JPS59164885A - 復水の脱気および復水への冷却水漏洩の検出方法 - Google Patents
復水の脱気および復水への冷却水漏洩の検出方法Info
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- JPS59164885A JPS59164885A JP3821283A JP3821283A JPS59164885A JP S59164885 A JPS59164885 A JP S59164885A JP 3821283 A JP3821283 A JP 3821283A JP 3821283 A JP3821283 A JP 3821283A JP S59164885 A JPS59164885 A JP S59164885A
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- cooling water
- hot well
- condensed water
- condenser
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
- F28B9/00—Auxiliary systems, arrangements, or devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
水中の溶存酸素を低減すると同時に,復水への冷却水漏
洩箇所の検出を容易にした復水の脱気と復水への冷却水
漏洩の検出方法に関するものである。
洩箇所の検出を容易にした復水の脱気と復水への冷却水
漏洩の検出方法に関するものである。
従来のものの概要をまず説明するに、火力発電プラント
においては、建設後の起動および定検後の起動時、復水
器におい−て、補給水中の溶存酸素は出来るだけ低減さ
せた後、ボイラ本体へ供給される。このために、復水器
と脱気器とを連絡した、いわゆる復水系統再循環ライン
により復水を循環して復水中の溶存酸素を次第に低減さ
せている。
においては、建設後の起動および定検後の起動時、復水
器におい−て、補給水中の溶存酸素は出来るだけ低減さ
せた後、ボイラ本体へ供給される。このために、復水器
と脱気器とを連絡した、いわゆる復水系統再循環ライン
により復水を循環して復水中の溶存酸素を次第に低減さ
せている。
この工程においては、従来の実績では、復水中り溶存酸
素がボイラ本体へ供給可能となるまで低減するには5〜
6時間を必要としている。
素がボイラ本体へ供給可能となるまで低減するには5〜
6時間を必要としている。
最近火力発電プラントの稼動状態は、給電事情により週
末停止あるいは毎日、又は毎日に近い発電停止などの不
連続な運転を実施するものが増えつつある。このような
状況においては、1回の起動時に給水ラインからボイラ
へ流れる酸素量は少なくても回数が多いので、年間の酸
素持込゛み総量は増加する。そこで、停止′したプラン
トを再起動する際、出来るだけ短時間で復水中の溶存酸
素を低減させると同時に到達酸素濃度を低くした後、ボ
イラ本体への通水をする必要があり、冷却水漏洩による
トラブルも出来るだけ短時間に漏洩箇所を検出し対処す
る必要があり、従来の方法に代る迅速な脱酸素法が強く
望まれている。
末停止あるいは毎日、又は毎日に近い発電停止などの不
連続な運転を実施するものが増えつつある。このような
状況においては、1回の起動時に給水ラインからボイラ
へ流れる酸素量は少なくても回数が多いので、年間の酸
素持込゛み総量は増加する。そこで、停止′したプラン
トを再起動する際、出来るだけ短時間で復水中の溶存酸
素を低減させると同時に到達酸素濃度を低くした後、ボ
イラ本体への通水をする必要があり、冷却水漏洩による
トラブルも出来るだけ短時間に漏洩箇所を検出し対処す
る必要があり、従来の方法に代る迅速な脱酸素法が強く
望まれている。
なお、上記のように夜間停止や週末停止の場合には加熱
脱気器は蒸気シールなどの方法により100°C以上に
保持されているのが普通であり、起動時に改めて脱気す
る必要はないので、復水器の系統の脱気時間が起動時間
を支配する。
脱気器は蒸気シールなどの方法により100°C以上に
保持されているのが普通であり、起動時に改めて脱気す
る必要はないので、復水器の系統の脱気時間が起動時間
を支配する。
現在用いられている起動時の復水脱気方法の系統図を第
1図、第2図に示し、以下これにより従来例につき説明
する。
1図、第2図に示し、以下これにより従来例につき説明
する。
第1図、第2図において、符号lは復水器、2はホント
ウェル、3は冷却水の通る管群、4は真空ポンプ、5は
復水ポンプ、6はグランドコンデンサー、7は脱気器、
8は脱気器貯水槽を示す。
ウェル、3は冷却水の通る管群、4は真空ポンプ、5は
復水ポンプ、6はグランドコンデンサー、7は脱気器、
8は脱気器貯水槽を示す。
補給水より供給されてホットウェル2に貯った復水は、
真空ポンプ4を起動して復水器1内を真空にすると同時
に、ライン9より復水ポンプ5、グランドコンデンサー
6を通じ、復水再循環ライン10から復水器1へ戻し、
復水器1内へ噴霧落下させて復水中の溶存酸素を低減さ
せていた。この工程のみでは管路の途中に保有水量が大
きいホットウェルがあり、これがまたピストン流でもな
いために復水中の溶存酸素を短時間でかつ十分には低減
できない。
真空ポンプ4を起動して復水器1内を真空にすると同時
に、ライン9より復水ポンプ5、グランドコンデンサー
6を通じ、復水再循環ライン10から復水器1へ戻し、
復水器1内へ噴霧落下させて復水中の溶存酸素を低減さ
せていた。この工程のみでは管路の途中に保有水量が大
きいホットウェルがあり、これがまたピストン流でもな
いために復水中の溶存酸素を短時間でかつ十分には低減
できない。
また、冷却水漏洩時の検出方法は、従来、復水器1のホ
ットウェル2あるいは復水ポンプ5の出口等から復水を
取出し、復水器1の電気伝導度変化の傾向から冷却水漏
洩を検出する方法や、この取出した復水を陽イオン交換
樹脂層を通すことにより、復水に含まれる塩類を酸の形
に変えて電気伝導度を測定し、その変化の傾向から冷却
水漏洩を検出する方法も実施されており、冷却水管群の
漏洩箇所の検出手段としては、第1図、第2図に示すよ
うに、ホットウェル2の中にAffl、B室の部屋に分
ける仕切板16を設け、A室、B室にそれぞれ検出器を
設置して冷却水漏洩箇所の検出を行なっている。このよ
うな従来の方法においては、ちょうど冷却水漏洩箇所に
検出計が設置されていると冷却水漏洩の検出は容易であ
るが、必ずしも漏洩箇所に検出計があるとは限らず、冷
却水漏洩の検出に時間を要す場合があり、大きな事故を
引き起すこともある。
ットウェル2あるいは復水ポンプ5の出口等から復水を
取出し、復水器1の電気伝導度変化の傾向から冷却水漏
洩を検出する方法や、この取出した復水を陽イオン交換
樹脂層を通すことにより、復水に含まれる塩類を酸の形
に変えて電気伝導度を測定し、その変化の傾向から冷却
水漏洩を検出する方法も実施されており、冷却水管群の
漏洩箇所の検出手段としては、第1図、第2図に示すよ
うに、ホットウェル2の中にAffl、B室の部屋に分
ける仕切板16を設け、A室、B室にそれぞれ検出器を
設置して冷却水漏洩箇所の検出を行なっている。このよ
うな従来の方法においては、ちょうど冷却水漏洩箇所に
検出計が設置されていると冷却水漏洩の検出は容易であ
るが、必ずしも漏洩箇所に検出計があるとは限らず、冷
却水漏洩の検出に時間を要す場合があり、大きな事故を
引き起すこともある。
本発明の目的は、上記の如き欠点を解消し、短時間で復
水中の溶存酸素を低減させると同時に、冷却水漏洩箇所
の検出を容易にする方法を提供するものである。しかし
て本発明は、復水器ホットウェル内に少なくとも1枚以
上の仕切板を設け、ホットウェル内の復水の流れをピス
トン流れとすると共にホットウェル内に設けた仕切板で
区切った流路に配設した冷却水漏洩検出手段により、冷
却水漏洩箇所の検出を容易にした方法において、復水再
循環ラインに補助脱気器を設置し、この補助脱気器で復
水の溶存酸素を低減させることを新規な点とするもので
ある。
水中の溶存酸素を低減させると同時に、冷却水漏洩箇所
の検出を容易にする方法を提供するものである。しかし
て本発明は、復水器ホットウェル内に少なくとも1枚以
上の仕切板を設け、ホットウェル内の復水の流れをピス
トン流れとすると共にホットウェル内に設けた仕切板で
区切った流路に配設した冷却水漏洩検出手段により、冷
却水漏洩箇所の検出を容易にした方法において、復水再
循環ラインに補助脱気器を設置し、この補助脱気器で復
水の溶存酸素を低減させることを新規な点とするもので
ある。
以下、本発明の好適な実施例について添伺図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第3図は、本発明を適用した実施例を示す系統図である
。
。
第3図において、第1図、第2図と同符号のものは同一
の部分で同じ作用効果を示すので説明は省略する。ここ
でIIAは脱気水のボイラ(図示省略)への供給ライン
で、その矢印はボイラへの方向を示し、13は本発明を
実施するために付加された仕切板である。
の部分で同じ作用効果を示すので説明は省略する。ここ
でIIAは脱気水のボイラ(図示省略)への供給ライン
で、その矢印はボイラへの方向を示し、13は本発明を
実施するために付加された仕切板である。
第4図、第5図、第6図は第3図で伺″加したホントウ
ェル2内に付設した仕切板13の状況を示した平面図で
ある。この仕切板13は、ホットウェル2内に少なくと
も1枚以上配設されるものであり、ホットウェル2内の
復水の流れが上記仕切板13を介して上流側から下流側
へピストン流れとするためのものであり、第4図では1
枚、第5図では2枚を千鳥状に、第6図では3枚を千鳥
状に配設したものである。14はホットウェル2内の水
の流れを示す。20は本発明の冷却水漏洩箇所を検出す
るための試料の取出し点を示し、これらの各点より採取
した試料を従来の方法である電気侭導度変化の傾向から
冷却水漏洩箇所を検出するものである。
ェル2内に付設した仕切板13の状況を示した平面図で
ある。この仕切板13は、ホットウェル2内に少なくと
も1枚以上配設されるものであり、ホットウェル2内の
復水の流れが上記仕切板13を介して上流側から下流側
へピストン流れとするためのものであり、第4図では1
枚、第5図では2枚を千鳥状に、第6図では3枚を千鳥
状に配設したものである。14はホットウェル2内の水
の流れを示す。20は本発明の冷却水漏洩箇所を検出す
るための試料の取出し点を示し、これらの各点より採取
した試料を従来の方法である電気侭導度変化の傾向から
冷却水漏洩箇所を検出するものである。
第8図は、起動時のホットウェル2から出てくる復水中
の溶存酸素濃度と復水器内の真空度との時間的な変化を
示したものである。曲線Aは、復水′i4′jf、 1
内の真空度を示し、曲線Bは、従来の仕切板なしの方法
による復水中の溶存酸素の低減がホットウェル2内の復
水の流動条件が完全混合とした時の時間的な変化を示し
たものである。また、曲線Cは、本発明を適用し、5ホ
ツトウエル2内の流れがピストン流れとした時の復水中
の溶存酸素の低減の時間的変化を示したものである。
の溶存酸素濃度と復水器内の真空度との時間的な変化を
示したものである。曲線Aは、復水′i4′jf、 1
内の真空度を示し、曲線Bは、従来の仕切板なしの方法
による復水中の溶存酸素の低減がホットウェル2内の復
水の流動条件が完全混合とした時の時間的な変化を示し
たものである。また、曲線Cは、本発明を適用し、5ホ
ツトウエル2内の流れがピストン流れとした時の復水中
の溶存酸素の低減の時間的変化を示したものである。
このように、第1図に示したような従来の復水器ホット
ウェル2に第4図、第5図、第6図に示すような仕切板
13を設け、ホットウェル2内の復水の流れをピストン
流れに出来るだけ近づけるようにし、復水再循環′ライ
ン1oからの噴霧位置をホットウェル2内のレストン流
れの最上流側に設置することにより、ホットウェル2内
の復水中の溶存酸素を低減するための時間を短縮すると
とが可能となる。
ウェル2に第4図、第5図、第6図に示すような仕切板
13を設け、ホットウェル2内の復水の流れをピストン
流れに出来るだけ近づけるようにし、復水再循環′ライ
ン1oからの噴霧位置をホットウェル2内のレストン流
れの最上流側に設置することにより、ホットウェル2内
の復水中の溶存酸素を低減するための時間を短縮すると
とが可能となる。
なお、ホットウェル2内の仕切板13むま、第4図より
第5図、第5図より第6図と数を増すにつれて図の斜線
で示す淀み部2人が減少し、71ニツトウエル2内の流
れはピストン流れに近づ(ため第8図の曲線Bから曲線
CK近い変化で溶存酸素の低減が可能となる。すなわち
、酸素濃度の低減速度を短縮し、かつ到達酸素濃度を低
くすることが出来る。
第5図、第5図より第6図と数を増すにつれて図の斜線
で示す淀み部2人が減少し、71ニツトウエル2内の流
れはピストン流れに近づ(ため第8図の曲線Bから曲線
CK近い変化で溶存酸素の低減が可能となる。すなわち
、酸素濃度の低減速度を短縮し、かつ到達酸素濃度を低
くすることが出来る。
また、冷却水漏洩箇所の検出も第4図、第5図、第6図
と仕切板13を増やし、かつ、仕切板13を冷却水管群
と直角方向に配設し、図示する各点に検出点を設けると
冷却水漏洩箇所の発見がより早く、かつ感度も下る。こ
の仕切板13を冷却水管群と直角方向に配設することは
、冷却水漏洩が管群と水室とにある管板からの漏洩が多
いことから、冷却水漏洩時の検出までの応答性が早くな
るため発見までの時間が短縮されることになる。勿論冷
却水漏洩検出点には、電導計の電極を挿入しても良いし
、ナトリウムイオン電極を挿入しても良く、また冷却水
質の特性によっては、この他のセンサーを用いても良い
。
と仕切板13を増やし、かつ、仕切板13を冷却水管群
と直角方向に配設し、図示する各点に検出点を設けると
冷却水漏洩箇所の発見がより早く、かつ感度も下る。こ
の仕切板13を冷却水管群と直角方向に配設することは
、冷却水漏洩が管群と水室とにある管板からの漏洩が多
いことから、冷却水漏洩時の検出までの応答性が早くな
るため発見までの時間が短縮されることになる。勿論冷
却水漏洩検出点には、電導計の電極を挿入しても良いし
、ナトリウムイオン電極を挿入しても良く、また冷却水
質の特性によっては、この他のセンサーを用いても良い
。
次に、第7図は比較的大型の復水器で冷却水の水呈21
が左右二基21A、、 21Bに分割されて(゛・る場
合の冷却水漏洩検出点22を示したものである。
が左右二基21A、、 21Bに分割されて(゛・る場
合の冷却水漏洩検出点22を示したものである。
大型の復水器ではこのように水室21が二基に分割され
ているので検出点22を分割線直下のホットウェル2内
に第7図のように追加することにより、呈21A側に漏
れがあるか、室21B側にあるのかが判定できる。こり
、により検出および高れの修復とも的確に行なうことが
出来る。
ているので検出点22を分割線直下のホットウェル2内
に第7図のように追加することにより、呈21A側に漏
れがあるか、室21B側にあるのかが判定できる。こり
、により検出および高れの修復とも的確に行なうことが
出来る。
第9図、第10図はまた本発明を適用した実施例を示す
系統図である。
系統図である。
第9図、第10図において、前回と同符号のも・のは同
一の作用、効果を示すので説明を省略する。
一の作用、効果を示すので説明を省略する。
符号15は復水再循環ライン10に配設された補助脱気
器、16は補助脱気器15に供給される蒸気供給ライン
、17は補助脱気器15で脱気された復水を復水器ホッ
トウェル2へ供給するライン、18は補助脱気器15と
真空ポンプ4とを連結し、補助脱気器15を真空とする
ライン、19はライン18と同じ作用を持つが、復水器
1を介 ゛して補助脱気器15を真空とするラインであ
り、場合によっては省略しても良い。
器、16は補助脱気器15に供給される蒸気供給ライン
、17は補助脱気器15で脱気された復水を復水器ホッ
トウェル2へ供給するライン、18は補助脱気器15と
真空ポンプ4とを連結し、補助脱気器15を真空とする
ライン、19はライン18と同じ作用を持つが、復水器
1を介 ゛して補助脱気器15を真空とするラインであ
り、場合によっては省略しても良い。
本発明の方法は、ホットウェル2の復水を、真空ポンプ
4を起動すると同時に復水ポンプ5によりグランドコン
デンサー6、復水再循環ライン10を通じ、補助脱気器
15へ導き、この補助脱気器15で、蒸気供給ライン1
6からの蒸気と接触力口熱し、ライン18あるいはライ
ン19により真空ポンプ4と連結することにより真空加
熱脱気を実施するものである。この補助脱気器15で溶
存酸素を低減された復水は、ライン17を通じてホット
ウェル2へ供給される。
4を起動すると同時に復水ポンプ5によりグランドコン
デンサー6、復水再循環ライン10を通じ、補助脱気器
15へ導き、この補助脱気器15で、蒸気供給ライン1
6からの蒸気と接触力口熱し、ライン18あるいはライ
ン19により真空ポンプ4と連結することにより真空加
熱脱気を実施するものである。この補助脱気器15で溶
存酸素を低減された復水は、ライン17を通じてホット
ウェル2へ供給される。
この際、ライン17かもホットウェル2への供給位置は
、第10図゛に示すように、ホットウェル2内に設けら
れた仕切板13によって作られるピストン流れの上流側
へ設ける。さらに、復水器1が真空になっているとはい
えいくらかでも酸素分圧がある時は補助脱気器15で脱
気された復水へ復水器1内の酸素が再心・解しないよう
ホットウェル2に貯っている復水中へ供給する。
、第10図゛に示すように、ホットウェル2内に設けら
れた仕切板13によって作られるピストン流れの上流側
へ設ける。さらに、復水器1が真空になっているとはい
えいくらかでも酸素分圧がある時は補助脱気器15で脱
気された復水へ復水器1内の酸素が再心・解しないよう
ホットウェル2に貯っている復水中へ供給する。
このように、復水再循環ライン10に補助脱気器15を
設け、ここで復水中の溶存酸素を低減する方法は、補助
脱気器15内での熱効率の点でも効果があり、ライン1
7から供給される脱気水中の溶存酸素もより理論的に近
い脱気効率を達成できるものである。さらに−0上記の
ようにホットウェル2内の水中への供給方法、を実施す
ることにより、ホットウェル2内の脱気水との交換がよ
り効果的に実施される。
設け、ここで復水中の溶存酸素を低減する方法は、補助
脱気器15内での熱効率の点でも効果があり、ライン1
7から供給される脱気水中の溶存酸素もより理論的に近
い脱気効率を達成できるものである。さらに−0上記の
ようにホットウェル2内の水中への供給方法、を実施す
ることにより、ホットウェル2内の脱気水との交換がよ
り効果的に実施される。
第11図に本発明を実施した時の起動時のホットウェル
から出てくる復水中の溶存酸素と復水器内の真空度の時
間的な変化を示した。曲線人は、復水器内の真空度を示
し、曲線りは、従来の仕切板なしの場合に、補助脱気器
な設けた場合の復水中の溶存酸素の低減の時間的変化を
示したもので、曲線Eは、本発明の仕切板と補助脱気器
な設けた場合を示したものである。
から出てくる復水中の溶存酸素と復水器内の真空度の時
間的な変化を示した。曲線人は、復水器内の真空度を示
し、曲線りは、従来の仕切板なしの場合に、補助脱気器
な設けた場合の復水中の溶存酸素の低減の時間的変化を
示したもので、曲線Eは、本発明の仕切板と補助脱気器
な設けた場合を示したものである。
以上のように、本発明、を揃用することにより、従来性
なっていた起動時の復水中の溶存酸素を低減する工程は
大幅に短縮できることになり、第1図に示したような従
来設備として配設されて〜・る加熱脱気器7および脱気
器貯水槽8を介さずにボイラ本体へ供給できるという利
点もある。
なっていた起動時の復水中の溶存酸素を低減する工程は
大幅に短縮できることになり、第1図に示したような従
来設備として配設されて〜・る加熱脱気器7および脱気
器貯水槽8を介さずにボイラ本体へ供給できるという利
点もある。
なお、加熱脱気器7、脱気貯水槽8を介してボイラに給
水する場合には加熱脱気器7を真空ポンプ4によって真
空にし、また温度が飽和温度に不足の場合は、補助蒸気
を加えて飽和温度)に保持し、復水器1からの脱気水な
通過させればよ(・。
水する場合には加熱脱気器7を真空ポンプ4によって真
空にし、また温度が飽和温度に不足の場合は、補助蒸気
を加えて飽和温度)に保持し、復水器1からの脱気水な
通過させればよ(・。
このように本発明を用いる場合には加熱脱気器7、脱気
器貯水槽8を省略したプラントとすることができる。
器貯水槽8を省略したプラントとすることができる。
また、冷却水漏洩箇所の検出も第4図、第5図、第6図
と仕切板13を増やし、かつ、仕切板13を冷却水管群
と直角方向に配設し、各点に検出点を設けると冷却水漏
洩箇所の発見により効果的である。この仕切板13を冷
却水管群と直角方向に配設することは、冷却水漏洩が管
群と氷室とにある管板からの漏洩が多いことから、冷却
水漏洩時の検出までの応答性が早くなるため発見までの
時間が短縮されることにな゛る。
と仕切板13を増やし、かつ、仕切板13を冷却水管群
と直角方向に配設し、各点に検出点を設けると冷却水漏
洩箇所の発見により効果的である。この仕切板13を冷
却水管群と直角方向に配設することは、冷却水漏洩が管
群と氷室とにある管板からの漏洩が多いことから、冷却
水漏洩時の検出までの応答性が早くなるため発見までの
時間が短縮されることにな゛る。
第1図は従来の起動時の復水の脱気方法と復水への冷却
水漏洩の検出方法を示す系統図、第2図は第1図の■−
■線矢視の平面図、第3図は従来の方法に本発明の仕切
板を配設した方法を示す系統図、第4図、第5図、第6
図は本発明を適用したホットウェル内の仕切板と冷却水
漏洩検出取出し点を示す説明図、第7図は本発明を適用
した大型彷水器のホットウェル内の仕切板と冷却水漏洩
検出用取出し点を示す説明図、第8図は復水中の溶存酸
素濃度と復水器内の真空度との時間的な変化を示すもの
で、従来方法と本発明方法との比較図表、第9図は本発
明に関し、脱気方法と漏洩検出方法を示す系統図、第1
0図は第9図のX−X線矢視の平面図、第11図は本発
明で、復水中の溶存酸素濃度と復水器内の真空度との時
間的な変化を示す図表である。 1a・復水器、2・・ホットウェル、3・・管群、4φ
・真空ポンプ、5・φ復水ポンプ、6・・グランドコン
デンサー9.7・・脱気器、10・・復水再循環ライン
、11A・・供給ライン、工3・・仕切板、14・・水
の流れ、15・・補助脱気器、16・・蒸気供給ライン
、17・・復水器1ライン、18,19・・ライン、2
0ψ・試料数・出し点、21・・水室、22・・漏洩検
出点。 第1 図 第2図 第3図
水漏洩の検出方法を示す系統図、第2図は第1図の■−
■線矢視の平面図、第3図は従来の方法に本発明の仕切
板を配設した方法を示す系統図、第4図、第5図、第6
図は本発明を適用したホットウェル内の仕切板と冷却水
漏洩検出取出し点を示す説明図、第7図は本発明を適用
した大型彷水器のホットウェル内の仕切板と冷却水漏洩
検出用取出し点を示す説明図、第8図は復水中の溶存酸
素濃度と復水器内の真空度との時間的な変化を示すもの
で、従来方法と本発明方法との比較図表、第9図は本発
明に関し、脱気方法と漏洩検出方法を示す系統図、第1
0図は第9図のX−X線矢視の平面図、第11図は本発
明で、復水中の溶存酸素濃度と復水器内の真空度との時
間的な変化を示す図表である。 1a・復水器、2・・ホットウェル、3・・管群、4φ
・真空ポンプ、5・φ復水ポンプ、6・・グランドコン
デンサー9.7・・脱気器、10・・復水再循環ライン
、11A・・供給ライン、工3・・仕切板、14・・水
の流れ、15・・補助脱気器、16・・蒸気供給ライン
、17・・復水器1ライン、18,19・・ライン、2
0ψ・試料数・出し点、21・・水室、22・・漏洩検
出点。 第1 図 第2図 第3図
Claims (1)
- 発電プラントの起動時に、復水中の溶存酸素を低減させ
るに際し、復水循環水が供給される復水器ホットウェル
内に少なくとも1枚以上の仕切板を設け、ホットウェル
内の復水の流れを上記仕切板を介して上流側から下流側
へピストン流れとなるようにし、ホットウェル内の復水
と脱気された復水の交換時間を短縮するとともに、上記
しきり板を設けた部分に検塩計を設置し、冷却水漏洩箇
所の検出を容易にした方法において、復水の脱気を行な
うに際し、復水再循環ラインに補助脱気器を設置し、こ
こで復水の真、空加熱脱気を行ない、復水中の溶存酸素
を低減させることを特徴とする復水の脱気および復水へ
の冷却水漏洩の検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3821283A JPS59164885A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 復水の脱気および復水への冷却水漏洩の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3821283A JPS59164885A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 復水の脱気および復水への冷却水漏洩の検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164885A true JPS59164885A (ja) | 1984-09-18 |
Family
ID=12519003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3821283A Pending JPS59164885A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 復水の脱気および復水への冷却水漏洩の検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59164885A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1061905A (ja) * | 1996-08-15 | 1998-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排熱回収ボイラ |
JP2018054259A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 発電プラントの運用方法およびその制御装置、ならびにそれを備えた発電プラント |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3821283A patent/JPS59164885A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1061905A (ja) * | 1996-08-15 | 1998-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排熱回収ボイラ |
JP2018054259A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 発電プラントの運用方法およびその制御装置、ならびにそれを備えた発電プラント |
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