JPS5917375Y2 - グラジエント溶出装置 - Google Patents

グラジエント溶出装置

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JPS5917375Y2
JPS5917375Y2 JP6719679U JP6719679U JPS5917375Y2 JP S5917375 Y2 JPS5917375 Y2 JP S5917375Y2 JP 6719679 U JP6719679 U JP 6719679U JP 6719679 U JP6719679 U JP 6719679U JP S5917375 Y2 JPS5917375 Y2 JP S5917375Y2
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JP
Japan
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plunger pump
liquid
pump
mixing
liquid feeding
Prior art date
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Application number
JP6719679U
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English (en)
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JPS55167428U (ja
Inventor
圭 浅井
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は0〜100%の全濃度範囲にわたって濃度誤差
の少ない混合液を送液することができるグラジェント溶
出装置に関し、特にプランジャポンプを用いて混合と送
液を行うものに関する。
そこで以下においては単にポンプと称するが、それはプ
ランジャポンプを意味するものである。
本考案のグラジェント溶出装置は、送液用ポンプと複数
個の時間比例制御用電磁弁との間に送液用ポンプの吸引
、吐出工程と逆工程動作を行なう混合用ポンプを設け、
該混合用ポンプの吐出量を送液用ポンプの吐出量と同一
にするとともに、送液用ポンプの吐出工程期間中に混合
用ポンプ内に各時間比例制御用電磁弁から2種以上の被
混合液をその混合割合に応じた時間だけ吸引させ、送液
用ポンプの吸引工程期間中に混合用ポンプ内の混合液を
送液用ポンプの方に移動させるように結合して構成され
る。
従来、2種の被混合液A、 Bを混合する場合、第1図
に示すように結合した装置において、送液用ポンプPの
吸引工程期間中に2種の被混合液A、 Bをその混合
割合に応じた時間だけ時間比例制御用電磁弁V、 、
V、、を用いて吸引・混合することが行なわれていたが
、一般に送液用ポンプPの吸引時間は吐出時間に比べて
かなり短か< 0.1〜063 sec程度であるのに
、時間比例制御弁として用いる電磁弁v1.■2の開閉
時間の応答速度には限界があり10m5程度の誤差があ
るため、送液用ポンプPの吸引時間に対する電磁弁v1
.V2の開閉誤差の割合は3.3〜10%になる。
このため、被混合液A、 Bのいずれか一方をこの範
囲内の低濃度において混合しても混合率は誤差割合が大
きく信頼できない欠点があった。
本考案は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、その第1の特徴は送液用ポンプの割合長い吐出
時間を混合用ポンプの吸引時間に利用して時間比例制御
弁である電磁弁の開閉時間の誤差にもかかわらず、被混
合液のいずれか一方の液体を少ない混合割合においても
その相対的な混合誤差を少なくして全濃度範囲にわたっ
て濃度誤差の少ない混合液を送液することができるグラ
ジエント装置を提供することにある。
本考案を第2図以下に示す一実施例についてさらに詳し
く説明する。
なお、これによって本考案が限定されるものではない。
1.2はそれぞれ異なる被混合液A、 Bがはいった容
器であって、容器1内の被混合液Aはチューブ3で電磁
弁4を介して混合用ポンプ7に接続し、容器2内の被混
合液Bはチューブ5で別の電磁弁6を介して混合用ポン
プ7に接続する。
混合用ポンプ7の吐出量は送液用ポンプ8の吐出量と同
一とし、混合用ポンプ7の吐出側を送液用ポンプ8の吸
入側と適当な太さの連結管9によって結合する。
10は混合用ポンプ7を送液用ポンプ8の吸引、吐出工
程に対応して吐出、吸引工程とする逆工程動作を行なわ
せるポンプ制御装置であって、該ポンプ制御装置10か
ら電磁弁制御回路11に電磁弁4,6の開動作が混合用
ポンプ7の吸引工程期間(送液用ポンプについては吐出
工程期間)に対応して行なわせるように同期信号を伝達
する。
電磁弁制御回路11は混合用ポンプ7の吸引工程期間内
で電磁弁4と6の開時間の割合を所定速度で自動的に変
化させるように構成してもよい。
第3図は混合用ポンプ7と送液用ポンプ8およびポンプ
制御装置10の具体的な実施例の1つを示すもので、第
2図における混合用ポンプ7はピストン12とシリンダ
ー13および入口逆止弁14で構成され、送液用ポンプ
8はピストン12と一体の連結枠19の反対側に構成さ
れピストン15とシリンダー16および入口逆止弁17
と出口逆止弁18からなっている。
ポンプ制御装置10は混合用ポンプ7と送液用ポンプ8
を駆動するパルスモータ21と、これら両ポンプ7.8
のピストン12と15のlストローク毎にその位置決め
を正しく行なうノミットスイッチ25およびリミットス
イッチ25′からの指令をパルスモータ21に伝達する
制御装置10′からなっている。
23はパルスモータ21の回転軸22に固着したピニオ
ンで、該ピニオン23は連結枠19の一側面に形成した
ラック20と噛合い、パルスモータ21の正逆方向の回
転に応じてピストン12と15をシリンダー13と16
内で矢印で示すように左右方向に移動し、混合用ポンプ
7の吸引、吐出工程に応じて送液用ポンプ8を吐出、吸
引工程とする役目を果す。
リミットスイッチ25は連結、桿19が左方向に移動し
連結枠19と一体に取付けたアーム24がリミットスイ
ッチ25の接点26と27を接続したときに、リミット
スイッチ25から制御装置10’への指令によりパルス
モータ21を介して連結枠19を定位置で右方向に移動
し、送液用ポンプ8からの吐出工程に入る。
連結枠19を再び左方向に移動させる制御は第3図で二
点鎖線で示すアーム24′とリミットスイッチ25′を
用いてアーム24とリミットスイッチ25の場合と同様
に行なわせてもよいし、右方向に移動後一定時間経過す
るとパルスモータ21を自動的に逆回転させるようにプ
ログラミングしてもよい。
また、混合用ポンプと送液用ポンプは1本の連結枠の両
端に対称的に同径、同寸法のピストンポンプとして形成
しているため、両ポンプの吸引、吐出工程をきわめて容
易に逆工程動作とすることかで゛きるとともに、同一吐
出量とすることか゛で゛きる。
本考案は以上の構成であるから、例えば送液用ポンプ8
からの吐出流量を分析目的に多く採用されるl m 1
7m1nとし、送液用ポンプ8の1ストローク当りの吐
出量を0.1mlとすると、送液用ポンプ8は1分に1
0ストロークすればよいがら、1ストローク当りの時間
は丁度6SeCとなる。
送液用ポンプ8の吸引時間を従来の分析用ポンプの吸引
時間である0、1〜Q、3secの中間値である0、2
secとすれば、吐出時間は5.8SeCとなる。
送液用ポンプ8の吸引時間および吐出時間はそれぞれ混
合用ポンプ7の吐出時間および吸引時間であるから、電
磁弁4,6を介して液が吸引される時間は5.8sec
となる。
これは前記の従来の分析用ポンプの0.2SeCと比較
して29倍も長く、電磁弁4と6の開閉時間に10m5
程度の誤差があっても混合用ポンプ7の吸引時間に対す
る電磁弁4と6の開閉誤差を0.172%と小さくする
ことができるため、2種以上の被混合液を低濃度におい
ても濃度誤差を少なく作り出すことができる。
本考案にかかるグラジェント溶出装置を用いて上記吐出
条件のもとて被混合液AとBからBの濃度10%の混合
液を作り出すには、電磁弁4を5.22sec開放し、
閉鎖と同時に別の電磁弁6をQ、53sec開放すれば
よい。
この場合の被混合液Bの濃度に影響する電磁弁6の開閉
誤差は1.72%(=0.0110.58 x 100
)と小さくBの濃度が十分信頼できる値であることがわ
かる。
第4図は上記濃度調整時の混合用ポンプ7と送液用ポン
プ8の吸引、吐出工程の対応と、混合用ポンプ7の吸引
時間に対する電磁弁4と6の開時間についてタイムチャ
ートを示す。
なお、この濃度の作成中、連結枠19が左方向に動いて
送液用ポンプ8が吸引量[程中は、混合用ポンプ7は丁
度逆工程の吐出工程中であるため、混合用ポンプ7内の
混合液は混合用ポンプ7と送液用ポンプ8を連結してい
る適当な太さの連結管9を通して送液用ポンプ8の吸引
工程期間に相当するかなり短時間のうちに、きわめて容
易に送液用ポンプ8内に移動させることができる。
また、被混合液A、 Bは一旦混合用ポンプ7に吸引さ
れたのちは入口逆止弁14の作用によって逆流は防止さ
れ、混合用ポンプ7から送液用ポンプ8に送り出される
混合液および送液用ポンプ8から次の工程に送り出され
る混合液は、それぞれ人口逆止弁17および出口逆止弁
18によって逆流を防止される。
被混合液AとBの吸引量をきめる電磁弁4と6の開動作
は混合用ポンプ7の吸引工程期間中に制御装置10’か
ら電磁弁制御回路11に伝達される同期信号にもとすい
て混合割合に応じて定まる時間だけ自動的に行なわれる
混合液調整濃度を時間の経過とともに所定割合で変化さ
せたいときは、混合用ポンプ7の吸引上程期間内の電磁
弁4と6の開動作を電磁弁制御回路11によって時間の
経過とともに所定割合で変化するように設定しておけば
自動的に調整することができる。
以上説明したことから明らかなように本考案にかかる装
置を使用すれば、送液用ポンプの割合長い吐出時間を被
混合液を直接吸引する混合用ポンプの吸引時間に振り当
てることができるため、電磁弁開閉時間における誤差の
存在にもかかわらず2種以上の被混合液をその全濃度範
囲にわたって充分信頼のおける混合液として次の工程に
送り出すことができる。
その上、電磁弁制御回路は従来のようなきわめて短時間
のうちに各電磁弁に正確に開閉動作を行なわせる必要が
なくなるため、電磁弁制御回路と電磁弁に要求される精
度を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の説明図、第2図は本考案の実施
例の説明図、第3図は本考案の具体的な一実施例を示す
大略正面図、第4図は本考案の装置により一定濃度の混
合液を作るときのタイムチャートの一例を示す。 4.6・・・・・・電磁弁、7・・・・・・混合用ポン
プ、8・・・・・・送液用ポンプ、10・・・・・・ポ
ンプ制御装置、10’・・・・・・制御装置、11・・
・・・・電磁弁制御回路、12.15・・・・・・ピス
トン、13,16・・・・・・シリンダー、19・・・
・・・連結枠、21・・・・・・パルスモータ、25.
25’・・・・・・リミットスイッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 送液用プランジャポンプと複数個の時間比例制御用
    電磁弁との間に送液用プランジャポンプの吸引、吐出工
    程と逆工程動作を行なう混合用プランジャポンプを設け
    、該混合用プランジャポンプの吐出量を送液用プランジ
    ャポンプの吐出量と同一にするとともに、送液用プラン
    ジャポンプの比較的長い吐出工程期間中に混合用プラン
    ジャポンプ内に各時間比例制御用電磁弁から2種以上の
    被混合液をその混合割合に応じた時間だけ吸引させ、送
    液用プランジャポンプの比較的短い吸引工程期間中に混
    合用プランジャポンプ内の混合液を送液用プランジャポ
    ンプの方に移動させるように結合したことを特徴とする
    グラジェント溶出装置。 2 前記プランジャポンプの吸引、吐出工程は位置決め
    したリミットスイッチによって切替えるようにした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のグラジェント溶出装置
JP6719679U 1979-05-18 1979-05-18 グラジエント溶出装置 Expired JPS5917375Y2 (ja)

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JP6719679U JPS5917375Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 グラジエント溶出装置

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JP6719679U JPS5917375Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 グラジエント溶出装置

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Publication Number Publication Date
JPS55167428U JPS55167428U (ja) 1980-12-02
JPS5917375Y2 true JPS5917375Y2 (ja) 1984-05-21

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