JPS59183751A - 医療用貼付材 - Google Patents

医療用貼付材

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JPS59183751A
JPS59183751A JP5524383A JP5524383A JPS59183751A JP S59183751 A JPS59183751 A JP S59183751A JP 5524383 A JP5524383 A JP 5524383A JP 5524383 A JP5524383 A JP 5524383A JP S59183751 A JPS59183751 A JP S59183751A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は癲痕等に発生するケロイド、ひきつれ(頻“β
痕拘縮)、しわ(皺壁)その他の皮膚障害等の発生の予
防、治療等に使用する皮膚軟部組織固定保持(圧迫、伸
展あるいは減張、安静)用貼付イ」に関する。
熱傷、外傷手術等のあとに癲痕が形成されるが、これら
の癲痕にはしばしばり゛ロイド、ひきつれ、しわ等の皮
膚障害が生じ、機能障害や酸形の原因となっている。
従来これらのケロイド、ひきつれ、しわ等の発生は癲痕
そのもののたどる運命の如く考えられていたが、最近は
癲痕に加わる外力の作用、すなわち局所の皮膚をねじっ
たり、ひっばったりする機械的刺戟が最も重要な発生原
因と考えられるようになった。この癲痕のクロイド、ひ
きつれ、しわの形成は上記の如き機械的刺戟が強いほど
、また癲痕が広い範囲にあるほど高度にあられれる。こ
のような現象はたとえ皮膚移植部位でも避けることはで
きない。搬痕のクロイド、ひきつれ、しわ等の形成を予
防治療するには、(A)局所皮膚の運動を制限し、安静
保持をはかる必要がある。CB)上記の安静保持期間中
は癲痕も含めて局所皮膚が皺にならないよう該皮膚を十
分緊張伸展させておくことが望ましい。(C) l記の
緊張伸展、安静保持等は症状(二もよるが、例えば手術
後数ケ月の如く長期間持続が必要な場合がある。
」−記の如く緊張伸展、安静保持に当っては、従来ギプ
ス、副木、コルセット等が用いられており、これらのう
ちコルセットは癲痕が頚部、四肢、躯幹等に在る場合は
格別問題なく、該部に装百利用できるが、顔面などには
使用できない。又副木等はばんそう膏、包帯等を使用し
て圧迫固定しなければならないので、施用部位例えば、
下眼瞼、小児の指、陰茎等での使用は甚だ厄介で大げさ
となる。町に又ギプスや副木は骨性支持のない例えば、
眼瞼、[]唇、陰茎等の皮膚を伸展位で安静に保持しよ
うどしても、該皮膚は装着された副木やギプスの下側で
容易に動いて前記の如き保持は到底できないほか、小児
の場合には硬い副木等の装着は眼球を損傷する危険性が
ある等の欠点がある。このようにギプス、コルセット、
副木等が使用できない顔面、その他の人体の極めて重要
な部位に対、しては植皮術その他の施術後におけるケロ
イド、ひきつれ、しわ等の発生を防止することができな
くなり、その結果、眼や[]唇粘膜の外反、流涙、流側
、角膜潰瘍、視力障害、言語障害、歯列の異常若しくは
開口不全による歯の治療の困難あるいは義歯装着の困難
など、種々の機能障害、酸形その他の障害が発生する。
本発明は適度の可撓性と強い弾性を有する支持体層と柔
軟で適度に弱い弾性を有する緩衝体層を積層して形成し
た基材に粘着剤層を設けたもので癲痕の部位に関係なく
人体の癲痕発生部位の皮膚面(二簡易に貼着して該皮膚
面を伸展位に安定に保持させ、所期の治療効果を容易(
−7ξjることかできるものである。
以下実施例について説明すると、適し新撓性(L、tc
やかさ)と強い弾性を有する支持体層(1)と柔軟で適
度に弱い弾性を有する緩衝体層(2)を適当な接着材(
6)を介し若しくは介せず一体に有する基材(3)を形
成し、前記基材の緩衝体層の下面には粘着剤層(4)を
設けて貼付材(7)が形成され、この粘着剤層の」−(
二は該粘着剤に対し剥離性な被覆(5)が貼着されてい
る。
一、lz記支持体層(1)は、これに積層された柔軟で
適度に弱い弾性を有する緩衝体層の変形を抑制して形成
された治療具を貼着した癲痕皮膚の伸縮を防止させるも
ので、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニルその他の独立
気泡を主体どする軟質フオームと硬質フオームのほぼ中
間の圧縮かたさ〔約0.02〜θ、/ 7 K9Arr
l (2j %圧縮応力)〕を有する半硬質フオームと
称されるような発泡体のほか、比較的軽量で適当な可撓
性(しなやかさ)と適度に強い弾性を有するプラスチッ
クシートその他があり、その厚さは材質に応じて適宜に
形成できるが、例えば上記ポリエチレン発泡体では、発
泡倍率(′″−もよるが、約/〜3rrm程度でよい場
合が多い。
又緩衝体層は前記の支持体層と皮膚(局所)間において
局所への当りを柔かくする緩衝の役をは−5= たし、外力を吸収して貼付(−イが貼着面から剥離し難
くすると共に通気性を有し、皮膚から発生ずる汗等を揮
散させ、水分による接着力の低下や接触性皮膚炎の発生
症等を予防できるもので、例えは軟質ポリウレタン発泡
体、ゴム系発泡体、エチレン−酢酸ビニル共重合体フオ
ームその他の軟質連続気泡を主体とする軟質フオームの
ほか、かさ高に形成したフェルト、ノーバインダー不織
布その他で形成できる。この緩衝層の厚みも材質に応じ
て適宜に形成でき、例えば軟質ポリウレタンフォーム等
の軟質フオームは約2〜10rmn程で好適な場合が多
い。
粘着剤層は施術部の皮膚を展張状態にして貼付利を貼着
したさい皮膚とよく接着し、外力に抗して長時間所要の
展張状態を保持する充分な接着力を有すると共に皮膚に
対し刺激その他かぶれ等の障害を起こすことのないもの
が好ましく、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ビニ
ルエーテル系その他の粘着剤が使用できる。これらの粘
着剤には必要(′″一応じてステロイド剤その他公知の
薬剤の 6− 所要量を液状、固状等で含有させ、前記基4′;1の所
要面へ薬剤入り粘着剤層を形成して一層予防若しくは治
療効果を」二げることができる。
基材の支持体層の上面01)は必要に応じて弱い粘着性
を付与したり、マット加工したりして滑り止め加工を施
こし、包帯等の圧迫固定用包帯類が滑脱等しないように
できる。
次に−[記の如く形成された貼付材の使用例を説明する
例/ 手背部に貼着固定する場合。
貼付材を手背部の貼着部位に応当して所要量に鋏等を使
用して裁断しておき、これを手を握りしめ手背部Qυの
皮膚を十分伸展させた状態にして前記載断貼付材(7)
をその被覆(5)を剥いで貼りつける。貼りつけ後は握
った指を伸ばしても、貼付部の皮膚は緊張、伸展状態の
まま安定に保持される(第3図A、13)。更にその上
から適当なサポータ−1副木、弾力包帯等で圧迫固定す
れば、前記状態が一層安定に維持できる。
例氾 頚部に貼着固定する場合 頚を前方に突き出して頚部(イ)の皮膚を十分伸展させ
た状態にしてその貼着部位に応当して裁断した貼付材(
7)を貼りつける。更にその」−から例えばコルセット
(至)により圧迫固定しておく。
この場合貼付材を貼着せずコルセットのみによる伸展、
安静保持では不十分なことが多く、ひきつれ、しわの発
生が生じ易いが、上記の如く貼付材を併用するとその心
配は全くない(第グ図A、B)。
例3 指部に筒状にして貼着固定する場合。
貼付材(7)を指の周囲に応当して巻き得る幅に裁断し
、これを応当する指に巻きつけるようにして貼りつける
(第夕図A、13)。その上からばんそうこうを貼って
合せ目が開かないように軽く締めつけておく。このよう
にすれば、指の屈伸運動の激しい小児特に乳幼児でも貼
着部における皮膚はよく固定されて伸縮せず安静に保持
できる。従来の副木や包帯は弛み易く固定維持は極めて
困難である。
例グ 下口唇に貼付材の支持体層に切目を入れ凹入部に
適合させて貼着固定する例5 下口唇は動かしたさいその両端(口角部)がしばしばく
びれて凹入するので平板状のままの貼付材を貼りつけて
も、口角部から剥離して皮膚の固定が不完全になり易い
。この下口唇(ハ)には平板状の貼付材の支持体層(1
)に前記口角部に生ずるくびれに沿った切目若しくは楔
状の切取部(8)を設けると貼付材(7)は切目若しく
は切取部に当る緩衝体層(2)が蝶番となって下口唇の
運動に適合して動くから前述の如く凹入する口角部から
剥離することがなく、所要の皮膚固定がよく保持できる
。このように貼付材を施用すれば、従来のアルミニュウ
ム板等を該当部に当て、その」−に頭部から下顎、頚部
にかけて弾力包帯をぐるぐる巻きつけて固定した場合に
生ずる開口障害、食事摂取困難その他の不都合が解消で
きる。
例夕 陰茎に貼付材を貼着固定する例。
陰茎は常時には柔軟で萎調しているが、尿道を有するた
め、これを伸展位に保持するさい強 9 − い圧迫をかけることはできない−1−1経時的に大きさ
の変化も激しく、又しばしば出し入れしなければならな
いものである。この陰茎にはこれを引き伸ばし、それに
応当して囲繞できる大きさに裁断した貼付材(7)の支
持体層(1)に適当な切開部(9)を適宜数設け(図で
は切開部を等間隔にグ個)、これを引き伸ばした状態の
陰茎(ハ)の外側に沿ってその切開部(9)を介して折
りdi+ (デて四角筒状あるいは互角筒状(図では互
角筒状)にして囲繞し、その上に弾力ばんそうこう(イ
)等を巻きつけて固定する(第2図A、B、C’)。こ
のように貼付材を角筒状に形成し陰茎の表面をその内腔
に適合させて接着保持するから、貼付材は陰茎の表面に
無理なく適合して接着し、そのさい緩衝体層のクッショ
ン性によって組織を損傷せず、尿排泄障害もなく且つ太
さの変動にもよく適合できる。
例乙 鼻が欠損若しくは変形等したさいの再建手術に使
用する例1 鼻の欠損、変形等に対する再建手術において−10− は、しばしば鼻尖、鼻孔等を左右対称あるいはやや過矯
正の位置に固定する必要が生じる。この場合には滅菌し
た所要大の貼付材を鼻の外形に対応して貼付できる大き
さの該貼付材(7)の大片(71)と、鼻孔内に折り曲
げて内接貼付できる大きさの貼付材(7)の小片(72
)を作り、前記の大片にはその支持体層(1)の仮想中
心線αDに対しほぼ対称に支持体層を貫通しない適宜深
さの切目線00を設け、該切口線を介して折り曲げ、こ
れを鼻尖(ハ)にかぶせて貼りつける。つぎに前記小片
をその粘着剤層を外側にして折り曲げ、粘着剤層を鼻孔
(ハ)の周蓋部Q惇に当て、鼻尖、鼻翼な前記大片と小
片の間にサンドウィッチ状に挾み、この状態のままその
数ケ所をマツトレス縫合(ト)すると共に大片の左右の
両端部を鼻を貫通して水平方向(左右方向)にマツトレ
ス縫合01)シて軽く結紮する。このようにすれば大小
片の各貼付第3の粘着剤層による皮膚面への接着と相俟
って、鼻尖、鼻翼は左右対称形にあるいは鼻尖を挙」ニ
した状態に確実に固定できる(第了図A、粘着剤層、(
5)は剥離性被覆、(7)は医療用貼付、I−B)。こ
の場合縫合糸に加わる圧力は貼付材の支持体層(1)に
より分散されると共に緩衝体層(2)により緩衝され、
組織の圧迫壊死等の障害は全然起らない。
本発明の貼付材は」二連の如き構成であるから、身体の
部位に関係なく、該部位の形状に応じて支持体層等を適
宜に加工してよく適合させて確実な貼着ができ、貼着部
位から脱落したり、すれ動いたすせず、安定に保持でき
、しかもそのさい圧迫保持するドレッシング等が著しく
簡略化でき、皮膚のひきつれ、しわその他の皮膚障害を
容易且つ簡単に予防あるいは治療でと、眼瞼縁その他の
危険な部位に施用しても副木のような危険性は全くなく
、その構造も簡単で施用も極めて容易にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜面図、第2図
は第7図のn−u線断面図、第3図ないし第2図は使用
例を示す概略説明図である。 (1)は支持体層、(2)は緩衝体層、(3)は基材、
(4)は−12− 特許出願人  冨 士 森 良 輔 特許出願人 ニチバン株式会社 −13− 手続補正書 昭和オ1年タ月認日 特許庁長官 若杉和夫 殿 ”J’f4”)i<示   昭和5♂年特許願第、3−
3−、2グ3号2発明の名称    医療用貼付材 3 補正をする者 氏猷名称) 冨士森   良輔 4 代理人               (外7名)
5 補正命令の日付              (自
発 )昭和  年  月  日 (発送日 昭和 年 月 日) 6 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄及び委任状7 補正の内
容 明細書中、 (1)第7頁3行「」−げることができる。」の次に[
上記粘着剤層は緩衝体層の下面全面に形成したもののほ
か、例えは施用部に傷口や潰瘍等があって粘着剤層が接
着すると不都合を生ずるような場合には、前述の如く緩
衝体層の下面全面に形成された粘着剤層はその周縁部を
残し中央部回器に脱脂綿その他の繊維の薄層、若しくは
ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂の連続的単繊維
からなる織布の薄層等を付着させて粘着性を防止するか
、あるいは粘着剤層は緩衝体層の下面の中央部回器な残
して周縁部のみに設けるか等したものが適宜に施用でき
る。」を加入する。 (2)委任状(冨士森 良輔)     7通以上  2− 手続補正書 昭和5g年7月15日 特許庁長官若 杉 和 夫殿 1 ゛」用肋Li<   昭和5g年特許願第331’
13号2発明の名称  医療用貼付材 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 ・1 代理人 (外 l 名) 5 補正命令の日付              (自
  発)昭和  年  月  日 (光送り  昭和 年 月 日) 6 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7 補正の内容 明細書中、 (11P、5下から’l 〜3行に跨る「約/ 〜3 
mm程度でよい場合が多い。」を「約05〜10mm程
度で普通は約l〜3 mm程度でよい場合が多い。又支
持体層が非通気性な場合には、その固有の性質を損なわ
ない程度に該層を貫通する微細孔乃至細孔等を設は通気
性、透液性にできる。」と訂正 (21P、乙、/I−/、2行に跨る「約2〜/ Om
m程で好適な場合が多い。」を「約/ −llOmm程
度で、普通は約ユ〜iomm程度でよい場合が多い。」
と訂正 (3)  P、’7、ユ行「一層予防若し」よりP、7
下からlt1行「脱等しないようにできる。」までを削
除し、つぎを加入する。 [一層予防若しくは治療効果を上げることができる。粘
着剤層は緩衝体層の下面に形成するほか、該緩衝体層の
F面に適当な接着剤を存して前記支持体層とほぼ同様な
裏当−ユ 一 層を設け、該裏当層の下面に粘着剤層を形成することも
できる。このように裏当層を設けると緩衝体層の下面の
変形も抑制でき、患部によっては一層すぐれた治療効果
が得られる。上記粘着剤層は基材の下面全面に設けても
よいが、例えば施用部に傷口や潰瘍等があってこれに直
接粘着剤層が接着すると不都合があるような場合は、傷
口や潰瘍等と接する部分の粘着剤層上に脱脂綿、ガーゼ
その他の繊維の薄層、ポリエステルその他合成樹脂の連
続単繊維製の網状布、織布等を重ねて粘着性を防止し、
施用部への定着はその周縁部の粘着剤層によるか、ある
いは粘着剤層は上記の傷口や潰瘍に該当する基材の部分
には設けずその周縁部に設は施用部へ定着できるように
してもよい。 基材の支持体層の上面(111は必要に応じて弱い粘着
性を付与したり、マット加工したりして滑り止め加工を
施こし、包帯等の圧迫固定用包帯類が滑脱等しないよう
にでき−3−〇八す る。」 以上 −グー 手続補正書 昭和39年グ 月Z/’日 特許庁長官 若杉和夫 殿 l事件の表示   昭和sg年特許願第332グ3号2
発明の名称     医療用貼付材 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (外7名) 4 代理人 5 補正命令の日付              (自
発)2 補正の内容 l 明細褐中、 (1)特許請求の範囲をつぎのとおり訂正する。 「/ 柔軟性な弾性のある緩i!I・I体層の上向に適
度の可撓性と強い弾性を有する支持体層を有する基材な
具え、該基材の緩衝体層の下方に粘着剤層を設けた医療
用貼付材。 ! 緩衝体層が軟質フオーム、支持体層が軟質フオーム
と硬質フオームの中間の圧縮かたさを有する半硬質フォ
ートで形成された特許請求範囲第7項に記載の医療用貼
付材。 3 緩衝体層が軟質ウレタンフオーム、支持体層がポリ
エチレンフオームである特許請求の範囲第1項または第
2項記載の医療用貼付材。 グ 粘着剤層が薬剤を含有する特許請求の範囲第7項な
いし第3項記載の医療用貼付材。  2− 5 支持体層が通気性、通液性を有し若しくは有しない
特許請求の範囲第1項ないI7第3項記載の医療用貼付
材。」 (2)  P、2.3〜グ行に渡る「用貼付材に関する
。」を「用、手術縫合側に対する被覆用等に使用する翳
療用貼付剤に関する。」と訂正する。 (8)  P、K、♂行[の他の障害が発生する。」を
削除し、つぎを加入する。 [の他の障害が発生ずる等の欠点がある。 又従来手術後の皮膚縫合側に対するドレッシングには、
該縫合組上に脱脂滅菌ガーゼ、綿花等を当てて、その上
からばんそうこうや包帯を用いて圧迫固定しており、こ
の縫合側が関節その他の運動部位にある場合には、その
傷を安静に保持する必要があり、そのため更に、副木、
コルセットあるいはギブス等を適宜に併用していた。上
記の脱脂滅菌ガーゼや綿花等の被覆材は血液その他の滲
出液をよく吸収して傷内の貯溜を防ぎ、傷に対する細菌
感染や癒合障害の予防には効果的であるが、上記の如く
血液 3− や滲出液を吸収したガーゼや綿花は容易に乾燥し、傷や
縫合糸に固着する。そのため前記の運動部位では、手術
後厳重な安静が保持されないかぎり、運動のたびに傷が
引張られて疼痛や出血を伴うばかりでなく、ガーゼ、綿
花等の被覆イ2は更新が困姉、となり、固着したこれら
の被覆材を無理に取替えようとすれば甚だしい疼痛を伴
うと共に癒合部を剥離離開させたり、出血させたりする
。特(=幼児の場合には前記の疼痛、出血に対する恐怖
感により治療への協力を拒み、その手当を一層困難にす
る。このような傷に対する固着を防止するため、軟こう
やプラスチックフィルム等の非固着性被覆材を使用して
いるが、これらは血液その他の滲出液の吸収性が悪いば
かりでなく、該非固着性被覆材は偏部から移動しやすく
、体の動きと共にずれ動いて傷が露出し損傷されたり、
汚染されたりする等の欠点があるほか、ドレッシングの
目的は上記の偏部 4 − の被覆以外に傷の安静と固定保持にあり、゛ドレッシン
グの仕方が悪く、ゆるんで傷の安定な固定保持ができな
いと、体を動かすたびに外力が傷に作用し縫合部におい
てはその癒着した部分の剥離やずれによる癒合不良を生
ずるばかりか、その縫合糸にも強い張力が加わって癒着
部に縫合糸痕などを残す原因となる等の欠点があり、可
動部位のドレッシングは厳重に行なう必要がある。 特に幼児の場合は重要である。」 (4)  P、3.77行[〔約0.02〜0. / 
7 I(g/cJ(,2,ff%圧縮応力)〕]を削除
する。 (5)  P、、lr、77行「指」を「指(ハ)」と
訂正する。 (6)P、10.3行「陰茎」を[陰茎シQ」と訂正す
る。 (7)  P、 / 、、2、グ行と5行の間に次を加
入する。 「例2 前頚部の手術縫合部に対して使用する例。 前頚部は腋窩部と共に身体中でもつともよく動き且つ動
き1〕が大きい。その上皮膚 5− が弛緩しているため癲痕拘縮がもっとも高度に発生する
部位である。この拘縮を防止するためには前頚部の皮膚
を十分伸展させた状態で固定する必要がある。このよう
な前頚部(ト)における手術終了後の縫合部01)(第
70図A)には、該縫合部」二に薄く軟こうを塗布する
か、若しくは細い軟こうガーゼ02を当るか(第9図B
)L、縫合部を垂直方向に伸展させ、その上がら支持体
層(1)に細孔(1a)を設けた貼付材(7)をその周
縁部の粘着剤を介して皮膚に貼着しく第9図C,D)、
その上を弾力包帯(3[有]を比較的厚く巻く(第2図
E)。このようにすれは貼付材はその周縁部が偏部01
)の周部の皮膚に密着し偏部の皮膚は伸展保持されて動
ず、該傷は厳重な安静状態に保持できる。従って、従来
前頭部の手術側から癲痕拘縮の発生を防止するためには
約乙ケ月間頚椎固定用硬性コルセットを装着しなければ
ならなかったような多大の苦痛(頭痛、肩凝り、 6− 歯痛、不眠、局所の痛み、装具圧迫による組織壊死等)
が生じないし、不十分な伸展保持による不都合も生じな
い。 例と 肘と手関節部の手術縫合部に対して施用する例。 材部(ロ)と手関節部(ハ)の手術縫合部0])(第7
0図A)J:に例7同様軟こう若しくは軟こうガーゼを
当て(第70図B)、材部と手関節部との縫合部を一体
的に被覆する大きさの貼付材(7)を、その周縁部の粘
着剤層を介して皮膚に貼着しく第70図C)、その」−
から弾力包帯またはサポータ−OQで圧迫する(第70
図D)。貼付材は貼着後に、その接着力が弱り剥離を生
ずるような場合には、前記同様にして更新すればよい。 このようにずれば簡単に縫合部は固定され、その状態の
まま手全体としである程度の運動が可能になるもので、
従来の副木あるいはコルセットを使用して固定した場合
のように長期間(約3ケ月)の支障を来すこと 7− はない。 例? 下腹部の手術縫合部に対して施用する例。 前例同様下腹部(イ)の縫合部01)(第1/図A)上
に軟こうガーゼを置き(第1/図B)、その」−に傷の
外周部に少なくとも数センチメートルの大きさの貼着材
(7)をその周縁部の粘着剤層を介して皮膚に貼着しく
第1/図C)、その上から腹帯(ハ)で圧迫固定する(
第1/図D)。下腹部は日常生活において、例えば立ち
座り等のような屈伸運動、ねじり運動の多い部位であり
、特に下腹部の下部に近づくほどコルセット等による固
定が困難となり、縫合部のケロイド拘縮(ひきつれ)量
大が発生し易いものであるが、」−述の如くするから、
傷の安静固定な容易、確実且つ安定にでき、ケロイド、
拘縮量大が発生しないばかりでなく、固定装具は柔軟性
があるため患者は早期歩行等も容易にできる。」  8 − (s)  P、 / 、2下から2行「第1図」を1第
1/図」と訂正する。 ■ 図面中、 (1)第6図を削除し、別紙訂正図面(第6図)を提出
する。 (2)第9図(A、B、C,D、 E)、第10図(A
、B、C,D)及び第1/図(A、B。 C,D)を補充する。 以上  9− 刀6腸 へ\−一一一一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 柔軟性な弾性緩衝体層の」−面に適度の可撓性と強
    い弾性を有する支持体層を有する基材を具え、該基材の
    緩衝体層の1・方に粘着剤層を設けた医療用貼付材。 2 緩衝体層が軟質フオーム、支持体層が軟質フオーム
    と硬質フオームの中間の圧縮がださを倚する半硬質フオ
    ームで形成された特許請求範囲第1項に記載の医療用貼
    付材。 3 緩衝体層が軟質フレタンフオーム、支持体層がポリ
    エチレンフオームである特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の医療用貼付材。 グ 粘着剤層が薬剤を含有する特許請求の範囲第7項な
    いし第3項記載の医療用貼付材。
JP5524383A 1983-04-01 1983-04-01 医療用貼付材 Expired JPS6027536B2 (ja)

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