JPS59162940A - 定量供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、粉体の千−プル式定量供給装置に関するも
のである。

粉体を微粉砕あるいは精密分級、混合等をする場合には
、粉砕機や分散機等へ供給する粉体は、常に均質表状態
で一定量ずつ連続的に供給される必要があり、この供給
粉体の定量性の良否が、粉砕・分級精度を大きく左右す
ることにカる０従来用いられているテーブル式供給機は
、粉体を投入するホッパと、その下方に連接した調圧室
と、回転テーブル及びこれらの中心を貫通する主軸から
成っておシ、主軸に固着され一体的に回転するテーブル
の縁部に溜まった粉体をスクレーパで排出シュート内へ
掻き出し、粉砕機や分級機等へ送り込むものである。

しかし、調圧室と回転テーブルが主軸に対し同心円状で
あるだめ、スクレーパをテーブルの外縁溝に差し込むに
は調圧室壁の一部を内側へ控えねばならない。そのだめ
内部の攪拌用羽根がテープル溝の上まで届かず、攬井効
果が小さく、周壁付着やブリッジ現象を生起して、粉体
の均質調圧状態は望めなかった。

そこで本出願人による定量供給機が既に考案されている
。

これは、調圧室の形状を、上部と下部とが偏心した特殊
円筒状として調圧室内の調圧混合効果の向上を図ったも
のである。

しかし、調圧室の下方が、主軸及び回転テーブル中心に
対して偏心した真円状であるため、やはり、主軸に固着
した握袢羽根がテーブルの溝位置才で届かず、溝より内
側の部分で調圧室内の粉体を徨袢することとなり、凝集
性の強いもの々とでは、溝に充填された粉体の均質・定
量性にはまだ問題を残している。

この発明は、上記の問題点を解消しようとするもので、
調圧室を主軸と同心の真円筒形とし、回転テーブルは主
軸に固定せずフリーな状態で、主軸に対し偏心した真円
状とすることにより、偏心駆動による粉体の調圧混合効
果とともに、回転羽根をテーブルの真上位置まで伸長さ
せて、その撹袢効果の相乗的な向上を図り、テーブル溝
に充填される粉体の均質化す々わち排出シュートから送
り出される粉体の定量性の信頼度を著しく高める定量供
給装置の提供を目的としている。

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

１は供給粉体を投入するホッパで、３は供給口２ａを開
設した調圧板２を挾んでホッパの下方に連設した円筒状
の調圧室であり、ホッパ１と調圧室３の中央部には、複
数の羽根９及び１１を配設したボス８を一体的に固定し
た主軸５が貫通している。

との羽根１１け長くて、四周圧室の周撞近く環状溝１２
ｃの真上まで延びている。

調圧室３の下面は、一部に開口４ａを設けた下部ケース
４で覆われており、このケース４内にはその中央開孔１
２ａ内を前記主軸５が貫通し、その外周縁部にはＵ字形
環状溝１２ｃを形成した回転テーブル１２が載置されて
いる。

主軸５の下端は、減、速機構部６を介して駆動用モータ
　（図示省略）に接続されていて、モータが駆動すると
主軸５が回転し、とれと一体となったボス及び羽根が回
転する。

まだ、ボス８の下部には、複数本の円柱状連結ピン１６
が、主軸中心から半径ｒの円周上位置にねじ込み、ピン
止め々どの手段で固着されており、この連結ピン１６の
他端側は、回転テーブル１２上に、そのテーブル中心（
主軸中心に対し１だけ偏心している）から半径ｒの円周
上位置に連結ピンと同数個穿設された開孔１２ｂ内に、
第２図に示すごとく、連結ピンの外周一部が、夫々対応
する開孔の内周一部と常時接する状態に押通しているＯ 開孔１２ａの径は主軸５の径に比べ、また開孔１．２ｂ
の径は連結ピン１６の径に比べて夫々充分に大きく設け
られており、主軸５が矢印の方向に回転すれば、主軸の
ボスに固着した連結ピン１６も主軸と一体となって回転
するので、ピンとテーブル開孔１２ｂとの接触部点Ａの
位置で回転トルクの伝達が行われて、テーブル１２が矢
印の方向に回転するようになっている。

との堤合、連結ピン及ｒト開孔の数はできるだけ多く、
かつ夫々の間隔が少ないほどトルク伝達効率が農く々す
、テーブルは円滑に等速回転する。

１３は、ボス８の下端部と回転テーブル１２の上端部と
を連続的に覆う筒状の薄い可撓性のカバーであって、調
圧室３内の粉体がテーブルの開孔側へ侵入するのを防い
でいる。

下部ケース４内には、羽根１７を有し、ボルト１５等に
より回転テーブル１２と固着され、テーブルと一体的に
回転する回動体１８が設けられているが、これは、前記
可撓性カバー１３が破損して調圧室内の粉体が開孔１２
ａ、１２ｂから下部ケース内へ流入したとき、その粉体
を開口４ａから外部へ排出するだめのものである。

１４はテーブルに固定した羽根であり、■丁字形溝部１
２ｃの裏面には、テーブルと下部ケースとの隙間に入り
込んだ粉体を掃き出すだめの羽根が設けられている。

まだ、調圧室３の一側面には、回転テーブルのＵ字形溝
との対応位置に上下動自在のスクレーパ２１を固定した
排出シュー）１９．２０が連設してあり、スクレーパの
上部つまみを手で回動してその先端２１ａのテーブル環
状溝１．２　ｃ内への嵌入深さを調整することにより、
粉体の掻き出し量の調節を行う。

７は固定用フランジで、供給装置本体を台座部へ固定す
るものである。

以上がこの発明の定量供給装置の構造であって、その作
動については、先ず、ホッパに投入された粉体は、羽根
９と調圧板２の働きで一定量ずつ調圧室内に降下する。

調圧室内に溜った粉体は、羽根１１及び１４によってツ
斗混合され彦がら調圧され、回転テーブルの環状溝１２
ｃに充填される。とのとき、羽根１１は溝の真上まで届
いているので充分襠祥される。

環状溝に充填された粉体は、排出シュート部に設けられ
たスクレーパの先端により、その溝への嵌入深さに応じ
て定量ずつ排出シュート内へ掻き出され、シュートから
つづいて配備した粉砕機や分級機等に送り込まれること
になる。

なお、粉体の送出量の調節は、回転テーブルの回転速度
を変えることによっても行える。

上述のごとくこの定量供給装置は、円筒形調圧室の中心
と回転主軸の中心とは同心とし、回転テーブルの中心と
主軸中心とをノだけ偏心させ特殊力回転トルク伝達構造
としたことによって、主軸に固定した羽根は調圧室の周
壁側近にすなわちテーブルのＵ字形溝の真上まで伸長で
き、さらに、テーブルが主軸に対し偏心駆動回転するの
で、埋材混合による調圧効果は著しく高められて、凝集
性・粘着性の大きい粉体でも均一化され、ブリッジや付
着現象はなく、環状溝には常に一定密度で充填される。

また、溝をＵ字形状としているので、流動性の大きい微
粉体でもフラッシングを生じないなど、排出シュートよ
り送り出す粉体量の定量性の信頼度を向上させるもので
ある。

さらに、スクレーパのつまみ部の回動により、その先端
のテーブル溝への嵌入深さを調節して、掻き出し量すな
わち粉体の送り出し量の微調整を容易に行いうるなどの
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による定量供給装置の縦断面図、第２
図と第３図は、第１図のＬ４及びｔｉ断面図、第４図は
排出シュート部の要部縦断面図である。 １・・・ホッパ　２・・・調圧板　３・・・調圧室４・
・・下部ケース　５・・・主軸　８・・・ボス９、１１
．１４．、　ｉ７−・・羽根 １２・・・回転テーブル　１２ａ　、　１２ｂ・ｅ・開
孔１２ｃ・・・Ｕ字形環状溝　１３・・・可撓性カバー
１６・・・連結ピン　１９．２０・・・排出シュート２
１・＠嗜スクレーパ 特許出願人 日本ニューマチツク工業株式会社 第２１図 名３１刃 特許庁長官　　　　　殿 １　事件の表示 昭和５８年特許願第０３８４７５号 ２　発明の名称 定量供給装置 ３　補正をする者 ４　補正命令の日付 昭和５８年６月８日（発送日　昭和５８年６月２８日）
５　補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　粉体を投入するホッパと、その下方に連設した調
   圧室と、これらの内部にあって複数の羽根を有する主軸
   及び回転テーブルで成る回転部と、調圧室の一側に連設
   され、前記回転テーブルの外周縁に形成した環状溝に嵌
   入させたスクレーパによって溝内の粉体をシュート内に
   掻き出す排出シュート部々らびに駆動部等からなる定量
   供給装置において、調圧室を主軸と同心の円筒状とし、
   回転テーブルの中心は主軸に対して一定量だけ偏心させ
   るとともに、主軸に固定した連結ピンと回転テーブルに
   穿設した開孔一部とを常に接触させることにより、主軸
   の回転を回転テーブルに伝達してテーブルを回転させる
   ことを特徴とする定量供給装置。 ■　主軸に固定した調圧室内の羽根を、回転テーブルの
   環状溝の真上まで伸長したことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の定量供給装置。