JPS5918655Y2 - タツプコイル付誘導電気機器 - Google Patents

タツプコイル付誘導電気機器

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JPS5918655Y2
JPS5918655Y2 JP1977126799U JP12679977U JPS5918655Y2 JP S5918655 Y2 JPS5918655 Y2 JP S5918655Y2 JP 1977126799 U JP1977126799 U JP 1977126799U JP 12679977 U JP12679977 U JP 12679977U JP S5918655 Y2 JPS5918655 Y2 JP S5918655Y2
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JP
Japan
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tap
coil
coils
unit
adjacent
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JP1977126799U
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JPS5452022U (ja
Inventor
修一 野川
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日新電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各タップコイルを等分割された単位コイル
により構成し、その各単位コイルを円筒状に並列に巻回
したタップコイル付誘導電気機器に関し、隣接する単位
コイル間の最大誘起電圧差がより低くなるように、各単
位コイルを並列配置し、各タップコイル間の絶縁を容易
にすることを目的とする。
従来、奇数の無電圧タップ切換用のタップコイルを有す
る変圧器、リアクトル等のタップコイル付誘導電気機器
は、各タップコイルを円筒状に並列に巻回し、前記タッ
プコイル間の結線の1つを開放端とし、その開放端によ
り2個のタップコイル群に分割し、各タップコイルの両
端のタップ端子のうち、2個のタップコイル群に属する
それぞれ1つのタップ端子をタップ切換器により接続し
て所要のタップ電圧を得るようになっている。
すなわち、たとえば゛、第1図aおよびb図に示すよう
に、3個の第1.第2.第3タップコイル31,32゜
33を絶縁円筒Cに並列に巻回し、第1タツプコイル3
1の一端と直列接続された第2.第3タツプコイル32
.33の直列回路の一端との間の結線を開放端Sとし、
その開放端Sにより、第1タツプコイル31と、第2.
第3タツプコイル32.33との2個のタップコイル群
に分割し、第1タツプコイル31の他端を主コイルLを
介して一方の主端子Aに接続するとともに、前記直列回
路の他端を他方の主端子Bに接続し、誘導電気機器の1
つの巻線例えば1次巻線を構成する。
そして、各タップコイル31,32.33の両端にタッ
プ端子1,2,3,4.5を設け、第1図C図に示すよ
うに、各タップ端子1,2,3,4.5のうち、2個の
タップコイル群に属するそれぞれ1つのタップ端子を夕
ツブ切換器20の可動端子21により接続し、■次巻線
を必要なコイル巻数とすることにより、同一鉄心脚に巻
かれた他の巻線例えば2次巻線に所要電圧を得られるよ
うにしている。
なお、31a、32a、33aはそれぞれ各タップコイ
ル31,32.33の一方の主端子A側の端を示し、3
1 b 、32 b 、33 bはそれぞれ各タップコ
イル31,32.33の他方の主端子B側の端を示す。
ところで、前記従来例において、両生端子A、B間に電
圧が印加された時の各タップコイル31゜32.33に
生じる誘起電圧をEとすると、第2図a図に示すタップ
端子2と3とを接続した最高の電圧が得られるタップ接
続状態、すなわち全てのタップコイル31,32.33
を直列接続した全直列接続状態において、各タップコイ
ル31,32.33に誘起電圧Eがそれぞれ生じ、各タ
ップコイル31.32.33の端間の電位差は、31a
と32 aおよび31 bと32bがE、32aと33
aおよび32 bと33 bがE、31aと33 a
および31 bと33bが2Eとなり、各タップコイル
31,32.33の相互間の誘起電位差は、第1タップ
コイル31と第2タップコイル32間がE、第2タツプ
コイル32と第3タップコイル33間がE、第3タツプ
コイル33と第1タップコイル31間が2Eとなる。
また、第2図す図に示すタップ端子1と5とを接続した
最低の電圧が得られるタップ接続状態において、最高の
電圧が得られるタップ接続状態と同様に各タップコイル
31,32.33に誘起電圧Eが生じ、各タップコイル
31.32.33の端間の電位差は、31aと32 a
および31 bと32 bが2E、32aと33 aお
よび32 bと33 bがE、33aと31 aおよび
33 bと31 bがEとなり、各タップコイル31.
32.33の相互間の誘起電位差は、第1タップコイル
31と第2タップコイル32間が2E、第2タツプコイ
ル32と第3タップコイル33間がE、第3タツプコイ
ル33と第1タップコイル31間か”Eとなる。
さらに、第2図C図に示すような他のタップ接続状態に
おいて、各タップコイル31,32.33に誘起電圧E
が生じると、各タップコイル31,32.33の端間の
電位差は、31aと32 aおよび31 bと32 b
が0,32aと33 aおよび32 bと33 bがE
、33aと31 aおよび33 bと31 bがEとな
り、各タップコイル31,32.33の相互間の誘起電
位差は、第1タップコイル31と第2タップコイル32
間がO9第2タップコイル32と第3タップコイル33
間がE、第3タツプコイル33と第1タップコイル31
間がEとなる。
すなわち、隣接する第1タップコイル31と第3タップ
コイル33問および第1タップコイル31と第2タップ
コイル32間には最大2Eの電位差が生じる。
したがって、各タップコイル31.32.33間の絶縁
を、耐電圧2E以上とする必要がある。
この考案は、各タップコイル間の最大誘起電位差が最高
の電圧が得られるタップ接続状態および最低の電圧が得
られるタップ接続状態時に生じ、かつ、最大誘起電位差
が生じない隣接タップコイル間(前記従来例では第2タ
ツプコイルと第3タップコイル間)が存在するのに着目
し、各タップコイルを等分割された単位コイルにより構
威し、各単位コイルの隣接状態を適宜に配置し、隣接す
る単位コイル間の最大誘起電位差を低減したものであり
、つぎにこの考案、その実施例を示した第3図以下の図
面とともに詳細に説明する。
なお、前記と同一記号は同一物を示す。
(2n+1)個(nは自然数)の全てのタップコイルを
直列接続した最高の電圧が得られるタップ接続状態、す
なわち全直列接続状態における中央に位置するタップコ
イルの一端に開放端Sを設け、その開放端Sにより2個
のタップコイル群に分割する。
そして、各タップコイルをm等分(mは2以上の自然数
)シ、そのm等分した各単位コイルを直列接続して1個
のタップコイルを構成するとともに、その(2n+1)
Xm個の単位コイルを円筒状に並列に巻回し、(2n+
1)個のタップコイルを(2n+i)xmの単位コイル
の並列構成とする。
その際、各タップコイルに生じる誘起電圧をE゛とする
と、各単位コイルに生じる誘起電圧は五となる。
そして、開放端Sが接続された前記最高の電圧が得られ
るタップ接続状態時、すなわち(2n+1)×m個の全
ての単位コイルが直列接続された全直列接続状態時にお
いて、開放端Sを分級て直列接続されたmが偶数の場合
(2n +1) Xm/2個。
mが奇数の場合((2n +1) Xm+1)72個の
単位コイルにつき、各単位コイルが異なるタップコイル
群の各単位コイルに隣接しないようにするとともに、m
が偶数の場合(2n +1) Xm/2個以上9mが奇
数の場合((2n +1) X m+1)/2個以上の
単位コイルの直列回路の両側の両単位コイルを隣接しな
いようにする。
すなわち、単位コイル間の最大誘起電位差は最低の電圧
が得られるタップ接続状態時および最高の電圧が得られ
るタップ接続状態時に生じ、最低の電圧が得られるタッ
プ接続状態時の各単位コイルl 1. l 2・・・・
” (1(2n +1)Xm)ノ結線は、第3図a図の
ように示され、開放端Sを介して直列接続された(2
n +1) xm/2個または((2n +1) x、
m−1−1)72個の単位コイルにつき、各単位コイル
が異なるタップコイル群に属する各単位コイルに隣接し
ないようにすることは、同図に示す単位コイル(ln・
m+1) 、−l (2n +1) m、 l 1=
l mnノ直列回路において、(2n +1) xm/
2個または((2n +1) xm+1)/2個以上の
単位コイルlの直列回路の両側の両単位コイルlが隣接
することがない また、最高の電圧が得られるタップ接続状態時の各単位
コイルl 1. l 2・・・・・・〔l (2n +
1) Xm)の結線は、第3図す図のように示され、(
2n+1)Xm/2個または((2n +1)Xm+
IJ/2個以上の単位コイルの直列回路の両側の両単位
コイルを隣接しないようにすることは、同図に示す単位
コイル11、 l 2・−・−CI (2n +1)
Xm−1)、(l(2n +l)xm)の直列回路にお
いて、(2n +1)Xm/2個または((20+1)
Xm+1)/2個以上の単位コイル−の直列回路の両
側の両単位コイルlが隣接することがない。
したがって、mが偶数の時(2n+1) x m/2x
−= (2n +1) E/2を越える誘起電位差9m
が奇数の時((2n +1) Xm+1)/2x−u(
2n +1) Xm+I E/2 mを越える誘起電位
差が相互に生じる単位コイルlは隣接しないこととなる
つぎに、具体的な実施例について説明する。
まず、1実施例のn=1.m=2の場合を示した第4図
ないし第8図について説明する。
n=1.m=2はタップコイルが3個、タップコイルが
2分割、タップ切換可能数が4個となり、同a図に示す
ように、単位コイルl 1. l 2により第1タツプ
コイル31を、単位コイル13,13により第2タツプ
コイル32を、単位コイル15,16により第3タツプ
コイル33をそれぞれ構成し、単位コイル12と13間
に開放端Sを設け、その開放端Sにより、各単位コイル
lを、11,12と13,14,15,16との2群に
分割する。
そして、m=2であるため、(2n +1) xm/2
=3となり、開放端Sを介して直列接続された3個の単
位コイルlにつき、各単位コイルlが異なるタップコイ
ル群の各単位コイルに隣接しないようにすることは、単
位コイル11,12,13については13が11,12
に共に隣接しなく、単位コイルl 2. l 3゜14
については12が13,14に共に隣接しなくなる。
一方、3個以上の単位コイルlの直列回路の両側の両単
位コイルlを隣接しないようにすることは、直列回路1
2,13,14については、ハと15を、直列回路12
,13,14,15については11と16を、直列回路
13,14,15については12と16をそれぞれ隣接
しないようにする。
そして、単位コイル11について考えると、11と隣接
可能な単位コイルlは12とl 4.単位コイル12に
ついて考えると、隣接可能な単位コイルlは11と15
、すなわち、第5図に示す配列となる。
ただし、上、下対称に並びかえるものは同一ものとする
つぎに、l 3. l sはともに11,12以外隣接
しても良いから、第5図の配列に13,16を加えて配
列する組合せは第6囲碁図に示す6通りとなり、同a図
に示す単位コイルlの円筒状の並列巻回を第7図に示す
なお、lla、12a・・・・・・16aは各単位コイ
ルlの一方の主端子A側の端を示し、l 1b、 l
2b、・・・・・・16bは各単位コイルlの他方の主
端子B側の端を示す。
したがって、前記実施例において、両生端子A。
8間に電圧が印加された時の各単位コイルlに生じる誘
起電圧を冬とすると、第8図a図に示すタツブ端子2と
3とを接続した最高の電圧が得られるタップ接続状態に
おいて、各単位コイルlに誘起電圧7がそれぞれ生じ、
隣接する単位コイルlの端間の電位差は、l 3aとl
6aおよびl 3bとl 6bが−ME、1Mとl
4aおよび16bと14bがE、14.とl la3 およびl 4bとl・・が了E、l・・とl 2Bおよ
び13・・とl 2bが+E、12aと15aおよびl
2bとl 5bがHE。
15aと13Bおよびl 5bと13bがEとなり、隣
接する単位コイルlの相互間の誘起電位差は、13と1
6・33 間か−E、16と14間がE、14と11間が了E、l
E とl・間がT、/・とl・間がE、l・と13間がEへ
なり、隣接単位コイル1間の最大誘起電位差はヲEとな
る。
つぎに、第8図す図に示すタップ端子1と5とを接続し
た最低の電圧が得られるタップ接続状態においては、前
記と同様に、各単位コイルlに誘起電圧子がそれぞれ生
じ・隣接する単位イ)klにr:端間の電位差は、I’
aaとl 6aおよびl 3bとl 6bが)E、16
aとl 4aおよびl 6bと14bがE、14aとl
laおよび14bとl lbが、 E 、 l ta
とl 2Bおよびl lbとl 2b・E3 か− 12aとl 5E1およびl 2bとl 5bが
’2E、lsaと2′ 13as−sよびl 5bとl 3bがEとなり、隣接
する単位コイルlの相互間の誘起電位差は、13と16
間が丁E、16と14間がE、14と11間がHE、
l lと12間、E3 か−12と15間が7E、15と13間がEとなり、隣
2′ 接単位コイル1間の最大誘起電位差は3Eとなる。
したがって、すべてのタップ切換において、隣接単位コ
イル1間の最大誘起電位差は7Eとなり、従来の2Eよ
り+E低くなる。
つぎに、他の実施例のn=1.m=3の場合を示した第
9図について説明する。
n=1.m=3はタップコイルが3個、タップコイルが
3分割、タップ切換可能数が4となり、同a図に示すよ
うに、単位コイルl□、12,13により第1タツプコ
イル31を、単位コイル14,15,16により第2タ
ツプコイル32を、単位コイルl 7. l 8゜19
により第3タツプコイル33をそれぞれ構威し、単位コ
イル13と14間に開放端Sを設け、その開放端Sによ
り、各単位コイルlを、l 、、 l 2. l 3と
14,15,16,17,18,19との2群に分割す
る。
そして、m=3であるため、((2n +1) xm+
1)/2−5となり、開放端Sを介して直列接続された
5個の単位コイルlにつき、各単位コイルlが異なるタ
ップコイル群に属する各単位コイルlに隣接しないよう
にするため、l、はl 4.15に、12はl 4゜1
5.16に、13は14,15,16,17にそれぞれ
隣接しなくなる。
一方、5個以上の単位コイルlを隣接しないようにする
ため、11は17,18,19に、12は18,19に
、13は19にそれぞれ隣接しなくなる。
そして、単位コイル11,12,13について考えると
、l 1゜12、 l 3は相互に隣接できるとともに
、11は16に、12は17に、13は18にそれぞれ
隣接できるのみである。
したがって、上下対称に並びかえるものは同一とすると
、各単位コイルlの並列構成は、l 4゜15.16,
11,12,13,18,17,19等数千通りできる
その並列構成の1例の14,15・・・・・・17,1
9の単位コイルlの円筒状の並列巻回を、同す図に示す
そして、前記実施例においては、各単位コイルlに生じ
る誘起電圧は+Eとなり、最大の電圧が得られるタップ
接続状態時、隣接する単位コイル1間の最大誘起電位差
は、11と16問および13と18間でTEとなる。
一方、最低の電圧が得られるタップ接続状態時、隣接す
る単位コイル1間の最大誘起電位差は、11と16問お
よび13と18間でTEとなる。
したがって、すべてのタップ切換において、隣接単位コ
イル1間の最大誘起電位差は旦Eとなり、従来の2Eよ
り+E低くなる。
さらに、他の実施例のn=2.m=2の場合を示した第
10図について説明する。
n=2.m=2はタップコイルが5個、タップコイルが
2分割、タップ切換可能数が6となり、同す図に示すよ
うに、2個の単位コイルlによりそれぞれタップコイル
51.52,53,54.55を構威し、単位コイル1
4と15間に開放端Sを設け、各単位コイルlを、11
,12,13,14とl s、 l 6. l 7+
l 8+ l Ll 10との2群に分割する。
そして、m=2であるため、(2n+1)Xm/2=5
となり、開放端Sを介して直列接続された5個の単位コ
イルlにつき、各単位コイルlが異なるタップコイル群
に属する各単位コイルlに隣接しないようにするため、
11は15に、12は15,16に、13はl s、
l s、 l 7に、14はl s、 l 6. l
7. l sにそれぞれ隣接しなくなる。
一方、・5個以上の単位コイルlを隣接しないようにす
るため、11はl 7,1B、19,110に、12は
18゜19.11oに、13は19,110に、14は
l 10にそれぞれ隣接しなくなる。
そして、単位コイルl 1.72. l 3゜14につ
いて考えると、11,12,13,14は相互に隣接で
きるとともに、11は16に、12は17に、13は1
8に、14は19にそれぞれ隣接できるのみである。
したがって、各単位コイルlの並列構成は上下対称に並
びかえるものは同一とすると、l s、 l s。
11.12,13,14,19,17,18,110等
1号数十通りできる。
その並列構成の1例の15,16・・・・・・18゜1
10の円筒状の並列巻回を、同す図に示す。
なお、11a、 l 2a・・・・・・l 10aは各
単位コイルlの一方の主端子A側の端を示し、lzb、
12b・・・・・・l 10bは各単位コイルlの他方
の主端子B側の端を示し、第10図C図は同a図のタッ
プ切換器20との接続状態を示す。
そして、前記実施例においては、各単位コイルlE に生じる誘起電圧は丁となり、最大の電圧が得られるタ
ップ接続状態時、隣接する単位コイル1間の最大誘起電
位差は、11と16問および14と19間で5Eとなる
一方、最低の電圧が得られるタップ接続状態時の隣接単
位コイル1間の最大誘起電位差は、11と16問および
14と19間で7Eとなる。
したがって、前記3実施例と同様に考えれば、mが偶数
の時は(2n +1) E/2を越える誘起電位差2m
が奇数の時((2n +1) xm+1)E/2 mを
越える誘起電位差が相互間に生じる単位コイルlを隣接
することなく、単位コイルlを円筒状に並列巻回するこ
とかで゛きる。
以上のように、この考案のタップコイル付誘導電気機器
によると、全てのタップコイルを直列接続した全直列接
続状態における中央に位置するタップコイルの一端に開
放端を設け、各タップコイルを、m等分の単位コイルを
直列接続して構成するとともに、各単位コイルを円筒状
に並列に巻回し、各単位コイルの隣接関係を適宜考慮す
ることにより、タップコイルにおける隣接コイル間の誘
起電圧差を従来に比し低くすることができ、タップコイ
ル間の絶縁が容易となる。
また、タップコイル間の絶縁が切りつめられることによ
り、タップコイルの券代も小さいものにでき、巻線設計
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図の各国は従来のタップコイル付誘導
電気機器を示し、第1図a図は結線図、同す図はタップ
コイルの並列巻回状態図、同C図はタップコイルのタッ
プ切換器接続図、第2図a。 b、Cの各図はそれぞれ各タップ接続状態の説明図、第
3図は以下の図面はこの考案のタップコイル付誘導電気
機器の実施例を示し、第3図aおよびb図は一般例の最
低の電圧が得られるタップ接続状態および最大の電圧が
得られるタップ接続状態の説明図、第4図ないし第8図
は1実施例を示し、第4図a図は結線図二間す図は単位
コイルのタップ切換器接続図、第5図は各単位コイルの
配列説明図、第6図a、l)、c、d、e、fの各図は
それぞれ単位コイルの配列図、第7図は単位コイルの並
列巻回状態図、第8図a、l)図はそれぞれ最大および
最低の電圧が得られるタップ接続状態の説明図、第9図
a、l)図は他の実施例を示し、同a図は結線図、同す
図は単位コイルの並列巻回状態図、第10図a、l)、
cの各図はさらに他の実施例を示し、同a図は結線図、
同す図は単位コイルの並列巻回状態図、同C図は単位コ
イルのタップ切換器接続図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (2n+1)個(nは自然数)の無電圧タップ切換用の
    タップコイルを円筒状に並列に巻回し、前記各タップコ
    イル間の結線の1つを開放端とし、前記開放端により2
    個のタップコイル群に分割し、各タップコイルの両端の
    タップ端子のうち、前記2個のタップコイル群に属する
    それぞれ1つの前記タップ端子をタップ切換器により接
    続して所要のタップ電圧を得るタップコイル付誘導電気
    機器において、前記(2n+1)個の全てのタップコイ
    ルを直列接続した全直列接続状態における中央に位置す
    るタップコイルの一端に前記開放端を設け、各タップコ
    イルを、m等分(mは2以上の自然数)の単位コイルを
    直列接続して構成するとともに、前記(2n +1)
    Xm個の単位コイルを円筒状に並列に巻回し、前記全直
    列接続状態時において、前記開放端を介して直列接続さ
    れたmが偶数の場合(2n−)−1)xm/2個9mが
    奇数の場合((2n +1) Xm+1)/2個の単位
    コイルにつき、各単位コイルが異なる前記タップコイル
    群の各単位コイルに隣接しないようにするとともに、m
    が偶数の場合(2n+1)Xm/2個以上9mが奇数の
    場合((2n+1)Xm+1)/2個以上の単位コイル
    の直列回路の両側の両単位コイルを隣接しないようにし
    、前記各単位コイルを並列構成にしたタップコイル付誘
    導電気機器。
JP1977126799U 1977-09-19 1977-09-19 タツプコイル付誘導電気機器 Expired JPS5918655Y2 (ja)

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JP1977126799U JPS5918655Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 タツプコイル付誘導電気機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5452022U JPS5452022U (ja) 1979-04-11
JPS5918655Y2 true JPS5918655Y2 (ja) 1984-05-30

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ID=29088967

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JP1977126799U Expired JPS5918655Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 タツプコイル付誘導電気機器

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JP (1) JPS5918655Y2 (ja)

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JPS5452022U (ja) 1979-04-11

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