JPS59187578A - 原油などの貯蔵方法 - Google Patents

原油などの貯蔵方法

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Publication number
JPS59187578A
JPS59187578A JP59047280A JP4728084A JPS59187578A JP S59187578 A JPS59187578 A JP S59187578A JP 59047280 A JP59047280 A JP 59047280A JP 4728084 A JP4728084 A JP 4728084A JP S59187578 A JPS59187578 A JP S59187578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
crude oil
pressure
gas
constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59047280A
Other languages
English (en)
Inventor
ペル・シ−エイチア−ル・ゴムネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishimatsu Construction Co Ltd filed Critical Nishimatsu Construction Co Ltd
Publication of JPS59187578A publication Critical patent/JPS59187578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体炭化水素(以下、原油などと称す)の液
体を安全且つ経済的に地下の空洞内に貯蔵する技術に関
するものである。  1地下に原油などの液体を貯蔵す
る技術(以下、技術)は、従来から、空洞内の圧力を周
囲の地下水圧より低く保持し、外部からの地下水の浸入
を許し、空洞内の原油が外部に漏出しない様に図つで貯
蔵する方法であって、内部に侵入した地下水は、成る一
定の水位に達した時に地下水を外部に排出して(定法式
という)地下水を排除する方法と、空洞内にガス部分を
残さず、原油と水で常時溝たす(水封する)ことで原油
を貯蔵する方法(水封式と云う)があり、実際施工例は
定法式貯蔵法が大部分であった。
定法式では、第3図及び第4図に於て空洞内は普通、一
番下部は比重の重い流入地下水30が一定水位まで溜シ
、その上に原油40が貯蔵され、最上部には原油からの
揮発ガス50又は外部から封入された不活性ガス及びそ
れらの混合物が溜シ、最上部のガス部の圧力は、原油を
送出した時にはほぼ0.5気圧に、原油が送入満杯に近
い時には2.5気圧に変動するのが常で、このため、内
部ガス気圧が地上に漏出しないように外部の地下水位2
0を空洞頂部でZ5気圧即ち25m以上に保持しなけれ
ばならず、まだ、このガス50の圧力の変動を吸収する
ために余分の空洞を全体体積の15チ〜20%程度残さ
ねばならないので、空洞体積全部に油を溜めることは出
来なかった(即ち、貯油体積に20%程度のロスがあっ
た)。
また、ガス部の圧力が地上に漏出しないため、空洞50
の真上に水封トンネル90を掘シ、傘状のポーリング9
1を空洞屋根部に掘シ、水を充満させて空洞周囲から水
20を侵入させてガスの外部への漏出の防止を図らねば
ならなかった。
本発明は、従来の方法におけるこれらの短所を補うため
に開発されたものである。
第1図に於いて、空洞は最下部の定法式水溜部30とそ
の上部の原油部40と最上部のガス部50とからなり地
上部、搬出ポンプ部72.71とはコンクリート壁80
にて遮断されている。地下水位20はガス部50頂部よ
り上部に位置しておシ、地盤IO内の地下水は空洞内に
浸入して、ガス50、原油40は地盤内10に漏出する
ことはない。また、原油40、地下水30はコンクリー
ト壁80で遮断されて原油40がポンプ室70に浸入す
ることはない。
ポンプ室70には、溜水地下水排水ポングア2、原油排
油ポンプ71が設置されている。72は地上に排油管7
4で接続し、71は排水管75で地上に接続される。
地上或いは地下の一部にディゼルエンデ761、発電機
62、排気ガス冷却機63からなる発電所があシ、ディ
ーゼルエンデン62、排気ガス管は冷却部63を通じて
、一部は船舶に管65で連結され、一部は空洞と管66
で連結されている。
原油40が船舶などに排出される時を考えると、デイゼ
ルエ/デン61を運転し、発電機62を稼動させて電気
を起し、原油排油ポンプ71を定められた連動で稼動さ
せて管74を経由して船舶に原油を排出するこの時に原
油40の減量した体積だけ、発電機62の排気を冷却機
63と管66を経由しガス部50に封入する。そして、
原油400減量に見合った量を封入してガス部50の圧
力がほぼ外気圧に近い1気圧を保持する様に行う。
一方船舶がら原油が望洞内に運搬される時を考えると、
船舶から原油は管73を通って原油部40に入り、原油
部40の体積は増加する。この時、ガス部50は原油部
400体積増加分のガスを船舶の原油貯蔵部に管65を
経由して排出する。
この原油搬入、ガス排出の操作を調整してガス部50の
圧力が外部とはソ同じ圧力1.0気圧に保持する様にす
る。この様にして空洞の頂部一杯まで原油を填充する事
が出来る。この時、ガス部50の圧力を1気圧に保持し
ながら管65を通して排出するので、外部にガスの漏出
することがない。
船舶内に填充する不活性ガスは、船舶自身からの排気不
活性ガスを充当することがあるが、この時は、空洞内の
不活性ガスは管65を通じてフレヤスタック67に導ひ
かれ燃焼排気される。成る場合には、活性炭などで嗅い
を除去して排出される。排出の速度は搬入原油の空洞内
原油部40の増加量と、ガス部50の減少量がガス部5
0の圧力がほぼ外部圧力1気圧を保持する様に行なう。
同様に、原油の搬出、人の無い場合でも、ガス部50の
圧力を外気圧と同様に保持するために、7レヤスタツク
67を使用することがある。
この様に行なうので、従来の方法の様に土被沙を2,5
m以上採って、地下水位圧力を25m以上保持しガス圧
が外部に漏出するのを防止する様努めることも無く、こ
れを完全にするために空洞頂部に水封トンネル90を掘
ったシ、傘状ポーリング91を掘って水を湛水しガス漏
出を防止する設備を設ける必要もなく、これらの水封ト
ンネルなどの掘削費用を節約出来る。
ガス部50の圧力を外気圧1気圧に保持するので、原油
部40が急激に増加しても特にガス圧調整のだめの空洞
を設ける必要もなく、空洞一杯に原油を貯蔵することが
出来る。空洞掘削費を約20%節約出来る。
原油を空洞内に充填する時に、従来は不活性ガスとして
高価な窒素ガスなどを封入したが、安価な電気発生の副
次的な排気ガスで代用出来るので経済的である。
空洞内のガス部50を従来の圧力2気圧よシ低い約1気
圧に保持するので、炭化水素ガス空気混合による燃焼幅
が2気圧の場合の4%〜18%に較べて1気圧の場合6
%〜15%と減少し、危険度が減少する。
動力の一部を発電機による電気を使用するので、油の搬
出入を行わない時は、発電機を緊急用として利用するこ
とが出来る。
この工法は、原油を貯蔵する場合のみならず、白灯油、
ガソリンなどを貯蔵する場合にも使用出来る。種類の異
なった燃料を併動の空洞に別々に貯蔵する場合は空洞と
空洞の間に地上などから垂直ポーリングを行って湛水し
てウオターカーテンを形成させて、空洞相互間の油、ガ
スの移動を防止することも出来る。
空洞内が外気と同じで地上へのガスの漏出が殆んどない
ため、従来の様に地上を利用せずに放置することなく、
積極的に利用することができる。
空洞ガス部50の圧力は1気圧以下の減圧状態で管理し
て、ガスの外部漏出を防止することもできる。
また、岩質、地質の状況によっては、空洞の一部又は全
部に、ライニングすることもできる。
これらの空洞の具体的例として、空洞の頂部は縦断方向
に0.5 %程度の勾配を持たせて空洞内に充分原油が
充填出来る様にし、空洞の底部には50on程度の定法
水槽を設けるのが普通である。
ディーゼルエンデンから出た排気ガスは500°C近く
あるので、50℃以下程度まで冷却する必要があシ、熱
交換機を使用して冷却する。空洞内のガス50の圧力は
0.8Ky/7〜1.2にり/dに管理し、具体的には
自動パルプ64で空洞と連結した憤・66を管理して調
整する。空洞の頂部の位置は地下水位位置から約10m
以上あれば充分の安全性がある。
この様に設計されるので、本発明の方法によれは、従来
の方法よりも安全で経済的な地下原油貯蔵が可能となる
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原油備蓄法を説明する断面図、第2図
は第1図におけるA−Δ断面図、第3図は従来の定法式
原油備蓄法を説明する断面図、第4図は第3図における
B = 13断面図である。 図において1.lOは地盤、2oは地下水位、30は定
法水、40は原油貯蔵部、5oは空洞ガス部、70はポ
ンプ室である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、定木床式で、空洞の内部気圧が外部気圧にほぼ等し
    い一定ガス圧力下の空洞内に、原油などの液体を貯蔵す
    ることを特徴とする原油などの貯蔵方法。 2 原油を空洞内から搬出または搬入する場合、搬出ま
    たは搬入ポンプの電気を発電機で発生せしめ、発電機か
    ら発生する低酸素排気ガスを空洞内にまたは船舶などに
    送入し、搬出または搬入油体積と、送入捷たは送出排気
    ガス容積を同調させることによって空洞内圧力を一定に
    保持することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3、空洞内の頂部の縦断勾配を0.5係以上に保って空
    洞一杯に原油貯蔵を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 4、空洞内の圧力を一気圧程度に保持し、封入不活性ガ
    スとして低酸素エンジン排気ガスを封入して、燃焼範囲
    を少なくして安全性を図ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5、空洞内圧力を一定に保持するため、空洞ガス排出管
    に1働パルプを設備し、空洞内圧力を一定に保持するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP59047280A 1983-03-14 1984-03-14 原油などの貯蔵方法 Pending JPS59187578A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NO830874 1983-03-14
NO830874A NO830874L (no) 1983-03-14 1983-03-14 Fremgangsmaate og anlegg for sikker lagring av raaolje o.l. i utsprengte fjellrom

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59187578A true JPS59187578A (ja) 1984-10-24

Family

ID=19886996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59047280A Pending JPS59187578A (ja) 1983-03-14 1984-03-14 原油などの貯蔵方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS59187578A (ja)
NO (1) NO830874L (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5684278A (en) * 1979-12-07 1981-07-09 Obayashi Gumi Kk Underground crude oil storage facility
JPS571192B2 (ja) * 1976-11-24 1982-01-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571192B2 (ja) * 1976-11-24 1982-01-09
JPS5684278A (en) * 1979-12-07 1981-07-09 Obayashi Gumi Kk Underground crude oil storage facility

Also Published As

Publication number Publication date
NO830874L (no) 1984-09-17

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