JPS59168081A - ム−ス処理剤 - Google Patents

ム−ス処理剤

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JPS59168081A
JPS59168081A JP4397383A JP4397383A JPS59168081A JP S59168081 A JPS59168081 A JP S59168081A JP 4397383 A JP4397383 A JP 4397383A JP 4397383 A JP4397383 A JP 4397383A JP S59168081 A JPS59168081 A JP S59168081A
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JP
Japan
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acid
mousse
oil
alkylene oxide
glyceride
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Application number
JP4397383A
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English (en)
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JPS6410030B2 (ja
Inventor
Kenji Uemura
健治 植村
Yasuaki Ogawa
小川 康昭
Masao Hirayama
平山 政生
Takehisa Imamura
今村 武久
Yoshio Suzuki
鈴木 淑夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIJO SAIGAI BOSHI CENTER
Neos Co Ltd
New Japan Chemical Co Ltd
Original Assignee
KAIJO SAIGAI BOSHI CENTER
Neos Co Ltd
New Japan Chemical Co Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ムース処理剤に関する。更に詳しくは卓越し
た油水分離能を有し、かつ常温(低温)においても有効
である新規なムース処理剤に関するものである。
現在、流出油事故等の際の処理方法としては、オイルフ
ェンスの展張、油処理剤の散布、油吸着材による回収が
挙げられる。しかし、氷島事故でも経験したように、流
H4」油は、数日の内に水分を70〜80%含む安定な
エマルジョン、いわゆるムースとなる。ムースは、風波
の働きと、油中に含まれている天然の乳化剤により非常
に安定化し、油吸着材もまったく使用できない程に粘度
が高くなる。また、粘度が高いために風波による撹拌作
用が弱く油処理剤もあまり効果がない。これまでこうし
たムースに対しては柄杓で汲み取るしか方法がなく、人
海戦術に任されていた状態である。
また、たとえ汲み取ったとしても、このものは水分を7
0〜80%以上含んでおり、このものの処理の方法も問
題になるところである。そこで、海上鏑で形成されたム
ースあるいは、汲み取られたムースに対しては、ムース
処理剤を散布することにより速やかに処理することが最
も望ましい方法だと考えられる。しかし、これまでの既
存の薬剤は高温でのみ効果を示すものがほとんどであり
、低温において効果を示すものはまったくなかった。
本発明者らは、低温においても優れた効果を示すムース
処理剤の開発に鋭意研究の結果、驚くべきことに、少な
くとも1個のヒドロキシル基を有するグリセラ2rドの
アルキレンオキシド付加物と、多価カルボン酸との反応
により得られるエステルを必須成分として含有する組成
物がムース処理剤として優れた性能を有することを見い
出し、本発明を完成ブるに至った。
本発明に用いられるグリセライドとしては、ヒドロキシ
ル基を含有する脂肪酸のモノ−、ジーおよびトリグリセ
ライド、具体的には、ザビニン駁、ジュニペリン酸、ラ
ノバルミン酸、リシルイン酸、オキシステアリン酸、ジ
オキシステアリン酸等のオキシ脂肪酸のグリセライド、
ヒマシ油、エポキシ化グリセライドの加水分解物、また
はヒドロキシル基を含有しない飽和もしくは不飽和の脂
BIi族、芳香族、脂環族のカルボン酸のモノ〜、およ
びジ−グリセライド等が例示される。当該カルボン酸と
して、具体的にはメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、セチル、ラ
ウリル、ミリスチル、パルミヂル、ステアリル等のアル
キル基、エチニル、アリル、ウンデセニル、オレイル、
リルニル等のアルケニル基、ベンジル、フェニルエチル
、フェニルプロピル、フェニルブチル、フェニルオクチ
ル、フェニルセチル、フェニルオクタデシル等のアラル
キル基、シクロペンデル、シフ0ヘキシル、シクロヘブ
チル等のシクロアルキル基、スチリル、シンナミル等の
アラルケニル基、フェニル、ナフチル等のアリル基、フ
タロイル、マレイル、マロニル、アジポイル、サクシノ
イル等のアシル基等を有するカルボン酸およびその側鎖
もしくは核置換体が挙げられる。にドロキシル基の数は
、特に限定されるものではなく、当該化合物の単独もし
くは混合物が適用できる。
アルキレンオキシドとして、好ましくは炭素数2〜8の
ものが挙げられる。典型的にはエチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドであるが、エチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドのブロック付加物またはランダム付加物、ト
リメチレンオキシド、スチレンオキシド、スチレンオキ
シド、エピクロルヒドリン等を用いてアルキレンオキシ
ド付加物としてもよい。
アルキレンオキシドの付加モル数は、グリセライド1モ
ルに対し3〜40モルが適当であるが、特に好ましくは
10〜17モルである。
得られたグリモーライドのアルキレンオキシド付加物の
単独または混合物は、更に多価カルボン酸の単独または
混合物と反応させる。
本発明に用いられる多価カルボン酸としては、脂肪族、
芳香族、脂環族等のカルボン酸もしくはその酸無水物お
よびその側鎖もしくは核置換体、更にそれらの重合体が
挙げられ、より具体的にはシュウ酸、マロン酸、フタル
酸、フマル酸、マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、ダイマー酸
、イソフタル酸、テレフタル酸、O−フェニレンニ酢酸
、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチ
ルナ1−ラヒドロフタル酸、メチルへキサヒドロフタル
酸などの2価のカルボン酸、ヘミメリト酸、トリメリド
酸、トリメシン酸等の3価のカルボン酸、ブタンテトラ
カルボン酸、ピロメリト酸エチレンジアミン四酢酸等の
4価のカルボン酸等、もしくはそれらの酸無水物、アク
リル酸重合体、アクリル酸共重合体、無水マレイン酸重
合体、無水マレイン酸共重合体、メタクリル酸重合体、
メタクリルII々共重合体、アクリル酸やメタクリル駿
エステルの重合体や共重合体の部分鹸化物等が有用であ
り、それらの部分エステル化物等の各種誘導体も利用で
きる。
アルキレンオキシド付加グリセライドと多価カルボン酸
のモル比は、110.3〜1/1.5が有効であるが、
多価カルボン酸の比が多くなるとポリマー化して非常に
系の粘度が高くなるので、より好ましくは110.5〜
1/、1である。
反応は通常のエステル化触媒を用いて行ない、仕込んだ
多価カルボン酸のモル数に相当する生成水を留出させて
反応は終了する。
本発明に係る化合物は二種以上混合して用いても良く、
他の活性剤たとえばアルキルサルフェ−1・、アルキル
ベンゼンスルフォネート、アルキルスルホサクシネート
等のアニオン界面活性剤、高級アルコールのアルキレン
オキシド付加物、アルキルフェノールのアルキレンオキ
シド付加物、エチレンオキシド・プロピレンオキシド共
重合体等のノニオン界面活性剤、アルキルイミダゾール
、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド等のカチ
オン界面活性剤またはムースとの親和性をコントロール
覆るだめの添加剤たとえば、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、セロソルブ類等を適宜配合してもよく、更に処理剤
の粘度を低減して作業性を向上させるためにエタノール
、n−ヘキサン、ベンげン、キシレン、シクロヘキサン
等の脂肪族芳香族または脂環族の溶剤を配合することも
できる。
本発明のムース処理剤組成物は、好ましくは通常高々粘
稠な液体の状態で適用され、その添加酊は、ムースの種
類により異なるが、通常はムースに対し純分換算で40
0〜i、ooopomで充分である。
推奨されるムース処理剤組成物の適用方法は、常温で当
該ムース処理剤ill放物をムースに添加して、かきま
ぜ、油中水滴型エマルジョンを破壊して油相中の水分を
放出さゼ、その粘度を低下させる事により油の回収を容
易にする。
本発明に係る組成物は、卓越した油水分離能を有し、し
かも何ら加熱処理等をすることなく常温(低温)におい
ても適用することができ、処理物の回収も容易で、かつ
回収物の再利用も可能である等、ムース処理剤として有
用である事は言うに及ばず、他のあらゆる方面(原油の
脱塩、油泥の処理、廃油処理等)においても油水分離剤
として充分な効果が期待できる。
以下に実施例でもって本発明の詳細な説明する。
実施例1 21のご−カーにC重油(または8重油、原油〉を30
0g取り、700fiの人工海水を毎秒2滴の速度で滴
下しながら40℃、800rpmで撹拌しムースを51
製した。このムース60gをまず10C)dのビーカー
に計り取り、表−1に示すムース処理剤をムースに対し
て800ppm加え、ガラス棒でよく撹拌後、50dの
目盛り付試験管に移した。そして15℃、30℃、60
℃の恒温槽にいれ、時間の経過とともに分離する水の聞
を読み取った。結果は表−2に示すとうりである。
本発明品は、既存のムース処理剤(比較例1.2)に比
べて油水分離速度が大き(、常温(低温)においても充
分満足し得るムース処理0し力を有している。
実施例2 海上でオイルフェンスで囲んだ中へC重油9゜lを入れ
、2力月府放置して天然ムースを作成した。以下の試験
方法は実施例7と同様であり、得られた結果を表−3に
示す。認められる効果は、実施例1と同様、優れたもの
である。
手続補正書く自発〉 1.事件の表示   昭和58年 特許願 第4397
3号2、発明の名称 ム  −  ス  処  理  剤 3、補正をする者 事件との関係   特 許 出 願 人6、補正の内容 (1)明細書第3頁第6行の「ジュニペリン酸」を[ユ
ニベリン酸jと訂正する。
(2)同第5頁下から第5行目の「ピロメリット酸」の
後に読点「、」を挿入する。
(3)同第7頁第2行の[カチオン界面活性剤Jの後に
[、アルキルアミノ酢酸ベタイン、アルキルイミダゾリ
ニウムベタイン等の両性界面活性剤」を挿入する。
(4)同第12頁下から第3行目の[ポリオキシエチレ
ン・ポリプロピレンブロックポリマー」を[ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンブロックボリマーjに
訂正する。
(5)同第14頁下から第3行目の[ポリオキシエチレ
ン・ポリプロピレンブロックポリマー」を「ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンブロックボリマー」に
訂正する。
577−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも1個のヒドロキシル基を有するグリセラ
    イドのアルキレンオキシド付加物と、多価カルボン酸と
    の反応により得られるエステルを必須成分として含有す
    るムース処理剤。
JP4397383A 1983-03-15 1983-03-15 ム−ス処理剤 Granted JPS59168081A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4397383A JPS59168081A (ja) 1983-03-15 1983-03-15 ム−ス処理剤

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JPS59168081A true JPS59168081A (ja) 1984-09-21
JPS6410030B2 JPS6410030B2 (ja) 1989-02-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0582928A3 (de) * 1992-08-11 1995-04-12 Hoechst Ag Grenzflächenaktive Verbindungen auf Basis modifizierter Rizinusölfettkörper.
JP2008190685A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nippon Petroleum Refining Co Ltd バルブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843974A (ja) * 1981-08-01 1983-03-14 バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト 7―アミノ―アゾロ[1,5―a]ピリミジン及び該化合物を含有する農園芸用殺菌剤

Patent Citations (1)

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JPS5843974A (ja) * 1981-08-01 1983-03-14 バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト 7―アミノ―アゾロ[1,5―a]ピリミジン及び該化合物を含有する農園芸用殺菌剤

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JP2008190685A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nippon Petroleum Refining Co Ltd バルブ

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