燃え鮪
いが、酸素中では燃焼する。

しかし、その燃焼熱は四フッ化エチレン樹脂の場合で１
−６００Ｋｃａｌ／ｋｇであり、他の樹脂に比べて小さ
いため炉焼帯から熱を奪うことによって容易に燃焼か持
続できないようにすることができる。

従って、これらのフッソ樹脂に、１該フツソ樹脂が酸素
中で燃焼する際に発生する熱を吸収し肖る物質を充填す
ることにより、フッソ樹脂の燃焼を明害することができ
る。

フッソ樹脂に充填する物質としては、酸化マク不シウＪ
＼〔閃ｇＯ）、二酸化ケイ素（Ｓｉｎ、）、ｌ’＋＋−
モ酌化鉄（Ｆｃ、、Ｏ，）％の、フッソ樹脂の燃焼温度
＋ｉ’＋１視で′ダ定で月つ４；ｗ量の大きな金属酸化
物が適当である。

これらの金属酸化物をフッソ樹脂に充填するｊＩＨは、
フッソ樹脂の種類、金属酸化物の種類。

及びフッソ樹脂に機械的特性や摩耗特性の向上等のＬＩ
的で充填されているクラスファイバー等の物質の種類と
量によって異なるか、その量は１０〜７０％（Ｗ／Ｗ’
）か適当である。又、金属酸化物の充填量はフッソ樹脂
の他の特性、すなわち硬度、強度、クリープ特性笠の機
械的特性や摩擦特伯τも考慮して定める。

代表的な充填例を下記の表に示す。

表　　本発明の難燃性樹脂の充填例 文に本発明の酸素中におけるりｎ燃性樹脂の製造法の一
例を説明する。

粉末状の四フッ化エチレン樹脂６５％と所要の充填材例
えば粉末状の酸化マグネシウム２０％、粉末状のクラス
ファイバー１５％を混合機で配合し、１００メツシユの
金網で篩分する。その後成型金型に入れ、常湿下で加圧
圧縮し、ｌヅ■定時間保持して成型する。それを電気加
熱炉に入れて加熱し、所疋時間保持して燃成し、その後
徐冷して加工素材とする。

この難燃性樹脂を酸素雰囲気中でフッソ樹脂の発火点以
上に加熱すると、該難燃性樹脂は燃焼を開始するが、燃
焼によって発生する熱が充填されている金属酸化物にそ
の熱容量分吸収され、燃焼帯の温度が低下するので燃焼
を継続することかできなくなり、火は消える。

μお、本発明の酸素中におけるり１［燃性樹脂は上述の
実施例に限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え肖ることは勿論であ
る。

以り述・＼たように本発明の酸素中における難琳伯樹脂
によりは、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化１ｊ、ｉ化
エチレン樹脂等のフッソ樹脂に酸化マグネシウム◇；１
の金属酸化物を充填しであるので、フッソ８Ｉ脂の燃焼
によって生ずる熱を吸収し煤焼イ１：・のＩｆｌＡ度を
低１ζさせるため、酸素雰囲気中てり［燃とすることが
できる。従って、該難燃・ｌ’！１８１脂を酸素機器の
構成部品として使用することにより燃焼事故を防止する
ことかでき、事故防止対策上きわめて有用である。

Ｉｌ、Ｓ　　　、ｉｌ　　　出　　ｉ？ｒｉ　　　人石
川島掃１ｊ４重上業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）フッソ樹脂にｎ）容量の大きい金属酸化物をｌＯ弔
   ψ％以にの割合で充填してなることを特ｉ敢とする酸素
   中における５ｉ′ｌｌ燃性樹脂。