JPS59190926A - 吸収性付与剤 - Google Patents

吸収性付与剤

Info

Publication number
JPS59190926A
JPS59190926A JP6599983A JP6599983A JPS59190926A JP S59190926 A JPS59190926 A JP S59190926A JP 6599983 A JP6599983 A JP 6599983A JP 6599983 A JP6599983 A JP 6599983A JP S59190926 A JPS59190926 A JP S59190926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenylalanine
formula
agent
group
insulin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6599983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0518813B2 (ja
Inventor
Shigeru Toyoshima
豊島 滋
Yoshiko Seto
瀬戸 淑子
Koji Fukushima
福島 紘司
Izumi Kumashiro
熊代 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP6599983A priority Critical patent/JPS59190926A/ja
Priority to DE8383302290T priority patent/DE3382112D1/de
Priority to EP83302290A priority patent/EP0093551B1/en
Priority to DK192583A priority patent/DK170855B1/da
Priority to CA000427084A priority patent/CA1250090A/en
Publication of JPS59190926A publication Critical patent/JPS59190926A/ja
Priority to US06/873,852 priority patent/US4670584A/en
Publication of JPH0518813B2 publication Critical patent/JPH0518813B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記一般式(I): で示されるフェニルアラニン誘導体又はその無毒性塩の
少なくとも一種を有効成分として含有する新規吸収性付
与剤又は吸収性増強剤に関する。
された水酸基、例えばベンジルオキシカルボニルオキシ
基を、XはCO又はSQLを、−Y−は直接結合、低級
アルキレン基、置換又は未置換のビニレン基例えば弗素
置換ビニレン基、又は式−C112−0−若しくは一〇
−CH,−で示される基を R2は置換(例えば塩素等
のハロゲン、ニトロ基、メチル、エチル、トリフルオロ
メチル等の低級アルキル基あるいはメトキシ等の低級ア
ルキルオキシ基で置換)又は未置換のフェニル又はナフ
チル基を、あるいは式(I)中、R2−Y−COはN−
ベンジルオキシカルボニルフェニルアラニル、N−ベン
ジルオキシカルボニル−4−ハロゲン(例えばフルオロ
)フェニルアラニル、又はN −(m−メトキシシンナ
モイル)フェニルアラニル基を、それぞれ表わす。
すなわち、上記フェニルアラニン誘導体を、例えば医薬
活性物質とともに投与するとその医薬活性物質が経口又
は非経口(例えば経直腸)的に吸収されるかあるいはそ
の吸収性が増大する。
前記式(I)で示されるフェニルアラニン誘導体は特異
なものであり、例えばフェニルアラニン自体又はN−ア
セチルフェニルアラニン、さらに式(I)で示される酸
の低級アルキルエステル又はアミド等は、いずれも吸収
性付与剤として有用でない。
また式(1)で示されるフェニルアラニン誘導体は一部
は公知であり、また一部は新規であるが、常法によるN
−アシル化反応や造塩工程さらには後記製造例を利用し
て調製することができる。
下記一般式(II)で示されるフェニルアラニン誘導体
又はその塩は新規化合物である。
(ただし、式中、R1、R、及びYは前記と同じ意味を
有する。) なお、前記式(II)及び式(I)で示されるフェニル
アラニン誘導体には不斉炭素原子が存在するが、置換基
の組合わせにより、0体、5体、DL体いずれでもよい
上記フェニルアラニン誘導体は塩の形態であってもよい
。例えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム
等金属塩、あるいは有機塩基例えば、アンモニア、ジシ
クロヘキシルアミン、N−メチル−D−グルコサミンや
リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸との塩が挙げら
れ、医薬用途には医薬上許容されつる塩が使用される。
上記フェニルアラニン誘導体又はその医薬」二許容され
うる塩は、吸収性を付与するものとして例えば医薬活性
物質とともに経口又は非経口(例えば経直腸)投与する
ことができる。例えば、インシュリンの場合、経口又は
直腸の吸収効果を示すとともに、インシュリンを分解す
るタンパク質分解酵素であるトリプシン及び/又はキモ
トリプシンに対する抑制効果を示す。
特に、糖尿病のインシュリン療法のなかで、経口又は経
直腸投与によるインシュリン治療は実用の域に達してお
らず、長期連用でも安全性の高いインシュリン投与吸収
性付与剤の開発が臨床上必要とされているので、本発明
には極めて期待が大きい。
上記医薬活性物質としては、例えば、当該補助薬(フェ
ニルアラニン誘導体あるいはその塩)と−5− の間に非共有結合型の相互作用が可能な空間配置をとり
得る二個以上の疎水性アミノ酸残基が、−箇所以」−近
接または集合して存在するようなポリペプチドあるいは
それら誘導体、及びこれら両群の類縁体が挙げられる。
さらに、具体的例として水溶性球吠タンパク質の表面に
疎水性アミノ酸残基の集合が存在するもの(インスリン
、インスリン様成長因子I (IGF−I)、インスリ
ン様成長因子n(IGF−II)、膵臓ポリペプチド等
);二個以上の疎水性アミノ酸残基が隣接又は近接して
存在する環吠ペプチド水溶液中、本発明で使用する吸収
性付与剤の共存下に形成される優位コンホメーションに
おいて、二個以上の疎水性アミノ酸残基が〆箇所以上近
接または集合しているものが挙げられる。
本発明に使用する吸収性付与剤は、医薬品例えばインス
リン25単位あたり0.1〜2,000■好ましくは0
.2〜500.の範囲で使用すればよい。
この吸収性付与剤と医薬活性物質とは、例えば 6− 錠剤、カプセル剤、エリキシル剤、マイクロカプセル剤
あるいは懸濁液剤の形で使用すればよい。
本発明のフェニルアラニン誘導体は」二記医薬とともに
治療を必要とする患者に対して患者当り0.1〜I 、
 00(1++gの用量範囲で一般に数回に分けて1日
当り0.2〜2,000@gの全日用量で投与すること
ができる。用量は病気の重さ、患者の体重および当業者
が認める他の因子によって変化させる。
上記で示した典型的な併用は下で検討される通り製薬組
成物に処方する。本発明に使用するフェニルアラニン誘
導体または生理学的に認められる塩の化合物または混和
物的0.2〜500I1gは生理学的に認められるベヒ
クル、担体、賦形剤、結合剤、防腐剤、安定剤、香味剤
などとともに一般に認められた製薬実施に要求される単
位用量形態で混和される。これらの組成物または製剤に
おける活性物質の量は指示された範囲の適当な用量が得
られるようにするものである。
錠剤、カプセル剤などに混和することができる具体的な
薬剤は次に示すものである。トラガント、アラビアゴム
、コーンスターチまたはゼラチンのような結合剤;微品
性セルロースのような賦形剤;コーンスターチ、前ゼラ
チン化デンプン、アルギン酸などのような膨化剤ニステ
アリン酸マグネシウムのような潤滑剤;シq糖、乳糖ま
たはサッカリンのような甘味剤;ペパーミント、アカモ
ノ浦またはチェリーのような香味剤、調剤単位形態がカ
プセルである場合にば上記のタイプの材料にさらに油脂
のような液吠担体を含有することができる。種々の他の
材料は被覆剤としてまた調剤単位の物理的形態を別の方
法で変化させるために存在させることができる。例えば
、錠剤はシェラツク、砂糖またはその両方で被覆するこ
とができる。シロップまたはエリキシルは活性化合物、
甘味剤としてショ糖、防腐剤としてメチルおよびプロピ
ルパラベン、色素およびチェリーまたはオレンジ香味の
ような香味剤を含有することができる。
特にインスリンについては腸溶製剤とすることが好まし
く、例えばヒドロキシフェニルメチルセルロースの8%
水溶液を被覆前処理剤とし、またヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレートの10%水溶液およびポリア
セチンの3%水溶液を被覆剤とし、それぞれ使用し常法
により腸溶製剤とすればよい。
本発明に使用されるフェニルアラニンのR体側は下記の
とおりである。
S−1°N−((+−ナフチル)アセチル)−1、−7
エニルアラニ/S−2:N−((4−ニトロフェノキン
)アセチル〕−4−ニトロ−r)L−7エニルアラニン
S−3:N−シ/ナモイルーL−7エニルアラニンS−
4+N  O−ビス−(ベンジルオキシカルボニル)−
1−−チロシンS−5°N−フェノキシアセチル−し−
フェニルアラニンS−6:N−フェノキシアセチル−4
−ニトロ−し−7エニルアラニンS−7:N−ベンジル
オキシカルボニル−し−フェニルアラニル−L−フェニ
ルアラニンS−8:N−(4−フェニルブチロイル)−
L−7エニルアラニンS−9:N−フェノキシアセチル
−〇−フェニルアラニン5−10:N−ベアジルオキシ
カルボニル−L−フェニルアラニル−L−チロシン5−
11:N−((1−ナフトキシ)アセチル)−L−フェ
ニルアラニン5−12:N−((2−ナフトキシ)アセ
チル)−1−−フェニルアラニンS−+3 :N−((
4−クロロフェノキシ)アセチル)−L−フェニルアラ
ニン5−14:N−べ/シイルーL−7エニルアラニ/
5−15:N−べ/ジルオキン力ルボニルーL−フェニ
ルアラニ/−9− 3−16:N−べ/ジルオキシカルボニルーし一チロシ
ン5−17:N−(4−メトキシベンジルオキシカルボ
ニル)−L−フェニルアラニ/5−18:N−ベンジル
オキシカルボニル−D−フェニルアラニンS19:N−
(4−フルオロベンジルオキシカルボニル)−L−フェ
ニルアラニン5−20:N−ベンジルオキシカルボニル
−D−7エニルアラニルーL−フェニルアラニン5−2
9’:N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルア
ラニル−D−7エニルアラニン3−22:N−ペンジル
オキシカルボニル−4−フルオロ−DL−7エニルアラ
ニルーL−フエニルアラニン 5−23:N−ベンジルオキシカルボニル−し−フェニ
ルアラニル−4−フルオロ−DL−7エニルアラニン 5−24 :N−(4−クロロシンナモイル)−L−7
エニルアラニン5−25 :N−(4−クロロシンナモ
イル)−D−フェニルアラニンS−1:N−(4−フル
オロシンナモイル)−L−7エニルアラニン5−27:
N−(4−メチルシンナモイル)−L−フェニルアラニ
ン5−28 :N−(4−)リフルオロメチルシンナモ
イル)−L−7エニルアラニ/5−29:N−(3−メ
トキシシンナモイル)−L−フェニルアラニン5−30
:N−(1−)リフルオロメチルシンナモイル)−1−
−フェニルアラニン5−31 :N−(α−フルオロン
/ナモイル)−L−フェニルアラニン5−32:N−(
3−メトキンシンナモイル)−1−−フェニルアラニル
−し−フェニルアラニン5−33 :N−(4−)ルエ
ンスルホニル)−L−7エニルアラニン5−34 :N
−(4−)ルエ/スルホニル)−DL−7エニルアラニ
ン5−35 :N−(4−)リフルオロメチルシンナモ
イル)−D−フェニルアラニン5−36 :N−(3−
)リフルオロメチルシンナモイル)−D−7エニルアラ
ニンー 10− 4−ニトロ−l、−フェニルアラニン2.1gを10%
Na0Il 10 mlに溶解し、室温かくはん下にフ
ェノキシアセチルクロライド1.7gエーテル溶液と、
N a2CO3の2.7g/水251溶液とを交互に2
0分間で滴下した。室温下引続き3時間かくはん後、希
塩酸で酸性にすると結晶が析出した。
これを濾取、水洗後ジオキサ/から再結晶してN−フェ
ノキシアセチル−4−ニトロ−1,−フェニルアラニン
の針状晶2.4gを得た。−p147°C元索分析値(
%>     CI−I    N計算値   59.
30  4.f18  8.14実測値   59.4
7  4.51  8.031に溶解し、N−ヒドロキ
シスクシンイミド17.3gを加えた。次にN、N”−
ジシクロへキシルカルボジイミド31gを水冷か(はん
下栓々に加え、溶物を濾去し、濾液を減圧乾固した。残
渣を酢酸エチルから再結晶して、mp82℃の4−フェ
ニル酪lNN−ヒドロキシスクシンイミドエステル35
gを得た。
上記エステル13gをクロロホルム2001に溶解した
液を、L−フェニルアラニン16.5gとN岨CO3の
15.9gを水150m1に溶解した液中に常温かくは
ん下漬下した。更に7時間かくはん後不溶物を濾去して
水層を分取し、6N塩酸でpl(1,0に調整して析出
する結晶を濾取水洗後、90%メタノール水から再結晶
して、N−4−フェニルブチロイル−L−フェニルアラ
ニンI1.2gを得た。mp178°C 元素分析値(%)     CHN 計算値   73.28  1i、79  4.49−
■−記同様の方法により、下記化合物を製造した。
5−24      C,、I+、、ClNO3155
−158[α3’:=−31,02° (C=1 、メ
タノール)S−25C,?III、ClN0..   
 157−+59      (α〕τ=+31.20
° (C=1 、メタノール)S −27C,111,
?NO3135−140[α]’7=−35.89° 
(C=1 、メタノール)3  30      C1
9% P3NOt     158 160     
 [α]’:=−19.10° (C=1 、メジノー
ル)S−3I      C,、I+、、FNO314
5−148[αE”=−50,98° (C=1 、メ
タノール)S   36      c、、I+、、l
’5No、     157−11EO[α]’、=+
19.03’(C=1.メタノール)製造例3 (S−
11及び12、 の製造) L、−フェニルアラニン(0,1モル)を2N−13− Na0II(50ml)に溶解してエーテル201を加
え、水冷下激しくかくはんしながら、相当するナフトキ
シ酢酸塩化物(0,1モル)及び2 N −NaOH(
100ml)を分割して加え、3時間室忍でかくはんを
続けた後エーテルで1回洗浄し、水層を4N−11cI
でP112に調整すると粗結晶が析出する。
これを濾取、乾燥後、酢酸エチル−石油エーテルから再
結晶する。下記に示す結果を得た。上記同様の方法によ
り、化合物“5−12”を製造した。
5−11  137−142   (α 了:= −1
0、6°  (C・1.メタノール)33S−1217
3−17(3[α ]は=−25,1”   (C=1
.メタノール)36製造例4  (5−21,22,2
3及び32の製造)D−フェニルアラニン17 、3 
g 、!: 炭Wi水f−3−トリウム1.7.6gを
水1501に加え、この混合物に、撹拌下にN−ベンジ
ルオキシカルボニル−L−フェニルアラニンN−ヒドロ
キシザクシンイミド ニジチル 27.7gをテトラヒ
ドロフ14− ラン1501に溶解した溶液を、室温下で添加し、−夜
反応させた。
反応液に水2001を加えて冷却された4規定塩酸でp
 II値を2に調整した。酢酸エチル50011で抽出
後得られた有機層を1規定塩酸、次いで飽和食塩水で洗
浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧留去後得られ
た残渣(28,0g)を酢酸エチルーn−ヘキザンで再
結晶操作に付し目的物(S−21)を20g(収率:6
5%)で得た。
他の化合物も同様に製造した。
S    2I       C>11ユLNよ鼾  
     119−125     [α]、=−34
.2’  (C=1.エタノール)S−22CaclL
rFN>Oc      158−1(331:α):
=+13.9’(C=1.エタノール)S−23C港 
11−c FN、Os      133−135  
   [α]’、’−−19.5’  (C=1.エタ
ノール)なお、本発明に使用するフェニルアラニン誘導
体は無毒又は低毒性である。化合物の一部についで −の経口急性毒性測定結果を示す。検体を0.5%CM
Cナトリウム塩溶液中に懸濁して雌マウスS−3>  
2.500 S−5>  4,000 S−7>  3,000 S−10>  3,000 S−11>  4,000 S−12>  4,000 S−13>  3,500 S−15>  2,750 S−17>   750 S−18>  4,000 以下、本発明を実施例及び試験例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものてはない。
実施例及び試験例 後記表2に示す本発明による賦活剤を、o、5%CMC
−0,05M)リスI−I CI緩衝液(f) !−1
7,8)に懸濁させ、インシュリンと混合して、雌のT
 CR−CD −1マウス(5〜7週令)に所定量経口
投与し、所定時間後、対照群に対する血糖降)率(%)
と、血中インシュリンの増加倍数を測定した。
それらの各結果を下記表2に示す。
なお、表2において、構造式中rZJはベンジルオキシ
カルボニル基を意味する。また効果の数値中、I一段は
1)血糖降下率(%)を、そして下段の括弧内は2)イ
ノシュリン増加倍数を示す。
= 17− 表          2 −18− 表     2(続p 75ヒ         ニ≧、(呑−〃−ン前記表に
は経口投与例について説明したが、本発明による賦活剤
は、通常の小割形態にしてインシュリンと併用すること
により、同様の賦活効果を示す。
以−1−詳細に説明したように、本発明によれば、イン
シュリンの経口又は非経口(例えば直腸)投与の実用化
が途が開かれたものであって、その効果は顕著なもので
ある。
錠剤例 豚インスリン0 、 577 g (15,000ユニ
ツト、亜鉛含量0.5%)を0.05規定塩酸30−1
に溶解後、蒸留水を加えて3001に希釈した。
化合物、5−27を6g0.1規定水酸化ナトー 21
− リウム2001に溶解した後0.1規定塩酸でpH値を
7.5に調整した。これにリン酸緩衝液(’0.02M
、pH7,5)を加えて6001に希釈した。
5−27の溶液を20°Cに保って激しく撹拌しながら
、インスリン溶液を滴下し、PI3値を7.5に調整後
直ちに凍結乾燥に付した。
錠剤として前記凍結乾燥品の粉末25■、前ゼラチン化
デンプン82Wg1微品性セルロース82■およびステ
アリン酸マグネシウム1 wigを含有させた。ヒドロ
キシフェニルメチルセルロース(8%)水溶液を被覆前
処理剤として、次にヒドロキシプロピルメチルセルロー
スフタレート(1,0%)水溶液及びポリアセヂン(3
%)水溶液を被覆剤として、それぞれ使用し常法により
腸溶製剤を製造した。同様の方法で、上記フェニルアラ
ニン誘導体(S−27)に代って前記に記載した他のフ
ェニルアラニン誘導体を前ゼラチン化デンプン、微品性
セルロースおよびステアリン酸マグネシウムとともに同
様に処方することができた。
22− カプセル剤例 氷酢酸2501に、化合物、5−22を30g加えて加
温溶解後20°Cに冷却し、撹拌しながら豚インスリン
2 g (52,200ユニツト、亜鉛含量0.9−%
)を少量宛添加溶解した。同温度において酢麟−を減圧
留去した。
得られた固体残渣にn−ヘキサノ1001を加えて粉砕
後瀘取、洗浄し、付着n−へキサンを減圧留去した。さ
らに、固体水酸化リートリウムの存在下に減圧乾燥に付
した。
1カプセル当り活性成分50■を含有する乾式充填カプ
セルを調製した。
」−記乾燥粉末        50.gラクトース 
        149■ステアリン酸マグネシウム 
  1 mgカプセル(サイズNα1)   200−
乾燥粉末(50mg )を廣60粉末とした後、ラクト
ースおよびステアリン酸マグネシウム康60ふるい布を
通過せしめ」−記粉末−にに通し、次に十分混合した。
これを陽1乾燥ゼラチンカプセルに充填した。このとき
混合する粉末の一部あるいは全部を前記の如く腸溶製剤
として充填することもできる。
以上の結果から、本発明に使用するフェニルアラニン誘
導体は、例えば医薬活性物質特にインスリンの吸収性付
与あるいは吸収性増強剤として有用〜であることがわか
る。
特許出願人 味の素株式会社 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記一般式(I): で示されるフェニルアラニン誘導体又はその無毒性塩の
    少なくとも一種を有効成分として含有する吸収性付与剤
    。 ただし、式中Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、
    水酸基、又はエステル化保護された水酸基を、XはCO
    又はSO2を、−Y−は直接結合、低級アルキレフ基、
    置換又は未置換のビニレン基、又は式−CI−1,−0
    −若しくは一〇−CR2−で示される基を、Rは置換又
    は未置換のフェニル又はナフチル基を、あるいは式(I
    )中、R2−Y−COはN−ベンジルオキシカルボニル
    フェニルアラニル、N−ベンジルオキシカルボニル−4
    −ハロゲンフェニルアラニル、又ハN−(m−メトキシ
    シンナモイル)フェニルアラニル基を、それぞれ表わす
JP6599983A 1982-04-30 1983-04-14 吸収性付与剤 Granted JPS59190926A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6599983A JPS59190926A (ja) 1983-04-14 1983-04-14 吸収性付与剤
DE8383302290T DE3382112D1 (de) 1982-04-30 1983-04-22 Pharmazeutische zusammensetzung.
EP83302290A EP0093551B1 (en) 1982-04-30 1983-04-22 Pharmaceutical composition
DK192583A DK170855B1 (da) 1982-04-30 1983-04-28 Phenylalaninderivater
CA000427084A CA1250090A (en) 1982-04-30 1983-04-29 Pharmaceutical composition having an excellent absorption property
US06/873,852 US4670584A (en) 1982-04-30 1986-06-10 Pharmaceutical composition having an excellent absorption property

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6599983A JPS59190926A (ja) 1983-04-14 1983-04-14 吸収性付与剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190926A true JPS59190926A (ja) 1984-10-29
JPH0518813B2 JPH0518813B2 (ja) 1993-03-15

Family

ID=13303211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6599983A Granted JPS59190926A (ja) 1982-04-30 1983-04-14 吸収性付与剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59190926A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0218356A1 (en) 1985-09-02 1987-04-15 Ajinomoto Co., Inc. Phenylalanine derivatives and uses thereof
US7659428B2 (en) 2000-10-18 2010-02-09 Ajinomoto Co., Inc. Methods for producing acylphenylalanine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0218356A1 (en) 1985-09-02 1987-04-15 Ajinomoto Co., Inc. Phenylalanine derivatives and uses thereof
US4714713A (en) * 1985-09-02 1987-12-22 Ajinomoto Co., Inc. Phenylalanine derivatives and uses thereof
US4774259A (en) * 1985-09-02 1988-09-27 Ajinomoto Co., Inc. Phenylalanine derivatives and uses thereof
US7659428B2 (en) 2000-10-18 2010-02-09 Ajinomoto Co., Inc. Methods for producing acylphenylalanine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0518813B2 (ja) 1993-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63258841A (ja) チロシン誘導体及びその用途
US4435385A (en) N-Acyl-polypeptides and processes for the production thereof
US4670584A (en) Pharmaceutical composition having an excellent absorption property
AU6940894A (en) New peptides derivatives
DK151341B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af d-phenylalanyl-l-prolyl-l-argininaldehydsulfat
JP2002516318A (ja) ジペプチジル・ペプチダーゼivの新規エフェクター
EP0374097A2 (de) Verwendung von Peptidisosteren als retrovirale Proteasehemmer
US5668158A (en) Cyclic amino acid derivatives
US5506244A (en) Cyclic amino acid derivatives
JPS608000B2 (ja) アミノフエニル誘導体及び該誘導体を含有する生理活性剤
US4650785A (en) Pharmaceutical composition having an excellent absorption property
CN100513415C (zh) 胆汁酸衍生物及其医药用途
JPS59190926A (ja) 吸収性付与剤
PT95773A (pt) Processo de preparacao de polimero de iodotironina
JPH0615558B2 (ja) 新規ポリペプチド、その製造法および医薬
JP2002265495A (ja) 塩基性を有した新規なデンドリマーまたはその薬学的に許容される塩、並びに血管新生阻害剤
BE1003762A3 (fr) Nouvelle utilisation therapeutique de la somatostatine et de ses analogues et derives.
JPH0363559B2 (ja)
JP2934905B2 (ja) 新規リポペプタイド及び抗腫瘍剤
JPS6226273A (ja) イソキノリン誘導体及びその用途
JPH0791251B2 (ja) フェニルアラニン誘導体及びその用途
JPH0231693B2 (ja)
EP0115227B1 (fr) Nouveaux dérivés peptidiques, leur procédé de fabrication et leur utilisation pharmaceutique
TW202339760A (zh) 用於預防或治療心臟衰竭(hf)之組合物
CN106146612A (zh) 一类乙二醛酶i不可逆抑制剂及其制备方法和用途