JPS5918953Y2 - 二輪車の動力起立スタンド - Google Patents

二輪車の動力起立スタンド

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Publication number
JPS5918953Y2
JPS5918953Y2 JP17570078U JP17570078U JPS5918953Y2 JP S5918953 Y2 JPS5918953 Y2 JP S5918953Y2 JP 17570078 U JP17570078 U JP 17570078U JP 17570078 U JP17570078 U JP 17570078U JP S5918953 Y2 JPS5918953 Y2 JP S5918953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
subframe
rotating shaft
main body
rotated
Prior art date
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Expired
Application number
JP17570078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5592587U (ja
Inventor
紘一 美和
哲也 大石
恭彦 佐野
公司 村上
光彦 太田
誠 池上
具視 町井
Original Assignee
スズキ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
Priority to JP17570078U priority Critical patent/JPS5918953Y2/ja
Publication of JPS5592587U publication Critical patent/JPS5592587U/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二輪車の動力起立スタンドに関する。
最近の二輪車は排気量が大きくなると共に各種の装備品
を設けるため車体重量が重くなっている。
たとえば、排気量750 ccのオートバイの場合その
車体重量は200 kgを越え、従って従来の人力によ
り操作するメインスタンドでは体力のない人は自刃によ
り車体を持ち上げてメインスタンドを起立させることが
困;難である。
かかる事情を考慮すると、重量の重い二輪車には人力に
よらず何らかの動力により操作する動力起立スタン□ド
を装備することが望ましい。
□本考案の目的は、上記事情に鑑み、動力により
起立させることのできる二輪車の動力起立スタンドを提
供することにあり、その要旨は、車体に回動可能に取付
けたスタンドサブフレームと該サブフレームに設けた回
転軸に回動可能に取付けたスタンド本体とで構成される
スタンドと、上記回転軸に連結した往復動可能なロッド
部材を有する往復動装置と、スタンド本体の回動によっ
て該往復動装置を作動させる手段と、上記スタンドの起
立状態を維持するためのサブフレームロック装置とを備
え、上記スタンド本体を所定の位置まで回動して上記往
復動装置を作動させ、そのロッド部材を下降させること
によって回転軸を介して上記サブフレームを回動させる
と共にスタンド本体を下降させ、上記ロック装置を回転
軸に係合させて上記スタンドを起立させるようにしたこ
とを特徴とする二輪車の動力起立スタンドにある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案を詳細に
説明する。
−第1図は本考案に係る動力起立スタンドの一例を
起立させた状態で示す図であり、第1図aは正面概念図
(第1図すを矢印A方向から見た図)、第1図すは断面
概念図(第1図aの中央断面を矢印B方向から見た図)
である。
なお、正面図は左右対称なので、第1図aにおいては中
心線より右半分のみを示した。
図において、1は二輪車の車体メインフレームであり、
該フレーム1にはエンジンマウンドパイプ2とシリンダ
ーマウントクロスパイプ3を固設し、両パイプ2,3間
にシリンダーセットプレート4を固設し、該プレート4
にはシリンダーセット軸5により往復動装置たる油圧ピ
ストン・シリンダーユニット6を回動可能に取り付けで
ある。
6aはオイルパイプ、6bは往復動可能なロッド部材た
るピストンロッドである。
また、メインフレーム1にはサブフレームブラケット7
を固設し、該ブラケット7にはスタンドサブフレーム8
の一端を軸9を介して回動可能に取り付けである。
サブフレーム8の他端にはセンタースタンド回転軸10
を回転可能に設け、該回転軸10には上記ピストンロッ
ド6bの下端を連結すると共にセンタースタンド本体1
1を回動可能に連結しである。
スタンドサブフレーム8とスタンド本体11とでスタン
ドが構成される。
スタンド本体11は、従来の回動起立形式のスタンドと
同様に、回動可能に構成すると共にスタンドセットスプ
リング12(第1図aにのみ図示)およびストッパー1
3を備えでいる。
スプリング12はスタンド本体11に突設したバー11
8とサブフレーム8から延設したバー8aの間に張設し
、ストッパー13はスタンド起立時にサブフレーム8に
固設したジヨイントパイプ14に当接する。
15はスタンド本体のジヨイントパイプ、16はシュー
プレート、17はフットプレート、18は地面である。
上記スタンド本体11には、さらにリターンストッパー
プレート19を溶接等により固設しである。
該プレート19はスタンド本体11と共に回動し、スタ
ンド開放時にはサブフレームジヨイントパイプ14に当
接してストッパーとして作動する。
20は上記プレート19に固設したロックリセットバー
であり、21はシリンダーリターンスプリングである。
該スプリング21は前記シリンダーセット軸5とリター
ンストッパープレート19に固設したフック22との間
に張設し、常にピストンロッド6bおよびサブフレーム
8を上方に附勢している。
23は前記パイプ3に固設したロックプレートホルダー
であり、該ホルダー23には軸24を設け、該軸24に
ロックプレート25を回動自在に連結しである。
該プレート25の下端部には前記センタースタンド回転
軸10に係合するための凹状保合部25 aを形威しで
ある。
26はロックプレートスプリングであり、該スプリング
26はロックプレート25を常に後方(矢印C)方向に
附勢している。
ロックプレート25はスプリング26を備えることによ
りサブフレームロック装置を構成している。
上記の如く構成した動力起立スタンドの操作について説
明する。
第2図aはスタンド開放時の概念図、第2図すはスタン
ド回動時の概念図である。
図aに示す様に、スタンド開放時にはピストンロッド6
bはシリンダーリターンスプリング21によって引き上
げられ、サブフレーム8は上方に回動している。
スタンド本体11はセットスプリング12によって上方
にはね上げられ、リターンストッパープレート19がパ
イプ14に当接することにより位置決めされている。
ロックプレート25はリセットバー20によって図中矢
印り方向に回動させられ、スタンド回転軸10から外れ
ている。
この状態からフットプレット17に足をかけてスタンド
本体11を矢印E方向に回動させ、第2図すに示す状態
にする。
この場合、スタンド本体11はストッパー13がパイプ
14に当接し、かつセットスプリング12で引張られる
ことにより位置決めされる。
スタンド本体11の回動に、伴なってロックリセットバ
ー20も回動するので゛、ロックプレート25はロック
プレート・スプリング26により第2図a中の矢印F方
向に回動し、スタンド回転軸10に当接する。
なお、本体11はロッド6bにより引き上げられており
、地面18に接触しないので人力により容易に回動させ
ることができる。
スタンド本体11を第2図すに示す状態まで回動させる
とストッパー13が第1スイツチ27を押圧し、該スイ
ッチ27によりオイルポンプPが作動すると共にバルブ
Vが閉じ、作動油がユニット6に供給されてロッド6b
が下降する。
□該ロッド6bの下降によりスタンド回転軸10が下降
し、サブフレーム8が図中G方向に回動すると共にスタ
ン下本体11が下降し車体が上がる。
この場合ロックプレート25がスプリング26により図
中H方向に回動させられ、スタンド本体11が下降し終
る直前にロックプレートの先端に形成した凹状保合部2
5 aがスタンド回転軸10に係合し、スタンドがロッ
クされる。
かくしてスタンドは第1図すに示す状態となり、スタン
ドの起立が完了する。
なお、スタンドの起立が完了した時点でロックプレート
25は第2スイツチ28(左右2本のロックプレート2
5にそれぞれ対応させて2個のスイッチ28a、28b
を設けである。
)を押し、オイルポンプPが停止すると共にバルブ■が
開の状態となる。
スタンドを開放するときは、従来の回動起立型スタンド
と同様に車体を前方に押し出すとスタンドセットスプリ
ング12によりスタンド本体11が第1図すに示す状態
から矢印■方向に回動し、該本体11と共に回動するリ
ターンストッパーブレート19がパイプ14に当接して
第2図aの状態に位置決めされる。
この場合リターンストッパープレート19と共にロック
リセットパー20が回動してロツクフ。
レート25を第1図すの矢印J方向に押すのでロックプ
レート25によるロック状態が解除される。
ロック状態が解除されるとバルブ■が開いているのでピ
ストンロッド6bがシリンダーリターンスプリング21
により引き上げられ、ユニット6内の作動油がオイルタ
ンクTに流出する。
ロッド6bの上昇によりサブフレーム8が上方に回動す
ると共にスタンド本体11が上昇し、第2図aに示す状
態となってスタンド開放が完了する。
第3図は上記の如きスタンド起立および開放のための油
圧コントロール回路の一例であり、図において6はピス
トン・シリンダーユニット27は第1スイツチ、28a
、28bは第2スイツチ、29はメインスイッチ、30
は電源、31はリレー、Pはオイルポンプ、■は電磁バ
ルブ、Tはオイルタンクである。
電源30としてはバッテリーを使用し、オイルポンプP
の駆動は別途モーターを設けるか、あるいはエンジン始
動用セルモーターを正逆回転可能に構成し、その逆回転
を一方向クラッチを介して使用すれば良い。
なお、本実施においては往復動装置6として油圧ピスト
ン・シリンダーユニットを示したが、油圧以外の流体圧
を利用するピストン・シリンダーユニットを利用しても
良く、さらには往復動可能なロッド部材を備えた電気的
あるいは機械的な往復動装置であっても良い。
また、ロッドとスタンドとの保合態様も実施例に示した
ものに限定されない。
即ち、サブフレームを回動させ得る係合態様であればい
かなる態様でも良い。
以上説明した様に、本考案に係る二輪車の動力起立スタ
ンドは、車体に回動可能に設けたスタンドサブフレーム
と該サブフレームに回動可能に設けたスタンド本体とで
構成したスタンドと、往復動可能なロッド部材を有する
往復動装置とを備え、上記サブフレームを回動させてス
タンドを起立させるべく上記ロッドを上記スタンドに係
合させてなるので以下の様な効果を奏する。
(1)油圧等の動力を利用してスタンドを起立させるこ
とができるので殆んど人力を必要とせず、体力のない人
でも容易にスタンドを起立させることができる。
(2)スタンドの起立状態を維持するためうサブフレー
ムロック装置を備えることにより、動力として油圧を利
用した場合でも油洩れによるトラブルの恐れがなく、長
期間の停車が可能である。
(3)前記実施例の様にスタンド本体の回動は人力によ
り、行ない、回動されたスタンド本体を下降させて車体
を上げる時のみ動力を利用する様に構成でき、従って最
少限の動力によりスタンドを起立させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る動力起立スタンドの一例を示し、第1
図aは正面概念図、第1図すは断面概念図、第2図a、
l)はスタンド操作を示す説明図、第3図はスタン
ド操作における油圧コントロールの回路図である。 1・・・車体メインフレーム、6・・・往復動装置、6
b・・・ロッド、8・・・スタンドサブフレーム、11
・・・スタンド本体、25・・・サブフレームロック装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に回動可能に取付けたスタンドサブフレームと該サ
    ブフレームに設けた回転軸に回動可能に取付けたスタン
    ド本体とで構成さ:れる久タンドと、上記回転軸に連結
    した往復動可能なロッド部材を有する往復動装置と、ス
    タンド本体の回動によって該往復動装置を作動させる手
    段と、上記スタンドの起立状態を維持するためのサブフ
    レームロック装置とを備え、上記スタンド本体を所定の
    位置まで回動して上記往復動装置を作動させ、そのロッ
    ド部材を下降させることによって回転軸を介して上記サ
    ブフレームを回動させると共にスタンド本体を下降させ
    、上記ロック装置を回転軸に係合させて上記スタンドを
    起立させるようにしたことを特徴とする二輪車の動力起
    立スタンド。
JP17570078U 1978-12-21 1978-12-21 二輪車の動力起立スタンド Expired JPS5918953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17570078U JPS5918953Y2 (ja) 1978-12-21 1978-12-21 二輪車の動力起立スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17570078U JPS5918953Y2 (ja) 1978-12-21 1978-12-21 二輪車の動力起立スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5592587U JPS5592587U (ja) 1980-06-26
JPS5918953Y2 true JPS5918953Y2 (ja) 1984-05-31

Family

ID=29183509

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17570078U Expired JPS5918953Y2 (ja) 1978-12-21 1978-12-21 二輪車の動力起立スタンド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4815269B2 (ja) * 2006-05-12 2011-11-16 本田技研工業株式会社 二輪車のスタンド装置

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Publication number Publication date
JPS5592587U (ja) 1980-06-26

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