JPS59176255A - 2−〔2−ヒドロキシ−4−(置換)フエニル〕ピペリジン化合物 - Google Patents

2−〔2−ヒドロキシ−4−(置換)フエニル〕ピペリジン化合物

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JPS59176255A
JPS59176255A JP59048963A JP4896384A JPS59176255A JP S59176255 A JPS59176255 A JP S59176255A JP 59048963 A JP59048963 A JP 59048963A JP 4896384 A JP4896384 A JP 4896384A JP S59176255 A JPS59176255 A JP S59176255A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒトを含む哺乳動物に用いるCNS剤として
、特に鎮痛剤、鎮吐剤および制瀉剤として、有用な一定
の2−ンエニルピイリジン化合物、さらに特定すれば式 の一定の2−〔2−ヒト四キシ−4−(zw−置換)フ
ェニルコピ4リジンまたはそれらの薬学的に許容し得る
酸付加塩、それらを含有する薬剤組成物の製法および七
のための中間体に関する。
今日の多くの鎮痛剤の有効性にもかかわらず新規で改良
された薬剤の探求が続いており、このことは広水準の痛
みの制御に有用であってしかも最少限の副作用を伴なう
薬剤の欠如を示している。
最も普通に用いられている薬剤であるアスピリンはひど
い痛みの制御には実用的な価値を有せず、種々の望まし
くない副作用を示すことが知られている。a−プロポキ
シフェン、コディン、および9ルヒネのようなその他の
より強力な鎮痛剤は中毒傾向を有する。改良された強力
な鎮痛剤に対する必要性はそのため明らかである。
さらに最近では鎮痛剤としてのカンナビノール型化合物
に大きな関心が示されてきた。例えば19711Eニユ
ーヨーク州ニユ゛−ヨーク市アヵデミンク・プレス(A
cadθmic PrθθS)、アール・メシュラム(
R,Mechoulam )編、 [マリヮーナ・ケミ
ストリー、ファーマコロジイ、メタポリズム・アンド・
クリニカル・工7エクッJ (”MarijuanaC
hemistry、 Pharmacology、 M
etabolism andClinical Eff
ects”);メシュシム(Mechoulam)外、
ケミカル・レビューズ(Chemica’l Revi
ews )。
ハ、75−112(1976)を参照されたい。
1976年4月26日発行の米国特許第4.147.8
号には、式 (式中R2およびR3は、本発明の式(Ilの化合物に
ついて定義された通りのR2およびR3と共通の一定の
意味を有する)の一連の3−〔2−ヒドロキシ=4−(
置換)フェニル〕−ピS リジンCNS剤が示されてい
る。式(II)の化合物は、哺乳動物に使用するだめの
活性な鎮痛剤、精神安定剤、鎮静剤および抗不安剤であ
り、そして/または鎮痙剤、利尿剤剤および制瀉剤とし
て活性である。
1981年12月15日発行の米国特許第4,306,
097号には、3−〔2−ヒドロキシ−4−(lt換)
フェニルコシクロアルカノール鎮痛剤が記載されている
今回、一定の2−〔2−ヒドロキシ−4−(置換)フェ
ニル〕ピペリジンおよびその誘導体は、特にヒトを含む
哺乳動物における鎮痛剤、精神安定剤、鎮静剤および抗
不安剤および/またはヒトを含む哺乳動物における鎮痙
剤、利尿剤および制瀉剤のような、有効なCNS剤であ
ることがわかった。
これらは、鎮痛剤、制瀉剤として、および特に抗腫瘍剤
により誘発された嘔吐および吐気の治療と予防のための
薬剤として、上記の哺乳動物に特に有効である。非麻痺
性であり中毒傾向のない上記の発明の化合物は、式 の化合物またはその薬学的に許容し得る酸付加塩である
式中、R1はH1ベンジル基、ベンゾイル基、ホルミル
基、(C2−C7)アルカノイル基またはGO(CHz
)、pNR,iRs (ここでpは0または1−4であ
り、R4オよヒR5は各々Hまたは(C1−C4>アル
キル基であるか、あるいはそれらが結合している窒素原
子と一緒になってピロリジノ基、ピロロ基、ピロリジノ
基、モルホリノ基またはN−((C1−C4)アルキル
コピにラジノ基を形成する)であり;R2はH,ホルミ
ル基、(cl−C6)アルキル基、(C2−G6)アル
ケニル基、(C2−06)アルキニル基、(C2−C7
)ヒドロキシアルキル基、(C2−07)アルキルカル
ボニル基、  (c、−07)アルケニルカルボニル基
、(C’3−C7)アルキニルカルボニル基、(C。
−C6)アルキルスルホニル基、  (G2−C7)ア
ルコキシカルボニル基または(C2−07)ヒドロキシ
アルキルカルボニル基であり; R3は2個の水素原子、カルボニル酸素原子、Zは(C
1−013)アルキレン基または−(a IK 1 )
m−O−(a IK2 )n−(ここで(aIKt)お
よび(a IK2 )は各々(CI −C13)アルキ
レン基であるが、但しく alKl 、)プラス(aI
Kz )中の炭素原子の合計は16以下、そしてmおよ
びDは各々0または1である〕であり;そして Wは水素、ピリジル基またはW1C6H4(ここでWl
はH,FまたはGtである)である。
特に好適な式(I)の化合物は、式中:R1が水素また
はアルカノイル基、特に水素またはアセチル基であり; R2が(C1−06)アルキル基、(C2−C6)アル
ケニル基、(02−06)アルキニル基、(c、、−C
7)アルキルカルボニル&、 、 (C2−C7)アル
コキシカルボニル基または(C1−C6)アルキルスル
ホニル基、特Kn−iロピル基、2−プロはニル基、2
−プロピニル基、(C2−C5)アルキルカルボニル基
またはZが上記アルキレン基またはO(alK2)であ
り;そして Wが水素またはフェニル基であり; 特に好適なZWはC(CH3)2(CHz)sCH3ま
たは0CH(CH3)(CH2)3C6H5である、化
合物である。
ここに記載された他の化合物に比べてその増大された生
物学的活性のためにそれ以上に特に好適な本発明の化合
物は、式 のシス異性体である。式中のR2は表中に示す通りであ
る。
CH2CH2cH3 0H2G)(:’ CH2 GH2C三C1( 02CH3 CH2CH2cH3 S○2CH3 0CH3 COCH2CH3 COC)I2C;H2CH3 GO(CH2)30H3 これらの化合物で最も好適なものはN−ブチリルシス−
2−(:4−(1,1−ジメチルヘプチル)〜2−ヒド
ロキシフェニル)−4−ピパリジノ〜ルおよびN−エト
キシカルボニルシス−2−1:4−(1,i−ジメチル
へブチル)−2−ヒドロキシフェニルクー4−ピペリジ
ツールである。
上記の生物学的に活性な化合物の製造における中間体と
して有用である、本発明の特に好適な化合物は、式 (式中R2およびZWは先に定義した通りである)のも
のである。特に好適なこのような中間体は、式中のR2
がcoocF13またはCOOC2H5であり、zwが
C(CH3)2(CH2)5CH3または0CH(CH
3)(CH2)3C6H5である化合物である。
本発明にはまた、塩基性基を含有する式(1)の化合物
の薬学的に許容し得る酸付加塩も包含される。
Wがピリジル基でありおよび/またはR1か塩基性のエ
ステル成分をあられす化合物のように、2またはそれ以
上の塩基性基を有する化合物においては、多重酸付加塩
が可能である。このような薬学的に許容し得る酸付加塩
の例は、塩酸塩、臭化氷菓酸塩、硫酸塩、燐酸塩、硝酸
塩のような鉱酸塩;クエン酸塩、酢酸塩、スルホサリチ
ル酸塩、酒石酸塩、グリコール酸塩、りんご酸塩、マロ
ン酸塩、マ、レイン酸、パモイン酸塩、サリチル酸塩、
ステアリン酸塩、フタル酸塩、こはく酸塩、グルコン酸
塩、2−ヒドロキシル6−ナフトエ酸塩、乳酸塩、マン
デル酸塩およびメタンスルホン酸塩のような有機酸塩で
ある。
弐〇)の化合物は、2−位およびR3が第二アルコール
基であるときは4位、に不斎中心を含有している。これ
らはFl、、R2およびzW置換基中に付加的な不斎中
心を含有することができる。便宜上、上記の各式はラセ
ミ化合物を描いている。しかしながら、上記の各式は、
本発明の化合物のラセミ形、ジアステレオマー混合物、
純粋なエナンチオマーおよびそのジアステレオマーの総
称的なものでありこれらを包含するものであると考えら
れる。
純粋なエナンチオマーおよびジアステレオマーと同様に
ラセミ混合物、ジアステレオマー混合物の実用性は、下
に記載する生物学的評価法により決定される。
上述した通り、本発明の化合物は、鎮痛剤、制瀉剤とし
ておよびヒトを含む哺乳動物に用いる鎮吐剤および制吐
剤として特に有用である。本発明は更に、各々の場合に
有効量の式(1)の化合物または薬学的に許容し得る塩
を経口または非経口投与することによる、哨乳動物にお
いて無痛覚を生起する方法および吐気を催し易い哺乳動
物の吐気の予防および治療法を与える。
また、吐気の予防と治療に用いるのに適するものと同様
に鎮痛剤として使用するための薬剤組成物も製造される
か、これらは有効量の本発明の化合物と薬学的に許容し
得るキャリヤーより成る。
R3がカルボニル酸素原子である、式(1)を有する本
発明の化合物は、適当なヒドロキシ基を保護した2−ブ
ロム5−(z−w置換)フェノールから製造される。適
当なしドロキシ保護基は、後の反応を妨げず、しかも上
記化合物またはそれから生成される生成物の他の部位で
望ましくない反応をひき起こさない条件下で除去できる
ものである。
このような保護基の代表例は、メチル基、エチル基、ベ
ンジル基または置換ベンジル基〔この置換基は例えば、
1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン
(c4 Br、 F、 I )および1ないし4個の炭
素原子を有するアルコキシ基である〕である。
重要なことはその基が上記のように働(ことができるか
どうかということであるため、保護基の正確な化学構造
は本発明にとっては臨界的ではない。適当な保護基の選
定゛と認定は、当技術分野に習熟した人により簡単に行
われることができる。
あ74(7)ヒドロキシ保護基としての妥当性と有効性
は、ここに具体的に示された反応順序にそのような基を
使用することにより決定される。そのため、それは容易
に除去されてヒドロキシ基を再生する基であるべきであ
る。触媒による水添分解または酸加水分解によって除去
することができるので、ベンジル基が好ましい基である
ヒドロキシ保護基がベンジル基である式(■)ノ化合物
を包含するヒドロキシ基を保護した2−ズロムー5(Z
W−置換)フェノール出発物質の詳細な製造方法は、米
国特許第4.147.872号および米国特許第4,3
06..097号に記載されており、これによってこれ
らは各々この中に参考文献として組み入れられている。
この保護された2−ブロム−5−(ZW−を換)フェノ
ール(V)ハ、ヒドロキシ保護基がインシル基である好
適な場合について略図Aに示すように適当なN−R2−
置換−4−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリ
ジンff)を用いて反応に不活性な溶媒中で銅触媒によ
るグリニヤール反応にかけられる。
適する反応に不活性な溶媒は、例えばテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジエチルエーテルおよびエチレングリ
コールジメチルエーテルのような環式および非環式エー
テルである。
略図A (■) (IX) 略図B (X)(M) Rつ (XII) Lは脱離基である。
グリニヤール試薬は、公知方法で、例えば1モル割合の
臭素反応体と2モル割合のマグネシウムとの混合物を、
反応に不活性な溶媒、例えばテトラヒドロフラン中還流
温度で還流させることにより、形成される。次いでこう
して得られる混合物を約−20ないし25℃まで冷却し
、第一銅塩、例えば沃化第一銅または臭化第一銅を触媒
量加える。次に適当な4−オキソ−1,2,3,4−テ
トラヒドロピリジン〔2,6−シヒドロー4− (IH
)ビリジノン(■)〕を温度約−20℃ないし0℃で加
える。
その後、式(II[)のグリニヤール反応の生成物を適
当な試薬で処理して保護基を除去する。所望ならば、フ
ェノール性のヒト90キシ基上のベンジル基は、炭素上
のパラジウム上の触媒水素化によって都合よく除去され
る。別法として、フェノール性のベンジル基は、例えば
トリフルオル酢酸を用いる酸加水分解によって除去する
ことができる。
好適な中間体(I[[)はまた、ケトンを第二アルコー
ル基に変換するのに公知の還元条件下で反応させること
もできる。例えば、貴金属触媒、例えば白金、パラジウ
ムまたはニッケル上の触媒水素化;またはアルカリ金属
水素化物、例えば水素化リチウムアルミニウム、水素化
硼素カリウムを用いる還元である。この変換に好適な還
元剤は水素化硼素ナトリウムである。なぜならこれは、
主としてdt−シス−生成物(Vt)を生ずるからであ
る。この反応は、極性溶媒、例えばメタノール、エタノ
ールまたは2−プロパツールのような低級アルコール;
水、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジグライ
ムまたはその混合物類のようなエーテル;中で、しかも
約−70℃から溶媒の還流温度までの温度で、実施され
る。特に好適な温度は−50から25℃までの範囲であ
り、この温度では反応は実質上数時間で完了する。この
結果束ずる4−ピS +)シノールを公知方法で分離し
、所望ならば例えばシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによって精製する。
別法として、式(III)の中間体ケトンは、ケトンを
炭化水素に還元するための公知の方法によって還元して
、相当する式(IK)のピハリジン誘導体とすることが
できる。このような方法の例は、アマルガム化した亜鉛
および塩酸を用いる周知のフレメンセン(Clemme
nsen )法〔例えばニューヨーク市、アカデミツク
・プレス(Academic Press )、[オル
ガニック・リアクションズ(Qrganic Rθac
ti−ons)j、第1巻、1942.第1554−ジ
な参照のこと〕およびヒドラジンおよび水酸化カリウム
のような強塩基を用いるウオルフーキッシュナ−(41
01ff −Kishner )還元〔例えば[オルガ
ニツクリアクションズ(Organic Reacti
ons ) J第4巻、第378は−ジ(1948)を
参照のこと〕である。
特に好適な方法は、溶媒としてのエチレングリコール中
でヒドラジン水和物および水酸化カリウムを用いるウオ
ルフーキシュナー還元である。この反応に好適な温度は
、50℃から250℃、特に100−200℃であり、
この温度では反応は数時間内に完了する。その後、式(
IX)の2−フェニルピハリジン化合物のベンジルエー
テルを当技術分野で周知の方法によって単離し、ベンジ
ル基を上記の方法によって除去する。
上述した通り、例えば上記の式(III)または(■)
の化合物中に存在するもののようなベンジルヒドロキシ
−保護基は好適には触媒による水添分解によって除去さ
れる。このような化合物の水添分解は普通、貴金属触媒
の存在での水素によって実施される。使用することので
きる貴金属の例はニッケル、パラジウム、白金およびロ
ジウムである。
この触媒は普通触媒量、例えば、出発化合物、例えばベ
ンジルエーテル(III)または(Vl)を基にして約
0.01ないし10重量パーセント、そして好適には約
0.1ないし2.5重量パーセントで使用される。不活
性な担体上に触媒を分散させるのがしばしば便利であっ
て、特に好適な触媒は、炭素のような不活性担体上に分
散させたパラジウムである。
この変形を実施する都合のよい方法の一つは、窒素雰囲
気下で上記貴金属触媒の一つの存在において、出発化合
物、例えば(III)または(M)の溶液を攪拌するか
或いは振盪するものである。この水添分解反応に適する
溶媒は、出発化合物を実質上俗解させるがそれ自体は水
素化または水添分解をうけない溶媒である。こうした溶
媒の例は、メタノール、エタノールおよびインプロパツ
ールのような低級アルカノール;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンおよび1,2−ジメトキ
シエタンのようなエーテル;酢酸エチルおよび酢酸ブチ
ルのような低分子量エステル; N、 N−ジメチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミドおよびN−
メチルピロリドンのような第三アミド;およびそれらの
種々の混合物である。反応媒質中への水素ガスの導入は
通常、出発物質、溶媒、触媒および水素を含有する密封
容器内で反応を実施することによって行われる。この反
応容器内部の圧力は約1から約100 Ky/cm2ま
で変わることができる。反応容器内の雰囲気が実質的に
純粋な水素であるとき、好適な圧力範囲は約2ないし約
5 KIv/Crn2である。水添分解は一般に温度約
0℃から約60℃まで、好適には約25℃から約50℃
までで行われる。好適な温度ならびに圧力値を利用する
と、水添分解は一般に数時間、例えば約2時間ないし約
24時間で起こる。
次に生成物を、当技術分野で公知の標準方法、例えば濾
過による触媒の除去および溶媒の蒸発または水と不混和
性の溶媒との間での分配および乾燥させた抽出物の蒸発
によって単離する。
上の略図Bに示したように、式(X)のN−フルコキシ
カルポニル中間体を加水分解および脱カルボキシル化し
て、相当する式(XI)の塩基を得ることができる。そ
の後、この遊離塩基を式R2Lの化合物(ここでR2け
上に示した意味の倒れかを有することができるが、好適
にはHではなく、そしてLは脱離基である)との反応に
よってアルキル化またはアシル化して相当する式(Vl
)の化合物とすることができる。
式(X)の11−エトキシカルボニル化合物のようなN
−フルコキシカルボニル化合物の加水分解オよび脱カル
ボキシル化は、水性溶媒および強塩基中で実施される。
この変換に好適な溶媒は、低級アルコール、例えばメタ
ノール、エタノールまたハイソプロノぞノール;エチレ
ンクリコールまたはジエチレングリコールのようなグリ
コール、水またはこれらの混合物類である。加水分解の
ための強塩基として好適なのは、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カルシウムまたは炭酸カリウムで
ある。特に好適なこうした方法では、エタノール中の式
(X)のN−エトキシカルボニル化合物を、モル過剰の
水酸化カリウムと水とを含有するエチレングリコールに
加える。この混合物を蒸発させてアルコールを除去して
から、1−2日間加熱して還流させる。それから、式(
X[)の脱カルボキシル化生成物を、例えば抽出によっ
て単離し、 −所望ならばカラムクロマトグラフィーに
よって精製する。
2−フェニル−4(R3置換)ピRリジン遊離塩基、例
えば式(XI)のもの(′!その後、上の略図Bに示し
たように、周知のアルキル化、スルホニル化またはアシ
ル化技術によって式(I、R1=H)の類似のN−アル
キル、N−アルケニル、N−アルキニル、N−アルキル
スルホニルまたはN−アシル銹導体に変えることができ
る。
式R2Lの試薬について、好適な脱離基りは、ノ・ロゲ
ン、at、 BまたはI;HOまたはアシルオキシ基で
ある。R2が上記のアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、ヒト90キシアルキル基、アルキルカルボニル
基、アルケニルカルボニル基、アルキニルカルボニル基
、ヒドロキシアルキルカルボニル基またはアルキルスル
ホニル基であるこれらの試薬については、特に好適な脱
離基はOA、 13rまたは1である。
R2が上記のアルキルカルボニル基、アルケニルカルボ
ニル基、アルキニルカルボニル基またはヒト90キシア
ルキルカルボニル基であるとき、好適な脱離基りは、○
Hまたはアシルオキシ基(ここでこのアシル基は酸無水
物または混合無水物の残基である)である。
試薬R2Lと例えば式(X)のもののような遊離塩基と
の反応は、第三アミンをアルキル化またはアシル化して
各々第三アミンまたはアミドを形成するために当技術分
野で周知の方法によって実施される。
式OF)のピペリジン遊離塩基のアシル化については、
アシル化剤R2Lは好適には適当なカルボ/酸またはそ
の活性化誘導体、例えば酸塩化物、酸臭化物または酸無
水物である。この反応は好適には、反応に不活性な溶媒
、好適には塩化メチレン、クロロホルム、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アセトンまたはアセトニトリ
ルの存在において、そして任意に酸受容体(有機または
無機のどちらでもよい)の存在において実施される。適
当な結合剤は、例えばアルカリ金属の炭酸塩または水酸
化物、ピリジン、4−N、N−ジ“メチルアミノピリジ
ン、トリエチルアミンおよびN−メチルモルホリ/であ
る。アシル化は好適には0℃から溶媒の還流温度までの
温度で実施される。アシル化剤R2Lかカルボン酸であ
るときは、この反応をアミドの形成に有用であることが
公知の縮合剤の一つ、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド9の存在で実施するのが好ましい。
ピペリジン遊離塩基CM)を試薬R2Lでアルキル化す
るときは、特に好適な試薬はR2C4またはR2Brで
ある。この反応は、溶媒例えばエタノール、n−ブタノ
ールまたはイソアミルアルコールのようなアルカノール
中で、だい体室温から溶媒の還流温度までの温度で行な
う。酸受容体、例えば、上述のものそして特に炭酸カリ
ウムまたはトリエチルアミン、もまたこの反応に用いる
のが好ましい。
R2カアルキル基またはヒドロキシアルキル基である本
発明の化合物を得るための別の方法では、例えば式(X
[)の化合物の上記のアシル化を行な〜・、次いで得ら
れる式(刈)のアミドを例えば水素化リチウムアルミニ
ウムで還元してR2が上記アルキルノ1.アルケニル基
またはアルキニル基である式(廁の所望の化合物を得る
。アシル化を、そのヒドロキシ基が保護されているヒド
ロキシアルキルカルボン酸またはその活性化誘導体、例
えばベンジルオキシカルボン酸または酸塩化物のような
活性化誘導体を用いて行ない、そして得られるアミドを
水素化リチウムアルミニウムで還元し、続(1てベンジ
ル保護基を例えば水添分解によってベンジル保護基を除
去するとき、得られる生成物は、R1が水素であり、R
2がヒドロキシアルキル基である式(1)の化合物であ
る。
心安な式(IV)のN−R2−置換4−オキソ−1,2
゜乙、4−テトラヒドロピリジン出発物質は、ノーイダ
−(Haider)外、ヘルベチカ・シミ力・アクタ(
Helvetica Chimica Acta)、 
513.1287 (1975)およびその中(記載さ
れた文献中に記載されたす法によって得られる。好適な
方法は、アルコール溶媒、例えばt−ブタノール、中で
の相当するN−R2−置換−ピリドンの水素化ホウ素ナ
トリウム還元によるものである。25℃では、この反応
は2日後に高収率で進行し、そして生成物は標準方法で
単離される。
2R2 この反応のための好適な4−オキソピ+71”ン試薬は
、R2がアルコキシカルボニル基、例えばエトキシカル
ボニル基であるものである。
R工がインジイル基、アルカノイル基または−Co −
(0H2)p−NR4R5である式fllの化合物のエ
ステルは、R1が水素である式Hの化合物を、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドのような縮合剤の、存在で安息
香酸、適当なアルカン酸または式HO,0C−(CH2
)p−NR4R5の酸と反応させることによって簡単に
製造される。別法としてこれらは、ピリジンのような塩
基の存在における式(1) (R1=H)の化合物と適
当な酸塩化物または無水物、例えば塩化ベンゾイル、塩
化アセチルまたは無水酢酸との反応により製造される。
本発明の化合物中のエステル成分(OR□)内の塩基性
基の存在により、上記の塩基性基を含む酸付加塩を形成
することができる。ここに記載した塩基性エステルを縮
合剤の存在における適当なアミノ酸塩酸塩(またはその
他の酸付加塩)と適当な式(1)の化合物との縮合によ
り製造するとき、この塩基性エステルの塩酸塩が生成さ
れる。注意深(中和すると遊離の塩基が得られる。この
遊離塩基形はその後公知方法によって他の酸付加塩に変
えることができる。
勿論酸付加塩は、当技術分野に習熟した人々には認めら
れるように、塩基性窒素成分を有する本発明の式(■)
の化合物を用いて形成することができる。このような塩
は標準法により製造される。もちろんこれらのピペリジ
ン化合物の塩基性エステル誘導体は、その二塩基性官能
価のために一基酸または二酸付加塩を形成することがで
きる。
本発明の化合物の鎮痛剤特性は、マウスの尾部軽打法の
ような熱有害受容器刺激また(ま、化合物カマウスにお
いてフェニルベンゾキノン庫IJ 激薬により引起こさ
れる身もだえを抑圧する能力を測定するような化学的な
有害受容器刺激を用(・る試験によって決定される。こ
れらの試験とその他のものを下に記載する。
使用方法はウールフエ(Woolfe)およびマクトゞ
ナルト(MacDonaM ) 、 J、 Pharm
acol、 Exp、 Ther、 。
80.300−307(1944)を変更したものであ
る。制御された熱刺激を%“の厚さのアルミニウム板上
のマウスの足に適用する。このアルミニウム板の底部下
に250ワツトのレフレクタ−赤外線熱ランプを置く、
板面上のサーミスタにつな(・だ温度調節器は熱ランプ
が一定温度57℃を保つようにする。各マウスを熱板上
に載って(・るガラスシリンダー(直径声“)内に落と
し、そして動物の足が板にされったとき開時を開始する
。被験化合物で処理後0.5および2時間で、マウスは
一方または両方の後足の最初の「ぴくつと動(」運動に
ついて観察されるか或いはそうした運動なしに10秒が
軽過するまで観察される。モルヒネは、MPE5o==
4−5.6s+v、、4. c皮下)を有する。
1))マウスの尾撮り鎮痛試験 マウスにおける尾振り試験はダモール(D ’Amou
r )およびスミス(5rni th )、J、 Ph
armacol+Exp+Ther、 。
72、.74−79(1941’)を変化させたもので
、尾に適用される制御された強力な熱を用いる。各マウ
スを滑り嵌めできる金属シリンダー内に置き、尾を一方
の端からつき出させる。このシリンダーを尾が隠された
熱ランプ上に水平になるように調節する。試験の開始時
にランプ上のアルミニウムフラッグケあけてスリットか
ら光線を通し、尾の端に集中させる。タイマーを同時に
動かしはじめる。尾を急に撮るまでの時間が測定される
。未処叩のマウスは通常ランプへの暴露後6−4秒内に
反応する。保護の最終点は10秒である。各マクスを、
モルヒネおよび被験化合物での処理後0.5および2時
間で試験する。モルヒネはMPE5o3.2−5.6輯
、(皮下)を有している。
C)尾部浸漬法 この方法は、ペンパセット(Benbasset )外
、Arch、 int、 Pharmacodyn、+
 122+ 434 (1959)によって開発された
受は器(receptacle )法の変形である。チ
ャールズ・リバー(Charles River )c
:o−1系統の雄の白マウスを体重測定し、識別のため
の印をつげる。5匹の動物が普通各薬剤処理群で使用さ
れ、各動物はそれ自身の対照として役に立つ。一般的な
選別qこめに新規な試験薬は最初に、56−鳩の用駄で
腹腔内または皮下に投与されるが、体a i o =/
f、で与えられる。薬剤処理前および投薬後0.5およ
び2時間で、各動物をシリンダー内に置く。各シリンダ
ーには十分な換気ができるように幾つかの穴をあげ、そ
して動物の尾が突き出る丸いナイロンのせんで閉める。
このシリンダーを真直ぐな位置に保ち、尾を完全に恒温
水浴(56℃)に浸す。各実験の最終点は、モ−ターの
反応と結びついた尾の強力な痙動またはで縮である。(
・くつかの場合に、この終点は薬剤処理後には比較的強
(ないであろう。過度の組織損傷を防ぐために、10秒
以内に試験を停止して尾を水浴からはずす。反応までの
時間を0.5秒までの秒数で記録する。媒体を与えただ
げの対照と公知の有効性の標準を選別候補を用いて同時
に試験する。もし試験試薬の活性が2時間の試験時点で
基準線に戻らなかったならば反応までの時間を4−6よ
び6時間で決定する。最終測定は、もしも活性が試験日
の終りにまだ観測されるならば、24時間で行なわれる
えの抑圧 5匹のカーラオース・ファームス(CarworthF
arms) CF −1マウスの幾つかの群を塩水、モ
ルヒネ、コテインまたは被験化合物で皮下的または経I
コ的に前処理した。20分(皮下処理の場合)または5
0分(経口処理の場合)後に、各群に、腹式収縮を生ず
ることが公知の刺激剤であるフェニルベンゾキノンを腹
腔内注射する。マウスは刺激剤の注射後のはじめの5分
、身もだえの有無を5分間観察される。身もだえの遮断
に関する薬剤前処理のMPE5oが決定される。
ハフナー()laffner)、 Experimen
telle PrufungSchmerzstill
ender、 Mittel Deutch Mad、
 Wschr、。
55.731−732(1929)の方法の変形を用い
て、尾をはさむ刺激によって誘発された攻撃的な発作反
応に関する被験化合物の効果を測定する。
テヤールス・リバー(Charles River) 
r 、x、プラーグーダウリ−(Sprague−Da
vlyy) 〕CD−系統の雄の白ねずみ(50−60
2)を用いる。薬剤処理前、および処理後0.5,1.
2および6時間で、ジョンズ・ホプキ7ス(Johns
 Hopkins) 2.5インチの「プルドッグJ鈎
をラットの尾の根元にひっかける。各試験での最終点は
不快な刺激に向けられる明らかな攻撃およびかみ付き行
動であり、攻撃までの時間を秒で記録する。もしも攻撃
がまだ起こらないならば鈎を30秒で除去し、そして反
応までの時間を60秒として記録する。モルヒネの力価
は17.8 vrq4 (腹内注射)である。
テネン(Tenen) 、 PBychoplharm
acologia、 12゜278−285(196B
)のしりごみ−飛び上がり法の変形を痛みの限界値の決
定に用いる。チャールズ・リバー(Charles R
iver)〔スプシーグーダウリ−(Sprague−
Dawley) ’:l CD−系統の雄の白ねずみ(
175−20’Of)を用いる。薬剤を与える前に各ラ
ットの足を20%のグリセロール/塩水溶液に浸す。そ
れから動物を室に入れ、30秒間隔で強さを増しながら
加えられる一連の足への1秒の衝撃を与える。これらの
強さは、CL26. I]、39゜0.52.0.78
.1.05.1.31.1.58.1.86.2.13
゜2.42.2.72.および3.04nnAである。
各々の動物の行動を衝撃の開始時での(a)シりごみ、
(b)鳴き声およびFC)ジャンプまたは速い前方運動
の存在について評価する。薬剤処理の直前、および処理
後0.5.2.4および24時間で、各ラットに一連の
除々に強度を増す衝撃を与える。
上記の各試験の結果を、−パーセント最大可能効果(%
MPE)として記録する。各群の%MPEを標準の%M
PEおよび投薬前の対照値と統計的に比較する。%M 
P Eは次のように計算する:上述したように、本発明
の化合物は唾乳動物におゆる鎮吐剤および制吐剤として
特に有用である。
これらは抗腫瘍剤によって引起こされる嘔吐および吐気
を予防するのに特に有用である。
弐mの化合物の鎮吐性は、Proc、 Soc、 Ex
ptl、 Biol。
ancL ly[ed、、 160.437 440 
(1979)に記載された方法に従って麻酔をかげてい
ない拘束されない猫で測定される。
の拮抗作用 本発明の化合物の側温活性はダシヤニ(Dajani)
外、European Jour、 Pharmaco
l、、 34.1 ’05−113(1975)の方法
の変形によって測定される。この方法は、15分以内に
他の点では未処理のマウスに確実に下痢を誘発する。下
痢を起こさない前もって処理された動物は、その試験薬
によって保護すれていると考えられる。試験薬の便秘効
果は1全または無J反応として測定され、下痢は、固(
て比較的乾燥したよい形の塊より成る正常な便とは非常
に異なる、水様の形のない便として定義される。チャー
ルズ・リバー(CharleSRlver)CD−1系
統の雄の白いマクスを使用する。これらを群のかごの中
に入れて出生から一週間以内に試験する。試験されると
きの動物の体重の範囲は2O−25Fの間である。Rレ
ット化したラット食物は試験の18時間前までは任意量
与えられ、この時点で食物を取り上げる。
動物を体重測定し、識別のために印をつける。
各薬剤処理群に普通5匹の動物を用いる。体重20−2
52のマウスを群のかごに入れて、試験前に一夜絶食さ
せる。水は任意量得られる。動物に薬剤処理の1時間後
にPCx R2(54EtoH中0.32 ttxiy
i。
腹内注射)で挑戦し、直ちに一匹づつ15x15x18
cn1の透明なアクリルの箱に入れる。この箱の底面上
の自由になる厚紙シートを15分の終りに全または無の
基準で下痢についてチェックする。
賦形菓子PGE2処理群と賦形薬処理群とは、各々の日
の試験の対照となる。
このデータは最大確度法を使用し、プロビット一対数投
与量に対する反応(response onlog d
ose)の重みつき直線回帰を用いて分析される。コン
ピュータープログラムプリントは自由度、平方和、平均
平方およびF”osおよびカイ二乗の臨界値を含む直線
回帰型の分析となる。この回帰が有意であるならば、E
D3o、 ED5o、 ED7o、およびED9oおよ
び次いで95%信頼限界が計算される。
本発明の化合物は、経口および非経口投与による活性な
鎮痛剤、制瀉剤、鎮吐剤または制吐剤であり、組成物の
形でこれらの用途のために都合よ(投与される。このよ
うな組成物には、選ばれる投与経路と標準の製剤実務に
基づいて選択される製薬キャリヤーが含まれる。例えば
、これらは澱粉、乳糖、一定の型の粘土などのような賦
形剤を含有する、錠剤、丸薬、散剤または顆粒の形で投
与することができる。これらは同一または同等の賦形剤
との混合物で、カプセル剤で投与してもよい。これらは
また香味剤および着色剤を含有し得る経口用懸濁剤、溶
液、乳濁液、シロップ剤およびエリキシル剤の形で投与
してもよい。本発明の治療剤の経口投与には、約0.0
1ないし約100■を含有する錠剤またはカプセル剤が
殆んどの使用に適する。
これらの薬剤、特にR1が水素であるもの、の懸濁液お
よび溶液は、貯蔵したときの薬剤の安定性の問題(例え
ば酸化)またはその薬剤の懸濁液または溶液の安定性の
問題(例えば沈殿)を避けるために、一般に使用の直前
に製造される。これに適する組成物は、一般に、注射に
よる投与用に還元される乾燥した固体組成物である。
医師が、個々の患者に最適と思われる用量を決定するで
あろう。そしてその量はその患者の年令、体重および反
応、および投与経路によって変わるであろう。しかしな
がら、一般に吐気の予防および治療のための最初の投与
量と同様に、最初の鎮痛剤用量は、成人では単一または
分割用量で一日に0.01から500■までの範囲にわ
たるであろう。
多くの場合に、−日に100■を超えることは必要でな
い。好ましい経口投与量範囲は、約0,01から約10
0■/日までであり;好適な範囲は、約0.10から約
5071v/日である。好ましい非経口用量は、約0.
01から約100■/日までであり:好適な範囲は約0
.01から約20IllvZ日である。
本発明は更に、下記の実施例によって具体的に説明され
る。この実施例中で使用する省略は二PMR,プロトン
磁気共鳴7 ”f単−繕;a、二重線;dd、二重の二
重線ttl三重線+ qP四重線; ll’l。
多重線F Ar、芳香族t”を幅広;IR,赤外スRク
トル; HRMS、高分解能質量スはクトル:M+2分
子イオン;である。
実施例 1゜ 4− (1,1−ジメチルヘプチル)7.I−ニル〕−
4−ビイリジノン 3.45 y (0,142モル)のマグネシウムに、
テトラヒドロンランフ/mt中の27.6F(0,07
1モル)の2−ベンジルオキシ−1−ズロムー4−’(
1,1−ジメチルヘプチル)ベンゼンの溶液を、隠やか
な還流が起こるような速度で加える。グリニヤール溶液
を30分かけて25℃まで冷却し、71ゴのエーテルで
希釈して、混合物を一12℃まで冷却し、そして2.1
3r(0,0112モル)の沃化第一銅を加え、次いで
20分かげてエーテル47m1中の8.00y(0,0
473モル)のN−エトキシカルボニル−2゜6−シヒ
ドロー4(IH)−ビリジノンを加える。この反応物を
一12℃でさらに30分攪拌してから、2リツトルのエ
ーテルおよび600ゴの飽和塩化アンモニウムに加える
。有機抽出物を600−の飽和塩化アンモニウム6部で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、蒸発させて油
とする。この粗生成物を2 K9のシリカゲル上のクロ
マトグラフにかけて50チェーチル−ヘキサンで溶離し
て500ゴづつの分画をとることにより精製すると、表
題化合物16.0r(71%)が油として得られる(分
画17−24)。
RMR(CDGt3) ppm (デルタ) : 1.
22 (8,gemOH3)、 2.47((ld、 
J=7および5 H2,CH2) 、2−91(a、 
J=5Hz、C;H2)、 3.3−4.4 (m、C
H2)、 4.09(q+ J ニア Hz、CH2)
 、5.10 (s r 0GH2) 、5.77(t
、 J:6H2,CH)、 6.8 (m、Ar、2H
)、’7.10 (a+J =8Hz、 Ar、 1H
)、 7.39 (m、 Ar、 5H)。
IR(CHCL3 ) 1721,1681,1605
,1570crn−’HRMS(m/e) 479.3
278(M+、 G3oH4□NO4に対する計算値:
 479.3025)、406,388,91゜実施例
 2゜ ピはリシノール メタノール90rn1.およびテトラヒドロフラン90
ゴ中のN−エトキシカ茅ホニルー2−C2−ベンジルオ
キシ−4−(1,1−ジメチルへブチル)フェニル〕−
4−ピペリジノン12.12(25,1ミリモル)の溶
液に一50℃で氷菓化硼素ナトリウム1.04F(27
,5ミIJモル)を加える。この反応物を一50℃で2
時間攪拌した後、25℃まで暖ためる。この反応を30
0yの飽和塩化ナトリウムへの添加によって停止させ、
そして混合物をエチルエーテル(2リツトル)で抽出す
る。有機抽出物を300TLlの飽和塩化ナトリウムで
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、エーテルを真
空蒸発させる。粗生成物をシリカゲル2Kv上のクロマ
トグラフにかけて2%メタノール−5%エーテル−96
%ジクロルメタンで溶離して500−づつの分画なとる
ことによって精製して、表題化合物6.04?<50%
)(油として)および表題化合物とそのトランス−異性
体との混合物3.75f(31係)を得る(分画2O−
26)。
さらにクロマトグラフにかけると純粋なトランス−異性
体が得られる。
シスーy1:性体 P M R(G D CZ3) 、pT”” (デルタ
) : 1.22 (s、 g□aH3)、  ろ−2
−4,2(m、  CH2,OH) 、 4.02  
(q−J””7 Hz、CH2) 、5.07 (s、
 ocH2) y 5.35 (t、 J =6H2l
CH)p 6.8 (m、Ar 、2 H) 、706
 (d、J == 8 Hz 、 Ar。
1H)、7.35(m’、Ar、、5H)。
IR(、cHC23)3559.3443,1672.
16io。
1572と7n−1 HRMS (m/e) 481.3154 (M”、 
C3oH43No4に対する計算値: 481.318
1)、408,390,91゜トランス−異性体 P M R(CD cz3 ) I)1)m (デルタ
) : 1.22 (s、 gemCH3)、2.55
 (”)、3.0 4.3 (m)+ 4.02 (q
、 J=7Hz、 CH2)、 5.08 (sp o
cH2)、 s、68(bd、J=6Hz、 IH)、
 (S、8 (m、 Ar、 3H)、 7.35 (
m、 Ar、 5H)。
HRMS(m/e) 481.3275 (M+、 C
3oH43No4に対する計算値: 481.3181
)、463,408,390,91゜実施例 6゜ エタノール5−中のN−エトキシカルボニル−シス−2
−〔2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチルへブ
チル)フェニル:)  4− ヒ投1) シノール4.
62fC9,59ミリモル)の溶液に、エチレングリコ
ール25−および水4.27!中の水酸化カリツム4.
2 f (75ミIJモル)の溶液を加える。得られる
混合物を減圧で蒸発させてエタノールを除去してから、
加熱して還流させる(浴185℃)。24時間後に、8
0−100℃で沸騰する物質を蒸留によって除去し、6
mlのエチレングリコールを加えて、反応を還流温度で
17時間続ける。冷却後、この混合物をジク+’:lA
/メタン5[1[]mおよび水8〇−に加える。有機抽
出物を80−の飽和塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させ、真空で蒸発させる。こうして生
ずる粗製の油をシリカゲル6001上のカラムクロマト
グラフにかけ、2.5%トリエチルアミン、2.5%エ
タノール、95φエチルエーテル(分画1−109)お
よび5%トリエチルアミン、5チメタノール、90%エ
チルエーテル(分画110−200)で溶離して20−
づつの分画をとることによって精製する。分画168−
190から3.15y(83%)の表題化合物が得られ
た。
PMR(GDGt3)pl)m (デルタ) : 1.
22 (s、 gemcH3)3.8 (m−I H)
−4−0(m−I H)−5,05(s、 oCH2)
6.9 (m、 Ar、 2H)、  7.35 (m
、 Ar、6H)。
IR(CHCL3)3546,3279,1608.1
6210−1HRMS(m/e−)409.2886(
M”、C27H39NO2に対する計算値: 409.
2971)、392,364,318,165゜91゜ 実施例 4゜ エタノール5−中の、N−エトキシカルボニル=2−〔
2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチルヘプチル
)フェニル〕−4−ピ4リジノン669■(0,77ミ
リモル)および5%炭素上パラジウム(50%湿潤)4
14■の混合物を、1気圧の水素下、25℃で水素の発
生が完了するまで(はぼ6時間)攪拌した。反応物を濾
過助剤を通して濾過し、エタノールで洗浄して濾液を真
空蒸発させる。残留する粗製の油を、シリカゲル229
上のカラムクロマトグラフにかゆ、ジクロルメタン中の
15%のエチルエーテルで溶離して4−づつの分画なと
ることにより精製すると、174■(57%)の表題化
合物が油として得られる(分画28−42)。
PMR(CDC43)ppm(デルタ) ” 0−83
 (m−CH3) 。
1.25 (8,gem−CH3)−3,7−4,4(
m)+ 5.45 (mrlH)、 6.7−7.2(
m、Ar、3H)。
IR(CHCL3)3559,3333,1678,1
623゜1575(−rn−’ HRMS (m/e) 389.2544 (M”、0
23HasN○4に対する計算値: 389.2557
)、 316,304,300゜273.258,16
1,142゜ 実施例 5゜ エチルエーテル12m7!中の267mr(7,04ミ
リモル)の水素化リチウムアルミニウムのスラリーに、
25℃で60分かけて1.505’(3,11ミリモル
)のN−エトキシカルボニル−シス−2−C2−ベンジ
ルオキシ−4−(1,1−:)メチルヘプチル)フェニ
ルシー4−ピ< IJシノールの溶液を滴加する。この
反応物を25℃で0.5時間攪拌1・してから2時間還
流させる。湿った硫酸マグネシウムを加えて反応を停止
させ、続いて傾瀉を行ない、60−のエーテ/I/2部
で塩を洗浄する。エーテル抽出物を10rntの飽和塩
化ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
、蒸発させて、1.19F(91%)の表題化合物を固
体として得る。
PMR(CDCL3)ppm(デルタ)二〇、82 (
m、 CH3)。
1.24 (s、  gern −CI43 )、  
2.00  (8t  N−CH5)y  ろ、0(m
、I H)23−4−4.0 (m−2H)、 5.0
4 (e、0CH2)。
6.9(m、 Ar、 2H)、 7.35(rn、 
Ar、 6H)。
IR(CHCL3)3571.3378.1613.1
575On−1HRMS (rQ/e) 423.31
00 (M+、 C28H4、No□に対する計算値:
 423.3127)、408,332.、!+14゜
300.246,91゜ 実施例 6゜ 実施例4の方法を用いて、N−メチル−シス−2−〔2
−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチルヘプチル)
フェニルクー4−ピペリジツール1,162(2,68
ミリモル)および5%炭素上パラジウム(50%湿潤)
452■から、表題化合物0.752y(84%)を油
として得る。
P MR(CDCl3 )ppm (デルタ) : 0
.80 (m−CH3)−1,22(s、 gemcH
3)+  2.16(s、NCH3)、 2.9−4.
0(m)、 6.7 (m、 Ar、 3H)IR(C
HCL3)3571,3425,1626,1572゜
1502 nn”” HRMS (m/e) 363.2650 (M+、 
021H3s NOzに対する計算値: 333.26
59)、318.31+Is、249゜114゜ 実施例 Z 実施例4の方法を用いて、N−エトキシカルボニル−シ
ス−2−〔2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチ
ルへブチル)フェニル)−4−ピはリジ/−#423■
(o、878Bモル)および5%炭素−1=パラジウム
(50%湿潤)210〜から表題化合物265■(77
%)を油として得る。
PMR(CDCl2)ppm (デルタ) : 0.8
2 (m、 CHa ’) 。
1.22 (s、 gemcH3)、’ 3.0−4.
2 (m)、 4.04 ((1,J=7Hz、 CH
2)、 5.26 (t、 J=6Hz、 CI)、 
6.75 (m。
Ar、 2H)、 751 (d、 J=8Hz、 A
r、H)IR(CDCl3)3684,3589.62
16.1649゜1564cIn−’ HRMS (m/e) 391.2699 (M+、 
Gz3H37NO4に対する計算値: 3912713
)、318,306,300,161同様にして、シス
−2−(2−インジルオキシ−4−(1,1−:)メチ
ルヘプチル)フェニルシー4−ピはリシノール7581
11g(1,85ミリモル)および5%炭素上パラジウ
ム(50%湿潤)606〜から表題化合物403■(6
8%)、融点97−102°(ジクロルメタン−はメタ
ン)を得る。
P M R(a D at3)ppm(デルタ) : 
0−80 (m、CH3) 。
1.22(s、 gem−CH3)、 122−4.8
(m)、 6.8 (m、 Ar。
3H) ’rR(cHct3) 3559.3378.3279
.1<523゜1570.1493nn−’ HRIJSfm)/e) 519.2465 (M+、
 c2QH33”o2に対する計算値: 319.25
03)、302,274,163゜1(Sl、148,
100゜ 実施例 8゜ ジクロルメタン2.6tnl中のシス−2−C2−ベン
ジルオキシ−4−(1,1−ジメチルヘプチル)フェニ
ルシー4−ピはリシノール689■(1,68ミリモル
)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン1.02
P(8,36ミリモル)の溶液(25℃)に、一度に、
無水プロピオン酸0.64m(5,0ミリモル)を加え
る。この反応物を6時間攪拌してから、1Ntfi酸2
0m1!とエチルエーテ/I/100−との混合物に加
える。有機層を1N塩酸15ゴ、飽和重炭酸ナトリウム
25m11飽和塩化ナトリウム20−で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥させ、溶媒を蒸発させて油を得る。
粗生成物をシリカゲル50y上のカラムクロマトグラフ
にかけ、エチルエーテル中の20%へキサンで溶離して
10ゴづつの分画をとることにより精製すると、768
■(88%)の表題化合物力;油として得られる。
PMR(GDC;t3)ppm(デルタ)  : 0.
(52−1,3(Irl。
すべてのCH3) 、4.5 (m、 1 H)、5.
05 (s、 0CH2)。
5.37 (m、 IH)、 6.8 (m、 Ar、
 2H)、 7.00 (d。
J =8H2,Ar、 H)、 7.55 (Q、、 
Ar、 5H)。
工R(CHCL3)1736,1639.1575ff
i−1実施例 9 Rリシノール 実施例5の方法を用いると、N−プロピオニル−シス−
2−〔2−ベンジルオキシ−4−(t 1−ジメチルヘ
プチル)フェニルクー4’−フロピオニルオキシビイリ
ジン723”F(1,46ミリモル)および水素化リチ
ウムアルミニウム129■(3,40ミリモル)から、
表題化合物582〜(88%)が油として得られる。
PMR(ODCt3)pp、TI(デルl ) : 0
.6−1.22 (m。
すべてのCH3)、2.9−4.0 (m、 4H)、
5.04 (s。
0CH2)、 6.85 (m、 Ar、 2H)、 
 7.35 (m、 Ar、 (5HII((cHc4
3) 3571,3390−1613+ 1575cr
n−”HRMS (rry’e) 451−3449 
(M+、 C30H45NO2に対する計算値: 45
1.5459)、422,404,91゜B、実施例4
の方法を用いると、N−プロピル−シス−2−〔2−ベ
ンジルオキシ−4−(1,1−ジメチルへブチル)フェ
ニル)  4−ピ、<リシノール5ろ”NW (1,1
8ミリモル)および5チ炭素上パラジウム(50%湿潤
)212■から表題化合物402η(94%)が油とし
て得られる。
PM’R(GYJC,t3)、ppm<デルタ) : 
0.65−1.25 Cm。
すべてのCH3>、  3.0−4.0 (m、 5H
)? 6.75 (s。
Ar、3H) IR(CHCL3)ろ521,3ろ67、’ 1613
,1565Crn−”HRM S (ny’e) 36
1.2963 (M+、 C23H39No2に対する
計算値:361.2971 )、 332..314.
271実施例 10゜ 1  エタノールio−中リンスー2−[2−ベンジル
オキシ−4−(1,1−ジメチルヘプチル)フェニル〕
−4−ピはリシノール778〜(1,90ミリモル)、
1−ブロム−2−プロペン160ミクロリツトル(1,
84ミリモル→および炭酸カリウム300■(2,17
ミリモル)の混合物を25℃で20.5時間攪拌する。
追加の1−ズロムー2−プロはン4ミクロリットルをこ
の反応物に加えて7時間攪拌を続ける。それから、この
反応混合物を50m1の飽和塩化ナトリウムに加え、2
50.7!のエチルエーテルで抽出する。このエーテル
抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、溶媒を蒸発さ
せる。こうして生ずる油を、282のシリカゲル上のカ
ラムクロマトグラフにかけ、1:3メタノール/エテル
エーテルで溶離して7−づつの分画をとることによって
精製して、518■(61%)の表題化合物を油として
得る(分画1O−35)。
P MR(GDC13) ppm(デルタ) : (m
、 0H3)、  1.22(s、  gem −CH
3)、  6.0 −4.0  (m、  5H)、 
 4.8 −5.2(m、ビニ、v基2H)、 5.0
2 (s、 0CH2)−5,3−6,2(m、ビニル
基H)、  6.9 (m、 Ar、 2H)、  7
.35.(m。
Ar、6H) IFj(CHCL3)3584.3436.1675.
1647゜1618、1580crnT’ f(RMS(+r+/e) 449.5199(M+、
 C30H43NO2に対する計算値:449.328
ろ)+ 432,408,390゜658.340,3
28,140.91実施例 116 ペリジノール テトラヒドロフラン75.d中のプロパンチオール6.
8m(74,6ミリモル)の溶液を0.1トルで6回の
凍結融解サイクルによりガス抜きする。得られる溶液を
一78℃まで冷却し、ヘキサン中の2.5Mn−ブチル
リチウム28−を加える。それから反応物を25℃にあ
たためて更に6時間攪拌する。反応・物を高真空下で蒸
発させて乾燥させ、残留物を70−のガス抜きしたへキ
サメチルホスホルアミドに溶解させる。25℃のガス抜
きしだへキサメチルホスホルアミ)1m中のN−(2−
プロRニル)−シス−2−〔2−ベンジルオキシ−4−
(1,1−ジメチルヘプチル)フェニル)−4−ピペリ
ジツール218〜(0,486ミリモル〕の溶液に、上
で製造したリチウムプロパンチオラートの溶液2.2−
を加える。反応物を25℃で60分、105℃で1.5
時間攪拌し、次いで25℃に冷却する。
これを30rntの水に加えることによって反応を停止
させ、混合物を150−のエチルエーテルで抽出する。
エーテル抽出物を、30.dの水で2回、30ゴの飽和
塩化ナトリウムで1回、洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥させ、蒸発させて油とする。粗生成物を、シリカゲ
ル482上のカラムクロマトグラフにかげて、エチルエ
ーテルで溶離して8−づつの分画をとることによって精
製すると、101my(58%)の表題化合物が油とし
て得られる(分画12−24.)。
PMR(CDCl3)   (デルタ) ” O−80
(m、CH3)。
99m 1.24  (8,gem −CH3)y  2−9−
4−2 (1n+  5H)+  5,15(r!]、
ビニル基2H)、5.4−6.6(m、ビニル基H)。
6.85 (+n、 Ar、 3H)。
IR(CHct3)3546.3590.161B、1
572゜1495tM−’ HRMS(m/8)359.2830(M+、C23H
3□No2に対する計算値: 359.2815)、3
18,300,275.1400実施例 12゜ Rリシノール テトラヒト90フラン2.2mt中リンスー2−〔2−
ベンジルオキシ−4−1,1−ジメチルヘプチル〕7 
x、 = ル3−4−ピー!!l;’/−ル193rp
(C1,471ミリモル)およびトリエチルアミン0.
29m1の溶液(0℃)に、クロル蟻酸メチル40ミク
ロリツトル(0,5181モル)を滴加する。この反応
物を40分攪拌してがら、更に10ミクロリツトルのク
ロル蟻酸メチルを加える。この反応物をさらに40分攪
拌し、エーテルで希釈して、濾過する。濾液を飽和重炭
酸す) l/ウムおよび飽和塩化ナトリウムで洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥させ、蒸発させて油を得る。
粗生成物を10.41のシリカ−ゲル上のカラムクロマ
トグラフにかけて1:3エチルエ〜チル/ヘキサンで溶
離して6−づつの分画をとることにより精製すると、1
98■(80% 、)の表題化合物が油として得られる
(分画16−30)。
PMR(CDCl2)ppIn(デルタ) : 0−8
2 (m−CH3) 。
1.20 (By gem CH3)t 5−57 (
s、 OCH3’)、 4.1(mF CH)、 5.
02 (8,QC;H2)、 5.35 (bt、 J
=6Hz。
CH)、6.85 (m−Ar、 2 H) 、7.0
0 (d、 J :=: 8H2゜Ar、 H)、  
7.27 (s、 Ar、 5H)。
工R(CHGt3)5521,3390,1681,1
597゜1570、i49Qm−’ HRMS(m’e)467.5070(M+、C29H
4□No4に対する計算値: 467.3025)、4
49,409,408,376158.91゜ B、実施例4の方法により、N−メトキシカルボニルシ
ス−2−〔2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチ
ルへメチル)フェニル)−4−ピペリジツール177m
yC0,377ミリモル)を5%炭素上パラジウム(5
0%湿潤)144〜で脱ベンジル化して、油としての表
題化合物81.6■(57%)、油としての副生成物、
5−(1,1−ジメチルヘプチル)−2−[3−ヒドロ
キシ−5−(N−メトキシカルボニルアミノ)インチル
シフエノール4.1■(3%)およびこれら二者の混合
物49.2yy(35%)を得る。
表題化合物: PMR(GDC;t3 )ppm(デ”り) : o、
s (m、 CH3)。
1、22 (s; gem −CH3)、  3.66
 (as OC’H3)y 4−15(m、 OH)、
 5.3<S (bt、 J==7Hz、 OH)、 
6.8 (m−Arp 2H) t 7.55 (d、
 J =8 Hz、 Ar、 H)。
丁R’(C;HCl3)5554.3145. 164
7,1616゜1560譚−1 H’RMS (m/e) 377.2565 (M”、
 G2□H35No4に対する計算値: 377.25
57)、318,292,260゜161゜ 副生成物: HRMS(V旬379.2699(M九G22H370
4に対する計算値: 379.2713)、、361,
347,318,147実施例 1ろ。
シノール 実施例12、Aの方法により、シス−2−〔2−ベンジ
ルオキシ−4−(1,1−ジメチルヘプチル)フェニル
ツーミリピ投リシノール409■(0,997ミリモル
)と塩化メタンスルホニル81ミクロリツトル(1,,
05ミリモル)を反応させると、メタンスルホン酸塩1
30−f(27%)が油として得られる。
PMR(CDC43)ppm(デルタ) : 0.82
 (m、 CH3) 。
1.22 (s、 gem−CH3) t 2.51(
s、 SCH3) p 5−07 (θOCH2) 、
69 (m、 Ar−2H)p 731 (my kr
p 6H)。
If((C;HCl2)3509,3−578,175
1,1605゜1567.1488゜ HRMS (mk) 487.2696 (M+、 C
28H41No4S K対する計算値: 487274
6)、408,402,390゜91゜ B、実施例4の方法により、N−メチルスルホニル−シ
ス−2−〔2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチ
ルヘプチル)フェニル〕−4−ピペリジ7−ル121m
g(0,248ミリモル)を5%炭素上パラジウム(5
0%湿潤)11岬ηで水添分解して、8563〜(86
%)の表題化合物を油として得る。
P M R(CD C43)pTITll (デルタ)
 : 0.8 (m−CH3)。
1.22 (s、gem−CH3)、 2.46 (s
、 5cu3:+、 4.67(t、 J=7Hz、 
GH)、 6.85 (rn、 Arj 2H)、 7
.22(a、 J=8Hz、 Ar、 H)。
IR(CHCL3)3534,3544,1613,1
563゜14930−1 HRMS(必) 397.2253 (M+、 02□
H35NO4Sに対する計算値:397.231ろ)、
318,312,300゜294.161゜ 実施例 14゜ ジクロルメタン2.5mt中のシス−2−C2−べyジ
ルオキシ−4−(1,1−ジメチルへメチル)−ンエニ
ル〕−4−ビイリシノール789〜(1,93ミリモ/
I/)および6−ベンジルオキシプロピオン酸647−
v(1−93ミリモル)の溶液に、ジシクロへキシルカ
ルボジイミド”4031ng(1,95ミリモル)を加
える。
この反応物を3.5時間攪拌してから、追加のジンクロ
ヘキシル力ルボジイミ)”42.9■を加える。
この反応物をさらに18時間攪拌してから濾Aする。濾
液を1N塩酸、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥させ、蒸発させて油とする。
この粗生成物をシリカゲル782上りカラムクロマトグ
ラフにかけて1:6エチルエーテル/ヘキサン溶離して
16〃tづつの分mをとることによって′M製して、所
望のアミドを油として712+++y(65%)得る。
これを次の段階に使用′1−る。
P kA R(CD C70)   (7ルタ) : 
0,82 (m−GH3) tpm 1.20 (s、 gemGH3)、 4.47 (s
、0CR2)、 5.08(s、 0CH2)y b、
4 (m、 1 t()p 6.95 (mt Arr
 H)。
7.23 (S、 Ar、 5H)、 7.36 (s
、 Ar、 5H)。
工R(CI−(Cz3)?l+623.3460.16
26,1572゜1481crn刊 HRMS (rrye) 571.3584 (M+、
 C37H49NO4に対−g−る計算値: 571.
3649)、480,408,318,91゜B。実施
例4の方法によって、710■(1,24ミ!Jモル)
のN−(3−ベンジルオキシプロピオニル)−シス−2
−〔2−ベンジルオキシ−4−(1,1−ジメチルヘプ
チル)フェニル)−4−ビイリシノールを700〜の5
チ炭素上パラジウム(50%湿潤)で水添分解して、4
29q(88%)の表題化合物を得る。
融点119−121℃ PMR(CDCl2)pI)Ill(デルp ) : 
C]、82 (my CH3’p1.22 (s、 g
emcH3)、 3.3−4.3 (m)、 5.59
 (t、 J=7Hz、 GH)、 6.8 (m、 
Ar、 2H)、 757 (d+ J=8Hz、 A
r、 H)。
IR(CHCL3 ) 3571,3125,1587
z−”HRMS (m4) 391.2716 (M”
、 c23H37’No4に対する計算値: 391.
2713)、374,319,318゜302.161
゜ 分析: C23H37N04 VC対jル計算値: C,70,
55;H,953;N、 3.58 実測値: G、 70.66 ;H,9,19;N、 
5.61 実施例 15゜ リシノール 実施例12、Aの方法により、421■(1,03ミリ
モル)のシス−2−[2−ベンジルオキシ−4−(1,
1−ジメチルヘプチル)フェニル) −4−ヒヘリジノ
ールを110■(1,03ミリモル)の塩化ノチリルで
アシル化して、530yv(96%)の所望ノアミドを
油として得る。
PMR(CDCl3)ppm (デルタ) : 0.8
−1.2 (m、すべてのCH3)、 5.10 (s
、 0CHz)、 5.35 (m、 OH)。
6.85 (m、krp 2 H) −704(d−J
=8 Hz、 Ar、 H)p7.35 (s、 Ar
、 5H)。
IR(Ci(Cz3)3655,3587,3451.
1627゜1572、請−1 HRMS(−)479.3418(M+、C3□H45
NO3に対する計算値: 479.3388)。408
,388,372゜618、ろ00.:’100,91
゜ B、実施例4の方法により、上記Aの生成物529q(
1,10ミリモル)を5%炭素上パラジウム(50%湿
潤)301myで脱ベンジル化して、664〜(78%
)の表題化合物を油として得る。
PMR(CDC43)ppIT](デルタ) : 0.
7−1.2 (m、すべての0H3)、 3.55 (
m、 0H2)、 4.05 (m、 OH)。
5.61 (tt J =7Hz、OH)、  6.8
 (m、Ar、 2H)、 7.62(d’、 J =
 8Hz、 Ar、 H)。
工R(CHCL3) 36B6,3591,3448,
1548゜1499m−1 HRMS (rVe) 389.2903 (M+、 
C24H39N03に対する計算値: 389.292
0)、372,318,302゜284.274,25
7,234,217,161.10DC1上記のへの方
法で、塩化ノチリルの代りに適当な酸塩化物を用い、そ
して同様にBの方法により脱ベンジル化して、次のアミ
ドを得る。
収  率 R1R2%   物理的データ ベンジル基 アセチル基  99PMR(CDCl2)
ppI[l(デルタ):Q、8(m、 CH3)、 1
−22 (8t gem−CH3)、1.91 Cs、
 CH3)・5.0’8 (s、 0CHz)、’ 5
.27 (”。
C’H)、 6.82 (m、Ar、 2H)。
7.03 (d、、 J == 8Hz、 Ar、 H
)。
7.35 (s、 Ar、 5H)。
IR(Ci(Gt3)3587,3420゜16ろ0,
1573,1495cm 。
HRMS(m/e)451.3089(M+。
C29H41NO3に対する計算値: 451.3076)、408,660゜344.318
,300,91゜ Hアセチル基  91   P MR(G D Ot3
 )ppm’(デルタ):Q、3 (m、 CH3)、
 1.22 (ep gem−OH3)、 2.08 
(BT CI(3)?3.55 (m、2H)、 4.
08 (m、OH)。
5.57(t、 J=7Hz、CH)。
6.81 (m、Ar、2H)、  7.63(d、 
J=8H2,Ar、 H)。
IR(CHO23)3598,3405゜1603.1
499cm  − HRMS(ny’e)361.2596(M+。
C2□H35NO3に対する計算値: 361.2608)、344,318゜302.234
,217,199゜ 162.161゜ (8、0CH2)、 5.29 (m、 CH)16.
78 (m、 Ar、 2H)、 6.98(cl、 
J=8Hz、Ar、 H)、 Z3Q(m、 Ar、 
5H)− IR(CHCL3)3591,3444゜1630.1
572.1496(7)−1゜HRMS(m/e)46
5.2646(M+。
C3oH43NO3に対する計算値= 465.3232)、408,318.91Hプロピオ
=  91  PMR(CDCz3)ppm(デルタ)
ニル基        1.22 (s、 gem −
CH5)、 3.53(m、’2H)、 4.1 (n
o、 CH)、 5.63(bt、J=7Hz、C;H
)、 6.82(rQ。
Ar、 2H)、 7.63 (d、 J==8Hz。
Ar、 H)。
IR(cHcz3)3595,3400゜1601 、
1499cm−1− HRMS(m/e) 375.2711 (M”。
C23H37NO3に対する計算値: 375.2764)、358,346゜318.302
,300,284,234゜217.199゜ ベンジル基 n−ペンタノ  99   PMR(C;
DCz3)ppm(デルタ):イ“基       0
.8−1.2 (m、 al、0H3)、 5.10(
e、 ocn2)、 5.30 (bty ””6H2
,OH)、 6.87 (m、 Ar、 2H)。
7.02 (a、 J:8Hz、 Ar、 H)。
7.36 (m、 Ar、 5H)。
IR(cHcz3)3593,3457゜1629.1
573.1495先−1゜HRMS (m/e) 49
3.3224(M九C3゜H4□NO3に対する計算値
二 493.3544)、408,402゜38<5,31
8.91゜ (m、2H入4.15 (m、 CH)。
5.60 (bt、 J = 6H2,OH)。
6.79 (m、 Ar、 2H)、 760 (a。
J=8Hz、 Ar、 H)。
IR(CHCz3) 3595 、3420 。
1598.14990−1゜ HRMS(m/e) 403.3072 (M+。
C25H41NO3に対する計算値= 403.3076)、387,324゜実施例 16゜ 実施例5の方法により、N−(3−ヒドロキシプロピオ
ニル)−シス−2−[4−(1,1−ジメチルヘフチル
)−2−ヒドロキシフェニル’:]−4−ピペリジツー
ル593my(1,51ミリモル)を水素化リチウムア
ルミニウム152■(4,011モル)テ還元シテ、3
5+8mg(70%)の表題化合物を油として得る。
PMR(cDcz3)pp呟デルタ) : 1.24 
(s、 gem −CH5)。
3.04.6(m)、 6.75(s、Ar、3H)。
IR(CHCz3)3592.5462,1622,1
605゜1573rrn−1゜ HRMS(in/e) 377.2933 (M+、 
C23H39No3Vc対する計算値: 377.29
20)、332,314,271゜161.158.8
8゜ 実施例 1Z 実施例14、Aの方法を用いて、シス−2−[2−〈ン
ジルオキシー’l(1,1−ジメチルへブチル)フェニ
ルクー4−ピペリジツール1.812(4,42ミリモ
ル)、蟻酸206Frq(4,48ミリモル)およびジ
シクロへキシルカルボジイミド1.04F(5,04ミ
リモル)から相当するホルムアミド1.32.f(70
%)を得る。
融点119.5−122.5°C(メタノールから再結
晶)PMR(CDC;z3)ppm(デルタ) : 0
.82 (m、 CH3)。
1.23 (s、 gem −CH3) 、 5.02
 (a、 0CH2)、 6.88 (m+Ar、 2
H)、 7.25(m、 Ar、 6H)、 7.58
(s、 CHO)。
:cR(cHct3)3687,3586.3426,
1648゜1611 、1571 、1494cy−−
1o′HRMS (m/e) 437.2935 (M
+、 C28H39No3に対する計算値: 437.
2920)、408,347,91゜B・5%炭素上パ
ラジウム(50%湿潤)860〜を用いるへの生成物上
61り(2,99ミ!7モル)の脱ベンジル化により、
表題化合物752■(72%)を得る。
融点149−150℃(メタノール−水から再結1、晶
)PMR(CDCl2)ppm(デルタ) : o、s
 O(m、 CH3) 。
1.25 (s、 gem−CH3)、 6.75 (
m、 Ar、 2H)、 Zl 0(d、 J=3H7
,Ar、 H)、 7.49 (s、 CHO)。
I R(CHC13) 5593.3250.1644
.1585cm−’ 。
HRMS (m/e)347.2415 (M+、 C
2,H33No3に対する計算値: 347.2452
)、346,330,262゜161゜ 分析: C21H33NO3に対する計算値: C,72,60
; H,9,57;N、4.03 実測値: G、 72.38 ; H,9,24;N、
 3.95゜ 実施例 18゜ テトラヒドロ7ラン70−中のシス−2−114−(1
,1−ジメチルへブチル)−2−ヒドロキシフェニル〕
−4−ピペリジツール760■(2,38ミリモル)塩
化プロピノイル970■(11ミリモル)および炭酸カ
リウム2.07F(15ミリモル)を用いて、実施例1
0の方法を(り返すと、430q(1%)の表題化合物
が油として得られる。
PMR(CDC43)   (デ”り) ” 0.82
 (m、CH3)。
99m 1.22 (s、 gem−CH3)e 3.11 (
s、 0H)y 5.65 (bt。
J=6H2,OH)、 6.80 (m、 Ar、 2
H)、 7.60 (d、 J= 8H2,Ar、 H
)。
IR(CHCL3)3595.3296,3200.2
110゜1621、1602.1500m−’。
HRMS (rye)371.2495 (M+、C2
3H33No3に対する計算値: 371.2452)
、354,287,286゜233.199,187,
161゜ 実施例 19 シス−2−[4,−(1,1−ジメチルヘプチル)−2
−ヒドロキシフェニル)−4−ビイリシノール321’
f(1,01ミリモル)、臭化プロピニル82ミクロリ
ツトル(1,0(Sミリモル)および炭酸カリウム29
2■(2,12ミリモル)に実施例1oの方法を用いる
と、205〜(57%)の表題化合物が油として得られ
る。
PMR(CDC43)   (デルタ) : 0.82
 (m、 CH3)。
99m 1.25 (s、 gem−CH3)、 2.22 (
t、 J、=、=2Hz、’OH)。
3.35 (d、 J =2Hz、 2H)、 6.7
8 (Ar、 6H)−IR(CHCL3)3595,
3303,1627.1576゜1502、、−m−’
HRMS (m/e) 357.2682 (M十、 
 C23H3sNo2に対′1−ル計算値: 357.
2659)、’340,318,233゜168゜ 実施例 20゜ 一般的な塩酸付加塩の形成 1またはそれ以上の塩基性窒素含有基を有する適当な式
1f)の遊離塩基のエーテル溶液に、モル過剰の無水塩
化水素を通し、生ずる沈殿を分離して、適当な溶媒、例
えばメタノール−エーテル、から再結晶させる。
同様にして、式(I)の遊離塩基はその相当する臭化水
素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩、酢酸塩、酪酸塩、ク
エン酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、7マル酸塩、リ
ンゴ酸塩1.グリコール酸塩、グルコン酸塩、乳酸塩、
サリチル酸塩、スルホサリチル酸塩、こけ(酸塩、パモ
イン酸塩および酒石酸塩に変えられる。
実施例 21゜ N−ブチリル−シス−2−[:4−(1,1−ジメチル
ヘプチル)−2−ヒドロキシフェニル)−4−ビイリシ
ノール、100mqをでん粉900■と均質に混合し、
細か(粉砕する。そのあと、この混合物を各カプセルが
10■の薬剤と90〜のでん粉とを含有するように、入
れ予成のゼラチンカプセルに詰める。
実施例 22、 錠剤の基剤を、以下に挙げる成分を混合することにより
製造する: 蔗糖    80.3部 タピオカでん粉      13.2部ステアリン酸マ
グネシウム  6,5部N−エトキシカルボニル−シス
−2−(4−(1,1−ジメチルへブチル)−2−ヒド
ロキシフェニル〕−4−ビーリシノールをこの基剤に混
ぜて、薬剤0.1.0.5.1.5.10および25m
gを含有する錠剤を製造する。
実施例 26゜ 1−あたり薬剤0.05.0.1.0.5.1.5およ
び10〜を有する懸濁液を製造するに十分な量の薬剤を
、0.5%のメチルセルロースに加えることによって、
N−n−<ンタノイルーシスー2−〔4−< 1.1−
vメチルヘプチル)−2−ヒドロキシフェニルツー4−
ピーe I)シノール塩酸塩の懸濁液を製造する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)式 の化合物またはその薬学的に許容し得る酸付加塩。 〔式中、R1はH,<ンジル基、ベンゾイル基、ホルミ
    ル基、(C2−C7)アルカノイル基またはG。 (OH2)p−NR4R5(ここでpは0または1−4
    であり、R4およびR5は各々Hまたは(Ct−04)
    アルキル基であるかまたはそれらが結合している窒素原
    子と一緒になってピペリジノ基、ピロロ基、ピロリジノ
    基、モルホリノ基またはN−((Cニー04)アルキル
    〕ピ投うジノ基を形成する)であり;R2はH1ホルミ
    ル基、(cl−C6)アルキル基、(C2−C6)アル
    ケニル基、(C’2−06)アルキニル基、(C2−C
    7)ヒドロキシアルキル基、(C2−C7)アルキルカ
    ルボニル基、(C3−C7)アルケニルカルボ=+L 
     (C3−C7)アルキニルカルボニル基、(C1−0
    6)−yルキルスルホニルM、(C2−C7)アルコキ
    シカルボニル基、マたは(C2−C7)ヒドロキシアル
    キルカルボニル基であり; R3は2つの水素原子、カルボニル酸素原子、OH 4!I″  または−〇であり; ′・HOH 7は(C1−C13)アルキレン基または−(alに1
     )m−O−(alKz)n−(ここで(ail)およ
    び(alKz)は各々(C1”13)アルキレン基であ
    る)であるが、但しくalに1)プラス(alKz)中
    の炭素原子の合計は13以下であり、mおよびnは各々
    Oまたは1であり、そして Wは水素、ピリジル基またはW1C6H4(ここでWl
    はH,FまたはCtである)である。〕2)R3が40
    Hまえ、よ/H移り、R1がオIHパ・OH 素であって、Zがアルキレン基である、特許請求の範囲
    第1項に記載の化合物。 3)R2が上記のアルキル基、アルケニル基、アルキニ
    ル基、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基
    またはアルキルスルホニル基である、特許請求の範囲第
    2項に記載の化合物。 4)  ZがC(CH3)2(CH2)6であり、Wが
    水素である、特許請求の範囲第6項に記載の化合物。 5)  R2カn−フロビル基、2−プロイニル基、2
    −フロビニル基、(C2,−C5)アルキルカルボニル
    基または(C2−C4)アルコキシカルボニル基である
    、特許請求の範囲第4項に記載の化合物。 6)  N−ブチリルシス−2−[4−(1,1−ジメ
    チルヘプチル)−2−ヒト90キシフエニル)−4〜ピ
    ハリシノール、またはN−エトキシカルボニルシス−2
    −[4−(1,1−ジメチルヘプチル)−2−ヒト90
    −+シンエニル〕−4−ピ(リシノールでアル特許請求
    の範囲第5項記載の化合物。 7)式 (式中R2はCOOCH3またはCOOCH3である)
    の特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 8)  N−エトキシカルボニル2−〔2−ベンジルオ
    キシ−4−(1,1−ジメチルへブチル)フェニルツー
    4−ビイリジノンである特許請求の範囲第7項に記載の
    化合物。 [中、 R工はH、ベンジル基、ベンゾイル基、ホルミ
    ル基、(02−07)アルカノイル基またはG。 (OH2)p−NR4R5(ココ−c−p ハoまた+
    ’1l−4であり、R4およびR5は各々Hまたは(C
    1−04)アルキル基であるかまたはそれらが結合して
    いる窒素原子と一緒になってピイリ・ジノ基、ピロロ基
    、ピロリジノ基、モルホリノ基またはN−1:(Cニー
    c4)アルキルコピはラジノ基を形成する)であり;R
    2はH、* /l/ ミル基、(c、−C6) 7Ay
    キル基、(C2−C6)アルケニル基、(C2−C6)
    アルキニル基、(Cz−07) ヒ)”oキシアルキル
    基、(C2−C7)アルキルカルボニルS、(C3−C
    7)アルケニルカルボニル基、(C3−07)アルキニ
    ルカルボニル基、(cl−C6)アルキルスルホニル基
    、(C1z−07) フルコキシカルポこル基、または
    (02−07)ヒドロキシアルキルカルボニル基であり
    ; R3は2つの水素原子、カルボニル酸素原子、<0Hま
    たはイ1であり; ’H’OH 2は(C1−C’13 ) y+キv y基または−(
    a IKl )m−O−(alKz)n−(ここで(a
    ]J(1)および(axK2 )は各々(Gt −01
    3’)アルキレン基である)であるが、但しく a、I
    IC1)プラス(alKz )中の炭素原子の合計は1
    6以下であり、mおよびnは各々0または1であり;そ
    して Wは水素、ピリジル基またはWIC6H4(ここでWl
    はH,FまたはCtである)である。〕
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