JPS59160920A - しや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は主として接地タンク形の電力需給用のしゃ断
器に関する。

この種のしゃ断器はそのしゃ断部の位置が据付地表面に
近く保守点検が容易である反面として、そのしゃ断部が
接地された金属容器に収納されており、またその近くに
導入用の貫通ブッシングが設置されていることがらこれ
らに流れる電流にょる発生磁界の影響を受けて、しゃ断
性能低下が起ることがあることは知られていることであ
り、安価な改善策が望まれていた。

従来の接地タンク形のガスしゃ断器には第１図および第
２図に示すものが知られている。このガスしゃ断器は油
圧操作形で、同軸上の往復動作で接離する固定接触子１
と可動接触子２、および消弧装置３でなるしゃ断部４と
、しゃ断部４を収納する円筒状で金属製の接地される容
器５と、容器５の両端側面より外出しそれぞれが固定接
触子１と可動接触子２とに接続された端子用の貫通ブッ
シング６α、６ｂと、可動接触子２に絶縁操作桿７を介
して連結され容器５の一側端に設置された油圧操作器８
とを主要素して構成されている。消弧装置３はパラ６フ
ア形で可動シリンダ１１とバッファ室１２を画成する固
定ピストン１３と、可動シリンダ１１の端面に取付けら
れバッファ室１２内に連通ずるとともに、可動接触子２
をその外周との間に同軸上の隙間をもって包囲し先端に
固定接触子１の嵌入可能な開口部を有するノズル１３と
に、より構成されている。また油圧操作器８は絶縁操作
杆７に連結された差圧動作形の油圧シリンダ１４と、油
圧シリンダ１４のピストンロンド側に常時圧油を供給す
るとともに一定圧力範囲の圧油をアキュムレータ１５に
蓄積しておく電動油ポンプ１６と、作動油源である油タ
ンク１７と、油圧シリンダ１４の反ピストンロッド側を
圧油源と作動油源すなわちアキュムレータ１５と油タン
ク１７とを切換える切換操作弁１８とでなり、切換操作
弁１８は投入用電磁弁１８αと、引はずし用電磁弁１８
ｂとを備えている。そして容器５内には一定圧力のたと
えばＳＦ、ガスのような消弧性もｙね備えた絶縁性ガス
が封入されている。

以上の構成において引はずし操作が行なわれ絶縁操作杆
７がＰ先方向に引がれると、バッファ室１２内のＳＦ６
ガスは矢印に沿って可動接触子２と固定接触子１との開
離個所に向って吹きつけられ、その際の両液触子１，２
間の発生アークの通常は符号９で示すように面接触子１
，２の備えるノズル１α、２α内に吹き込まれて引き延
ばされ、つぃには消滅させられて電流をしゃ断すること
になる。

ところが近くに貫通ブッシングｅａ、ｅｂがあり、それ
に流れる電流で生ずる磁界によって発生アークが符号１
０で示すように外側に向けて延ばされ、それが容器１の
内壁までに到り地絡事故を起すことがあるという欠点が
あった。そしてこれの解決手段としてはしゃ断容量の増
大すなわちバッフアカを増すことがあり、すでに実施さ
れているが、これは直ちに油圧操作器８の容量増大につ
ながり、容量増大はまた物が大きくなるだけでなく価格
上昇も飛躍するという欠点があった。

この発明は上記従来の欠点を除去して価格上昇や寸法増
大が比較的少なくして外部磁界の影響を受けることが少
なく安定したしゃ断性能を備えたしゃ断器を提供するこ
とを目的とする。

この発明によれば上記目的は同軸上の復帰動作で接離す
るしゃ断部と、該しゃ断部を軸線に沿うようにして収納
する円筒状の容器と、該容器の側部より外出され前記し
ゃ断部の両極がら一側に屈折して接続された外線接続端
子とを備えたしゃ断器において、前記容器の外側にその
外周に沿い両側から挾むようにして設けられかつ前記し
ゃ断部の軸線上部分を包囲する複数個の短絡コイルを備
えることにより達せられる。

以下この発明の実施例を図面に基づき説明する。

第３図および第４図においてしゃ断器本体は従来と同様
につき要部のみを図示し、符号は第１図の従来形と対応
させである。この実施例の異なるところは容器５の外側
でしゃ断部４の収納位置に、しゃ断部３を包囲するよう
に容器５の外周に沿い両側から挾む２個の短絡コイルｚ
ｏａ、、２ｏｂが設けられていることである。そして短
絡リング２０α。

２０ｂはともにしゃ断部３の軸線上部分をカバーするこ
とはもちろんであるが貫通ブッシング６α。

６ｂの導体への屈折部分より小さいのがよい。

この構成において貫通ブッシング６α、６ｂに流れる電
流により生ずる磁束は短絡コイル２０ｃＬ、２Ｏｂ内を
通ると、この磁束により短絡コイル内に電流が流れ逆方
向の磁束を発生して相殺することになり、結果として貫
通ブッシング６ａ、６ｂにより生じた磁束はしゃ断部４
に悪影響を与えないことになる。したがってしゃ断性能
が安定向上することになる。

なお以上の実施例ではしゃ断部の接触子が雄。

雌嵌込形であったがこれが対向固定接触子間を可動接触
子が摺動橋絡する場合においても同様のことがいえ、ま
た２個の対向設置に限ることはない。

そして三相一括収納形においては他相の電流による悪影
響防止が可能となる。

以上述べたようにこの発明によれば容器の外側しゃ断部
収納位置に外部磁界の影響を相殺する短絡コイルを設け
るだけの僅かなコストアップで大形化することなくしゃ
断性能が安定向上したしゃ断器が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の接地タンク形ガスしゃ断器の一例を示す
縦断面図、第２図は第１図の説明図、第３図はこの発明
による接地タンク形ガスしゃ断器の一実施例の要部側面
図、第４図は第３図の■先方向から見た正面図である。 ４：しゃ断部、５：容器、６α、６ｂ：貫通ブンシング
、２０α、ｚｏｂ　　：短絡コイル。 １２　口 ′″Ｆ　３１ ′７４　旧

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）同軸上の往復動作で接離するしゃ断部と、該しゃ断
   部を軸線に沿うようにして収納する円筒状の容器と、該
   容器の側部より外出され前記しゃ断部の両極がら一側に
   屈折して接続された外線接続端子とを備えたしゃ断器に
   おいて、前記容器の外側にその外周に沿い両側から挾む
   ようにして設けられかつ前記しゃ断部の軸線上部分を包
   囲する複数個の短絡コイルを備えたことを特徴とするし
   ゃ断器。