JPS5915885Y2 - 汚物取り器 - Google Patents

汚物取り器

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Publication number
JPS5915885Y2
JPS5915885Y2 JP11135280U JP11135280U JPS5915885Y2 JP S5915885 Y2 JPS5915885 Y2 JP S5915885Y2 JP 11135280 U JP11135280 U JP 11135280U JP 11135280 U JP11135280 U JP 11135280U JP S5915885 Y2 JPS5915885 Y2 JP S5915885Y2
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JP
Japan
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plate
box
shaped body
folded
bottom plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP11135280U
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English (en)
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JPS5733162U (ja
Inventor
光寿 佐脇
Original Assignee
佐脇紙器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 佐脇紙器株式会社 filed Critical 佐脇紙器株式会社
Priority to JP11135280U priority Critical patent/JPS5915885Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は公園、路上等に落した犬1、猫等の糞を掬い
取るための汚物取り器に関するものである。
そして、この考案の目的とするところは、犬、猫等の動
物が散歩中に公園、路上等に落す糞を掬い取り、その容
器のまま廃棄することができ、不使用時には折畳み収納
することができる汚物取り器を提供しようとするもので
ある。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
第1図は汚物取り器の展開図を示すもので、1は厚紙か
らなる矩形状の基板である。
この基板1には幅方向−側から他側に亘って右側板2、
底板3、左側板4および天板5が順次折目線6a、6b
、6Cを介して連設されている。
そして、上記左右側板2と4および底板3と天板5はそ
れぞれ同一幅に形成されている。
さらに、天板5の外側縁には折目線6dを介して連結片
7が突設され、これは上記右側板2の内面に設けられた
糊付部8と対応している。
また、上記右側板2、底板3および左側板4の後端には
それぞれ折目線9a、9b、9Cを介してフラップ10
.11.12が連設されているとともに、中央のフラッ
プ11には折目線13 aを介して差込みフラップ14
が設けられている。
また、右側板2および左側板4の前部には45°の第1
の傾斜折目線15 a、 15 aを介して三角形の支
持片16.17が設けられている。
そして、一方の支持片16にはこの三角形を2分するよ
うに第2の傾斜折目線18 aを介して支え部18が形
成されている。
また、他方の支持片17に折目線19aを介して舌片1
9が形成されている。
さらに、上記底板3の前端には折目線20 aを介して
折込み板20が連設されていて、この先端部には円弧状
の切欠部20 bが形成されている。
そして、この切欠部20 bの縁には鋸歯状のひれ21
が設けられている。
また、上記天板5の後端には折目線22 aを介して糊
付片23が連設され、前端には折目線24a。
24 bを介して起立片25、上板26が連設されてい
る。
この上板26は上記天板5とほぼ同形状をなし、その先
端には上記糊付片23と糊付けされる糊付部27が形成
されている。
さらに、この上板26の長手方向に沿う両側縁には円弧
状の折目線28a。
28 aが設けられ、中央部の突出部29とこの両側の
垂下部30.30とに区分されている。
そして、突出部29の一端すなわち起立片25側には三
角形の挿入口31が穿設され、垂下部30.30の端縁
には指掛は用切欠部32.32が設けられている。
つぎに、上述のように形成された基板1から汚物取り器
を組み立てる作用を説明する。
まず、右側板2、左側板4に形成された第1の傾斜折目
線15a、15aから支持片16.17を内側へ谷折り
するとともに第2の傾斜折目線18 aと折目線19
aから支え部18と舌片19を出折りする。
つぎに、底板3に対して折目線20 aから折込み板2
0を谷折りして底板3に重合し、上記支え部18と舌片
19を底板3との間に介在する。
さらに、折目線6a〜6dをそれぞれ谷折りすることに
より底板3に対して右側板2、左側板4を起立し、天板
5を底板3に対向させる。
この状態で連結片7を左側板2の糊付部8に接着剤によ
って固定することにより角筒状の箱型体33が構成され
る。
この箱型体33は前後部に開口部34.35を有してお
り、前部の開口部34は上記右側板2および左側板4に
支持片16.17を形成することによって得られた傾斜
稜16 a、 17 aが設けられている。
さらに、上述のように、箱型体33の構成によって支持
片16に連結された支え部18は折込み板20の下側に
深く挿入されるとともに底板3から離間する。
したがって、折込み板20は支え部18によって持ち上
げられる。
そして、この折込み板20は傾斜状態に支持され、掬い
面20 Cが形成される。
また、箱型体33の後部の開口部35は折目線9a。
9Cを内側に谷折りしてフラップ10,12を重合する
とともに折目線9bを同じく内側に谷折りしてその差込
みフラップ14をフラップ10.12と天板5との間に
差し込むことにより閉塞されている。
したがって、箱型体33内には空間部からなる汚物収納
室36が形成される。
つぎに、天板5の折目線22a、24aを谷折りして上
板26の糊付部27を糊付片23に接着剤によって接着
し、天板5上に上板26を重合する。
そして、折目線28a、28aをそれぞれ山折りして垂
下部30.30を下側に折曲すると、突出部29は上方
へ円弧状に突出して手指で挾むことができる把手部37
が形成される。
また、第4図中38は把手部37の挿入口31に挿入さ
れるへらで、これは帯状板体をその長手方向に沿って二
つ折りして形成されており、この一端には傾斜した掬い
部39が設けられている。
このようにして第2図および第3図で示すような汚物取
り器が構成され、犬、猫などが路上等に汚物を落した場
合には、汚物取り器の把手部37を手指でつまみ、底板
3を路面に沿ってスライドさせることにより汚物を掬い
面20 Cに載せることができる。
また、このとき、へら38によって汚物を寄せ集めて掬
い面20 Cに押し付けることもできる。
このように、汚物を掬い面20 Cに載せたのち汚物取
り器を後方へ傾むけることにより汚物を汚物収納室36
内に収納することができる。
また、汚物収納室36内にいったん収納された汚物は掬
い面20 Cを形成する折込み板20がこぼれ止めとな
り、汚物取り器を前方へ傾むけても汚物が折込み板20
の下側へ入り込み、こぼれ落ちることはない。
したがって、使用後は汚物取り器のまま廃棄することが
でき、衛生的である。
また、この汚物取り器の不使用においては、把手部37
を平坦状にして天板5上に重ねかつ後部の開口部35を
開放した状態において、第5図で示すように、その箱型
体33の右側板2および左側板4を左方向へ倒伏させる
ことにより第6図で示すように偏平状に折畳むことがで
きる。
なお、上記一実施例においては、箱型体の後部の開口部
を3枚のフラップによって閉塞するようにしたが、この
閉塞構造は単なる一例であり、他の構造の閉塞手段を採
用してもよい。
この考案は以上説明したように、1枚の厚紙からなる基
板を折曲して折畳み可能な箱型体を構成し、この箱型体
内に前部に掬い面を有する汚物収納室を形成したから、
犬、猫等が散歩中に路上に落した汚物を上記掬い面から
掬い取って収納することができ、掬い取ったのちは器体
のまま廃棄することができる。
したがって、汚物に手指をまったく触れることなく処理
でき、衛生的であるとともに紙製であるから軽量で携帯
に便利であり、さらに廉価に提供できる。
また折畳むことができるから、保管にも便利であるとい
う種々の効果を奏する。
さらに、組立時に掬い面を形成する折込み板を側板に連
設する支持片の支え部によって傾斜状態に押し上げるよ
うにしたから、いったん掬い取った汚物がこぼれ出るこ
とはなく、また折畳み時には支持片および支え部が側板
および底板に重合し、扁平状に折畳むことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は展開図、第
2図は組立完成状態の斜視図、第3図は組立完成状態の
縦断側面図、第4図はへらの斜視図、第5図は箱型体を
折畳む状態を示す縦断正面図、第6図は折畳んだ状態の
平面図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・右側板、3・・・
・・・底板、4・・・・・・左側板、5・・・・・・天
板、10.11.12・・・・・・フラップ、15 a
・・・・・・第1の傾斜折目線、16.17・・・・・
・支持片、18・・・・・・支え部、18 a・・・・
・・第2の傾斜折目線、20・・・・・・折込み板、2
0 C・・・・・・掬い面、26・・・・・・上板、3
3・・・・・・箱型体、36・・・・・・汚物収納室、
37・・・・・・把手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1枚の厚紙からなる基板を折曲して底板、両側板および
    天板からなる角筒状の折畳み可能な箱型体を構威し、こ
    の箱型体の後部は上記各板と折目線を介して連設するフ
    ラップによって閉塞するとともに箱型体の前部を開口さ
    せ、この開口部に位置する上記底板の前端に折目線を介
    して掬い面を形成する折込み板を連設して上記輪重体内
    に折込み、かつ上記開口部に位置する上記両側板の前端
    に第1の傾斜折目線を介して両側板の内側へ折込んで傾
    斜稜を形成する支持片を設け、この一方の支持片に第2
    の傾斜折目線を介して上記折込み板の下側へ挿入し、上
    記箱型体の折畳み時には上記側板および底板に重合する
    とともに組立時には側板の立位に伴って上記折込み板の
    下側に深く挿入して折込み板を底板に対して傾斜状態に
    押し上げ支持する支え部を設け、かつ上記輪重体内に汚
    物収納室を設け、この箱型体の太根上には折畳み可能な
    把手部を設けたことを特徴とする汚物取り器。
JP11135280U 1980-08-06 1980-08-06 汚物取り器 Expired JPS5915885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11135280U JPS5915885Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 汚物取り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11135280U JPS5915885Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 汚物取り器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5733162U JPS5733162U (ja) 1982-02-22
JPS5915885Y2 true JPS5915885Y2 (ja) 1984-05-10

Family

ID=29472460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11135280U Expired JPS5915885Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 汚物取り器

Country Status (1)

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JP (1) JPS5915885Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135735U (ja) * 1986-02-20 1987-08-26
JPH0421395Y2 (ja) * 1986-08-27 1992-05-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5733162U (ja) 1982-02-22

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