JPS5916485Y2 - タ−ビン制御装置 - Google Patents

タ−ビン制御装置

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JPS5916485Y2
JPS5916485Y2 JP8806179U JP8806179U JPS5916485Y2 JP S5916485 Y2 JPS5916485 Y2 JP S5916485Y2 JP 8806179 U JP8806179 U JP 8806179U JP 8806179 U JP8806179 U JP 8806179U JP S5916485 Y2 JPS5916485 Y2 JP S5916485Y2
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JP
Japan
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signal
governor
drive circuit
rotation speed
turbine
Prior art date
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Expired
Application number
JP8806179U
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English (en)
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JPS566902U (ja
Inventor
俊三郎 永島
昭夫 山田
幹男 小尾
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタービン制御装置に関する。
近年、プラントの大型化に伴い、プラントに設置される
蒸気タービン、ガスタービン、ガスエキスパンダー等の
原動機の占める位置が増大して信頼性の高い制御システ
ムが必要となってきており、万一制御装置のトラブルが
発生してもプラントの停止は極力回避する必要がある。
このため万一制御装置のトラブルが発生しても原動機を
停止させることなく、制御装置の修理、復旧が行えるシ
ステムが必要となってきた。
第1図は従来の電気式調速システムを示すもので、aは
蒸気タービン、ガスタービン、ガスエキスパンダー等の
原動機であり、速度検出器Cで回転系の回転数を検出し
、この検出信号が回転数設定器eからの信号と制御演算
器dで比較演算され、その偏差に応じてタービンaの入
口に装備された流量制御弁fを開閉させ、タービンaに
供給される流量を加減して回転数を維持させるようにな
っていた。
しかしながら前記従来方式においては、信号検出部(速
度、圧力、温度等)が断線した場合には流量制御弁fが
全開して暴走してしまうことになり、又場合によっては
検出信号ラインの断線を検出して流量制御弁fを全閉し
タービンを停止させてしまうこともあり、いずれにして
もプラントの運転に重大な影響を及ぼすことになる。
又、信号検出器の信頼性を上げるために第1図において
仮想線で示す如く、速度検出器Cを二重、三重に装備す
ることも試みられてきた。
更に信頼性を上げるために、制御演算器dの二重、三重
化も試みられてきた。
しかしいずれにしても内部回路の故障に対してはタービ
ンaを停止させて、プラントに悪影響を及ぼすことにな
る。
本考案は前記実情に鑑みなしたもので、タービンの回転
数を設定する回転数設定器と、該回転数設定器からの信
号と速度検出器からの信号を演算して流量制御弁を操作
するサーボアクチュエータへ駆動信号を出力する制御演
算器とがら成るガバナを有し、且つ該ガバナに連結して
ガバナの故障を検知する故障検知装置を設け、更にガバ
ナの故障時に前記サーボアクチュエータを駆動するアク
チュエータ駆動回路と、該アクチュエータ駆動回路の信
号とガバナからの信号とを比較してアクチュエータ駆動
回路からの信号がガバナがらの信号と一致するよう信号
を出力する第1比較器と、同様にアクチュエータ駆動回
路からの信号とガバナからの信号を比較して前記回転数
設定器へ指令信号を出力する第2比較器とから戊る自動
追従装置を備え、しかも前記第2比較器に対し独立して
前記サーボアクチュエータを駆動し得る手動設定器を具
備したことを特徴とするタービン制御装置、に係るもの
である。
以下図面を参照しつつ本考案の実施例を説明する。
第2図において、1は電気式ガバナ、1aは該ガバナ1
に異常(故障)が発生した際にその異常を検知する故障
検知装置、2は該検知装置1aがらの故障信号を受はタ
ービン3の暴走又は停止する防止する自動追従装置であ
る。
4は回転系の回転数を検出する速度検出器、5は該速度
検出器4からの検出信号と回転数設定器6からの設定信
号とを比較演算しその偏差に応じタービン3の入口に装
備せる流量制御弁7へ開閉信号を送る制御演算器、8は
前記流量制御弁7の操作をするためのサーボアクチュエ
ータ、9はタービン3により駆動される被駆動装置であ
る。
10は自動追従装置2内に設けたアクチュエータ駆動回
路11からの出力と前記制御演算器5がらの出力とを0
N−OFFする切換スイッチ、12はガバナ1からの出
力信号と前記駆動回路11がらの出力信号とを比較し駆
動回路11の出力信号がガバナ1の出力信号と一致する
ように出力信号を出している比較器、13は手動モード
選択スイッチ、14.15はガバナ1の故障を検知する
フェイル回路、16はリレー、17は切換スイッチ、1
8は前記駆動回路11からの出力信号とガバナ1がらの
出力信号とを比較しガバナ1の回転数設定器6に増指令
信号又は減指令信号を出力する比較器、19は前記比較
器12に対し独立してサーボアクチュエータ8への出力
電流を変更し得るようにした手動設定器である。
次に第2図及び第3図を参照しつつ作動を説明する。
尚同図中において太線で示す部分は主制御系統であり、
細線と破線とで示す部分は追従系統を示す。
ガバナ1による通常運転中は、流量制御弁7を操作する
ためのサーボアクチュエータ8への入力信号は前記ガバ
ナ1から送っており、自動追従装置2のアクチュエータ
駆動回路11がらの出力は切換スイッチ10にてブロッ
クしている。
自動追従装置2の比較器12は、ガバナ1がらの出力信
号とアクチュエータ駆動回路11がらの出力信号とを比
較し、駆動回路11の出力信号がガバナ1の出力信号と
一致するように出力信号を出している。
従って、ガバナ1に異常が発生した場合には、フェイル
回路14又は15によりリレー16が作動して切換スイ
ッチ10.17が切換わり、サーボアクチュエータ8へ
の入力信号はガバナ1からの信号から自動追従装置2の
信号に切換わる。
一方自動追従装置2の出力信号はガバナ1の出力信号に
自動追従していたので、切換わってもサーボアクチュエ
ータ8の人力信号が変わらないため、切換え時のショッ
クを与えることがない。
又手動モード選択スイッチ13で手動モードを選択した
場合もショックなくガバナ1運転から手動運転に切換え
ることができる。
手動運転に切換わった後は、手動設定器19によりサー
ボアクチュエータ8への出力電流を変更し、流量制御弁
7の開度を調節して手動運転を継続する。
ガバナ1の異常で手動運転に切換わった場合は、この間
でガバナ1の修理、復旧等の施行を行う (第3図参照
)。
ガバナ1を復旧せしめた後の手動運転中は、サーボアク
チュエータ8への入力信号が自動追従装置2のアクチュ
エータ駆動回路11から送られてきており、ガバナ1か
らの出力信号は切換スイツチ10にてブロックしている
又自動追従装置2の比較器18は、アクチュエータ駆動
回路11からの出力信号とガバナ1からの出力信号とを
比較し、ガバナ1の回転数設定器6に増指令信号又は減
指令信号を出力する。
即ち手動設定器19によるアクチュエータ駆動回路11
の出力信号に、ガバナ1の出力信号が一致するように作
動させている。
次に、ガバナ1の運転に戻す場合は、フェイル回路14
又は15、或はモード選択スイッチ13をリセットし、
切換スイッチ10.17を切換えることにより、サーボ
アクチュエータ8の入力信号がアクチュエータ駆動回路
11の信号からガバナ1の信号にショックなく切換わる
即ちガバナ1の出力信号はアクチュエータ駆動回路11
の信号に自動追従していたためショックを起すことがな
い。
第4図は本考案の応用例であり、抽気タービン(速度/
抽気圧力制御)に自動追従装置を装備したものである。
尚前記実施例と同一部分は同一符号にて示し、又ダッシ
ュ付符号はダッシュなし符号の装置と同一装置である。
20は高圧タービン、21は低圧タービンであり、この
システムにおいて正常運転時は、ガバナ1によってター
ビン回転数並びに抽気圧力を同時に制御している。
即ち速度検出器4及び抽気圧力変換器22からの電気信
号は制御演算器5,5′にて各設定器6,6′と比較演
算され、配分器23より高圧加減弁24と抽気加減弁2
5の弁開度指令を出している。
ガバナ1に異常が発生した場合には、フェイル回路14
.14’、 15.15’のいずれかによりリレー16
が゛作動して高圧加減弁24と抽気加減弁25が、ガバ
ナ1から自動追従装置2,2′の出力信号で運転を継続
することになる。
又、ガバナ1による運転に戻す場合も前記の実施例と同
様にしてショックなく移行できる。
尚、本考案は前記の実施例以外に背圧制御、混圧制御、
温度制御に対しても応用することができ、その他本考案
の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加え得ること
は勿論である。
叙上のように本考案によれば、ガバナがフェイルした時
でもフェイル以前の状態を保持できるので、タービンの
暴走、停止を防止でき、従ってプラントの信頼性を高め
ることができ、又ガバナ制御と追従装置制御との切換時
に両者の出力信号が同一になるよう制御すれば、切換時
のショックがなくせる、等の効果を奏し得られ、更に定
速制御用ガバナを使用できること、手動設定器にて独立
操作が可能であること等の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案の装置におけ
るガバナ制御による運転を示す回路図、第3図は同手動
操作を示す回路図、第4図は本考案の応用例図である。 1・・・ガバナ、1a・・・故障検知装置、2・・情動
追従装置、3・・・タービン、7・・・流量制御弁、8
・・・サーボアクチュエータ、11・・・アクチュエー
タ駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タービンの回転数を設定する回転数設定器と、該回転数
    設定器からの信号と速度検出器からの信号を演算して流
    量制御弁を操作するサーボアクチュエータへ駆動信号を
    出力する制御演算器とから成るガバナを有し、且つ該ガ
    バナに連結してガバナの故障を検知する故障検知装置を
    設け、更にガバナの故障時に前記サーボアクチュエータ
    を駆動するアクチュエータ駆動回路と、該アクチュエー
    タ駆動回路の信号とガバナからの信号とを比較してアク
    チュエータ駆動回路からの信号がガバナからの信号と一
    致するよう信号を出力する第1比較器と、同様にアクチ
    ュエータ駆動回路からの信号とガバナからの信号を比較
    して前記回転数設定器へ指令信号を出力する第2比較器
    とがら成る自動追従装置を備え、しかも前記第2比較器
    に対し独立して前記サーボアクチュエータを駆動し得る
    手動設定器を具備したことを特徴とするタービン制御装
    置。
JP8806179U 1979-06-27 1979-06-27 タ−ビン制御装置 Expired JPS5916485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8806179U JPS5916485Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 タ−ビン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8806179U JPS5916485Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 タ−ビン制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566902U JPS566902U (ja) 1981-01-21
JPS5916485Y2 true JPS5916485Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29321256

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8806179U Expired JPS5916485Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 タ−ビン制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174107A (ja) * 1982-04-07 1983-10-13 Hitachi Ltd 電子油圧式調速装置

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Publication number Publication date
JPS566902U (ja) 1981-01-21

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