JPS5917358Y2 - 絵本の構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、子供が好む菓子・パン等の収納部を有する
絵本の構造に関するものである。

絵本は、子供に対して種々の知識を与え、知能をのばし
、興味に応えるものであり、菓子・パン等は子供が好む
ものであるが、絵本と菓子・パン等との両者を体裁よく
一体としたものは現在存在しない。

そこで、この考案は絵本と菓子等を収納するものとを体
裁よく且つ菓子等の取出しも容易にして一体化したもの
を提供するにある。

以下、この考案を添付する図面に示す一実施例に基いて
詳細に説明する。

１は表表紙、２は裏表紙である。

表表紙１の内面の全周縁には一定幅で同一高さの保持枠
３が設けられ、内面中央に菓子・パン等４の収納凹部５
が形成される。

保持枠３は紙片を屈曲させて形成すればよい。

保持枠３の側面下縁に背表紙６を連らならせ、背表紙６
の他側に裏表紙２を連接する。

保持枠３の背表紙６側の側面には絵・文字等が記載され
た多数枚の本紙７が設けである。

なお、保持枠３は紙片に限らず、プラスチック・その他
の材質で形成することもでき、中空あるいは中実でもよ
く、枠幅は必らずしも一定であることを要せず、必要に
応じて変更すればよい。

保持枠３は表表紙１のみならず裏表紙２に設けてもよく
、あるいは両者に設けてもよい。

また、表表紙２を保持枠３１１１１１面上縁に連らなら
せてもよい。

さらに、風景・人物等に立体的実感を付与するために本
紙７間に本の開閉に伴なって起伏する折畳片を設けて立
体絵本としてもよい。

必要に応じて表表紙１と裏表紙２とに閉じ紐を設けても
よい。

次に作動について説明する。

菓子・パン等４は、この絵本を開き収納凹部５内に収納
させる。

そして、この絵本を読んでいるとき、菓子・パン等４を
食べようと欲すれば収納凹部５から直ちに取り出せる。

読書後は第２図に示すように閉じる。

この考案は上述のように表紙の内面の全周縁に保持枠を
設けて菓子等の収納凹部を形成させた絵本の構造に係わ
り、絵本と菓子等を収納するものとをブック型式にて一
体化したもので、見栄えもすごくシンプルでよく、モの
上菓子等の取り出しも直ちに且つ容易にてきる。

このように菓子等を収納する部分を体裁よく絵本の内面
に設け、絵本と同時に菓子等を販売することができるの
で、子供の興味が得られ新たな需要が喚起できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の斜視図で絵本を開いた状
態、第２図はこの考案の一実施例の斜視図で絵本を閉じ
た状態を示す。 １・・・・・・表表紙、２・・・・・・裏表紙、６・・
・・・・背表紙、３・・・・・・保持枠、４・・・・・
・菓子・パン、５・・・・・・収納凹部、７・・・・・
・本紙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 表表紙１と裏表紙２とを背表紙６を介して連らならせ、
   表紙の内面の全周縁に一定幅で同一高さり）四角状の保
   持枠３を設けて菓子・パン４の収納凹部５を形成し、保
   持枠３の背表紙６ｉｌｌｌＩの測面に絵・文字等が記載
   された多数枠の本紙７を設けた絵本の構造。