JPS59166892A - 燃料装架方法 - Google Patents
燃料装架方法Info
- Publication number
- JPS59166892A JPS59166892A JP58040606A JP4060683A JPS59166892A JP S59166892 A JPS59166892 A JP S59166892A JP 58040606 A JP58040606 A JP 58040606A JP 4060683 A JP4060683 A JP 4060683A JP S59166892 A JPS59166892 A JP S59166892A
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- Japan
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- reactor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、沸騰水型原子炉の炉心部に装架される燃料を
順次新燃料に置換させる燃料装架方法に係り、特に原子
炉炉心部に装架されている既存燃料をこの燃料より燃料
有効長の長い新燃料に順次交換する際の燃料装架方法に
関する。
順次新燃料に置換させる燃料装架方法に係り、特に原子
炉炉心部に装架されている既存燃料をこの燃料より燃料
有効長の長い新燃料に順次交換する際の燃料装架方法に
関する。
一般に、この種の沸騰水型原子炉においては、原子炉炉
心部に約3−6 mの燃料有効長を有する燃料(燃料集
合体)が装架される。実際には多数の燃料を収容した燃
料集合体が原子炉炉心部に配設される。しかし、一般に
は、原子炉炉心部に装架される燃料は、燃料有効長が長
いほど燃焼効率が高まシ、燃料両端部からの中性子の洩
れが相対的に少なくなるため、燃料燃焼効率が向上し炉
の紅抗性が良くなる。このため、最新の沸騰水型原子炉
では、例えば約3.7mあるいはそれ以上の燃料有効長
の燃料を収容した燃料集合体が使用されるようになって
きた。
心部に約3−6 mの燃料有効長を有する燃料(燃料集
合体)が装架される。実際には多数の燃料を収容した燃
料集合体が原子炉炉心部に配設される。しかし、一般に
は、原子炉炉心部に装架される燃料は、燃料有効長が長
いほど燃焼効率が高まシ、燃料両端部からの中性子の洩
れが相対的に少なくなるため、燃料燃焼効率が向上し炉
の紅抗性が良くなる。このため、最新の沸騰水型原子炉
では、例えば約3.7mあるいはそれ以上の燃料有効長
の燃料を収容した燃料集合体が使用されるようになって
きた。
このことから、従来の約3.6 mの有効長の燃料を装
架した沸騰水型原子炉においても、原子炉の経済性から
、燃料有効長の長い燃料に置換させる方が有利である。
架した沸騰水型原子炉においても、原子炉の経済性から
、燃料有効長の長い燃料に置換させる方が有利である。
ところが、沸騰水型原子炉の燃料交換は、1回の燃料交
換時に全体の14〜1/3づつを順次交換させる運転方
式を採用している。
換時に全体の14〜1/3づつを順次交換させる運転方
式を採用している。
このため、原子炉炉心部に装架さ扛る燃料が、全て有効
長の長い燃料に置換されるのに、運転サイクルで2乃至
3回要し、この運転サイクルの期間中、燃料有効長の異
なる燃料が原子炉炉心部に混在することになる。
長の長い燃料に置換されるのに、運転サイクルで2乃至
3回要し、この運転サイクルの期間中、燃料有効長の異
なる燃料が原子炉炉心部に混在することになる。
一方、沸騰水型原子炉において、原子炉の炉出力は炉心
部に局所的に設けられた中性子検出器(局所的中性子計
装管)によシ中性子東分布を計測することにより行なわ
扛、これにより、原子炉の炉心性能を計算している。こ
の炉心性能計算に際しては、燃料有効長は全て一定とし
て全燃料を複数個のノードに分け、各ノーr単位毎に炉
出力を計算している。具体的には、1つの中性子検出器
まわりの組をなす4体の燃料集合体を1つのノーi単位
とし、軸方向には24等分に分割されたものを計算単位
(セグメント)として計算し、中性子検出器からの検出
信号により各セグメント出力(4体の燃料集合体の平均
セグメント出力)を検出し、この検出値を積算すること
により各燃料の平均出力を測定し、炉出力を計算するよ
うになっている。
部に局所的に設けられた中性子検出器(局所的中性子計
装管)によシ中性子東分布を計測することにより行なわ
扛、これにより、原子炉の炉心性能を計算している。こ
の炉心性能計算に際しては、燃料有効長は全て一定とし
て全燃料を複数個のノードに分け、各ノーr単位毎に炉
出力を計算している。具体的には、1つの中性子検出器
まわりの組をなす4体の燃料集合体を1つのノーi単位
とし、軸方向には24等分に分割されたものを計算単位
(セグメント)として計算し、中性子検出器からの検出
信号により各セグメント出力(4体の燃料集合体の平均
セグメント出力)を検出し、この検出値を積算すること
により各燃料の平均出力を測定し、炉出力を計算するよ
うになっている。
このため、燃料集合体内に収容される燃料の燃料有効長
が異なる場合、これを等分分割すnば各燃料毎に1つの
セグメント長が異なり、またセグメント長を同じにすれ
ば、燃料有効長の異なる上端部分の取扱いができないと
いう問題がある。
が異なる場合、これを等分分割すnば各燃料毎に1つの
セグメント長が異なり、またセグメント長を同じにすれ
ば、燃料有効長の異なる上端部分の取扱いができないと
いう問題がある。
したがって、燃料有効長が異なる燃料が混在する形で原
子炉炉心部を構成している場合、既存の装架燃料よりは
み出た部分(燃料有効長の長い部分)の出力を計測する
ことができず、炉心性能(炉出力)を正しく計算するこ
とができない。また、炉心性能計算を正確に行なうため
には、炉心性能計算装置を変更させる必要が生じ、メモ
リ等の新たな機能の追加が必要となり、その分だけ経済
的負担が増大する。
子炉炉心部を構成している場合、既存の装架燃料よりは
み出た部分(燃料有効長の長い部分)の出力を計測する
ことができず、炉心性能(炉出力)を正しく計算するこ
とができない。また、炉心性能計算を正確に行なうため
には、炉心性能計算装置を変更させる必要が生じ、メモ
リ等の新たな機能の追加が必要となり、その分だけ経済
的負担が増大する。
本発明は上述した点を考慮し、炉心性能計算装置を改造
することなく、原子炉炉心部に装架される燃料の有効長
をスムーズに変更させることができるようにし、炉の経
済性を向上させた燃料装架方法を提供することを目的と
する。
することなく、原子炉炉心部に装架される燃料の有効長
をスムーズに変更させることができるようにし、炉の経
済性を向上させた燃料装架方法を提供することを目的と
する。
上述した目的を達成するために、本発明は原子炉の各運
転サイクル毎に原子炉炉心部に装架された燃料を所定の
比率で新燃料に順次交換する燃料装架方法において、既
存の装架燃料よシ燃料有効長の長い新燃料を原子炉炉心
部に順次装架する場合、既存の装架燃料より燃料有効長
の長い部分に予め天然ウランや劣化ウランを充填した新
燃料を、既存の装架燃料と順次交換していき、全ての装
架燃料の燃料有効長が揃うあるいは揃った段階で所望の
燃料有効長の新燃料を既存の装架燃料と順次置換させて
いく方法を提供することである。
転サイクル毎に原子炉炉心部に装架された燃料を所定の
比率で新燃料に順次交換する燃料装架方法において、既
存の装架燃料よシ燃料有効長の長い新燃料を原子炉炉心
部に順次装架する場合、既存の装架燃料より燃料有効長
の長い部分に予め天然ウランや劣化ウランを充填した新
燃料を、既存の装架燃料と順次交換していき、全ての装
架燃料の燃料有効長が揃うあるいは揃った段階で所望の
燃料有効長の新燃料を既存の装架燃料と順次置換させて
いく方法を提供することである。
以下、本発明の好ましい実施例について添付図面を参照
して説明する。
して説明する。
本発明は、沸騰水型原子炉の炉心部に装架された既存の
燃料(燃料有効長約3.6m )をより燃料有効長の長
い燃料に置換させる原子炉の運転サイクルに適用される
ものであゃ、特に燃料有効長が異なる燃料を原子炉炉心
部に装架する混在サイクル(移行サイクル)を主な対象
とする。
燃料(燃料有効長約3.6m )をより燃料有効長の長
い燃料に置換させる原子炉の運転サイクルに適用される
ものであゃ、特に燃料有効長が異なる燃料を原子炉炉心
部に装架する混在サイクル(移行サイクル)を主な対象
とする。
例えば、第1図(A)に示すように燃料有効長aの燃料
】を装架した原子炉を、燃料有効長すの原子炉に変更す
る場合であり、この場合、原子炉炉心部に装架された燃
料は、所定の比率例えば偽づつ原子炉の各運転サイクル
毎に交換せしめられる。
】を装架した原子炉を、燃料有効長すの原子炉に変更す
る場合であり、この場合、原子炉炉心部に装架された燃
料は、所定の比率例えば偽づつ原子炉の各運転サイクル
毎に交換せしめられる。
第1図(A)に示された燃料1を原子炉炉心部に装架さ
れた既存燃料とすると、運転移行サイクル用の取替新燃
料2は第1図CB)に示すようになり、この燃料2は燃
料有効長すを有するが、この燃料有効長すから既在の長
さa′ff:差引いた部分に、天然ウランまたは劣化ウ
ラン3が充填される。この場合、燃料1,2の各燃料有
効長は燃料の下端を基準としたものである。
れた既存燃料とすると、運転移行サイクル用の取替新燃
料2は第1図CB)に示すようになり、この燃料2は燃
料有効長すを有するが、この燃料有効長すから既在の長
さa′ff:差引いた部分に、天然ウランまたは劣化ウ
ラン3が充填される。この場合、燃料1,2の各燃料有
効長は燃料の下端を基準としたものである。
原子炉の運転移行サイクルにおいて使用される取替用新
燃料2には天然ウランや劣化ウラン3が予め充填されて
いるが、この充填部分には炉出力がほとんど無視できる
ウランが用いられているため、運転移行サイクルの期間
中、炉出力を計算する炉心性能計算装置は燃料有効長a
に対応するもので足り、既存の装架燃料に使用していた
炉心性能計算装置を何ら変更することなく、そのまま使
用することができる。
燃料2には天然ウランや劣化ウラン3が予め充填されて
いるが、この充填部分には炉出力がほとんど無視できる
ウランが用いられているため、運転移行サイクルの期間
中、炉出力を計算する炉心性能計算装置は燃料有効長a
に対応するもので足り、既存の装架燃料に使用していた
炉心性能計算装置を何ら変更することなく、そのまま使
用することができる。
しかして、原子炉炉心部に装架される燃料の有効長が揃
った運転サイクルから第1図(C)に示す所望の新燃料
4(燃料有効長b)が順次装架され、最終的には燃料有
効長すの燃料4による炉心が形成される。所望の燃料4
が原子炉炉心部に装架されるようになると、炉心性能計
算装置は、燃料布に効長すに対応するものとなる。
った運転サイクルから第1図(C)に示す所望の新燃料
4(燃料有効長b)が順次装架され、最終的には燃料有
効長すの燃料4による炉心が形成される。所望の燃料4
が原子炉炉心部に装架されるようになると、炉心性能計
算装置は、燃料布に効長すに対応するものとなる。
次に、本発明の作用について説明する。
原子炉の各運転サイクル毎に原子炉炉心部に装架された
燃料を、例えば鴨づつ交換する運転移行サイクルにおい
て、燃料有効長aの燃料の偽を燃料有効長すの取替用新
燃料2で置換させると第2図に示す状態になる。この場
合、新燃料2は燃料有効長aの炉心上部に天然ウランま
たは劣化ウラン3からなる層Cが付加された形となる。
燃料を、例えば鴨づつ交換する運転移行サイクルにおい
て、燃料有効長aの燃料の偽を燃料有効長すの取替用新
燃料2で置換させると第2図に示す状態になる。この場
合、新燃料2は燃料有効長aの炉心上部に天然ウランま
たは劣化ウラン3からなる層Cが付加された形となる。
天然ウランまたは劣化ウラン3は中性子反応度が非常に
低く、この部分からの炉出力は無視できる程度に小さい
。このため、炉出力を計算する炉心性能計算は燃料有効
長aの炉心として計算でき、従来の炉心性能計算装置を
何ら構造変更することなく使用できる。また、この炉心
性能計算は、炉心装架燃料2が第3図で示されるように
置換されるまで、行なうことができる。
低く、この部分からの炉出力は無視できる程度に小さい
。このため、炉出力を計算する炉心性能計算は燃料有効
長aの炉心として計算でき、従来の炉心性能計算装置を
何ら構造変更することなく使用できる。また、この炉心
性能計算は、炉心装架燃料2が第3図で示されるように
置換されるまで、行なうことができる。
実際には、第3図に示される置換燃料で原子炉炉心部が
構成された場合には、燃料有効長6bとして炉心性能計
算を行なうこともできる。
構成された場合には、燃料有効長6bとして炉心性能計
算を行なうこともできる。
さらに、その後、第4図に示すように所期の新燃料3に
順次置換させていくことが可能であり、最終的には燃料
有効長(濃縮ウランの充填長さ)bの新燃料3で原子炉
炉心部が構成される。そして、最終的に全ての新燃料3
で炉心部が構成されるまでの過程でも、装架燃料2,4
の燃料有効長すは揃っているので、既存の炉心性能計算
装置を使用することにより対応可能である。
順次置換させていくことが可能であり、最終的には燃料
有効長(濃縮ウランの充填長さ)bの新燃料3で原子炉
炉心部が構成される。そして、最終的に全ての新燃料3
で炉心部が構成されるまでの過程でも、装架燃料2,4
の燃料有効長すは揃っているので、既存の炉心性能計算
装置を使用することにより対応可能である。
具体的な炉心性能計算は次のようにして行なわれる。
実際には、多数の燃料(燃料棒)を収容した燃料集合体
(燃料バンドル)5を、第5図に示すように原子炉炉心
部に4体づつが組をなすように配設し、各組の中心部に
局所的中性子束分布(局所炉出力)を検出する中性子検
出器6を設ける。中性子検出器6での炉出力の検出は、
燃料集合体5を軸方向に等分割してセグメント(計算単
位)7を構成し、同一レベルにある4体の燃料集合体5
の各セグメント7の平均出力を計算し、この平均出力を
軸方向に積算して各燃料集合体5の平均出力を順次演算
することにより行なわれる。
(燃料バンドル)5を、第5図に示すように原子炉炉心
部に4体づつが組をなすように配設し、各組の中心部に
局所的中性子束分布(局所炉出力)を検出する中性子検
出器6を設ける。中性子検出器6での炉出力の検出は、
燃料集合体5を軸方向に等分割してセグメント(計算単
位)7を構成し、同一レベルにある4体の燃料集合体5
の各セグメント7の平均出力を計算し、この平均出力を
軸方向に積算して各燃料集合体5の平均出力を順次演算
することにより行なわれる。
このため、各燃料集合体5において、各セグメントのレ
ベルが一致する場合には、第6図に示すように中性子検
出器6で炉出力が計算できる0しかしながら、原子炉炉
心部に装架さnる燃料の燃料有効長が異なる場合には、
中性子検出器6からの検出が不可能になる。例えば、第
7図(A)に示すように各燃料(燃料集合体)を等分割
した場合には、各燃料によりセグメント長が異なり、中
性子検出器6の読みから各セグメントの個々の出力に計
算することができない。また、第7図(B)に示すよう
にセグメント長を等しくした場合には、燃料有効長の長
い部分のセグメント出力を計算することができない。
ベルが一致する場合には、第6図に示すように中性子検
出器6で炉出力が計算できる0しかしながら、原子炉炉
心部に装架さnる燃料の燃料有効長が異なる場合には、
中性子検出器6からの検出が不可能になる。例えば、第
7図(A)に示すように各燃料(燃料集合体)を等分割
した場合には、各燃料によりセグメント長が異なり、中
性子検出器6の読みから各セグメントの個々の出力に計
算することができない。また、第7図(B)に示すよう
にセグメント長を等しくした場合には、燃料有効長の長
い部分のセグメント出力を計算することができない。
しかし、本発明においては、既存の装架燃料1を取替用
新燃料2を介して所望の新燃料4と順次交換させるよう
にしたので、この運転移行サイクルにおいて、取替用新
燃料2の燃料有効長をaとしてもあるいはbとして取扱
っても実質的な差が生じない。このため、既存の装架燃
料1と取替用新燃料2が混在する炉心では燃料有効長a
として取扱い、取替用新燃料2と所望の新燃料4が混在
する炉心では燃料有効長がbとして自由に取扱うことが
できる。したがって、既存の炉心性能計算装置をそのま
ま使用しても、運転移行サイクル時の炉出力を正確かつ
確実に検出することができる。
新燃料2を介して所望の新燃料4と順次交換させるよう
にしたので、この運転移行サイクルにおいて、取替用新
燃料2の燃料有効長をaとしてもあるいはbとして取扱
っても実質的な差が生じない。このため、既存の装架燃
料1と取替用新燃料2が混在する炉心では燃料有効長a
として取扱い、取替用新燃料2と所望の新燃料4が混在
する炉心では燃料有効長がbとして自由に取扱うことが
できる。したがって、既存の炉心性能計算装置をそのま
ま使用しても、運転移行サイクル時の炉出力を正確かつ
確実に検出することができる。
なお、本発明の一実施例の説明においては、原子炉炉心
部の上方に燃料有効長を伸ばす例について説明したが、
炉心部下方に伸ばすようにしてもよい。
部の上方に燃料有効長を伸ばす例について説明したが、
炉心部下方に伸ばすようにしてもよい。
また、一実施例では、運転移行サイクルにおいて、第3
図に示すように、燃料有効長すの取替燃料2で炉心を構
成し、全ての燃料有効長が揃った段階で、それ以後所望
の燃料4に順次置換させていく例について説明したが、
全ての炉心装架燃料の燃料有効長が揃う段階で所望の燃
料4を装架するようにしてもよい。すなわち、第3図に
示す運転移行サイクルをとることなく、既存の燃料1を
所望の燃料4で置換させ、直ちに、第4図に示す運転状
態に入るようにしてもよい。
図に示すように、燃料有効長すの取替燃料2で炉心を構
成し、全ての燃料有効長が揃った段階で、それ以後所望
の燃料4に順次置換させていく例について説明したが、
全ての炉心装架燃料の燃料有効長が揃う段階で所望の燃
料4を装架するようにしてもよい。すなわち、第3図に
示す運転移行サイクルをとることなく、既存の燃料1を
所望の燃料4で置換させ、直ちに、第4図に示す運転状
態に入るようにしてもよい。
以上に述べたように本発明に係る燃料装架方法において
は、既存の装架燃料より燃料有効長の長い新燃料を原子
炉炉心部に順次装架する場合、既存の装架燃料より燃料
有効長の長い部分に予め天然ウランや劣化ウランを充填
した取替用新燃料を、既存の装架燃料と順次交換してい
き、全ての装架燃料の燃料有効長が揃うあるいは揃った
段階で所望の燃料有効長の新燃料を既存の装架燃料と順
次置換させていくから、中性子検出器による中性子検出
時には、装架燃料の燃料有効長が実質的に全て揃った状
態にセットされ、炉心性能計算装置を何ら改造すること
なく、各燃料からの炉出力を計算することができ、また
、既存の原子炉の燃料有効長を長くすることができるの
で、燃料の燃焼効率を向上させ、また、燃料の両端部か
らの中性子洩れを相対的に低下させることができるので
、炉の経済性が著しく向上する等の効果を奏する。
は、既存の装架燃料より燃料有効長の長い新燃料を原子
炉炉心部に順次装架する場合、既存の装架燃料より燃料
有効長の長い部分に予め天然ウランや劣化ウランを充填
した取替用新燃料を、既存の装架燃料と順次交換してい
き、全ての装架燃料の燃料有効長が揃うあるいは揃った
段階で所望の燃料有効長の新燃料を既存の装架燃料と順
次置換させていくから、中性子検出器による中性子検出
時には、装架燃料の燃料有効長が実質的に全て揃った状
態にセットされ、炉心性能計算装置を何ら改造すること
なく、各燃料からの炉出力を計算することができ、また
、既存の原子炉の燃料有効長を長くすることができるの
で、燃料の燃焼効率を向上させ、また、燃料の両端部か
らの中性子洩れを相対的に低下させることができるので
、炉の経済性が著しく向上する等の効果を奏する。
第1図(5)、 (B) 、 C)は沸騰水型原子炉の
炉心部に装架される従来の燃料、取替用燃料、所望の新
燃料をそれぞれ示す略示図、第2図は従来の原子炉を一
部取替用燃料で置換した状態を示す例示図、第3図は原
子炉の炉心部を全て取替用燃料で構成した例を示す図、
第4図は原子炉炉心部を取替用燃料と所望の新燃料で構
成した状態を示す図、第5図は、多数の燃料を収容した
燃料集合体の組と中性子検出器の配置関係を示す図、第
6図は現行の燃料と中性子検出器の配置関係を示す図、
第7図(A)および(B)は燃料有効長が異なる燃料と
中性子検出器との配置関係を示す図である。 1・・・燃料、2・・・取替用新燃料、3・・・天然ウ
ランまたは劣化ウラン、4・・・所望の新燃料、5・・
・燃料集合体、6・−・中性子検出器、7・・・セグメ
ント(計算単位)、a、b・・・燃料有効長。 出願人代理人 波 多 野 久第1図 市 2 肖 第3 Ni+ 第4 Fl 第 5 図 婿 7 図 「1 1
炉心部に装架される従来の燃料、取替用燃料、所望の新
燃料をそれぞれ示す略示図、第2図は従来の原子炉を一
部取替用燃料で置換した状態を示す例示図、第3図は原
子炉の炉心部を全て取替用燃料で構成した例を示す図、
第4図は原子炉炉心部を取替用燃料と所望の新燃料で構
成した状態を示す図、第5図は、多数の燃料を収容した
燃料集合体の組と中性子検出器の配置関係を示す図、第
6図は現行の燃料と中性子検出器の配置関係を示す図、
第7図(A)および(B)は燃料有効長が異なる燃料と
中性子検出器との配置関係を示す図である。 1・・・燃料、2・・・取替用新燃料、3・・・天然ウ
ランまたは劣化ウラン、4・・・所望の新燃料、5・・
・燃料集合体、6・−・中性子検出器、7・・・セグメ
ント(計算単位)、a、b・・・燃料有効長。 出願人代理人 波 多 野 久第1図 市 2 肖 第3 Ni+ 第4 Fl 第 5 図 婿 7 図 「1 1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原子炉の各運転サイクル毎に原子炉炉心部に装架さ
れた燃料を所定の比率で新燃料に順次交換する燃料装架
方法において、既存の装架燃料よシ燃料有効長の長い新
燃料を原子炉炉心部に順次装架する場合、既存の装架燃
料より燃料有効長の長い部分に予め天然ウランや劣化ウ
ランを充填した取替用新燃料を、既存の装架燃料と順次
交換していき、全ての装架燃料の燃料有効長が揃うある
いは揃った段階で所望の燃料有効長の新燃料を既存の装
架燃料と順次置換させていくことを特徴とする燃料装架
方法。 2、原子炉炉心部に装架されている既存の燃料の%また
は/4つつを新燃料と各運転サイクル毎に置換する特許
請求の範囲第1項に記載の燃料装架方法。 3、既存の装架燃料より燃料有効長の長い部分は原子炉
炉心部の上方側に形成される特許請求の範囲第1項に記
載の燃料装架方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040606A JPS59166892A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 燃料装架方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040606A JPS59166892A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 燃料装架方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166892A true JPS59166892A (ja) | 1984-09-20 |
JPH0347476B2 JPH0347476B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=12585172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58040606A Granted JPS59166892A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 燃料装架方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5324434A (en) * | 1991-03-16 | 1994-06-28 | Nippondenso Co., Ltd. | Water purifying apparatus |
JPH0657756U (ja) * | 1991-02-23 | 1994-08-12 | 光隆 細倉 | 蛍光繊維を使用した、小物入れ付きシートベルト |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP58040606A patent/JPS59166892A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657756U (ja) * | 1991-02-23 | 1994-08-12 | 光隆 細倉 | 蛍光繊維を使用した、小物入れ付きシートベルト |
US5324434A (en) * | 1991-03-16 | 1994-06-28 | Nippondenso Co., Ltd. | Water purifying apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347476B2 (ja) | 1991-07-19 |
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