JPS5916244B2 - 光海底中継器の光ファイバ導入装置 - Google Patents
光海底中継器の光ファイバ導入装置Info
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- JPS5916244B2 JPS5916244B2 JP53054042A JP5404278A JPS5916244B2 JP S5916244 B2 JPS5916244 B2 JP S5916244B2 JP 53054042 A JP53054042 A JP 53054042A JP 5404278 A JP5404278 A JP 5404278A JP S5916244 B2 JPS5916244 B2 JP S5916244B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
- G02B6/4428—Penetrator systems in pressure-resistant devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光海底中継器に光ファイバを導入するｊ０導入
装置に関するものである。
装置に関するものである。
光通信に用いられている光ファイバは石英あるいは光学
ガラス等を材料としているため材質がもろく、これを通
信用光ファイバにするため、光ファイバにプラスチック
、金属等を被覆し補強され■５ ている。
ガラス等を材料としているため材質がもろく、これを通
信用光ファイバにするため、光ファイバにプラスチック
、金属等を被覆し補強され■５ ている。
この光ファイバ心線を海底８０００ｍにおいて光海底中
継器筐体へ導入するには、十分な気密および耐水圧性が
要求される。本発明はこのような環境において光ファイ
バ心線の被覆の一部分を除去し、光ファイバ素線を露３
０出した部分を有する光ファイバ心線をその外径の数倍
以上の内径の挿入孔を有する細径金属円筒に挿入し、こ
の間隙に硬化しても体積が変化しない接着剤例えばエポ
キシ系接着剤を充填し、光ファイバ素線と金属を直接接
着する事により気密およ３５び耐水圧性をもたせ、しか
も、エポキシ系接着剤には、直接海水が触れないように
するため、化学的に安定でぬれ性の良い非圧縮性の液体
、例えば、に−物油、ポリイソブチレン等を周囲に配す
ることによりエポキシ系接着剤の海水吸水による劣化を
招かないようにした構造を特徴とする光海底中継器用光
フアイバ導入装置を提供するものである。
継器筐体へ導入するには、十分な気密および耐水圧性が
要求される。本発明はこのような環境において光ファイ
バ心線の被覆の一部分を除去し、光ファイバ素線を露３
０出した部分を有する光ファイバ心線をその外径の数倍
以上の内径の挿入孔を有する細径金属円筒に挿入し、こ
の間隙に硬化しても体積が変化しない接着剤例えばエポ
キシ系接着剤を充填し、光ファイバ素線と金属を直接接
着する事により気密およ３５び耐水圧性をもたせ、しか
も、エポキシ系接着剤には、直接海水が触れないように
するため、化学的に安定でぬれ性の良い非圧縮性の液体
、例えば、に−物油、ポリイソブチレン等を周囲に配す
ることによりエポキシ系接着剤の海水吸水による劣化を
招かないようにした構造を特徴とする光海底中継器用光
フアイバ導入装置を提供するものである。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。図１に本発
明の光海底中継器用光フアイバ導入装置の実施例を示す
。１は光海底中継器筐体の蓋、２は光フアイバ心線、３
は光フアイバ心線の被覆が除去された素線の部分、４は
細径金属円筒、５はエポキシ系接着剤、６は化学的に安
定なぬれ性の良い非圧縮性の液体例えば植物油、ポリイ
ソブチレン等、７は液体の流出を防ぐ為の構造、例えば
ゴム等のパツキング、８は７を抑えるためのネジ等のパ
ツキング抑えである。
明の光海底中継器用光フアイバ導入装置の実施例を示す
。１は光海底中継器筐体の蓋、２は光フアイバ心線、３
は光フアイバ心線の被覆が除去された素線の部分、４は
細径金属円筒、５はエポキシ系接着剤、６は化学的に安
定なぬれ性の良い非圧縮性の液体例えば植物油、ポリイ
ソブチレン等、７は液体の流出を防ぐ為の構造、例えば
ゴム等のパツキング、８は７を抑えるためのネジ等のパ
ツキング抑えである。
図１の左側は海水側、右側は筐体内側である。このよう
な状況において、左側から受ける圧力は、７のパツキン
グを通じて液体６に伝わるが、結局、この圧力はエポキ
シ系接着剤５でくい止められる。光フアイバ心線２の外
径は１ｍｍ内外であり、実際の加工、組立てを考慮して
細径金属円筒４の挿入孔１４の内径を例えば５ｍｍとす
れば、８００気圧で受けるスラスト荷重（押し込み荷重
）は１５７ｋｇである。エポキシ系接着剤５と金属の間
の剪断力を約１．０ｋ９／Ｍ７ｌとすれば金属部に接す
る長さ（図１の１１）は１０ｍｍ程度となる。また、光
フアイバ心線２のプラスチツク等の被覆を除去した部分
３を設ける理由は、プラスチツク等は高い水圧を受ける
と粘弾性のために、時間とともに増大する歪が存在する
。このため光フアイバ素線の上に補強のために被覆して
あるプラスチツク等は、この水圧によるスラスト荷重を
受けて、光中継器筐体内部方向に変位し、不均一な力を
光フアイバ素線に与え、光フアイバ素線の断線あるいは
筐体内部への海水の浸入の原因になる。このため、まず
光フアイバ心線２の適当な長さにわたり心線の被覆を除
去し、光フアィバ素線をむき出しにする。この長さ（図
１の１２）は、光フアイバ素線の断面積分のスラストを
この部分で受けるとして、素線径を０．１５ｍ７１Ｌと
すると、約０．３ｍｍ程度となる。この光フアイバ素線
２をむき出しにした部分３を持つ光フアイバ心線２を細
径金属円筒４の挿入孔１４に挿入し、金属と光フアイバ
素線２を直接エポキシ系接着剤５で接着する事により、
光フアィバ心線２は確実に光海底中継器筐体内に導入さ
れる。しかも、光フアイバ心線２の被覆を除去してある
ため、プラスチツクの粘弾性によつて光フアイバ心線２
が断線したり、光海底中継器筐体内部に海水が浸入する
ことは完全に阻止される。また、金属円筒４の挿入孔１
４の内径は細径なので、エポキシ系接着剤５の接着力に
十分な安全率を考慮して設計しても十分な耐水圧および
気密性が得られ、図１の１１の長さを十分に大きくする
事により、エポキシ系接着剤５自身の強大な水圧による
押し込みおよび粘弾性による接着剤の移動は、全く無視
できる量に押える事ができる。さらに、光海底中継器の
ように非常に高信頼性および長期の性能安定が要求され
る場合、エポキシ系接着剤の海水の吸水による性能劣化
が考えられる。
な状況において、左側から受ける圧力は、７のパツキン
グを通じて液体６に伝わるが、結局、この圧力はエポキ
シ系接着剤５でくい止められる。光フアイバ心線２の外
径は１ｍｍ内外であり、実際の加工、組立てを考慮して
細径金属円筒４の挿入孔１４の内径を例えば５ｍｍとす
れば、８００気圧で受けるスラスト荷重（押し込み荷重
）は１５７ｋｇである。エポキシ系接着剤５と金属の間
の剪断力を約１．０ｋ９／Ｍ７ｌとすれば金属部に接す
る長さ（図１の１１）は１０ｍｍ程度となる。また、光
フアイバ心線２のプラスチツク等の被覆を除去した部分
３を設ける理由は、プラスチツク等は高い水圧を受ける
と粘弾性のために、時間とともに増大する歪が存在する
。このため光フアイバ素線の上に補強のために被覆して
あるプラスチツク等は、この水圧によるスラスト荷重を
受けて、光中継器筐体内部方向に変位し、不均一な力を
光フアイバ素線に与え、光フアイバ素線の断線あるいは
筐体内部への海水の浸入の原因になる。このため、まず
光フアイバ心線２の適当な長さにわたり心線の被覆を除
去し、光フアィバ素線をむき出しにする。この長さ（図
１の１２）は、光フアイバ素線の断面積分のスラストを
この部分で受けるとして、素線径を０．１５ｍ７１Ｌと
すると、約０．３ｍｍ程度となる。この光フアイバ素線
２をむき出しにした部分３を持つ光フアイバ心線２を細
径金属円筒４の挿入孔１４に挿入し、金属と光フアイバ
素線２を直接エポキシ系接着剤５で接着する事により、
光フアィバ心線２は確実に光海底中継器筐体内に導入さ
れる。しかも、光フアイバ心線２の被覆を除去してある
ため、プラスチツクの粘弾性によつて光フアイバ心線２
が断線したり、光海底中継器筐体内部に海水が浸入する
ことは完全に阻止される。また、金属円筒４の挿入孔１
４の内径は細径なので、エポキシ系接着剤５の接着力に
十分な安全率を考慮して設計しても十分な耐水圧および
気密性が得られ、図１の１１の長さを十分に大きくする
事により、エポキシ系接着剤５自身の強大な水圧による
押し込みおよび粘弾性による接着剤の移動は、全く無視
できる量に押える事ができる。さらに、光海底中継器の
ように非常に高信頼性および長期の性能安定が要求され
る場合、エポキシ系接着剤の海水の吸水による性能劣化
が考えられる。
この為、エポキシ系接着剤５の露出面に６のような化学
的に安定でぬれ性の良い非圧縮性の液体例えば植物油、
ポリイソブチレン等を配する事により直接海水がエポキ
シ系接着剤５に触れない構造にする事ができ長期間に亘
る性能の安定が容易に図れる。パツキングｒは植物油、
ポリインブチレン等の液体６が外部に流出しないような
構造で、しかも、水圧を液体６に伝えるだけで良いので
容易に設計可能である。この導入装置は、光海底中継器
筐体の蓋１の導入孔１５に挿入されテーパ部１３でつき
あてられ、水圧によるスラスト荷重を受ける。また、０
リング９により十分な気密性が得られるが、１０のよう
に円周上を溶接して完全な気密を得ることも容易である
。また、図２の様に光フアイバがポリエチレン被覆等で
保護されている場合には図１の６，７，８の部品は必要
とせず、直接ポリエチレン被覆を１２の部分において接
着モールドにより接着する事により海水がエポキシ系接
着剤５に触れない構造とする事もできる。
的に安定でぬれ性の良い非圧縮性の液体例えば植物油、
ポリイソブチレン等を配する事により直接海水がエポキ
シ系接着剤５に触れない構造にする事ができ長期間に亘
る性能の安定が容易に図れる。パツキングｒは植物油、
ポリインブチレン等の液体６が外部に流出しないような
構造で、しかも、水圧を液体６に伝えるだけで良いので
容易に設計可能である。この導入装置は、光海底中継器
筐体の蓋１の導入孔１５に挿入されテーパ部１３でつき
あてられ、水圧によるスラスト荷重を受ける。また、０
リング９により十分な気密性が得られるが、１０のよう
に円周上を溶接して完全な気密を得ることも容易である
。また、図２の様に光フアイバがポリエチレン被覆等で
保護されている場合には図１の６，７，８の部品は必要
とせず、直接ポリエチレン被覆を１２の部分において接
着モールドにより接着する事により海水がエポキシ系接
着剤５に触れない構造とする事もできる。
図２において、１は光海底中継器筐体の蓋、２は光フア
イバ心線、３は光フアイバ心線の被覆を除去した素線部
分、４は細径金属円筒、５はエポキシ系接着剤、９はＯ
リング、１０は溶接部、１１は光フアイバ心線の被覆、
１２は接着モールド部、１３は突き当て部、１４は挿入
孔、１５は導人孔である。以上詳細に説明のように、本
発明の構造は比較的細径なので、光中継器筐体の蓋には
、何本もの光フアイバ心線を効率よく通すことが出来る
。
イバ心線、３は光フアイバ心線の被覆を除去した素線部
分、４は細径金属円筒、５はエポキシ系接着剤、９はＯ
リング、１０は溶接部、１１は光フアイバ心線の被覆、
１２は接着モールド部、１３は突き当て部、１４は挿入
孔、１５は導人孔である。以上詳細に説明のように、本
発明の構造は比較的細径なので、光中継器筐体の蓋には
、何本もの光フアイバ心線を効率よく通すことが出来る
。
また、フアイバ心線は非常に細いので一つの挿入孔に複
数本のフアイバを通すことも可能である。なお、光フア
イバ心線が耐圧層に納められている場合にも同様な方法
で光中継器筐体に光ファィバ心線を導入出来る。
数本のフアイバを通すことも可能である。なお、光フア
イバ心線が耐圧層に納められている場合にも同様な方法
で光中継器筐体に光ファィバ心線を導入出来る。
図１および図２はそれぞれ本発明の光海底中継器用光フ
アイバ導入装置の実施例を示す縦断面図である。 １・・・・・・海底中継器の蓋、２・・・・・・光フア
イバ心線、３・・・・・・光フアイバの心線被覆を除去
した素線部分、４・・・・・・細径金属円筒、５・・・
・・・エポキシ系接着剤、６・・・・・・化学的に安定
な非圧縮性の液体、７・・・・・・パッキング、８・・
・・・・パツキング抑え、９・・・・・・Ｏリング、１
０・・・・・・溶接部、１１・・・・・・光フアイバ心
線の被覆、１２・・・・・・接着モールド部、１３・・
・・・・突き当て部、１４・・・・・・挿入孔、１５・
・・・・・導入孔。
アイバ導入装置の実施例を示す縦断面図である。 １・・・・・・海底中継器の蓋、２・・・・・・光フア
イバ心線、３・・・・・・光フアイバの心線被覆を除去
した素線部分、４・・・・・・細径金属円筒、５・・・
・・・エポキシ系接着剤、６・・・・・・化学的に安定
な非圧縮性の液体、７・・・・・・パッキング、８・・
・・・・パツキング抑え、９・・・・・・Ｏリング、１
０・・・・・・溶接部、１１・・・・・・光フアイバ心
線の被覆、１２・・・・・・接着モールド部、１３・・
・・・・突き当て部、１４・・・・・・挿入孔、１５・
・・・・・導入孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 光通信に用いられる光ファイバを導入孔を介して光
海底中継器筐体に導入する場合に、その導入孔に配置さ
れる光ファイバの全被覆は適宜長に亘つて除去され、光
ファイバ素線の露出した部分を有する光ファイバ心線は
その外径の数倍以上の内径の挿入孔を有する細径金属円
筒に挿入され、該光ファイバ心線と前記挿入孔との間隙
に硬化しても体積が殆んど変化しない接着剤が充填され
、光ファイバ素線と前記金属円筒とを接着し、さらに前
記接着剤の部分の外側に海水が前記接着剤の部分に直接
接触することを防止するための海水浸入阻止体が設けら
れ、前記金属円筒が前記筐体の一部に設けられた前記導
入孔に設置されたことを特徴とする光海底中継器の光フ
ァイバ導入装置。 ２ 前記挿入孔の前記接着剤の外側に化学的に安定でぬ
れ性のよい圧縮率の極めて低い液体を配置して前記海水
浸入阻止体としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の光海底中継器の光ファイバ導入装置。 ３ 前記被覆を構成している物質を前記導入部の前記細
径金属円筒の海水側において接着することにより前記海
水浸入阻止体としたことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の光海底中継器の光ファイバ導入装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53054042A JPS5916244B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 光海底中継器の光ファイバ導入装置 |
| US06/263,120 US4345816A (en) | 1978-05-09 | 1981-05-13 | Optical fiber introducing equipment for optical submerged repeater |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53054042A JPS5916244B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 光海底中継器の光ファイバ導入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54146641A JPS54146641A (en) | 1979-11-16 |
| JPS5916244B2 true JPS5916244B2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=12959532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53054042A Expired JPS5916244B2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 光海底中継器の光ファイバ導入装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4345816A (ja) |
| JP (1) | JPS5916244B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6211035U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-23 |
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| JPS5762007A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-14 | Fujitsu Ltd | Stub cable dam for communication |
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| JPS59176706A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-06 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光海底中継器用フイ−ドスルの光フアイバ気密固定構造 |
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