JPS591605A - 噴霧法による金属粉末の分離回収方法 - Google Patents
噴霧法による金属粉末の分離回収方法Info
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- JPS591605A JPS591605A JP11236282A JP11236282A JPS591605A JP S591605 A JPS591605 A JP S591605A JP 11236282 A JP11236282 A JP 11236282A JP 11236282 A JP11236282 A JP 11236282A JP S591605 A JPS591605 A JP S591605A
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- metal
- spraying
- spray
- suspension
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、溶融金属から噴霧法(アトマイズ法)によ
って常磁性金属粉末(以下金属粉末と略称する)を製造
するに際し、水または油類等の液体噴N媒を用いて製造
された金属粉末を簡易な方法で連続的にかつ効率よく分
離回収する方法に関する。
って常磁性金属粉末(以下金属粉末と略称する)を製造
するに際し、水または油類等の液体噴N媒を用いて製造
された金属粉末を簡易な方法で連続的にかつ効率よく分
離回収する方法に関する。
金属粉末のl進法としては、水アトマイズ法、ガスアト
マイズ法、油アトマイズ法が知られており、この中で水
アトマイズ法と油アトマイズ法はそれぞれ水、油類を噴
霧媒として用いる方法である。この水、油類を用いて金
属粉末を製造する方法は、ノズルから流出する溶融金属
流を大気から遮断された密閉容器からなる噴霧室内で粉
化させ、得られた粉末は噴霧媒と混合懸濁された状態で
前記噴霧室もしくは冷却槽に貯えられ、自然沈降または
遠心分離法等で固液分離され、その後付着液分の除去、
脱酸処理、脱炭処理等が行なわれて粉末冶金用金属粉末
として供せられる。
マイズ法、油アトマイズ法が知られており、この中で水
アトマイズ法と油アトマイズ法はそれぞれ水、油類を噴
霧媒として用いる方法である。この水、油類を用いて金
属粉末を製造する方法は、ノズルから流出する溶融金属
流を大気から遮断された密閉容器からなる噴霧室内で粉
化させ、得られた粉末は噴霧媒と混合懸濁された状態で
前記噴霧室もしくは冷却槽に貯えられ、自然沈降または
遠心分離法等で固液分離され、その後付着液分の除去、
脱酸処理、脱炭処理等が行なわれて粉末冶金用金属粉末
として供せられる。
ところで、密閉構造の噴霧室内で粉化された金属粉末は
、水または油等の噴霧媒と懸濁した状態であるが、かか
る状態にある金属粉末を自然沈降により分離口1■する
方法では、その沈降分離に長時間を要し、特に噴霧媒が
油であると油の粘性が高いため、金属粉末の粒径が小さ
いことと相まってかなりの長時間を姿する。
、水または油等の噴霧媒と懸濁した状態であるが、かか
る状態にある金属粉末を自然沈降により分離口1■する
方法では、その沈降分離に長時間を要し、特に噴霧媒が
油であると油の粘性が高いため、金属粉末の粒径が小さ
いことと相まってかなりの長時間を姿する。
ちなみに、金属粉末粒子の液体中での沈降速度は、下記
式で表わされる。
式で表わされる。
Uts = y(ρS−ρ、)D”/18μなお、Ut
s :沈降速度、り:直方、ρS:金属粉末の密度、ρ
t:噴霧噴霧密度、D−金属粉末の粒子径、μ;噴霧媒
の粘性係数である。
s :沈降速度、り:直方、ρS:金属粉末の密度、ρ
t:噴霧噴霧密度、D−金属粉末の粒子径、μ;噴霧媒
の粘性係数である。
ここで、噴霧媒の粘性係数μは、油の場合100°C程
度に加熱して下げたとしても8〜15C8Tであり、水
と比較して1000倍以上大きい。従って、沈降速度U
taは反比例して遅くなり、沈降距離をlとすれば、そ
の沈降に安する時間はl/Utsで示され、水の100
0倍となって大巾におくれ、生産性が著しく低下するこ
ととなる。捷して、数ミクロンの粒子ともなれば、はと
んど沈降できなくなってしまう。
度に加熱して下げたとしても8〜15C8Tであり、水
と比較して1000倍以上大きい。従って、沈降速度U
taは反比例して遅くなり、沈降距離をlとすれば、そ
の沈降に安する時間はl/Utsで示され、水の100
0倍となって大巾におくれ、生産性が著しく低下するこ
ととなる。捷して、数ミクロンの粒子ともなれば、はと
んど沈降できなくなってしまう。
このように、自然沈降による方法では、ミクロン単位の
金属粉末を回収するのに長時間かかり、極めて非能率的
であった。
金属粉末を回収するのに長時間かかり、極めて非能率的
であった。
一方、遠心分離法は、金属粉末と噴霧媒とが混合された
懸濁液全社を遠心分離機にかけて処理する方法であるが
、この遠心分離法においても、特に噴霧媒が油の場合に
は、油の粘性と粉末粒子の微細さが原因して、やはり遠
心分離時間が長くかかる欠点があるのみならず、装置的
にも大型の遠心分離機が必要で設備コストが高くつく欠
点があつた。
懸濁液全社を遠心分離機にかけて処理する方法であるが
、この遠心分離法においても、特に噴霧媒が油の場合に
は、油の粘性と粉末粒子の微細さが原因して、やはり遠
心分離時間が長くかかる欠点があるのみならず、装置的
にも大型の遠心分離機が必要で設備コストが高くつく欠
点があつた。
この発明は、従来の前記した問題を解消するためになさ
れたもので、噴霧室の下部から排出される懸濁液中にマ
グネットドラムを装入し、該ドラムに金属粉末を吸着さ
せて分離回収する方法を提案するものである。
れたもので、噴霧室の下部から排出される懸濁液中にマ
グネットドラムを装入し、該ドラムに金属粉末を吸着さ
せて分離回収する方法を提案するものである。
すなわち、この発明は、溶融金属から噴霧法によって常
磁性金属粉末を製造し、噴霧媒中に混入した前記金属粉
末の分離回収方法において、ノズルから流出する溶融金
属流を大気から遮断された状態で粉化させる噴霧室の下
部に前記粉化された金属粉末と噴霧媒との混合懸濁液を
連続的に流出させる流路を連設し、前記流路を流れる懸
濁液中に一部が浸漬して回転駆動される金属粉未回収用
マグネットドラムを設け、該マグネットドラムに金属粉
末を吸着させて回収することを特徴とし、また前記流路
の途中にオーバーフロー可能な堰を設け、前記堰の上流
側および/または下流側に前記流路を流れる混合懸濁液
中に一部が浸漬して回転駆動される金属粉未回収用マグ
ネットドラムを設け、該マグネットドラムに金属粉末を
吸着させて回収することを特徴とするものである。
磁性金属粉末を製造し、噴霧媒中に混入した前記金属粉
末の分離回収方法において、ノズルから流出する溶融金
属流を大気から遮断された状態で粉化させる噴霧室の下
部に前記粉化された金属粉末と噴霧媒との混合懸濁液を
連続的に流出させる流路を連設し、前記流路を流れる懸
濁液中に一部が浸漬して回転駆動される金属粉未回収用
マグネットドラムを設け、該マグネットドラムに金属粉
末を吸着させて回収することを特徴とし、また前記流路
の途中にオーバーフロー可能な堰を設け、前記堰の上流
側および/または下流側に前記流路を流れる混合懸濁液
中に一部が浸漬して回転駆動される金属粉未回収用マグ
ネットドラムを設け、該マグネットドラムに金属粉末を
吸着させて回収することを特徴とするものである。
この方法によれば、マグネットドラムを回転させるだけ
で懸濁液中の金属粉末を連続的に分離回収することがで
きるので、従来の自然沈降方式あるいは遠心分離方式に
比べはるかに短時間で金属粉末の分離回収が可能となる
。また、懸濁液の流路に設けた堰の作用により懸濁液の
流れに遅速の変化が与えられ、堰の上流側および/下流
側に設けたマグネットドラムにより金属粉末を効率よく
吸着させることができ、さらに堰の上流側と下流側にマ
グネットドラムを設けた場合には、上流側のマグネット
ドラムに吸着されなかった金属粉末を下流側のマグネッ
トドラムにより捕捉することができ、より高収率で金属
粉末を回収することができる。
で懸濁液中の金属粉末を連続的に分離回収することがで
きるので、従来の自然沈降方式あるいは遠心分離方式に
比べはるかに短時間で金属粉末の分離回収が可能となる
。また、懸濁液の流路に設けた堰の作用により懸濁液の
流れに遅速の変化が与えられ、堰の上流側および/下流
側に設けたマグネットドラムにより金属粉末を効率よく
吸着させることができ、さらに堰の上流側と下流側にマ
グネットドラムを設けた場合には、上流側のマグネット
ドラムに吸着されなかった金属粉末を下流側のマグネッ
トドラムにより捕捉することができ、より高収率で金属
粉末を回収することができる。
なお、マグネットドラムに吸着した金属粉末を該ドラム
より分離する方法としては、例えばマグネットドラムの
上面に摺接する掻き板を設けることにより容易に剥離回
収で内る。
より分離する方法としては、例えばマグネットドラムの
上面に摺接する掻き板を設けることにより容易に剥離回
収で内る。
次に、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は金属粉末と噴霧媒との混合懸濁液を連続的に流
出させる流路の途中に堰を一つ設け、この堰の上流側と
下流側に金属粉未回収用マグネットドラムを設けて金属
粉末を分離回収する装置を示すもので、(1)は溶融金
属容器、(2)はノズル、(3)は大気から遮断された
密閉構造の噴霧室、(4)は噴1[噴射ノズル、(5)
は懸濁液取出口、(6)は懸濁液の流路、(7)はオー
バーフロー堰、(8−1) (8=2)は金属粉末回収
用マグネットドラム、(9−1)(9−2)は前記マグ
ネットドラムに摺接するごとく設けられた掻き板、(1
0−1)(10−2)は金属粉未回収槽をそれぞれ示す
。
出させる流路の途中に堰を一つ設け、この堰の上流側と
下流側に金属粉未回収用マグネットドラムを設けて金属
粉末を分離回収する装置を示すもので、(1)は溶融金
属容器、(2)はノズル、(3)は大気から遮断された
密閉構造の噴霧室、(4)は噴1[噴射ノズル、(5)
は懸濁液取出口、(6)は懸濁液の流路、(7)はオー
バーフロー堰、(8−1) (8=2)は金属粉末回収
用マグネットドラム、(9−1)(9−2)は前記マグ
ネットドラムに摺接するごとく設けられた掻き板、(1
0−1)(10−2)は金属粉未回収槽をそれぞれ示す
。
なお、流路(6)はその構造を特に限定するものではな
いが、一般的には樋状のものでよく、かつ外部からのゴ
ミ等の侵入を防ぐため上面はカバー等で覆う方が好捷し
い。また、金属粉未回収用マグネットドラム(8−1)
(8−2)の径は、流路(6)の巾、深さ等に応じて適
当に選べばよく、かつ懸濁液中への浸漬深さも流路(6
)内の液体レベルに応じて金属粉末を最も多く吸着でき
る深さを選べばよい。
いが、一般的には樋状のものでよく、かつ外部からのゴ
ミ等の侵入を防ぐため上面はカバー等で覆う方が好捷し
い。また、金属粉未回収用マグネットドラム(8−1)
(8−2)の径は、流路(6)の巾、深さ等に応じて適
当に選べばよく、かつ懸濁液中への浸漬深さも流路(6
)内の液体レベルに応じて金属粉末を最も多く吸着でき
る深さを選べばよい。
上記装置において、容器(1)に収容された溶融金属(
a)は、該容器底部のノズル(2)から流下し、噴霧室
(3)内で噴射ノズル(4)から噴射される噴霧媒tb
)により粉化されて噴霧媒と共に噴g室(3)下部に落
下する。この金属粉末と噴i謀の混合懸濁M (C)は
、その取出口(5)より流出して流路(6)を流れる。
a)は、該容器底部のノズル(2)から流下し、噴霧室
(3)内で噴射ノズル(4)から噴射される噴霧媒tb
)により粉化されて噴霧媒と共に噴g室(3)下部に落
下する。この金属粉末と噴i謀の混合懸濁M (C)は
、その取出口(5)より流出して流路(6)を流れる。
そして先ず、堰(7)の上流側に設けた矢印方向に回転
中のマグネットドラム(8−1)により懸濁液中の金属
粉末が吸着捕捉され、続いて堰(7)の下流側に設けた
矢印方向に回転中のマグネットドラム(8−2)により
、上流側のマグネットドラム(8−1)により吸着しき
れなかったオーバーフロー液中の金属粉末が吸着捕捉さ
れる。マグネットドラム(8−1)(8−2)に吸着捕
捉された金属粉末は、それぞれのドラム上面に摺接する
掻き板(9−1)(9−2)により剥離除去され、金属
粉未回収槽(10−1)(10−2)に回収される。(
a)は回収された金属粉末を示す。
中のマグネットドラム(8−1)により懸濁液中の金属
粉末が吸着捕捉され、続いて堰(7)の下流側に設けた
矢印方向に回転中のマグネットドラム(8−2)により
、上流側のマグネットドラム(8−1)により吸着しき
れなかったオーバーフロー液中の金属粉末が吸着捕捉さ
れる。マグネットドラム(8−1)(8−2)に吸着捕
捉された金属粉末は、それぞれのドラム上面に摺接する
掻き板(9−1)(9−2)により剥離除去され、金属
粉未回収槽(10−1)(10−2)に回収される。(
a)は回収された金属粉末を示す。
なお、金属粉末が分離された噴霧[(b’)はタンク等
に溜められ再使用に供せられる。
に溜められ再使用に供せられる。
上記のこの発明法に基づく装置では、懸濁液中の金属粉
末のマグネットドラムによる吸着捕捉効率を高める方法
として、2個のマグネットドラム(8−1)、(8−2
)間の流路(6)に、懸濁液のす一ノく一70−可能な
所定高さの堰(7)を設けている。この堰(7)により
、堰1流側の流路(6)に所定鼠の懸濁液(C)を貯溜
することになり、また同時にM濁液の流れに遅速が生じ
ることにより、マグネットドラム(8−1)表面と懸濁
液(C)との接触面積が増えるため、堰のない場合に比
べ金属粉末の回収効率は高い。
末のマグネットドラムによる吸着捕捉効率を高める方法
として、2個のマグネットドラム(8−1)、(8−2
)間の流路(6)に、懸濁液のす一ノく一70−可能な
所定高さの堰(7)を設けている。この堰(7)により
、堰1流側の流路(6)に所定鼠の懸濁液(C)を貯溜
することになり、また同時にM濁液の流れに遅速が生じ
ることにより、マグネットドラム(8−1)表面と懸濁
液(C)との接触面積が増えるため、堰のない場合に比
べ金属粉末の回収効率は高い。
また、この発明法では第2図に示すごとく、マグネット
ドラム(8−2)の下流側に第2の堰(7−2)を設け
ることも可能であり、さらに堰(7)(7−2)の側壁
形状を図示のごとくマグネットドラム(8−1)(8−
2)の表向形状に合せて湾曲させることにより、一層の
金属粉末の分離回収効率を一ヒげることができる。
ドラム(8−2)の下流側に第2の堰(7−2)を設け
ることも可能であり、さらに堰(7)(7−2)の側壁
形状を図示のごとくマグネットドラム(8−1)(8−
2)の表向形状に合せて湾曲させることにより、一層の
金属粉末の分離回収効率を一ヒげることができる。
なお、マグネットドラム(8−1)(8−2)の表面に
吸着した金属粉末の付着液を極力少なくするために、該
マグネットドラムの中心部に加熱器を、あるいは熱風を
流動させる加熱室を設けることによって、該ドラムの表
面をその内部から加熱し付着液の粘性を下げることによ
って、回収する位属粉末の付着液撤を低減させることも
可能である。
吸着した金属粉末の付着液を極力少なくするために、該
マグネットドラムの中心部に加熱器を、あるいは熱風を
流動させる加熱室を設けることによって、該ドラムの表
面をその内部から加熱し付着液の粘性を下げることによ
って、回収する位属粉末の付着液撤を低減させることも
可能である。
以下、この発明の実施例について説明する。
〔実施例1〕
15 C8Tの粘性を有する鉱油を噴霧媒として油アト
マイズ法により金属粉末を製造し、噴霧室内で混合懸濁
液となった噴[:から、第1図に示す分離回収装置によ
り懸濁液流路の堰を取除いた状態で、マグネットドラム
の磁場強度を変化させて金属粉末を分離回収した。
マイズ法により金属粉末を製造し、噴霧室内で混合懸濁
液となった噴[:から、第1図に示す分離回収装置によ
り懸濁液流路の堰を取除いた状態で、マグネットドラム
の磁場強度を変化させて金属粉末を分離回収した。
本実施例における噴霧室の容積、懸濁液流路の寸法、マ
グネットドラムの寸法および浸漬深さは第1表に、操業
条件は第2表に、得られた金属粉末の組成および粒度分
布は第8表に、結果は第4表にそれぞれ示す。
グネットドラムの寸法および浸漬深さは第1表に、操業
条件は第2表に、得られた金属粉末の組成および粒度分
布は第8表に、結果は第4表にそれぞれ示す。
第4表より明らかなごとく、懸濁液中の金属粉末を効率
よく回収することができた。
よく回収することができた。
第1表 装 置 諸 元
第2表 操 業 条 件
第4表 結 果
〔実施例2〕
] 5 C5Tの粘性を有する鉱油を噴霧媒として油ア
トマイズ法により金属粉末を製造し、噴霧室内で15係
固体の混合懸濁液となった噴霧媒から、混片懸Sg1.
流路に堰を設けた第1図に示す装置により、マグネット
ドラムの磁場を変化させて金属粉末を分離回収した。
トマイズ法により金属粉末を製造し、噴霧室内で15係
固体の混合懸濁液となった噴霧媒から、混片懸Sg1.
流路に堰を設けた第1図に示す装置により、マグネット
ドラムの磁場を変化させて金属粉末を分離回収した。
本実施例における装置諸元は第5表に、操業条件は第・
6表に、金属粉末の組成および粒度分布は第7表に、結
果は第8表にそれぞれ示す。
6表に、金属粉末の組成および粒度分布は第7表に、結
果は第8表にそれぞれ示す。
第7表の結果より明らかなごとく、懸濁液流路に堰を設
けた場合には、短時間でさらに高い回収率が得られた。
けた場合には、短時間でさらに高い回収率が得られた。
第5表 装 置 諸 元
第6表 操 柴 条 件
第7表 金属粉末の組成および粒度分布第8表 結
果 〔実施例3〕 40C5Tの粘性を有する鉱油を噴霧媒として用い、実
施例2と同じ条件で金属粉末を製造し、噴霧室内で40
%固体の懸濁液となった噴霧媒から、実施例2と同じ装
置および操業条件で金属粉末を分離回収した。
果 〔実施例3〕 40C5Tの粘性を有する鉱油を噴霧媒として用い、実
施例2と同じ条件で金属粉末を製造し、噴霧室内で40
%固体の懸濁液となった噴霧媒から、実施例2と同じ装
置および操業条件で金属粉末を分離回収した。
本実施例における金属粉末の組成および粒度分布を第9
表に、結果を第10表にそれぞれ示す。
表に、結果を第10表にそれぞれ示す。
第10表の結果より、粘性の高い噴″a謀を用いた場合
でも、金属粉末を効率よく回収できることがわかる。
でも、金属粉末を効率よく回収できることがわかる。
第9表 金属粉末の組成および流度分布第10表 結
果 上記のごとく、この発明は、アトマイズ装置の噴霧室の
下部に金属粉末と噴霧媒の混合懸濁液を連続的に流出さ
せ、該懸濁液の流路に配設されたマグネットドラムによ
り金属粉末を吸着分離させるようにし、また流路の途中
にオーバーフロー堰を設け、この堰の上流側および/ま
たは下流側にマグネットドラムを設けて金属粉末を分離
回収する方式であるから、従来の自然沈降または遠心分
離方式に比べはるかに短時間で高い回収率を得ることが
でき、従って金属粉末分離後の噴霧媒も、その後におい
て遠心分離機にかけなくてもそのまま再使用可能である
。
果 上記のごとく、この発明は、アトマイズ装置の噴霧室の
下部に金属粉末と噴霧媒の混合懸濁液を連続的に流出さ
せ、該懸濁液の流路に配設されたマグネットドラムによ
り金属粉末を吸着分離させるようにし、また流路の途中
にオーバーフロー堰を設け、この堰の上流側および/ま
たは下流側にマグネットドラムを設けて金属粉末を分離
回収する方式であるから、従来の自然沈降または遠心分
離方式に比べはるかに短時間で高い回収率を得ることが
でき、従って金属粉末分離後の噴霧媒も、その後におい
て遠心分離機にかけなくてもそのまま再使用可能である
。
第1図はこの発明法を実施するだめの装置の一例を示す
縦断正面図、第2図は同上他の実施例装置を示す縦断正
面図である。 1・・・賽器、2・・・ノズル、8・・・噴霧室、4・
・・噴射ノズル、5・・・懸濁液取出口、6・・・流路
、7・・・堰、8−1.8−2・・・マグネットドラム
、9−1.9−2・・・掻き板、10−1.10−2・
・・金属粉未回収樗、a・・・溶鋼a′・・・金属粉末
、b・・・噴霧媒、C・・・懸濁液。 出願人、 住友金属工柴株式会社 代理人 押 1) 艮 久
縦断正面図、第2図は同上他の実施例装置を示す縦断正
面図である。 1・・・賽器、2・・・ノズル、8・・・噴霧室、4・
・・噴射ノズル、5・・・懸濁液取出口、6・・・流路
、7・・・堰、8−1.8−2・・・マグネットドラム
、9−1.9−2・・・掻き板、10−1.10−2・
・・金属粉未回収樗、a・・・溶鋼a′・・・金属粉末
、b・・・噴霧媒、C・・・懸濁液。 出願人、 住友金属工柴株式会社 代理人 押 1) 艮 久
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融金属から噴霧法によって常磁性金属粉末を製造
し、噴霧媒中に混入した前記金属粉末の分離回収方法に
おいて、ノズルから流出する溶融金属流を大気から遮断
された状態で粉化させる噴霧室の下部に前記粉化された
金属粉末と噴11にとの混合懸濁液を連続的に流出させ
る流路を連設し、前記流路を流れる懸濁液中に一部が浸
漬して回転駆動される金属粉未回収用マグネットドラム
を設け、該マグネットドラムに金属粉末を吸着させて回
収することを特徴とする金属粉末の分離回収方法。 2 溶融金属から噴霧法によって常磁性金属粉末を製造
し、噴霧媒中に混入した前記金属粉末の分離回収方法に
おいて、ノズルから流出する溶融金属流を大気から遮断
された状態で粉化させる噴鱈室の下部に、前記粉化され
た金属粉末と噴霧媒との混合懸濁液を連続的に流出させ
る流路を連設し、前記流路には途中にオーバーフロー可
能な堰を設け、前記堰の上流側および/または下流側に
流路を流れる混合懸濁液中に一部が浸漬して回転駆動さ
れる金属粉未回収用マグネットドラムを設け、該マグネ
ットドラムに金属粉末を吸着させて回収することを特徴
とする噴霧法による金属粉末の分離回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11236282A JPS591605A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 噴霧法による金属粉末の分離回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11236282A JPS591605A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 噴霧法による金属粉末の分離回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591605A true JPS591605A (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=14584785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11236282A Pending JPS591605A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 噴霧法による金属粉末の分離回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591605A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03170606A (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-24 | Kawasaki Steel Corp | 噴霧法による金属粉末の製造方法および装置 |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP11236282A patent/JPS591605A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03170606A (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-24 | Kawasaki Steel Corp | 噴霧法による金属粉末の製造方法および装置 |
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