JPS591768B2 - 転炉の組立方法 - Google Patents
転炉の組立方法Info
- Publication number
- JPS591768B2 JPS591768B2 JP53089554A JP8955478A JPS591768B2 JP S591768 B2 JPS591768 B2 JP S591768B2 JP 53089554 A JP53089554 A JP 53089554A JP 8955478 A JP8955478 A JP 8955478A JP S591768 B2 JPS591768 B2 JP S591768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace body
- ring
- support
- trunnion
- trunnion ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トラニオンリングに炉体を支持して構成され
る転炉を据付けるための組立方法に関する。
る転炉を据付けるための組立方法に関する。
或る先行技術では、たとえば実公昭53一4170に示
されるように、炉修作業としての炉内レンガ積みを容易
に行なうために炉体をトラニオンリングが位置する部分
で上下に分割し、上部炉体部は鉄床全周にわたつて固着
してある支持リングをトラニオンリングの上部にボルト
によつて取外し可能に固定し、一方、下部炉体部は鉄床
全周にわたつて固着してあるもう1つの支持リングをト
ラニオンリングの下部にボルトによつて取外し可能に固
定することで、必要に応じてトラニオンリングから炉体
を分割・分離あるいは逆に再組立を行ない得るよう構成
されたものがある。
されるように、炉修作業としての炉内レンガ積みを容易
に行なうために炉体をトラニオンリングが位置する部分
で上下に分割し、上部炉体部は鉄床全周にわたつて固着
してある支持リングをトラニオンリングの上部にボルト
によつて取外し可能に固定し、一方、下部炉体部は鉄床
全周にわたつて固着してあるもう1つの支持リングをト
ラニオンリングの下部にボルトによつて取外し可能に固
定することで、必要に応じてトラニオンリングから炉体
を分割・分離あるいは逆に再組立を行ない得るよう構成
されたものがある。
このような先行技術によれば、上部炉体部と下部炉体部
との分割端は単に対向して突き合わせてあるだけであり
、上部炉体部と下部炉体部との各重量はそれらの支持リ
ングを介してトラニオンリングによつて個別的に支持さ
れる。したがつて、特にトラニオンリング付近における
炉体鉄皮の熱変形は激しいため、単に対向して突き合わ
せただけでは双方の分割端がずれるおそれがあり、操業
上種々の支障をきたす。また、仮に上述の先行技術での
目的は別にして、上部炉体部と下部炉体部との分割端を
溶接するように構成するとしても、その炉体の外周面と
トラニオンリングの内周面との間が極めて狭いことから
、どうしても炉体の内側からだけの溶接となり、作業性
ならびに信頼性の面で不利となる。加えて、支持リング
とトラニオンリングとを固定するために多数本のボルト
およびそれに螺合するナツトとを必要とし、しかもその
ようなボルトが挿通する取付孔を個別的に加工しなけれ
ばならず、その生産性はすこぶる悪い。
との分割端は単に対向して突き合わせてあるだけであり
、上部炉体部と下部炉体部との各重量はそれらの支持リ
ングを介してトラニオンリングによつて個別的に支持さ
れる。したがつて、特にトラニオンリング付近における
炉体鉄皮の熱変形は激しいため、単に対向して突き合わ
せただけでは双方の分割端がずれるおそれがあり、操業
上種々の支障をきたす。また、仮に上述の先行技術での
目的は別にして、上部炉体部と下部炉体部との分割端を
溶接するように構成するとしても、その炉体の外周面と
トラニオンリングの内周面との間が極めて狭いことから
、どうしても炉体の内側からだけの溶接となり、作業性
ならびに信頼性の面で不利となる。加えて、支持リング
とトラニオンリングとを固定するために多数本のボルト
およびそれに螺合するナツトとを必要とし、しかもその
ようなボルトが挿通する取付孔を個別的に加工しなけれ
ばならず、その生産性はすこぶる悪い。
したがつてこのような先行技術を転炉据付時の組立て方
法として採用するには無理がある。
法として採用するには無理がある。
本発明の目的は、転炉据付時の組立を容易に行なうこと
ができるようにしてその作業性を向上させ、しかも製作
時の生産性をも向上させることができるようにした改良
された転炉の組立方法を提供することである。第1図は
本発明の一実施例のトラニオンリング6の正面図であり
、第2図は炉の上部炉体部3の正面図であり、第3図は
下部炉体部5の正面図である。
ができるようにしてその作業性を向上させ、しかも製作
時の生産性をも向上させることができるようにした改良
された転炉の組立方法を提供することである。第1図は
本発明の一実施例のトラニオンリング6の正面図であり
、第2図は炉の上部炉体部3の正面図であり、第3図は
下部炉体部5の正面図である。
炉体1は、製作工場において上部支持装置2が固着され
た上部炉体部3と、下部支持装置4が固着された下部炉
体部5とに分割された状態で準備される。上部炉体部3
と下部炉体部5との各分割端は、参照符8,9でそれぞ
れ示されている。この分割端8,9は、炉体1をトラニ
オンリング6に取付けた状態では、トラニオンリング6
よりも下方となる位置に選ばれる。第4図は本発明の組
立方法が実施される転炉の分解斜視図であり、第5図は
その組立てが完了した状態における一部切欠き斜視図で
あり、第6図は組立てが完了した状態におけるトラニオ
ン軸10付近の縦断面図である。
た上部炉体部3と、下部支持装置4が固着された下部炉
体部5とに分割された状態で準備される。上部炉体部3
と下部炉体部5との各分割端は、参照符8,9でそれぞ
れ示されている。この分割端8,9は、炉体1をトラニ
オンリング6に取付けた状態では、トラニオンリング6
よりも下方となる位置に選ばれる。第4図は本発明の組
立方法が実施される転炉の分解斜視図であり、第5図は
その組立てが完了した状態における一部切欠き斜視図で
あり、第6図は組立てが完了した状態におけるトラニオ
ン軸10付近の縦断面図である。
これらの図面において第1図〜第3図の対応部分には同
一の参照符を付す。上部支持装置2について説明する。
上部炉体部3には支持リング12が溶接されており、支
持リング12はリブ13によつて補強されている。トラ
ニオンリング6の一直径延長線上には、一対のトラニオ
ン軸10が取付けられている。トラニオンリング6のト
ラニオン軸10の根元部に相当する上部位置には、炉軸
に平行に延びる支持首14が上方に突出して固着される
。また支持首14の根元部には増嵩部15が設けられる
。支持首14は、支持リング12に形成されている穴1
6に嵌込まれる。こうして支持首14は、トラニオン軸
10の根元部に相当する位置に設けられており、したが
つて穴16は炉体1の一直径延長線上にある。支持首1
4に形成されているコツタ穴17に支持リング12より
も上方でコツタ18を打込んで止める。支持リング12
とトラニオンリング6との接触は、増嵩部15にのみ限
られる。このようにして上部支持装置2とトラニオンリ
ング6とを接続し、上部炉体部3をトラニオンリング6
で支持する。下部炉体部5に固着された下部支持装置4
は、リブによつて補強された係合突部19を有する。
一の参照符を付す。上部支持装置2について説明する。
上部炉体部3には支持リング12が溶接されており、支
持リング12はリブ13によつて補強されている。トラ
ニオンリング6の一直径延長線上には、一対のトラニオ
ン軸10が取付けられている。トラニオンリング6のト
ラニオン軸10の根元部に相当する上部位置には、炉軸
に平行に延びる支持首14が上方に突出して固着される
。また支持首14の根元部には増嵩部15が設けられる
。支持首14は、支持リング12に形成されている穴1
6に嵌込まれる。こうして支持首14は、トラニオン軸
10の根元部に相当する位置に設けられており、したが
つて穴16は炉体1の一直径延長線上にある。支持首1
4に形成されているコツタ穴17に支持リング12より
も上方でコツタ18を打込んで止める。支持リング12
とトラニオンリング6との接触は、増嵩部15にのみ限
られる。このようにして上部支持装置2とトラニオンリ
ング6とを接続し、上部炉体部3をトラニオンリング6
で支持する。下部炉体部5に固着された下部支持装置4
は、リブによつて補強された係合突部19を有する。
トラニオンリング6のトラニオン軸10の根元部に相当
する上部位置には、ストツパ20が固着される。下部支
持装置4の係合突部19をストツパ20に嵌込む。その
後、分割端8,9を突合わせた状態で全周にわたつて溶
接して、転炉が組立てられる。トラニオンリング6の下
部に固着されているストツパ20は、下方に開放した凹
所23を有しており、炉体1を構成する下部炉体部5か
ら半径方向外方に間隔dをあけて形成されている。係合
突部19は、下部炉体部5の分割端9よりも下方の位置
に形成されている。ストツパ20の凹所23に係合突部
19が上下に嵌まり込んで係合して炉体1とトラニオン
リング6との周方向の相●互の変位が阻市される。
する上部位置には、ストツパ20が固着される。下部支
持装置4の係合突部19をストツパ20に嵌込む。その
後、分割端8,9を突合わせた状態で全周にわたつて溶
接して、転炉が組立てられる。トラニオンリング6の下
部に固着されているストツパ20は、下方に開放した凹
所23を有しており、炉体1を構成する下部炉体部5か
ら半径方向外方に間隔dをあけて形成されている。係合
突部19は、下部炉体部5の分割端9よりも下方の位置
に形成されている。ストツパ20の凹所23に係合突部
19が上下に嵌まり込んで係合して炉体1とトラニオン
リング6との周方向の相●互の変位が阻市される。
第4図〜第6図示の構造を有する支持装置2,4によれ
ば、炉体1の傾動角度が零度すなわち炉軸が鉛直である
ときの炉体全車量は、トラニオンリング6の増嵩部15
と支持リング12との接触面で支持される。
ば、炉体1の傾動角度が零度すなわち炉軸が鉛直である
ときの炉体全車量は、トラニオンリング6の増嵩部15
と支持リング12との接触面で支持される。
トラニオンリング6の上面と支持リング12の下面との
間では隙間が設けられ、支持リング12の変形が不必要
に拘束されない。炉体1の支持点をトラニオン軸10の
根元部における2つの増嵩部15に限ることにより、従
来の3個所以上で支持する構造では避けられなかつた炉
体の変形に伴なう各荷重点での荷重分布の変動が無くな
る。したがつて支持点である増嵩部15には、炉体の変
形に拘らず常に炉体重量の半分がかかることになり、よ
り経済的な設計が可能である。下部支持装置4は、炉体
1の傾動に伴なつて生じる荷重の一部を支持するのみで
あるので、従来の下部支持装置に比べて構造が簡単で、
充分強固なものとすることができる。したがつて、炉体
1の経年変形や局部的な熱変形に拘らず、炉体1をトラ
ニオンリング6内に浮動保持し、しかも傾動時を含めて
炉体荷重を的確に支持することができる。炉体1の据付
組立てにあたつては、まず完成されているトラニオンリ
ング6を据付け台7上に水平に保持する。
間では隙間が設けられ、支持リング12の変形が不必要
に拘束されない。炉体1の支持点をトラニオン軸10の
根元部における2つの増嵩部15に限ることにより、従
来の3個所以上で支持する構造では避けられなかつた炉
体の変形に伴なう各荷重点での荷重分布の変動が無くな
る。したがつて支持点である増嵩部15には、炉体の変
形に拘らず常に炉体重量の半分がかかることになり、よ
り経済的な設計が可能である。下部支持装置4は、炉体
1の傾動に伴なつて生じる荷重の一部を支持するのみで
あるので、従来の下部支持装置に比べて構造が簡単で、
充分強固なものとすることができる。したがつて、炉体
1の経年変形や局部的な熱変形に拘らず、炉体1をトラ
ニオンリング6内に浮動保持し、しかも傾動時を含めて
炉体荷重を的確に支持することができる。炉体1の据付
組立てにあたつては、まず完成されているトラニオンリ
ング6を据付け台7上に水平に保持する。
次いで、上部炉体部3をクレーンで吊り上げてトラニオ
ンリング6に上部炉体部3を上方から載置し、増嵩部1
5に支持リング12を支持する。そこで支持首14を支
持リング12の穴16に挿通し、そのコツタ穴17に支
持リング12の上方でコツタ穴8を嵌装して支持する。
次いで、下部炉体部5を上部炉体部3の直下にもたらし
、下部炉体部5の分割端9を上部炉体部3の分割端8に
当接し、かつ係合突部19とストツパ20とを係合した
状態とする。その後、両分割端8,9を溶接する。
ンリング6に上部炉体部3を上方から載置し、増嵩部1
5に支持リング12を支持する。そこで支持首14を支
持リング12の穴16に挿通し、そのコツタ穴17に支
持リング12の上方でコツタ穴8を嵌装して支持する。
次いで、下部炉体部5を上部炉体部3の直下にもたらし
、下部炉体部5の分割端9を上部炉体部3の分割端8に
当接し、かつ係合突部19とストツパ20とを係合した
状態とする。その後、両分割端8,9を溶接する。
分割端8,9の溶接部はトラニオンリング6の下方にお
いて炉体1の内周面から行なうとともに、炉体1の外周
面からも行なう。ストツパ20は、炉体1から半径方向
外方に間隔dをあけて形成されており、また係合突部1
9は下部炉体部5の分割端9よりも下方の位置に形成さ
れているので、炉体1の外周面における分割端8,9の
溶接作業を容易に行なうことができる。特にストツパ2
0と係合突部19は、炉体の周方向に部分的に形成され
ているだけであるので、作業性が極めて良好である。こ
のような転炉の組立方法によれば、上部支持装置2およ
び下部支持装置4は、管理の行届いた製作工場内で各炉
体部3,5に溶接される。そのため溶接の精度および品
質が向上される。また組立作業時において、炉体1をト
ラニオン軸10のまわりにウインチ装置などで回動させ
る必要がないので、安全である。さらに分割端8,9の
溶接は、単純な周方向溶接であるので自動溶接機を使用
することができ、しかも溶接工程が単純であるゆえに溶
接欠陥の発生を最小限に抑えることができる。以上のよ
うに本発明によれば、上部炉体部と下部炉体部との分割
端はトラニオンリングの下方に位置し、しかもストツパ
20は炉体から半径方向外方に間隔をあけて形成されて
おり、また係合突部19は下部炉体部の分割端よりも下
方の位置に形成されているので、両方割端の溶接作業を
容易に行なうことができる。
いて炉体1の内周面から行なうとともに、炉体1の外周
面からも行なう。ストツパ20は、炉体1から半径方向
外方に間隔dをあけて形成されており、また係合突部1
9は下部炉体部5の分割端9よりも下方の位置に形成さ
れているので、炉体1の外周面における分割端8,9の
溶接作業を容易に行なうことができる。特にストツパ2
0と係合突部19は、炉体の周方向に部分的に形成され
ているだけであるので、作業性が極めて良好である。こ
のような転炉の組立方法によれば、上部支持装置2およ
び下部支持装置4は、管理の行届いた製作工場内で各炉
体部3,5に溶接される。そのため溶接の精度および品
質が向上される。また組立作業時において、炉体1をト
ラニオン軸10のまわりにウインチ装置などで回動させ
る必要がないので、安全である。さらに分割端8,9の
溶接は、単純な周方向溶接であるので自動溶接機を使用
することができ、しかも溶接工程が単純であるゆえに溶
接欠陥の発生を最小限に抑えることができる。以上のよ
うに本発明によれば、上部炉体部と下部炉体部との分割
端はトラニオンリングの下方に位置し、しかもストツパ
20は炉体から半径方向外方に間隔をあけて形成されて
おり、また係合突部19は下部炉体部の分割端よりも下
方の位置に形成されているので、両方割端の溶接作業を
容易に行なうことができる。
またこの分割端は、トラニオンリング付近の熱変形が著
しい領域よりも下方にあり、溶接箇所の信頼性の面でも
好都合となる。このような分割端の相互の溶接は、トラ
ニオンリングが水平な姿勢のままで、したがつて炉軸が
鉛直方向のままで、周方向に沿つてたとえば自動溶接機
などを用いて行なうことができ、この点で作業性を極め
て向上することができるとともに、溶接品質の向上を図
ることができる。上部炉体部への支持リングの固着およ
び下部炉体部へのストツパ19の固着などの溶接作業は
、製作工場で予め行なつておき、転炉の据付け現場にお
いて行なう必要がないので、溶接品質の向上と、据付け
作業の迅速化を図ることができる。
しい領域よりも下方にあり、溶接箇所の信頼性の面でも
好都合となる。このような分割端の相互の溶接は、トラ
ニオンリングが水平な姿勢のままで、したがつて炉軸が
鉛直方向のままで、周方向に沿つてたとえば自動溶接機
などを用いて行なうことができ、この点で作業性を極め
て向上することができるとともに、溶接品質の向上を図
ることができる。上部炉体部への支持リングの固着およ
び下部炉体部へのストツパ19の固着などの溶接作業は
、製作工場で予め行なつておき、転炉の据付け現場にお
いて行なう必要がないので、溶接品質の向上と、据付け
作業の迅速化を図ることができる。
こうして本発明では、トラニオンリング6の増嵩部15
と支持リング12との接触面で炉体の全重量を支持する
ようにした構成において、上下炉体部の分割端をトラニ
オンリングの下方に位置することによつて、上述の画期
的な効果を達成することができるようになつた。
と支持リング12との接触面で炉体の全重量を支持する
ようにした構成において、上下炉体部の分割端をトラニ
オンリングの下方に位置することによつて、上述の画期
的な効果を達成することができるようになつた。
第1図は本発明の一実施例のトラニオンリング6の正面
図、第2図は上部炉体部3の正面図、第3図は下部炉体
部5の正面図、第4図は本発明の他の実施例の転炉の分
解斜視図、第5図は第4図示の転炉の組立てが完了した
状態における一部切欠き斜視図、第6図は第5図示のト
ラニオン軸10付近の縦断面図である。 1・・・・・・炉体、2・・・・・・上部支持装置、3
・・・・・・上部炉体部、4・・・・・・下部支持装置
、5・・・・・・下部炉体部、6・・・・・・トラニオ
ンリング、8,9・・・・・・分割端、10・・・・・
・トラニオン軸、12・・・・・・支持リング、14・
・・・・・支持首、15・・・・・・増嵩部、16・・
・・・・穴、17・・・・・・コツタ穴、18・・・・
・・コツタ、19・・・・・・係合突部、20・・・・
・・ストツパ。
図、第2図は上部炉体部3の正面図、第3図は下部炉体
部5の正面図、第4図は本発明の他の実施例の転炉の分
解斜視図、第5図は第4図示の転炉の組立てが完了した
状態における一部切欠き斜視図、第6図は第5図示のト
ラニオン軸10付近の縦断面図である。 1・・・・・・炉体、2・・・・・・上部支持装置、3
・・・・・・上部炉体部、4・・・・・・下部支持装置
、5・・・・・・下部炉体部、6・・・・・・トラニオ
ンリング、8,9・・・・・・分割端、10・・・・・
・トラニオン軸、12・・・・・・支持リング、14・
・・・・・支持首、15・・・・・・増嵩部、16・・
・・・・穴、17・・・・・・コツタ穴、18・・・・
・・コツタ、19・・・・・・係合突部、20・・・・
・・ストツパ。
Claims (1)
- 1 炉体を、トラニオンリングよりも下方となる位置で
上部炉体部と下部炉体部とに分割して準備し、この上部
炉体部には、炉体の一直径延長線上で上下の挿通する穴
を有する支持リングが固着されており、トラニオンリン
グには、トラニオン軸の根元部に相当する位置で前記穴
を挿通する支持首が上方に突出して固着され、この支持
首の上部にはコツタ穴が形成され、支持首の根元部には
増嵩部が設けられ、トラニオンリングの下部には、下方
に開放した凹所を有するストッパが炉体から半径方向外
方に間隔をあけて形成され、下部炉体部には、係合突部
がその下部炉体部の分割端よりも下方の位置に形成され
ており、ストッパの凹所に係合突部が嵌り込んで係合し
て炉体とトラニオンリングとの周方向の相互の変位が阻
止されるように構成され、水平に保持されたトラニオン
リングに上部炉体部を上方から載置して増嵩部に支持リ
ングを支持し、支持首を支持リングの穴に挿通し、コツ
タ穴に支持リングの上方でコツタを嵌装して支持し、下
部炉体部を上部炉体部の直下にもたらし、下部炉体部の
分割端を上部炉体部の分割端に当接し、かつ係合突部と
ストッパとを係合した状態とし、その後、両分割端を溶
接することを特徴とする転炉の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53089554A JPS591768B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 転炉の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53089554A JPS591768B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 転炉の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5518535A JPS5518535A (en) | 1980-02-08 |
JPS591768B2 true JPS591768B2 (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=13974032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53089554A Expired JPS591768B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 転炉の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591768B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100815987B1 (ko) * | 2001-08-17 | 2008-03-21 | 주식회사 포스코 | 정련로의 베어링블럭 잠금장치 |
KR101675262B1 (ko) * | 2015-06-18 | 2016-11-11 | 주식회사 포스코 | 전로 베셀의 현가장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534170U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 |
-
1978
- 1978-07-21 JP JP53089554A patent/JPS591768B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534170U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5518535A (en) | 1980-02-08 |
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