JPS59192351A - 電子血圧計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 不発明は、コロトコフ音を検出し、その発現、消滅をも
って血圧測定を行なうようにした電子血圧計に関するも
のである。

〔背景技術〕

現在一般的である非観血式血圧創建の標準臨床法はコロ
トコフによる聴診法が基礎とでれているこの方法は、人
体上腕に腕帯を巻き、この腕帯内に空気を送入し、予想
てれる最高血圧値よ＃）２０〜３　Ｑ　ｌｌｌｌＨｇ高
目に加圧し、動脈を圧迫して血流を止める。次に腕帝内
の空気圧を２〜３　ｍｍ　Ｈｇ　／ｓｅｃの速度で徐々
に排気していく。やがて、動脈がわずかに開かれて血液
が流れ出し、その際に血管壁の側方向にコロトコフ音と
いわれる減衰振動音が発生する。このコロトコフ音は脈
に同期して発生し続けるが、やがて、動脈が充分に開か
れ血流が一定すると消滅する。この］０ト］フ音が発現
したときの腕帯圧が最畠血圧であり、消滅する前、即ち
、最後にコロトコフ音が発生したときの腕帯圧が最低血
圧でおる。ここで、電子血圧計における血圧測定精度の
決め手となるのがコロトコフ音検出である。

第１図は従来例のブロック図を示すものであシ、図中（
１）は腕帯で得られるコロトコフ音を集音して電気信号
に変換する変換手段たる検出マイクで、（２）は検出マ
イク（１）からの電気信号をコロトコフ音信号を含む弁
別信号に弁別する帯域フィルタである。（３）はコンパ
レータで、帯域フィルタ（２）からの弁別信号と、可変
抵抗ＶＲで予め設定した基準電圧とを比較するものでお
沙、弁別信号が基準電圧以上になれば、コシパレータ（
３）によυ検出でれ、出力端子（４）にコロトコフ音と
して検出するものでおる。ところが、］ロト」フ音の周
波数・領域を中心としたランタムノイズと考えられるｆ
ｊＬ験肴の体内ノイズのレベルには個体差が多るため、
一定の基準電圧でコロトコフ音を検出するようにするど
、体内ノイズレベルの低い人に合わせて設定した場合、
ノイズレベルの大きい人ではノイズを検出して測定でき
なくなる。文通の場合は、ノイズレベルの低い人では、
コロトコフ音検田三スをおかすという問題があった。

これを解決するものとして英開餡５７−１９７９０７９
公報がある。この例を第２図に示す。すなわち、コロト
コフ音領域（２０〜５０　Ｉ４ｚ　）より置い周波数成
分を高域フィルタ（６）によシ検出マイク＋１）からノ
イズ信号として取シ出し、そのノイズレベルに応じた直
流電圧を基準電圧発生回路（６）で検出し、この基準電
圧発生回路（６）の出力を基準電圧としていた。しかし
ながらかかる場合、体内ノイズはコロトコフ音と同じ周
波数領域の成分が最も大きく、また、検出マイクｆｉ＋
もコロトコフ音領域の感度を良くなるように設定されて
いる。そのため、コロトコフ音領域外のノイズ信号によ
シノイズレベルを検出する方法では、正確な体内ノイズ
レベルに応じた基準電圧を設定したとはいえず、最適な
〕０ト〕フ音検出ができないという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、コロ
トコフ音と同じＡ波数領域の体内ノイズ信号を検出し、
そのノイズレベルに応じた基準電圧を求め、それにより
体内ノイズレベルに応じた最適なコロトコフ音検出を行
なうことを目的とした電子血圧計を提供するものである
。

〔発明の開示〕

以下、不発明の一実施例を図面によシ詳述する。第３図
はブロック図を示すものであシ、図中（７）はコロトコ
フ音と同じ周波数領域の体内ノイズのレベルに応じた基
準電圧を発生する直流電圧発生回路で、絶対値増巾回路
（８）、リミッタ回路（９）および整流回路（ｌＯ）か
ら構成きれている。他の構成は第１図に示す従来と同様
でるる。検出マイク（１）で検出した信号を通過周波数
（約２０Ｈｚ〜約１５０Ｈｚ）の帯域フィルタ（２）に
通し、コロトコフ音を含んた弁別信号に弁別する。この
弁別伝号を絶対１直増巾回路（８）に通し、信号の基線
（通常はタランド）を中心に正負の信号を一万に集める
。絶対値増巾回路（８）からの信号はリミッタ回路（９
）に通し、体内ノイズ信号より明らかに大きな信号、例
えば］コロトコフ音単発外乱ノイズをカットする。こう
して得ら扛た体内ノイズ信号を璧流回路（ｌＯ）に通す
ことによシ、コロトコフ音の周波数領域と同じ休日のノ
イズレベルに応じた直流ａ圧を発生する。この直流電圧
をコシパレータ（３）の基準電圧とし、帯域フィルタ（
２）のコロトコフ音を含んだ弁別信号とコシパレータ（
３）で比較することにより、出力端子にコロトコフ音信
号が検出される。

ここで、リミッタ回路（９）の具体的な回路としては、
第４図に示すような回路で実現できる。すなわち、オペ
ア′ＪづＯＰよ、タイオードＤ工および抵抗ＲＩＲ２と
でリミッタ回路（９）を構成したものである。

体内ノイズ信号は信号レベルとしては小はいので、リミ
ッタ電圧としてタイオードＤ１の順方向降下電圧（約０
．６　Ｖ程度）を用いる。また、ノイズ信に選ぶことに
よシ増巾率を適宜変えられる。

第５図は他の実施例を示し、帯域フィルタ（２）とコシ
パレータ（３）との間に絶対値増巾回路（８）を挿入し
、絶対値増巾回路（８）の出力を］シバレータ（３）に
入力するとともに、リミッタ回路（９）に入力するよう
にしたものである。すなわち、直流電圧発生回路（７）
の絶対値増巾回路（８）をコロトコフ音信号の弁別に用
いるようにしたものでアシ、コロトコフ音検出精度を向
上せしめたものでおる。これは、検出マイクｆｌ）、帯
域フィルタ（２）によシ弁別されたコロトコフ音を含む
弁別信号は、基線を甲心に正負に振れた信号であるが、
第６図イロハに示すように一方に大きく振れる場合があ
シ、前実施例のように片側のみの信号でコロトコフ音検
出を行なうと検出ミスをおかす可能性がある。そこで、
絶対４１１Ｘ増巾回路（８）に弁別信号を逃すことによ
り第７図イロハに示すように基線の一方に集められ、こ
の信号をコシパレータ（３）で横比すると確実に検出で
さるものである。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように電子血圧計に２いて、フィルタか
らの弁別’ＩＫ号よジコロトコフ音の周波数・画成と略
同じ体内のノイ′：；ＪＳ信号を検出するとともに、該
ノイズ信号のノイズレベルに応じた直流電圧を発生する
直流′改圧発生回紐を付設し、該直流′嶋圧発生回路の
直流電圧を検出手段の基準電圧としたものであるから、
コロトコフ音の周波数・画成よシ高いノイズ成分でもっ
て体内のノイズレベルに対応した基準電圧としてい友匠
米と比べ、コロトコフ音の周波数領域と略同じ体内のノ
イズ信号のレベルに応じたｌ１１．流電圧を基準電圧と
することで、正確な体内ノイズレベルに応じｆｃ基準電
圧を得ることができ、］Ｏトコフ音恢出５梢度が向上す
る効果を奏する。

筐た、体内ノイズ信号の検出レベルは、変換手段、に用
いる検出マイクの感度に比例するため、体内ノイズレベ
ルの検出レベルに応じたコロトコフ音検出ができ、従っ
て、検出マイクの感度がばらついても、まだ、変化して
も最適なコロトコフ音検出ができるものであシ、検出マ
イクの感度調整が不用となる。また検出マイクの感度の
経時変化をも吸収でさ、更には、帯域フィルタの利得調
整、その経時変化についても同様でめる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来例のづ０９９図、第２図は他の従来例のブ
ロック図、第５図は不発明の一実施例のブロック図、第
４図は同上のリミッタ回路の具体回路図、第５図は同上
の他の実施例のブロック図、第６図は同上の帯域フィル
タの出力波形図、第７図は同上の絶対値増巾回路の出力
波形図である（２）はフィルタ、（７）は直流電圧発生
回路、（８）は絶対値増巾回路、（９）はリミッタ回路
Ｎ　ｔｌｏｌは整流回路を示す。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｆｔｌ圧迫きれた動脈から発するコロトコフ音を電気信
   号に変換する変換手段と、この変換手段からの電気信号
   をコロトコフ音を含む弁別信号に弁別するフィルタと、
   フィルタからの弁別信号を基準電圧と比較してコロトコ
   フ音信号を検出する検出手段とを有し、検出手段からの
   コロトコフ音信号の発現乃至消滅によシ血圧測定を行な
   うようにした電子血圧計において、前記フィルタ刀１ら
   の弁別信号よりコロトコフ音の周波数領域と略同じ体内
   のノイズ信号を検出するとともに、該ノイズ信号のノイ
   ズレベルに応じた直流電圧を発生する直流電圧発生回路
   を付設し、該直流電圧発生回路の直流電圧を上記検出手
   段の基準電圧として成ることを特徴とする電子血圧計。 （２）フィルタからの弁別信号の基線を中心に正負の１
   百号を一方に集める絶対値増巾回路と、絶対値増１１３
   回路からの信号のうちより大きな信号だけをカットする
   リミッタ回路と、リミッタ回路で得られた信号により体
   内ノイ、ＩＫ号に応じた直流電圧を出力する整流回路と
   で直流電圧発生回路を構成し、上記絶対値増ｄ］回路を
   フィルタと検出手段との間に設けたことを脣敵とする待
   針請求の範囲第１項記載の電子血圧計。