JPS59173764A - 風速測定方法および熱線風速計 - Google Patents

風速測定方法および熱線風速計

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JPS59173764A
JPS59173764A JP59045328A JP4532884A JPS59173764A JP S59173764 A JPS59173764 A JP S59173764A JP 59045328 A JP59045328 A JP 59045328A JP 4532884 A JP4532884 A JP 4532884A JP S59173764 A JPS59173764 A JP S59173764A
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JP
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thermistor
signal
value
circuit
temperature sensor
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JP59045328A
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English (en)
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スタンリ−・エ−・ロベル
ロバ−ト・エツチ・アシユトン
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Dwyer Instruments LLC
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Dwyer Instruments LLC
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/10Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring thermal variables
    • G01P5/12Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring thermal variables using variation of resistance of a heated conductor

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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は風速測定方法および熱線風速計、特に加熱体の
気流による冷却効果およびこの冷却効果と風速との相関
関係に基づいて風速値を直読できるような風速測定方法
および熱線風速計に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に風速計は種々の用途に使われている。例えば、空
調システムでの暖房や換気状態の監視、08HA追従シ
ステムでの排気ガスフードの取付けおよび点検、その他
気象学、流体力学における研究、調査、質量移動の測定
等に盛んに用いられている。
従来この種の装置は、一般に速度全測定′しようとする
気流の中装置かれるグローブと、この風速計の測定範囲
内で風速値を指示するために回路やその他の部品を有す
る装置本体とをそなえている。
従来のこの種の装置はある程度携帯性はあるものの、装
置本体は通常比較的太ぎく、また重く、扱いに不便な点
があった。その上、十分な精度が得られなかったシー測
定可能な範囲が狭かったりする欠点があった。特に風速
が零付近の測定には適当でなかった。
〔発明の目的〕
本発明の第1の目的は、周囲の温度に影響されないで測
定でさ、単位時間について線形な風速値の読みを与える
ことがでさ、しかも広範な周囲温度においても広範な風
速値の測定が精度よく行えるような風速測定方法を提供
することである。
本発明の第2の目的は、検出信号処理回路、制御回路、
および指示メータを携帯操作に適するように配置した適
当な大ぎさの指示装置と、この指示装置に接続されたコ
イル状ケーブルによって検出信号処理回路に信号を与え
る検出器を有づ−る軽量なかつ簡素化されたグローブと
、をそなエタ軽蓋で、バッテリ駆動が可能で、扱いが容
易な熱線風速計を提供することである。
本発明の第3の目的は、白熱式ザーミスタ型の検出器と
−これに関連した回路と、風速値を指示メータに表示す
るための回路と、をそなえ、周囲の温度に影響されrx
いで測定ができる熱線風速計を提供1−ることである。
本発明の@4の目的に、自熱機能をもったサーミスタと
、ソリッドステート温度検出器と5合有する一対の風速
検出装置をそなえ、各風速検出装置からの信号を処理す
ることによって、広範な周囲温度においても広範な風速
値の表示を与えることがでさ、この風速値の読みは速度
の単位でありかつ周囲の温度の影響を受けないものであ
り、しかも単位時間について線形な適当な単位(例えば
フィート7分)であるような熱線風速計を提供すること
である。
本発明の第5の目的は、内蔵バッテリの寿命を延ばすた
めに使用していないとぎにば゛成力供給を断つ役割を果
たす測定開始ボタンをそなえ、使用するとぎにサーミス
タを急速に暖め〜動作可能な温度に違し1こら暖める動
作を中止jる機能をそなえ、11コープにはセンサ索子
を支持している簡素/ 化されたプリント基板が内蔵さ7t、装置本体には検出
信号処理回路、制御回路、および指示メータを有してい
る簡素化されたフ′リント基板が内蔵された熱線風速計
であって、 製造原価が低床で、種々の用途に幅広く利用でぎ、扱い
および読取9が容易にでき、正確かつ安定した測定がで
き、しかも寿命の長い熱線風速計を提供することである
〔発明の概要〕
本発明に係る熱線風速計は、グローブに取付けられた2
つの異なるセンサを有テる。これらのセンサによって検
出された信号は、グローブに電気的に接続さ扛た装置本
体内の検出信号処理回路に与えられる。この装置本体は
、広範囲にわたる風速値を、広範囲にわたる周囲温度に
おいて、単位時間について線形な読みとして与えること
ができ、しかもその値は測定地点の周囲温度に影響され
ない値となる。2つのセンサのうちの1つであるサーミ
スタは、白熱モードで動作し、本装置の風速検出素子と
して機能する。このサーミスタは自動制御ブリッジ回路
の1つの枝として組込まれ、一定温度(後述する実施例
では200C)に対応する一定の抵抗値をもったブリッ
ジ抵抗として機能する。サーミスタ周辺の空気の流れは
、サーミスタの前記一定の温度での動作を維持するため
に必要な電力を増加させる。サーミスタの消費エネルギ
は、風速と、サーミスタの動作温度と測定地点の周囲温
度との差と、の両方に基づいて決定される。
2つのセンサのうちのもう1つはソリッドステート温度
センサ素子である。このセンサは感温トランジスタであ
り、測定地点の温度を測定できる位置に設けられる。こ
のセンサは風速の影響を受けないで動作し、測定地点の
温度に比例した信号を発生する。これら2つのセンサか
らの出力信号は対数変換および逆変換トランジスタによ
って電気的に合成されろ。これらトランジスタには、回
路の温度特性による影響を防ぐために1チツプのIC上
に構成されたトランジスタが用いられる。最終的に得ら
れる信号は、周囲温度に全く依存しない風速値を示すこ
とになる。装置の各回路に必要な電源はバッテリから供
給され、このバッテリの消費をおさえるために、測定が
行われていないとぎにはこのバッテリの供給を断つ役割
を来た丁測定開始スイッチが設けられる。また、バッテ
リの変換を操作者に促すためのバッテリ警告灯も設けら
れる。サーミスタは白熱モードで動作し、サーミスタ自
身が自動制御ブリッジの構成要素となる。
即ち、ブリッジの片側の枝は、200℃に対応する抵抗
値になるように制御されたサーミスタとこれに直列接続
されこの半分の抵抗値をもった抵抗とによって構成され
、これに相対する枝は、抵抗比2:1の互いに直列接続
された抵抗で構成される。
サーミスタは白熱モードで動作するが、この動作温度で
のサーミスタの抵抗値に比べて動作前の低温時における
抵抗値はきわめて高くなる。そこで測定開始時に、この
サーミスタを急速にウオーノ・アソノさせるための回路
が設けられている。この回路はタイマ回路により制御さ
れ、ウオームアツプ期間中サーミスタに流す電流を増加
させることによシサーミスタ温度を急速に高める。この
タイマ回路は、また−このウオームアツプ期間中、読取
メータ指釧が誤動作するのを防ぐ機能を有する。
〔発明の実施例〕
構成の概略 第1図乃至第3図で、本発明に係る熱線風速針側は、検
出器を有するプローブ22と、信号処理回路、制御回路
、および測定値表示器を有する装置本体冴と、これらを
互いに接続するコイル状ケーブル26とをそなえている
ツーローブ22は細長い筒状筺体30を有する。この筒
状筐体30はステンレス鋼のよ−)な腐蝕しにくい材料
で形成1−るのが好ましい。この筒状筐体3oの内部に
1枚の細長い形をしたプリント基板31が納められ、一
対の検出器がこのプリント基板31上に固定される。こ
の一対の検出器はそれぞれ、自熱機能をもったサーミス
タ32と、ノリ−ラドステート温度センサ3−4(i変
する実施例では感熱トランジスタである。)とを有する
。サーミスタ32は、筒状筐体30の相対丁゛る面に設
けられた窓36および詔(第2図と第12図参照)から
成る一対の開口部350間に設けられる。プリント基板
31は、サーミスタ32を支持するための切欠部4oを
有する。この切欠部40は窓36および38に対応する
位置に設けられ、空気か窓36から入り、サーミスタ3
2を経由して反対側の窓あから出るような空気通路42
が形成される。
同様に筒状筐体301Cは窓46および48からなる。
一対の開口部44が設けられる。開口部44は開口部3
5と同じ太ぎさであるが、グローブ22の長手方向に少
し離れた位置に設けられろ。ツーリント基板31は−こ
の開口部44の位置で温度センサ34を支持するための
切欠部50を有する。窓46および48から成る一対の
開口部44すらびにツーリント基板の切欠部50は第2
の空気通路52を形成し、グローブ22には互いに平行
で、長手方向に一定間隔をおいた2つの空気通路42お
よび52が形成されることになる(第2図および第12
図を参照)。
フリント基板31は、通常の型のものでよく、基板本体
60はガラスエポキシ等の通常の絶縁プラスチック材で
作られる。その片面61には端子64 、66 。
68、ツーリント配fM、70 、72 、74、およ
びこれらによって配線された各センサ32 、34等に
よって構成さnろ回路62が設けらnる。各端子64 
、6(5+、 68はそれぞれ導線76 、78 、8
0を介して巻線ケーブル261C接続され、更に後述す
るように装置本体24に接続されることになる。プリン
ト基板31上の配線および端子は通常の方法によって形
成され、一般に銅等の導電材料によって形成されろ。図
示する実施例では、配線および端子は銅箔を通常の方法
で基板本体に接着したものであり、錫と鉛の合金、はん
だ等でその上を覆って保護するのが好ましい。
筒状筐体30の先端部82には、ナイロン等の適当な絶
縁体フラスナック材料から形成さ扛た封止部材8・1が
適当1f圧力でもって嵌挿される。この封止部材81ば
その頭部85が、先端部820周縁部87に環状に完全
に接触するように嵌挿される(第12図参照)。装置を
使用していないとぎには、この先端部82には適当な形
状のカバー86をかぶせておくのが好ましい。このカバ
ー86はビニール等のIO脂で形成し、装置を使用して
いないとぎ、あるいは後述するように装置の低レンジゼ
ロ点調整を行うとぎに一空気通路42および52を遮へ
いできるように開口部35および44を十分覆える程度
の長さの側壁88を有するようにするのが好ましい。カ
バー860内径は先端部82にスライドして嵌まシ込み
、しかも筒状筐体30との間にある程度のM擦が生じる
程度にする。装置を使用する場合には、測屋のために空
気通路42および52が露出するように、このカバー8
6はスライドして取りはずされる。
ケーブル届には必要な鉛を有するコイル状のものを用い
るのが好ましい。その一端90は第2図に示すように管
92を通してグローブ22に接続される。
管92は筒状筐体30の一瑞94に端部96において熱
収縮接着されている。この接着方法は他のどのような方
法を用いてもよいが、導線76 、78 、80とプリ
ント基板上の各端子64 、66 、 b8とのハンダ
による接触が十分保た扛るようにする。なH第12図で
示したケーブル26の4線81は、本実施例では使用さ
才tていない。管92は第2図に示1−ように直角に曲
げてもよいが、血脈状のままでもかまわない。
装置本体24は、比較的小さく平らで平面状の筐体10
0 (im有する。コ0) i体10(1:M′s、1
図に示すように、一般に操作者が手に持って扱えるよう
に平行六面体にし、縦14σ、横9crn、厚み265
側程度にするのが好ましい。この筐体100は絶縁体の
成形された)゛ラスチック材料で作られた上部筐体10
2および下部筐体104を有し、これらは互いに会わさ
れ、下部筐体104側から通したネジ(図には示されて
いない)VCよって四隅が互いに固定される。
筐体100の内部には1枚のプリント基板106が取付
けられ−この基板上には信号処理回路、制御回路、およ
び測定値表示器が組込まれる。図示する実施例では、こ
のプリント基板106は一対のスペーサ108と、この
それぞれのスペーサ108の中に通された一対のネジ1
10とによって上部筐体102に取付られるようになっ
ておシ(第3図および第14図参照)、上述の種々の回
路等が基板上に組込まn、所定のテストが行われた後に
上部筐体102に固定される。
フリント基板106自身の平面図を第14図に示″′f
この図に位置が示されている数々のこ子部品およびスイ
ッチ類は第1図および第゛3図とも対応している。低レ
ンジゼロ点調整器111は、親指でつまみ111人を操
作することによって調整される。し/ンジ切換スイッチ
112はスライドボクン113の操作によシ動作し一測
定開始スイッチ114は押ボタン1】5を押すことによ
って装置を起動させる働きをする。図の実施例ではフレ
ーム118内に取付けられた通常の磁気コイルメータと
して描かれている読取メータ]16は、風速計スケール
122およびメータ指針124を外部から見ることがで
きるような透明パネル]20を有する。メータ指針12
4は通常時はゼロ目盛125を示すように、上部筐体1
02の開口部128に設けら扛た調整イ・シ126によ
って調整される。上部筺体102の上面ウェブ129に
は開口部128と、読取メータ116の透明パネルに適
した窓130とが設けられる。この上面ウェブ129の
表面133には正面グレート131が投げら肚、この正
面フレート131には、開口部128、窓13〇−およ
びスイッチ#1oo、 112.114のための窓が開
けられ、第1図に示すよう1よ操作表示が施されろ。正
面プレート131は通常、裏面に粘着剤が施され、表面
には透明エポキシが施されたアルミニウム板で作られ、
上部筐体102 K接着される。読取メータ116のフ
レーム118は、通常、一対のネジおよびナツト(図に
は示されていない)によって第14図に示すネジ穴13
2を通してプリント基板1061C固定される。このフ
レーム118は第3図に示すように突起部134を有し
、この突起部134はこれに対応した形状をしている保
持部材138によってプリント基板106の所定位置に
導びかれる。
このようにフレーム118の四隅に相当する位置に設け
られ定保持部拐’138によって、フレーム118゜は
上部筐体102の所定位置に取はずし自在に位置決めさ
れろ。適当なネジとナツト等により(図には示されてい
ない)、フレーム118は、その上面]20が上部筺体
]02の内側上面の位置にくるように固定される。この
読取メータ116をこのように取付けることは、ネジ穴
132を通してプリント基板106”、17上部筐体]
02iC固定させることにもなる。
装置本体冴には、発光ダイオードの光を正面から見るこ
とかでざるように窓140が設けられている。これは後
述するように、内蔵バッテリの蓄電量が低下し、たとぎ
に、操作者に充電を促すための警報を与える役割を果た
す。バッテリ(図には示されていない)は、第14図の
プリント基板106の柄の部分114のどちらの側にで
も設けることができ、筐体100内に内蔵させることが
できる。このバッテリは通常の方法により本装置の各回
路に接読され、要求に応じて電力を供給する。
ツーリント基板106は、ガラスエポキシのような通常
の絶縁プラスチック材料でできた基板145の両面に導
電膜を任意の方法で施した通常のものでよい。フローツ
における基板本体60と同様にl、/4)端子および各
配線が形成され、後述する第4図から第13図に示す回
路が種々の成子部品によって構。
成される。ノリント基板106上の各端子および各配#
は通常の方法で形成され、これには一般によく知られて
いるように銅をはじめとする導伝性旧料が用いられろ。
図示する実施例では、こtらの端子および配線は通常の
方法で形成された銅箔であり、錫と鉛の合金、はんだ等
でその上を穏って保触するのが好ましい。
ケーブル26は導線76 、78 、80を有し、上部
筐体102に取付けられた張力緩和部材150全通して
装置本体24に接続される、各導線は第13図に示すよ
うに7刊イト基板106の各構成回路に接続される。
筐体100にはストラッグ147が取付けられ、操作者
は装置本体別の携帯時に、このストラップ147に手首
を通して保持することにより、装置本体24を落下させ
る危険をなくし安全な測定が行えることになる。ストラ
ップ147は通常の鎖状輪149に運動自在に取付けら
れ、この鎖状輪]49は上部筐体102に固定された取
付具15】の孔部に取付けられる。
各要素の基本的な物理的横取、その基本原理、ならびに
処理回路、制御回路、および測定値表示器の図式的な説
明、記述は十分公開の価値あるものである。
動作原理 前述したように本発明に係る風速計は、幅広い周囲温度
において、幅広い風速値にわたって風速の測定が可能で
ある。まず操作者は装置本体冴を正面パネルが見えるよ
うにして片手に持ち、スロープ22をもウ一方の手で持
つ。測定を始める前に、グローブ22からカバー86が
取除かれる。装置本体囚を操作できる位置に保持した後
、ツーローブ22の先端部82を測定対象となる気流の
中に入れる。この場合、グローブの空気通路42および
52が気流の方向とほぼ平行VC’fjCるようにし一
空気がサーミスタ32およびソリッドステート温度セン
サ34の周辺を通るようにする。後に詳述するように装
置本体冴の測定準備が完了していれば、サーミスタ32
およびソリッドステート温度センサ34が動作を開始し
、これら2つのセンサはそれぞれ別々の信号全発生する
。これらの信号を統合することにより、測定地点の周辺
温度に影響されない風速が得られ、この値は風速計スケ
ール122に指示針124によって、単位時間あたりの
線形な測定値(例えば第1図のようにフィート7分の単
位で)として表示される。
まずサーミスタ32について説明する。このサーミスタ
は白熱モードで動作することかでさる市販のサーミスタ
でビード型のものが好ましい。この白熱エネルギが空気
の流れによって散逸することを利用して風速を検出する
。このエネルギ消費は、実際には2つの要素によって決
定される。第一の要素は風速であり、第二の要素はサー
ミスタの動作温度と、測定地点の周辺温度との温度差で
ある。
本発明に係る風速計では、サーミスタに関する限り、測
定値として与えられる量はサーミスタの両端子間電圧E
□であり、このE、について式(1)が成り立つ。
E、=へ7耳、Vl      (1)ここでに工は物
理定数、Tfは前記温度差の関数として与えられる値、
■fは風速の関数として与えられる値である。
従ってサーミスタからのエネルギ散逸によって変化する
サーミスタ電圧E工は一風速、サーミスタの動作温度と
測定地点の周辺温度との温度差、あるいはその両方に依
存して変化する。
本発明ではサーミお夕32と同時にソリッドステート温
度センサあを動作させ、装置の指示値に対する測定地点
の周囲温度のゆらぎによる効果を相殺するようにし、広
範囲にわたる周囲温度の変化によっても影響を受けない
風速測定を可能にしている。
ソリッドステート温度センサあはNPN型のシリコン感
温バイポーラトランジスタで、測定地点の望気温度に比
例し1こ電気信号を発生するように組込まれろ。即ち、
センサ34の周辺回路は、このトランジスタのベース・
エミッタ間電圧が温度に対して線形な関係を示すように
設計さ汎、センサ34が線形な出力信号を発生するよう
にjろ。
従ってセンサ34の出力電圧E2は式(2)で表わされ
る。
■号、 = ■ぐ2  Tf            
          (2)ここでに2は物理定数、η
に周囲温度の関数として与えられろ値である。
不発明に係る風速計の構成の特g、は、サーミスタ32
の出力とソリッドステート温度センサ34の出力とを電
気的に合成する点にある。即ち、サーミスタの出力電圧
E1の2乗の値をソリッドステート温度センサ電圧E2
によって除丁ことによシ、サーミスタの出力電圧値から
T、の値が消去さ肌る。実際には以上の演算は、サーミ
スタ32の出力信号とソリッドステート温度センサ34
の出力信号とを、それそ扛対数に変換し、これら2つの
信号を対数のまま減算し、その結果の真数をとることに
よって行われる。
これを数学的に説明すると次のようになる。式(1)お
よび式(2)の両辺の対数をとると式(3)および式(
4)が得られる。
1 !nE1−T(1nK1+ InTf+ InVf) 
 (311nB    lnK + 1nTf(J−2 式(3)は更に式(5)のように変形さ肚、21nE 
  lnK + 1nTf+ 1nVf(5)1   
     1 式(5功)ら式(4)を減すると、 21nE、−1nE2: lnK、 −1nK2+ I
nVf(61が得られる。式(6)では温度の項LnT
(は消去されている。式(6)の両辺の真数をとると式
(7)が得られる。
ここでE3は合成出力信号で一周囲温度に全く影響され
ない単位時間について線形な風速の直接の値を与える。
後述する第4図乃至第11図に示すいくつかの回路は、
合成出力信号E3を求め、この信号値を風速の直接の読
みとして利用できるように用いろ風速の単位に応じて変
換する機能を果たす0図示する実施例では風速値の読み
は低レンジおよび高レンジの2とおりのレンジで与えら
れ一単位はフィート7分である。
回路の説明 前述したように、サーミスタ32−ノリラドステート温
度センサ34−オよびコイル状ケーブルあからの導線を
除けば、すべての回路はプリント基板106上に構成さ
れる。回路の各構成要素は図示するような通常の方法に
よって配置される。この回路構成は図示する特定の構成
に限ることはなく、前述した測定原理を利用した・処理
が行いうる構成であれば、プリント基板の配線、電子部
品の接続等はどのような構成をとってもかまわない。
第チ図に本装置に用いる一般的な電源回路】50を示す
。この回路は測定開始スイッチ114Aを有し、このス
イッチが閉じられると接点152および154が導通し
、バッテリ156および158が直列に接続し、公称バ
ッテリ出力電圧である18Vの電圧が出力端子160に
与えられる。バッテリ156および158は、経済性、
便宜性を考慮するとそれぞれ9■であるのが好ましい。
また、電源回路150の動作に必要な100mAの最大
負荷においても公称出力電圧18Vが供給でさるもので
あれは、どのようなものでもかまわない。図の実施例で
は、測定開始スイッチの一部分114Aは接点部材16
2を有し、この接点部材162によって接点152およ
び154が導通する。なお測定開始スイッチ114の別
な一部分】14Bは第10図に示すように接点部材】6
3を有し、この接点部月163 Kよって接点165お
よび367が導通する。測定開始スイッチ114は部分
114Aおよび114Bとから成り、これら画部分は通
常の方法で構造的に一体と7′I:9、スプリングで張
力がかけられており、部分114Aは常開となり、部分
114Bは常閉となるように構成される。
部分114BKついてiJ: iM 10図で回路32
2を説明するとぎに詳述する。
第4図乃至第11図で、実線は配線を一黒点は接続を、
0と記された三角形は接地点を、それぞれ示す。その他
の記号についてはその都度説明を行うことにする。
電源回路150において、参照電圧5.6■はボルテー
ジレギュレータ157によって供給される。このボルテ
ージレギュレータ157は適当なツェナダイオードと適
当な抵抗159とから成り、ここを流i’する電流は抵
抗159に印加される実際の印加電圧によって異なるが
、約9 、4 mA 〜12.4 mAの間に制御され
る。
抵抗】61Aおよび161 Bは分圧回路171を構成
し、両抵抗の接点169に適当な分圧が得ら扛る。
本実施例では分圧比は帆377であり、バッテリの供給
電圧が15Vまで降下したとすると、接点169には約
5.6■の分圧があられれることになる。
発光ダイオード166は抵抗168を介して18Vの電
源端子に直列接続される。この発光ダイオード166の
もう一方の端子は演算増幅器172の出力に接続される
。演算増幅器172の一方の入力174はボルテージレ
ギュレータ157の出力に、も9一方の入力176は抵
抗161Aおよび161Bの接点169に接続される。
これにより、接点169の電圧がボルテージレギュレー
タ】57の出力電圧よシ太ぎい限り、演算増幅器172
の出力170はハイレベル、例えば18V、となシ抵抗
168および発光ダイオード166には電流は流れない
。接点169にあられれる分圧がボルテージレギュレー
タ157の出力′電圧より小さくなると、演算増幅器1
72の出力]70は0■となシ、抵抗168を介1.て
発光ダイオード166に電流が流れ5発光ダイオード1
66は発光する。第1図に示したようにこの発光は、バ
ッテリ警告用の窓140を通して操作者にバッチIJ 
を圧が正確な測定を行うために十分でないことを知らせ
操作者にバッテリの交換を促す。
第4図で、電源回路150は、また、演算増幅器180
を有する。演算増、幅器]80は抵抗182および18
4によって増幅率2に設定される。その非反転入力には
ボルテージレギュレーター57の出力が与えられ、演算
増幅器180の出力186にはこの2倍の電圧が発生す
る。この発生重圧は、約1.2 Vの直流電圧であり、
電源コネクター88を通じて電源電圧として装置に供給
されろ(即ち、負荷に対して電流を供給する。)。
電源回路150は更に演算増幅器190を有する。
その増幅率は抵抗1.92.194.196.197に
よってZに設定される。抵抗196に入力される電圧で
あるボルテージレギュレーター57の出力電圧は、演算
増幅器190の非反転入力に接続され、百0′亀圧値と
なって出力198にあられ2する。この電圧は本実施例
では公称4■の直流電圧となり、電源コネクタ200を
通じて低電圧電源として装置に供給される。出力端子1
98と電源コネクタ200との間にはPNPタイ1のバ
イポーラトランジスタ202が設けられる。
演算増幅器180および190にそれぞれ対応したコン
デンサ204および206は、回路の好ましくない脈動
分をカットして回路の安定性を高めるために設けられる
。後述する各回路に設けられているコンデンサ(第5図
乃至第10図のコンデンサ241−267.27友 2
97.307. 31g、  338)も同様の目的の
ためのものである。
第5図にサーミスタ信号制御回路210を示す。
一般に市販されているサーミスタ32の一方の端子21
2は、自己駆動式ホイートストンブリッジ回路214に
接続される。ブリッジ214の一方の側こ即ちブリッジ
の半分の部分217は、抵抗218および220から成
り、もう一方の側、即ちブリッジの他の半分216は上
部抵抗に相当する抵抗224および下部抵抗に相当する
サーミスタ32から成る。本発明では、サーミスタ32
はあらかじめ設定された温度を保つ自熱モードで動作し
、図示する実施例ではこの温度は200℃である。設定
さ扛た動作温度(ここでは200℃)でのサーミスタ3
2の抵抗値が求められ、抵抗224にはこのサーミスタ
32の求められた抵抗値の半分の値のものが用いられる
。抵抗220には、抵抗218の抵抗値の2倍の抵抗値
のものが用いられる。回蕗210の演算増幅器228の
一方の入力232は、ブリッジの半分217の上部抵抗
218と下部抵抗217との接点234に接続され、も
う一方の入力230は、ブリッジの他の半分216の上
部抵抗224と下部抵抗に相当するサーミスタ32との
接点236 K接続される。接点234と接点236と
の間に発生する偏差信号は演算増幅器228によって増
幅されトランジスタ238をドライブする。ドライブさ
れたトランジスタ238の出力電流はサーミスタ32の
温度を上昇させろ。本実施例ではサーミスタ32が設定
温度2001:に達するとその抵抗値は抵抗22402
倍の値となるため、ブリッジ214が平衡し、ブリッジ
の偏差信号は0になる。
このようにしてサーミスタ32の温度は設定値に維持さ
れる。抵抗224の抵抗値は、実際には市販のサーミス
タのメーカーによる補正された抵抗値(通常、適当な油
等の液体中で所定の温度で動作させることにより測定す
る。)をもとに決定する。
即ち、使用1−るサーミスタの設定温度(200’Cが
好ましい。)Kおけるメーカーにより補正された抵抗測
定値の半分の値に最も近い値をもった精度1%以内の抵
抗を抵抗224として用いる。
なお、サーミスタの設定動作温度は200″’CK限ら
れるものではない。本実施例で設定温度を200℃とし
たのは−200℃という温度は参照温度となる通常動作
温度として用いるのに十分高い温度であるからである。
サーミスタの動作温度領域は約150℃〜300℃にす
べぎである。300℃がサーミスタの最大動作温度であ
る。
抵抗240は電源投入後継続してブリッジ214にわず
かな初期電流を流し、演算増幅器228の両入力をバイ
アスすることによってその正常動作を確保している。演
算増幅器228およびトランジスタ238のコレクタに
は電源コネクタ160かI) 18 Vの電圧が供給さ
れる。また、演算増幅器228には電源コネクタ200
から4■の電圧も供給される。ブリッジ2140半分2
17ニも電源コネクタ200から4■の電圧が導線76
を通じて供給される(第13図にも示されている。)。
サーミスタ32が空気の流れKさらされγことぎに。
サーミスタ信号制御回路210の動作によってサーミス
タ320両端に発生した電圧は接点242に与えられる
。この電圧はサーミスタ32周辺の風速および周囲温度
、即ち、サーミスタの動作温度とその周囲を流れる空気
の温度との差の関数になる。この電圧は第12図および
第13図に示すように導線+130によってサーミスタ
信号対数変換回路250(第6図に詳しく示す。)に与
えられる。
第6図に示すサーミスタ信号対数変換回路250におい
て、導線(資)は接点252に接続さ扛る。この接点2
52は抵抗値が互いに等しい2つの抵抗254および2
56の接点でもある。サーミスタ電圧は抵抗256を介
して演算増幅器2600反転入力に与えられ、抵抗26
2には抵抗256を流れる電流と等しい電流が流れる。
この電流はNPNトランジスタ264のコレクタからエ
ミッタへ流れることになる。゛トランジスタ264のベ
ースには電源コネクタ200から4Vの電圧が供給され
る。トランジスタ264のコレクタ・エミッタ電流は、
サーミスタ320両端子間電圧に直接比例した量となり
、トランジスタ264にこの電流値の対数値に相当する
ベース・エミッタ電圧降下を生じさせる。
サーミスタ電圧は、また、抵抗254を介して演算増幅
器266の反転入力に与えられる。これによって抵抗2
68を流おる電流は、抵抗254を流れる電流と等しく
なり−この電流はNPNトランジスタ270のコレクタ
からエミッタへ流れる。トランジスタ2700ベースは
トランジスタ264のエミッタに接続される。トランジ
スタ270のエミッタ・コレクタ電流もまた、サーミス
タ320両端子間電圧に直接比例した量となり、トラン
ジスタ270にこの電流値の対数値に相当するベース・
エミッタ電圧降下を生じさせる。従って、トランジスタ
270のエミッタ電圧と一回路150から供給される4
 V llj:源市;圧と、の差はサーミスタ320両
端子間電圧の対数値の2倍に相当した値となる。
回路250で、コンデンサ272は回路を安定化させ、
また、サーミスタからの信号の急激な変化を平滑化させ
、測定値の読みを安定した正確な値にする機能を有する
。コンデンサ267および273は、回路]50でのコ
ンデンサ204および206と同様の目的で設けられT
こものである。
次に第7図に示すソリッドステート温度センサ回路28
0について説明する。サーミスタ32がj風速および周
囲温度をその出力信号の一部として検出するのと同時に
、ソリッドステート温度センサ34は別個に同じ空気の
流れの中に置かれ、周囲温度を検出する。温度センサ3
4の検出する温度はその性質上風速には影響されない値
となる。前述し1こようVC温度センサ、34はNPN
型バイポーラトランジスタであり、そのベース・エミッ
タ間電圧は温度と線形関係にある。回路280において
、トランジスタ282はNチャンネルFET型のシリコ
ントランジスタであり、このトランジスタ282と抵抗
284とによって、温度センサあのベース・工ばツタ間
に一定の電流を供給するような定電流源が構成されろ。
こnによって、温度センサ詞の両端には一定の電圧があ
られれる。この電圧は電流が一定であるため通常は定常
値となるが、周囲温度の影響によ多温度変化に対して比
例するように変化する。温度センサ34の出力は抵抗2
88を介して演算増幅器286の反転入力に与えられる
。回路280において、抵抗290および292は分圧
回路293を構成し、ここで発生した周囲温度のための
参照電圧は抵抗294を介して演算増幅器286の非反
転入力に与えられる。抵抗288を介して演算増幅器2
86に与えらルた温度センサあの出力と、演算増幅器2
86に与えられた参照電圧と、の差は、抵抗296、コ
ンデンサ297、抵抗298に接続された演算増幅器2
86 icよって適当なレベルにまで増幅さ几る。第7
図に示すようにソリッドステート温度センサ34のエミ
ッタ2よび抵抗298には、回路150から4vの参照
電圧が供給される。
ソリッドステート温度センサ回路280の出力である増
幅された電圧信号は、温度センサ信号対数変換回路30
0 K与えられる。この回路を第8図に示す。ソリッド
ステート温度センサ回路280の出力は抵抗304を介
して演算増幅器、3020反転入力端子に与えら2する
。この回路は、抵抗306を流扛る電流が抵抗304を
流れる電流と等しくなるように構成されている。この電
流は、また、NpN トランジスタ308のコレクタか
らエミッタへ流扛る電流に等しい。トランジスタ308
のベースには回路150から珀;圧4■が供給される。
トランジスタ308のエミッタ・コレクタ電流はトラン
ジスタ308の入力電圧に直接比例した蓋と了り、この
電流値の対数値に相当″1−るベース・エミッタ間の電
圧降下を生じさせる。この電流はグローブ出力調整回路
;つ10へ信号として与えら扛る。
第9図にこのツーローブ出力調整回路310を示す。
ここで、低レンジゼロ点調整回路はNPN l−ランジ
スタ312 ’t[し、このトランジスタ3120ベー
スには対数変換された温度センサ信号が与えられ、エミ
ッタには対数変換されたサーミスタ信号が与えられる。
即ち、トランジスタ二312のベースにはトランジスタ
308のベース会エミッタ間電圧が与エラれ、一方トラ
ンジスタ312のエミッタにはトランジスタ2640ベ
ースとトランジスタ270のエミッタとの間の電圧が与
えられる。
従って、トランジスタ3120ベース番エミッタ間電圧
は、サーミスタ320両端子間電圧の対数値の2倍の値
から温度センサあの両端両開電圧の対数値を減じたもの
となる。ただ、この減算結果である値はまだ対数値のま
まである。前述のようにトランジスタ308で、ベース
−エミッタ間電圧は、トランジスタ308のコレクタ電
流の対数1直に相当するが、この逆の原理によシ、トラ
ンジスタ312のコレクタ電流は、トランジスタ312
0ベース曝エミツタ間電圧全対数値としたときの真数値
となる。
このようにトランジスタ312は、サーミスタの出力信
号の対数値に相当する値から、温度センサによって得ら
肚た温度補償信号の対数値に相当する値を減算し、この
減算値を対応する真数値に変換する機能を有1−る、真
数値に変換された信号は、演算増幅器314に与えら几
る。この演算増幅器の出力信号は、サーミスタ電圧の2
乗の値を温度センサカラ得られた温度補償電圧によって
除、−たものに相当し、測定地点の周辺温度の影響が取
除かれたものに1よる。
回路3]Oにおいて、各構成部品はそれそt公称値との
間に誤差を宵するため、サーミスタ320周辺に空気の
流れが全くないとぎに、演算j’+i幅器314の出力
電流が正確にゼロになるように回路を調整′1−る手段
が必要となる。低レンジゼロ点調整器111の構成要素
の一部分で、抵抗316に直列接続された親指で調整可
能な可変抵抗317によってこの調!:がなされる。サ
ーミスタ320周辺に空気の流れが全くないとぎに、演
算増幅器314の出力゛上流かゼロになるように、親指
を用いて操作つまみ111A′T:動かして調整を行う
。実際には、第」2図に示すようにカバー86をグロー
ブの先端部82にはめ込むことによって、サーミスタ3
2の周辺に無風状態をつくり、調整が行われる。抵抗3
】6とトランジスタ312との接点315は、演算増幅
器3140反転入力に接続され、この演算増幅器314
の増幅率は抵抗318 Kよって決定される。演算増幅
器314の出力信号は、結局、サーミスタ320周辺の
風速値に相当したものになる。この信号は更に、レンジ
切換/測定回路322に与えられる。
続いて、第10図を参照しながらレンジ切換/測定回路
322について説明する。前述したグローブ出力調整回
路310の出力信号は、演算増幅器320の非反転入力
に与えられる。この演算増幅器320は入力信号を増幅
するとともに、読取メータ116のスケールの左端の基
準を設定する働きをする。
レンジ切換スイッチ112は、回路322においては、
スイッチ112Aおよびスイッチ112Bとして表わさ
れる。第10図で、スイッチ112への破線側は低レン
ジ側の位置を示し、この位置では演算増幅器3200反
転入力は、回路150の電源コネクタ200から供給さ
れる4V電源ラインに接続される。この状態では、たと
えゼロに対応する(例えば、0フィート7分 近傍の速
度)グローブ出力調整回路からの信号であっても、とに
かくあらゆる信号が増幅される。その増幅信号は、スイ
ッチ112Bが低レンジ側である破線位置にあるため、
対応したレンジ抵抗324に与えられる。抵抗324お
よび326はドライバ等で調整可能な半固定抵抗である
スイッチ112Bが破線の位置にあると、演算増幅器3
20の出力信号は抵抗324に与えられるのであるが一
図示する実施例では、読取メータ116のフルスケール
が600フイ一ト/分[なるように抵抗324は調整さ
れる。
一方レンジ切換スイッチ112が高レンジ側に切換えら
れた場合は、スイッチ112人は実線側の位置となる。
これにより抵抗328は演算増幅器3200反転入力に
接続さ詐る。抵抗328は、抵抗324および326と
同様の半固定抵抗で、読取メータ116に全く電流が流
れない状態のとぎに、メータの読みが特定の風速値(ゼ
ロではない値)を示すように調整を行うのに用いられる
。この調整は次゛ のようにして行われる。ますフ゛ロ
ーブを特定の風速値を有する空気の流れの中に置く。こ
の特定の風速値は図示する実施例では500フイ一ト/
分であり、高レンジ側のスケールの左端の値である。
この状態で、読取メータに流れる電流がゼロになるよう
に抵抗328を調整するのである。
また、スイッチ112Bも高レンジ側、即ち実緋側の位
置となる。抵抗326は、読取メータ116のフルスケ
ールが6000フイ一ト/分になるように調整される。
高レンジではグローブ22によって、最大6000フイ
一ト/分までの風速測定が可能となる。
レンジ切換/測定回路322において、抵抗330゜3
32、334.336およびコンデンサ338は、演算
増幅器320をはじめとする増幅回路の一部をなす。
レンジ切換スイッチ112Aが、低レンジ側、即ち、纂
10図で破線側の位置[あるとぎは、回路150から供
給される4■の参照信号が0フイ一ト/分の風速に相当
し、高レンジ側、即ち第10図で実線側の位置にあると
ぎは、増幅回路の一方の入力は抵抗328によって設定
さ扛る電圧値となり、この電圧値は500フイ一ト/分
の風速に相当する。
第10図に示1−ように、演算増幅器320の出方はレ
ンジ切換スイッチ112BK与えラレ、コノスイッチに
よシ、所望のレンジ幅調整抵抗が選択される。即ち、高
レンジ側(第10図の実線側)では抵抗326が、低レ
ンジ側(第10図の破線ψ11 )では抵抗324およ
び325が選択される。
読取メータ116のメータ指針124の風速計スケール
122に対する相対位置が風速値を示す。スケールは高
レンジ側および低レンジ側そ肚それに応じた目盛を有し
、高レンジ側では500フイ一ト/分〜6000フィー
ト/分まで、低レンジ1(11では。
フィート/分〜600フィート/分までの目盛が設けら
れる。
また、測定開始スイッチ114の一部をなすスイッチ1
14A(第4図参照)は測定回路とに源とを接続する働
きをする。スイッチ114Aは図のように常開スイッチ
であシ、押ボタン115(第1図および第:3図参照)
が押されたとぎにのみスイッチ回路が閉じられる。スイ
ッチ1]jB(第10図参照)は、測定開始スイッチ1
14のもう一方の一部をなすスイッチであシ、本発明で
は、装置を使用していないときのメータ指針のダンピン
グとしての働きをし、装置の振動や衝撃に対する損害を
最小にするようにしている。押ボタン115が離される
と、適肖なスプリング機構等により接点部材163が接
点165および167を接触させメー月16を保護する
次に第11図を参照しながらタイマ回路340 Kつい
て説明する。風速測定のために装置が0NfCされると
、12Vの電源電圧が端子341に供給される。
これによって、コンデンサ342は抵抗344を介して
初期電圧ovの状態から12Vの状態にまで充電される
。抵抗344とコンデンサ342との接点345は、抵
抗352を介して演算増幅器346の非反転入力に接続
される。一方、演算増幅器3460反転入力は抵抗34
8を介して4■の電源(第4図参照)に接続される。演
算増幅器346は比較器としての働きをし、反転大刀あ
るいは非反転入力がハイレベルか否かによってその出方
はハイレベルかローレベルかのどちらかとなる。はじめ
この出力はローレベルである。コンデンサ342の光電
′電圧が4Vをわずかでも超えると、この出力はノ・イ
レベルに変わり、以後装置が0FIJCされるまで)S
イレベルを継続して出力する。装置がOFFにされると
、コンデンサ342はダイオード350および抵抗34
4を介して放電し、0■となる。抵抗344に並列にダ
イオード350を設けたのは、充電時間より速い時間で
放電を行わせるためである。装置の0N10FF 動作
を急速に行うと、ON時の上述の充電動作は、まだコン
デンサ342に電荷が残っている状態から行わ肚ろこと
KT、fる。
このタイマ回路340は2つの重要な機能を果たす。ダ
イオード354は第4図に示すように電源回路150の
抵抗196と197との接点355に接続されている。
装置がはじめにONにされた後は、タイマ回路の出力は
、はじめローレベルであシ、この出力はダイオード′A
54を介して電源回路150に接続されているため、電
源回路150の4■用電源出力は約2■にまで低下する
。従って、このはじめのウオームアツプ期間中は、第5
図のサーミスタブリッジ回路にかかる電圧は通常の18
 V −4V =14 V テu rj <、18V 
−2V=16V トTxル。
このウオームアツプ期間中は、サーミスタ320両端子
間電圧が通常に比べてかなシ高くなるため、はじめ読取
メータ116の指針がフルスケールを超えて振れ、その
後サーミスタ32が動作電圧に達するとともにメータ指
針も正常な位置に戻るという好ましくない現象が起こる
。このような現象を回避スるため、トランジスタ356
がタイマ回路340に設けられる。このトランジスタ3
56はウオームアツプ期間中は抵抗358によってOF
Fにされ、電流を遮断する。タイマ回路340の出力が
ハイレベルに達すると、トランジスタ356はONにな
り、風速測定中は読取メータ116に電流が流れるよう
になるので、測定に支障を及ぼすことはない。このよう
にして、測定地点の周囲温度や測定対象たる空気温度に
左右されずに風速の測定ができる。
以上のようにタイマ回路340の第1の機能は、ダイオ
ード354を介して4■電源回路とこのタイマ回路34
0をウオームアツプ期間中この4■電源電圧を2vにま
で低下させ、サーミスタ32に2■余分の電圧を印加し
てサーミスタを急速に動作温度にまで熱してやることで
ある。そして第2の機能は、このサーミスタのウオーム
アツプ期間中、読取メータ1160指針が振υ切れるこ
とのないようicjることである。
第14図に、7′リント基板1.06上に配された種々
の信号処理回路用の部品を示す。ここで読椴メータ11
6の位置は破線1]6Aで示される。低レンジゼロ点調
整器】11およびレンジ切換スイッチ112は、フ゛リ
ント基板106の切欠部に配置され、装置本体24内の
操作位置にネジ】10で固定される。また纂14図左側
には、グローブと装置本体内の信号処理回路との接続状
態が示されている。これは第12図、第13図をも参照
さ2tたい。
サーミスタ32にはFenwa1社(Ashland、
 Mass、。
U、S、A  )製のものか、それと同等のものを用い
るのが好ましい。第12図に示すように、この型のサー
ミスタは感温体370と導線372および374を有し
、これら導線はそれぞれフ□IIント基板31の配線7
0および72il′Il:結線される。不実施例で用い
たサーミスタは一同社製 型番GB 41 L2のもの
である。
ソリッドステート温度センサ34には、Motorol
a社(Schaumburg、 II +l U、 S
、A、 )製のNPN型シリコン感温バイポーラトラン
ジスタか、そnと同等のものを用いるのが好ましく、本
実施例で用いたものは、同社製型番MMB T S、−
102のものである。しかしながら、温度変化に対して
線形な出方を有するものであれば、どのような感温素子
を用いてもかまわない。本実施例で用いた上述の素子は
、軽量で温度変化に対する応答時間が速いという点で好
ましい。応答時間はやや遅いが本発明の目的達成のため
に適している他の素子としては。
National Semlconductor社裏L
TD  LM 335感温センサ、Texas Ins
truments社(Dallas、 Texas。
U、’S、A、) 製TSF  102シリコンセンサ
、Analog])evices社(Norwood、
 Mass、、 U、 S、A、 )MAD 590讐
温トランスデユーサ等が挙げられる。本発明で用いる温
度センサ34は、動作にあたって白熱式ではなく本質的
に熱を発散する性質のものではないので、風速の変化に
よって何ら影響を受けない。
一方サーミスタ32は白熱式であシ、風速の変化によっ
て自分自身を熱するのに要する電力が変化する。
本発明に用いる演算増幅器には、National  
S−em 1conductors社(Plattbu
rgh、 New York、 U。
S、A、)製の型番LN324Nか、これと同等のもの
を用いるのが好ましい。本実施例では、演算増幅器18
0.190.320.および346 Kは、4つの演算
増幅器を有する1チツグIC380を用い、演算増幅器
172.228.および286には、同じく4つの演算
増幅器を有する1チップIC382′f:用いている。
またトランジスタ264.270.308および312
にはNPN hランジスタアレイI C384を用いて
おり、演算増幅器260.266、302.および31
4には、4つの演算増幅器を有する1チツプ■C386
を用いている。これらのICはすべて通常のものである
NPNトランジスタ264.270.308.および3
12に用いるトランジスタアレイI C384としては
、National Semlconductors社
製のNPN トランジスタアレイ型番LM 3046 
Nか、これと同等のものを用いるのが好ましい。4つの
演算増幅器を有する1チツフーICは、独立した互換性
のある演算増幅器部分を4つ有するものを用いるのがよ
い。
各演算増幅器部分のとnを用いるかは、プリント基板上
での実体配線を考慮して定められる。4つの増幅器に供
給される電源は共通である。本実施例で用いたNPN)
ランジスタアレイは5つの別々なトランジスタを有し、
その各トランジスタは回路図の種々の位置に示されたト
ランジスタとして用いられる。
読取メータ116には1’Jodutec社(Norw
alk、 Co!T1.。
U、S、A、)  製のO〜1mAの直流用′電磁式ア
ナログ出力メータ、あるいはその同等品を用いるのが好
ましい。勿論、本発明の目的を達成するのに適したもの
であれば、他のどのような読取装置を用いてもかまわな
い。
電力供給用のバッテリには、Eveready社のMo
−del 522、Du race11社のMN160
4、Rayovac社のA l604等の9■用バツテ
リを用いるのが好・まししゝ0 グローブ22の開口部間および44に相当するプリント
基板31上の位置に設けられた切欠部40および50は
、それぞれサーミスタ32および温度センサ34を保持
することによって、互いの接触による事故を防ぐ機能を
果たすとともに、プローブを量産した場合に、フ゛ロー
ブ間にサーミスタおよび温度センサの位置のばらつきが
生じるのを防ぐ機能を果たす。
このように本発明は、測定地点の周囲温度の影響を全く
受けることがなしに風速測定を行うことができ、しかも
風速値を直読することができる熱瞭風速計を提供するこ
とかでざる。また、不発明に係る熱線風速計は、広範囲
にわたる周囲温度において、広範囲にわたる風速値を測
定することかでさ、低レンジゼロ点調整を行う際に、プ
ローブにカバー86を取付けることにより風速0の状態
を設定することができる。更に、本発明に係る熱線風速
計は、軽量小型で、扱いも容易である。装置本体は、使
用の際、片手で保持できる形態をしており、操作に必要
な種々のスイッチは、この装置本体を保持している手の
指で操作できる。ツーロープnは簡単な部品で構成され
、扱いも容易であり、測定する空気の流れを直接とらえ
ることができる。
このプローブには2種のセンサが内蔵されておシ、それ
ぞれの周囲に空気が流れる。グローブ22および装置本
体冴ともに構成部品は共通のプリント基板上に配置され
、各構成部品は基板上に固定さtろ前に必要な試験が行
われる。装置本体冴の測定開始スイッチは、装置を使用
していないとぎは′市原を遮断することにより、バッテ
リを節約し、また各部品の寿命を延ばす。バッテリ警告
窓140は操作者にバッテリの交換を促す。
装置本体の対数変換等の処理回路はすべて共通の1枚の
プリント基板上に構成される。各回路要素にはICパッ
ケージの回路が用いられ、回路特性が温度変化の影響を
受けるのを回避している。
ストラップ147は、操作者が風速測定を行うために装
置本体を片手で持った際に、装置本体を落下させること
がないよう手首に通し−C用いる。ツーローブのカバー
86は、装置を使用しないときにツーローブの6構b’
を要素を保峻する役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱線風速計装置本体の上面図であ
る。第2図は本発明に係る熱線風速計の10−ブの平面
図で、2つのセンサ素子か示されている。一部分ツーロ
ーブ内部のプリント基板および回路構If、要素が示さ
れている。なおりノ・−は、はすされた状態である。第
2A図は10−フ保穫用のカバーの平面図である。この
カバーは、装置を使用していないとぎにプローブにかぶ
せられ、グローブのセンサを保護する。第3図は第1図
の装置本体を切断線3−:3で切断した断面図である。 装置本体の内部が図式的に表わされ、下部にはグローブ
が示さnている。 第4図乃至第11図は本発明に係る熱線風速計の回路図
である。第4図は電源回路、第5図はサーミスタ信号制
御回路、第6図はサーミスタ信号対数変換回路、第7図
はソリッドステート温度センサ回路、第8図は温度セン
サ信号対数変換回路、第9図はグローブ出力調整回路で
ある。第9図のツーローブ出力調整回路によってツーロ
ーブからの検出信号から周囲温度変化の影響が取除かれ
、この回路の出力は周囲温度に影響を受けない風速値を
示す。第9図の回路は、また、低レンジゼロ点調整回路
を有し、風速測定において、各回路構成素子間の微小な
誤差を修正してゼロ点調整が行われる。第10図はレン
ジ切換/測定回路、第11図はタイマ回路である。タイ
マ回路は、レンジ切換/測定回路を電源に接続する働き
をするとともに、測定開始時にサーミスタを急速にウオ
ームアツプする働きをする。 第12図は第3図に示すグローブの拡大断面図で、プリ
ント基板およびセンサ素子がより詳しく示されている。 また、この図では装置を使用していない時に用いるカバ
ーをはめた状態が示されている。 第13図はグローブのセンサ周辺回路を単純化して示し
た図で、電源回路および各処理回路への接続状態もあわ
せて示されている。第14図は装置本体内のプリント基
板の平面図で、プローブ回路との接続状態、読取メータ
の配置もあわせて示されている。 20・・・熱線風速計、22・・・ツーローブ、冴・・
・装置本体、加・・・コイル状ケーブル、30・・・筒
状筺体、31・・・フ゛リント基板、32・・・サーミ
スタ、3F・・ソリッドステート温度センサ、35・・
・開口部−42・・・空気通路−44・・・開口部、5
2・・・空気通路、60・・・基板本体、62・・・回
路、76 、78 、80・・・2!を線、82・・・
先端部、8・1・・・封止部材、86・・・カバー、1
00・・・筐体、106・・・ソリッド&&、108・
・・スペーサ、111・・・低レンジゼロ点調整器、」
12・・レンジ切換スイッチ、113・・・スライドボ
タン−11,4・・・fill定開始スイッチ−115
・・・押ボタン、116・・・読取メータ、118・・
・読取メータ用フレーム、126・・・調藍坏ジ、13
1・・・正面プレート、150・・・′−電源回路15
6;158・・・バッテリ、166・・・発光ダイオー
ド、171・・・分圧回路、210・・・サーミスタ信
号制御回路、250・・・サーミスタ信号対数変換回路
、28o・・・ソリッドステート温度センサ回路、29
3・・・分用回路、300・・・温度センサ信号対数変
換回路、310・・・プローブ出力調整回路、322・
・・レンジ切換/測定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気の流れの中に自熱式サーミスタを置き、前記空
    気の流れに起因する前記サーミスタからのエネルギ散逸
    に比例した第1の信号を前記サーミスタから散り出し、 前記空気の流れの中に前記サーミスタとは別の位置に線
    形出力温度センサを置き、前記空気の流れにおける空気
    の温度に比例し1こ第2の信号を〜前記第1の信号取り
    出しと同時に前記温度センサから取り出し、 前記第1の信号と、前記第2の信号と、を結合して、前
    記空気の温度の影響を受けない空気の流れの速度に比例
    した第3の信号を生成し一前記第3の信号全単位時間に
    ついて線形な単位で読み取ることを特徴とする風速測定
    方法。 2、ilの信号および第2の信号を対数に変換し、これ
    ら対数変換された信号を対数尺度で結合し−この結合結
    果を真数に変換することにより第3の信号を生成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の風速測定方
    法。 3、サーミスタと温度センサとを、互いに一定間隔を隔
    てて空気の流れの中に手で保持することにより、第1の
    信号および第2の信号を取り出すことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の風速測定方法。 4、空気の流れの速度を測定する熱線風速計であって、 サーミスタとソリッドステート線形出力温度センサとを
    互いに一定間隔を隔てて有し、更に前記サーミスタおよ
    び前記温度センサが前記空気の流れの通路となるように
    前記サーミスタおよび前記温度センサのそれぞれの位置
    に開口部を有するグローブと、 電力供給用の電源と、 前記電源から電力供給を受けて前記サーミスタをあらか
    じめ設定された一定温度になるように自熱モードで電気
    的に動作させ、前記空気の流れの速度、および前記空気
    の流れにおける空気の温度と前記サーミスタの温度との
    差、に比例した第1の信号を発生させる第1の装置と、
    前記電源から電力供給を受けて前記温度センサを動作さ
    せ、前記空気の温度に比例した纂2の信号を発生させる
    第2の装置と一 前記第1の信号と、前記第2の信号と、を電気的に結合
    し、前記第1の信号から前記空気の温度変化による影響
    を取り除き、前記空気の流れの速度に比例した第3の信
    号を発生させる第3の装置と、 前記第3の信号を読み取るための読取装置と、をそなえ
    ることを゛特徴とする熱線風速計。 5、第]の装置と、第2の装置と、第3の装置と、読取
    装置と、がグローブとは別の筐体に内蔵され、かつ、前
    記グローブ上のサーミスタおよび温度センサのそれぞれ
    に屈曲自在の接続手段によって′電気的に接続さ扛てい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の熱線風
    速計。 6、サーミスタがビード型のものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の熱線風速計。 7、温度センサが、ベース書エミッタ間に一定の電流が
    流れるトランジスタを有し、このトランジスタの出力信
    号を前記温度センサの出力信号とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の熱線風速計。 8、第3の装置が、 纂1の信号をサーミスタの両端子間室圧の対数値の2倍
    の値に相当する第1の値に変換する第1の回路と、 第2の信号をトランジスタの出力信号の対数値に相当す
    る第2の値に変換する第2の回路と、前記第2の値から
    前記第1の値を減じてその結果である第3の値を与える
    第3の回路と、前記第3の値を対数値とする真数値を演
    算して、この頁数値を第3の信号とする第4の回路と、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    熱線風速計。 9、読取装置が、フィート7分の単位にキャリプレート
    されたアナログ出力読取メータを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載の熱線風速計。 lO0電源と第1の装置との間に挿入され、前記第1の
    装置に供給する電力をON、10FF制御する0N10
    FFスイツチ装置と、 前記0N10FFスイツチ装置と関連してサーミスタを
    電気的に動作させ、前記ON10 F Fスイッチ装置
    が前記電源と前記第1の装置とを接続するように機能し
    た後、あらかじめ設定された時間の間−前記サーミスタ
    のウオームアツプ−を促進させるタイマ回路装置と、 をそなえることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載
    の熱線風速計。 11、筐体が、ユーザが片手で保持するのに適した太ぎ
    さのほぼ平らな平行六面体の形状をしており、 第1の装置と、第2の装置と、第3の装置と、読取装置
    と、が前記筐体内にほぼ前記筐体前面に平行に設けられ
    た1枚の共通プリント回路基板上に形成され、 前記読取装置が、フィート7分の単位にキャリプレート
    されたアナログ出方読取メータを有し、 前記筐体が前面とこれに向かいあった背面とを有し、前
    記アナログ出方読取メータが前記前面に設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の熱線風速
    計。 12、グローブが細長い円柱状部材を有し、サーミスタ
    と温度センサとが、前記円柱状部材に七の長手方向に沿
    って設けられた1枚の共通フ゛ローブ用ノリント回路基
    板上に設けられ、前記ツーローブ用フーリント回路基板
    には、グローブの開口部、サーミスタ、温度センサのそ
    れぞれに対応した位置に切欠部が設けられ、前記サーミ
    スタ、前記温度センサが、それぞれの切欠部に取付けら
    れるこ与を特徴とする特許請求の範囲第11項記載の熱
    線風速計。 13.屈曲自在の接続手段がコイル状ケーブルを有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の熱線風
    速計。 14、第1の装置がブリッジ回路を有し、サーミスタと
    第1の抵抗とが前記ブリッジ回路の一方の枝を形成し− 前記サーミスタがあらかじめ設定された一定温度にある
    ときの前記サーミスタの抵抗値、より小さく、かつ、こ
    の抵抗値に対して一定の比率をもった値を前記第1の抵
    抗が有し、第2の抵抗と第3の抵抗とが前記ブリッジ回
    路のもう一方の枝を形成し、 前記第2の抵抗の値が、前記第3の抵抗の値よりも前記
    一定の比率だけ小さいこと′f:特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の熱線風速計。
JP59045328A 1983-03-10 1984-03-09 風速測定方法および熱線風速計 Pending JPS59173764A (ja)

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