JPS59186553A - 骨セメント混合容器 - Google Patents
骨セメント混合容器Info
- Publication number
- JPS59186553A JPS59186553A JP6137883A JP6137883A JPS59186553A JP S59186553 A JPS59186553 A JP S59186553A JP 6137883 A JP6137883 A JP 6137883A JP 6137883 A JP6137883 A JP 6137883A JP S59186553 A JPS59186553 A JP S59186553A
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- Japan
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- bone cement
- container
- cement mixing
- mixing
- mixing container
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、人工関節置換術の際、補綴物を骨に固定する
目的で使用される骨セメントの混合g器Vc関する。
目的で使用される骨セメントの混合g器Vc関する。
老齢人口の急微な増加に伴い、運動群疾患っまり胸筋の
痛みや機能障害を訴える患者が急増している。関節障害
が著しい場合は、人工関節補綴物による置換手術が行わ
れる。置換される関節は、股関節をはじめ、膝、足、肩
、肘等々、はぼ全ての関節に及んでいる。手術に際して
Id 、まず変形した関節部分を切除し、ついで髄腔内
の海綿骨を除去する。これにより、堅いバイブ状の皮質
骨が残る。パイプの内腔にあたる髄腔に、流動状の骨セ
メントを流しこみ、ついで人工関節補綴物の根にあたる
部分を髄腔中に挿入する。骨セメントの固化によって人
工関節補綴物の根部はパイプ状の皮質骨に固定され、頭
部は、対応する関節軟骨ないし同様に固定された人工関
節補綴物と関節を形成することになる。
痛みや機能障害を訴える患者が急増している。関節障害
が著しい場合は、人工関節補綴物による置換手術が行わ
れる。置換される関節は、股関節をはじめ、膝、足、肩
、肘等々、はぼ全ての関節に及んでいる。手術に際して
Id 、まず変形した関節部分を切除し、ついで髄腔内
の海綿骨を除去する。これにより、堅いバイブ状の皮質
骨が残る。パイプの内腔にあたる髄腔に、流動状の骨セ
メントを流しこみ、ついで人工関節補綴物の根にあたる
部分を髄腔中に挿入する。骨セメントの固化によって人
工関節補綴物の根部はパイプ状の皮質骨に固定され、頭
部は、対応する関節軟骨ないし同様に固定された人工関
節補綴物と関節を形成することになる。
骨セメントは、現在主としてメチルメタアクリル樹脂が
用いられている。粉体状のポリマーに、液体状のモノマ
ー液を加え、両者をよく混合することによって流動状骨
セメントが得られる。
用いられている。粉体状のポリマーに、液体状のモノマ
ー液を加え、両者をよく混合することによって流動状骨
セメントが得られる。
従来の骨セメントの混合7ステムについて説明すると、
第1図に示すように粉体ポリマー1はポリエチレン製の
袋2に滅菌処理を施して詰められ、熱シー ルfcより
密封包装されていた。モノマー液3fd9蝕性が強いの
で、ガラスのアングル4中に封入きれてしへた。使用に
際しては、まず袋2の一部を破って粉体ポリマー1を混
合容器である乳鉢5に9し、ついでアンプル4を切って
モノマー液3を乳鉢5内の粉体ポリマー1の上にぶりが
ける。
第1図に示すように粉体ポリマー1はポリエチレン製の
袋2に滅菌処理を施して詰められ、熱シー ルfcより
密封包装されていた。モノマー液3fd9蝕性が強いの
で、ガラスのアングル4中に封入きれてしへた。使用に
際しては、まず袋2の一部を破って粉体ポリマー1を混
合容器である乳鉢5に9し、ついでアンプル4を切って
モノマー液3を乳鉢5内の粉体ポリマー1の上にぶりが
ける。
混合ヘラ6を用いてかき混ぜることにより、粉体ポリマ
ー1とモノマー液3の混合が行われ、流動状骨セメント
が得られるというものであった。
ー1とモノマー液3の混合が行われ、流動状骨セメント
が得られるというものであった。
このように、従来の骨セメント混合は、空気中に曝した
ままで行われてきたため、以下に述べるような欠点があ
った。
ままで行われてきたため、以下に述べるような欠点があ
った。
(1)空気中には1立方米あたり数十個〜数万個の浮遊
細菌が漂っている。空気中に曝されたままの乳鉢内で混
和を行うことは、必然的に骨セメント中に浮遊細菌を混
入させてしまうことを意味する。
細菌が漂っている。空気中に曝されたままの乳鉢内で混
和を行うことは、必然的に骨セメント中に浮遊細菌を混
入させてしまうことを意味する。
術後に細菌が増殖すると、極めて難治性で、ついKは人
工IN節補綴物の除去圧すら至ることがしばしばである
。ξうなると、重置の機能障害を残すことになり、極め
て悲惨な結果となる。
工IN節補綴物の除去圧すら至ることがしばしばである
。ξうなると、重置の機能障害を残すことになり、極め
て悲惨な結果となる。
(2)流動状骨セメントは極めて粘稠である。このため
空気中でヘラによる混合を行うと、必ず気泡の混入がお
こる。従来の方法で混合された骨セメントを用いて行わ
れた人工関節置換手術の後のX線写真を見ると、固化し
た骨セメント中に、大小無数の気泡が観察される。この
ような空胞状欠陥があると、骨セメントの著しい強度低
下がおこり、荷重時に容易に破断して支持力を失い、人
工関節補綴物のゆるみや沈みこみをおこしやすい。
空気中でヘラによる混合を行うと、必ず気泡の混入がお
こる。従来の方法で混合された骨セメントを用いて行わ
れた人工関節置換手術の後のX線写真を見ると、固化し
た骨セメント中に、大小無数の気泡が観察される。この
ような空胞状欠陥があると、骨セメントの著しい強度低
下がおこり、荷重時に容易に破断して支持力を失い、人
工関節補綴物のゆるみや沈みこみをおこしやすい。
に3) モノマー液は揮発性で強い刺激臭を有してお
り、まだ長期に吸引すると、肝機能障害や発癌の危険が
あることが知られている。従来の混合ンステムでに、モ
ノマー液成分の空気汚染について全く無防備に近い。
り、まだ長期に吸引すると、肝機能障害や発癌の危険が
あることが知られている。従来の混合ンステムでに、モ
ノマー液成分の空気汚染について全く無防備に近い。
本発明は、以上述べた従来の骨セメント混合ンステムの
欠点を克服するためになされたもので、その目的は、空
気を遮断した状態で混合を行うことにより、清潔で強度
の高い骨セメントを快適な手術場環境の下で作成するこ
とのできる骨セメント混合ンステムを提供することにあ
る。このため人工四節袖&>物を骨に固定する際に用い
られる骨セメントの混合容器において、性閉可能な構造
をイウすることを%徴とする骨セメント混合容器とした
。
欠点を克服するためになされたもので、その目的は、空
気を遮断した状態で混合を行うことにより、清潔で強度
の高い骨セメントを快適な手術場環境の下で作成するこ
とのできる骨セメント混合ンステムを提供することにあ
る。このため人工四節袖&>物を骨に固定する際に用い
られる骨セメントの混合容器において、性閉可能な構造
をイウすることを%徴とする骨セメント混合容器とした
。
以下、図を用いて笑施例につき詳述する。
第2図1−1:、ポリエチレン製の容器本体11より注
入部12を延出させ、その終端をゴム栓13で密閉した
もので、粉体ポリマー1は既に滅菌ガスとともに容器1
1中に留封されている。使用に際しては、第3図に示す
ように、手術相に常備の陰圧吸収チューブ16にアダプ
ター15を介して接続された注射針14を、ゴム栓13
を貞いて容器中に刺入する。これによって、容器ll中
の気体は外部に吸引され、内部は粉体ポリマーのみが残
る。
入部12を延出させ、その終端をゴム栓13で密閉した
もので、粉体ポリマー1は既に滅菌ガスとともに容器1
1中に留封されている。使用に際しては、第3図に示す
ように、手術相に常備の陰圧吸収チューブ16にアダプ
ター15を介して接続された注射針14を、ゴム栓13
を貞いて容器中に刺入する。これによって、容器ll中
の気体は外部に吸引され、内部は粉体ポリマーのみが残
る。
充分に脱気が行われた時点でいったん注射針14を抜去
する。抜去Vc際して、ゴム栓13であるため、注射針
14の刺入口は、ゴムの弾力性により自然閉鎖され、内
部の気密条件は維持される。ついで注射器シリンジにア
ンプル4中の千ツマー液3を吸いあげ、注射針14を装
着した後、同様にゴム栓13を貫いて刺入し、モノマー
液を容器ll内に注入し、注射針14を抜去する。容器
11は柔軟なポリエチレンで構成されているので、容器
11外から両手で揉むことにより、内部の粉体ポリマー
およびモノマー液は充分VC混和される。
する。抜去Vc際して、ゴム栓13であるため、注射針
14の刺入口は、ゴムの弾力性により自然閉鎖され、内
部の気密条件は維持される。ついで注射器シリンジにア
ンプル4中の千ツマー液3を吸いあげ、注射針14を装
着した後、同様にゴム栓13を貫いて刺入し、モノマー
液を容器ll内に注入し、注射針14を抜去する。容器
11は柔軟なポリエチレンで構成されているので、容器
11外から両手で揉むことにより、内部の粉体ポリマー
およびモノマー液は充分VC混和される。
混和後、容器11の一部をハサミ等で開封し、別に用意
された髄腔自注入用シリンジ等例、内部の流動状骨セメ
ントを移し、髄腔内への注入を行う。
された髄腔自注入用シリンジ等例、内部の流動状骨セメ
ントを移し、髄腔内への注入を行う。
この実施例で排気やモノマー液の注入といった容器外と
の物質のやり取りを、全てゴム栓に刺入された注射針1
4を通じて行っているため、全く外の空気を遮断した状
態で、骨セメントの混和が可能であり、浮遊細菌や気泡
の混入のない流動状骨セメントを、無臭下に得ることが
できる。また、本実施例では、粉体ポリマーの包装容器
と、混合容器を北ねているため、従来の包装容器2から
混合容器に粉体ポリマーを移す作業が不要で、かつこの
間の不潔な外気への曝露を避けることができる。
の物質のやり取りを、全てゴム栓に刺入された注射針1
4を通じて行っているため、全く外の空気を遮断した状
態で、骨セメントの混和が可能であり、浮遊細菌や気泡
の混入のない流動状骨セメントを、無臭下に得ることが
できる。また、本実施例では、粉体ポリマーの包装容器
と、混合容器を北ねているため、従来の包装容器2から
混合容器に粉体ポリマーを移す作業が不要で、かつこの
間の不潔な外気への曝露を避けることができる。
第4図は、第2図におけるゴム栓13のかわりに、活栓
20を設け、コック21の回動により、開閉自在とした
実施例である。コ、り21は、内部に通路23を有する
ロータル22VC固定されている。コックが平行になっ
た時にのみ、通路23を介して容器11内と外部が連絡
する。コ、りを直角にするこ、とにより容器11内部と
外界は遮断される。本実施例では注射針14が不要で、
アダプター15をつけた吸収チューブ16をHo端24
に接続した後、活栓を開くことにより、容器l −1内
の脱気が行われる。充分な血気後、活栓を閉L、Ii引
チューブ16に代えて、モノマー液ヲ吸い上げた注射器
シリンジを接続し、活栓を開いてモノマー液の注入を行
う。活栓を閉じた後、同様に骨セメントの混和を行えば
良い。
20を設け、コック21の回動により、開閉自在とした
実施例である。コ、り21は、内部に通路23を有する
ロータル22VC固定されている。コックが平行になっ
た時にのみ、通路23を介して容器11内と外部が連絡
する。コ、りを直角にするこ、とにより容器11内部と
外界は遮断される。本実施例では注射針14が不要で、
アダプター15をつけた吸収チューブ16をHo端24
に接続した後、活栓を開くことにより、容器l −1内
の脱気が行われる。充分な血気後、活栓を閉L、Ii引
チューブ16に代えて、モノマー液ヲ吸い上げた注射器
シリンジを接続し、活栓を開いてモノマー液の注入を行
う。活栓を閉じた後、同様に骨セメントの混和を行えば
良い。
第5図は、別の実施例で、ゴム栓を第2図のように容器
本体から延出した注入口12終端ではなく、容器本体1
1の壁面に設けたものである。この例でも、第3図同様
、ゴム栓体3oの中央の凹部31に注射針14を刺入す
ることにより、気密下の骨セメント混合が行いうる。
本体から延出した注入口12終端ではなく、容器本体1
1の壁面に設けたものである。この例でも、第3図同様
、ゴム栓体3oの中央の凹部31に注射針14を刺入す
ることにより、気密下の骨セメント混合が行いうる。
第6図は、別の実施例で、容器本体11は比較的大きな
開口部4oを有し、この開口部は、栓体43で密閉され
ている。この栓体43中には細い通路44が設けられて
おり、チューブ42、活栓41を介して外部と通じてい
る。本実施例においても、第4図の実施例と同様の操作
により、空気遮断下での骨セメント混合が行える。さら
に本実施例では、充分な骨セメントの混和後、栓体43
を除去し、代わりに第7図に示すように骨髄内性入用ノ
ズル50を装着する。容器本体11を手等で圧迫するこ
とにより、流動状骨セメント7はノズル先端より噴きだ
す。これによって骨髄深部にまで充分な骨セメントの充
填を行うことができる。
開口部4oを有し、この開口部は、栓体43で密閉され
ている。この栓体43中には細い通路44が設けられて
おり、チューブ42、活栓41を介して外部と通じてい
る。本実施例においても、第4図の実施例と同様の操作
により、空気遮断下での骨セメント混合が行える。さら
に本実施例では、充分な骨セメントの混和後、栓体43
を除去し、代わりに第7図に示すように骨髄内性入用ノ
ズル50を装着する。容器本体11を手等で圧迫するこ
とにより、流動状骨セメント7はノズル先端より噴きだ
す。これによって骨髄深部にまで充分な骨セメントの充
填を行うことができる。
本実施例では、粉体ポリマーの包装容器、骨セメント混
合容器、髄腔内注入谷器の三者を兼ねているため、包装
容器から混合容器、あるいは混合容器から注入容器へと
いった骨セメントを移す操作が省略でき、この間の空気
曝露による不溢からも骨セメントを守ることができる。
合容器、髄腔内注入谷器の三者を兼ねているため、包装
容器から混合容器、あるいは混合容器から注入容器へと
いった骨セメントを移す操作が省略でき、この間の空気
曝露による不溢からも骨セメントを守ることができる。
以上述べてき光ように、いずれの実施例においても骨セ
メントの空気表の曝露は最少限ないし皆無であり、特に
骨セメント混合過程は、どの実施例においても、完全気
密下に行うことができる。
メントの空気表の曝露は最少限ないし皆無であり、特に
骨セメント混合過程は、どの実施例においても、完全気
密下に行うことができる。
このため、空気中の浮遊細菌による骨セメントの汚染、
気泡混入による骨セメントの強度低下、七ツマー液の刺
激臭を防止し、清潔で強い骨セメントを、快適な手術場
環境下に作成することができる。
気泡混入による骨セメントの強度低下、七ツマー液の刺
激臭を防止し、清潔で強い骨セメントを、快適な手術場
環境下に作成することができる。
なお、本発明は、ここに示した実施例に限定されない。
実施例では容器本体をポリエチレンとしたが、柔軟性を
有し、モノマー液の腐蝕に耐えプるものであれば、他の
材質で良い。容器各部分の柔軟性や強度は、脱気、注入
、混合攪拌の方式によって各々適切に設定すればよい。
有し、モノマー液の腐蝕に耐えプるものであれば、他の
材質で良い。容器各部分の柔軟性や強度は、脱気、注入
、混合攪拌の方式によって各々適切に設定すればよい。
またゴム栓のがわりとしては、注射針を抜去する際に刺
入口を自然閉鎖しつる腐蝕耐性の物質であれば何でもよ
−。強度や耐性に応じて、複合材料を用いてもよl/−
1゜実施例では、密封可能な注入口の構造として、ゴム
栓や活栓を用いた場合を述べたが、必ずしもこの例だけ
でなく、例えば脱気用、注入用、計2個の一方向弁を用
いてもよい。また、やや不便ではあるが、第8図に示す
ように、単に容器本体11より、注入口12を延出させ
ただけの構造であっても、脱気、注入に用すた注射針1
4の刺入口からの空気の流入を、注入口12基部に鉗子
6゜等をかけクリッピングすることにより防止し、本発
明の目的を果しうる。さらには、例えば注射針の刺入口
を自然閉鎖しうるゴム膜を用い、て容器本体11を構成
し、その内面を耐腐蝕性を有するポリエチレンJ漠で被
覆した、即ち第5図におけるコ゛ム栓体30を容器全体
に拡げたような構造であれば、単純な四角形の容器本体
であっても本発明の目的を果しうる。要するに耐腐蝕性
を有し、脱気、注入、混合の過程で気密性を保ちうる構
造を有していればよい。
入口を自然閉鎖しつる腐蝕耐性の物質であれば何でもよ
−。強度や耐性に応じて、複合材料を用いてもよl/−
1゜実施例では、密封可能な注入口の構造として、ゴム
栓や活栓を用いた場合を述べたが、必ずしもこの例だけ
でなく、例えば脱気用、注入用、計2個の一方向弁を用
いてもよい。また、やや不便ではあるが、第8図に示す
ように、単に容器本体11より、注入口12を延出させ
ただけの構造であっても、脱気、注入に用すた注射針1
4の刺入口からの空気の流入を、注入口12基部に鉗子
6゜等をかけクリッピングすることにより防止し、本発
明の目的を果しうる。さらには、例えば注射針の刺入口
を自然閉鎖しうるゴム膜を用い、て容器本体11を構成
し、その内面を耐腐蝕性を有するポリエチレンJ漠で被
覆した、即ち第5図におけるコ゛ム栓体30を容器全体
に拡げたような構造であれば、単純な四角形の容器本体
であっても本発明の目的を果しうる。要するに耐腐蝕性
を有し、脱気、注入、混合の過程で気密性を保ちうる構
造を有していればよい。
実施例では、より好ましいものである混合容器と粉体ポ
リマーの包装容器を兼ねた例を示したが、混合容器に密
閉可能な粉体ポリマーの注入口を設けておくことで、従
来型の粉体ポリマー包装容器から、粉体ポリマーを移し
かえるようにしてもよい。
リマーの包装容器を兼ねた例を示したが、混合容器に密
閉可能な粉体ポリマーの注入口を設けておくことで、従
来型の粉体ポリマー包装容器から、粉体ポリマーを移し
かえるようにしてもよい。
注入容器をも兼ねた実施例(第6.7図)では、手で圧
迫することとしたが、本発明者による別願のように、容
器本体11を、剛性を有する外殻容器中に装着し、内容
器間の空隙の内圧を上げることによって柔軟な容器11
中の流動状骨セメント7を圧出してもよい。また、第9
図に示すように容器壁を二重構造とし、いずれも柔軟な
内壁71、外壁72間の空隙70に、パイプ73を通じ
て加圧流体を注入することによっても、内壁71内の流
動状骨セメント7の圧出全行うことができる。
迫することとしたが、本発明者による別願のように、容
器本体11を、剛性を有する外殻容器中に装着し、内容
器間の空隙の内圧を上げることによって柔軟な容器11
中の流動状骨セメント7を圧出してもよい。また、第9
図に示すように容器壁を二重構造とし、いずれも柔軟な
内壁71、外壁72間の空隙70に、パイプ73を通じ
て加圧流体を注入することによっても、内壁71内の流
動状骨セメント7の圧出全行うことができる。
なお、本実施例では、手術場での骨セメントの混合に際
し、滅菌ガスを脱気したのちモノマー液を注入すること
としているが、これに限らず、滅菌したポリマー粉体を
脱気した状態で予め包装しておけば、手術場で脱気作業
を行なう必要がなく、モノマー液の注入だけ行なえばよ
いことから、作業の手間が簡便になる。
し、滅菌ガスを脱気したのちモノマー液を注入すること
としているが、これに限らず、滅菌したポリマー粉体を
脱気した状態で予め包装しておけば、手術場で脱気作業
を行なう必要がなく、モノマー液の注入だけ行なえばよ
いことから、作業の手間が簡便になる。
以上、本発明によれば、非常に簡潔な構成でありながら
、清潔で高強度な骨セメントを快適な環境のもとて迅速
に作成しうる骨セメント混合システムを提供できるので
ある。
、清潔で高強度な骨セメントを快適な環境のもとて迅速
に作成しうる骨セメント混合システムを提供できるので
ある。
第1図は従来の骨セメント包装、混合システムテムの説
明図。 第2図は注入口を容器本体より延出させ終端にゴム栓を
用いた例を示す図。 第3図は同使用状態の説明図。 第4図は注入口端に活栓を用いた例を示す図。 第5図は容器壁にゴム栓体を埋めこんだ例を示す図。 第6図は注入容器をも兼ねた例を示す図。 第7図は同使用状態の説明図。 第8図は注入口基部をクリラグする例を示す図O第9図
は容器壁を二重構造とした注入容器をも兼ねる例を示す
図。 1:骨セメントポリマー粉体 2:粉体ポリマーの包装拌器 3:モノマー液 4:アンプル 5:乳鉢 6:混合ヘラ 7:流動状骨セメント 11:容器本体 12:注入口 13:ゴム栓 14:注射針 15ニアダブター 16:陰圧吸引チーーブ 20;活栓 21:コノク 22:ローター 23:通路 24:開口端 30:ゴム栓体 31:凹部 40:開口部 41:活栓 42:チューブ 43:栓体 50ニノズル 6 0 : り リ ッ プ70:空隙 71:内壁 72:外壁 73:チューブ 特許出願人 有限会社友信開発 第1図 第2図 124 第5図 第6図 第7図 コU / II
明図。 第2図は注入口を容器本体より延出させ終端にゴム栓を
用いた例を示す図。 第3図は同使用状態の説明図。 第4図は注入口端に活栓を用いた例を示す図。 第5図は容器壁にゴム栓体を埋めこんだ例を示す図。 第6図は注入容器をも兼ねた例を示す図。 第7図は同使用状態の説明図。 第8図は注入口基部をクリラグする例を示す図O第9図
は容器壁を二重構造とした注入容器をも兼ねる例を示す
図。 1:骨セメントポリマー粉体 2:粉体ポリマーの包装拌器 3:モノマー液 4:アンプル 5:乳鉢 6:混合ヘラ 7:流動状骨セメント 11:容器本体 12:注入口 13:ゴム栓 14:注射針 15ニアダブター 16:陰圧吸引チーーブ 20;活栓 21:コノク 22:ローター 23:通路 24:開口端 30:ゴム栓体 31:凹部 40:開口部 41:活栓 42:チューブ 43:栓体 50ニノズル 6 0 : り リ ッ プ70:空隙 71:内壁 72:外壁 73:チューブ 特許出願人 有限会社友信開発 第1図 第2図 124 第5図 第6図 第7図 コU / II
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 /)人工関節補綴物を骨に固定する際に用いられる骨セ
メントの混合容器において、密閉可能な構造を有するこ
とを特徴とする骨セメント混合容器。 2)密閉可能な注入部を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の骨セメント混合容器。 3)前記密閉可能な注入部を、容器本体より延出させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記
載の骨セメント混合容器。 ≠)前記密閉可能な注入部にゴム栓体を用いたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の骨セ
メント混合茶器。 j)前記密閉可能な注入部に活栓を用い、コックの回動
により開閉自在とした事を特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第3項記載の骨セメント混合容器。 t)骨髄腔への注入容器をも兼ねて因ることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないしM5項記載の骨セメント
混合容器。 7)容器壁を二重にし、間に空隙を有することを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載の骨セメント混合容器。 ♂)骨セメントポリマー粉体の包装容器をも兼ねている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし、第7項
記載の骨セメント混合茶器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6137883A JPS59186553A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 骨セメント混合容器 |
PCT/JP1984/000174 WO1984003830A1 (en) | 1983-04-06 | 1984-04-06 | Container for mixing bone cement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6137883A JPS59186553A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 骨セメント混合容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59186553A true JPS59186553A (ja) | 1984-10-23 |
Family
ID=13169451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6137883A Pending JPS59186553A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 骨セメント混合容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59186553A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271083A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-01 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク装置 |
JPS6324940A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-02-02 | シイ アール バード・インコーポレーテッド | 尿失禁を処置するための皮下装置 |
JP5843272B1 (ja) * | 2015-03-24 | 2016-01-13 | 株式会社カタリメディック | ポンプ式補填具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5037950A (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-09 | ||
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JPS56161044A (en) * | 1980-04-23 | 1981-12-11 | Kenova Ab | Method for storing and mixing two component coreactive substrate of dental amalgam , capsule and production thereof |
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1983
- 1983-04-06 JP JP6137883A patent/JPS59186553A/ja active Pending
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