JPS5916390B2 - 蓄電池用隔離板の製造法 - Google Patents
蓄電池用隔離板の製造法Info
- Publication number
- JPS5916390B2 JPS5916390B2 JP50062992A JP6299275A JPS5916390B2 JP S5916390 B2 JPS5916390 B2 JP S5916390B2 JP 50062992 A JP50062992 A JP 50062992A JP 6299275 A JP6299275 A JP 6299275A JP S5916390 B2 JPS5916390 B2 JP S5916390B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- paper
- manufacturing
- storage battery
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は均一な微孔を有し、電気抵抗が低くしかも機械
的強度のすぐれた薄形の蓄電池用隔離板に関するもので
ある。
的強度のすぐれた薄形の蓄電池用隔離板に関するもので
ある。
従来蓄電池用隔離板としては強化繊維隔離板、微孔ゴム
隔離板、合成樹脂隔離板が使用されてきたが、最近の蓄
電池を小形軽量化する世情に伴い電気抵抗が低く、でき
るだけ薄いしかも機械的強度の大きい安価な薄形隔離板
が要求されている。
隔離板、合成樹脂隔離板が使用されてきたが、最近の蓄
電池を小形軽量化する世情に伴い電気抵抗が低く、でき
るだけ薄いしかも機械的強度の大きい安価な薄形隔離板
が要求されている。
この要求を満足するために、従来からいろいろな試みが
なされた、例えばa、パルプを主体としこれに合成繊維
や無機微粉体などを配合して薄形に抄紙し樹脂処理を施
した強化繊維隔離板、b、ゴム又は合成樹脂中に微孔形
成剤を配合して溶剤又は加温によりペーストとなし薄形
に成形せる合成樹脂隔離板、C) bのペーストを不織
布などの担体上に塗布して成形した隔離板などが提案さ
れている。しかしaによれば安価にでき電気抵抗などの
特性などでは充分満足なものが得られるが、機械的強度
が弱く実用的でない。bによれば製造コストも高く、電
気抵抗や機械的強度の点で不満足であり、cではbの機
械的強度を改善できるのみで製造コストも一層高くなつ
て一般的でない等の欠点がある。本発明は前記aの抄紙
式による隔離板の特性を生かし、これに機械的強度を附
与させたもので、製造コストも安く、実用上すぐれた蓄
電池用隔離板の製造法を提供するもので、パルプおよび
合成繊維に無機微粉体を加えて抄造した抄紙を合成樹脂
繊維からなる不織布の片面に抄き合わせて1体としたも
のを乾燥し、これに樹脂を含浸固着せしめたことを特徴
とする。本発明による隔離板を製造する実施例を別紙図
面について説明すれば、第、図に於て1は耐酸耐酸化性
の合成樹脂繊維、例えばポリエステル繊維よりなる厚さ
0.11の不織布を巻いたロールを示し、2はパルプ1
0部及び合成繊維40部に対して多孔性のシリカ微粉体
50部を加え、更に、抄き合わせを向上せしめるためポ
リアクリルアミド樹脂等の吸着剤を加えた紙種を収容し
た抄紙槽を示し丸網3によりO、Iuに抄造したもの4
をロール1から引出した不織布と抄き合せるように、ロ
ール5に導き一体となし、補助ロール6を経て通常の抄
造過程を経て、ドライヤー’7で乾燥を行い巻取りロー
ルに乾燥原紙8として巻取る。
なされた、例えばa、パルプを主体としこれに合成繊維
や無機微粉体などを配合して薄形に抄紙し樹脂処理を施
した強化繊維隔離板、b、ゴム又は合成樹脂中に微孔形
成剤を配合して溶剤又は加温によりペーストとなし薄形
に成形せる合成樹脂隔離板、C) bのペーストを不織
布などの担体上に塗布して成形した隔離板などが提案さ
れている。しかしaによれば安価にでき電気抵抗などの
特性などでは充分満足なものが得られるが、機械的強度
が弱く実用的でない。bによれば製造コストも高く、電
気抵抗や機械的強度の点で不満足であり、cではbの機
械的強度を改善できるのみで製造コストも一層高くなつ
て一般的でない等の欠点がある。本発明は前記aの抄紙
式による隔離板の特性を生かし、これに機械的強度を附
与させたもので、製造コストも安く、実用上すぐれた蓄
電池用隔離板の製造法を提供するもので、パルプおよび
合成繊維に無機微粉体を加えて抄造した抄紙を合成樹脂
繊維からなる不織布の片面に抄き合わせて1体としたも
のを乾燥し、これに樹脂を含浸固着せしめたことを特徴
とする。本発明による隔離板を製造する実施例を別紙図
面について説明すれば、第、図に於て1は耐酸耐酸化性
の合成樹脂繊維、例えばポリエステル繊維よりなる厚さ
0.11の不織布を巻いたロールを示し、2はパルプ1
0部及び合成繊維40部に対して多孔性のシリカ微粉体
50部を加え、更に、抄き合わせを向上せしめるためポ
リアクリルアミド樹脂等の吸着剤を加えた紙種を収容し
た抄紙槽を示し丸網3によりO、Iuに抄造したもの4
をロール1から引出した不織布と抄き合せるように、ロ
ール5に導き一体となし、補助ロール6を経て通常の抄
造過程を経て、ドライヤー’7で乾燥を行い巻取りロー
ルに乾燥原紙8として巻取る。
この原紙8を第2図に示すように含浸槽9に導き、フェ
ノール初期縮合物に電解液浸透剤を混合した水溶液13
に含浸させキユアー炉10でキユアーを行い次でカッタ
ー11で適当寸法に裁断され、製品12を得る。このよ
うにして得られる隔離板は、厚さが0.2uで全面に5
μ以下の微孔を有し、多孔度は65%以上であるのにも
かかわらず抄紙と不織布との抄き合わせにより機械的強
度は、極めて大きく抗張力は、0.5Kf/71J1?
以上であつた。
ノール初期縮合物に電解液浸透剤を混合した水溶液13
に含浸させキユアー炉10でキユアーを行い次でカッタ
ー11で適当寸法に裁断され、製品12を得る。このよ
うにして得られる隔離板は、厚さが0.2uで全面に5
μ以下の微孔を有し、多孔度は65%以上であるのにも
かかわらず抄紙と不織布との抄き合わせにより機械的強
度は、極めて大きく抗張力は、0.5Kf/71J1?
以上であつた。
また電気抵抗をJISC23l3(鉛蓄電池用電極隔離
板)の方法で測定した結果は0.0005Ω/Dw!/
枚以下であつた。ここで耐酸耐酸化性の合成樹脂繊維の
不織布はポリエステル、アクリル、ポリプロピレン等の
繊維製のもので厚さは0.1〜0.511J1の物が一
般に用いられる。又抄紙される材質&亀パルプはリンタ
ーバルプ、クラフトパルプ等、合成繊維はポリエチレン
、ポリエステル、アクリル等、無機微粉体はシリカ粉末
、珪藻土、クレー等が用いられる。さらに抄き合された
原紙に含浸される樹脂はフエノール樹脂、アクリル樹脂
等で、附着量は有効成分で原紙に対して5〜40Wt%
附着される。上述したように、本発明による蓄電池の隔
離板は、全面に均一な微孔を有し、蓄電池の電極間の短
絡を完全に防止し使用中に微細化した作用物質の通過を
防止しまた無機微粉体を含有するために電解液の浸透性
は極めてよい。このように本発明によるときは、パルプ
および合成繊維に無機微粉体を加えて抄造した抄紙と合
成樹脂繊維から成る不織布との抄き合わせて1体とした
ものを乾燥し、これに樹脂を含浸固着せしめたので、電
気抵抗が低くしかも機械的強度のすぐれた肉薄の抄紙式
蓄電池用隔離板が得られると共に前記従来の強化繊維隔
離板の工程をそのまま利用でき、製造コストも比較的安
く、連続多量生産が可能である等の効果を有する。
板)の方法で測定した結果は0.0005Ω/Dw!/
枚以下であつた。ここで耐酸耐酸化性の合成樹脂繊維の
不織布はポリエステル、アクリル、ポリプロピレン等の
繊維製のもので厚さは0.1〜0.511J1の物が一
般に用いられる。又抄紙される材質&亀パルプはリンタ
ーバルプ、クラフトパルプ等、合成繊維はポリエチレン
、ポリエステル、アクリル等、無機微粉体はシリカ粉末
、珪藻土、クレー等が用いられる。さらに抄き合された
原紙に含浸される樹脂はフエノール樹脂、アクリル樹脂
等で、附着量は有効成分で原紙に対して5〜40Wt%
附着される。上述したように、本発明による蓄電池の隔
離板は、全面に均一な微孔を有し、蓄電池の電極間の短
絡を完全に防止し使用中に微細化した作用物質の通過を
防止しまた無機微粉体を含有するために電解液の浸透性
は極めてよい。このように本発明によるときは、パルプ
および合成繊維に無機微粉体を加えて抄造した抄紙と合
成樹脂繊維から成る不織布との抄き合わせて1体とした
ものを乾燥し、これに樹脂を含浸固着せしめたので、電
気抵抗が低くしかも機械的強度のすぐれた肉薄の抄紙式
蓄電池用隔離板が得られると共に前記従来の強化繊維隔
離板の工程をそのまま利用でき、製造コストも比較的安
く、連続多量生産が可能である等の効果を有する。
第1図及び第2図は本発明の蓄電池用隔離板を製造する
製造工程の線図を示す。 1・・・・・・不織布、4・・・・・・抄造シート、8
・・・・・・抄き合せシート、12・・・・・・蓄電池
用隔離板、13・・・・・・樹脂含浸液。
製造工程の線図を示す。 1・・・・・・不織布、4・・・・・・抄造シート、8
・・・・・・抄き合せシート、12・・・・・・蓄電池
用隔離板、13・・・・・・樹脂含浸液。
Claims (1)
- 1 パルプおよび合成繊維に無機微粉体を加えて抄造し
た抄紙を合成樹脂繊維からなる不織布の片面に抄き合わ
せて1体としたものを乾燥し、これに樹脂を含浸固着せ
しめたことを特徴とする蓄電池用隔離板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50062992A JPS5916390B2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 蓄電池用隔離板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50062992A JPS5916390B2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 蓄電池用隔離板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51140134A JPS51140134A (en) | 1976-12-02 |
JPS5916390B2 true JPS5916390B2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=13216363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50062992A Expired JPS5916390B2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 蓄電池用隔離板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916390B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123651A (en) * | 1980-09-18 | 1982-08-02 | Nippon Muki Kk | Manufacture of separator for storage battery |
JPS5914261A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | Nippon Muki Kk | 蓄電池用袋状抄紙セパレ−タ−並にその製造法 |
EP2888772B1 (en) * | 2012-08-22 | 2020-06-03 | Daramic, LLC | Battery separator with gel impregnated nonwoven for lead acid battery |
-
1975
- 1975-05-28 JP JP50062992A patent/JPS5916390B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51140134A (en) | 1976-12-02 |
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