JPS5916923Y2 - 結像素子 - Google Patents

結像素子

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Publication number
JPS5916923Y2
JPS5916923Y2 JP1977141241U JP14124177U JPS5916923Y2 JP S5916923 Y2 JPS5916923 Y2 JP S5916923Y2 JP 1977141241 U JP1977141241 U JP 1977141241U JP 14124177 U JP14124177 U JP 14124177U JP S5916923 Y2 JPS5916923 Y2 JP S5916923Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convergent light
temperature
light transmitting
imaging element
heating elements
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977141241U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5466846U (ja
Inventor
真一 三浦
Original Assignee
株式会社リコー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
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Publication of JPS5466846U publication Critical patent/JPS5466846U/ja
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Publication of JPS5916923Y2 publication Critical patent/JPS5916923Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機等の光学系に用いられる結像素子に
関するものである。
従来、この種の結像素子として複数本の集束性光伝送体
を直線状に配列したものが実施されているが、環境温度
変化によって水滴が付着するいわゆる結露が生じ、ピン
トが合わなくなったり、端面が曇ることによってMTF
値で示される光学性能がいちじるしく低下し、コピー画
像がほとんど得られない現像が生じるという欠点がある
具体的には5〜10℃程度の気温のもとて5mはど離れ
た位置でガスストーブや電気ストーブに点火しなりする
と一面に結露が生じるものである。
このようにして集束性光伝送体の端面に何回か結露する
状態を繰り返していると、集束性光伝送体の端面がくも
りガラス状に浸蝕され、清浄しても透明にならないため
に使用不能になってしまうこともある。
また、結露を何回か繰り返した後に常温常温下で一日程
度放置しておくと白い粉末状のものが端面に表われ、光
学性能を著しく劣化させてしまうこともある。
さらに、結露しないまでも30℃、90%の温湿度の環
境で3〜10日間放置しておくと集束性光伝送体の端面
がくもりガラス状になり、MTF値が95%から40%
以下にまでも落ち込んでしまうものである。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの°で、高
湿度の環境下であっても結露発生や光学性能の劣化しに
くい結像素子を得ることを目的とするものである。
この考案は、複数の集束性光伝送体を保持部材により配
列固定し、前記保持部材にスペーサを介1して前記集束
性光伝送体の光軸と直交する方向にその配列間隔を中心
部から周辺部に向うにつれて順次小さく設定した複数の
発熱体を配列付設して前記集束性光伝送体を周囲温度の
極大値またはそれ以上の温度に均一に保温することを特
徴とする1ものである。
したがって、発熱体により保温される集束性光伝送体の
温度は周囲温度の極大値またはそれ以上であるため、高
湿度下においても結露することがなく、とくに、複数の
発熱体はスペーサを介して付設されていることにより集
束性光伝送体1までの距離は大きく、これにより、伝熱
中に温度は均一化され、しかも集束性光伝送体の光軸と
直交する方向にその配列間隔が中心部から周辺部に向う
につれて順次小さぐ設定した複数の発熱体が配列されて
いるため、小面積の発熱体にて全体が均1−に保温され
、また、湿度のために集束性光伝送体の端面が浸蝕され
てくもりガラス状になることもなく、結像状態を良好に
維持させるように構成したものである。
この考案の実施例を図面に基いて説明する。
まず、原稿面1と感光体2との間に集束性光伝送体アレ
イ3が設けられている。
この集束性光伝送体アレイ3は複数本の集束性光伝送体
4を黒色の表面処理がなされた保持部材となる金属板5
中に黒色の充填剤6で保持しつつ列状に配列固定したも
のである。
そして、前記金属板5の外側面にはスペーサ7が貼付さ
れ、このスペーサ7の外面に発熱体となる複数個の定温
面状発熱体8が付着されている。
これらの定温面状発熱体8の電気的接続は省略するが中
心部の発熱体間隔X3よりも周辺部の発熱体間隔X1よ
りも大きめにし、X3> X2> XIと設定、すなわ
ち、中心部から周辺部に向うにつれて間隔が順次小さく
設定することにより熱蓄積の均一化が得られる。
このような構成において、周囲温度の急変、たとえば冬
早朝にコピーをとる場合など、暖房器具を用いると外気
が急激に暖まり、含有水蒸気量が増加するのに比較し、
集束性光伝送体アレイ3は熱伝導性が低いため周囲温度
の温度上昇に追従できずに温度ギャップを生じる。
そのため、集束性光伝送体アレイ3側が低温であること
からその周囲温度が冷却され、露点をこえると結露する
ことになる。
ところが、定温面状発熱体8により周囲温度の極大値ま
たはその温度以上に集束性光伝送体4は保温されている
と前述のような温度ギャップが生じることはなく、結露
することもない。
また、集束性光伝送体4の温度が高いため、周囲の湿度
が高くても端面の浸蝕度合いはきわめて少なく、光学的
性能が損なわれることもない。
この考案は、上述のように集束性光伝送体を発熱体によ
り周囲温度の極大値またはそれ以上の温度に保温するよ
うにしたので、周囲温度の急変により結露することがな
く、また、湿度の高い環境で用いても端面が浸蝕されて
光学的特性を損なうことがなく、とくに発熱体はスペー
サを介して取付けられていること、その配列方向は集束
性光伝送体の光軸と直交する方向であること、発熱体の
配列間隔を中心部から周辺部に向うにつれて順次小さく
設定したこと等の構成により、小面積の発熱体にてそれ
らの集束性光伝送体を均一に保温して光学的特性の劣化
が生じることがない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は側面
図、第2図は斜視図である。 4・・・・・・集束性光伝送体、5・・・・・・金属板
(保持部材)、7・・・・・・スペーサ、8・・・・・
・定温面状発熱体(発熱体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の集束性光伝送体を保持部材により配列固定し、前
    記保持部材にスペーサを介して前記集束性光伝送体の光
    軸と直交する方向にその配列間隔を中心部から周辺部に
    向うにつれて順次小さく設定した複数の発熱体を配列付
    設して前記集束性光伝送体を周囲温度の極大値またはそ
    れ以上の温度に均一に保温することを特徴とする結像素
    子。
JP1977141241U 1977-10-20 1977-10-20 結像素子 Expired JPS5916923Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977141241U JPS5916923Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20 結像素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977141241U JPS5916923Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20 結像素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466846U JPS5466846U (ja) 1979-05-12
JPS5916923Y2 true JPS5916923Y2 (ja) 1984-05-17

Family

ID=29116889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977141241U Expired JPS5916923Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20 結像素子

Country Status (1)

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JP (1) JPS5916923Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178250A (ja) * 1974-12-27 1976-07-07 Canon Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178250A (ja) * 1974-12-27 1976-07-07 Canon Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5466846U (ja) 1979-05-12

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