JPS5916509B2 - 「粉粒体の気流分級装置」 - Google Patents
「粉粒体の気流分級装置」Info
- Publication number
- JPS5916509B2 JPS5916509B2 JP55018774A JP1877480A JPS5916509B2 JP S5916509 B2 JPS5916509 B2 JP S5916509B2 JP 55018774 A JP55018774 A JP 55018774A JP 1877480 A JP1877480 A JP 1877480A JP S5916509 B2 JPS5916509 B2 JP S5916509B2
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- JP
- Japan
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- powder
- airway
- airflow
- grid
- granular materials
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、種々の粒度をもつ粉粒体粒子の混合物を気
流により分級するための装置に関するもので、その目的
は分級処理に要する動力エネルギを極小にし、装置を小
型化するとともに、的確な分級精度が得られるような手
段を提供することを ９目的とする。
流により分級するための装置に関するもので、その目的
は分級処理に要する動力エネルギを極小にし、装置を小
型化するとともに、的確な分級精度が得られるような手
段を提供することを ９目的とする。
気流による粉粒体の分級は、一般に時間あたり処理量は
大きいが分級精度が悪い欠点がある。
大きいが分級精度が悪い欠点がある。
この場合、粒子の落下距離を大きく設定することにより
、分級精度は高まるけれども、やはり不充分であるのみ
ならず、装置が大きくなり、そのうえ、： 処理に要す
る動力エネルギもまた著増する。この発明は、粉粒体の
気流分級に関する以上のような欠点にかんがみ、気流分
級の利点は確保しながら、なおその欠点を除去する手段
につき工夫し実験を重ねた結果、その目的を達成するこ
とが０ できたもので、以下、図示の実施例によりこの
発明を説明する。即ち、８は水平に設置された、やや角
筒状の筐体で、その内部は気道３を構成している。
、分級精度は高まるけれども、やはり不充分であるのみ
ならず、装置が大きくなり、そのうえ、： 処理に要す
る動力エネルギもまた著増する。この発明は、粉粒体の
気流分級に関する以上のような欠点にかんがみ、気流分
級の利点は確保しながら、なおその欠点を除去する手段
につき工夫し実験を重ねた結果、その目的を達成するこ
とが０ できたもので、以下、図示の実施例によりこの
発明を説明する。即ち、８は水平に設置された、やや角
筒状の筐体で、その内部は気道３を構成している。
気道３の一方の端は気流の取入口１になつており、他端
５ には吐出口２が開いているほか、気道３は筐体８の
壁により外界から閉鎖されている。吐出口２の近くには
ファン９が設けられ、これを駆動することによつて気道
３内に気流を形成することができる。０４は気道３に装
入されている空間格子である。
５ には吐出口２が開いているほか、気道３は筐体８の
壁により外界から閉鎖されている。吐出口２の近くには
ファン９が設けられ、これを駆動することによつて気道
３内に気流を形成することができる。０４は気道３に装
入されている空間格子である。
図示のものは縦横の格子メンバーをもつ多数の金網を斜
に並夕１ルて固定したもので、気道３の上手側、即ち、
取入口１に近い部分の網４１は荒目、中程の網４２は中
目、下手側の網４３は細目のも５ のとしてある。しか
し、これら網目の配列は、粒子の分級の要求に従い、種
々の態様があり、前記した例に限定されない。また、網
であつても格子メンバーが一方向のものの使用も有効で
ある。なお、格子メンバー相互の距離は、使用によつて
目０ づまりしない程度のものとするのはもちろんであ
る。要するに空間格子４は所要の空間全体に格子が立体
的に構成されたものである。空間格子４よりも取入口１
側の上位には被処理粉粒体の供給口５が設けてある。５
空間格子４の下方に位置する気道３の底の、空間格子
４の下縁にそう部分には、複数のポケット６が気道３の
上手から下手に向つて隣接して設けりハられており、各
ポケツト６の底には排出弁７が設けてある。
に並夕１ルて固定したもので、気道３の上手側、即ち、
取入口１に近い部分の網４１は荒目、中程の網４２は中
目、下手側の網４３は細目のも５ のとしてある。しか
し、これら網目の配列は、粒子の分級の要求に従い、種
々の態様があり、前記した例に限定されない。また、網
であつても格子メンバーが一方向のものの使用も有効で
ある。なお、格子メンバー相互の距離は、使用によつて
目０ づまりしない程度のものとするのはもちろんであ
る。要するに空間格子４は所要の空間全体に格子が立体
的に構成されたものである。空間格子４よりも取入口１
側の上位には被処理粉粒体の供給口５が設けてある。５
空間格子４の下方に位置する気道３の底の、空間格子
４の下縁にそう部分には、複数のポケット６が気道３の
上手から下手に向つて隣接して設けりハられており、各
ポケツト６の底には排出弁７が設けてある。
排出弁７としては、手動開閉によるものでもよいが、ロ
ータリー弁やスクリユ一弁など、排出物を連続的に排出
できるものが望ましく、また、気道３の閉鎖性が保たれ
るような配慮も必要である。この分級装置を使用するに
は、例えば、フアン９を駆動するなどにより、取入口１
から吐出口２に向け、気道３になるべく均一な気流を形
成させる。
ータリー弁やスクリユ一弁など、排出物を連続的に排出
できるものが望ましく、また、気道３の閉鎖性が保たれ
るような配慮も必要である。この分級装置を使用するに
は、例えば、フアン９を駆動するなどにより、取入口１
から吐出口２に向け、気道３になるべく均一な気流を形
成させる。
つぎに、例えば荒ぶるいの工程をへたグラニユ一糖など
の被処理粉粒体を供給口５から気道３に徐々に装入落下
させる。気道３には空間格子４が装置されており、処理
用の気体は多数の格子メンバー間を通り抜けて流れるの
であるが、落下する粒子が格子メンバーの前面に当接し
た場合、粒子が格子メンバーに押しつけられて一時的に
滞溜する効果があり、また、格子メンバーの背面には気
流のよどみや、渦流も発生するので、その位置に達した
粒子はまたここで一時滞留する。このようにして、気道
３の上位から底に向かつて自然落下する粒子が多数の格
子メンバーによつて、しばしば一時停止するので、自然
落下の速度が著しく減殺される。そしてこの速度減殺の
効果は、重量対表面積の比の大きい微粒子ほど著しいの
で、粗粒と微粒とについては、気道３の底までの粒径の
差異による落下時間の開きが非常に拡大する。かくして
、被処理粉粒体は空間格子４を通過する間において粒度
分級され、気道３の上手側のポケツト６には粗粒、下手
側のポケツト６には微粒と、粒径の差により精粗順次に
、落下収容され、それぞれ分級されたものが、排出弁７
を通じて排出される。この発明によれば、前記したよう
に、粉流体の粒子自体および気流に対する格子メンバー
の物理的干渉に起因し、粒径の差異による粒子の落下時
間の差が著しく拡大される作用があるので、粒径の微差
による分級が可能であり、従つて分級精度が極めて高い
。
の被処理粉粒体を供給口５から気道３に徐々に装入落下
させる。気道３には空間格子４が装置されており、処理
用の気体は多数の格子メンバー間を通り抜けて流れるの
であるが、落下する粒子が格子メンバーの前面に当接し
た場合、粒子が格子メンバーに押しつけられて一時的に
滞溜する効果があり、また、格子メンバーの背面には気
流のよどみや、渦流も発生するので、その位置に達した
粒子はまたここで一時滞留する。このようにして、気道
３の上位から底に向かつて自然落下する粒子が多数の格
子メンバーによつて、しばしば一時停止するので、自然
落下の速度が著しく減殺される。そしてこの速度減殺の
効果は、重量対表面積の比の大きい微粒子ほど著しいの
で、粗粒と微粒とについては、気道３の底までの粒径の
差異による落下時間の開きが非常に拡大する。かくして
、被処理粉粒体は空間格子４を通過する間において粒度
分級され、気道３の上手側のポケツト６には粗粒、下手
側のポケツト６には微粒と、粒径の差により精粗順次に
、落下収容され、それぞれ分級されたものが、排出弁７
を通じて排出される。この発明によれば、前記したよう
に、粉流体の粒子自体および気流に対する格子メンバー
の物理的干渉に起因し、粒径の差異による粒子の落下時
間の差が著しく拡大される作用があるので、粒径の微差
による分級が可能であり、従つて分級精度が極めて高い
。
そしてこの分級精度は、格子メンバーの粗密の程度を風
道の長さにそつて種々に変更することにより大幅に制御
することができる特長がある。のみならず、この発明に
よれば、従来の風力分級のように粒子の落下時間の増大
を通風路の高さに求めず、落下時間増大の原因を空間格
子の存在に求めたので、通風路である風道３の高さが著
しく小さくてすみ、従つて所要風量を発生する動力エネ
ルギーも従来装置と較べて著しく小さくてすむ。
道の長さにそつて種々に変更することにより大幅に制御
することができる特長がある。のみならず、この発明に
よれば、従来の風力分級のように粒子の落下時間の増大
を通風路の高さに求めず、落下時間増大の原因を空間格
子の存在に求めたので、通風路である風道３の高さが著
しく小さくてすみ、従つて所要風量を発生する動力エネ
ルギーも従来装置と較べて著しく小さくてすむ。
即ち、同一サイズの従来装置と較べれば処理能力が非常
に大きい一方、処理に要する労力、エネルギとも格段に
小さく、従つて、粉粒体分級処理の経済効果が顕著であ
る。
に大きい一方、処理に要する労力、エネルギとも格段に
小さく、従つて、粉粒体分級処理の経済効果が顕著であ
る。
図面はこの発明にかかる分級装置の縦断面を示す骨格図
である。 １は取入口、２は吐出口、３は風道、４は空間格子、５
は供給口、６はポケツト、７は排出弁、８は筐体、９は
フアンである。
である。 １は取入口、２は吐出口、３は風道、４は空間格子、５
は供給口、６はポケツト、７は排出弁、８は筐体、９は
フアンである。
Claims (1)
- １ 一端に気流の取入口１、他端に同じく吐出口２を形
成し、その他の部分が閉鎖されているほぼ水平筒状の気
道３に、多数の格子メンバーによつて立体的に構成した
空間格子４を装入し、空間格子４よりも前記取入口１側
の上位に被処理粉粒体の供給口５を設け、気道３の底に
は、空間格子４の下縁にそい、気道３の上手から下手に
向つて複数のポケット６を隣接させて設け、各ポケット
６の底には粉粒体の排出弁７を設けたことにより、被処
理粉粒体が空間格子４を通過する間において粒度分級さ
れるようにした粉粒体の気流分級装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55018774A JPS5916509B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 「粉粒体の気流分級装置」 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55018774A JPS5916509B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 「粉粒体の気流分級装置」 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56115671A JPS56115671A (en) | 1981-09-10 |
| JPS5916509B2 true JPS5916509B2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=11980973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55018774A Expired JPS5916509B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 「粉粒体の気流分級装置」 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916509B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61177506U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-06 | ||
| JPH0355370Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1991-12-10 | ||
| JPH0355368Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1991-12-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5397465U (ja) * | 1976-12-11 | 1978-08-08 |
-
1980
- 1980-02-18 JP JP55018774A patent/JPS5916509B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61177506U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-06 | ||
| JPH0355370Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1991-12-10 | ||
| JPH0355368Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1991-12-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56115671A (en) | 1981-09-10 |
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