JPS59162151A - 光伝送用ガラスフアイバの樹脂被覆方法 - Google Patents
光伝送用ガラスフアイバの樹脂被覆方法Info
- Publication number
- JPS59162151A JPS59162151A JP58033638A JP3363883A JPS59162151A JP S59162151 A JPS59162151 A JP S59162151A JP 58033638 A JP58033638 A JP 58033638A JP 3363883 A JP3363883 A JP 3363883A JP S59162151 A JPS59162151 A JP S59162151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- resin composition
- fiber
- curing
- furnace
- Prior art date
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- Granted
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は光伝送用ガラスファイバ（以下光ファイバと称
す）の製造方法に関するものであり、その目的は実用に
供しうる十分な強度と安定な伝送特性を有する光ファイ
バを提供せんとするものである。
す）の製造方法に関するものであり、その目的は実用に
供しうる十分な強度と安定な伝送特性を有する光ファイ
バを提供せんとするものである。
光ファイバは可とう性の保持等の理由から直径が２００
μｍないしそれ以下である必要があり、かつ材質的に非
常に危いものであるため、これをこのまま伝送線路とし
て使用することは機械的強度の点からみて不可能に近い
。
μｍないしそれ以下である必要があり、かつ材質的に非
常に危いものであるため、これをこのまま伝送線路とし
て使用することは機械的強度の点からみて不可能に近い
。
又、ガラス固有の性質として、水分等の影響によって強
度が経時的に低下することも知られている。
度が経時的に低下することも知られている。
このために光ファイバの表面にプラスチック等の保護被
覆を施こすことによって初期強度およヒ長期信頼性に優
れた光ファイバを製造する方法が提案されている。
覆を施こすことによって初期強度およヒ長期信頼性に優
れた光ファイバを製造する方法が提案されている。
例えば特開昭５１−１００７３４号公報に示されるごと
く、樹脂組成物を線引直後光ファイバの上に塗布し、そ
の後硬化させ、更にその上に熱可塑性樹脂を押出被覆し
て得られる光ファイバは十分な強度と長期使用に耐える
信頼性を有している。本発明は光ファイバのプラスチッ
ク被覆方法に関するものである。
く、樹脂組成物を線引直後光ファイバの上に塗布し、そ
の後硬化させ、更にその上に熱可塑性樹脂を押出被覆し
て得られる光ファイバは十分な強度と長期使用に耐える
信頼性を有している。本発明は光ファイバのプラスチッ
ク被覆方法に関するものである。
従来、上記のごとき光ファイバのプラスチッり被覆方法
としては、第１図に示すごとく高周波炉、抵抗加熱炉、
Ｃ０２レーザー、酸水素炎等の熱源を有する線引炉２の
直下にオープンダイス８の中に樹脂組成物を供給した塗
布装置を設け、更にその直下に電熱炉、紫外線照射炉等
からなる硬化炉５を設け、硬化させる方法が採用されて
いる。
としては、第１図に示すごとく高周波炉、抵抗加熱炉、
Ｃ０２レーザー、酸水素炎等の熱源を有する線引炉２の
直下にオープンダイス８の中に樹脂組成物を供給した塗
布装置を設け、更にその直下に電熱炉、紫外線照射炉等
からなる硬化炉５を設け、硬化させる方法が採用されて
いる。
特に硬化炉５として紫外線照射炉を用い、樹脂組成物に
光増感剤１、光重合開始剤等を添加したいわゆる紫外線
硬化型の樹脂組成物を用いる方法は、大きな硬化速度が
得られ、広く採用されている。
光増感剤１、光重合開始剤等を添加したいわゆる紫外線
硬化型の樹脂組成物を用いる方法は、大きな硬化速度が
得られ、広く採用されている。
しかし、本発明者らの検討によれば、紫外線硬化型の樹
脂組成物は硬化反応により密度が２〜５％小さくなりい
わゆる硬化収縮が生じる。この硬化収縮は光ファイバの
伝送損失に悪い影響を与える。すなわち被覆された樹脂
組成物が光ファイバの長さ方向および径方向に収縮する
と、内部の光ファイバを短周期で曲げられいわゆるマイ
クロベンディングによる伝送損失の増加を生じる。この
現象は被覆に偏肉、偏心等があると更に顕著となり第２
図に示すごとく光ファイバ７の周囲に樹脂組成物が内部
の比較的柔らかい層８と外部の比較的硬い層９からなる
２層構造の場合も顕著に発生する。
脂組成物は硬化反応により密度が２〜５％小さくなりい
わゆる硬化収縮が生じる。この硬化収縮は光ファイバの
伝送損失に悪い影響を与える。すなわち被覆された樹脂
組成物が光ファイバの長さ方向および径方向に収縮する
と、内部の光ファイバを短周期で曲げられいわゆるマイ
クロベンディングによる伝送損失の増加を生じる。この
現象は被覆に偏肉、偏心等があると更に顕著となり第２
図に示すごとく光ファイバ７の周囲に樹脂組成物が内部
の比較的柔らかい層８と外部の比較的硬い層９からなる
２層構造の場合も顕著に発生する。
本発明はこのような紫外線硬化型樹脂組成物を被覆した
光ファイバの伝送損失の悪化現象を解決することを目的
としてなされたものである。
光ファイバの伝送損失の悪化現象を解決することを目的
としてなされたものである。
すなわち、光ファイバの線引後、紫外線硬化型の樹脂組
成物を塗布硬化させる方法において、紫外線で硬化させ
た後、望ましくは光ファイバの長さ方向に０．１％以上
の伸び歪みを与えた状態で加熱し、硬化反応に伴なう収
縮歪みを除去するものである。
成物を塗布硬化させる方法において、紫外線で硬化させ
た後、望ましくは光ファイバの長さ方向に０．１％以上
の伸び歪みを与えた状態で加熱し、硬化反応に伴なう収
縮歪みを除去するものである。
具体的には第３図のごとく線引ラインにおいて紫外線硬
化炉２に続いて電熱あるいは赤外線による加熱炉１０を
設置する方法で実現することができる。加熱による硬化
収縮歪みの除去は低温で長時間かけておこなう方が効果
が大きいが、光ファイバの長さ方向に望ましくは０．１
％以上の伸びを与えた状態で除去するためには光ファイ
バを走行すせながら行なう必要があり、第８図のごとく
１台の加熱炉の中を数回光ファイバを通す方法が適当で
ある。
化炉２に続いて電熱あるいは赤外線による加熱炉１０を
設置する方法で実現することができる。加熱による硬化
収縮歪みの除去は低温で長時間かけておこなう方が効果
が大きいが、光ファイバの長さ方向に望ましくは０．１
％以上の伸びを与えた状態で除去するためには光ファイ
バを走行すせながら行なう必要があり、第８図のごとく
１台の加熱炉の中を数回光ファイバを通す方法が適当で
ある。
又、歪み除去のためのエネルギーをマイクロ波等の内部
加熱方法で与えることもできる。又、走行させながら０
．１％以上の伸び歪みを与えるのはキャプスタン１１と
］２０間に速度差を与える方法で実現できる。
加熱方法で与えることもできる。又、走行させながら０
．１％以上の伸び歪みを与えるのはキャプスタン１１と
］２０間に速度差を与える方法で実現できる。
本発明の効果を実施例を用いて説明する。
コア径；５０μｍ、外径；１２５μｍ △ｎ ＝ １．
０％のグレーデッド型ファイバを線引後、他の固形物に
触れる前にオーブンダイスを用いて紫外線硬化型のウレ
タンアクリレート（縦弾性係数２０ ｋｇ／ａｎ ２）
を５０μｍの厚さで塗布し、８０Ｗ／ｃｍの高圧水銀ラ
ンプ１灯を用いて硬化させ、更にその直下で同じく紫外
線硬化型のウレタンアクリレート（縦弾性係数４．００
０ ｋｇ／ｃｍ” ）を５０μｍの厚さで塗布し、８０
Ｗ／ｃＩＴ＋の高圧水銀ランプｌ灯を用いて硬化させ巻
取った。
０％のグレーデッド型ファイバを線引後、他の固形物に
触れる前にオーブンダイスを用いて紫外線硬化型のウレ
タンアクリレート（縦弾性係数２０ ｋｇ／ａｎ ２）
を５０μｍの厚さで塗布し、８０Ｗ／ｃｍの高圧水銀ラ
ンプ１灯を用いて硬化させ、更にその直下で同じく紫外
線硬化型のウレタンアクリレート（縦弾性係数４．００
０ ｋｇ／ｃｍ” ）を５０μｍの厚さで塗布し、８０
Ｗ／ｃＩＴ＋の高圧水銀ランプｌ灯を用いて硬化させ巻
取った。
得られた光ファイバを２分割し、■方を０．５％の伸び
歪みを与えなから１５０’Ｃに設定した１ｍの赤外線加
熱炉に線速６０ｍ／ｍｉｎで４・回通し巻取った。
歪みを与えなから１５０’Ｃに設定した１ｍの赤外線加
熱炉に線速６０ｍ／ｍｉｎで４・回通し巻取った。
得られた２本のファイバの張力ゼロの時（たば取状態）
の１．８０μｍ波長での伝送損失は赤外線加熱炉を通し
た方が０．５０ ｄ Ｂ／ｆａｎ 、通さなかった方が
１．１ＯｄＢ／ｋｍであった。
の１．８０μｍ波長での伝送損失は赤外線加熱炉を通し
た方が０．５０ ｄ Ｂ／ｆａｎ 、通さなかった方が
１．１ＯｄＢ／ｋｍであった。
又、０．０５％の伸び歪を与えながら１５０’Ｃ，１ｍ
の赤外線加熱炉に線速６０ｍ／ｍｉｎで４回通し巻取っ
たファイバの１．３０μｍ波長での伝送損失は０．７０
ｄ ＢＡｍであった。
の赤外線加熱炉に線速６０ｍ／ｍｉｎで４回通し巻取っ
たファイバの１．３０μｍ波長での伝送損失は０．７０
ｄ ＢＡｍであった。
本発明者らの検討によれば、与える伸び歪みの効果は０
．１％以上ではほぼ飽和状態となる。
．１％以上ではほぼ飽和状態となる。
上記実施例に示すごとく本発明の操作により硬化収縮に
起因するマイクロベンディングを実用上問題なくレベル
までおさえることができる。
起因するマイクロベンディングを実用上問題なくレベル
までおさえることができる。
第１図は光ファイバの被覆に関する従来法の概略図、第
２図は被覆構造の一例、第３図は本発明の一実施例であ
る。 ｌ ハ光ファイバ母材、２は線引炉、３はオープンダイ
ス、４．は光ファイバ、５は硬化炉、６は巻取機、７は
光ファイバ、８，９は被覆層、１０は加熱炉１１’、１
２はキャプスタンである。 宵１図 芳２用 ２ 芳３図
２図は被覆構造の一例、第３図は本発明の一実施例であ
る。 ｌ ハ光ファイバ母材、２は線引炉、３はオープンダイ
ス、４．は光ファイバ、５は硬化炉、６は巻取機、７は
光ファイバ、８，９は被覆層、１０は加熱炉１１’、１
２はキャプスタンである。 宵１図 芳２用 ２ 芳３図
Claims (2)
- （１）光伝送用ガラスファイバの線引き後、紫外線硬化
型の樹脂組成物を塗布・硬化させた後、硬化した樹脂組
成物を加熱し硬化収縮歪みを除去することを特徴とする
光伝送用ガラスファイバの樹脂被覆方法。 - （２）硬化した樹脂組成物を加熱する際、光伝送用ガラ
スファイバを長さ方向ＫＯ，１％以上の伸び歪みを与え
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光伝送
用ガラスファイバの樹脂被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58033638A JPS59162151A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 光伝送用ガラスフアイバの樹脂被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58033638A JPS59162151A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 光伝送用ガラスフアイバの樹脂被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162151A true JPS59162151A (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0227297B2 JPH0227297B2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=12391990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58033638A Granted JPS59162151A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 光伝送用ガラスフアイバの樹脂被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59162151A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537340A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable |
| JPS5319038A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Preparation of caoted optical fiber |
| JPS5442496A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Nippon Telegraph & Telephone | Production of optical wave guide glass fiber |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP58033638A patent/JPS59162151A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537340A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable |
| JPS5319038A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Preparation of caoted optical fiber |
| JPS5442496A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Nippon Telegraph & Telephone | Production of optical wave guide glass fiber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0227297B2 (ja) | 1990-06-15 |
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