JPS59168097A - 磁性流体の製造方法 - Google Patents
磁性流体の製造方法Info
- Publication number
- JPS59168097A JPS59168097A JP58041496A JP4149683A JPS59168097A JP S59168097 A JPS59168097 A JP S59168097A JP 58041496 A JP58041496 A JP 58041496A JP 4149683 A JP4149683 A JP 4149683A JP S59168097 A JPS59168097 A JP S59168097A
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- JP
- Japan
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- magnetic fluid
- magnetic
- surfactant
- added
- colloidal particles
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コロイド粒子の大きさのフェライトなどの強
磁性酸化物粉末を、アルキル・ナフタリン類、オレフィ
ン重合油類及び鉱油類に極めて安定に分散させた磁性流
体を得る方法に関するものである。
磁性酸化物粉末を、アルキル・ナフタリン類、オレフィ
ン重合油類及び鉱油類に極めて安定に分散させた磁性流
体を得る方法に関するものである。
磁性流体は磁性コロイド粒子を液体中に安定に分散せし
めたもので、磁場のもとでも分散質の!凝集が起こらず
、磁性をもっだ液体としてふる寸う特異な性質を有する
材料であり各方面でその応用研究が進められている。
めたもので、磁場のもとでも分散質の!凝集が起こらず
、磁性をもっだ液体としてふる寸う特異な性質を有する
材料であり各方面でその応用研究が進められている。
ところで、マグネタイトなどの磁性酸化物コロイドを、
非極性の油類、水、フルオルカーボン類。
非極性の油類、水、フルオルカーボン類。
エステル・エーテル類に極めて安定に分散させた磁性流
体を製造する方法について特公昭53−4078号「油
類を分散媒とした磁性流体の製造法」、特公昭54−4
0069号[水を分散媒とした磁性流体の製造法」、特
公昭53−13437号「フルオルカーボンを溶媒とす
る磁性流体の製造法」、特公昭53−13436号「エ
ステル類。
体を製造する方法について特公昭53−4078号「油
類を分散媒とした磁性流体の製造法」、特公昭54−4
0069号[水を分散媒とした磁性流体の製造法」、特
公昭53−13437号「フルオルカーボンを溶媒とす
る磁性流体の製造法」、特公昭53−13436号「エ
ステル類。
およびエーテル類を溶媒とする磁性流体の製造法」に提
案されている。
案されている。
これらの特許公報に示される磁性流体は、それぞれ溶媒
の特徴に応じた用途に合せて使用される。
の特徴に応じた用途に合せて使用される。
トシわけエステル類およびエーテル類を溶媒とした磁性
流体は、その溶媒に応じた低揮発性、、耐熱性、高潤滑
性を利用し、シーリング材に適しているといわれている
。
流体は、その溶媒に応じた低揮発性、、耐熱性、高潤滑
性を利用し、シーリング材に適しているといわれている
。
しかしながら、用途が広がるにともない、エステル類お
よびエーテル類を溶媒とした磁性流体よシもさらに揮発
性、吸湿性が低く、潤滑性が良好で、高粘性のものが不
可欠の要求となってきていること。さらに、上記「特公
昭53−13436号」には磁性コロイド粒子に、不飽
和脂肪酸あるいはその塩類を主成分とする界面活性剤で
粒子表面を疎水化処理したのち、さらに非イオン系界面
活性剤を加えて溶媒に分散させる旨記載されておシ。
よびエーテル類を溶媒とした磁性流体よシもさらに揮発
性、吸湿性が低く、潤滑性が良好で、高粘性のものが不
可欠の要求となってきていること。さらに、上記「特公
昭53−13436号」には磁性コロイド粒子に、不飽
和脂肪酸あるいはその塩類を主成分とする界面活性剤で
粒子表面を疎水化処理したのち、さらに非イオン系界面
活性剤を加えて溶媒に分散させる旨記載されておシ。
工業的に大量生産する上で工程が複雑になシ、製品が高
価になることを免れない欠点がある。
価になることを免れない欠点がある。
本発明は、上記の要求に応えた磁性流体を効率よくしか
も工業的に実施し得る製造方法を提供することを目的と
する。
も工業的に実施し得る製造方法を提供することを目的と
する。
本発明は、湿式共沈反応によシ得られる磁性コロイド粒
子の水懸濁液に石油スルフォン酸、その塩、あるいはそ
の混合物を主成分とする界面活性剤を加え、凝集物を洗
浄・沖過・乾燥した後、アルキル・ナフタリン類、オレ
フィン重合油類2あるいは鉱油類からなる溶媒に投入し
て分散させるととを特徴とする磁性流体の製造方法であ
る。
子の水懸濁液に石油スルフォン酸、その塩、あるいはそ
の混合物を主成分とする界面活性剤を加え、凝集物を洗
浄・沖過・乾燥した後、アルキル・ナフタリン類、オレ
フィン重合油類2あるいは鉱油類からなる溶媒に投入し
て分散させるととを特徴とする磁性流体の製造方法であ
る。
本発明においては、湿式法にょシ得られる粒子径50X
〜15oX程度のマグネタイ)、Niフェライト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト。
〜15oX程度のマグネタイ)、Niフェライト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト。
COフェライトなどのコロイド粒子の水懸濁液中に石油
スルフォン酸およびその塩、あるいはその混合物を主成
分とする界面活性剤を加え、数分間攪拌することによ多
、界面活性剤は効果的に磁性コロイド粒子に吸着し、界
面活性剤が吸着した磁性コロイドは凝集し、容易に水層
よシ分離する。ここで使用される石油フルフォン酸およ
びその塩あるいはその混合物の平均分子量は500以上
が好1しく、添加量は粉末に対して30wt%以上が好
ましい。水よシ分離された界面活性剤が吸着した磁性コ
ロイドは、洗浄・濾過・乾燥して、アルキル・ナフタリ
ン類(例えばヘキサデシルナフタリン(C1oH7−C
16H33)、アイコシルナフタリン(Cl0H7−C
20H41) ) lオレフィン重合油類(例えば平均
分子量が370,570,730,820など重合度の
異なるオレフィン重合油)鉱油、に加えて分散させ磁性
流体とする。得られた磁性流体は磁場中、遠心力下でも
極めて安定である。
スルフォン酸およびその塩、あるいはその混合物を主成
分とする界面活性剤を加え、数分間攪拌することによ多
、界面活性剤は効果的に磁性コロイド粒子に吸着し、界
面活性剤が吸着した磁性コロイドは凝集し、容易に水層
よシ分離する。ここで使用される石油フルフォン酸およ
びその塩あるいはその混合物の平均分子量は500以上
が好1しく、添加量は粉末に対して30wt%以上が好
ましい。水よシ分離された界面活性剤が吸着した磁性コ
ロイドは、洗浄・濾過・乾燥して、アルキル・ナフタリ
ン類(例えばヘキサデシルナフタリン(C1oH7−C
16H33)、アイコシルナフタリン(Cl0H7−C
20H41) ) lオレフィン重合油類(例えば平均
分子量が370,570,730,820など重合度の
異なるオレフィン重合油)鉱油、に加えて分散させ磁性
流体とする。得られた磁性流体は磁場中、遠心力下でも
極めて安定である。
以下実施例によシ説明する。
実施例1
アイコシルナフタリン(C1oH7−C2oH41)を
溶媒とし、マグネタイトを分散質とした磁性流体の作成
。
溶媒とし、マグネタイトを分散質とした磁性流体の作成
。
硫酸第1鉄、硫酸第2鉄の各1モル溶液を500m1分
取混合し、これに6NのNaOH溶液をpHが11.0
となるまで加えたのち、40℃で30分間熟成してマグ
ネタイトコロイド懸濁液を得た。これに平均分子量70
0〜800の石油スルホン酸ナトリウム、〆(中央化成
@)製D−500)を主成分とする界面活性剤70!9
を加え攪拌すると。
取混合し、これに6NのNaOH溶液をpHが11.0
となるまで加えたのち、40℃で30分間熟成してマグ
ネタイトコロイド懸濁液を得た。これに平均分子量70
0〜800の石油スルホン酸ナトリウム、〆(中央化成
@)製D−500)を主成分とする界面活性剤70!9
を加え攪拌すると。
界面活性剤を吸着したマグネタイトが漸次凝集し水層と
分離した。静置後上澄を捨てて水を加え。
分離した。静置後上澄を捨てて水を加え。
静置した。この操作を、繰)返し、不純物を除去した後
、これをr紙を用いて吸引漣過し乾燥した。
、これをr紙を用いて吸引漣過し乾燥した。
乾燥後、この50.9を秤υとシ、アイコンルナフタリ
ンlooml中に加え、ホモゾナイザーによって充分攪
拌・混合した。この操作によシマグネタイトはアイコシ
ルナフタリン中に安定に分散した。
ンlooml中に加え、ホモゾナイザーによって充分攪
拌・混合した。この操作によシマグネタイトはアイコシ
ルナフタリン中に安定に分散した。
これを100OOGの遠心力下で遠心分離しても殆んど
沈殿物は生じなかった。
沈殿物は生じなかった。
作成した磁性流体の比重は、1.29磁化の強′さは3
50 Gauss (磁場8,0OOOe)、粘度12
00c、p、s (20℃)であった。
50 Gauss (磁場8,0OOOe)、粘度12
00c、p、s (20℃)であった。
実施例2
平均分子量370のオレフィン重合油を分散媒とし、マ
グネタイトを分散質とした磁性流体の作製。
グネタイトを分散質とした磁性流体の作製。
実施例1と同様の方法で作成したマグネタイトコロイド
の懸濁液に平均分子量10000石油スルフォ/酸スル
フォン酸カル/ウム(中央化成■製Ca−50N )を
主成分とする界面活性剤100gを加え攪拌すると、界
面活性剤とマグネタイトを含む凝集物と透明な水層に分
離した。
の懸濁液に平均分子量10000石油スルフォ/酸スル
フォン酸カル/ウム(中央化成■製Ca−50N )を
主成分とする界面活性剤100gを加え攪拌すると、界
面活性剤とマグネタイトを含む凝集物と透明な水層に分
離した。
靜置後、上澄水層を捨てて水を加えて、攪拌し。
除いた。この後、これを瀘過・乾燥した。乾燥後この5
0gを秤りとり、平均分子量370のオレフィン重合油
100 ml中に加え、ホモジナイザーによって充分攪
拌混合した。この操作によシマグネタイトはオレフィン
重合油中に安定に分散した。
0gを秤りとり、平均分子量370のオレフィン重合油
100 ml中に加え、ホモジナイザーによって充分攪
拌混合した。この操作によシマグネタイトはオレフィン
重合油中に安定に分散した。
これを100OOGの遠心力下で遠心分離しても殆んど
沈殿物は生じなかった。
沈殿物は生じなかった。
作製した磁性流体は、比重1.10.磁化の強さ200
Gauss 、粘度700 c、p、s (20℃)
であった0 以上のように1本発明によれば、均一分散を容易とした
磁性流体の提供が可能となった。
Gauss 、粘度700 c、p、s (20℃)
であった0 以上のように1本発明によれば、均一分散を容易とした
磁性流体の提供が可能となった。
699−
Claims (1)
- 1 湿式法による強磁性酸化物コロイド粒子の水懸濁液
に石油スルフォン酸、その塩、あるいはそれらの混合物
からなる界面活性剤を加え、凝集物を洗浄・濾過・乾燥
したのち、アルキル・ナフタリン類、オレフィン重合油
あるいは鉱油類からなる溶媒に投入して分散させること
を特徴とする磁性流体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58041496A JPS59168097A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 磁性流体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58041496A JPS59168097A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 磁性流体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59168097A true JPS59168097A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12609959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58041496A Pending JPS59168097A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 磁性流体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59168097A (ja) |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP58041496A patent/JPS59168097A/ja active Pending
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