JPS59190990A - 環状イミド誘導体及びその酸付加塩 - Google Patents
環状イミド誘導体及びその酸付加塩Info
- Publication number
- JPS59190990A JPS59190990A JP6669683A JP6669683A JPS59190990A JP S59190990 A JPS59190990 A JP S59190990A JP 6669683 A JP6669683 A JP 6669683A JP 6669683 A JP6669683 A JP 6669683A JP S59190990 A JPS59190990 A JP S59190990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyrimidinyl
- formula
- acid addition
- addition salt
- piperazinyl
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- Pending
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はN位にピペラジニルアルキル類の置換した環状
イミド誘尋体に関する。さらに詳しくいえば、抗不安作
用を有し、抗不安薬として1用な一般式[I] れる基を意味する。nは、8又は4の整数を表わし、孔
は2−ピリジル基又は、2−ピリミジニル基を意味する
。〕 で表わされる環状イミド誘導体または医薬品として許容
されるその酸付加塩に関する。
イミド誘尋体に関する。さらに詳しくいえば、抗不安作
用を有し、抗不安薬として1用な一般式[I] れる基を意味する。nは、8又は4の整数を表わし、孔
は2−ピリジル基又は、2−ピリミジニル基を意味する
。〕 で表わされる環状イミド誘導体または医薬品として許容
されるその酸付加塩に関する。
一般式〔I〕の化合物の医薬品として許容される酸付加
塩は、この目的に一般に用いられる無機又は万機酸、例
えば塩化水素、臭化水素、硫酸、燐酸、酢酸、酪酸、プ
ロピオン酸、酒石酸、クエン酸、71ツイン酸、フマー
ル酸等と一諸に形成されろ。
塩は、この目的に一般に用いられる無機又は万機酸、例
えば塩化水素、臭化水素、硫酸、燐酸、酢酸、酪酸、プ
ロピオン酸、酒石酸、クエン酸、71ツイン酸、フマー
ル酸等と一諸に形成されろ。
本発明化合物は種々の方法により合成し得るが、例えば
以下の方法により製造される。
以下の方法により製造される。
0
[II] [m]
1
〔工〕
〔反応式中、A1n5 Rは前記と同じ意味を有する。
〕
一般式〔■〕の酸無水物と一般式[III)で示される
アミン誘導体とを反応させることにより一般式〔I〕の
化合物を得る。本反応は、一般的に不活性有機溶媒中加
熱することにより行われる。
アミン誘導体とを反応させることにより一般式〔I〕の
化合物を得る。本反応は、一般的に不活性有機溶媒中加
熱することにより行われる。
好ましい溶媒としては、ピリジンもしくは、n−ブチル
アルコールなどが挙げられる。
アルコールなどが挙げられる。
本発明の具体例としては、例えば以下のようなものを挙
げることができる。
げることができる。
N−[4−(4−(2−ピリミジニル)−l−ピペラジ
ニル)ブチル〕フタルイミド N−(4−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)ブチル〕フタルイミド N−CB −(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル)プロピル〕フタルイミドN−[8−(4−(2
−ピリジル)−1−ピペラジニル)プロピル〕フタルイ
ミド N−[4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ビペラジ
ニル)ブチル]−2,8−ピリジンジカルボキシミド N−[4−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)ブチル]−2,8−ピリジンジカルボキシミド N −〔8−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル)プロピル]−2,8−ピリジンジカルボキシイ
ミド N−[3−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)プロピル]−2.B−ピリジンジカルボキシミド 本発明化合物の抗不安作用はラットを用いた抗コンフリ
クト試験によって実施し得る。コンフリクト実験ハGe
1lerと8eiffer[Psychopharma
cologia 、 1 r 482(1960) )
の方法に基づき行った。
ニル)ブチル〕フタルイミド N−(4−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)ブチル〕フタルイミド N−CB −(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル)プロピル〕フタルイミドN−[8−(4−(2
−ピリジル)−1−ピペラジニル)プロピル〕フタルイ
ミド N−[4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ビペラジ
ニル)ブチル]−2,8−ピリジンジカルボキシミド N−[4−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)ブチル]−2,8−ピリジンジカルボキシミド N −〔8−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル)プロピル]−2,8−ピリジンジカルボキシイ
ミド N−[3−(4−(2−ピリジル)−1−ピペラジニル
)プロピル]−2.B−ピリジンジカルボキシミド 本発明化合物の抗不安作用はラットを用いた抗コンフリ
クト試験によって実施し得る。コンフリクト実験ハGe
1lerと8eiffer[Psychopharma
cologia 、 1 r 482(1960) )
の方法に基づき行った。
レバーを押すとエサがもらえることを学習した空腹状態
のWi s t a r 系雄性うッ1へ(北山)に
、レバーを押すと同時に電撃を与えるようにすると、ラ
ットはエサは欲しいが、電撃は恐いという葛藤状態に陥
り、レバーを押してエサをもらうという行動をしなくな
る。抗不安薬を投与すると葛藤状態は軽減され、電撃を
うけるにもかかわらず、レバーを押してエサをとるよう
になる。この電撃をうけながらもレバーを押してエサを
とる回数を葛藤状態軽減作用、即ち抗不安作用の指標と
する。被験薬物は腹腔内投与(i−p、) L、作用
の最大になる時間帯に試験を行い、対照薬として公知の
抗不安薬ジアゼパムを用いた。例えば、本発明化合物の
中のN−[(5) 4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジニル)
ブチル〕フタルイミド塩酸塩(化合物A)B■/Ke
(i、p、)及びN−44−(4−(2−ピリミジニル
)−1−ピペラジニル)ブチル〕−2.8−ピリジンジ
カルボキシミド塩酸塩(化合物B )a q/Kp (
i、p、)は、ジアゼパム1wq/Kf(i、p、)に
匹適する抗コンフリクト作用即ち抗不安作用を示し、両
化合物とも一般行動に殆んど影響を与えなかった。一方
、中枢抑制性副作用例えば眠気の指標となるhexob
arbital 麻酔増強作用をみると、ジアゼパム
1 lIv/V4(p−o、)で有意な増強作用を示す
が、本発明化合(A)及び(B)は100 af/If
(P−0−) ニオイテモM意す影響を及ぼさなかっ
た。これらのことより本発明化合物(内及び(B)は、
中枢抑制性の副作用の弱い選択的な抗不安薬であるとい
える。
のWi s t a r 系雄性うッ1へ(北山)に
、レバーを押すと同時に電撃を与えるようにすると、ラ
ットはエサは欲しいが、電撃は恐いという葛藤状態に陥
り、レバーを押してエサをもらうという行動をしなくな
る。抗不安薬を投与すると葛藤状態は軽減され、電撃を
うけるにもかかわらず、レバーを押してエサをとるよう
になる。この電撃をうけながらもレバーを押してエサを
とる回数を葛藤状態軽減作用、即ち抗不安作用の指標と
する。被験薬物は腹腔内投与(i−p、) L、作用
の最大になる時間帯に試験を行い、対照薬として公知の
抗不安薬ジアゼパムを用いた。例えば、本発明化合物の
中のN−[(5) 4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジニル)
ブチル〕フタルイミド塩酸塩(化合物A)B■/Ke
(i、p、)及びN−44−(4−(2−ピリミジニル
)−1−ピペラジニル)ブチル〕−2.8−ピリジンジ
カルボキシミド塩酸塩(化合物B )a q/Kp (
i、p、)は、ジアゼパム1wq/Kf(i、p、)に
匹適する抗コンフリクト作用即ち抗不安作用を示し、両
化合物とも一般行動に殆んど影響を与えなかった。一方
、中枢抑制性副作用例えば眠気の指標となるhexob
arbital 麻酔増強作用をみると、ジアゼパム
1 lIv/V4(p−o、)で有意な増強作用を示す
が、本発明化合(A)及び(B)は100 af/If
(P−0−) ニオイテモM意す影響を及ぼさなかっ
た。これらのことより本発明化合物(内及び(B)は、
中枢抑制性の副作用の弱い選択的な抗不安薬であるとい
える。
前記一般式〔■〕で表わされる本発明化合物およびその
塩は、これを抗不安剤として用いるにあたり経口的また
は非経口的に投与することができる。すなわち通常用い
られる投与形態、例t 7! 1 えば錠剤、カプセル剤、シロップ剤、ms液等の型で経
口的に投与することができ、あるいはその溶液、乳剤、
懸濁液等の液剤の型にしたものを注射の型で非経口投与
することができる。
塩は、これを抗不安剤として用いるにあたり経口的また
は非経口的に投与することができる。すなわち通常用い
られる投与形態、例t 7! 1 えば錠剤、カプセル剤、シロップ剤、ms液等の型で経
口的に投与することができ、あるいはその溶液、乳剤、
懸濁液等の液剤の型にしたものを注射の型で非経口投与
することができる。
坐剤の型で直腸投与することもできる。
また、前記の適当な投与剤型は許容される通常の担体、
賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合物を配合するこ
とにより製造することができる。また注射剤型で用いる
場合には許容される緩衝剤、溶解補助剤、等張剤等を添
加することもできる。
賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合物を配合するこ
とにより製造することができる。また注射剤型で用いる
場合には許容される緩衝剤、溶解補助剤、等張剤等を添
加することもできる。
投与量、投与回数は症状、年令、体重、投与形態等によ
って異なるが、通常は成人に対し1日あたり約1〜80
0■好ましくは5〜100■を1回または数回に分けて
投与することができる。
って異なるが、通常は成人に対し1日あたり約1〜80
0■好ましくは5〜100■を1回または数回に分けて
投与することができる。
次に本発明の方法を実施例によって説明するが、本発明
はこれによって限定されるものではない。
はこれによって限定されるものではない。
実施例1
N−C4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル〕フタルイミド塩酸塩 無水フタル酸629■(4,25ミリモル)、■−(4
−アミノブチル)−4−(2−ピリミジニル)ピペラジ
ンlli’(4,25Eリモル)及びピリジン17.1
−の混合液を6時間還流した。次いで反応溶媒を減圧留
去し、残渣を10%苛性ソーダ水−クロロホルム系で抽
出を行なった。有機層を飽和食塩水で洗浄後硫酸マグネ
シウムで乾燥を行なった。溶媒を減圧下、留去し、得ら
れた結晶を15チ塩化水素/イソプロピルアルコールで
処理を行ない塩酸塩とした。メチルアルコールで再結晶
を行ない、収量、540■の表記化合物を得た。
ニル)ブチル〕フタルイミド塩酸塩 無水フタル酸629■(4,25ミリモル)、■−(4
−アミノブチル)−4−(2−ピリミジニル)ピペラジ
ンlli’(4,25Eリモル)及びピリジン17.1
−の混合液を6時間還流した。次いで反応溶媒を減圧留
去し、残渣を10%苛性ソーダ水−クロロホルム系で抽
出を行なった。有機層を飽和食塩水で洗浄後硫酸マグネ
シウムで乾燥を行なった。溶媒を減圧下、留去し、得ら
れた結晶を15チ塩化水素/イソプロピルアルコールで
処理を行ない塩酸塩とした。メチルアルコールで再結晶
を行ない、収量、540■の表記化合物を得た。
融点227−282℃
実施例2
適当な出発原料を用い、実施例1と同様の操作を行ない
下記化合物を合成した。
下記化合物を合成した。
N−[4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル)−2,8−ピリジンジカルボキシミド塩
酸塩 融点 212.5−216℃(再結晶溶媒エチルアルコ
ール) N−(8−(4−(2−ピリジル)−1−ビペラジニル
)プロピル)−2,8−ピリジンジカルボキシミド塩酸
塩 融点 268−270℃(分解)
ニル)ブチル)−2,8−ピリジンジカルボキシミド塩
酸塩 融点 212.5−216℃(再結晶溶媒エチルアルコ
ール) N−(8−(4−(2−ピリジル)−1−ビペラジニル
)プロピル)−2,8−ピリジンジカルボキシミド塩酸
塩 融点 268−270℃(分解)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 される基を意味する。nは、3又は4の整数を表わし、
几は2−ピリジル基又は2−ピリミジニル基を意味する
。〕 で表わされる環状イミド誘導体または医薬品として許容
されるその酸付加塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6669683A JPS59190990A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 環状イミド誘導体及びその酸付加塩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6669683A JPS59190990A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 環状イミド誘導体及びその酸付加塩 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190990A true JPS59190990A (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=13323357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6669683A Pending JPS59190990A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 環状イミド誘導体及びその酸付加塩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190990A (ja) |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP6669683A patent/JPS59190990A/ja active Pending
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