JPS5917108B2 - 新規なn,n′−ジ置換スルホニルヒドラジン類 - Google Patents

新規なn,n′−ジ置換スルホニルヒドラジン類

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JPS5917108B2
JPS5917108B2 JP1433476A JP1433476A JPS5917108B2 JP S5917108 B2 JPS5917108 B2 JP S5917108B2 JP 1433476 A JP1433476 A JP 1433476A JP 1433476 A JP1433476 A JP 1433476A JP S5917108 B2 JPS5917108 B2 JP S5917108B2
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JP
Japan
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disubstituted
reaction
sulfonylhydrazines
mol
benzene
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バイロン・アリグザンダー・ハンター
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Uniroyal Inc
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Uniroyal Inc
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Publication date
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Publication of JPS5917108B2 publication Critical patent/JPS5917108B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
    • C08J9/06Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent
    • C08J9/10Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent developing nitrogen, the blowing agent being a compound containing a nitrogen-to-nitrogen bond
    • C08J9/104Hydrazines; Hydrazides; Semicarbazides; Semicarbazones; Hydrazones; Derivatives thereof
    • C08J9/105Hydrazines; Hydrazides; Semicarbazides; Semicarbazones; Hydrazones; Derivatives thereof containing sulfur

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 10本発明は、新規なN−N’−ジ置換スルホニルヒド
ラジン類、及び発泡重合体材料の製造分野へのそれらの
使用に関する。
このジ置換スルホニルヒドラジン類は、重合体の膨脹に
化学発泡剤として有用であることが判つた。本発明のこ
の化学薬品15は、特に普通高温で加工されるエラスト
マー類及びプラスチック類の如き気体膨張性重合体の発
泡に有益であり、そして特に225℃より高い温度で又
は250℃を越える温度ですら加工されるプラスチック
に有用である。20本発明のこのN−N’−ジ置換スル
ホニルヒドラジンは、構造式R(SO2NR1−NHR
2)n 25(式中Rは以下に更に記載するヒドロカルビル基で
あり、R1及びR2基は同じ又は異なりそして=C00
R3又は−C0NHR4いずれかであり、そしてnは1
乃至2の整数である)を有する。
30構造 X□so2−M■H−CooC2H5 (但しXはH、−C03、−0CH3、 一CH3−Co−NH、Cl、、Br、又はN02であ
る。
)のある単官能囲アリールスルホニルカルバゼートを、
医薬の調製に、湿潤及び潤滑剤として、繊維工業に、染
料工業に、除草剤として、そして鎮静剤として使用する
ことは、例えば「ZhumalOrganichesk
OiKhimii」第7巻、4号、794−798頁、
1971年4月、「J.ChemicalSOciet
y(c)」1970年(0rg)2629及び「Cur
rentScience」#11、1966年、283
−4頁の如き文献から知られ 1ている。
しかし、これらの文献はこれらの化合物の発泡剤として
の有用性を示唆してはいないし、本発明のN−N′−ジ
置換スルホニルヒドラジンの記載又は示唆もない。比較
的高温で分解する発泡剤は新しいものではなX.′C,
米国特許第3235519号は、170℃より高温で分
解するスルホニルセミカルバジドを重合体材料の発泡剤
として使用することを記述している。
これらの発泡剤は高密度ポリエチレン、及び多くの他の
ゴム状及びプラスチツク重合体を 2発泡するのに特に
適しているが、しかし分解時に、それらは例えばポリカ
ーボネート及びポリエステルの如き重合体材料を攻撃し
、そして成型装置の構造物に用いられているある金属と
反応する両方の傾向をもつアンモニアを生成する。
2本発明Gζ高温で非爆発的にそして制御可
能に分解し、そして高温で普通加工されるエラストマー
類及びプラスチツク類の如き重合体。即ち225℃より
高い温度で加工される重合体の発泡に有用である新しい
種類の発泡剤を提供する。本 3発明のある化学薬品は
250℃を越える発泡温度で有用である。本発明は、新
規なN−N″−ジ置換スルホニルヒドラジン類であつて
、この置換基が同じか又は異なつておりそして−COO
R3又は−CON]IR4のいずれかであるものを提供
する。
更にこれらの新規化合物の製造法が提供される。この本
発明のN−N′−ジ置換スルホニルヒドラジン類は、以
下に示す如く、硫黄及び二つの窒素原子が種々の有機基
に各々結合している、分子当り少なくとも一つの−SO
2−N−NH−を含む。
これらの化合物は、以下の構造式〔式中Rはメチル、フ
エニル、トリル、ブチレン、ジメチルフエニレン、ビフ
エニレン、オキシジフエニレンまたは1〜3個の塩素原
子または1〜2個のメチノレ基で置換されたフエニル基
であり、R1およびR2は同一または相異なり、−CO
OR3または−CONHR4の何れかであり、ここに、
R3は炭素原子1〜8個のアルキル、ベンジル、フエニ
ルまたはテトラメチレン基であり、R4は水素原子、炭
素原子1〜3個のアルキル、シクロヘキシルトリルまた
はフエニノレ基でありnは1または2の整数である〕で
表わされる。
このN−N′−ジ置換スルホニルヒドラジン類は、入手
可能な出発原料によつて種々の方法でつくることができ
る。
すべての方法が本質的に出発原料の−SO2NH−NH
2又は−SO2NH−NHR2成分中の活性水素のハロ
ホルメートによる置換、又は構造式R3OOCN−NC
OOR3もしくはR4NHCON−NCON]−1R4
の化合物のスルフイン酸との反応を含む。方法1:N−
N′−ジカルボキシレートスルホニルヒドラジメ類の調
製は、式:(式中R.R3及びnは前に記載した意味を
有する)に従つて行なわれる。
この場合には、スルフイン酸金属(例えばナトリウム又
は亜鉛)が反応器に仕込まれ水中の溶液又はスラリーを
形成する。
良好な攪拌及び熱伝導のために所期の最終生成物モル当
り200乃至4000m1の水が用いられ、一般にモル
当り500乃至1500m1の水が有利に用いられる。
遊離スルフイン酸を形成させるために、充分量の硫酸又
は塩酸の如き適当な鉱酸が攪拌中導入される。一方スル
フイン酸は、スルフイン酸塩として加えてもよくそして
次に鉱酸の添加は必要でない。この遊離スルフイン酸に
次に当量又は当量より約10%まで少ないアゾジエステ
ルが加えられる。化学量論量より多いアゾジエステルの
量の使用は、好ましくは所望の化合物への不充分な転化
率のために避けることができ、同様に未反応ジエステル
による最終生成物の汚染及び着色を避けることができる
。このアゾジエステルはすべて一度に加えることができ
る。しかし、この反応は幾分発熱性であり、反応混合物
を所望の温度範囲内に保つためにアゾジエステル逐次又
は追加的に導入することが推奨される。反応温度を約1
0乃至90℃に保つために必要ならば加熱又は冷却を行
なうこともできる。この反応は、25乃至75℃で良好
に進行し良好な生成物収率を与えることが判つた。この
反応は約30分乃至20時間続くが、しかし普通1乃至
4時間の反応時間で充分である。アゾジエステル出発成
分の黄色が消失することが反応完了の良好な肉眼指示を
与える。生成物、普通結晶性物質の分離は、反応混合物
のP過によつて容易に達せられる。
この物質は、次に水で数回洗滌されそしてベンタン、ヘ
キサン、石油ナフサ、及び類似のものの如き適当な脂肪
族溶媒から結晶分離される。この生成物が油状又は粘稠
な液体があるときは、好ましくは、ベンゼン又はトルエ
ンの如き芳香族溶媒に最初溶解され、そして水層を瀉傾
後溶媒が蒸発によつて除去される。脂肪族溶媒の一つを
用いる続く処理は、普通生成物の結晶化を生ずる。非常
に少ない例では、結晶化は非常にゆつくり進むことが観
察されている。しかし、粘稠液体としても本発明の化合
物は有用な高温発泡剤である。方法:N−N−ジカルボ
キシレートスルホニルヒドラジン類製造のもう一つの方
法は、式(式中R.R3及びnは、上記の意味を有し、
そしてXは臭素又は塩素である)によつて示される。
この方法では、スルホニルヒドラジドが、方法1で規定
した如き量の例えば水、メタノール、エタノ・−ル、イ
ソプロパノール、テトラヒドロフラン(THF)、ジメ
チルホルムアミド(DMF)、アセトニトリル、エチレ
ンジクロリド又はトリクロロエチレンの如き液体担体を
含有する適当な反応器に導入される。
得られる溶液(例えばTHFが用いられるとき)又は懸
濁液(水が媒体であるとき)に、例えば水酸化ナトリウ
ム又はカリウムあるいはナトリウム又はカリウムの炭酸
塩又は重炭酸塩の如き塩が存在する活性水素と約当量で
加えられる。・・ローメートが次に反応混合物を攪拌し
ながら徐々に添加される。一般にこのハロホーメートの
添加は約30分乃至3時間で行なわれ、その時間後この
反応は普通20時間より長くなく続けられる。この反応
温度は、便宜的に適当な方法によつて方法1に示した如
き限界内に保持される。前記方法に於ける如く、多くの
場合得られる生成物は結晶性物質として得られ、これは
更に精製されそして前記方法1に記載される如く再結晶
化される。一方添加順序は、逆にしてもよくハロホーメ
ートを最初に仕込み、そして次に塩基と一緒にスルホニ
ルヒドラジドが仕込まれてよい。方法:N−マージカル
ボキシレートスルホニルヒドラジン類の製造は、式(式
中R.R3、n及びXは方法に於けると同じ意味をもち
そしてR3基は同じ又は異なつてもよい、)に従う。
この反応は、スルホニルカルバゼート(式中R.R3、
R4及びnは上記の意味を有し、好ましくはR4は水素
ではない)に従つて進行する。
この反応は、1−カルボキシレート−2−カルボンアミ
ド−ジイミドがアゾジカルボン酸エステルの代りに用い
られることを除いて実質的に方法1の如く行なわれる。
この方法の使用は、同様に構造式( がスルホニルヒド
ラジドの代りに用いられることを除いて方法に記載した
如く実施した。
方法:N−カルボキシレート−N′一カルバミルスルホ
ニルヒドラジン類の製造法は、式(式中R.R3、R4
、n及びXは、上記意味を l有する)に従つて進むで
あろう。
この反応は、スルホニルヒドラジドの代りにスルホニル
セミカルバジドを出発原料として用いたことを除いて実
質的に方法の方法に従つて実施する。方法V:N−カル
バミル−Nしカルボキシレートスルホニルヒドラジン類
の製造は、式(式中R.R3、R4及びnは、R4が水
素でないことを除いて上記の意味を有する)
乏に従つて進む。
この反応は、(1)イソシアネートが出発原料としてハ
ロホーメートの代りに用いら収(2)イソシアネートの
添加が約5分乃至3時間又はそれより長い間に行なわれ
、そして(3)例えばベンゼン、トルエン、ジオキサン
、ジメチルホルムアミド、ジブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、及びトリクロロエチレンの如き非−0H一
含有溶媒のいずれもが液体担体として用いられることを
除いて実質的に方法に従つて行なわれる。方法:N−カ
ルバミル−N/一カルボキシレートスルホニルヒドラジ
ン類の製造は、同様に式(式中の記号R.R4及びnは
上記の意味を有する)に従う。
このR4基は同じか又は異なつていてもよい。この反応
は、アゾジカルボンアミドがアゾジカルボン酸エステル
の代りに用いられることを除いて実質的に方法1のよう
に行なわれる。この上記の方法は、N及びN源子に結合
した*(式中R.R2、R3及びXは上記意味を有する
)。
本発明が教える中の良好な他のビス一化合物※1rT?
Gn,,N−NH)..R2+2R(式中R.R2、R
3及びXは上記意味を有しそしてR2二価基のR3又は
R4置換基は上記規定の如き−R5−A−R6−である
か又は一緒にメチレンビスシクロヘキシル基を形成する
) ★所望の置換基を有するビス(スルホニルヒドラ
ジン類)を含有する本発明の所望の化合物を与える。
更にハロホーメートのエステル化基が二価である或るビ
ス化合物が、以下の機構の反応、続いてハイドロカルビ
ルビス(ハロホーメート)を用い方法の一般的な方法に
よつて得られる。
は、式COX→(RSO2N NH)2R2 に従つて得られる。
この一般的な方法が同様にここに適用されるが、しかし
ヒドロカルビルビス(スルホニルセミカルバジド)又は
−ビス(スルホニルカルバゼート)の代りに式本発明の
この化学薬品は、重合体状気体膨脹性材料の発泡に有用
である。
これは比較的高分融点(200℃を充分越す)によつて
特徴づけられ、そしてかくしてこれらの比較的高温で発
泡される細胞状プラスチツク製品の形成に特に有用であ
る。この化合物によつて発生するガス量は、種々の置換
器の性質によつてかなり変る。普通最大量の気体を発生
する化合物が最も有用である。しかし、分解温度及び分
解残渣の性質が、同様にこれらの化合物の発泡剤の有用
性への要因である。発泡剤として、本発明の化学薬品は
、細胞状ゴム及びプラスチツクスの製造に最も広く用い
られる通常の発泡剤と実際的に違つている。
広く用いられている発泡剤、アゾジカルボンアミドによ
つて発生する気体中の主な成分は窒素ガスである。同様
にして、他の市販発泡剤は膨脹性気体の主成分として窒
素を発生する。アゾジカルボンアミド一窒素(62%)
、一酸化炭素(35%)、炭酸ガス及びアンモニア(合
計−3%)p・P5−オキシビス(ベンゼンスルホニル
ヒドラジド)−100%窒素ジニトロソペンタメチレン
テトラミン−殆んど窒素N−NしジニトロソーN−N5
−ジメチルテレフタiルアミド一100%窒素p−トル
エンスルホニルセミカルバジド−窒素(62%)、炭酸
ガス(30%)一酸化炭素(4%)及び少量のアンモニ
ア上記の発泡剤に対するはつきりした差異として、本発
明のN−NLジ置換スルホニルヒドラジン類は、比較的
少量の窒素及び多量の炭酸ガスと炭化水素ガスを発生す
る。
いくつかの化合物は、同様に発泡温度でガス状アルコー
ルを形成する。この特異な組合せのガスは、あるプラス
チツク重合体の発泡に特に有効であることを示し、そし
てかかる通常の発泡剤より優れた利点を示す。このN・
N′−ジ置換スルホニルヒドラジメ類の一つの著し(嚇
徴は、分解ガス中にアンモニアが存在しないことである
。アンモニアはいくつかの発泡性プラスチツクスに悪影
響を与えることは知られている。いずれの場合も、本発
明のジ置換スルホニルヒドラジン類は、200℃を充分
越える加工温度を必要とするプラスチツクスの発泡に特
に有用である。これらの発泡剤によつて発泡される重合
体材料は、単独重合体、相互重合体、グラフト重合体、
及びこれらの二つ又はそれ以上の混合物及びブレンド物
を含み、そして熱可塑性、熱硬化性及びゴム状重合体を
含む。この新規な発泡剤は、例えばポリカーボネート、
フエニレンオキシドーベース樹脂、ポリアリールスルホ
ン、種々のナイロン、ポリエステル、或る種のポリスチ
レン、ポリプロピレン、ポリ(スチレン−アクリロニト
リル)、ポリアセタール、ポリ(塩化ビニル)、ポリ酢
酸ビニル、ポリ(フエニレンスルフイド)、ポリ(メチ
ルベンゼン)、低及び高密度ポリエチレンポリイミド、
ポリアリールエーテル、ABS重合体、ポリアクリル、
セルローズ系重合体、ハロゲン化重合体、特にフルオロ
プラスチツクス、ポリ(エチレン一酢酸ビニル)、及び
重合体合金の如き高加工温度を有する重合体を発泡する
のに有用である。他の重合体には、ポリ(プタジエンー
スチレン)、ポリイソプレン(天然ゴムを含めて)シス
一又はトランス−ポリブタジエン、ブチルゴム、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレンープロピレン一非共
役ジエン三元重合体、及びポリ(ブタジエン−アクリロ
ニトリル)が含まれる。―般に、用いられる発泡剤の量
は、発泡される重合体の性質、及び製造される発泡体の
所望密度によつて変るであろう。重量で100部の重合
体を基準にして、普通0.05乃至15、そして最もし
ばしば0.2乃至5.0部の発泡剤が用いられる。この
発泡剤は単独で用いることもできるし、又は他の発泡剤
と組合せて用いることができる。気体発生の効率を増す
ために、又は本発明の発泡剤の標準分解温度を低下させ
るために活性化物質を用いることができる。他の添加剤
、例えば可塑剤、充填剤、中和剤、及び類似のものも、
発泡される重合体に同様に加えることができる。以下の
実施例は、本発明のN−N″−ジ置換スルホニルヒドラ
ジンのいくつかの製造、分解時のガス発生剤としてのそ
れらの効率、及び発泡材料製造のための発泡剤としての
それらの使用を示す。
実施例 1方法1に従う1−ベンゼンスルホニル−1・
2一ジカルボイソプロポキシヒドラジンの製造(a)ナ
トリウムベンゼンスルフイネートの製造31ビーカ一(
機械的攪拌機 温度計及びPHメーター電極を備えた)
に、1267(1.0モル)のナトリウムサルファイド
及び1000m1水を導入する。
176.67(1.0モル)のベンゼン−スルホニルク
ロライドを加え、混合物を攪拌する。
PHがゆつくり低下し、そして次に水(500m1)の
溶液中のナトリウムヒドラジド(807)の添加によつ
て約7一8に保たれる。PHが安定化したら、10に上
げる。得られる溶液(1.0モルのナトリウムベンゼン
スルフイネートを含有する)を二つの等分に分け、そし
てその一つを以下(b)に使用する。(b)ナトリウム
ベンゼンスルフイネートのジイソプロピルアゾジカルボ
キシレートとの反応、21ビーカ一中の水中の1%モル
のナトリウムベンゼンスルフイネートに、497(0.
5モル)の濃硫酸を導入する。このベンゼンスルフイン
酸の得られる懸濁液に、次に1017(0.5モル)の
ジイソプロピルアゾジカルボキシレートを加える。
この混合物を攪拌しそして60℃に加熱する(30分)
。アゾエステルの黄色が次第に消える。油状生成物をベ
ンゼンで抽出しそして下部水層から分離する。蒸発でベ
ンゼンを除去すると、80/20ヘキサン/ベンゼン混
合物に導入されるとき結晶化する消澄な油が遊離する。
P過結晶を60℃で乾燥する。収率−1537(理論量
の89%)、Mp98−101℃、この生成物は、26
5℃に加熱されると分解し218.4CC気体/7を与
える。
分析:Cl4H26N2O6Sについての 実施例 2−17 ジカルボキシレート誘導体をつくるための方法Iを用い
る実施例1の基本操作を繰り返し、本発明の範囲内の多
くの化合物を製造する。
結果を第1表に要約する。実施例 18 方法に従う1−p−トルエンスルホニル−1・2−ジカ
ルボイソプロポキシヒドラジンの製造31反応フラスコ
に、186ft(1.0モル)のp−トルエンスルホニ
ルヒドラジド、184t(2.2モル)ナトリウムバイ
カーボネート、307(0.25モル)硫酸マグネシウ
ム(無水)及び1000m1テトラヒドロフランを仕込
む。
温度を50℃に上げながら269.5t(2,2モル)
のイソプロピルクロロホーメートを1時間に亘つて滴下
添加する。混合物を攪拌しそして還流温度(67℃)に
4時間加熱する。次に750m1キシレンを加えそして
テトラヒドロフランを蒸溜除去する。混合物に蒸気を導
入しそしてキシレンを混合物からスチームストリツピン
グし、油状生成物を遊離する。この物質をベンゼン中に
とり出す。ベンゼンを蒸溜除去しそして残留物をキシレ
ンで処理すると、この物質は結晶化する。この結晶は1
19−127℃で溶融する。一部をヘキサン及びベンゼ
ンの75/25混合物からそして最後に多量のヘキサン
から再結晶化する。Mp−127129℃分析: Cl5H22N2O6Sについての 実施例 19−20 ジカルボキシレート誘導体をつくる方法を用いる実施例
18の基本操作を繰り返す。
結果を第表に要約する。実施例 22 方法に従う1−p−トルエンスルホニル−1・2−ジカ
ルボイソプロポキシヒドラジンの調製300m1水に懸
濁された54.47イソプロピルー3−p−トルエンス
ルホニルカルバゼート(0.2モル)を、100m1水
中の8.87(0.22モル)水酸化ナトリウムペレツ
トで処理する。
得られる溶液を痕跡量の不溶性物質からP過しそしてP
液をフラスコに戻す。次に27.07(0.22モノ(
ハ)のイソプロピルクロロホーメートを加え、そして混
合物を2時間攪拌する。温度は27乃至35℃に上昇す
る。結晶性生成物をP別し、水洗し、そして乾燥する=
66tこの物質の一部をヘキサン及びベンゼンの75/
25混合物から再結晶する。
Mp=126−127℃、上記実施例18に於ける如く
調製される生成物と混合しても、この融点は低下しない
。実施例 23−30方法を用いる実施例22の操作を
繰り返し、第表に要約される如きジカルボキシレート誘
導体をつくる。
この方法は混合エステルの調製を可能にする。実施例
31 方法に従う1−p−トルエンスルホニル−1−カルボイ
ソプロポキシ一2−カルバミルヒドラジンの調製反応は
、温度計、機械的攪拌機、落下P斗、及び氷水浴を備え
た21反応フラスコ中で行なう。
400m1水をフラスコにいれそして10℃に冷却する
次に73.4y(0.6モル)のイソプロピルクロロホ
ーメートを加える。混合物を10℃で攪拌し、温度を1
0℃近辺に保ちながら、36.5f(0.55モル)の
KOHの400m1中の混合物の中の114.57(0
.5モル)のp−トルエンスルホニルセミカルバジドの
P過溶液を1時間に亘つて滴下する。(少量(7.5t
)の苛性不溶性固体をp−トルエンスルホニルセミカル
バジド塩溶液からP過する。)フラスコ中の反応混合物
を更に1時間攪拌し、温度を25℃に上昇させる。(冷
却浴を除く)。加熱マントルをとりつけそして攪拌混合
物を45℃に加温する。この加温混合物を次にP過し、
循環加熱空気浴中60℃で=夜乾燥する。収率145r
(98.4%)、M.p.2lO一212℃o試料を濃
水酸化アンモニウムで処理し、水洗しそして乾燥する。
M.p.=211−213℃分析: CllHl7N3O5CIIC−0いての実施例 66 方法に従う1−ベンゼンスルホニル−1−メチルカルバ
ミル−2−カルベトキシヒドラジンの調製61y(0.
25モル)のエチルベンゼンスルホニルカルバセートの
500m1ベンゼン溶液を、167(0.275モル)
のメチルイソシアネートを10分以上に亘つて加えなが
ら21?反応フラスコ中60℃で攪拌した。
混合物を加熱し、リブラックスした(80℃で1時間)
。混合物を冷却しそして分離した結晶固体をP過しそし
て乾燥した。収率−627、Mpl38−142℃。ベ
ンゼンから再結晶された部分は141−143℃で溶解
した。分析: CllHl5N3O5Sについての 実施例 67−69 実施例66の基本操作を繰り返し方法に従つて他の化合
物を製造しそしてそれから発生する気体の量を試験する
結果を第V表に要約する。実施例 70方法に従う1−
ベンゼンスルホニル−1−エチルカルバミル−2−カル
ボイソプロポキシヒ 5ドラジンの調製500m1フラ
スコ中の16.4?(0.1モル)ベンゼンスルフイン
酸ナトリウムの300m1水溶液を、4.9?(0,0
5モル)濃硫酸と処理した。
得られるベンゼンスルフイン酸の懸濁液を、18.74
7(0.1モル)の1−カルボイソプロポキシ一2N−
エチルカルバミルジイミドを一括して加えながら攪拌し
そして60℃に加温した。これを全に消失した。この油
状生成物を次にベンゼンで抽出しそして硫酸ナトリウム
上で乾燥した。ベンゼンを蒸発しそして油状残渣を次に
再結晶した。収率297、M.p.llO−122℃0
80/20メタノーノレ/水から再結晶すると、生成物
(177)は127−133℃で溶融した。
80/20メタノール/水からの二度目の再結晶は13
2−134℃の融点を与えた。
分析“ Cl3Hl9N3O5Sについての この生成物は265℃で137.7CC/tのガスを発
生した。
106−111℃で溶融する第二の生成物(6′7)を
回収P液から分離した。
この生成物は、1−ベンゼンスルホニル−2−N−エチ
ルカルバミルヒドラジンをイソプロピルクロロホーメー
トと方法に従つて反応することによつて調製した生成物
と同一であることを示した。実施例 71 方法に従う1−p−トルエンスルホニル−1・2−ジイ
ソプロピノレカノレバミノレヒドラジンの調エルレンマ
イヤーフラスコに、20.07(0.1モル)のN−N
仁ジイソプロピルアゾジカーボンアミド及び18.87
(0.05モル)亜鉛p−トルエンースルフイネートを
加える。
この混合物に800m1水中の5.0y濃硫酸を加える
。反応混合物を一夜放置しそしてP過し、水洗し、そし
て乾燥する。この化合物は、メタノールからの再結晶化
後178−179℃で溶融した。実施例 72−75 実施例71の基本操作を繰り返し、方法に従つて他の化
合物を製造しそしてそれから発生するガスの量を試験す
る。
結果を第表に要約する。参考例 1ポリスルホン重合体
の発泡 ポリスルホンペレツトを、121℃で3時間加熱するこ
とによつて予備乾燥する。
このペレツトを、次に樹脂と発泡剤をガラスシャー中で
充分混合することによつて、1重量%の試験される発泡
剤で被覆する。この均一被覆ペレツトを、温度が℃で後
部282、前部304、ダイ277である予備加熱実験
室的押出機に導入し、そしてスクリユ一RPM′Sは3
0であり、そしてストツク温度ぱ第表に示す。非発泡ポ
リスルホン樹脂の比重は、1.2360である。この温
度の特徴は種々の発泡剤で幾分変わる。参考例 2 ポリスルホン重合体の発泡 1.22946の比重を有する異なつたポリスルホン重
合体を用い、実施例76の操作を繰り返す。
押出機の温度及び速度は、結果及びストツク温度は第表
に要約する。
参考例 3 ポリスルホメ重合体の発泡 1.1167の比重を有する第三のスルホンを用いて参
考例2の操作を繰り返す。
この押出機温度及び速度は参考例2と同じである。結果
を以下の第表に示す。参考例 4 ポリスルホン重合体の発泡 比重1.2440を有する第4のポリ スルホンを 用いて参考例1の方法を繰り返した。
押出温度及び速度は参考例1と同じである。結果を以下
の第X表に示す。参考例 5 ガラス充填ポリエステル樹脂の発泡 以下の発泡剤をガラス充填ポリエステル樹脂ヴアロツク
ス(ValOx)650(121℃で予備乾燥した)と
組合せ(示す如く0.3−0.4%)そして11.4×
11.4×0.640m小片キヤビテイーモールドを用
い148cTi1ネグリーボツシ(Negri−*かく
して各試料は、成型部の29%膨脹を示す。
:(BOssi)射出成型機に射出成型する。この作業
で頃各々の発泡剤一重合体ブレンドを同じ機械条件下で
成型される。機械の温度は、その後部、中間及び前部で
227℃である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 R(SO_2NR^1NHR^2)_n (式中、Rはメチル、フェニル、トリル、ブチレン、ジ
    メチルフェニレン、ビフエニレン、オキシジフェニレン
    または1〜3個の塩素原子または1〜2個のメチル基で
    置換されたフェニル基であり、R^1およびR^2は同
    一または相異なり、−COOR^3または−CONHR
    ^4の何れかであり、ここにR^3は炭素原子1〜8個
    のアルキル、ベンジル、フェニル、またはテトラメチレ
    ン基であり、R^4は水素原子、炭素原子1〜3個のア
    ルキル、シクロヘキシル、トリルまたはフェニル基であ
    り、nは1または2の整数である)を有するN・N′−
    ジ置換スルホニルヒドラジン。
JP1433476A 1975-04-11 1976-02-12 新規なn,n′−ジ置換スルホニルヒドラジン類 Expired JPS5917108B2 (ja)

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FR2306980A1 (fr) 1976-11-05
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