JPS59166584A - 「けい」光体 - Google Patents
「けい」光体Info
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- JPS59166584A JPS59166584A JP3925683A JP3925683A JPS59166584A JP S59166584 A JPS59166584 A JP S59166584A JP 3925683 A JP3925683 A JP 3925683A JP 3925683 A JP3925683 A JP 3925683A JP S59166584 A JPS59166584 A JP S59166584A
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- Japan
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- phosphor
- fluorescent substance
- brightness
- composition
- activator
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔廃明の利用分野〕
本発明は蛍光体に係り、特に、真性電場発光用および電
子線励起用に好適な可視域蛍光体に関する。
子線励起用に好適な可視域蛍光体に関する。
アルカリ土類金属硫化物、セレン化物は古くから赤外輝
尽用蛍光体母体として研究されていた。
尽用蛍光体母体として研究されていた。
その後アルカリ土類金属硫化物、特にCaSは電子線励
起用蛍光体として非常に有望であることが示された。捷
たSrSやCaSは真性電場発光素子用蛍光体母体とし
ても有望視されている。しかし、これらアルカリ土類金
属硫化物母体に高効率発光を可能とする付活剤をドープ
し蛍光体を焼成した場合、特定のスペクトルをもつ発光
しか得られない。一方、実用上の観点からは色度調節が
きわめて重要なので、母体の混晶化を行なって発光スペ
クトルをシフトさせることが望まれる。われわれは従前
、とのような考え方に立ってアルカリ土類金属硫化物混
晶系母体の検討を行ない、そのうちのいくつかの材料、
たとえばCal−xMFtx8やCal−(x+y)
B ax M g y 8においては高い発光効率を維
持しながら発光スペクトルを所望の色調に制御できるこ
とを実例で示した。このように従来の陽イオン側混晶に
加えて陰イオン側混晶も良好な蛍光体特性を示すことか
ら、焼成時限イオンを含むガスの混合モル比を制御する
ことによって組成の精細な調整が可能になり、また内部
に人為的な組成分布をもつ混晶蛍光体の合成も可能に々
つた。しかし、CaS+−、Se、混晶蛍光体では51
0nmよシ短波長側の高効率発光は難しいし、また組成
変数が一つしかないため混晶比Xを定めると全ての物理
的性質が一義的に定まるという不便さがあった。もし組
成変数が二つあるような混晶、すなわち四元混晶の形成
が可能であれば、たとえば特定色調を維持しながら組成
をずらせていくことが可能になるので、薄膜蛍光体を作
る場合に基板と格子定数を整合しながら単結晶層を堆積
することができるなどの新しい用途が拓けてくる。この
ような薄膜蛍光体は高効率電場発光素子を作る場合など
に特に重要である。
起用蛍光体として非常に有望であることが示された。捷
たSrSやCaSは真性電場発光素子用蛍光体母体とし
ても有望視されている。しかし、これらアルカリ土類金
属硫化物母体に高効率発光を可能とする付活剤をドープ
し蛍光体を焼成した場合、特定のスペクトルをもつ発光
しか得られない。一方、実用上の観点からは色度調節が
きわめて重要なので、母体の混晶化を行なって発光スペ
クトルをシフトさせることが望まれる。われわれは従前
、とのような考え方に立ってアルカリ土類金属硫化物混
晶系母体の検討を行ない、そのうちのいくつかの材料、
たとえばCal−xMFtx8やCal−(x+y)
B ax M g y 8においては高い発光効率を維
持しながら発光スペクトルを所望の色調に制御できるこ
とを実例で示した。このように従来の陽イオン側混晶に
加えて陰イオン側混晶も良好な蛍光体特性を示すことか
ら、焼成時限イオンを含むガスの混合モル比を制御する
ことによって組成の精細な調整が可能になり、また内部
に人為的な組成分布をもつ混晶蛍光体の合成も可能に々
つた。しかし、CaS+−、Se、混晶蛍光体では51
0nmよシ短波長側の高効率発光は難しいし、また組成
変数が一つしかないため混晶比Xを定めると全ての物理
的性質が一義的に定まるという不便さがあった。もし組
成変数が二つあるような混晶、すなわち四元混晶の形成
が可能であれば、たとえば特定色調を維持しながら組成
をずらせていくことが可能になるので、薄膜蛍光体を作
る場合に基板と格子定数を整合しながら単結晶層を堆積
することができるなどの新しい用途が拓けてくる。この
ような薄膜蛍光体は高効率電場発光素子を作る場合など
に特に重要である。
本発明の目的は、高効率でかつ組成制御に自由度を有す
る蛍光体を提供することにある。
る蛍光体を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明者らはアルカリ土類金
属硫セレン化物の研究を行ない、CaI−x 8 rx
sl−、8ey母体が、とくにY り0.6の範囲で
真性電場発光用および電子線励起用蛍光体としてすぐれ
ていることをつきとめた。母体組成がY > 0.6で
は発光効率の低下と共に化学的不安定性、とくに吸湿性
が増大する。またx(0,01あるいはy<o、ool
の範囲では付活剤に対して事実上x=0あるいはy=o
の場合と有意差が見出せなかった。更にx>0.99の
範囲ではx = lの場合との有意差が見出せなかった
。
属硫セレン化物の研究を行ない、CaI−x 8 rx
sl−、8ey母体が、とくにY り0.6の範囲で
真性電場発光用および電子線励起用蛍光体としてすぐれ
ていることをつきとめた。母体組成がY > 0.6で
は発光効率の低下と共に化学的不安定性、とくに吸湿性
が増大する。またx(0,01あるいはy<o、ool
の範囲では付活剤に対して事実上x=0あるいはy=o
の場合と有意差が見出せなかった。更にx>0.99の
範囲ではx = lの場合との有意差が見出せなかった
。
以下本発明を実施例に基づいて詳細に述べる。
実施例I
Euを0.1mO4%ドープしたCaS、8rS。
Ca5eおよびS r 8 eを所定の割合で混合し、
真空下で石英アンプル内に封止した。これを9000に
1時間、100ODに1時間、1200Cに2時間保持
した後取出し、得られた蛍光体をl0I(Vl 00
nAの電子線で励起して室温における発光特性を調べた
。これら蛍光体をCaI−xsrxs+−ySey:E
uと表示すると、0〈y≦0.3の範囲ではSaS:E
uの場合同様赤色領域に単一ピークを示す発光スペクト
ルが得られX線回折測定によっても単一組成の混晶であ
ることがわかった。しかし、y)0.3の領域ではyの
増加につれて発光スペクトル幅が広がり、またy >
0.6 r領域では急激な発光効率の低下が観測された
。発光スペクトルの混晶比依存性を第1図に示した。第
1図から、o、ooxくyくo、6の組成範囲をもつ本
発明の蛍光体はEu付活によシ約600〜55 Q H
mの広い範囲で細かい色度調節を可能とすることがわか
る。
真空下で石英アンプル内に封止した。これを9000に
1時間、100ODに1時間、1200Cに2時間保持
した後取出し、得られた蛍光体をl0I(Vl 00
nAの電子線で励起して室温における発光特性を調べた
。これら蛍光体をCaI−xsrxs+−ySey:E
uと表示すると、0〈y≦0.3の範囲ではSaS:E
uの場合同様赤色領域に単一ピークを示す発光スペクト
ルが得られX線回折測定によっても単一組成の混晶であ
ることがわかった。しかし、y)0.3の領域ではyの
増加につれて発光スペクトル幅が広がり、またy >
0.6 r領域では急激な発光効率の低下が観測された
。発光スペクトルの混晶比依存性を第1図に示した。第
1図から、o、ooxくyくo、6の組成範囲をもつ本
発明の蛍光体はEu付活によシ約600〜55 Q H
mの広い範囲で細かい色度調節を可能とすることがわか
る。
この蛍光体を油圧プレスによって直径10crns厚さ
1crnの円形タブレットに仕上げ、交流スパッタリン
グ法を用いてネサ膜付ガラス基板1(2×2i)上に薄
膜化した。Car−xsrxsH4E3ey :Eu膜
3の厚みは5 Q Q Hmとした。蛍光体膜3上に厚
さ3QQnmのY2O3層4を蒸着し、更にその上に厚
さ300nmのkl膜5を蒸着して第2図に示すような
交流電場発光素子を作った。この素子に駆動周波数lK
H2の交流電源6を接続し正弦波電圧を印加すると蛍光
体層3の組成X。
1crnの円形タブレットに仕上げ、交流スパッタリン
グ法を用いてネサ膜付ガラス基板1(2×2i)上に薄
膜化した。Car−xsrxsH4E3ey :Eu膜
3の厚みは5 Q Q Hmとした。蛍光体膜3上に厚
さ3QQnmのY2O3層4を蒸着し、更にその上に厚
さ300nmのkl膜5を蒸着して第2図に示すような
交流電場発光素子を作った。この素子に駆動周波数lK
H2の交流電源6を接続し正弦波電圧を印加すると蛍光
体層3の組成X。
yに関係なくほぼ80■から電場発光が観察された。発
光スペクトルは上記した電子線励起発光よりややく約5
nm)長波側ヘピークシフトしていだが、はぼ同じ結果
が得られた。x=0.2,0.4の各々の場合、yを0
.1から0.7迄変化させて調べると、電子線励起の場
合同様、y)0.3の領域で発光帯幅が1)road
になり、M ) 0.6では発光効率が急激に低下す
ることがわかった。同一印加電圧に対する輝度はx =
0.8 、 y = 0.3で最大になることがわか
った。
光スペクトルは上記した電子線励起発光よりややく約5
nm)長波側ヘピークシフトしていだが、はぼ同じ結果
が得られた。x=0.2,0.4の各々の場合、yを0
.1から0.7迄変化させて調べると、電子線励起の場
合同様、y)0.3の領域で発光帯幅が1)road
になり、M ) 0.6では発光効率が急激に低下す
ることがわかった。同一印加電圧に対する輝度はx =
0.8 、 y = 0.3で最大になることがわか
った。
次に、(a) Cao、g Sr0.2 So、9 S
eO,l : E u 。
eO,l : E u 。
(b)Cao、78ro、a So、s SeO,2:
E u 。
E u 。
(C)Cao、s sro、58o、t seo、s
: E u の各々に2000−の赤リンと0.1m
0JJのNH,C1とを加えて混合し、石英アンプル内
に封止して1100Cに1時間保持した。その結果得ら
れた蛍光体は、リンとハロゲン無添加の試料に比べて、
(a)では約15チ、(b)では約11係、(e)では
約9チの輝度増加を示した。
: E u の各々に2000−の赤リンと0.1m
0JJのNH,C1とを加えて混合し、石英アンプル内
に封止して1100Cに1時間保持した。その結果得ら
れた蛍光体は、リンとハロゲン無添加の試料に比べて、
(a)では約15チ、(b)では約11係、(e)では
約9チの輝度増加を示した。
実施例2
Ce f 0.2 mOt%ドープしたCab、8rS
。
。
CaSe、および5rSeを所定の割合で混合し、真空
下で石英アンプル内に封止した。これを前実施例と同じ
プロセスで焼成後、得られた蛍光体を18KV、100
nAの電子線で励起した。室温における発光スペクトル
は Ce 3 +の基底状態の分離に対応して2つのピ
ークを示す。そのうち主ピークの混晶比依存性を第3図
に示した。図によれば、o、ooxくyくo、6の組成
範囲においては、主ピーク波長が約495〜520 n
mの緑色発光領域がカバーされることがわかる。
下で石英アンプル内に封止した。これを前実施例と同じ
プロセスで焼成後、得られた蛍光体を18KV、100
nAの電子線で励起した。室温における発光スペクトル
は Ce 3 +の基底状態の分離に対応して2つのピ
ークを示す。そのうち主ピークの混晶比依存性を第3図
に示した。図によれば、o、ooxくyくo、6の組成
範囲においては、主ピーク波長が約495〜520 n
mの緑色発光領域がカバーされることがわかる。
前実施例同様CaI−xsrxs+−y Sey: C
eを油圧プレスして円板状タブレットに仕上げスパッタ
ー装置内に装着してネサ膜付ガラス基板1上に薄膜化し
た。次いで第2図に示しだようにY2O3膜4、At電
極5を蒸着して薄膜電場発光素子を形成した。コノ場合
、Ca1−xsrxs+−ysey : C6層3の膜
厚は350nmとした。lKH2の交流で駆動すると、
立上シ約70Vで電場発光が観測された。85V印加時
における輝度はX二0.2゜y=0.3の組成で最大に
なり約1800fLであった。x=0.1 、0.2
、0.3の各々についてyを変化させ、同一印加電圧に
対する輝度を調べると、yく0.3では増加、0.3
< Y り0.6では漸減、y〉0.6で急激に減少す
ることがわかった。
eを油圧プレスして円板状タブレットに仕上げスパッタ
ー装置内に装着してネサ膜付ガラス基板1上に薄膜化し
た。次いで第2図に示しだようにY2O3膜4、At電
極5を蒸着して薄膜電場発光素子を形成した。コノ場合
、Ca1−xsrxs+−ysey : C6層3の膜
厚は350nmとした。lKH2の交流で駆動すると、
立上シ約70Vで電場発光が観測された。85V印加時
における輝度はX二0.2゜y=0.3の組成で最大に
なり約1800fLであった。x=0.1 、0.2
、0.3の各々についてyを変化させ、同一印加電圧に
対する輝度を調べると、yく0.3では増加、0.3
< Y り0.6では漸減、y〉0.6で急激に減少す
ることがわかった。
Cao、s SrO,2So、86 SeO,15:
Ce (0,2m07%)にKCL、 CaF2.Ga
C14を各々1 mot 91fずつ添加混合し、再び
石英アンプル内で11001:に2時間保持して得た蛍
光体は、これら共付活剤、すなわちKとCL、F、Qa
とCtの効果によって、無添加の試料に比べ輝度がそれ
ぞれ5チ、8%、8チ上昇した。
Ce (0,2m07%)にKCL、 CaF2.Ga
C14を各々1 mot 91fずつ添加混合し、再び
石英アンプル内で11001:に2時間保持して得た蛍
光体は、これら共付活剤、すなわちKとCL、F、Qa
とCtの効果によって、無添加の試料に比べ輝度がそれ
ぞれ5チ、8%、8チ上昇した。
実施例3
Ca6.2 Sro、B S : Eu (0,2mo
t% )、 Ce(0,03m01% )にCa5eま
たは5r8c4−それぞれ0.01,0.05,0.1
,0.2,0.5.および1mo1%添加混合し、H2
S雰囲気1100Cf1時間焼成して得た蛍光体の電子
線励起発光特性をCaSeまたは5rSe無添加の試料
と比較した。この結果、CaSeまだは5rseが1m
0t%未満の試料では、ピーク波長はほとんどシフトし
なかつだが輝度は第1表のように変化した。すなわち、
y〉o、oolの領域で5チを越える輝度向上が観測さ
れた。なおCa5eまたは5rSeを1チ添加した試料
では輝度の向上と共にピーク波長がやや短波長側にシフ
トするのが認められた。
t% )、 Ce(0,03m01% )にCa5eま
たは5r8c4−それぞれ0.01,0.05,0.1
,0.2,0.5.および1mo1%添加混合し、H2
S雰囲気1100Cf1時間焼成して得た蛍光体の電子
線励起発光特性をCaSeまたは5rSe無添加の試料
と比較した。この結果、CaSeまだは5rseが1m
0t%未満の試料では、ピーク波長はほとんどシフトし
なかつだが輝度は第1表のように変化した。すなわち、
y〉o、oolの領域で5チを越える輝度向上が観測さ
れた。なおCa5eまたは5rSeを1チ添加した試料
では輝度の向上と共にピーク波長がやや短波長側にシフ
トするのが認められた。
またC aSe l)るいは5rSeを0.2m01%
混入した試料に更にBaをo、 i mo、4%添加し
て再焼成した試料は、Ba無添加の試料に比べて約5係
の輝度向上が認められた。Baによる輝度向上は、Ba
濃度がCa1−xsrxS+−ysey に対して0゜
05〜2mo7係の広い範囲で認められた。更にBaに
よる輝度向上は、ハロゲン元素との共存下においても認
められた。
混入した試料に更にBaをo、 i mo、4%添加し
て再焼成した試料は、Ba無添加の試料に比べて約5係
の輝度向上が認められた。Baによる輝度向上は、Ba
濃度がCa1−xsrxS+−ysey に対して0゜
05〜2mo7係の広い範囲で認められた。更にBaに
よる輝度向上は、ハロゲン元素との共存下においても認
められた。
第 1 表
実施例4
Mnを1mO4%ドープしたCaSO4とSrSO4と
を所定の割合で混合し、これを石英ボート内に充填して
石英反応管に入れた。lrガス置換後昇温し、1100
rで3時間、H,SとHzseの混合ガス流中に保持し
た。この場合混合ガスはモル比でH2S =H2S e
= 8 : 2とした。得られた硫セレン化物を粉砕
混合し、再び1150CでH2Sと)(ZSeの混合ガ
ス流中に3時間保持した。混合ガスモル比は上と同じに
保った。この結果、直径約10μmの硫セレン化物が得
られた。X線回折法によって組成を調べると、Ca1−
zsrx So、s Se0.2であることがわかった
。この蛍光体を18KVの電子線で励起すると、単一ピ
ークを有する発光スペクトルが得られ、混晶比Xの大き
さに応じて室温では約560〜610nmの範囲でスペ
クトルが変化することがわかった。更に上記混合ガスモ
ル比および出発原料組成比を加えてX、yを変化せしめ
ると、発光色が大きく変化する。第4図はMn付活Ca
1−.5rxS1−アSeアのピーク波長変化を示して
いる。図より本発明の組成範囲で緑〜赤色をカバーしう
ろことがわかる。
を所定の割合で混合し、これを石英ボート内に充填して
石英反応管に入れた。lrガス置換後昇温し、1100
rで3時間、H,SとHzseの混合ガス流中に保持し
た。この場合混合ガスはモル比でH2S =H2S e
= 8 : 2とした。得られた硫セレン化物を粉砕
混合し、再び1150CでH2Sと)(ZSeの混合ガ
ス流中に3時間保持した。混合ガスモル比は上と同じに
保った。この結果、直径約10μmの硫セレン化物が得
られた。X線回折法によって組成を調べると、Ca1−
zsrx So、s Se0.2であることがわかった
。この蛍光体を18KVの電子線で励起すると、単一ピ
ークを有する発光スペクトルが得られ、混晶比Xの大き
さに応じて室温では約560〜610nmの範囲でスペ
クトルが変化することがわかった。更に上記混合ガスモ
ル比および出発原料組成比を加えてX、yを変化せしめ
ると、発光色が大きく変化する。第4図はMn付活Ca
1−.5rxS1−アSeアのピーク波長変化を示して
いる。図より本発明の組成範囲で緑〜赤色をカバーしう
ろことがわかる。
次に上記のようにして得たMnは付活蛍光体を油圧プレ
スで整形してスパッタリングソースを作った。高周波ス
パッタリング法によりスパッター圧10””’l:’o
rrでネサ膜付ガラス基板1上に厚さ350 nmの蛍
光体薄膜層3を形成した。この上に厚さ300nmのY
20 s層4、厚さ200nmのAt電極5を次々に
蒸着し、リード線7もつけ(11) て第2図に示したような電場発光素子を得た。この素子
はIKHz交流電源接続によりしきい値65Vで発光し
、x = 0.8 、 y = 0.2 (7)組成テ
モっても高輝度が得られた。この橙色発光輝度は150
0fL以上でも飽和しなかった。
スで整形してスパッタリングソースを作った。高周波ス
パッタリング法によりスパッター圧10””’l:’o
rrでネサ膜付ガラス基板1上に厚さ350 nmの蛍
光体薄膜層3を形成した。この上に厚さ300nmのY
20 s層4、厚さ200nmのAt電極5を次々に
蒸着し、リード線7もつけ(11) て第2図に示したような電場発光素子を得た。この素子
はIKHz交流電源接続によりしきい値65Vで発光し
、x = 0.8 、 y = 0.2 (7)組成テ
モっても高輝度が得られた。この橙色発光輝度は150
0fL以上でも飽和しなかった。
次にCa0.9 S ro、+ So、s Seo、z
: M n (1m04%)を4つに分割し、1試料
を除いて他の3試料にはそれぞれ0.1 m08の’D
la 2S 、 0.1 mo1%のに2S。
: M n (1m04%)を4つに分割し、1試料
を除いて他の3試料にはそれぞれ0.1 m08の’D
la 2S 、 0.1 mo1%のに2S。
0.1mO4%のRb25を添加混合後、石英アンプル
内に真空封入して1150tZ’で2時間加熱した。ア
ルカル金属無添加の1試料も同様に真空アンプル中で加
熱した。これら試料を電子線で励起して発光特性を調べ
ると、アルカリ金属無添加試料は5Q5Hmにピークを
示したが、他の3試料は5〜10nm短波長側にピーク
シフトしており、輝度は無添加試料に比べてNa添加の
場合1.08、K添加の場合1.08、Rb添加の場合
1.06であり、いずれも5チ以上の輝度向上が認めら
れた。
内に真空封入して1150tZ’で2時間加熱した。ア
ルカル金属無添加の1試料も同様に真空アンプル中で加
熱した。これら試料を電子線で励起して発光特性を調べ
ると、アルカリ金属無添加試料は5Q5Hmにピークを
示したが、他の3試料は5〜10nm短波長側にピーク
シフトしており、輝度は無添加試料に比べてNa添加の
場合1.08、K添加の場合1.08、Rb添加の場合
1.06であり、いずれも5チ以上の輝度向上が認めら
れた。
実施例5
Ceを0.1mO/、%添加したCaCO3と5rCO
s(12) を1:1のモル比で混合後アルミナルツボに入れ、12
00tZ’で6時間、空気中で焼成した。得られた酸化
物に0.2m0t%のI n 20 gまたはAt20
3を添加混合し、これを石英反応管中に充填した。ガス
置換後昇温し1200Cで3時間H,8雰囲気で焼成し
た。得られた硫化物を粉砕後再び1200trに保持し
、H2SとH2Seの混合ガス中で3時間焼成した。こ
の場合H2SとH28eはモル比で3:2とした。ただ
し、この焼成プロセスの最後の1時間では3mot%の
HCtガスを添加した。このようにして得られた蛍光体
を27KVの電子線で刺激して室温で発光スペクトルを
測定すると、主ピークが503nmにあることがわかっ
た。また、その発光効率を■族元素とハロゲンの組から
成る共付活剤がない場合と比較すると、In−Ctを含
む場合は11%、ht−ctを含む場合は8チそれぞれ
高い値を示した。塩素のかわりにハロゲン元素としてフ
ッ素やヨウ素を用いた場合も類似の共付活剤効果がみら
れた。
s(12) を1:1のモル比で混合後アルミナルツボに入れ、12
00tZ’で6時間、空気中で焼成した。得られた酸化
物に0.2m0t%のI n 20 gまたはAt20
3を添加混合し、これを石英反応管中に充填した。ガス
置換後昇温し1200Cで3時間H,8雰囲気で焼成し
た。得られた硫化物を粉砕後再び1200trに保持し
、H2SとH2Seの混合ガス中で3時間焼成した。こ
の場合H2SとH28eはモル比で3:2とした。ただ
し、この焼成プロセスの最後の1時間では3mot%の
HCtガスを添加した。このようにして得られた蛍光体
を27KVの電子線で刺激して室温で発光スペクトルを
測定すると、主ピークが503nmにあることがわかっ
た。また、その発光効率を■族元素とハロゲンの組から
成る共付活剤がない場合と比較すると、In−Ctを含
む場合は11%、ht−ctを含む場合は8チそれぞれ
高い値を示した。塩素のかわりにハロゲン元素としてフ
ッ素やヨウ素を用いた場合も類似の共付活剤効果がみら
れた。
上記のようにして焼成したCao、5Sro、sSo、
5Seo、4(13) : Ce (0,1mot% )、In、C4’t:タ
ブレットに整形してスパッタリング法によシネサ膜付ガ
ラス基板1上に薄膜化し、次いでY2O3膜4、At電
極5を積層して作成した交流薄膜電場発光素子は、共付
活剤なしのCe付活Ca6.!lS ro、!i So
、aSeo、4に比べて平均約10チの輝度向上を示し
た。
5Seo、4(13) : Ce (0,1mot% )、In、C4’t:タ
ブレットに整形してスパッタリング法によシネサ膜付ガ
ラス基板1上に薄膜化し、次いでY2O3膜4、At電
極5を積層して作成した交流薄膜電場発光素子は、共付
活剤なしのCe付活Ca6.!lS ro、!i So
、aSeo、4に比べて平均約10チの輝度向上を示し
た。
本発明によれば、上記実施例中に述べたように(1)8
c4)少量添加による( Ca r 8 r) S系蛍
光体の輝度向上、(2)BeとSの混合比を任意に変化
させることによって得られるCa1−xs rx S
+−アSeア系母体の色調調節効果が、ランタナイド系
列、Mn以外にもCaSや8r8で電子線励起発光が確
認されているP b r 8 b + B i 、周期
律表Ib族(銅族)元素付活剤に対しても明瞭に達成で
きる。特に蛍光体をH2SとH2Seの混合ガス流中で
焼成する場合には、焼成中に混晶比を精密制御したシ或
いは人為的に組成比を変化させたりすることができるの
で、本発明の蛍光体の特性をより広く引出すことができ
るという利点がある。
c4)少量添加による( Ca r 8 r) S系蛍
光体の輝度向上、(2)BeとSの混合比を任意に変化
させることによって得られるCa1−xs rx S
+−アSeア系母体の色調調節効果が、ランタナイド系
列、Mn以外にもCaSや8r8で電子線励起発光が確
認されているP b r 8 b + B i 、周期
律表Ib族(銅族)元素付活剤に対しても明瞭に達成で
きる。特に蛍光体をH2SとH2Seの混合ガス流中で
焼成する場合には、焼成中に混晶比を精密制御したシ或
いは人為的に組成比を変化させたりすることができるの
で、本発明の蛍光体の特性をより広く引出すことができ
るという利点がある。
第1図、第3図、第4図は本発明のそれぞれ別の実施例
における蛍光体特性線図、第2図は本発明の蛍光体を用
いて構成した電場発光素子の主要部断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・ネサ膜、3・・・蛍光体
層、4・・・Y2O3膜、5・・・kt電極、6・・・
交流電源、7・・・リード線。 代理人 弁理士 高橋明夫 (15) 不 1 図 CL−5;、−、jsey
5rSt−y”se>混晶 νI−χ
における蛍光体特性線図、第2図は本発明の蛍光体を用
いて構成した電場発光素子の主要部断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・ネサ膜、3・・・蛍光体
層、4・・・Y2O3膜、5・・・kt電極、6・・・
交流電源、7・・・リード線。 代理人 弁理士 高橋明夫 (15) 不 1 図 CL−5;、−、jsey
5rSt−y”se>混晶 νI−χ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式Ca+−xs rx 81−y S ey
: A (ただし0、01 (x(0,99,0,00
1りy<0.6 )で表示される材料に付活剤Aとして
ランタナイド系列、Mn、pb、sb、 Bi、周期律
表Ib族に属する元素のうち少なくとも一種類を添加し
たことを特徴とする蛍光体。 2、上記一般式で記述される蛍光体に更に共付活剤とし
てBa、ノ・ロゲン元素、アルカリ金属元素、リンとノ
・ロゲン元素の組、ガリウムとノヘロゲン元素の組、イ
ンジウムとノ・ロゲン元素の組。 アルミニウムとノ・ロゲン元素の組から成る群から選ば
れた少なくとも一種の元素又は元素の組を添加すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蛍光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3925683A JPS59166584A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 「けい」光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3925683A JPS59166584A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 「けい」光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166584A true JPS59166584A (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12548053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3925683A Pending JPS59166584A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 「けい」光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166584A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6279285A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-11 | Ricoh Co Ltd | 薄膜エレクトロルミネツセンス素子 |
US7266211B2 (en) | 2003-08-07 | 2007-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker grill |
JP2009055052A (ja) * | 2001-11-14 | 2009-03-12 | Sarnoff Corp | 発光装置 |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3925683A patent/JPS59166584A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6279285A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-11 | Ricoh Co Ltd | 薄膜エレクトロルミネツセンス素子 |
JP2009055052A (ja) * | 2001-11-14 | 2009-03-12 | Sarnoff Corp | 発光装置 |
US7266211B2 (en) | 2003-08-07 | 2007-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker grill |
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