JPS59173540A - 可変ベンチユリ型気化器 - Google Patents
可変ベンチユリ型気化器Info
- Publication number
- JPS59173540A JPS59173540A JP4603683A JP4603683A JPS59173540A JP S59173540 A JPS59173540 A JP S59173540A JP 4603683 A JP4603683 A JP 4603683A JP 4603683 A JP4603683 A JP 4603683A JP S59173540 A JPS59173540 A JP S59173540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- suction piston
- piston
- intake
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/12—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves
- F02M7/14—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle
- F02M7/16—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis
- F02M7/17—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis by a pneumatically adjustable piston-like element, e.g. constant depression carburettors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は内燃機関に用いる可変ベンチーリ型気化器に関
する。
する。
従来技術
気化器本体に中空円所）状のケーシングを固定すると共
にケーシング内にサクションピストンの一端部を挿入し
、ケーシング内に向けてサクションピストン軸線上を延
びる案内ロッドをサクションピストンに一体的に形成し
て案内ロッドをケーシングによシ支持し、サクションピ
ストンの他端部を吸気通路内に突出させてこの突出先端
部により可変ベンチュリ部を形成するようにした可変ベ
ンチュリ型気化器が本出願人によシ既に提案されている
。この可変ベンチュリ型気化器ではサクションピストン
の案内ロッドがケーシングにより支持されており、吸入
空気量が少なくなってサクションピストンが吸気通路内
に大きく突出すると案内ロッドも吸気通路に向けて移動
するために案内ロッドは吸気通路から最も離れた端部の
みがケーシングにより片持ち支持される。従ってこのよ
うなときにスロットル弁が急激に開弁せしめられると吸
気通路内に突出するサクションピストンの下流側周面に
大きな負圧が作用するためにサクションピストンが傾む
き、サクションヒストンの外周面がケーシングの内周面
に噛込んでサクションピストンが作動しなくなってしま
うという問題が生ずる。また、稀薄混合気を用いた場合
や点火時期を遅くした場合には燃焼が緩慢となるために
排気行程に入っても燃焼が継続し、吸気弁が開弁したと
きに火炎が吸気通路内に吹き出して吸気通路内の混合気
を燃焼せしめるパック７アイヤ現象を生ずることがある
。このようなパックファイヤを生ずると吸気通路内に突
出するサクションピストンの下流側周面に大きな正圧が
作用するためにサクションヒストンはスロットル弁の急
激な開弁時とは逆向きに傾むき、サクションピストンの
外周面がケーシングの内周面に噛込むためにサクション
ピストンが作動しなくなってしまうという問題を生ずる
。
にケーシング内にサクションピストンの一端部を挿入し
、ケーシング内に向けてサクションピストン軸線上を延
びる案内ロッドをサクションピストンに一体的に形成し
て案内ロッドをケーシングによシ支持し、サクションピ
ストンの他端部を吸気通路内に突出させてこの突出先端
部により可変ベンチュリ部を形成するようにした可変ベ
ンチュリ型気化器が本出願人によシ既に提案されている
。この可変ベンチュリ型気化器ではサクションピストン
の案内ロッドがケーシングにより支持されており、吸入
空気量が少なくなってサクションピストンが吸気通路内
に大きく突出すると案内ロッドも吸気通路に向けて移動
するために案内ロッドは吸気通路から最も離れた端部の
みがケーシングにより片持ち支持される。従ってこのよ
うなときにスロットル弁が急激に開弁せしめられると吸
気通路内に突出するサクションピストンの下流側周面に
大きな負圧が作用するためにサクションピストンが傾む
き、サクションヒストンの外周面がケーシングの内周面
に噛込んでサクションピストンが作動しなくなってしま
うという問題が生ずる。また、稀薄混合気を用いた場合
や点火時期を遅くした場合には燃焼が緩慢となるために
排気行程に入っても燃焼が継続し、吸気弁が開弁したと
きに火炎が吸気通路内に吹き出して吸気通路内の混合気
を燃焼せしめるパック７アイヤ現象を生ずることがある
。このようなパックファイヤを生ずると吸気通路内に突
出するサクションピストンの下流側周面に大きな正圧が
作用するためにサクションヒストンはスロットル弁の急
激な開弁時とは逆向きに傾むき、サクションピストンの
外周面がケーシングの内周面に噛込むためにサクション
ピストンが作動しなくなってしまうという問題を生ずる
。
発明の目的
本発明はサクションピストンの外周面がケーシングの内
周面上に噛込むのを阻止し、それによっで常時円滑なサ
クションピストンの作動全確保できるようにした可変ベ
ンチュリ型気化器を提供することにめる。
周面上に噛込むのを阻止し、それによっで常時円滑なサ
クションピストンの作動全確保できるようにした可変ベ
ンチュリ型気化器を提供することにめる。
発明の構成
本発明の構成は、可変ペンチーリ部に近い側に位贋する
ケーシングの内周開全体を可変ベンチュリ部に向けて眼
開してケーシング内周面の径を可変ベンチュリ部に向け
て徐々に増大せしめるようにしたことにある。
ケーシングの内周開全体を可変ベンチュリ部に向けて眼
開してケーシング内周面の径を可変ベンチュリ部に向け
て徐々に増大せしめるようにしたことにある。
実施例
第１図を４照すると、１は気化器本体、２は垂面方向に
処ひる吸気７８１路、３は吸気通路２内を横方向に移動
するサクションピストン、４はサクションヒストン３の
先端面に取付けられたニードル、５はサクションピスト
ン３の先端面に対向して吸気通路２の内壁面上に固定さ
れたスペーサ、６はサクションヒストン３下流の吸気枦
ｉ Ｗ？’ｒ ２内に設けられたスロットル弁、７は気
化器フロート室を夫々示し、サクションヒストン３の先
端面とスペーサ５の間にはベンチュリ部８が形成される
。気化器本体１には中空円筒状のケーシング９が固定さ
れ、このケーシング９にはケーシング９の内部でケーシ
ング９の軸線方向に延びる案内スリーブｌＯが取付けら
れる。案内スリーブ１０内には多数のボール１１を見え
た軸受１２が挿入され、また案内スリーブ１０の外端部
は盲蓋１３によって閉鎖される。′−一方、サクション
ピストン３には案内ロッド１４が固定され、この案内ロ
ッド１４は軸受１２内に案内ロッド１４の軸線方向に移
動可能に挿入される。このようにサクションピストン３
は軸受１２を介してケーシング９により支持されるので
サクションピストン３はその軸緋方向に滑らかに移動す
ることができる。ケーシング９の内部はサクションヒス
トン３によって負圧室１５と大気圧室１６とに分割され
、負圧室１５内にはサクションピストン３を常時ベンチ
ュリ部８に向けて押圧する圧縮はね１７が挿入される。
処ひる吸気７８１路、３は吸気通路２内を横方向に移動
するサクションピストン、４はサクションヒストン３の
先端面に取付けられたニードル、５はサクションピスト
ン３の先端面に対向して吸気通路２の内壁面上に固定さ
れたスペーサ、６はサクションヒストン３下流の吸気枦
ｉ Ｗ？’ｒ ２内に設けられたスロットル弁、７は気
化器フロート室を夫々示し、サクションヒストン３の先
端面とスペーサ５の間にはベンチュリ部８が形成される
。気化器本体１には中空円筒状のケーシング９が固定さ
れ、このケーシング９にはケーシング９の内部でケーシ
ング９の軸線方向に延びる案内スリーブｌＯが取付けら
れる。案内スリーブ１０内には多数のボール１１を見え
た軸受１２が挿入され、また案内スリーブ１０の外端部
は盲蓋１３によって閉鎖される。′−一方、サクション
ピストン３には案内ロッド１４が固定され、この案内ロ
ッド１４は軸受１２内に案内ロッド１４の軸線方向に移
動可能に挿入される。このようにサクションピストン３
は軸受１２を介してケーシング９により支持されるので
サクションピストン３はその軸緋方向に滑らかに移動す
ることができる。ケーシング９の内部はサクションヒス
トン３によって負圧室１５と大気圧室１６とに分割され
、負圧室１５内にはサクションピストン３を常時ベンチ
ュリ部８に向けて押圧する圧縮はね１７が挿入される。
負圧室１５はサクションピストン３に形成されたサクシ
ョン孔１８を介してベンチュリ部８に連結され、大気圧
室１６は気化器本体１に形成された空気孔１９を介して
サクションピストン３上流の吸気通路２内に連結される
。
ョン孔１８を介してベンチュリ部８に連結され、大気圧
室１６は気化器本体１に形成された空気孔１９を介して
サクションピストン３上流の吸気通路２内に連結される
。
一方、気化器本体ｌ内にはニードル４が侵入可能なよう
にニードル４の軸線方向に延びる燃料通路２０が形成さ
れ、この燃料通路２０内には計量・シェツト２１が設け
られる。計量フェノ）２１上流の燃料通路２０は下方に
延びる燃料・ぞイア”２２を介してフロート呈７に連結
され、フロート室７内の燃料はこの燃料パイプ２２を介
して燃料通路２０内に送り込まれる。更に、スペーサ５
には燃料通路２０と共軸的に配置された中空円筒状のノ
ズル２３が固定される。このノズル２３はスペーサ５の
内壁面からペンチーリ部８内に突出し、しかもノズル２
３の先端部の上半分は下半分から更にサクションピスト
ン３に向けて突出している。
にニードル４の軸線方向に延びる燃料通路２０が形成さ
れ、この燃料通路２０内には計量・シェツト２１が設け
られる。計量フェノ）２１上流の燃料通路２０は下方に
延びる燃料・ぞイア”２２を介してフロート呈７に連結
され、フロート室７内の燃料はこの燃料パイプ２２を介
して燃料通路２０内に送り込まれる。更に、スペーサ５
には燃料通路２０と共軸的に配置された中空円筒状のノ
ズル２３が固定される。このノズル２３はスペーサ５の
内壁面からペンチーリ部８内に突出し、しかもノズル２
３の先端部の上半分は下半分から更にサクションピスト
ン３に向けて突出している。
ニードル４はノズル２３並びに計量ジェット２１内を貫
通して延び、燃料はニードル４と計量ジェット２１間に
形成される環状間隙により計量された後にノズル２３か
ら吸気通路２内に供給される。
通して延び、燃料はニードル４と計量ジェット２１間に
形成される環状間隙により計量された後にノズル２３か
ら吸気通路２内に供給される。
第１図に示すようにスペーサ５の上端部には吸気通路２
内に向けて水平方向に突出する隆起壁２４が形成され、
この隆起壁２４とサクションピストン３の先端部間にお
いて流量制御が行なわれる。機関運転が開始されると空
気は吸気通路２内を下方に向けて流れる。このとき空気
流はサクションピストン３と隆起壁２４間において絞ら
れるためにベンチュリ部８には負圧が発生し、との負圧
がサクション孔１８を介して負圧室１５内に導ひかれる
。サクションピストン３は負圧室１５と大気圧室１６と
の圧力差が圧縮はね１７のばね力により定まるほぼ一定
圧となるように、即ちベンチュリ部８内の負圧がほぼ一
定となるように移動する。
内に向けて水平方向に突出する隆起壁２４が形成され、
この隆起壁２４とサクションピストン３の先端部間にお
いて流量制御が行なわれる。機関運転が開始されると空
気は吸気通路２内を下方に向けて流れる。このとき空気
流はサクションピストン３と隆起壁２４間において絞ら
れるためにベンチュリ部８には負圧が発生し、との負圧
がサクション孔１８を介して負圧室１５内に導ひかれる
。サクションピストン３は負圧室１５と大気圧室１６と
の圧力差が圧縮はね１７のばね力により定まるほぼ一定
圧となるように、即ちベンチュリ部８内の負圧がほぼ一
定となるように移動する。
第２図に示されるように吸気通路２から離れた側に位置
するケーシング９の円筒状内周面部分２５はサクション
ピストン３の拡大端部３ａの外周面よシも若干大きな径
を肩し、従ってサクションピストン３の拡大端部３ａが
ケーシング内周面部分２５の領域に位置しているときは
拡大端部３ａの外周面とケーシング内周面部分２５とは
非接触状態に保持される。一方、吸気３…路２に近い側
に位置するケーシング９の内周面部分２６は吸気通路２
の方向に拡開する円錐状に形成され、斯くしてサクショ
ンピストン３の拡大端部３ａの外周面とケーシング内周
面部分２６■］に形成される間隙はサクションピストン
３が吸気通路２内に突出するに従って大きくなる。
するケーシング９の円筒状内周面部分２５はサクション
ピストン３の拡大端部３ａの外周面よシも若干大きな径
を肩し、従ってサクションピストン３の拡大端部３ａが
ケーシング内周面部分２５の領域に位置しているときは
拡大端部３ａの外周面とケーシング内周面部分２５とは
非接触状態に保持される。一方、吸気３…路２に近い側
に位置するケーシング９の内周面部分２６は吸気通路２
の方向に拡開する円錐状に形成され、斯くしてサクショ
ンピストン３の拡大端部３ａの外周面とケーシング内周
面部分２６■］に形成される間隙はサクションピストン
３が吸気通路２内に突出するに従って大きくなる。
吸入空気量が少ないときには第１図に示すようにサクシ
ョンピストン３が右方に移動し、従ってこのときサクシ
ョンピストン３の拡大端部３ａは内周面部分２６の領域
内に位置するのでサクションピストン拡大端部３ａの外
周面と内周面部分２６の間隙は大きくなる。斯くしてこ
のとき大気圧室１６から負圧室１５内への空気の洩漏量
が増大し、負圧ｇ１５内の負圧が小さくなる。負圧室１
５内の負圧が小さくなるとサクションピストン３が右方
に移動してベンチュリｓ８の負圧全人きくシ、それによ
って負圧室１５内の負圧を常時一定に保持する。このよ
うに吸入空気量が少ないときにはサクションピストン３
が右方に移動してベンチュリ部８の負圧が大きくなる、
即ちぺ／チェ９部８を通過する吸入空気の流速が速めら
れるのでノズル２３から供給される燃料の微粒化を促進
することができる。また、吸入空気量が少ないときはサ
クションピストン３が右方に移動するので案内ロッド１
４の左端部のみが軸受１２を介して案内スリーブ１０に
より支持され、従ってサクションピストン３の案内ロッ
ド１４は片持ち支持されているような形となる。仁のと
きスロットル弁６が急激に開弁せしめられるとサクショ
ンピストン３とスロットル弁６間の吸気通路２内に大き
な負圧が発生するためにサクションピストン３には時計
回りのモーメントが加わり、斯くしてサクションピスト
ン３および案内ロッド１４が下方に傾むく。しかしなが
らこのようにサクションピストン３および案内ロッド１
４が傾むいてもサクションピストン拡大端部３ａの外周
面とケーシング９の内周面部分２６間には比較的大きな
間隙が存在するためにサクションピストン拡大端部３ａ
の外周面がケーシング９の内周面部分２６に噛込むこと
はなく、斯くしてサクションピストン３が不作動状態に
なるのを阻止することができる。一方、パックファイヤ
が発生するとサクションピストン３とスロットル弁６間
の吸気通路２内に大きな正圧が発生せしめられ、それに
よってサクションピストン３には反時計回りのモーメン
トが加わるためにサクションピストン３および棒内ロッ
ド１４が上方に傾むく。しかしながらこの場合において
もサクションピストン拡大端部３ａの外周面とケーシン
グ９の内周面部分２６間には比較的大きな間隙が存在す
るためにサクションピストン拡大端部３ａの外周面がケ
ーシング９の内周面部分２６に噛込むのを阻止すること
ができる。
ョンピストン３が右方に移動し、従ってこのときサクシ
ョンピストン３の拡大端部３ａは内周面部分２６の領域
内に位置するのでサクションピストン拡大端部３ａの外
周面と内周面部分２６の間隙は大きくなる。斯くしてこ
のとき大気圧室１６から負圧室１５内への空気の洩漏量
が増大し、負圧ｇ１５内の負圧が小さくなる。負圧室１
５内の負圧が小さくなるとサクションピストン３が右方
に移動してベンチュリｓ８の負圧全人きくシ、それによ
って負圧室１５内の負圧を常時一定に保持する。このよ
うに吸入空気量が少ないときにはサクションピストン３
が右方に移動してベンチュリ部８の負圧が大きくなる、
即ちぺ／チェ９部８を通過する吸入空気の流速が速めら
れるのでノズル２３から供給される燃料の微粒化を促進
することができる。また、吸入空気量が少ないときはサ
クションピストン３が右方に移動するので案内ロッド１
４の左端部のみが軸受１２を介して案内スリーブ１０に
より支持され、従ってサクションピストン３の案内ロッ
ド１４は片持ち支持されているような形となる。仁のと
きスロットル弁６が急激に開弁せしめられるとサクショ
ンピストン３とスロットル弁６間の吸気通路２内に大き
な負圧が発生するためにサクションピストン３には時計
回りのモーメントが加わり、斯くしてサクションピスト
ン３および案内ロッド１４が下方に傾むく。しかしなが
らこのようにサクションピストン３および案内ロッド１
４が傾むいてもサクションピストン拡大端部３ａの外周
面とケーシング９の内周面部分２６間には比較的大きな
間隙が存在するためにサクションピストン拡大端部３ａ
の外周面がケーシング９の内周面部分２６に噛込むこと
はなく、斯くしてサクションピストン３が不作動状態に
なるのを阻止することができる。一方、パックファイヤ
が発生するとサクションピストン３とスロットル弁６間
の吸気通路２内に大きな正圧が発生せしめられ、それに
よってサクションピストン３には反時計回りのモーメン
トが加わるためにサクションピストン３および棒内ロッ
ド１４が上方に傾むく。しかしながらこの場合において
もサクションピストン拡大端部３ａの外周面とケーシン
グ９の内周面部分２６間には比較的大きな間隙が存在す
るためにサクションピストン拡大端部３ａの外周面がケ
ーシング９の内周面部分２６に噛込むのを阻止すること
ができる。
吸入空気量が増大するとサクションピストン拡大端部３
ａがケーシング９の内周面部分２５の領域内に移動する
。このときサクションピストン拡大端部３ａの外周面と
ケーシング９の内周面部分２５間に形成される間隙は極
めて小さなために大気圧室１６から負圧室１５内への洩
漏仝気量は極めて少ない。従ってこの場合には従来と同
様にすクゾヨンピストン３が吸気通路２を全開する。
ａがケーシング９の内周面部分２５の領域内に移動する
。このときサクションピストン拡大端部３ａの外周面と
ケーシング９の内周面部分２５間に形成される間隙は極
めて小さなために大気圧室１６から負圧室１５内への洩
漏仝気量は極めて少ない。従ってこの場合には従来と同
様にすクゾヨンピストン３が吸気通路２を全開する。
第３図に示す実施例では吸気通路２に近い側に位置する
ケーシング９の内周面部分２６が吸気通路２に向けて段
階的に拡開する多数の環状段部から形成される。この実
施例も第１図に示す実施例と同様な作用効果Ｗ＝するの
で作用および効果についての説明を省略する。なお、サ
クションピストン３が右方に移動すればするほどサクシ
ョンピストン３の先端面と案内ロッド１４の軸受位置と
の距離が大きくなるためにスロットル弁６の急激開弁時
或いはパックファイヤ発生時におけるサクションピスト
ン３の傾むき量が大きくなる。従って第１図および第３
図に示す実施例においてケーシング９の内周面部分２６
の径が吸気通路２に向けて大きくなるように形成されて
いる。
ケーシング９の内周面部分２６が吸気通路２に向けて段
階的に拡開する多数の環状段部から形成される。この実
施例も第１図に示す実施例と同様な作用効果Ｗ＝するの
で作用および効果についての説明を省略する。なお、サ
クションピストン３が右方に移動すればするほどサクシ
ョンピストン３の先端面と案内ロッド１４の軸受位置と
の距離が大きくなるためにスロットル弁６の急激開弁時
或いはパックファイヤ発生時におけるサクションピスト
ン３の傾むき量が大きくなる。従って第１図および第３
図に示す実施例においてケーシング９の内周面部分２６
の径が吸気通路２に向けて大きくなるように形成されて
いる。
発明の効果
スロットル弁の急激な開弁時およびパックファイヤの発
生時におけるようにサクションピストンに大きな力が加
わり、それによってサクションピストンが傾むいてもサ
クションピストン拡大端部の外周面がケーシングの内周
面に噛込むのを阻止することができる。その結果、サク
ションピストンを常時正電に作動せしめることができる
。また、吸気窒気量が少ないときにはベンチュリ部を通
過する吸入空気の誼速を速めることができるので燃料の
微粒化を促進することができる。
生時におけるようにサクションピストンに大きな力が加
わり、それによってサクションピストンが傾むいてもサ
クションピストン拡大端部の外周面がケーシングの内周
面に噛込むのを阻止することができる。その結果、サク
ションピストンを常時正電に作動せしめることができる
。また、吸気窒気量が少ないときにはベンチュリ部を通
過する吸入空気の誼速を速めることができるので燃料の
微粒化を促進することができる。
第１図は本発明による可変ベンチュリ型気化器の側面断
面図、第２図は第１図の一部拡大図、第３図は第２図と
ｌｕ＋様の部分を示す別の実施例の側面断面図である。 ３・・・サクションピストン、４・・ニードル、９・・
・ケーシング、］ｏ・・・案内スリーブ、１４・・・案
内ロッド、１５・・・負圧室、１６・・・大気圧室、２
５ 、２６・・・内周面部分。 第１ ロ 第２図
面図、第２図は第１図の一部拡大図、第３図は第２図と
ｌｕ＋様の部分を示す別の実施例の側面断面図である。 ３・・・サクションピストン、４・・ニードル、９・・
・ケーシング、］ｏ・・・案内スリーブ、１４・・・案
内ロッド、１５・・・負圧室、１６・・・大気圧室、２
５ 、２６・・・内周面部分。 第１ ロ 第２図
Claims (1)
- 気化器本体に中空円筒状のケーシングを固定すると共に
該ケーシング内にサクションピストンの一端部を挿入シ
、該ケーシング内に向けてサクションピストン軸線上を
延びる案内ロッドをサクションピストンに一体的に形成
して該案内ロッドをケーシングにより支持し、サクショ
ンピストンの他端部を吸気通路内に突出させて該突出先
端部によシ可変ベンチュリ部を形成するようにした可変
ベンチュリ型気化器において、可変ベンチュリ部に近い
側に位置する上記ケーシングの内周面全体を可変ベンチ
−り部に向けて拡開して該ケーシング内周面の径を可変
ペンチ−り部に向けて徐々に増大せしめるようにした可
変ベンチーリ型気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4603683A JPS59173540A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4603683A JPS59173540A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173540A true JPS59173540A (ja) | 1984-10-01 |
Family
ID=12735809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4603683A Pending JPS59173540A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 可変ベンチユリ型気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001063113A1 (fr) * | 2000-02-18 | 2001-08-30 | Lei Chen | Carburateur a gicleur a micro-orifices reglables et a piston |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP4603683A patent/JPS59173540A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001063113A1 (fr) * | 2000-02-18 | 2001-08-30 | Lei Chen | Carburateur a gicleur a micro-orifices reglables et a piston |
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| JPS59173540A (ja) | 可変ベンチユリ型気化器 | |
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