JPS5915855B2 - 強制気流式搬送システムにおける荷物運搬車の連続処理設備 - Google Patents

強制気流式搬送システムにおける荷物運搬車の連続処理設備

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JPS5915855B2
JPS5915855B2 JP4686376A JP4686376A JPS5915855B2 JP S5915855 B2 JPS5915855 B2 JP S5915855B2 JP 4686376 A JP4686376 A JP 4686376A JP 4686376 A JP4686376 A JP 4686376A JP S5915855 B2 JPS5915855 B2 JP S5915855B2
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carrier
zone
vehicle
pipe
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博孝 三輪
浩 中村
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Daifuku Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Daifuku Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベルトコンベヤやローラコンベヤなどその運
送経路の全長に亘って連続的に荷物運搬を可能にするた
めの駆動源をはりめぐらす必要があるメカニカル搬送シ
ステムに比べて、構成部材数の節減、施工の容易性、搬
送ライン全長に亘る維持管理の有利性などの設備面から
総合的に安価に構成し易いばかりでなく、土地条件的に
も、例えば鉄道や道路など高架構造体下に形成されて騒
音等の問題から住居空間としては利用価値の低い状態に
あるロス空間を有効利用する、或いはガスや水道管のよ
うに道路など公共的有益空間への影響の少ない状態に敷
設し易い地面下を有効利用するなどして、長距離搬送を
も合理的、経済的に実現し易いなどの種々の特徴を有す
るもので、荷物運搬車を管路内に入れ、これを強制気流
(エアー)を介して所望箇所に推進移動させるべく構成
しである強制気流式搬送システムにおいて、前記気送管
路内に沿って強制推進される荷物運搬車を所要箇所で制
動停止させ、かつ、荷積みや荷卸しなどの荷役処理した
のち、再び気送管路内に送り込むといった具合に、該シ
ステムを実際に設備して稼動させるにあたって、つまり
、該システムを概念的な開発研究段階から真に実用可能
な段階にステップさせるにあたって最も考慮しなければ
ならない対荷物運搬車連続処理設備にまつわる技術に関
する。
上記のような強制気流式搬送システムにおける荷物運搬
車の処理設備では、既述した如き荷物運搬車に対する複
数種類の処理作用を連続工程として制御動作させなけれ
ばならないのは当然であるが、この連続作用を行なわせ
るにしても、唯単に複数種類の処理装置をある一定のタ
イムチャートで順次、動作させるだけでは、各装置間で
の運搬車の受は渡し作用に種々のトラブルを発生し易い
のみならず、殊に、この種のシステムでは処理ゾーンに
到着する運搬車の時間間隔が運搬単個々においてばらつ
きのある重量差や気送管路内での走行抵抗、抗力係数な
どによって種々変化することを免れ得ず、この到着ピッ
チの変化に起因して、次の処理作用、更には、その次の
処理作用にも重大な悪影響をもたらすものである。
故に、複数種類の処理作用を連続的に行なわせるにあた
っては、この連続処理ゾーンへの運搬車の到着ピッチの
変化、その到着ピッチの変化がもたらす次の処理作用へ
の影響、処理作用後に再び運搬車を気送管路内に送り込
むときの送り込みピッチの変化ならびに、その送り込み
ピッチの変化がもたらす気送管路内での運搬車相互のト
ラブルなどをも十分に加味して各処理装置の構造機能を
相互に関連づけして決定する必要があり、それでいて、
この種の搬送システムの特徴の一つであるところの能率
の良い長距離搬送機能を損わないように対処することも
重要である。
本発明は、以上の実状に鑑み、システム全体を正常に運
行させる上で大きな影響力をもち、システムの実用化に
直接的な結びつきがある既述のような荷物運搬車の連続
処理作用を、確実安全にかつ迅速に行なうことができる
設備を提供せんとする点に目的がある。
本発明による強制気流式搬送システムにおける荷物運搬
車の連続処理設備は、荷物運搬車に推進力を与える強制
気流を流動させる気送管路の終端部または途中に構成さ
せて、前記荷物運搬車に対する複数種類の処理作用を連
続工程として行なう強制気流式搬送システムにおける荷
物運搬車の処理設備であって、前記気送管路の強制気流
作用領域から脱出して慣性により移動する荷物運搬車を
エアークッション効果による制動とこのエアークッショ
ン効果により制動された運搬車を定位置に移動させる手
段および定位置に移動した運搬車を単位ごとに切り離し
た状態で送り出し可能な手段とを有する制動切離し装置
を備えた制動ゾーンと、この制動ゾーンから単位ごとに
送り出されてくる荷物運搬車を緩衝しながら停止させる
とともに、運搬車移行装置の運搬車収容手段の所定位置
へ移動させるチャッキング装置、所定位置へ移行された
運搬車を固定する手段を内蔵した複数個の運搬車収容手
段、該収容手段に固定したまま運搬車を成る軸芯周りの
回転経路に沿って移行させながら荷積みまたは荷卸しす
ることができ、複数の運搬車収容手段の一つが運搬車を
受入れる姿勢にあるとき、他の一つが運搬車を送り出す
姿勢にある如くになっている回転式運搬車移行装置、運
搬車へ荷を積込むまたは積卸しを行なう荷役装置、送り
出す姿勢にある運搬車を強制送り出しする装置とを備え
た荷役ゾーンと、この荷役ゾーンから送り出されてくる
荷物運搬車を、前記気送管路の強制気流作用領域内に順
次、送り込む運搬車強制送込み装置を備えた発進ゾーン
とを連設しであることを特徴とするものである。
つまり、本発明の連続処理設備は、気送管路内を推進移
動してきた荷物運搬車に対して、既述のような連続処理
作用を行なうに、先ず、制動ゾーンにおいてこの運搬車
を強制気流領域での走行条件から縁切りした状態でエア
ークッション効果により制動することにより、この制動
ゾーン以前の気送管路内での搬送機能への影響を排除す
るとともに、重量のある運搬車が高速で走行することに
よって生ずる大なる慣性力を確実に制動制御して所定の
速度までに減速させることができて、その後の制御、つ
まり、定位置停止を確実、容易なものにでき、またこの
制動ゾーンに移入してくる運搬車の到着ピッチがいかな
るばらつきを生じている場合でも、このばらつきを切り
離し作用をもって修正して、単位ごとの運搬車を確実に
次の荷役ゾーンへと送り出すことができる。
そして、次の荷役ゾーンには、移入してくる運搬車を緩
衝しながら停止させるとともに、所定の位置に移動させ
て固定する手段が設けられているため、運搬車の荷役ゾ
ーンへの移行時における安全性を確保できるのはもちろ
ん、荷役処理作用を正常に行なえる位置に確実に停止さ
せることができるとともに、回転移行時において運搬車
が揺動などによって不測に自走することに基因した事故
、或いは脱荷なとを防止することができる。
しかもこの荷役ゾーンでの運搬車移行形態が回転式であ
り、かつ、複数個の運搬車を収容することができるもの
であるから、水平往復移動型式のトラバーサ−に比して
、運搬車の位置移動に要する時間ロスを少なくし得るの
みならず、この荷役ゾーンとこれを隣接する制動ゾーン
、発進ゾーンとのあいだでの運搬車移行を同時作業とし
て行なうことができるので、荷役処理スピードを上げる
ことができ、また機構的にも、一方向の回転で良いから
構造簡単、かつコンパクトに構成し易い。
更に、この荷役ゾーンから一定ピッチで送り出されてく
る運搬車を次の発進ゾーンにおいて強制送込み装置をも
って、単位ごと順次、気送管路の強制気流作用領域に送
り込むことにより、到着ピッチの変化には関係なく気送
管路内に複数の運搬車を追突など−のトラブル発生のな
い状態で安全に送り込むことができるのである。
以上の如く、本発明は、搬送ライン所要箇所での荷物運
搬車に対する複数種類の連続処理作用を行なうにあたり
、各装置の構造機能を相互に関連づけて設計し、選定す
ることにより、この種のシステムを実用化するにあたっ
て問題となる運搬車事故や時間ロスなどを解消して、所
期の連続処理作用を安全、確実にしかも可及的に迅速に
行なうことができるに至ったのであり、是れによって、
システム全体としての正常な運行制御に好結果を与え、
この種システムの実用化に大きく貢献するに至ったので
ある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第3図は、気送管路2内に発生させた強制気
流により荷物運搬車1を気送管路2の軸線に沿って推進
させるべく構成する強制気流式搬送システムのうち、往
道用、後送用の二本の気送管路2を二点間において、互
いに平行状態で敷設して、それら気送管路2の一端部側
で運搬車1に被搬送物を積載させたのち、一方の気送管
路2に沿って往道させ、かつ他端部側で搬送されてきた
被搬送物を運搬車1から卸したのち空になった運搬車1
を他の気送管路2に沿って後送させるべくなした複管往
復型式の搬送システムの全体概略図を示し、前記両気送
管路2の両端部に夫々荷物運搬車1に対する複数種類の
処理作用を連続工程として行なう本発明技術適用の連続
処理設備が構成されている。
これら両端の連続処理設備は、前記気送管路2の強制気
流作用領域から脱出して慣性力により高速移動する荷物
運搬車ユをエアークッション効果により、制動するとと
もに、このエアークッション効果により制動される運搬
車1の位置ずれを修正して定位置に停止させる手段およ
び定位置停止した運搬車を単位ごとに切り離した状態で
送り出し可能な手段とを有する制動切離し装置20を備
えた制動ゾーンAと、この制動ゾーンAから単位ごとに
送り出されてくる荷物運搬車1を受入れて緩衝しながら
停止させるとともに、所定位置に移動させて固定する手
段および固定した運搬車1を水平軸芯周りの回転経路に
沿って移行させながら一端側では荷積みをし、他端側で
は荷卸しする手段ならびに一つが運搬車受入れ姿勢にあ
るとき、他の一つが運搬車送出し姿勢にある複数個の運
搬車収容手段とを有する回転式運搬車移行装置40、荷
役装置」」および回転荷役移行後に単位ごとに送り出し
可能な強制送出し装置80を備えた荷役ゾーンBならび
に、この荷役ゾーンBから送り出されてくる荷物運搬車
1を、前記気送管路2の強制気流作用領域内に順次、送
り込み可能な運搬車強制送込み装置100を備えた発進
ゾーンCとを有し、これら各ゾーンA、B、Cに対して
荷物運搬車1を順次移行させて、所期の連続処理作用を
行なうべく構成しである。
前記制動ゾーンAに具備させた制動切離し装置υは、運
行制御装置υと運搬車送出し装置ηとから構成されてい
るとともに、前記発進ゾーンCに具備させた運搬車強制
送込み装置100は、気送管路2の発進口3内に押し込
まれた運搬車1を引込む運搬車引込み装置1111と運
搬車1を所望の時間間隔で発進させる発進装置1f12
とから構成され、かつ、前記荷役ゾーンBに具備する回
転式運搬車移行装置(1および荷役装置」」には、荷役
処理のうち、荷積み作業に適用される型式のもの(これ
は4flB、60Bで示す。
)と、荷卸し作業に適用される型式のもの(これは40
B’、60B’で示す。
)との二種類があり、前記気送管路2一端部側の連続処
理設備には、前者のもの40B、60Bが設置使用され
、他端部側の連続処理設備には、後者40B’ 、 6
0B’が設置使用される。
また、前記回転式運搬車移行装置牛」、(40B。
40B’)には、前記制動ゾーンAから送り出されて受
入れ保持管41内に移入してくる運搬車1を緩衝しなが
ら停止させたのち、この受入れ保持管41内の所定位置
に引込み移動停止させるチャッキング装置120と、所
定位置に引込み停止させた運搬車1の対受入れ保持管4
1位置および姿勢を一定に固定保持するロック装置14
0とを共通構造として有しているとともに、これら装置
以外にも荷積み側の装置40Bには、運搬車1の蓋7を
開閉する蓋開閉装置160を、かつ、荷卸し側の装置4
0B′には、運搬車1の蓋7を最も適切な時期に開動さ
せるべく規制する蓋ガイド装置180を設けである。
以上、本発明システムならびに連続処理設備について、
概略説明したが、以下、前記した各種の装置および運搬
車1ならびに気送管路2の支持装置の構造と作用および
特長点を個別的に具体詳述する。
制動ゾーンAに具備されている運行制御装置21は、次
のように構成されている。
即ち、気送管路2の終端部に、運搬車移動方向上手側の
管路2部分に強制気流逃がし用の口4を形成して前記強
制気流作用領域から脱出した運搬車1の複数個を列状に
収容可能な長さの運行制御用管路23を形成し、この運
行制御用管路23の終端側には、一つの運搬車1を収納
するに十分な間隔を隔てて択一的に開閉自在な二つのケ
゛−トG3.G4を設けるとともに、この二つのゲート
G3.G4よりも上手側の運行制御用管路23には、こ
の管路23内に移入した運搬車1を一台単位ごとに前記
ゲートG3.G4側に推進させるための第一気体環流装
置C1が設けられてあり、かつ、この第一気体環流装置
C1の下手側には、前記ゲートG3.G4側に推進され
てきた運搬車1をこの二つのゲートG3,04間に推進
させるための第二気体環流装置C2が設けられである。
これら各気体環流装置C1およびC3は、前記運行制御
用管路23内の適当距離を隔てた箇所に開口する吐出口
24a1と吸入口24b1とを有するバイパス路24c
1および、前記の吸入口24b1よりもや\上手側箇所
と前記ゲートC3よりもや\下手側箇所とに開口する吐
出口24a3と吸入口24b2とを有するバイパス路2
4C2に一台の共通ポンプP3と択一的に開閉自在なバ
ルブ■3.■1、および■6.v7とを介装して構成し
である。
尚、上記説明では、第一気体環流装置C1が単機のもの
で説明したが、必要に応じて二つ以上に増設するも良い
O 前記運搬車送出し装置υは、前記ゲートG3゜04間に
移入された運搬車1を再び強制推進させて次の荷役ゾー
ンBに送り出すためのもので、前記ゲート03近くの運
搬車下手側箇所に開口して気流を吐出する吐出口25a
に連通ずるバルブV、とその吸入口側をサイレンサー2
6を介して大気に開口させであるポンプP4とから構成
されている。
制動ゾーンAに具備されたこれら運行制御装置21およ
び送出し装置22による運行制御作用および送り出し作
用は次の通りである。
運行制御用管路23内に運搬車がない場合は、バルブV
5. Vl、が開、バルブV6.v7が閉で、ポンプP
3の作動に伴う第一気体環流装置C1の作動により第4
図イで示すように一つの気体環流が作られている。
この条件下で強制気流作用領域から脱出した運搬車は、
慣性によって運行制御用管路23内を移動し、その走行
抵抗およびエアークッション効果により第6図ダイヤグ
ラム中の■で示す減速カーブを描きながら進行して、前
記第一気体環流装置C1の吐出口24a1近くの下手側
箇所で停止しようとするが、このとき、予め気体環流が
作られているため、運搬車はこの気体環流作用によって
■1なる速度でゲートG 3 t 04側に推進され、
閉の状態にあるゲートG3の直前位置まで移動してエア
ークッション効果により停止する。
このように運行制御用管路23内に移入してきた運搬車
は、第一気体環流装置C1の環流気体によって収斂作用
を受けるため、運搬単個々の重量や走行抵抗、抗力係数
等にばらつきがあって、そのために強制気流作用領域か
ら脱出したのち、慣性により減速しながら進行して自然
停止するとき、その位置に大きなばらつきを生じ易い状
態にある運搬車を収斂作用により、第4図口で示すよう
に、ばらつき少なくほぼ所定の位置に停止させることが
できる。
そして、停止した運搬車は、次の第二気体環流装置C2
が作動したときに環流気体により速度■2なる推進力を
受は得るように、その後端が第一気体環流装置C1の吸
入口24b0よりもや\下手側箇所に位置すべく停止す
るように定められており、かつ、このときに後続の運搬
車が運行制御用管路23内に移入してきた場合、この後
続運搬車は、第一気体環流装置C1の吐出゛口24a1
近くの下手側箇所で、先行運搬車がゲートG3,04間
に移入したのちのゲートのG3の閉動に基づいて作動さ
れる第一気体環流装置C1の環流作用によりゲートG3
側への推進力を受は得る位置に停止する。
次に、ゲートG4は閉の状態でゲートG3とバルブv6
.v7とを開動させ、かつ、バルブ■3.V11を閉動
させると、前記と同じポンプP3を介して、第二気体環
流装置C3が作動し、ゲートG3の前後間に亘って気体
環流が作られ、ゲートG3の上手側に停止している先行
運搬車はV3なる速度で推進され、第4図ハで示すよう
に、ゲートG1と02との間に移入して、次のポンプP
4が作動したときに、その吐出口25aからの気流吹込
みにより推進される位置に停止する。
この先行運搬車のゲートG3,04間への移入に基づい
てバルブV6.V7は閉に、バルブv5.V1、は開に
切換って第一気体環流装置C1が再作動し、かつ、ゲー
トG3が閉動するとともに、ゲートG4およびバルブ■
6が開いたのち、ポンプP4が作動し、大気から吸入し
た気流がその吐出口25aから吹込まれるため、第4図
二で示すように、ゲートG3,04間に位置停止してい
た運搬車は次の荷役ゾーンBへと送り出されるに至る。
また、後続の運搬車はゲートG3の閉動に応答した第一
気体環流装置C0の再作動に基づいて、閉状態にあるゲ
ートG3の直前位置まで移動して所定の箇所に停止する
また、複数台の運搬車がキャッチアップした状態やそれ
に近い状態で運行制御用管路23内に移入してきた場合
、先行運搬車はその後端が第二気体環流装置C2の吐出
口24a2位置近くに停止し、後続運搬車は第二気体環
流装置C2からの環流気体吹込みによる推力を受けない
箇所に停止するように設定されていて、かつ両環流装置
C1,C2は択一的に作動切換えされるものであるから
、ゲートG3の開動に伴う、第二気体環流装置C2の作
動によって先行運搬車のみが推進力を受けて、ゲートG
3,04間に向かって移動することとなり、後続運搬車
が連なってゲートG3,04間に移入することは回避さ
れ、キャッチアップしたものでも、一台単位ごとに切離
してゲートG3,04間に順次移入させ得るとともに、
荷役ゾーンBに一台単位ごと送り出すことができ、また
、第二気体環流装置C3の作動により先行運搬車をゲー
トG4側に送り込んでいるときに後続運搬車が運行制御
用管路23内に移入してきても、このとき第一気体環流
装置C1は作動していないので、後続運搬車は第一気体
環流装置C1の所で停止することとなり、このような運
搬車の到着状況下においても複数個の運搬車がゲートG
3,04間に同時に送り込まれるトラブルを回避できる
以上の説明からも明らかなように、制動ゾーンAに具備
させた運行制御装置21、運搬車送出し装置え3から構
成される制動切離し装置基は、特に運行制御装置21の
主要構成として、複数個の気体環流装置を用いることに
よって、慣性進行結果による停止位置にばらつきを生じ
易い条件にある運搬車を収斂して殆んどばらつきなく所
定位置に停止させることができるとともに、運搬車到着
ピッチがいかなる状態であっても、先行運搬車から確実
に一台単位ごとに切離して安全に送り出すことができる
おいったこの種のシステムにおいて最も重要な二つの機
能を保証し得るのである。
尚、この制動ゾーンAにおける制動切離し装置20とし
ては、前記のような気体環流装置を三つ以上並設しても
良く、また、気体環流を全く用いない例えば、リニアモ
ータを利用したものでも良く、この場合は、運搬車の収
斂作用に伴う定位置停止をより確実に行なうことができ
るばかりでなく、切離し作用も正確、確実に行なうこと
ができ、また、停止位置にばらつきがないため、制動ゾ
ーンA内での前後運搬車の停止にばらつき許容の間隔を
設ける必要がなくなりゾーン長さの割に、制動許容台数
を増して、システム全体としての運行制御により勝れた
特徴がある。
更に、上記説明中の第6図ダイヤグラム中Pで示す曲線
は運搬車直前の管路23内の圧力変化を示す。
発進ゾーンCに具備させた運搬車強制送込み装置100
の運搬車引込み装置1磨1と発進装置1旦2とは次のよ
うに構成されている。
即ち、気送管路2の始端発進口3に連らなる箇所に荷役
ゾーンBから送り込まれる運搬車を収容保持するに十分
な長さの発進制御用管路103を形成し、この発進制御
用管路103の下手側箇所には、一つの運搬車を収納す
るに十分な間隔を隔てて択一的に開閉自在な二つのゲー
トG1.G2を設け、この二つのゲーt’ G4 t
02よりも上手側の発進制御用管路103部分には、前
端部がこの管路103内に移入した運搬車をポンプP1
により強制的に発生される吸引気流をもって引込むべく
作用する吸引気体発生装置D8が設けられてあり、かつ
、この吸引気体発生装置D1の下手側には、前記発進制
御用管路103の始端箇所に引込まれた運搬車を前記ゲ
ートG1.G2側に推進させるとともに、ゲートG3,
04間に移入させるべく作用する気体環流装置D2が設
けられである。
前記吸引気体発生装置D1の吸入口104a1は発進制
御用管路103のほぼ中間箇所に開口し、バルブ■1を
介して前記ポンプP1に連通しているとともに、吐出口
104b1はバルブV2、サイレンサー105を介して
大気に開放してあり、また、気体環流装置D3の吐出口
104a3は、前記吸入口104asよりもや\上手側
箇所にバルブ■3を介して開口しているとともに、吸入
口104b3は、前記ゲートG1よりもや\下手側箇所
にバルブV4を介して開口してあって、前記バルブV1
゜V2とV3−t V4との開閉切替動作により、一つ
のポンプP1の常時作動条件下で両装置D1とD3とが
択一的に作用すべくなして、運搬車引込み装置1旦」を
構成しである。
そして、前記発進装置102は、前記ゲートG1t G
2間に移入された運搬車を所望の時間間隔で強制発進さ
せて気送管路2の強制気流作用領域に送り込むものであ
って、前述の制動ゾーンAへの入口部に形成した強制気
流逃がし川口4にサイレンサー106を介して、その吸
入口側を配管接続させたメインポンプ(PM)の常時作
動により発生される強制気流を、前記ゲート01近くで
気体環流装置D2の吸入口104b2よりも上手側箇所
にバルブV、を介して開口する吐出口107a1とゲー
トG2近くの下手側箇所にバルブVIOを介して開口す
る吐出口10783とから両バルブV、とVloとの可
逆開閉動作に基づいて択一的に吹込むべく構成しである
発進ゾーンCに具備されたこれら運搬車引込み装置1旦
1および発進装置1肛2による引込み制御作用および発
進作用は次の通りである。
発進制御用管路103内に運搬車がない場合は、バルブ
■1.V2が開で、バルブv3.V4が閉であるため、
ポンプP1の作動により吸引気体発生装置D1が作用し
、管路103の始端箇所には、第5図イで示すように、
大気に放出される吸引気流が発生されている。
この場合、バルブV、が閉、VIOが開にあるため、メ
インポンプ(PM)にて発生される強制気流は、吐出口
107 G2からゲートG2近くの下手側箇所に吹込ま
れていて、気送管路2内に所定の強制気流流れを保証し
、この気送管路2内に存在する運搬車に所期の推進作用
を与えている。
この条件下で、荷役ゾーンBでの荷役作業後に運搬車の
前端部が発進制御用管路103の始端箇所に入ってくる
と、この運搬車は、前記吸引気流によって管路103内
に強制的に引込まれて、第7図ダイヤグラムV3で示す
速度でゲートG1.G2側に移動し、エアークッション
効果により、第5図口で示すように閉の状態にある上手
側ゲートG1の直前位置で停止する。
このケートG1直前位置での停止に基づいて、ゲートG
3は閉のま\でゲートG1が開くとともに、バルブv1
.v2は閉に、かつバルブV3.■4は開に切換わるた
め、気体環流装置D2の作用が開始されてゲートG1の
前後間に亘って気体環流が作られ、ゲートG1の上手側
に停止していた運搬車は■4なる速度で推進され、第5
図ハで示すようにゲートG1と02との間に移入して、
次に、メインポンプ(PM)の強制気流が吐出口107
a1から吹込まれたときに推進力を受ける位置に停止す
る。
この運搬車のゲートG1と02との間への移入に基づい
て、バルブ■、が開に、バルブVIOが閉に切換わると
ともに、ゲートGユが探に、ゲートG2が開に切換わり
、かつ、バルブ■1.v2が開で、バルブV3.V4が
閉に切換わるため、ゲートG、t02間に停止していた
運搬車は吐出口107 a 1から吹込まれるメインポ
ンプ(PM)からの強制気流により、′第5図二で示す
ように、気送管路2内に送り出され、■5なる増速曲線
を描きながら気送管路2内を軸線方向に沿って推進移動
することになり、−この場合でも気送管路2内には所定
の強制気流流れが保証されて居り、先行運搬車への影響
はない。
また、ゲートG1.G2からの運搬車発進作用状態では
、前記吸引気体発生装置D1が作用開始していて、荷役
ゾーンBから送り出されてくる次の運搬車を引込める状
態、または引込み作用状態にある。
そして発進作用後は、直ちにゲートGが閉じるとともに
、バルブV、とVtOとが切換わり、メインポンプ(P
M)の強制気流が吐出口107a2から吹込まれて、次
の発進すべき運搬車をゲートG1,02間に移入し得る
待機姿勢にある。
以上の説明からも明らかなように、発進ゾーンCに具備
させた運搬車引込み装置101、発進装置1旦2から構
成される運搬車強制送込み装置100は、特に引込み装
置101の主要構成として吸引気流装置、気体環流装置
を用いることにより、荷役ゾーンBから送り出されてく
る運搬車を一台単位ごとに切離して安全に送り出すこと
ができる効果があり、また、制動ゾーンA入口部手前か
らの逃がし気流を吸込んでこれを発進用強制気流に転用
している点にも特徴があり、これによって特に往復型式
の搬送システムにおける強制気流の大気への放出ロスを
最小限に抑え得る効果をも達成できる。
′尚、この発進ゾーンCにおける運搬車強制送込み装置
100として、既述のようなりニアモータを利用するこ
とも考えられる。
次に、前記制動ゾーンAにおける運行制御用管路23の
終端開口部と荷役ゾーンBにおける回転式運搬車移行装
置り側の受入れ保持管41の始端開口部とのあいだなら
びに、この受入れ保持管41の始端開口部と発進ゾーン
Cにおける発進制御用管路103の始端開口部とのあい
だには夫々第8図、第9図で示すような可動式シール装
置110が設けられている。
即ち、固定の管路23および103側に、管軸芯方向に
適当長さの可動管体111をスライド自在に外嵌させ、
この可動管体111の前記受入れ保持管41側の端部に
は、フランジ112を介して環状バッキング113を固
着するとともに、他端部側には、リンク114を介して
スライド用シリンダ115を連結し、かつ、前記受入れ
保持管41の始端開口部りには、前記フランジ112と
同径のフランジ41dを連設し、もって、管路23から
受入れ保持管41側への運搬車の移入作用時ならびに、
受入れ保持管41から管路103側への運搬車の移入作
用時は、シリンダ115を介して可動管体111を外方
にスライド移動させて両フランジ112と41dとをバ
ッキング113を介して密着させておくことにより、気
流漏れのないシール状態での移入作用を行なうことがで
き、また、回転式運搬車移行装置40を回転動作させる
ときは、シリンダ115を介して可動管体111を内方
にスライド移動させて両フランジ112と41dとを離
間させることにより、回転式運搬車移行装置40の所期
の回転動作を抵抗少なく行なうことができるとともに、
シール用バッキング113の不測の破損を防止し得るよ
うに構成しである。
荷役ゾーンBのうち、荷積み作業側に具備される前記回
転式運搬車移行装置40Bは、第10図乃至第13図の
如く構成されている。
即ち、往行側気送管路2側の運行制御用管路23側端部
と復行側気送管路2側の発進制御用管路103側端部と
を載架支持する架台42に設けた軸受台43と、前記両
管路23.103に適当間隔を隔てて対向位置する架台
42に設けた軸受台43との間に亘って回転軸44を架
設し、この回転軸44の両端部近くに固着した回転板4
5゜45の、その周方向に120度づつ位置ずれした箇
所に形成した三つの孔45aに、仮想正三角柱の各陵線
に沿う状態で互いに等間隔を隔てて平行に並列するとと
もに、そのうち、水平方向で対向する二本は前記管路2
3,103の端部に接続する運搬車受入用管路と運搬車
送出用管路とを構成し、他の一本は前記二本の上方に位
置して荷物積込用管路を構成する三本の運搬車受入れ保
持管41を夫々前記孔45a周縁部の複数箇所に取付け
た支持ローラ46を介して前記各管41の軸芯周りで自
転自在に架設するとともに、前記各運搬車受入れ保持管
41の、これらの内部に受入れ保持した二側連結の運搬
車1の開口部5aに対応する上側壁部に荷落込み用開口
部41aを形成し、かつ、前記回転軸44周りの回転板
45.45と軸受台43.43との間に位置する状態で
軸受台43.43側に固定したギヤー47.47と前記
各運搬車受入れ保持管41の軸芯方向両端に固着したギ
ヤー48とを夫々噛合い連動させる中間ギヤー49を、
前記回転板45 、45’に遊転自在に装着するととも
に、前記回転軸44の一端部に、カップリング50、サ
イクロ減速機51、電磁ブレーキ52を介して油圧モー
ター53を連結し、以って、前記回転軸44、回転板4
5.45の回転に伴なう前記各運搬車受入れ保持管41
の回転軸44軸芯周りでの回転時に、前記切欠開口部4
1aを常に一定の上向き姿勢にある状態に保持し乍ら、
各保持管41をそれらの軸芯周りで自転させるべく構成
しである。
そして、上記構成によれば、前記油圧モーター53によ
る回転軸44、回転板45,45’の同社に連動して、
前記各運搬車受入れ保持管41をそれらの軸芯周りに自
転させてその姿勢を規制しつつ、回転軸44軸芯周りに
公転させることにより、運搬車受入れ位置にあった保持
管41を荷物積込み位置に移行するとともに、この荷物
積込み位置にあった保持管41を運搬車送出し位置に移
行しかつ、この運搬車送出し位置にあった保持管41を
運搬車受入れ位置に移行して夫々、運搬車受入れ作業、
荷物積込み作業、運搬車送出し作業を運搬車姿勢一定の
ま\で同時に行なう。
上記の説明からも明らかなように、前記保持管41を運
搬車送出し位置に移動させたときには、必ず、この送出
し位置にあった別の保持管41を運搬車受入れ位置に移
動させるとともに、この受入れ位置にあった別の保持管
41を荷物積込み位置に移動させることができるので、
一方向の回転のみにより運搬車移行を連続的かつ、小タ
クトに行ない得る。
しかも、前記各保持管41の回転軸44軸芯周りでの一
体的な回転に拘わらず、各保持管41の姿勢は水平トラ
バーサ−による場合と変わりなく、一定に保持すること
ができるので、保持管41の移行途中での運搬車1への
荷積みを確実、安全に行なうことができる。
従って、全体として、空間的に有利な構成配置とできる
とともに、駆動機構も簡単にできるのはもちろん、所期
の荷積みを極めて合理的、能率的に行なえ得る。
尚、回転式運搬車移行装置4fiBにおける運搬車受入
れ保持管41は、上記においても説明した如く三本が最
も適切であるが、二本以上の複数本であれば良い。
前記回転式運搬車移行装置40 C40B 、40B’
)に装備されたチャッキング装置120は、第14図乃
至第15図の如く構成されている。
即ち、前記各運搬車受入れ保持管41のうち、運搬車受
入れ位置にある保持管41の端部に対向位置する前記架
台42部分に、この架台42に設けた案内レール54に
沿って転動する複数個の転輪121・・を有する縦断面
形状が矩形の第一ガイド筒体122を、該ガイド筒体1
22の底壁部122aと架台42との間に設けた連結リ
ンク123と揺動リンク124とのうち、前言論動リン
ク124と架台42との間に介装した第一シリンダ−1
25の伸縮作動に連動して運搬車移入方向に往復移動可
能な状態で取付け、この第一ガイド筒体122内に、該
ガイド筒体122内面に沿って転動する複数個の転輪1
26・・を有する縦断面形状が矩型の第ニガイド筒体1
27を、運搬車移入時の衝撃力を運搬車移入方向に沿う
一定範囲内での収縮によって吸収するショクアブソーバ
128を介して取付けるとともに、前記第ニガイド筒体
127の先端部外周面に固着したブラケット139・・
に夫々、前記運搬車1に設けた筒状体17の環状係止突
起12に外方から係止可能な係止爪129・・を、その
一端部が第ニガイド筒体127内に突出する状態で揺動
自在に枢着し、かつ、前記第ニガイド筒体127内の中
央部に設けた軸130に該軸130に外嵌させたバネ受
は部材131を介して前記係止爪129・・を挾持姿勢
に弾性付勢する圧縮コイルバネ132aを介装するとと
もに、前記第ニガイド筒体127内に、常時は、その先
端部が圧縮コイルバネ132bによって第ニガイド筒体
127の前面板127aよりも運搬車移入方向下手側に
突出するとともに、移入してきた運搬車1の対運搬車衝
突緩和具18と接当したときに、圧縮コイルバネ132
bの弾性力に抗して運搬車移入方向下手側に引退移動し
て前記第一シリンダ−125の第一収縮作動を司るリミ
ットスイッチ133を入り作動させる運搬車検出用ロッ
ド134を設けている。
また、前記第ニガイド筒体127内に設けた第ニジリン
ダ−135に、前記運搬車検出ロッド134による運搬
車検出結果に基づく第一シリンダ−125の第一収縮作
動によって移入してきた運搬車1を運搬車受入れ保持管
41内の所定位置に引込み移動停止させたとき、前記係
止爪129・・を圧縮コイルバネ132の弾性力に抗し
て挟持姿勢から外方に引退する非挾持姿勢に姿勢変更さ
せるブツシュロッド136を設けるとともに、このブツ
シュロッド136の途中部分に、前記第ニジリンダ−1
35の伸張によって前記係止爪129・・を非挾持姿勢
に姿勢変更させたとき、前記第ニジリンダ−135の第
二収縮作動(即ち、前記運搬車受入れ保持管41内の所
定位置1こ位置する係止爪129・・を保持管41外に
引退移動させるための収縮作動である。
)を司るリミットスイッチ137を入り作動させる突片
138を固着して構成している。
次に、上述構成のチャッキング装置1λ0の作動を説明
する。
前記復行側気送管路2の運行制御用管路23から運搬車
受入れ位置に同芯位置する運搬車受入れ保持管41内に
移入した運搬車1の衝突緩和具18が、前記保持管41
内の運搬車停止所定位置よりも運搬車移入方向上手側に
位置(この位置は運搬車1を緩衝しながら停止させると
ともに、運搬車1個々の重量差や走行抵抗のばらつき等
に起因してばらつきを生じ易い運搬車停止位置を修正す
るために必要である。
)する第ニガイド筒体127の前面板127aに接当し
たとき、この接当時の衝撃力を前記ショックアブソーバ
12Bで吸収すると同時に、前記運搬車1側の環状係止
突起12との接当によって一旦外方に引退揺動した係止
爪129・・が前記環状係止突起12に係止する。
この時、前記ブツシュロッド136による運搬車検出結
果に応答して第一シリンダ−125が第一収縮作動し、
前記係止爪129・・によってチャッキングされた運搬
車1を前記両リンク123゜124と前記両ガイド筒体
122,127とを介して保持管41内の所定位置まで
引込み移動させて停止させる。
前記運搬車1を保持管41内の所定位置に停止させると
同時に、後述するロック装置140によって運搬車1を
ロックするとともに、前記第ニジリンダ−135を伸張
させて前記係止爪129・・を挾持姿勢から非挾持姿勢
に姿勢変更させる。
前記係止爪129・・が非挾持姿勢に姿勢変更されたと
き、前記リミットスイッチ137の入り作動に応答して
、前記第一シリンダ−125が第二収縮作動し、前記保
持管41内の所定位置に位置する係止爪129・・を保
持管41外に引退移動させて、回転式運搬車移行装置化
」の回転を許す。
前記回転式運搬車移行装置40が一行程回転したことに
基づいて前記第ニジリンダ−135を伸張させ、前記保
持管41外に引退位置する係止爪129・・を、前記両
リンク123,124と前記両ガイド筒体122,12
7を介して、前記保持管41内の所定位置よりも運搬車
移入方向上手側に位置させる。
前述のように工程の繰り返しによって、順次移入されて
くる運搬車1を保持管41内の所定位置に引込み移動停
止させるに至るのである。
それ故に、上述の構成により、気送管路2の運行制御用
管路23から保持管41内に移送される運搬車はエアー
クッション効果により減速し乍ら進行して自然停止する
が、運搬単個々の重量や走行抵抗、抗力係数等のばらつ
きによって、その停止位置にばらつきが生じる。
この場合においてチャッキング装置1λ0により緩衝さ
せたのち、運搬車1を保持管41内の所定位置に強制的
に引込み移動させて停止させることができ、停止したの
ちの運搬車1に対する姿勢ならびに位置ロックのための
準備作業を行なう。
前記回転式運搬車移行装置40に装備されたロック装置
140は、第16図乃至第20図の如く構成されている
即ち、前記受入れ保持管41外壁の、該保持管41内の
所定箇所に停止した運搬車1の長手方向中央部及び運搬
車1の両端部近くに形成した係止溝13,13に夫々対
応する底壁部分に設けたケース141a及び141b、
141bのうち、中央部に位置するケース141aには
、水平方向で相対向する二本の保持管41.41の両外
側脇に位置したシリンダー142,142の択一的な伸
張押圧によって往行又は復行移動する一本の第一ロッド
143と、保持管41の軸芯方向に往復移動自在な二本
の第二ロッド144,144とを直交する状態で設ける
ととも゛に、これらロッド143及び144,144の
長手方向中央部に夫々ラック145及び146,146
を固着し、かつ前記ケース141aの上面板14121
と下面板141 a2との間に亘って回転自在に架着し
た縦軸147に、第一ロッド143側のラック145に
噛合い連動するビニオン148と第二ロッド144 、
144側のラック146,146に噛合い連動するビニ
オン149とを装着している。
また、他方のケース141b、141bには、横軸15
0周りに揺動自在でかつ前記保持管41に形成した切欠
部41bを通して内部に突出することにより運搬車1の
係止溝13に嵌係止する係止突起151と、前記保持管
41の軸芯方向に往復移動自在な第三ロッド153とを
夫々装着するとともに、前記第三ロッド153の長手方
向中央部に、前記係止突起151に設けたローラ154
に嵌係止可能な切欠部155を有する押圧部材156を
装着し、かつ、前記第三ロッド153の一端部を第二ロ
ッド144,144に連結して構成している。
次に、その作用について説明する。
前記シリンダー142,142のうち、一方のシリンダ
ー142の伸張押圧によって第一ロッド143を往行移
動させると、この第一ロッド143ノラツク145に噛
合い連動しているビニオン148を介して縦軸147が
回転し、この縦軸147に装着しである他のビニオン1
49に噛合い連動しているラック146を介して第二ロ
ッド144.144及び第三ロッド153が互いに近接
移動する。
この第三ロッド153の移動に伴なう押圧部材156の
押圧作用によって、ケース141b内に引退する係止突
起151を切欠部41bを通して保持管41内部に揺動
突出させて運搬車1の係止溝13に嵌係止させる。
そして、前記チャッキング装置1.i−0によって所定
位置に引込み停止させた運搬車上の対受入れ保持管41
位置および姿勢を一定に固定保持する。
また、前記運搬車1の固定を解除する場合には、他方の
シリンダー142の伸張押圧によって第一ロッド143
を復行移動させると、この第一ロッド143のラック1
45に噛合い連動しているビニオン148を介して縦軸
147が回転し、このR軸147に装着しである他のビ
ニオン149に噛合い連動しているラック146を介し
て第二ロッド144,144及び第三ロッド153が互
いに遠ざかる方向に移動する。
前記第三ロッド153の移動に伴なう押圧部材156の
押圧作用によって、前記係止突起151が保持管41内
に突出する状態からケース141b内に引退する状態に
揺動し、前記運搬車1に対する固定を解除する。
それ故に、上述の構成によれば、前記チャッキング装置
120によって保持管0内の所定位置に引込み停止させ
た運搬車1の対保持管位置および姿勢を一定に固定保持
することができるので、前記回転式運搬車移行装置40
による移行作業途中に於いて不測に運搬車1が動くこと
がなく、この運搬車1に対する荷積み作業、荷卸し作業
を安全、確実に行なうことができる効果を奏する。
前記荷積み側の回転式運搬車移行装置40Bに装備され
た蓋開閉装置160は、第21図乃至第23図の如く構
成されている。
即ち、受入れ保持管41の一横外側脇に設置した架台1
61に、シリンダー162の収縮に連動して保持管41
側に揺動突出する可動枠163を、該可動枠163の長
手方向に適当間隔を隔てて設けた二組のリンク164,
164を介して揺動自在に取付け、この可動枠163の
遊端側端部に固着した筒状部材165の両端部に、前記
可動枠163が保持管41側に揺動突出したとき前記運
搬車1の開閉蓋7上面に設けたプレート14を吸着する
電磁石166を有する取付は枠167を、前記筒状部材
165の軸芯周りで回転自在にボールベヤリング等を介
して装着するとともに、前記両取付は枠167間に亘っ
て架設したジヨイント169と前記可動枠163の長手
方向中央部に位置する前記揺動リンク164との間に、
前記可動枠163の引退揺動に連動して上下方向姿勢に
ある電磁石166及び取付は枠167を水平姿勢に姿勢
変更させる言換えれば、閉塞姿勢にある開閉蓋7を開放
姿勢に姿勢変更させる姿勢変更用ロンド170を設けて
構成している。
また、前記取付は枠167には、前記電磁石166に設
けたビン171を上下方向に移動自在でかつ可動枠16
3の出退揺動方向に一定範囲内で揺動自在に支承する球
面軸受、172と、前記電磁石166を下方に弾性付勢
する。
圧縮コイルバネ173・・ならびに、前記球面軸受17
2を両側から弾性挾持する圧縮コイルバネ174・・と
を設けている。
尚、図中゛175はボールベヤリングである。
荷役ゾーンBに具備される荷役装置60のうち、荷積み
作業に適用される装置(ローダ)60Bは、第24図お
よび第25図で示すように構成されている。
前記回転式運搬車移行装置40Bの上部箇所に架構させ
たフレーム枠組61で前記受入れ保持管41の荷落込み
用開口部41aの真上相当箇所に、エアーシリンダ62
およびこれに連結されたワイヤー63を介して荷落込み
案内用のシュート64ヲカイドローラ70.70群によ
る振止め状態で昇降自在に設け、このシュート64は、
下降時において、その下端部分が前記開口部41aを経
て運搬車1の開口部5a内にまで突入して、運搬車から
落し込み荷物が飛び出さないように構成されている。
このシュート64の真上箇所のフレーム枠組61には、
荷物貯溜用ホッパー65が固定支持されてあり、このホ
ッパー65の底部にはシリンダ66を介して揺動開閉自
在な観音開き型式のドアー67が枢設されているととも
に、このホッパー65の側部で適当高さ位置には、シリ
ンダ6Bを介してホッパー65内を往復水平移動するこ
とにより、ホッパー内貯溜荷物が例えば、粉粒物のよう
な場合にその上面を均らし、もって、運搬車積込み時の
片寄りを少なくする機能をもつ均らし具69が設けられ
てあり、かつ、このホッパー65に、その上部から被運
搬物を投入するベルトコンベヤなどの被運搬物持上げ移
送コンベヤ71が備え付けられである。
以上説明したような荷役装置60Bを用いる場合は、特
に、粉粒物の荷積み作用において問題となる片積みや周
囲飛散が少なくなり、かつ定容量荷積みを確実に行ない
易い等の勝れた利点がある。
尚、前記ホッパー65として、秤量式ホッパーを用い、
所定型H被運搬物がこのホッパー65内に貯溜されたな
らば、コンベヤ71の作動を停止するような構成を付加
すると、運搬車への積載重量をほぼ均等なものにできる
また、荷役ゾーンBにおける各装置は簡易な建屋72内
に設備されており、この建屋72内には、運搬車を適宜
に取り出して補修、点検等の各種メンテナンスを随意に
行なえるような半割り取出し導管73、トロリーコンベ
ヤ74が備え付けられである。
尚、図中76は地上据付式サイクロン型集塵機である。
荷役ゾーンBのうち、荷卸し側に具備される前記回転式
運搬車移行装置40B′は、第26図乃至第29図の如
く構成されている。
即ち、往行側気送管路2の運行制御用管路23側端部と
復行側気送管路2の発進制御用管路103側端部とを載
架支持する架台42′に設けた軸受台43′と、前記両
管路23.103の端部に適当間隔を隔てて対向位置す
る架台42′に設けた軸受台43′との間に亘って回転
軸44′を架設し、この回転軸44′の両端部近くに固
着した楕円形の回転板45’、45’のその長手方向両
端部に形成した二つの孔45a′に、互いに等間隔を隔
てて並列して、管路23,103の端部に接続する運搬
車受入用管路と運搬車送出用管路とを構成する二本の受
入れ保持管41を夫々、前記孔45a′、周縁部の複数
箇所に取付けた支持ローラ46′を介して該保持管41
軸芯周りで自転自在に架設するとともに、前記保持管4
1の、これらの内部に受入れ保持した二両連結の運搬車
1の開口部5aに対応する上側壁部に切欠開口部41a
′を形成し、かつ、前記回転軸44′周りの、回転板4
5’、45’と軸受台43′。
43′との間に、軸受台43’、43’側に固定したギ
ヤー47’、47’を設け、前記保持管41の軸芯方向
両端部に夫々、前記固定ギヤー47 / 、 47/に
噛合い連動する同形状のギヤー48を固着するとともに
、前記回転軸44′の一端部に、カップリング50′サ
イクロ減速機51′、電磁ブレーキ52′を介して油圧
モーター53′を連結し、以って、前記回転軸44(回
転板45’、45’の回転に伴なう前記保持管41の回
転軸44′軸芯周りでの公転時に、前記保持管41をそ
れらの各軸芯周りに自転させて、保持管41が、管路2
3,103端部に接続しているときには前記切欠開口部
413′を上向は姿勢にし、何れかの保持管41a′が
下側公転経路中間位置に達したときには、切欠開口部4
1a′を真下に向けるべく構成している。
以上の構成からも明らかなように、受入れ保持管41を
それらの各軸芯周りで自転させ乍ら回転軸44′軸芯周
りに公転させることによって両保持管41の位置を互い
に入れ替えて、運搬車1の受入位置から送出し位置への
移行を行なうことができ、運搬車1を所定の気送管路か
ら搬出する工程と荷卸し後、再び搬入する工程との二工
程からなる荷卸し作業を連続的に、かつ、確実に行なう
ことができる。
しかも、運搬車1の受入位置から送出し位置への移行途
中において、運搬車1を保持管41と一緒に反転して切
欠開口部41a′を通しての荷物の落下排出を一挙に行
なうことができ、全体として、能率的合理的な荷卸し作
業を行なうことができる。
前記荷卸し側の回転式運搬車移行装置40B′に装備さ
れる蓋ガイド装置180は、第30図の如く構成されて
いる。
即ち、受入れ保持管41外周壁の一横側部に、該保持管
41の軸芯に沿う水平軸芯周りで回転自在な水平軸18
1を支承し、この水平軸181に、保持管41の切欠開
口部41a′を通して内部に突入することにより、運搬
車1の開閉蓋7を外方から押圧する差押圧部材182と
保持管41の外周壁に接当可能な接当部材183とをそ
の両端部に取付けである差押圧用リンク184と、この
差押圧用リンク184に対して外方に傾斜する転輪18
5付き案内リンク186とを固着するとともに、前記水
平軸181に固着したブラケット187と保持管41外
周壁に固着したブラケット41cとの間に、前記差押圧
用リンク184の差押圧部材182と案内リンク186
とを保持管41から離間させる方向に弾性付勢する引張
コイルバネ188を介装し、かつ前記案内リンク186
の転輪185に対向する箇所には、保持管41が管路2
3端部に接続しているときに、前記差押圧部材182を
運搬車1の開閉蓋7から保持管41外に引退する姿勢に
保持する第一カム面189と、前記保持管41が回転軸
44′軸芯周りで反時計方向に90度公転するまでのあ
いだ、言換えれば、保持管41がその軸芯周りで反時計
方向に180度自転するまでのあいだ、前記差押圧部材
182を運搬車1の開閉蓋7を外方から押圧する姿勢に
保持する第二カム面190ならびに、前記保持管41が
回転軸44′軸芯周りで反時計方向に90度公転したと
き、前記差押圧部材182を運搬車1の開閉蓋7から保
持管41外に引退させて、開閉蓋7の自然開放揺動を許
す第三カム而191とを有するガイドレール192を設
けて構成している。
また、前記保持管41が下側公転経路中間位置から更に
公転するときには、差押圧用リンク184の接当部材1
83が保持管41外周壁に接当して、この差押圧用リン
ク184と案内リンク186の姿勢を規制するべく構成
している。
上記の構成からも明らかなように、前記保持管41が回
転軸44′軸芯周りで反時計方向(下方)に90度公転
するまでのあいだ、言換えれば、保持管41がその軸芯
周りで反時計方向に180度自転するまでのあいだ、運
搬車1の開閉蓋7の開放揺動を規制することによって、
前記保持管41の公転途中に於いて、運搬車1に収納し
た荷物の重量によって開動方向の力を受けている開閉蓋
7が不測に開放揺動することを阻止して、この開閉蓋1
を公転経路内の最も適切な箇所において開動させること
ができ、また、その開動速度も蓋の重力が速度以下の緩
速にして蓋の損傷を防ぐことができる。
それ故に、この荷卸し作業を小さな受入れホッパーを用
いながら安全、確実に行なうことができる。
尚、回転軸44′軸芯周りでの公転時における保持管4
1の自転方向を上記説明とは逆にすることも考えられる
但し、この場合は、前記のような蓋ガイド装置180が
不要となる反面90度公転後の公転時に蓋閉じ装置が必
要となる。
従って、上記の説明のような自転方向型式にすると、蓋
閉じ装置180が不要となるばかりでなく、前記蓋ガイ
ド装置1flOを設けることにより、荷卸し作業に適し
た蓋の開閉作動を行なわせることができる効果がある。
荷役ゾーンBに具備される荷役装置60のうち、荷卸し
作業に適用される装置(アンローダ)60B’は、第2
6図で示すように構成されている。
前記回転式運搬車移行装置40B’の下部に荷卸し用ホ
ッパー75が設けられであるとともにこのホッパー75
の側部中間箇所には、地上据付式サイクロン型集塵機7
6′への導管TIが連通接続されてあり、かつ、ホッパ
−75下部には、荷卸しされた被運搬物を適宜箇所に輸
送するコンベヤ78が設けられてあり、このような荷役
装置60B′は、特に、被運搬物が粉粒物である場合に
問題となる粉塵公害処理に有用である。
尚、図中79は、簡易建屋である。
荷役ゾーンBに具備されていて、荷積み、または荷卸し
といった荷役作用後に受入れ保持管41内に位置する運
搬車を一台単位ごとに発進ゾーンCに送り出し可能な運
搬車強制送出し装置80は、第31図および第32図で
示すように構成されている。
即ち、固定枠組81の所要高さ位置に、発進ゾーン(j
こおける発進制御用管路103の軸芯延長線上に沿って
送出し用プッシャー82を往復水平移動させ得るように
左右一対のコの字形プッシャーガイドレール83,83
をその開口部を相対向させて架設し、前記プッシャー8
2には、前記ガイドレール83,83の相対向する内面
に接当するガイドローラー84.84群およびガイドレ
ール83.83の各上下両面に接当するガイ、トローラ
−85,85群が付設されているとともに、プッシャー
82先端出口近くの固定枠組81には、プッシャー移動
用ガイドローラー86.86が上下左右に対設されてい
て、プッシャー82の往復移動に上下左右のがたつきが
生じないように構成している。
このプッシャー82の送出し作用方向の上手側の下面に
は、運搬車強制送出し所要ストロークSの約半分の長さ
くS/2=l )の下向きラック37が固定されている
とともに、プッシャーガイドレール83,83の下側で
、プッシャー82が送出し作用のホームポジシンにある
ときに、前記ラック87の最上子側部分と一部ラップす
る位置から送出し方向側の位置に亘って、前記ラック8
7とほぼ同じ長さlの上向きラック88を固定枠組81
に固定支持させて設け、この下側固定ランク88よりも
送出し作用方向上手側の固定枠組81部分には、前記ラ
ンク87.88の長さとほぼ等しいストロークSoをも
つエアーシリンダー89を取付け、このエアーシリンダ
ー89の可動ピストン90先端には、前記の上下相対向
するランク87.88にともに咬合するピニオン91を
枢支して構成しである。
このような運搬車強制送出し装置80による荷役ゾーン
Bから発進ゾーンCへの荷役作業後の運搬車強制送出し
作用は次の通りである。
荷役ゾーンBに具備させた回転式運搬車移行装置すの一
つの受入れ保持管41が発進ゾーンCにおける発進制御
用管路103と同窓に位置したことの信号および既述し
た可動式シール装置110がシール作用状態になったこ
との信号ならびに、発進ゾーンCの各種装置が運搬車受
入れ待機状態にあることの信号が全て指令伝達されたこ
とに基づいて、収縮状態にあったエアーシリンダー89
が伸張作動する。
このエアーシリンダー89の伸張作動い伴い、ピニオン
91が下側固定ラック88に沿って回転しながら移動す
るのであるが、このとき、ピニオン91の回転が上側ラ
ック87に伝わるため、このラック87付プツシヤー8
2は、ガイドレール83.83に沿って、ピニオン91
の移動距離の二倍の距離に亘って移動する。
故に、エアーシリンダー89が最大ストロークSoまで
伸張したとき、プッシャー82はその二倍のストローク
Sをもって移動し、受入れ保持管41内を発進ゾーンC
に向かって突入移動する。
このようなプッシャー82の水平移動により、前記受入
れ保持管41内に保持されていた荷役作業後の運搬車は
、その移動方向後端の対台車衝突緩和具18を介して後
押しされて、この受入れ保持管41内を移動したのち、
発進ゾーンCの発進制御用管路103内に送り出される
に至り、このような送り出し作用後、プッシャー82は
エアーシリンダー89の収縮作動に伴い前述と同様にこ
のシリンダストロークの二倍の移動量をもって復帰移動
して、ホームポジションに停止位置するものである。
以上の如き、倍速式強制送出し装置Uを用いることによ
り、この装置80、延いては荷役ゾーンB全体の所要ス
ペースを節減できる空間的効果を有する。
以上の説明中に記載された前記荷物運搬車1は第33図
乃至第36図に示すように、上側部に開口部5aを形成
しである半割筒状の荷物収納枠5と気送管路2の内径よ
りも小なる外径の気流受圧板6,6とからなる運搬車本
体1A−の、前記荷物収納枠5の開口部5a縁部に、該
開口部5aを開閉する蓋7を、運搬車本体1A巾方向−
側部の枢支軸8を支点として揺動自在に枢着し、この開
閉蓋7の遊端部に対向する荷物収納枠5の開口部5a縁
部に、開閉蓋7を閉塞姿勢に吸着保持する磁性体9を取
付けるとともに、前記気流受圧板6゜6の中心部から前
記荷物収納枠5軸芯と同芯状で機体前後方向に延出した
シャフト10.10に、その周方向の各側面に夫々走行
車輪11・・を装着しである縦断面形状が正六角型の車
輪支持フレーム1B、IBを、スラストワッシャ等を介
して回転自在に取付け、かつ、前記荷物収納枠5の、機
体前後方向両端部の底部に、前述の運搬車位置規制用ロ
ック装置14」の係止突起151,151と係合する係
止溝13,13を形成するとともに、前記開閉蓋7の上
面には、前述の蓋開閉装置160の電磁石166に吸着
される磁気性のプレート14と、前記蓋開閉装置160
によって開閉蓋7を閉塞姿勢から開放姿勢に揺動させた
ことを検出するための発磁体15,15とを設けている
また、前記荷物収納枠5内面の底部に、部分円弧状に彎
曲形成した重錘16を取付けるとともに、前記車輪支持
フレームIB、IBのうち、非連結側の車輪支持フレー
ム1Bに、前述の運搬車定位置移行用チャッキング装置
1λ0の係止爪129に係止される環状係止突起12を
有する筒状体17を設け、この筒状体17内に、該筒状
体17よりも機体前方又は後方に突出する対運搬車衝突
緩和具18を取付けている。
尚、図中19は運搬車1の走行位置を検出するための発
磁体である。
また、図面上では、二両連結の運搬車で例示するが、輸
送量に応じて自由に連結数を加減でき、また修理等のメ
ンテナンスも自由に行なえるように着脱自在な連結具が
用いられている。
また、前記気送管路2は、荷物搬送を行なう二点間にお
ける種々の立地的条件等に鑑みて、地面下埋設手段や高
架構造体下の空間を利用した架構手段、或いは、一つの
大きな工場敷地のように途中に建物等の障害物がない場
合に採用される適当長さスパンでの対地支持手段などを
選択して敷設構成され、更に、荷物運搬車の推進移動時
におけるローディングなど安全運行を行なわせるにあた
って派生する種々の問題点を総合的に検討して、特にカ
ーブする箇所での曲率を慎重に設計して構成する必要が
あるが、以下、敷設手段の一つである対地支持を第37
図第38図に基づいて具体説明すると次の通りである。
前記気送管路2は、一つが適当長さ寸法の複数本の管体
2aを軸芯方向に順次連結して構成されているとともに
、これら管体2aの両端部を適当スパン毎に設けた架台
200を介して対地支持して、所定の経路を構成すべく
架設しである。
前記管体2aの各連通連結部のうち、複数本の管体2a
長さに相当する間隔を隔てた箇所に位置する連通連結部
の構造は、隣接する管体2a 、2aの相対向端部夫々
にフランジ継手201.201を介して管体2aと同径
の接合管202,202を取付けるとともに、この接合
管202,202の相対向する端部203,203を管
周方向のジグザグ状に形成して軸芯方向でかみ合せ連結
し、かつ、連結部の外側に、軸芯方向に伸縮自在な蛇腹
状気密用周壁204をほぼフランジ継手201゜201
間に亘って設け、以って、隣接管体2 a s2aの軸
芯方向移動を許し、かつ、管体2a内を対外的に気密保
持する状態で連通連結すべく構成しである。
前記管体2a端部の架台200への取付は構造は、架台
200に管体端部を受止め支持する半円弧状の受止め支
持部205を取付けるとともに、この受止め支持部20
5に着脱自在で、装置状態において管体端部を半径方向
外方から拘束保持する半円弧状の押え部206を設け、
かつ、これら両部205,206の管体端部への接当内
周面には、管体端部の軸芯方向移動を円滑に許す。
例えば、テフロンなどの低摩擦層207,208を形成
し、以って、管体端部の軸芯方向移動を許す状態で取付
は得るべく構成しである。
このような管支持構造を用いる場合は、例えば、温度変
化による管体の軸芯方向の伸縮移動が円滑に許容される
ため、管体2aの歪や破損が抑制され、その結果、気送
管路をその全長に亘って初期の状態に保ち得て、該シス
テムを正常な進行条件に維持できるとともに、伸縮移動
があっても、隣接管体接合部は、気密用周壁204によ
り囲続されているため、強制気流が不測に漏れ出すこと
がなく、この箇所での圧力低下等に基因する連行上のト
ラブル発生もない。
また、このような伸縮式の管継手を採用することにより
、運搬車の走行通過をスムーズなものにして騒音の減少
、ホイールの破損防止にも効果がある。
以下の各項目は、本発明の構成を一部改良するまたは新
たな構成を付加することにより、各作用機能上に勝れた
効果を得たものであり、個々、例示図に基づいて詳述す
る。
■ 前記回転式運搬車移行装置40(40B。
40B’、lの固定ギヤー47 、47’の取付は構造
であって、第40図および第41図の如く構成しである
即ち、前記回転板45,4.51と軸受台43゜43′
との間に位置する回転軸44 、44’部分に、ボール
ベアリング210,210’を介して固定ギアー47
、47/を回転軸44 、44’に対して相対回転自在
に外嵌させ、この固定ギヤー47゜47′のリム部分4
7a、47a’に、前記回転軸44.44’の軸芯と同
意状態で筒状のギヤーサポート211 、211’をボ
ルト等を介して固定連設するとともに、前記ギヤーサポ
ート211゜211′外周壁の周方向一箇所に、半径方
向外方に突出する断面矩形の係止突起212,212’
を固着し、かつ、前記軸受台43.43’には、前記係
止突起212,212’が嵌合して固定ギヤー47.4
7’の回転軸44 、44’軸芯周りでの回転を阻止す
る係止孔213,213’を有するブラケツ)214,
214’をボルト等を介して固定したものである。
このような構成をもって固定ギヤー47 、47’の廻
り止めを施すことにより、回転式運搬車移行装置40B
、40旦′の公転移動時における太陽固定ギヤー47.
47’のともつれ回転を確実、強力に阻止し、もって公
転と受入れ保持管41の自転との位相ずれをなくして、
常1こ確実な荷積み荷卸し等の荷役作業を行ない得るの
である。
■ 前記回転式運搬車移行装置40.(40B。
40B’)の運搬車受入れ保持管4L41’の該管41
,41’軸芯方向での位置ずれ移動を、この受入れ保持
管41.41’を回転自在に支承する支持ローラ46
、46’を利用して規制すべく改良したものであって、
第40図および第42図の如く構成しである。
即ち、受入れ保持管41.41’の、前記回転板45.
45’に対向位置する管部分に、受動ギヤー48.48
’取付は用の外筒215,215/を固着するとともに
、この外筒215,215’の外周の受入れ保持管41
.41’中央部寄り箇所に、前記支持ローラ46,46
’の外側端辺に形成したテーパー面46a、46a’に
接当可能なテーパー面216a、216a’を有するロ
ーラ転動用段部216,216/を形成し、もって、前
記ローラ転動用段部216,216’のテーパー面21
6a、216a’と支持ローラ46゜46′のテーパー
面46a、46a’との接当状態での相対回転によって
、公転ならびに自転作用時における前記受入れ保持管4
1,41’の該管41.41’軸芯方向での位置ずれ移
動を規制すべく構成したものである。
上述のような構成を採用した場合には、運搬車1が受入
れ保持管41.41’内に移入した時又は、受入れ保持
管41.41’から所定箇所に送り出された時、或いは
、回転式運搬車移行装置40による運搬車回転移行作業
時に発生する振動等によって前記受入れ保持管41.4
1’にこれを該管41,41’軸芯方向に移動させよう
とする相当に大きな力が作用した場合であっても、ロー
ラ転動用段部216,216’のテーパー面216a、
216a’と支持ローラ46,46’のテーパー面46
a、46a’とが接当することによって、この受入れ保
持管41.41’の位置ずれ移動を確実に規制すること
ができる。
それ故に、前記受入れ保持管4L41’の位置ずれ移動
に基因するトラブル、例えば、回転式運搬車移行装置4
0による運搬車回転移行作業時に保持管41.41’の
端部が他の構成部材に衝突したり、或いは保持管4L4
1’内に引込み移動されて停止された運搬車1の対保持
管位置がずれるなどのトラブルがなく、所期の荷積み、
荷卸し作業を安全、確実に行ない得る。
しかもこの受入れ保持管41 、41’の該管41,4
1’軸芯方向での位置ずれ移動をこの受入れ保持管41
.41’を回転自在に支承する支持ローラ46 、46
’を利用して規制するが故に、受入れ保持管41.41
’の位置ずれ移動規制に纏わる構造が簡単であり、かつ
安価に構成することができる利点を併せ有する。
■ 前記ロック装置140に第43図、第44図で示す
ようなロッドロック機構2λ0を付加しである。
即ち、前記受入れ保持管41外壁の、該保持管41内の
所定箇所に停止した運搬車1の端部に対応する箇所に設
けたケース141b両側外面に、軸受ブツシュ221を
介して第三ロッド153を支承するハウジング222.
222をボルト等を介して連設し、このハウジング22
2゜222のうち、中央ケース141aとは反対側に位
置するハウジング222外周に環状のボス223を固着
するとともに、このボス223のその周方向に90度づ
つ隔てた四箇所に夫々、前記軸受ブッシュ221内部に
開口連通する貫通孔224・・を形成し、かつ、前記第
三ロッド153の、前記係止突起151を運搬車1の係
止溝13に嵌係止させたときに、前記貫通孔224・・
に対応する箇所及び前記係止突起151を受入れ保持管
41内に突出する状態からケース141b内に引退する
状態に切換えたときに前記貫通孔224・・に対応する
箇所に夫々■字形の環状溝225,225’を形成する
とともに、前記貫通孔224・・の上部に形成した雌螺
子部に夫々、前記第三ロッド153の環状溝225,2
25’に択一的に嵌係止可能な鋼球226・・を半径方
向内方に弾性付勢する圧縮コイルバネ227・・の弾性
力を調整する調整ボルト228・・を螺合させ、以って
、前記第三ロッド153を、前記鋼球226・・の択一
的な環状溝225,225’への嵌係止により、前記係
止突起151を運搬車1の係止溝13に嵌係止させたと
きの第一状態とケース141b内に引退させたときの第
二状態とで位置固定すべく構成したものである。
このようなロッドロック機構2λ0を採用した場合には
、受入れ保持管41内の所定位置に引込み移動させて停
止させた運搬車1を次の工程に回転移送する際に、この
回転移送に伴なって運搬車1が保持管41軸芯方向に移
動又は保持管41軸芯周りで回動しようとする力が前記
係止突起151に作用した場合であっても、この作用力
に抗して前記係止突起151をロック姿勢に強力に保持
することができる。
それ故に、回転式運搬車移行装置40による移行作業途
中に於いて不測に運搬車1が保持管41内を軸芯方向に
ずれ動くことがなく、この運搬車1に対する荷積み作業
、荷卸し作業を安全、確実に行なうことができる。
皿 前記ロック装置1i0にロッド頭ンク機構220を
付加するときに、前記第三ロッド153に装着した押圧
部材156を第43図に示す様に改良構成している。
即ち、前記押圧部材156の、前記切欠部155を形成
する一対の押圧片155a、155bのうち、横軸15
0周りで揺動自在に設けた係止突起151をケース14
1b内に引退する非作用状態から受入れ保持管41内に
突出して運搬車1の係止溝13に嵌係止させる作用状態
に切換える押圧片155aを、前記係止突起151を非
作用状態から作用状態に切換えたとき、この係止突起1
51のローラー154の乗り上げ移動を許すように短か
目に構成したものである。
このようQこ押圧部材156を改良した場合には、受入
れ保持管41内の所定位置に引込み移動させて停止させ
た運搬車1を次の工程に回転移送する際に、この回転移
送に伴なって運搬車1が保持管41軸芯方向に移動しよ
うとする力が前記係止突起151に作用した場合であっ
ても、この作用力を第三ロッド153の移動方向に対す
る垂直方向又は略垂直方向で受けるが故に、田ンク状態
に於いて前記ローラー154を一対の抑圧片155a
、I ssb間に位置させているものに比して、係止突
起151の不測の揺動を抑制することができる。
それ故に、この押圧部材156の押圧片155aによる
係止突起151のロック姿勢保持作用と前記ロッドロッ
ク機構220による係止突起151のロック姿勢保持作
用との相乗によって、保持管41内の所定位置に引込み
移動させて停止させた運搬車1の対保持管位置及び姿勢
を確実に一定に固定保持することができる利点がある。
尚、以上の実施例では、複管往復型式の搬送システムの
両端箇所に夫々、本発明の処理設備を構成したものにつ
いて説明したが、これ以外に例えば一本の気送管路2の
途中に一つ、または複数の中継ステーションを設けて、
この中継ステーションに前述と同様な処理設備を構成す
るものに実施するも良く、この場合、中継ステーション
には、第45図で示すように、制動ゾーンA1荷役ゾー
ンB1発進ゾーンCを直線状に配置構成してあり、かつ
、荷役ゾーンBからの運搬車送り出し方向は前述の実施
例の場合と反対である。
また、全図を通じて、二重の実線矢印は運搬車の移動方
向を指すものであり、太い実線は気送管路内に発生され
る強制気流の流れを示し、また、細線は環流気体および
吹込み、吸込み気流の流れを示すものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る強制気流式搬送システムにおける荷
物運搬車の連続処理設備の実施の態様を例示し、第1図
は装置全体の平面図、第2図は第1図の側面図、第3図
はシステムの概略側面図、第4図イ2口、ハ、二は制動
ゾーンに於ける運搬車の運行制御状況を示す作用図、第
5図イ2口。 ハ、二は発進ゾーンに於ける運搬車の運行制御状況を示
す作用図、第6図は制動ゾーンに於ける運搬車の速度制
御状況を示すダイヤグラム、第7図は発進ゾーンに於け
る運搬車の速度制御状況を示すダイヤグラム、第8図は
シール装置を示す側面図、第9図は第8図に於けるIX
−N線断面図、第10図は荷役ゾーン(荷積み側)の全
体側面図、第11図は第10図に於けるM−XIN線断
面図第12図は荷役ゾーン(荷積側)の各装置の位置関
係を示す正面図、第13図は荷積み側の回転式運搬車移
行装置を示す一部切欠正面図、第14図はチャッキング
装置を示す縦断側面図、第15図は第14図に於ける■
−■線断面図、第16図はロック装置を示す全体側面図
、第17図は第16図に於ける要部の拡大縦断側面図、
第18図は第17図に於けるxnx−xnX線断面図、
第19図は第17図に於けるXIX−XIX線断面図、
第20図は第11図於けるxx−xX線断面図、第21
図は蓋開閉装置を示す全体側面図、第22図は第21図
の平面図、第23図は第22図に於けるxxz−xxi
線拡線断大断面図24図は荷役ゾーン(荷積み側)を示
す一部切欠側面図、第25図は第24図に於けるxxv
−xxv線断面図、第26図は荷役ゾーン(荷卸し側)
の全体側面図、第27図は第26図に於けるXX■−X
X■線断面図、第28図は荷役ゾーン(荷卸し側)の各
装置の位置関係を示す正面図、第29図は荷卸し側の回
転式運搬車移行装置の要部の一部切欠正面図、第30は
蓋ガイド装置を示す全体正面図、第31図は運搬車強制
送出し装置を示す縦断側面図、第32図は第31図に於
ケルXXXII−XXXII線拡大断面図、第33図は
運搬車を示す縦断側面図、第34図は第33図に於ける
XXX■−XXX■線拡犬断面図第35図は第33図に
於けるxxxv−画線拡大断面図、第36図は第33図
に於けるXXXVI−XXXVI線拡大断量拡大断面図
図は気送管路の要部の側面図、第38図は管体の連通接
合部構造を示す一部切欠全体側面図、第39図は第38
図に於けるXXXIX −XXX■線断面図、第40図
は回転式運搬車弊行装置の改良構成を示す要部の拡大縦
断側面図、第41図は第40図のXLI−XLI線断面
図、第42図は第40図の要部の拡大断面図、第43図
はロッドロック機構の拡大縦断側面図第44図は第43
図のXLIV−XLIV線断面図、第45図は他のシス
テム例を示す概略図である。 1・・・・・・′荷物運搬車、2・・・・・・気送管路
、20・・・・・・制動切離し装置、40・・・・・・
回転式運搬車移行装置60・・・・・・荷役装置、80
・・・・・・強制送出し装置、1旦0・・・・・・運搬
車強制送込み装置、A・・・・・・制動ゾーン、B・・
・・・・荷役ゾーン、C・・・・・・発進ゾーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 荷物運搬車1に推進力を与える強制気流を流動させ
    る気送管路2の終端部または途中に構成させて、前記荷
    物運搬車1に対する複数種類の処理作用を連続工程とし
    て行なう強制気流式搬送システムにおける荷物運搬車の
    処理設備であって、前記気送管路2の強制気流作用領域
    から脱出して慣性により移動する荷物運搬車1をエアー
    クッション効果による制、動とこのエアークッション効
    果により制動された運搬車を定位置に移動させる手段お
    よび定位置に移動した運搬車を単位ごとに切り離した状
    態で送り出し可能な手段とを有する制動切離し装置20
    を備えた制動ゾーンAと、この制動ゾーンAから単位ご
    とに送り出されてくる荷物運搬車1を緩衝しながら停止
    させるとともに、運搬車移行装置40の運搬車収容手段
    の所定位置へ移動させるチャッキング装置120、所定
    位置へ移行された運搬車を固定する手段を内蔵した複数
    個の運搬車収容手段、該収容手段に固定したまま運搬車
    1を、成る軸芯周りの回転経路に沿って移行させながら
    荷積みまたは荷卸しすることができ、複数の運搬車収容
    手段の一つが運搬車を受入れる姿勢にあるとき、他の一
    つが運搬車を送り出す姿勢にある如くになっている回転
    式運搬車移行装置先」、運搬車へ荷を積込むまたは積卸
    しを行なう荷役装置」」、送り出す姿勢にある運搬車を
    強制送り出しする装置80とを備えた荷役ゾーンBとこ
    の荷役ゾーンBから送り出されてくる荷物運搬車1を前
    記気送管路2の強制気流作用領域内に順次、送り込む運
    搬車強制送込み装置100を備えた発進ゾーンCとを連
    設しであることを特徴とする強制気流式搬送システムに
    おける荷物運搬車の連続処理設備。
JP4686376A 1976-04-23 1976-04-23 強制気流式搬送システムにおける荷物運搬車の連続処理設備 Expired JPS5915855B2 (ja)

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