JPS5918640Y2 - 懸垂保持装置 - Google Patents

懸垂保持装置

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Publication number
JPS5918640Y2
JPS5918640Y2 JP3141078U JP3141078U JPS5918640Y2 JP S5918640 Y2 JPS5918640 Y2 JP S5918640Y2 JP 3141078 U JP3141078 U JP 3141078U JP 3141078 U JP3141078 U JP 3141078U JP S5918640 Y2 JPS5918640 Y2 JP S5918640Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
counterweight
weight
pulley
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP3141078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54135174U (ja
Inventor
英彦 山下
憲司 福井
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
Priority to JP3141078U priority Critical patent/JPS5918640Y2/ja
Publication of JPS54135174U publication Critical patent/JPS54135174U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばX線装置のX線管容器とカウンタウェ
イトとを滑車を介してワイヤロープで釣瓶式に吊架した
懸垂保持装置に関するもので、特にX線管容器などの行
灯部とカウンタウェイトとを2本のワイヤロープで吊架
する懸垂保持するものにおいて2本のワイヤーロープに
荷重が常に等しく作用するよう自動的に調整され、且つ
ワイヤロープの切断に際しても行灯部ないしカウンタウ
ェイトの落下を防止できるようにしたものである。
一般に人体診断用のX線装置では、X線の投影装置(X
線管容器)もしくは受像装置は人体の観察部位(胸部、
腹部など)に合せて上下出来るようになっている。
この場合、自動的に上下させる場合もあるが、支柱上部
に設けられた2個のプーリに回掛けされた2本のワイヤ
ロープの一端に投影装置もしくは受像装置を取付けると
ともに他端にはカウンタウェイトを取付けて両者を釣瓶
式にプーリを介して吊架しておくと、僅かの力で投影装
置等の行灯部を軽く上下させることができ、また力が加
わらなければ静止状態に保持されるようになっている。
しかしながら、従来の懸垂保持機構では、それぞれ別個
の2本のワイヤロープが行灯部とウェイトとの間を結ん
でいたから、2本のワイヤロープに等しい加重が作用す
ることが要求され、2本のワイヤロープに荷重が等しく
かからない場合には、行灯部、ウェイトとも僅かの力で
は円滑に上下せず、また荷重が1本のワイヤロープに集
中することからワイヤロープ切断の危険も多い。
この危険を少くしようとすると2本のワイヤロープに等
しい荷重が作用するように調整する必要があり、この調
整に非常に手間がかかるなどの不便があり、ワイヤロー
プの伸びなどのため両ロープに作用する荷重を常に等し
く作用するように調整することは実質的に困難である。
この考案は上記問題点を解消するもので、従来装置で使
用されていた2本のワイヤロープのウェイトへの連結端
同志を直接接続して(最初から切断せず一本のワイヤロ
ープを使用してもよい)、1本のワイヤロープとし、こ
のワイヤロープをカウンタウェイトに間隔を隔てて設け
たワイヤロープを滑動自在に案内する2個の案内部材に
回掛けし、その両端部を支柱上部に設けられたプーリを
経て行灯部に固定するようにしたものである。
またワイヤロープの中央部(前記接続部に相当する)に
は前記動滑車に係合する突起部が設けであるので、切断
時等ワイヤロープ両端の荷重が不均衡になってワイヤロ
ープが何れか一方に引張られても、この突起部が動滑車
に引掛るように構成されている。
以下図面について説明する。
1はワイヤロープ、2はX線管容器等の行灯部、3はウ
ェイト、4は前記行灯部2・ウェイト3の上下動を案内
する支柱9の上部に固定されたプーリ、5は行灯部とワ
イヤロープとの連結用ボルトナツト、6はワイヤロープ
1の中央部に固設された突起部、7は動滑車軸(案内部
材)、8はウェイト上面にある溝でワイヤロープ中央の
突起部が滑動できるようになっており、前記軸7はこの
溝8を横切ってウェイl−に設けられ、且つ間隔を隔て
て設けられている。
第2図は第1図のウェイト3の構成を示す拡大正面およ
び側面の断面図である。
ワイヤロープ1は中央の突起部によって、それぞれ左右
の1A、1B部に分けられている。
次に本考案の作用効果について説明すると、行灯部2に
、その両端を、それぞれ締結された1本のワイヤロープ
1はプーリ4を経由し、2個の動滑車軸7を介してウェ
イト3に連結されている。
この場合ウェイト3は自由に上下することができ、且つ
軸7はウェイト3を軸受として自由に回転することがで
きるから、動滑車軸7は動滑車と同じ作用をする。
したがって経年変化等でワイヤロープのIA、IBに伸
が生じてそれぞれの長さに長短があるときは、突起部6
は左右何れかの方向に移動して平衡し、ワイヤロープI
A、IB部にかかる荷重が等しくなるように自動的に調
整される。
また、ワイヤロープ1と突起部6とはウェイト3に形成
された溝8の中に収容案内されており、突起部6は溝と
交叉している2本の動滑車軸7によって、その左右方向
の移動範囲は制限されている。
したがってワイヤロープの何れか半分が仮に破断したと
しても、突起部6が軸7に引掛り、ウェイトおよび行灯
の落下を防止することが可能となる。
なお、上記実施例においては、ウェイトに設けられた案
内部材としての軸7を回転軸としたが、固定軸であって
もよく、場合によってはプーリ(滑車)とすることも可
能である。
また実施例では突起部が軸と係合するようにしたが、軸
とは別に突起部との係合部材を設けてもよい。
この考案によれば左右2本のワイヤロープには常に荷重
が等しく作用するように突起部が微動して平衡調整をす
るから、組立時の調整が非常に簡単となるとともに万一
ワイヤロープが切断したときも行灯部ないしウェイトの
落下は未然に防止されるなど実用上きわめて有用な効果
を奏しうるものである。
なお、実施例のようにカウンタウェイトに溝を設け、こ
の溝内を突起部が移動するようにしておけば、ワイヤロ
ープの切断蒔溝を横切って設けられた軸との係合が確実
となり、より安全が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のX線装置の懸垂保持装置の一実施例
を示す一部を断面した正面図、第2図は第1図のウェイ
トとワイヤロープとの締結部(動滑車方式)の拡大正断
面図および側断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンタウェイトにワイヤロープを滑動自在に案内する
    2個の案内部材を間隔を隔てて設け、これら案内部材に
    1本のワイヤロープを回掛けし、その両端部を支柱上部
    に設けた滑車を経てX線管容器等の行灯部に固定し、カ
    ウンタウェイトと行灯部を滑車を介して釣瓶式に吊架す
    ると共に前記ワイヤロープの中央部にそれの切断時カウ
    ンタウェイトに設けられた前記案内部材と係合する突片
    を固定したことを特徴とする懸垂保持装置。
JP3141078U 1978-03-10 1978-03-10 懸垂保持装置 Expired JPS5918640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141078U JPS5918640Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 懸垂保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141078U JPS5918640Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 懸垂保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54135174U JPS54135174U (ja) 1979-09-19
JPS5918640Y2 true JPS5918640Y2 (ja) 1984-05-29

Family

ID=28882935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3141078U Expired JPS5918640Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 懸垂保持装置

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JP (1) JPS5918640Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS54135174U (ja) 1979-09-19

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