JPS59176600A - 爆薬カ−トリツジおよびその爆薬カ−トリツジを用いた導爆線起爆方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、作業足場または作業台船上より海底岩盤に穿
孔し、この穿孔に爆薬カートリッジを装置し、次いで水
中において同カートリッジより引出した導爆支線と導爆
幹線とを接続し導爆幹線に取付けだ電気雷管を用いて水
中爆破を行わんとする爆薬カートリッジおよびその爆薬
カートリッジを用いた導爆線起爆方法に関するものであ
る。

従来水中爆破の起爆方式には、有線起爆方式、超音波あ
るいは電磁誘導などによる無線起爆方式がある７５（何
れも装薬完了後から発破時まで、電気雷管と爆薬とが一
体となっていて、これが長時間その状態が継続する。し
たがってこれは危険であって火薬類の管理上好ましくな
い。

これに対し導爆線起爆方式がある。これは発破直前に導
爆線に電気雷管を取付けるだけですみ、電気雷管の取扱
い工程を最少限に抑えることができる。

しかしこれは作業足場または作業台船上よりの全穿孔作
業が完了した後、孔壁保護のだめ硬質の塩ビ管を挿入し
、この後、ダイパーが水中でこれに導爆線付きダイナマ
イトと増ダイナマイトを装薬して導爆線を結線し、導爆
線に取付けた電気雷管で起爆するものである。

したがってこれは、（１）ダイパーに装薬、結線作業の
全てを依存しているので、ダイパーの作業に多くの負担
がかかる上穿孔数が多いと火薬類の管理に問題を生じる
。（２）導爆線はこすれに弱いので長期間強潮流にさら
されると不発を起こす恐れカニある。（３）ダイパー（
（よる装薬の確認が難しい。

本発明は発破作業において最も取扱い上危険な電気雷管
を発破直前に導爆線に取付けるだけですむ前記の導爆線
起爆方式を採用し、そしてこの方式の有する、前記せる
欠点を、爆薬カートリッジを使い、しかも導爆結線の際
同カートリッジ内にたる捷せて収納しておいた導爆支線
を、随時これより取出して行うように干ることによりこ
れを克服したものである。

その発明要旨は硬質の塩ビ管に爆薬を装填し、この爆薬
に添って導爆支線を添設し、これを同管内の上方の空間
部内にたるませ、端部を塩ビ管の管キャップに装着シた
ゴム栓に連繋しだ爆薬カートリッジであり、また作業足
場オたは作業台船上よりそれに備えた穿孔機で海底岩盤
に穿孔し、そして硬質の塩ビ管に爆薬を装填し、この爆
薬に添設した導爆支線を同管の空間部内でたるませてお
いた爆薬カートリッジを、前記穿孔内に作業足場捷たは
作業台船上より装薬し、同カートリッジよねたるませで
ある導爆支線を引出し、これを接続金具を介して導爆幹
線と接続し、導爆幹線に電気雷管を取付け、この電気雷
管と発破器とを連繋して水中爆破を行う爆薬カートリッ
ジを用いた導爆線起爆方法である。

これを図面に基いて詳述する。

第１図は爆薬カートリッジ（１０）が示されている。

（１）は硬質の塩ビ管、（２）はその中に装填された爆
薬、（３）は底栓で塩ビ管（１）の底にビス止めされる
。

（５）は同管の口にビス止めされた管キャップ、（４）
は導爆支線である。（４”）は塩ビ管（１）内において
爆薬（２）の両側と底部に亘って添設した導爆支線、（
４１）は爆薬（２）に添設の終った導爆支線（４）をダ
ブルにして塩ビ管（１）の上方の空間部（１１）内にた
るませて収容した導爆支線、（４１１１）はその両端部
の導爆支線で、これは管キャップ（５）の孔（５′）に
挿入し、そしてこの導爆支線（、ｕｌ）を管キャップ（
５）に装着したゴム栓（６）とひも（４ｏ）で連繋して
おく。

なお導爆支線（４）を前記のようにダブルとなした理由
は次のとおりである。すなわち、 今、かりに、導爆支線（４）の一方の端部（４・・′）
が管キャップ（５）内にあり他方の端部（４／ＩＩ　）
が爆薬（２）に添って塩ビ管（１）の底部にあるという
、シングルであると、両端部間に水圧がかかりその切口
より浸水することになるので、これをダブルにして防止
することと、またシングルよりダブνの方が当然強力で
あって取扱い中の切断防止に役立つためである。

（８）ｌｌ−を吊金具、（９）は水抜き孔である。

本発明においては、この爆薬カートリッジ（ｌｏ）を海
底岩盤（７）の穿孔（１５）内に装薬するのであるが、
これには、先ずこの爆薬カートリッジ（ｌＯ）を作業足
場（１１）あるいは作業台船上で慎重に作成する。

そして、第２図で示すように、作業足場（１１）上に設
置した穿孔機（１２）（１２）で海底岩盤（グ）に穿孔
すて挿入する。

次いで同図（ハ）で示すように、穿孔（１５）が完成す
（５） れば、ピッ）（Ｉ３）を引き抜き、そして作業足場（１
１）上よりクローラークレン（１６）で、穿孔（１５）
内に爆薬カートリッジ（１０）を吊上げて装薬する。（
同図（ニ）参照）装薬後はケーシングパイプ（１４）を
引抜く、（同図（ホ）参照） なお第２図において、（上り）はランチャ−と称される
ものであって、この中に爆薬カートリッジ（１０）ｆｆ
−セットして同カートリッジ（１０）の穿孔（１５）へ
の装薬を行う。

このようにして多数の穿孔（１５）に装薬し終った爆薬
カートリッジ（１０）同志を、第４図で示すように、ダ
イパー（Ｄ）により、導爆線結線を行う。

これには、先ず、ダイパー（Ｄ）ｌ−ｔ、水中において
同カートリッジ（１０）の管キャップ（５）よりゴム栓
（６）を取外子、そう干ると、これに伴って同カートリ
ッジ（１０）の空間部（１１）内にたるませであるダブ
νの導爆支線（４′）（４１）が引出される。この導爆
支線（４１）（４＋）は接続金具（２ｏ）を介して導爆
幹線（２６）と接続されるがこれを説明する。

第５図ないし第７図において、（２ｏ）は接続金具を（
６） 示し、これは両底板（２３）（２３１）間に固定軸（２
２）を有し、固定＠１１（２２）の一方の突出端に爆薬
カートリッジ（１０）の吊金具（８）を挿入してこれを
ボルトナツト（２１）で固着干るように干る。

（２４）は周壁であって、これに導爆幹線（２６）を挿
入するための透孔（２５）（２５）と、導爆支線（４１
）を挿入子るだめの透孔（２５Ｉ）（２５１）を設ける
。（３１）け導爆幹線（２６）を挿入する透孔（２５）
の外側に取付けた半割管で挿入した導爆幹線（２６）の
基部をこれで受け、外周にビニ−％バイブ（３９）を巻
いてその基部を固定する。

一方の底板（２３）６周壁（２４）と一体であってその
中にゴムスペーサ（２７）が嘆充される。他方の底板（
２３１）ｒｆｉ固定＠（２２）に差しピン（２日）で固
定される。

前記のようにダイパー（６）は爆薬カートリッジ（ｌＯ
）より導爆支線（４１）（４′）を引き出し、その端を
、第１図で水子ように、接続金具（２０）の透孔（２５
１）より中に差し込み固定＠（２２）に引掛けてその端
を、再び同透孔（２５１）より取出し、そして、舘５図
で示すように、その余長を爆薬カートリッジ（１０）の
塩ビ管（１）にインシュロック（２９）をもって止着す
る。（３０）は導爆支線（４’　）（ａ”１の余長部同
志を括り付けるインシュロックである。

まだ導爆幹線（２６）は、接続金具（２０）内で第９図
で水子ように、導爆支線（４１）に直交状に接触するよ
うに、半割管（３１）に沿αｍ、（２５）〆よね挿入し
反対側の透孔（２５）より導出する。

ナなわち海底岩盤（７）の穿孔（１５）内で装薬された
多数の爆薬カートリッジ（ｌｏ）（、ｘｏ）・・・・ｄ
％炬８図で水子ように、接続金具（２０）（２０）・・
・・を介して全て導爆幹線（２６）と接続される。そし
て同図で示すように、両端の導爆幹線（２６）（２６）
を、シンカー（３２）とブイ（３３）との間に張設され
たワイヤ（３４）（３４）に宿ってブイ（３３）（３３
）まで導き、水面上においてこれに電気雷管（３５）（
３５）を取付ける。

次いで電気雷管（３５）（３５）にサブケーブル（３６
）（３６）を取付けこれに発破母線（３７）を取付は発
破器（３日）と連繋干る。

後は発破器（３日）によって発破を行えばよい。

本発明は次のような効果を奏し得られるものである。

発破工事に使用干る火薬類の中で最も衝撃に対して敏感
なものは雷管でこれを取扱うには繊細な注意と慎重な取
扱いが要求されるが、本発明によれば発破直前に電気雷
管を導爆幹線に取付けるだげで済むので、全ての作業が
安全であって容易に行うことができる。

捷だ爆薬カートリッジは作業足場捷たけ作業台船上で作
成中ることができるので火薬類の管理を充分に行うこと
ができ、そして作業足場または作業台船上から海底岩盤
に装薬することができるので装薬位置の管理が容易にで
きるし、まだダイパーによる作業も簡易化されそれだけ
安全に作業を行うことができ作業上の誤りも少なくなる
。

そして導爆支線は結線日まで爆薬カートリッジの中に収
納されているので強潮流下でもその保護は完全であ′る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は爆薬カートリッジの縦断側面図、第２図は作業
足場上の作業状態を示す正面図、第３図（イ）（ロ）（
ハ）（ニ）（ホ）（へ）は穿孔機のビットによる穿孔状
態を順次説明干る縦断側面図、第４図はダイパーによる
作（９） 業状態を示す斜視図、第５図は爆薬カー）　ＩＪツジに
接続金具を取付けたその縦断側面図、第６図は接続金具
の側面図、第７図は第６図のＢ−Ｂ線断面図、第８図は
本装置全体の結線状態を示す斜視図である。 ｌ・・・・硬質の塩ビ管　１１・・・・空間部　２・・
・・爆薬４．４　＋　、・・・導爆支線　５・・・・管
キャップ　ツ・・・・海底岩盤　工０・・・・爆薬カー
トリッジ　１１・・・・作業足場または作業台船　１２
・・・・穿孔機　１５・・・・穿孔　２０・・・・接続
金具　２６・・・・導爆幹線　３５・・・・電気雷管　
３日・・・発破器 烏与　由 工計Ｗ 之５由 特開昭５９−１７６６００　（７）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ゛　（１）硬質の塩ビ管に爆薬を装填し、この爆薬に添
   って導爆支線を添設し、これを塩ビ管内の子方の空間部
   内にだる捷せ、その端部を塩ビ管の管キャップに装着し
   たゴム栓に連繋した爆薬カートリッジ。 （２）作業足場または作業台船上より穿孔機をもって海
   底岩盤に穿孔し、そして硬質の塩ビ管に爆薬を装填しこ
   の爆薬に添設しだ導爆支線を同管の空間部内でたるませ
   ておい賃爆薬カートリッジを、前記穿孔内に作業足場ま
   たは作業台船上より装薬し、同カートリッジより導爆支
   線を引出し、これを接続金具を介して導爆幹線と接続し
   、導爆幹線に電気雷管を取付け、この電気雷管と発破器
   とを連繋して水中爆破を行う爆薬カートリッジを用いた
   導爆線起爆方法。