JPS5916364Y2 - 連続体駆動装置 - Google Patents
連続体駆動装置Info
- Publication number
- JPS5916364Y2 JPS5916364Y2 JP6572980U JP6572980U JPS5916364Y2 JP S5916364 Y2 JPS5916364 Y2 JP S5916364Y2 JP 6572980 U JP6572980 U JP 6572980U JP 6572980 U JP6572980 U JP 6572980U JP S5916364 Y2 JPS5916364 Y2 JP S5916364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- frequency
- continuum
- divided
- drive systems
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テープやシートのような連続体がたるまない
ようにパックテンションを付与した状態で駆動する装置
に関し、更に詳しくは、二つの同期モータを用い、それ
らへの入力パルスに周波数の差を設けて、それによって
パックテンションを付与するようにした装置に関するも
のである。
ようにパックテンションを付与した状態で駆動する装置
に関し、更に詳しくは、二つの同期モータを用い、それ
らへの入力パルスに周波数の差を設けて、それによって
パックテンションを付与するようにした装置に関するも
のである。
テープやシートのような連続体をたるまないように一方
向に走行させたり、巻取ったりしたいといった要望は、
様々な装置で生じる。
向に走行させたり、巻取ったりしたいといった要望は、
様々な装置で生じる。
例えばテープレコーダや紙テープリーダのテープ送り、
ベルトコンベア、紙や布の巻取りなど枚挙に邊がない。
ベルトコンベア、紙や布の巻取りなど枚挙に邊がない。
従来、例えばテープレコーダの場合、テープを弛みなく
走行させるため、ベルト・ドライブ・クローズド・ルー
プ・ダブル・キャプスタン方式や2モータ駆動クローズ
ド・ループ・ダブル・キャプスタン方式が知られている
。
走行させるため、ベルト・ドライブ・クローズド・ルー
プ・ダブル・キャプスタン方式や2モータ駆動クローズ
ド・ループ・ダブル・キャプスタン方式が知られている
。
前者は2個のキャプスタン・フライホイールとFG (
周波数発電機)サーボDCモータの間にベルトを掛け、
2個のピンチローラを同時にキャプスタンに押し付ける
ようにしたものであって、フライホイールにかかるベル
トの張力差によって、巻取側キャプスタンの回転速度を
供給側より速めに保ち、これによりループ内テンション
を得るもので゛ある。
周波数発電機)サーボDCモータの間にベルトを掛け、
2個のピンチローラを同時にキャプスタンに押し付ける
ようにしたものであって、フライホイールにかかるベル
トの張力差によって、巻取側キャプスタンの回転速度を
供給側より速めに保ち、これによりループ内テンション
を得るもので゛ある。
ところがこの方式は、温度変動や経年変化、回転方向の
変化等によりテープテンションの偏差を小さく抑えるこ
とは非常に困難であるという問題がある。
変化等によりテープテンションの偏差を小さく抑えるこ
とは非常に困難であるという問題がある。
また、後者は、2個のキャプスタンを2個のDDモータ
で独立に直接駆動するもので、2個のキャプスタン用F
G付ブラシレスDDモータで各々の回転速度を検出し、
回転数を適宜条件に合せてループ内テンションを得るよ
うになっている。
で独立に直接駆動するもので、2個のキャプスタン用F
G付ブラシレスDDモータで各々の回転速度を検出し、
回転数を適宜条件に合せてループ内テンションを得るよ
うになっている。
しかし、この方式は速度制御が面倒であり、回路も複雑
化し、高価なものとなってしまう。
化し、高価なものとなってしまう。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、極めて簡単な構成で一定のテンションを付与しつつ連
続体を駆動することができ、連続体の走行方向の反転も
容易に行うことができるような装置を提供することにあ
る。
、極めて簡単な構成で一定のテンションを付与しつつ連
続体を駆動することができ、連続体の走行方向の反転も
容易に行うことができるような装置を提供することにあ
る。
以下、図面に基づき本考案について詳述する。
図面は本考案の一実施例を示す説明図であって、磁気テ
ープレコーダのキャプスタン直接駆動の例である。
ープレコーダのキャプスタン直接駆動の例である。
本考案の特徴の1つは、モータとして多極型励磁ステー
タと多極着磁した永久磁石ロータとを組合せた同期モー
タを用いた点にある。
タと多極着磁した永久磁石ロータとを組合せた同期モー
タを用いた点にある。
このような構造の同期モータは、印加パルスの繰返し周
波数により回転速度が決定されるので、フィードバック
をかけすとも開ループ制御により速度コントロールが可
能となる。
波数により回転速度が決定されるので、フィードバック
をかけすとも開ループ制御により速度コントロールが可
能となる。
2個のこのような同期モータla、lbをテープ供給側
(上流側)と巻取側(下流側)に設ける。
(上流側)と巻取側(下流側)に設ける。
各々のモータの出力軸はキャプスタン軸2a、2bを兼
ねている。
ねている。
各キャプスタン軸2 a、 2 bにはピンチローラ3
a、3bが対向し、磁気テープ4をキャプスタン軸2a
、2bに圧着させるよう作用する。
a、3bが対向し、磁気テープ4をキャプスタン軸2a
、2bに圧着させるよう作用する。
各同期モータla、lbにはそれぞ゛れ入力パルスに応
じて励磁モードを作成し、それに応じた駆動電流パルス
を作る駆動回路5 a、 5 bが設けられる。
じて励磁モードを作成し、それに応じた駆動電流パルス
を作る駆動回路5 a、 5 bが設けられる。
モータ及び駆動回路は供給側、巻取側同じものであって
もよい。
もよい。
発振器6からのクロックパルスは分周器7a、7bで分
周されてから前記駆動回路5a、5bに供給されるが、
各分周器7a、7bは供給側分周器7aの出力周波数f
aの方が巻取側分周器7bの出力周波数山よりもやや低
((fa<fb)設定しである。
周されてから前記駆動回路5a、5bに供給されるが、
各分周器7a、7bは供給側分周器7aの出力周波数f
aの方が巻取側分周器7bの出力周波数山よりもやや低
((fa<fb)設定しである。
ところで、前記のようなこの種のモータは、駆動回路の
信号入力端子にパルスを連続的に与えれば、そのパルス
の繰返し周波数に比例した速度で回転するという特性が
あるから、分周器7a、7bによって周波数差を設ける
ことによってキャプスタン軸2a、2bの回転数に差を
つけ、テープに常に一定のテンションを印加することが
できる。
信号入力端子にパルスを連続的に与えれば、そのパルス
の繰返し周波数に比例した速度で回転するという特性が
あるから、分周器7a、7bによって周波数差を設ける
ことによってキャプスタン軸2a、2bの回転数に差を
つけ、テープに常に一定のテンションを印加することが
できる。
またテープテンションの強弱は、分周比率を適宜設定す
ることによって実現できる。
ることによって実現できる。
なお、上記のようなモータはそのままでは回転むらが生
じるが、これはフライホイールと組合せることによって
十分吸収できるこへを付言しておく。
じるが、これはフライホイールと組合せることによって
十分吸収できるこへを付言しておく。
本考案は、キャプスタン直接駆動以外のケースにも適用
できるし、ベルトやシーI・状のもの、例えば紙や布、
フィルム等を移動(走行)させる際、テンションを得る
必要がある様々なケースに適用することができる。
できるし、ベルトやシーI・状のもの、例えば紙や布、
フィルム等を移動(走行)させる際、テンションを得る
必要がある様々なケースに適用することができる。
本考案は上記のように構成したから、連続体を一方向に
駆動するとき極めて簡単な構成で一定のテンションを付
与することができ、走行方向の反転も容易に行えるし、
長寿命で安定な動作を実現でき、精度および信頼度とも
すぐれているなど実用的効果は極めて大きい。
駆動するとき極めて簡単な構成で一定のテンションを付
与することができ、走行方向の反転も容易に行えるし、
長寿命で安定な動作を実現でき、精度および信頼度とも
すぐれているなど実用的効果は極めて大きい。
図面は本考案の一実施例を示す説明図である。
la、lb・・・・・・同期モータ、2a、2b・・・
・・・キャプスタン軸、3a、3b・・・・・・ピンチ
ローラ、4・・・・・・磁気テープ、5a、5b・・・
・・・駆動回路、6・・・・・・発振器、7a、7b・
・・・・・分周器。
・・・キャプスタン軸、3a、3b・・・・・・ピンチ
ローラ、4・・・・・・磁気テープ、5a、5b・・・
・・・駆動回路、6・・・・・・発振器、7a、7b・
・・・・・分周器。
Claims (1)
- 多極型励磁ステータと多極着磁した永久磁石ロータとが
組合せられ、印加パルスの繰返し周波数により回転速度
が決まる2個の同期モータがそれぞれ配置され連続体を
同一方向に駆動する上流側および下流側の二つの駆動系
と、両駆動系に共通のクロックパルス発振器と、該クロ
ックパルス発振器からの出力を互いに異なる分周比で分
周しその分周信号をそれぞれ対応する前記駆動系に供給
する分周器とを備え、上流側同期モータを下流側同期モ
ータよりも低い周波数の分周信号で開ループ制御により
駆動するようにしてなる連続体駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6572980U JPS5916364Y2 (ja) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | 連続体駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6572980U JPS5916364Y2 (ja) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | 連続体駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56165748U JPS56165748U (ja) | 1981-12-08 |
JPS5916364Y2 true JPS5916364Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=29659845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6572980U Expired JPS5916364Y2 (ja) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | 連続体駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916364Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58134660A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-10 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 多色記録装置 |
-
1980
- 1980-05-14 JP JP6572980U patent/JPS5916364Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56165748U (ja) | 1981-12-08 |
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